JPS61279002A - 弱電機器部材 - Google Patents

弱電機器部材

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JPS61279002A
JPS61279002A JP12085685A JP12085685A JPS61279002A JP S61279002 A JPS61279002 A JP S61279002A JP 12085685 A JP12085685 A JP 12085685A JP 12085685 A JP12085685 A JP 12085685A JP S61279002 A JPS61279002 A JP S61279002A
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JP
Japan
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copolymer
weight
vinyl
electrical equipment
examples
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Application number
JP12085685A
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English (en)
Inventor
透 横田
桑原 宏造
純一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、弱電機器部材に関し、特に耐熱性。
機械的強度1寸法安定性及び材料の成形加工性に優れた
弱電機器部材に関する。
〔従来の技術〕
各種弱電機器の外装材、熱源回りや回路回りの耐熱板等
の部材としては、ポリ塩化ビニル系樹脂よりなるものが
機械的強度、成形加工性、寸法安定性等に優れているた
めに多用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、通常のポリ塩化ビニル系樹脂よりなる弱電機器
は耐熱性が劣るため、熱源体回りでの使用が困難である
という問題点を有する。耐熱性を改良したものとして塩
素化ポリ塩化ビニル樹脂が知られているが、通常のポリ
塩化ビニル樹脂に比較して成形加工性が劣る欠点を有す
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記の従来のポリ塩化ビニル系樹脂よりなる
弱電機器部材の問題点を解決するものとして、塩化ビニ
ルに由来する構成単位50〜99重量%、及び一般式(
I): n ゝ。
〔式中、Rは炭素原子数1〜3oの置換もしくは非置換
の脂肪族、脂環式又は芳香族の基であり;R′及びR′
は、同一でも異なってもよく、水素、フッ素、塩素もし
くは臭素の原子、シアン基又は炭素原子数3以下のアル
キル基である。〕で表わされるN−置換マレイミドに由
来する構成単位1〜50重量%を含有する共重合体を用
いて成形された弱電機器部材を提供するものである。
ここで1弱電機器としては、例えば、OA機器、VTR
,テレビ、電子レンジ等電々のものがあり、弱電機器部
材としては、これらの機器の外装材、電源、トランス等
の熱源体回りや回路回りの耐熱板、防塵板等が例示され
る。
本発明に用いる共重合体は、塩化ビニルと、一般式(1
)のN−置換マレイミドとをフリーラジカル生成触媒の
存在下において重合することにより得ることができる。
一般式(1)のN−置換マレイミドの具体例としては、 N−メチルマレイミド、 N−エチルマレイミド、 N−n−プロピルマレイミド、 N−イソプロピルマレイミド、 N−n−ブチルマレイミド、 N−t−ブチルマレイミド N−へキシルマレイミド、 N−シクロへキシルマレイミド、 N−フェニルマレイミド、 N −(pt Ill、 o)−ヒドロキシフェニルマ
レイミド。
N −(pt鳳、0)−メトキシフェニルマレイミド。
N −(py @t o)−クロロフェニルマレイミド
、N−(P+ III+ O)−カルボキシフェニルマ
レイミド、 N −(p−IlI O)−二トロフェニルマレイミド
、N−ラウリルマレイミド。
N−ビシクロ−(2,2,1)−へブチル−2−メチル
マレイミド。
N−9,10−エタノ−9,10−ジヒドロアントラセ
ンマレイミド、 N−トリフェニルメチルベンジルマレイミド等を挙げる
ことができ、特に好ましいものとしては。
Rがメチル、t−ブチル、シクロヘキシル、ビシクロ−
(2,2,1)−へブチル−2−メチル、9,10−エ
タノ−9,10−ジヒドロアントラセン残基、トリフェ
ニルメチルベンジル等であるものを挙げることができる
本発明に用いる共重合体は、塩化ビニルに由来する構成
単位が50〜99重量%、好ましくは70〜95重量%
であり、一般式(1)のN−置換マレイミドに由来する
構成単位が1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%
である。共重合体中のN−置換マレイミドに由来する構
成単位の含有量が1重量%未満であると共重合体の耐熱
性の向上が困難であり、また50重量%を超えると得ら
れる共重合体の溶融温度が高過ぎて成形加工性が低下す
る。
本発明の共重合体の製造方法には、必要に応じて、他の
重合性単量体及び塩化ビニルとグラフト重合し得る重合
体の少なくとも1種を原料として使用することができる
他の重合性単量体としては、酢酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニ
ルエステル類、エチレン、プロピレン、イソブチレン等
のオレフィン類、インブチルビニルエーテル、オクチル
ビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、フェニルビ
ニルエーテル等のアルキルビニルエーテル類、塩化ビニ
リデン、フッ化ビニル、塩化プロピレン、臭化ビニル等
のハロゲン化オレフィン類、エチルアクリレート、n−
ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、2−
エチルへキシルアクリレート、2−エチルへキシルメタ
クリレート、ステアリルメタクリレート等のアクリル酸
およびメタクリル酸エスチル類、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、アクリロニトリル、無水マレイン酸
、無水イタコン酸等のアクリル系誘導体等が例示される
。これらは1種類に限られず、2種以上を同時に使用し
てもよい。
また、塩化ビニルとグラフト重合し得る重合体としては
、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリブタジェン−スチレン−メチルメタク
リレート(MBS)、ポリブタジェン−アクリロニトリ
ル−(α−メチル)スチレン(ABS)、ポリブチルア
クリレート、ブチルゴム、ポリスチレン、スチレン−ブ
タジェン共重合体、架橋アクリルゴム等が例示される。
上記の他の重合性単量体及び重合体は、それに由来する
構成部分が、得られる共重合体中において、30重量%
未満、好ましくは15重量%以下であるように使用する
ことが好ましい。これらに由来する構成部分が30重量
%を超えると、ポリ塩化ビニル樹脂が本来有している特
長、即ち高い機械的強度、耐久性等が失われる。
共重合体の製造において、得られる共重合体中における
各原料単量体および場合により使用される重合体に由来
する構成部分が上述の割合となるように原料の使用量1
重合条件を制御することは当業者には適宜、容易になし
得ることであり、例えば、各単量体の仕込量、特定の単
量体の反応率をモニターするなどの方法により目的とす
る組成の共重合体を製造することができる。
共重合体の製造は、塊状重合法、懸濁重合法。
乳化重合法等のいずれの方法によっても行なうことがで
きるが、一般的には、懸濁重合法によるのが工業的、経
済的に有利である。
重合に使用されるフリーラジカル生成触媒としては、塩
化ビニルの重合に通常使用されるものを使用す噂ること
ができ、デカノイルパーオキサイド。
ラウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド
、ジ(イソプロピル)パーオキシシカ−ボーネート、ジ
(2−エチルヘキシル)パーオキシカーボネート、アセ
チルシクロへキシルスルホニルパーオキサイド等のジア
シルパーオキサイド類、tert−ブチルパーオキシピ
バレート、tart−ブチルパーオキシネオデカネート
等のパーオキシエステル類の有機過酸化物、およびα、
α′−アゾビスイソブチロニトリル、α、α−アゾビス
ー2,4−ジメチルバレロニトリル、α、α′−アゾビ
スー4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル等
のアゾ化合物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等
の水溶性過酸化物が例示され、これらは1種単独でも2
種以上の組合わせでも使用できる。
重合法としては、前述のように懸濁重合法が好ましいが
、その場合に使用される懸濁安定剤等は、通常塩化ビニ
ル単量体の重合に使用されているものでよく、例えば懸
濁安定剤としては完全けん化もしくは部分けん化のポリ
ビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン。
無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体等の合成高分子化
合物、デンプン、ゼラチン等の天然高分子物質などが例
示され、これらは1種に限ら九ず2種以上併用してもよ
い。
本発明の弱電機器部材は、前記の共重合体単独で成形す
ることができるが、他のポリ塩化ビニル系樹脂と配合し
てなる組成物として成形に用いることもできる。他のポ
リ塩化ビニル系樹脂との組成物として使用する場合には
、組成物中の、一般式(I)のN−[換マレイミドに由
来する構成単位の含有量が1〜50重量%の範囲にある
ことが必要である。
本発明の共重合体と併用することができるポリ塩化ビニ
ル系樹脂としては、例えば、塩化ビニルの単独重合体の
ほかに、塩化ビニルとエチレン、プロピレン等との共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン等のエチレ
ン系重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させた多元共
重合体。
さらにはそれらのブレンドも含まれる。
上述した共重合体又は該共重合体とポリ塩化ビニル系樹
脂との組成物を弱電機器部材に成形する際には、安定剤
又必要に応じて滑剤、加工助剤、充填剤、及び顔料等を
ミキサー中で混合し、その混合物を押出機等で混練し、
射出成形機等で成形する。
使用することができる安定剤としては、例えば、カルシ
ウム、カドミウム、バリウム、または亜鉛のラウレート
またはステアレート等の金属塩類およ、び石けん類;三
塩基性硫酸鉛、二塩基性亜燐酸鉛、二塩基性フタル酸鉛
、鉛白、鉛のラウレートおよびステアレート等の鉛安定
剤類;ジ−n−アルキル錫メルカプチド、ジ−n−アル
キル錫ジラウレート、ジブチル錫ジマレエート、ジブチ
ル錫ラウリルメルカプチド、ジーオクチル錫−s、s’
−ビス−(イソオクチル−メルカプトアセテート)。
ジブチル錫ビス−イソオクチルチオグリコレート、ジー
(n−オクチル)錫マレニートポリマー、ジブチル錫メ
ルカプトプロピオナートのような錫安定剤類;アンチモ
ンメルカプトカルボン酸塩またはエステル塩のようなア
ンチモン安定剤類;およびホスフェート類等が挙げられ
る。
滑剤としては、金属石けん、ステアリン酸、モノステア
リン酸グリセリン、ジアミノステアリン酸エチル、パラ
フィンおよび低分子量ワックス等が挙げられる。
加工助剤としては、アクリロニトリル−スチレン共重合
体(AS)、メチルメタクリレート−スチレン共重合体
(MS)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共
重合体(ABS)、メチルメタクリレート−ブタジェン
−スチレン共重合体(MBS)、パラロイド、エピクロ
ルヒドリン。
ポジメタクリレート、ポリブタジェン、ポリスチレン、
ポリエチレン、アクリレート系重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体等が挙げられる。
帯電防止剤としては、カチオン系、アニオン系、非イオ
ン系もしくは両性の各種界面活性剤が使用される。
そのほか、アクリロニトリル−α−メチルスチレン−ブ
タジェン共重合体、PMMAとアクリル酸エステル共重
合体等の耐熱性改良剤、あるいはさらに他の一般に塩化
ビニル樹脂に配合されている充填剤、難燃剤、発煙抑制
剤、酸化防止剤等が。
本発明の目的を損わない範囲で添加してもよい。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1〜10、比較例1〜4 各実施例、比較例において、塩化ビニル−(N−置換マ
レイミド)共重合体100重量部に、錫系安定剤3重量
部、ABS樹脂10重量部を混合し、50+amφ押出
機にてペレットコンパウンドを製造した。各実施例、比
較例で使用した共重合体におけるN−置換マレイミドの
種類、含有量を表−1に示す。このペレットコンパウン
ドを190℃で10分間プレス成型して、2m+a厚板
を得た。
この板からJIS −K −6739に準じて引張試験
及び加熱針入試験を行った。一方、前記ペレットコンパ
ウンドを使用して射出成形機にて厚さ31101、幅1
0m+m、長さ200mmの板を成型し、製品外観を観
察して、成形加工性を評価した。結果を表−2に示す。
なお、成形加工性の評価は次の基準で行なった。
成形加工性の評価 O:表面が平滑でフローマーク艶むらがなく均一である
O:表面が平滑でフローマーク艶むらがほとんど認めら
れない。
68表面にフローマーク艶むらが認められる。
×:表面が平滑でなく、大きなフローマーク艶むらがあ
る。
表−1 〔発明の効果〕 本発明の弱電機器部材は、機械的強度、寸法安定性及び
材料の成形加工性がポリ塩化ビニル樹脂と同等に優れて
いる上に、高い耐熱性も兼ね備えており、温水等を使用
する従来のポリ塩化ビニル系樹脂からなる弱電機器部材
が使用困難であった、熱源体周囲に配される部材として
も使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  塩化ビニルに由来する構成単位50〜99重量%、及
    び一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(I) 〔式中、Rは、炭素原子数1〜30の置換もしくは非置
    換の脂肪族、脂環式又は芳香族の基であり;R′及びR
    ″は、同一でも異なってもよく、水素、フッ素、塩素も
    しくは臭素の原子、シアン基又は炭素原子数3以下のア
    ルキル基である。〕 で表わされるN−置換マレイミドに由来する構成単位1
    〜50重量%を含有する共重合体を用いて成形された弱
    電機器部材。
JP12085685A 1985-06-04 1985-06-04 弱電機器部材 Pending JPS61279002A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251446A (ja) * 1987-04-09 1988-10-18 Mitsui Toatsu Chem Inc 耐熱性ポリ塩化ビニル系樹脂組成物
JPH02142844A (ja) * 1988-11-25 1990-05-31 Shin Etsu Chem Co Ltd 塩化ビニル系樹脂組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61221209A (ja) * 1985-03-27 1986-10-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 塩化ビニル系樹脂の製造方法

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