JPS5983977A - 高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法 - Google Patents
高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法Info
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- JPS5983977A JPS5983977A JP57190197A JP19019782A JPS5983977A JP S5983977 A JPS5983977 A JP S5983977A JP 57190197 A JP57190197 A JP 57190197A JP 19019782 A JP19019782 A JP 19019782A JP S5983977 A JPS5983977 A JP S5983977A
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- Japan
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- ferrite
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- zinc ferrite
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- manganese zinc
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、マンガン・亜鉛(Mn−Zn )フェライト
に関するもので、特にその高密度化に関するものである
。
に関するもので、特にその高密度化に関するものである
。
Mn −Z nフェライト自体は周知であシ、オーディ
オ用磁気ヘッド、 VTR用磁気ヘッド及びコンピュー
タ用磁気ヘッド等に広く用いられている。近年。
オ用磁気ヘッド、 VTR用磁気ヘッド及びコンピュー
タ用磁気ヘッド等に広く用いられている。近年。
高品質化及び高記録密度化の進展に伴って、ヘッド損傷
及びテープ損傷等の原因となる気孔の少ない加工性の良
い小粒径の粒組織を有する緻密なMn−Znフェライト
が要求されている。
及びテープ損傷等の原因となる気孔の少ない加工性の良
い小粒径の粒組織を有する緻密なMn−Znフェライト
が要求されている。
従来、高密度フェライトを得るために、真空焼成法、ホ
ットプレス法及び熱間静水圧プレス法(以下HIP法と
略称する)等の焼成法や成形法が用いられている。なか
でも、 HIP法が気孔消滅効果が大きく、かつ生産性
が良いことから他の方法よシも優れている。このような
HIP法によシ高密度フェライトを製造する方法は、特
公昭54−27558、特開昭53−51498等によ
シ知られている。
ットプレス法及び熱間静水圧プレス法(以下HIP法と
略称する)等の焼成法や成形法が用いられている。なか
でも、 HIP法が気孔消滅効果が大きく、かつ生産性
が良いことから他の方法よシも優れている。このような
HIP法によシ高密度フェライトを製造する方法は、特
公昭54−27558、特開昭53−51498等によ
シ知られている。
しかしながら上記従来のHIP法によって製造される高
密度フェライトは結晶粒径が約20μm以上に成長する
ため、研削及び研磨等の機械加工工程において生じる歪
によシ結晶粒の脱落を生じ易い。
密度フェライトは結晶粒径が約20μm以上に成長する
ため、研削及び研磨等の機械加工工程において生じる歪
によシ結晶粒の脱落を生じ易い。
したがってこれら脱粒を防ぐため)(IP後に適当な熱
処理工程を必要とする。
処理工程を必要とする。
また小粒径のMn−Znフェライトを得る方法としては
r CaO+ 5i02等の結晶成長抑制効果を有する
物質を添加し製造する方法が知られているが、これら添
加物は結晶粒界に析出する傾向を持っておシ、磁気ヘッ
ドのギヤツブ部形成時において、ガラス成分が拡散侵と
うしすぎ実効ギャップ幅の制御困難や、接着強度劣化等
の問題が生じてくる。
r CaO+ 5i02等の結晶成長抑制効果を有する
物質を添加し製造する方法が知られているが、これら添
加物は結晶粒界に析出する傾向を持っておシ、磁気ヘッ
ドのギヤツブ部形成時において、ガラス成分が拡散侵と
うしすぎ実効ギャップ幅の制御困難や、接着強度劣化等
の問題が生じてくる。
本発明は上記問題に鑑み、10μm以下の小粒径を有し
かつ粒界強度を増大せしめ加工性の優れた緻密なMn−
Znフェライトを提供することを目的とする。
かつ粒界強度を増大せしめ加工性の優れた緻密なMn−
Znフェライトを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、 Mn−Znフェライトに焼結促進
効果を有する酸化物In2O30,20wt%以下。
効果を有する酸化物In2O30,20wt%以下。
5n020.15 wt%以下及びV2O50,15w
t%以下の少なくとも一種を添加することを特徴とする
ものである。本発明によれば低温焼成可能となり閉空孔
状態で小粒径のMn −Z nフェライトが得られ。
t%以下の少なくとも一種を添加することを特徴とする
ものである。本発明によれば低温焼成可能となり閉空孔
状態で小粒径のMn −Z nフェライトが得られ。
HIP処理を行なうことにより平均粒径10μm以下の
高密度フェライトを得ることができる。
高密度フェライトを得ることができる。
上記1n203.5n02 、 V2O5の添加量が上
記上限値を越えると、−次焼成での粒径が10μm以上
となり高密度磁気記録用の磁気ヘッドには不適当となる
。
記上限値を越えると、−次焼成での粒径が10μm以上
となり高密度磁気記録用の磁気ヘッドには不適当となる
。
なお、これら添加物の添加量の更に好ましい範囲は”2
05が0.02〜0.08 wt%、I n 203が
0.02〜0.10wt%、SnO2が0.02〜0.
10 wtqbである。
05が0.02〜0.08 wt%、I n 203が
0.02〜0.10wt%、SnO2が0.02〜0.
10 wtqbである。
以下2本発明の実施例について説明する。
実施例−1゜
主成分として酸化鉄52.0 mob % 、炭酸マン
ガン28 mot%、酸化亜鉛20.0 mot%に秤
量されたMn−Znフェライト原料中に、副成分として
In2O3゜5n02 +及びV2O5を添加しぎ一ル
ミルにて24時時間式混合し、濾過乾燥後900℃、2
時間大気中にて仮焼成を行なう。次にボールミルにて2
0時間粉砕し粒径1μmの粉体とし、このフェライト粉
体を50X30X10mmのブロックに成形し。
ガン28 mot%、酸化亜鉛20.0 mot%に秤
量されたMn−Znフェライト原料中に、副成分として
In2O3゜5n02 +及びV2O5を添加しぎ一ル
ミルにて24時時間式混合し、濾過乾燥後900℃、2
時間大気中にて仮焼成を行なう。次にボールミルにて2
0時間粉砕し粒径1μmの粉体とし、このフェライト粉
体を50X30X10mmのブロックに成形し。
1160℃、3時間、01係の酸素を含む窒素雰囲気中
にて1次焼結した。冷却は純窒素雰囲気で行った。この
−次焼結体の平均粒径の値を第−表に示す。
にて1次焼結した。冷却は純窒素雰囲気で行った。この
−次焼結体の平均粒径の値を第−表に示す。
以下余白
これら−次焼結体の相対密度は無添加の試料を除きすべ
て96係以上あり閉空孔状態であることが確認された。
て96係以上あり閉空孔状態であることが確認された。
次いでこれら一次焼結体試料を1140℃、1時間、圧
力800 kg1cm2のArガス中でHIP処理し。
力800 kg1cm2のArガス中でHIP処理し。
各試料について、平均粒径及び相対密度を測定した。こ
の結果を第2表中■に示す。
の結果を第2表中■に示す。
無添加の試料は1次焼結体の相対密度が93.6チと小
さく、閉空孔状態であったため、 I(IP効果がみら
れず緻密化されなかった。また、 In2O!、が0、
10 wt%以下、SnO2が0、l wt%以下r
V2O5が0.1wt%以下の範囲において、平均粒径
10μm以下の緻密なMn−Znフェライトが得られる
ことが判明した。
さく、閉空孔状態であったため、 I(IP効果がみら
れず緻密化されなかった。また、 In2O!、が0、
10 wt%以下、SnO2が0、l wt%以下r
V2O5が0.1wt%以下の範囲において、平均粒径
10μm以下の緻密なMn−Znフェライトが得られる
ことが判明した。
実施例−2゜
実施例−1と同じ1次焼結体試料を1100℃。
2時間、圧力1000 kg7cm2のArガス中でH
IP処理し、各試料について平均粒径及び相対密度を測
定した。この結果を第2表中■に示す。この表から明ら
かなように、■n20302Wtチ以下、5no20.
1.5wtq6以下、■205o15wt%以下の範囲
において。
IP処理し、各試料について平均粒径及び相対密度を測
定した。この結果を第2表中■に示す。この表から明ら
かなように、■n20302Wtチ以下、5no20.
1.5wtq6以下、■205o15wt%以下の範囲
において。
平均粒径10μm以下の小粒径の緻密なMn−Znフェ
ライトが得られることが判明した。
ライトが得られることが判明した。
以下余白
く第2表> [P体の平均粒径と相対密度おいて
、0.2wt%以下好ましくは0.02〜Q、 l w
t%のIn2O,+ 0.15 wt%以下好ましくは
0.02〜0.1wt%の5n02 r及び0.15
wt%以下好ましくは0.02〜0.08 wt%のV
2O5を少くとも一種以上含有させたもので、低温焼成
にて製造された1次焼結体をHIP処理することによシ
平均粒径1101I以下の高密度フェライトを、熱処理
することなく、容易に製造可能である。
、0.2wt%以下好ましくは0.02〜Q、 l w
t%のIn2O,+ 0.15 wt%以下好ましくは
0.02〜0.1wt%の5n02 r及び0.15
wt%以下好ましくは0.02〜0.08 wt%のV
2O5を少くとも一種以上含有させたもので、低温焼成
にて製造された1次焼結体をHIP処理することによシ
平均粒径1101I以下の高密度フェライトを、熱処理
することなく、容易に製造可能である。
Claims (1)
- 1、 マンガン・亜鉛フェライトにおいて、 0.20
wt%以下のIn2O3* 0.15 wt%以下のS
nO2および0、15 wt%以下のv20.の少なく
とも一種を添加したことを特徴とする高密度マンガン・
亜鉛フェライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190197A JPS5983977A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190197A JPS5983977A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5983977A true JPS5983977A (ja) | 1984-05-15 |
JPS6224380B2 JPS6224380B2 (ja) | 1987-05-28 |
Family
ID=16254059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57190197A Granted JPS5983977A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5983977A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61280602A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | Tohoku Metal Ind Ltd | 高密度フエライトの製造方法 |
JPS62278162A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-12-03 | 株式会社トーキン | 高密度酸化物フェライト組成物とその製造方法 |
JPS63211605A (ja) * | 1987-02-26 | 1988-09-02 | Shin Etsu Chem Co Ltd | フエライト単結晶の製造方法 |
JPH01253210A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Ngk Insulators Ltd | 多結晶フェライト材料及びその製造法 |
JPH03141611A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-17 | Tokin Corp | 微粒組織Mn―Znフェライト材料及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP57190197A patent/JPS5983977A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61280602A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | Tohoku Metal Ind Ltd | 高密度フエライトの製造方法 |
JPS62278162A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-12-03 | 株式会社トーキン | 高密度酸化物フェライト組成物とその製造方法 |
JPH0345032B2 (ja) * | 1986-05-23 | 1991-07-09 | Tokin Corp | |
JPS63211605A (ja) * | 1987-02-26 | 1988-09-02 | Shin Etsu Chem Co Ltd | フエライト単結晶の製造方法 |
JPH01253210A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Ngk Insulators Ltd | 多結晶フェライト材料及びその製造法 |
JPH03141611A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-17 | Tokin Corp | 微粒組織Mn―Znフェライト材料及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6224380B2 (ja) | 1987-05-28 |
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