JPS61275283A - エチリデンノルボルニルジメチルメタクリロキシシラン - Google Patents

エチリデンノルボルニルジメチルメタクリロキシシラン

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JPS61275283A
JPS61275283A JP60116473A JP11647385A JPS61275283A JP S61275283 A JPS61275283 A JP S61275283A JP 60116473 A JP60116473 A JP 60116473A JP 11647385 A JP11647385 A JP 11647385A JP S61275283 A JPS61275283 A JP S61275283A
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JP
Japan
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formula
reaction
compound
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silicon atom
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JP60116473A
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JPS6328426B2 (ja
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Nobuhiro Saito
斉藤 信宏
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1896Compounds having one or more Si-O-acyl linkages

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は新規な化合物であるエチリデンノルボルニルジ
メチルメタクリロキシシランに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] ケイ素原子にケイ素官能性結合を介して炭素官能性基が
結合したシラン化合物としては、種々のものが知られて
いる。それらのうち、ケイ素原子にメタクリロキシ基が
結合したシラン化合物として、トリメチルメタクリロキ
シシランがある(アントレーエフ、ディー、エヌ等:シ
ュルナル オブシチェイ キミー:  Andreev
、 D、 W、。
at、 al、HZhurn&10bgbcbei K
bimii、第30巻第2782頁(198G)) 、
 Lかしながら、この化合物は加水分解時における安定
性が悪い。
また、メタクリロキシ基がケイ素原子に結合し、かつケ
イ素原子に結合した炭化水素基に反応性の二重結合を有
するシラン化合物は、加水分解の大きいビニル化合物を
除き見出されていない。
[発明の目的] 本発明の目的は、制御された加、水分解、性をもち、か
つケイ素原子に結合した炭化水素基に反応性の二重結合
を有するシラン化合物を提供することにある。
[発明の概要] すなわち本発明は、一般式(I) CH2菖C−(OSiY        (I )■ H3 (ただし、Yは または H)l で示されるエチリデンノルボルニルジメチルメタクリロ
キシシランに関する。
本発明の一般式(I)で表わされるエチリデンノルボル
ニルジメチルメタクリロキシシランはケイ素原子にメタ
クリロキシ基及びエチリデンノルボルニル基が結合した
ものであり、メタクリル酸とエチリデンノルボルニルジ
メチルクロロシランを反応させることにより、製造する
ことができる。その製造方法は、特に限定されず1通常
は、適当な有機溶媒中で、塩化水素のアクセプターの存
在下に、反応を行なわせることができる。
以下、好ましい製造方法の一例を掲げる。
メタクリル酸を炭化水素系溶媒または非プロトン極性溶
媒等の有機溶媒中で、均一となるように攪拌する0次い
で、塩化水素の適当なアクセプターを添加し、加温、攪
拌する。その後、前記の有゛機溶媒に溶解させたエチリ
デンノルボルニルジメチルクロロシランを、滴下等の方
法で添加し。
更に攪拌することにより反応を行なわせる。このエチリ
デンノルボルニルジメチルクロロシランは1例えば、5
−エチリデンビシクロ(2,2,1)ヘプト−2−エン
とジメチルクロロシランを白金触媒の存在下にヒドロシ
リル化することにより、得ることができる。
この場合、ヒドロシリル化反応において、ケイ素原子が
5−エチリデンビシクロ(2,2,1)ヘット−2−エ
ンの項二重結合に付加する際に、その位置が二とおりあ
るので、 2種類のシランが同時に生成する。この構造
はメタクリロキシ化反応の後も継承される。
反応終了後、濾過等の適当な方法で、不要物を除去し、
精製した後、乾燥することによって、一般式(I)で示
されるエチリデンノルボルニルジメチルメタクリロキシ
シランを得ることができる。
ここで使用する炭化水素系溶媒としては、例えば、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサンもしくはn
−へキサン等を挙げることができる。非プロトン極性溶
媒としては、例えば、テトラヒドロフランもしくはジメ
チルホルムアミド等を挙げることができる。
これらの有機溶媒の使用量は、アミンの塩酸塩が析出し
て攪拌に支障をきたさない量、例えば、ベンゼンの場合
、シランと等量以上が好ましい。
また、塩化水素の7クセプターとしては、トリエチルア
ミン、ピリジンもしくは1.8−ジアザビシクロ[5,
4,01ウンデセン−7等を挙げることができる。
この反応は発熱反応であるため1滴下速度を制御して、
反応温度を35〜60℃、好ましくは、約40℃に抑え
る。上記の反応温度に制御するために適した滴下時間の
後、更に少なくとも10分間の攪拌を続けて反応を完結
させる。
[発明の効果] 本発明の一般式(I)で表わされる化合物は、既知の化
合物であるトリメチルメタクリロキシシランに比べて加
水分解速度が遅いものである。またエチリデンノルボル
ニル基および、メタク、リロキシ基に2個の二重結合を
有することから1反応性に富み、各種の中間体として利
用することができる。
以下、参考例及び実施例を掲げ本発明を更に詳述する。
参考例および実施例中、1部」はすべて「重量部」を表
わす。
参考例 滴下ロートを付したフラスコに5−エチリデンビシクロ
(2,2,1)ヘプト−2−二重 100部と触媒とし
て塩化白金酸0.02部を仕込み、30℃まで加熱した
0次に滴下ロートからジメチルクロロシラン75部をゆ
っくり滴下し、系内を還流状態にし、反応が進むにつれ
て液温を徐々に上げ、最終的に80℃に保ち、20時間
付加反応を行なった。
70℃で減圧(10鵬層Hg)ストリップして未反応物
を除去した後、蒸留して次式〒示される化合物(A)お
よびCB)を1:l−1の混合物として 150部(収
率86%)のエチリデンノルボルニルジメチルクロロシ
ランを得た。
e −9i−C e− CH−CH2 CH−−C CH−CH3 化合物(A)及び(B)の物性は共に次のとおりであっ
た。
沸  点          97℃/10鳳簡Hg屈
折率(n 25)   1.4111比  重 (25
℃)     0.H2分子量      214.5 (ガスマススペクトル法) 実施例1 攪拌機、コンデンサー、温度計および冷却用ジャケット
を備えた反応容器に55部のベンゼン、10部のメタク
リル酸および0.02部のヒドロキノンを投入し、均一
になるまで攪拌した。 11部のトリエチルアミンを加
え、温度を50℃に保ちながら、攪拌下に24部の前記
参考例で合成したエチリデンノルボルニルジメチルクロ
ロシランを15分かけて滴下し、さらに30分攪拌を続
けて反応を完結させた0反応終了後、トリエチルアミン
塩酸塩を炉別し、反応生成物を含むベンゼン溶液を蒸留
して、沸点128〜129℃/7■■Hgの留分2B部
を得た。このものの物性値、元素分析結果並びに特性吸
収およびその帰属は第1表のとおりであり、エチリデン
ノルボルニルジメチルメタクリロキシシランであること
が確認された。収率は理論量に対して88%であった・ 第1表 実施例2 実施例1で得られたエチリデンノルボルニルジメチルメ
タクリロキシシランおよび比較例としてトリメチルアク
リロキシシランの各試料ついて。
加水分解性を試験した。すなわち、実施例及び比較例の
各試料の0.05モル%四塩化炭素溶液を調製し、その
50−に、pH8,0に調整した水酸化ナトリウム水溶
液を50−加え、室温で15秒間激しく攪拌して放置し
た。5分後、四塩化炭素層より試料をとり、KBrセル
を用いる赤外分光分析により1170cm’のエステル
結合の吸収強度を測定して、初期の四塩化炭素溶液にお
ける同じ波数の吸収と比較した。さらに密栓して放置し
、 1日後および30日後に、同様の実験を行った。そ
の結果は第2表のとおりであった。
第2表
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ実施例1で得られた化
合物の赤外吸収スペクトルおよびNMRスペクトルを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、Yは ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼を表わす) で示されるエチリデンノルボルニルジメチルメタクリロ
    キシシラン。
JP60116473A 1985-05-31 1985-05-31 エチリデンノルボルニルジメチルメタクリロキシシラン Granted JPS61275283A (ja)

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US06/834,096 US4625043A (en) 1985-05-31 1986-02-26 Ethylidenenorbornyl dimethylmethacryloxysilane
EP86106931A EP0203519B1 (en) 1985-05-31 1986-05-22 Ethylidenenorbornyl dimethylmethacryloxysilane

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Publication number Publication date
JPS6328426B2 (ja) 1988-06-08
US4625043A (en) 1986-11-25
EP0203519B1 (en) 1989-09-13
EP0203519A1 (en) 1986-12-03

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