JPS61278513A - 自動車用部材 - Google Patents
自動車用部材Info
- Publication number
- JPS61278513A JPS61278513A JP12085385A JP12085385A JPS61278513A JP S61278513 A JPS61278513 A JP S61278513A JP 12085385 A JP12085385 A JP 12085385A JP 12085385 A JP12085385 A JP 12085385A JP S61278513 A JPS61278513 A JP S61278513A
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- JP
- Japan
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- copolymer
- weight
- vinyl chloride
- vinyl
- substituted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車用部材に関し、特に耐熱性。
機械的強度1寸法安定性及び材料の成形加工性に優れた
自動車用部材に関する。
自動車用部材に関する。
従来このような自動車用部材としてはABS系樹脂より
なるものが耐熱性、機械的強度、成形加工性、寸法安定
性等に優れているために多用されている。従来のポリ塩
化ビニル系樹脂は耐熱性が劣るため、軟質の自動車用部
材、例えば、マット、合成レザー等の材料として使用さ
れているにすぎない。
なるものが耐熱性、機械的強度、成形加工性、寸法安定
性等に優れているために多用されている。従来のポリ塩
化ビニル系樹脂は耐熱性が劣るため、軟質の自動車用部
材、例えば、マット、合成レザー等の材料として使用さ
れているにすぎない。
すなわち、自動車用部材、特に各種内装部材は夏季の日
射しの強い日には70〜80℃程度のかなりの高温にお
かれ、また冬季でもヒーターの熱風吹出口周囲の部材な
どはかなりの高温に加熱されるため耐熱性が要求される
が、従来のポリ塩化ビニル系樹脂は耐熱性が低いためこ
のような自動車用部材には有効に使用することができな
いという問題点を有する。耐熱性を改良したものとして
塩素化ポリ塩化ビニル樹脂が知られているが、通常のポ
リ塩化ビニル樹脂に比較して成形加工性が劣る欠点を有
する。
射しの強い日には70〜80℃程度のかなりの高温にお
かれ、また冬季でもヒーターの熱風吹出口周囲の部材な
どはかなりの高温に加熱されるため耐熱性が要求される
が、従来のポリ塩化ビニル系樹脂は耐熱性が低いためこ
のような自動車用部材には有効に使用することができな
いという問題点を有する。耐熱性を改良したものとして
塩素化ポリ塩化ビニル樹脂が知られているが、通常のポ
リ塩化ビニル樹脂に比較して成形加工性が劣る欠点を有
する。
本発明は、ポリ塩化ビニル系樹脂よりなり、しかもAB
S系樹脂製のものに匹敵し得る性能を有する自動車用部
材として、塩化ビニルに由来する構成単位50〜99重
量%、及び一般式(I):X。
S系樹脂製のものに匹敵し得る性能を有する自動車用部
材として、塩化ビニルに由来する構成単位50〜99重
量%、及び一般式(I):X。
〔式中、Rは炭素原子数1〜30の置換もしくは非置換
の脂肪族、脂環式又は芳香族の基であり;R′及びR′
は、同一でも異なってもよく、水素、フッ素、塩素もし
くは臭素の原子、シアン基又は炭素原子数3以下のアル
キル基である〕で表わされるN−置換マレイミドに由来
する構成単位1〜50重量%を含有する共重合体を用い
て成形された自動車用部材を提供するものである。
の脂肪族、脂環式又は芳香族の基であり;R′及びR′
は、同一でも異なってもよく、水素、フッ素、塩素もし
くは臭素の原子、シアン基又は炭素原子数3以下のアル
キル基である〕で表わされるN−置換マレイミドに由来
する構成単位1〜50重量%を含有する共重合体を用い
て成形された自動車用部材を提供するものである。
自動車用部材としては、特に内装部材、例えば、インス
トルメントパネル、コンソールボックス、グローブボッ
クス等が挙げられる。
トルメントパネル、コンソールボックス、グローブボッ
クス等が挙げられる。
本発明に用いる共重合体は、塩化ビニルと、一般式(I
)のN−置換マレイミドとをフリーラジカル生成触媒の
存在下において重合することにより得ることができる。
)のN−置換マレイミドとをフリーラジカル生成触媒の
存在下において重合することにより得ることができる。
一般式(I)の、N−[換マレイミドの具体例としては
、 N−メチルマレイミド、 N−エチルマレイミド、 N−n−プロピルマレイミド、 N−イソプロピルマレイミド、 N−n−ブチルマレイミド、 N−t−ブチルマレイミド N−へキシルマレイミド、 N−シクロヘキシルマレイミド、 N−フェニルマレイミド、 N −(pt m、o)−ヒドロキシフェニルマレイミ
ド。
、 N−メチルマレイミド、 N−エチルマレイミド、 N−n−プロピルマレイミド、 N−イソプロピルマレイミド、 N−n−ブチルマレイミド、 N−t−ブチルマレイミド N−へキシルマレイミド、 N−シクロヘキシルマレイミド、 N−フェニルマレイミド、 N −(pt m、o)−ヒドロキシフェニルマレイミ
ド。
N −(pt m、o)−メトキシフェニルマレイミド
、N −(p、 ta、 o)−クロロフェニルマレイ
ミド。
、N −(p、 ta、 o)−クロロフェニルマレイ
ミド。
N −(p、 m、 0)−カルボキシフェニルマレイ
ミド、 N −(p、 rn、 o)−二トロフェニルマレイミ
ド、N−ラウリルマレイミド、 N−ビシクロ−(2,2,1)−へブチル−2−メチル
マレイミド、 N−9,10−エタノ−9,10−ジヒドロアントラセ
ンマレイミド、 N−トリフェニルメチルベンジルマレイミド等を挙げる
ことができ、特に好ましいものとしては。
ミド、 N −(p、 rn、 o)−二トロフェニルマレイミ
ド、N−ラウリルマレイミド、 N−ビシクロ−(2,2,1)−へブチル−2−メチル
マレイミド、 N−9,10−エタノ−9,10−ジヒドロアントラセ
ンマレイミド、 N−トリフェニルメチルベンジルマレイミド等を挙げる
ことができ、特に好ましいものとしては。
Rがメチル、t−ブチル、シクロヘキシル、ビシクロ−
(2,2,1)−へブチル−2−メチル、9,1o−エ
タノ−9,10−ジヒドロアントラセン残基、トリフェ
ニルメチルベンジル等であるものを挙げることができる
。
(2,2,1)−へブチル−2−メチル、9,1o−エ
タノ−9,10−ジヒドロアントラセン残基、トリフェ
ニルメチルベンジル等であるものを挙げることができる
。
本発明に用いる共重合体は、塩化ビニルに由来する構成
単位が50〜99重量%、好ましくは70〜95重量%
であり、一般式(I)のN−置換マレイミドに由来する
構成単位が1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%
である。共重合体中のN−置換マレイミドに由来する構
成単位の含有量が1重量%未満であると共重合体の耐熱
性の向上が困難であり、また50重量%を超えると得ら
れる共重合体の溶融温度が高過ぎて成形加工性が低下す
る。
単位が50〜99重量%、好ましくは70〜95重量%
であり、一般式(I)のN−置換マレイミドに由来する
構成単位が1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%
である。共重合体中のN−置換マレイミドに由来する構
成単位の含有量が1重量%未満であると共重合体の耐熱
性の向上が困難であり、また50重量%を超えると得ら
れる共重合体の溶融温度が高過ぎて成形加工性が低下す
る。
本発明の共重合体の製造方法には、必要に応じて、他の
重合性単量体及び塩化ビニルとグラフト重合し得る重合
体の少なくとも1種を原料として使用することができる
。
重合性単量体及び塩化ビニルとグラフト重合し得る重合
体の少なくとも1種を原料として使用することができる
。
他の重合性単量体としては、酢酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニ
ルエステル類、エチレン、プロピレン、イソブチレン等
のオレフィン類、イソブチルビニルエーテル、オクチル
ビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、フェニルビ
ニルエーテル等のアルキルビニルエーテル類、塩化ビニ
リデン。
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニ
ルエステル類、エチレン、プロピレン、イソブチレン等
のオレフィン類、イソブチルビニルエーテル、オクチル
ビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、フェニルビ
ニルエーテル等のアルキルビニルエーテル類、塩化ビニ
リデン。
フッ化ビニル、塩化プロピレン、臭化ビニル等のハロゲ
ン化オレフィン類、エチルアクリレート、n−ブチルア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリレー
ト、ステアリルメタクリレート等のアクリル酸およびメ
タクリル酸エステル類、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、アクリロニトリル、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸等のアクリル系誘導体等が例示される。これら
は1種類に限られず、2種以上を同時に使用してもよい
。
ン化オレフィン類、エチルアクリレート、n−ブチルア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリレー
ト、ステアリルメタクリレート等のアクリル酸およびメ
タクリル酸エステル類、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、アクリロニトリル、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸等のアクリル系誘導体等が例示される。これら
は1種類に限られず、2種以上を同時に使用してもよい
。
また、塩化ビニルとグラフト重合し得る重合体としては
、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリブタジェン−スチレン−メチルメタク
リレート(MBS)、ポリブタジェン−アクリロニトリ
ル−(α−メチル)スチレン(ABS)、ポリブチルア
クリレート、ブチルゴム、ポリスチレン、スチレン−ブ
タジェン共重合体、架橋アクリルゴム等が例示される。
、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリブタジェン−スチレン−メチルメタク
リレート(MBS)、ポリブタジェン−アクリロニトリ
ル−(α−メチル)スチレン(ABS)、ポリブチルア
クリレート、ブチルゴム、ポリスチレン、スチレン−ブ
タジェン共重合体、架橋アクリルゴム等が例示される。
上記の他の重合性単量体及び重合体は、それに由来する
構成部分が、得られる共重合体中において、30重量%
未満、好ましくは15重量%以下であるように使用する
ことが好ましい。これらに由来する構成部分が30重量
%を超えると、ポリ塩化ビニル樹脂が本来有している特
長、即ち高い機械的強度、耐久性等が失われる。
構成部分が、得られる共重合体中において、30重量%
未満、好ましくは15重量%以下であるように使用する
ことが好ましい。これらに由来する構成部分が30重量
%を超えると、ポリ塩化ビニル樹脂が本来有している特
長、即ち高い機械的強度、耐久性等が失われる。
共重合体の製造において、得られる共重合体中における
各原料単量体および場合により使用される重合体に由来
する構成部分が上述の割合となるように原料の使用量、
重合条件を制御することは当業者には適宜、容易になし
得ることであり、例えば、各単量体の仕込量、特定の単
量体の反応率をモニターするなどの方法により目的とす
る組成の共重合体を製造することができる。
各原料単量体および場合により使用される重合体に由来
する構成部分が上述の割合となるように原料の使用量、
重合条件を制御することは当業者には適宜、容易になし
得ることであり、例えば、各単量体の仕込量、特定の単
量体の反応率をモニターするなどの方法により目的とす
る組成の共重合体を製造することができる。
共重合体の製造は、塊状重合法、懸濁重合法。
乳化重合法等のいずれの方法によっても行なうことがで
きるが、一般的には、懸濁重合法によるのが工業的、経
済的に有利である。
きるが、一般的には、懸濁重合法によるのが工業的、経
済的に有利である。
重合に使用されるフリーラジカル生成触媒としては、塩
化ビニルの重合に通常使用されるものを使用することが
でき、デカノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジ(イソプロピル
)パーオキシシカ−ボーネート、ジ(2−エチルヘキシ
ル)パーオキシカーボネート、アセチルシクロへキシル
スルホニルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド
類、tart−ブチルパーオキシピバレート、 ter
t−ブチルパーオキシネオデカネート等のパーオキシエ
ステル類の有機過酸化物、およびα、α′−アゾビスイ
ソブチロニトリル、α、α−アゾビスー2,4−ジメチ
ルバレロニトリル、α、α′−アゾビスー4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物、過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の水溶性過酸化物
が例示され、これらは1種単独でも2種以上の組合わせ
でも使用できる。
化ビニルの重合に通常使用されるものを使用することが
でき、デカノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジ(イソプロピル
)パーオキシシカ−ボーネート、ジ(2−エチルヘキシ
ル)パーオキシカーボネート、アセチルシクロへキシル
スルホニルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド
類、tart−ブチルパーオキシピバレート、 ter
t−ブチルパーオキシネオデカネート等のパーオキシエ
ステル類の有機過酸化物、およびα、α′−アゾビスイ
ソブチロニトリル、α、α−アゾビスー2,4−ジメチ
ルバレロニトリル、α、α′−アゾビスー4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物、過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の水溶性過酸化物
が例示され、これらは1種単独でも2種以上の組合わせ
でも使用できる。
重合法としては、前述のように懸濁重合法が好ましいが
、その場合に使用される懸濁安定剤等は、通常塩化ビニ
ル単量体の重合に使用されているものでよく、例えば懸
濁安定剤としては完全けん化もしくは部分けん化のポリ
ビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、無
水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体等の合成高分子化合
物、デンプン、ゼラチン等の天然高分子物質などが例示
され、これらは1種に限られず2種以上併用してもよい
。
、その場合に使用される懸濁安定剤等は、通常塩化ビニ
ル単量体の重合に使用されているものでよく、例えば懸
濁安定剤としては完全けん化もしくは部分けん化のポリ
ビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、無
水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体等の合成高分子化合
物、デンプン、ゼラチン等の天然高分子物質などが例示
され、これらは1種に限られず2種以上併用してもよい
。
本発明の自動車用部材は、前記の共重合体単独で成形す
ることができるが、他のポリ塩化ビニル系樹脂と配合し
てなる組成物として成形に用いることもできる。他のポ
リ塩化ビニル系樹脂との組成物として使用する場合には
、組成物中の、一般式(I)のN−置換マレイミドに由
来する構成単位の含有量が1〜50重量%の範囲にある
ことが必要である。
ることができるが、他のポリ塩化ビニル系樹脂と配合し
てなる組成物として成形に用いることもできる。他のポ
リ塩化ビニル系樹脂との組成物として使用する場合には
、組成物中の、一般式(I)のN−置換マレイミドに由
来する構成単位の含有量が1〜50重量%の範囲にある
ことが必要である。
本発明の共重合体と併用することができるポリ塩化ビニ
ル系樹脂としては、例えば、塩化ビニルの単独重合体の
ほかに、塩化ビニルとエチレン、プロピレン等との共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン等のエチレ
ン系重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させた多元共
重合体、さらにはそれらのブレンドも含まれる。
ル系樹脂としては、例えば、塩化ビニルの単独重合体の
ほかに、塩化ビニルとエチレン、プロピレン等との共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン等のエチレ
ン系重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させた多元共
重合体、さらにはそれらのブレンドも含まれる。
上述した共重合体又は該共重合体とポリ塩化ビニル系樹
脂との組成物を自動車用部材に成形する際には、安定剤
又必要に応じて滑剤、加工助剤、充填剤、及び顔料等を
ミキサー中で混合し、その混合物を押出機等で混練し、
射出成形機等で成形する。
脂との組成物を自動車用部材に成形する際には、安定剤
又必要に応じて滑剤、加工助剤、充填剤、及び顔料等を
ミキサー中で混合し、その混合物を押出機等で混練し、
射出成形機等で成形する。
使用することができる安定剤としては、例えば、カルシ
ウム、カドミウム、バリウム、または亜鉛のラウレート
またはステアレート等の金属塩類および石けん類;三塩
基性硫酸鉛、二塩基性亜燐酸鉛、二塩基性フタル酸鉛、
鉛白、鉛のラウレートおよびステアレート等の鉛安定剤
類;ジ−n−アルキル錫メルカプチド、ジ−n−アルキ
ル錫ジラウレート、ジブチル錫ジマレエート、ジブチル
錫ラウリルメルカプチド、ジーオクチル錫−s、s’−
ビス−(イソオクチル−メルカプトアセテート)、ジブ
チル錫ビス−イソオクチルチオグリコレート、ジー(n
−オクチル)錫マレニートポリマー、ジブチル錫メルカ
プトプロピオナートのような錫安定剤類;アンチモンメ
ルカプトカルボン酸塩またはエステル塩のようなアンチ
モン安定剤類;およびホスフェート類等が挙げられる。
ウム、カドミウム、バリウム、または亜鉛のラウレート
またはステアレート等の金属塩類および石けん類;三塩
基性硫酸鉛、二塩基性亜燐酸鉛、二塩基性フタル酸鉛、
鉛白、鉛のラウレートおよびステアレート等の鉛安定剤
類;ジ−n−アルキル錫メルカプチド、ジ−n−アルキ
ル錫ジラウレート、ジブチル錫ジマレエート、ジブチル
錫ラウリルメルカプチド、ジーオクチル錫−s、s’−
ビス−(イソオクチル−メルカプトアセテート)、ジブ
チル錫ビス−イソオクチルチオグリコレート、ジー(n
−オクチル)錫マレニートポリマー、ジブチル錫メルカ
プトプロピオナートのような錫安定剤類;アンチモンメ
ルカプトカルボン酸塩またはエステル塩のようなアンチ
モン安定剤類;およびホスフェート類等が挙げられる。
滑剤としては、金属石けん、ステアリン酸、モノステア
リン酸グリセリン、ジアミノステアリン酸エチル、パラ
フィンおよび低分子量ワックス等が挙げられる。
リン酸グリセリン、ジアミノステアリン酸エチル、パラ
フィンおよび低分子量ワックス等が挙げられる。
加工助剤としては、アクリロニトリル−スチレン共重合
体(AS)、メチルメタクリレート−スチレン共重合体
(MS) 、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合体(ABS)、メチルメタクリレート−ブタジェ
ン−スチレン共重合体(MBS)、パラロイド、エピク
ロルヒドリン、ポリメタクリレート、ポリブタジェン、
ポリスチレン、ポリエチレン、アクリレート系重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等が生挙げられる。
体(AS)、メチルメタクリレート−スチレン共重合体
(MS) 、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合体(ABS)、メチルメタクリレート−ブタジェ
ン−スチレン共重合体(MBS)、パラロイド、エピク
ロルヒドリン、ポリメタクリレート、ポリブタジェン、
ポリスチレン、ポリエチレン、アクリレート系重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等が生挙げられる。
帯電防止剤としては、カチオン系、アニオン系。
非イオン系もしくは両性の各種界面活性剤が使用される
。
。
そのほか、アクリロニトリル−α−メチルスチレン−ブ
タジェン共重合体、PMMAとアクリル酸エステル共重
合体等の耐熱性改良剤、あるいはさらに他の一般に塩化
ビニル樹脂に配合されている充填剤、難燃剤、発煙抑制
剤、酸化防止剤等が、本発明の目的を損わない範囲で添
加してもよい。
タジェン共重合体、PMMAとアクリル酸エステル共重
合体等の耐熱性改良剤、あるいはさらに他の一般に塩化
ビニル樹脂に配合されている充填剤、難燃剤、発煙抑制
剤、酸化防止剤等が、本発明の目的を損わない範囲で添
加してもよい。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1〜8.比較例1〜5
各実施例、比較例において、塩化ビニル−(N−置換マ
レイミド)共重合体100重量部に、錫安定剤3重量部
、ABS樹脂10重量部を混合し。
レイミド)共重合体100重量部に、錫安定剤3重量部
、ABS樹脂10重量部を混合し。
50mmφ押出機にてペレットコンパウンドを製造した
。各実施例、比較例で使用した共重合体におけるN−置
換マレイミドの種類、含有量を表−1に示す。このペレ
ットコンパウンドを190℃で10分間プレス成型して
、2mm厚板を得た。この板からJIS −K −67
39に準じて引張試験及び加熱針入試験を行った。一方
、前記ペレットコンパウンドを使用して射出成形機にて
、縦横各20mm、長さ200m111の板を成型し、
製品外観を観察して。
。各実施例、比較例で使用した共重合体におけるN−置
換マレイミドの種類、含有量を表−1に示す。このペレ
ットコンパウンドを190℃で10分間プレス成型して
、2mm厚板を得た。この板からJIS −K −67
39に準じて引張試験及び加熱針入試験を行った。一方
、前記ペレットコンパウンドを使用して射出成形機にて
、縦横各20mm、長さ200m111の板を成型し、
製品外観を観察して。
成形加工性を評価した。結果を表−2に示す。
なお、成形加工性の評価は次の基準で行なった。
成形加工性の評価
O:表面が平滑でフローマーク艶むらがなく均一である
。
。
02表面が平滑でフローマーク艶むらがほとんど認めら
れない。
れない。
62表面にフローマーク艶むらが認められる。
×:表面が平滑でなく、大きなフローマーク艶むらがあ
る。
る。
表−1
〔発明の効果〕
本発明の自動車用部材は、機械的強度、寸法安定性及び
材料の成形加工性がポリ塩化ビニル樹脂等と同等に優れ
ている上に、高い耐熱性も兼ね備えており、従来のポリ
塩化ビニル系樹脂では実現困難であった、ABS樹脂製
に匹敵する優れた性能を有するものであり、多種多様な
自動車用部材として製造することができる。
材料の成形加工性がポリ塩化ビニル樹脂等と同等に優れ
ている上に、高い耐熱性も兼ね備えており、従来のポリ
塩化ビニル系樹脂では実現困難であった、ABS樹脂製
に匹敵する優れた性能を有するものであり、多種多様な
自動車用部材として製造することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 塩化ビニルに由来する構成単位50〜99重量%、及び
一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中、Rは炭素原子数1〜30の置換もしくは非置換
の脂肪族、脂環式又は芳香族の基であり;R′及びR″
は、同一でも異なってもよく、水素、フッ素、塩素もし
くは臭素の原子、シアン基又は炭素原子数3以下のアル
キル基である〕 で表わされるN−置換マレイミドに由来する構成単位1
〜50重量%を含有する共重合体を用いて成形された自
動車用部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12085385A JPS61278513A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 自動車用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12085385A JPS61278513A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 自動車用部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61278513A true JPS61278513A (ja) | 1986-12-09 |
Family
ID=14796563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12085385A Pending JPS61278513A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 自動車用部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61278513A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1694117A1 (de) * | 1966-05-12 | 1970-10-22 | Hoechst Ag | Geformte Gebilde erhoehter Waermebestaendigkeit aus Mischpolymerisaten des Vinylchlorids |
DE1595708A1 (de) * | 1965-08-26 | 1972-03-23 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von Mischpolymerisaten des Vinylchlorids |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP12085385A patent/JPS61278513A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1595708A1 (de) * | 1965-08-26 | 1972-03-23 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von Mischpolymerisaten des Vinylchlorids |
DE1694117A1 (de) * | 1966-05-12 | 1970-10-22 | Hoechst Ag | Geformte Gebilde erhoehter Waermebestaendigkeit aus Mischpolymerisaten des Vinylchlorids |
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