JPS61271209A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS61271209A
JPS61271209A JP60113902A JP11390285A JPS61271209A JP S61271209 A JPS61271209 A JP S61271209A JP 60113902 A JP60113902 A JP 60113902A JP 11390285 A JP11390285 A JP 11390285A JP S61271209 A JPS61271209 A JP S61271209A
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JP
Japan
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phosphomannan
cosmetic
culture medium
microorganism
skin
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Pending
Application number
JP60113902A
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English (en)
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Mitsuharu Owaku
光治 大和久
Ikuko Ando
安藤 郁子
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホスホマンナンを含有することを特徴とする皮
膚の保湿効果、美肌効果などに優れた、抗菌力があり、
しかも安全性の高い化粧料に関するものである。
人間の皮膚からは、絶えず水分が蒸発しており、それら
は水分として感することのできないので、一般に不感知
蒸泄と呼ばれている。一方、人間の皮膚は老化するにし
たがいその中に含まれる水分を失ってゆくことがわかっ
ている。このように、皮膚の老化防止という観点から、
皮膚表面におけろ水分保持が皮膚化粧料にとって重要な
ファクターとなっているのである。
従来、化粧料用原料として、コンニャクマンナン等の中
性マンナンは用いられているが(特開昭53−1242
8号)、微生物的に汚染され易いことや、皮膚の保湿効
果や美肌効果などの点で不十分なものであった。又、水
への溶解性が低いことから使用できる化粧料やその配合
量が限定されていたのである、 そこで、本発明者等は上記の現状に鑑み、皮膚生理学的
な観点より、皮膚にとって望ましい水分保持と美肌効果
に優れた化粧料を得る為、鋭意研究探索の結果、酵母菌
等の微生物により生産されたホスホマンナンを含有せし
めた化粧料に上記作用があることを見出した。又、同時
に上記の化粧料が皮膚上のPHを好ましい弱酸性に保つ
作用や、抗菌作用があることもわかったのである。本発
明はかかる知見に基づくものである。
すなわち本発明はホスホマンナンを含有することを特徴
とする皮膚の保湿効果、美肌効果などに優れた、抗菌力
があり、しかも安全性の高い化粧料に関するものである
「発明の構成」 本発明に適用されるホスホマンナンは酵母菌等の微生物
を利用して生産されるリン含有マンナンであり、分子中
にリン酸基を含むものである。このリン酸基はリン酸も
しくはリン酸塩の形で分子中のマンノースに結合してお
り、その含有量はおもにホスホマンナンを製造する際に
用いられる微生物により特徴付けられ、例えば、酵母菌
としてハンセンヌラ・ホルステイ(1−(ansenu
la  holstii)を用いた場合は得られたホス
ホマンナン中にリン酸基はおよそ10.5〜13.7重
量%含有されており、同様にハンセンヌラ・カプスラト
(HansenuIa  capsulat) 23.
0〜24.9%、ハンセンヌラ・ノンファーメンタンス
(Hansenula  nonfermentans
)6.1%、ハンセンヌラーメンタ(Hansenul
aminuta)  2.2%、パシゾレン・タンノフ
イルス(Pachysolen tannophilu
s ) 14.3%、ピヒア(Pichia )  4
.6〜8.3%程度である。したがつて、コンニャクマ
ンナン等のいわゆるマンナンは本発明に適用されるホス
ホマンナンには含まれないものである。もちろん、微生
物的な手法により上記ホスホマンナンを生産する場合に
は、副産物として中性マンナンが産出する場合もあるが
、この両者は容易に分離できるものである。
上記ホスホマンナンの製造方法は、公知の方法離する。
このとき用いられる培地は多くの公知のものが使用可能
であり、窒素原として、硫安、酵母エキス、ペプトン、
ソイトン、トリプトン、ネオペプトン等を、炭素原とし
て、グルコース、ショ糖等を含有するものがおもに用い
られる。通常はこれらの培地にリン酸2水素カリウム等
のリン酸塩を添加した後、弱酸性にPH調整したものが
用いられ、取扱い上の点から液体培地がより好適に用い
られる。又、このとき使用される酵母菌等の微生物は、
一般的に酵母群に属するものであり、このような酵母群
としては、例えばハンセンヌラ・ホルスティ(Hans
enula  holstii ) 、ハンセンヌラ・
カプスラト(Hansenula  capsulat
>、ハンセンヌラ・ノンファーメンタンス0(anse
nula  nonrermentans ) 、ハン
センヌラ・メンタ(1−(ansenula  m1n
lJta)等のハンセンヌラ属、パシゾレン・タンノフ
ィルス(P achysolen tannophil
us ) 、パシゾレン・ペリスラタス(P achy
s。
fen pelliculatus)等のパシゾレン属
、サツカロミセスΦビニ(Saccharomyces
  pini>等のサツ〕ロミセス属、トルロプシス・
ビナス(T orulopis  pinus)等のト
ルロプシス屈、その他ビヒア属(Pichia)などが
挙げられる。培養方法は特に制限的ではなく、培養温度
はおよそ18〜35℃、好ましくは25〜30℃の範囲
であり、培養期間は前培養期間を含めておよそ5〜14
日程度である。尚、培養環境は通気培養が最も好ましい
以上のようにして得られた上記の菌体及び培養液は両者
とも前記のホスホマンナンを含有しているが、おもに培
養液に多くが分布しているものである。培養液よりホス
ホマンナンを得る方法は多くの手法が可能であるが、代
表的なものを挙げると、まず上記の培養液を濃縮し、ク
ロロホルム−ブタノール混合液を加えて沈澱する蛋白を
除去し、次に、アセトン、メタノール、エタノール、プ
ロパツール、THF等の水溶性有機溶媒を加え、あるい
はざらに塩などの電解質を加えて、析出するホスホマン
ナンをろ取する。これを減圧濃縮または凍結乾燥した後
、粉砕して粉末状のホスホマンナンを得る。
このようにして得られたホスホマンナンは一般的に淡黄
色〜白色の粉末であり臭いはほとんどないものである。
又、上記のホスホマンナンは必要に応じて、カラムクロ
マトグラフィー、液滴向流分配クロマトグラフィー、活
性炭又は活性白土処理などの手法によりざらに精製して
用いることができる。
尚、前述のホスホマンナンのあるものは、他の用途にお
いてはすでに使用されているものである。
すなわち、抗腫瘍剤(特開昭58−121216号)と
して服用されている。
次に、本発明により提供される化粧料としては、クリー
ム、乳液、化粧水、パック、リップクリーム、リップカ
ラー、アンダーメークアップ、77量に対し凡そ0.0
01〜20重量%好ましくは0.05〜5重量%である
。ただし、パック剤、パップ剤のような被膜形成を目的
としたものは50重量%又は水、含水アルコール等に溶
解して、従来の保湿剤、薬効成分等を配合するのと同様
の方法により化粧料に配合することができる。
又、本発明に係わる化粧料には前述のホスホマンナンの
ほか通常化粧料に用いられる添加剤たとえば、油脂類、
界面活性剤、酸化防止剤、香料、色素、アルコール類、
多価アルコール、防腐剤、サンスクリーン剤、水、保湿
剤等を配合することができる。
次に、本発明に用いるホスホマンナンの製造例を示す。
製造例−1 培地として、下表−1の組成を有する液体培地10Mを
調製し、オートクレーブにより滅菌した後、酵母菌とし
て、ハンセンヌラ・ホルスティ(Hansenula 
 holstii )  5.0gを接種し、25し、
ざらにミリポアフィルタ−を用いてろ過し、透明な培養
液を得る。次に、これを約3jとなるまで減圧濃縮し、
これにエタノール61を加えて沈澱するホスホマンナン
をろ取する。次に、これを減圧濃縮乾固し、粉砕機によ
り粉砕し、粉末とする。このようにして、淡黄色粉末状
のホスホマンナン(マンナンリンII>1500を得た
製造例−2 製造例−1の酵母菌がハンセンヌラ・カブスラトである
もの。淡黄色粉末状のホスホマンナン100Qを得た。
製造例−3 製造例−1の酵母菌がサツカロミセス・ビニであるもの
。淡黄色粉末状のホスホマンナン120qを得た。
製造例−4 培地として、下表−1の組成のうちトリプトンが酵母エ
キスである液体培地を調製し、オートクレーブにより滅
菌した後、酵母菌として、ハンセンヌラ・ホルスティ(
Hansenula  holstii )5.0を用
いてろ過し、透明な培養液を得る。次に、これを約51
となるまで減圧濃縮し、これにエタノール1ON及び飽
和塩化カリウム水溶液0.19を加えて沈澱するホスホ
マンナンをろ取する。次に、これを減圧濃縮乾固し、粉
砕機により粉砕し、粉末とする。このようにして、淡黄
色粉末状のホスホマンナン(マンナンリン酸カリウム塩
)100gを得た。
製造例−5 製造例−4の酵母菌がバシゾレン・タンノフィルスであ
るもの。淡黄色粉末状のホスホマンナン70Qを得た。
製造例−6 製造例−4の酵母菌がトルロプシス・ビナスであるもの
。淡黄色粉末状のホスホマンナン200Qを得た。
グルコース           600Qトリプトン
             30G硫酸マグネシウム 
        1.2g硫酸マンガン       
    0.06 Q硫酸第1鉄          
 0.06 Cl塩化ナトリウム         0
.06 Qリン酸2水素カリウム       50Q
水酸化カリウム (PH=5となる様に添加)「発明の
効果」 次に、本発明において使用されるホスホマンナンについ
て、その水分保持力を確認する為、本発明品として製造
例−1及び製造例−5のホスホマンナン用い、対照品と
して保湿剤として公知のソルビトール及びポリエチレン
グリコール4000(PEG4000)を用いて保湿性
テストを行ない結果を表−2に示した。
試験方法は下記の通りである。
〈試料〉 製造例−1及び製造例−5のホスホマンナン、ソルビト
ール、P E G 4000をそれぞれP 205デシ
ケータ−中、減圧下5時間放置して乾・燥させたものを
用いた。
く方法〉 試料i、ogを30mφのガラス性ひょう量販にはかり
取り、これに精製水o、igを加えて再び重量測定した
後、温度20℃、相対湿度43%のデシケータ−中に放
置し、48時間後まで経時的に重量測定して水分保持」
を下式により算出した。
水分保持量(%) HOHO Hn:放置試料水分量、HO:水添加量Wn:放置試料
重量、 Wn:水添加試料型組以上の如く、本発明にお
いて用いられるホスホマンナンは従来の保湿剤であるソ
ルビトールやポリエチレングリコール4000 (PE
G4000)と比較して、水分保持力に優れており、化
粧料に配合した場合に皮膚にとって好ましい保湿性を発
揮するものである。
次に、本発明において使用されるホスホマンナンについ
て、資化性すなわち微生物による汚染のされ易さを調べ
る為、資化性テストを行ない結果を表−4に示した。こ
のとき試料としては、本発明品として製造例−1及び製
造例−5のホスホマンナン用い、対照品としてはコンニ
ャクマンナンを用いた。
試験方法は下記の通りである。
酵aC,a  キャンディダ アルビカンス糸状菌 A
、n  アスペルギラス ニガー(以下余白) (試験方法) 上記の試験菌を18〜24時間前培養し、これを細菌の
場合は37℃、酵母及び糸状菌の場合は30℃に恒温さ
れた上記の培養基に104〜5個/d接種し、コロニー
を観察し下記の通り判定した。
−死滅    + 1〜2オーダー増殖± 増殖せず 
 ++2オーダー以上増殖以上の如く、本発明において
用いられるホスホマンナンは類似品であるコンニャクマ
ンナンと比較して、資化性が低く、したがって化粧料に
配合した場合に該化粧料が微生物により汚染のされ難く
、良好な防腐力が得られるのである。
次に、本発明に適用される化粧料について20日間連用
による臨床テスト後官能評価を行ない結果を表−5に示
した。このとき本発明品として後期実施例−2の乳液を
用い、対照量としては実施例−2の乳液よりホスホマン
ナンを除いたものを用いた。
試験方法は下記の通りである。
臨床テスト: 男女混合針20名をパネラ−とし、左上腕外側部に対照
量を、右上腕外側部に本発明品をそれぞれ1日2回通常
の使用状態と同様に塗布し、これを20日間続けた後、
官能評価項目として肌のはり、しっとり感、なめらかさ
、みずみずしさの4項目について下記のような基準にお
いて評価し、20名の平均ml(小数第2位を四捨五入
)を評価点とした。
(以下余白) 非  割  少  言と  少  割  非常  合 
 し  えち  し  合  常に     なら  
   に いと も 数値は官能評価点 以上の如く、本発明に適用される化粧料は皮膚に連用す
ることにより、肌のはり、つや、なめらかさ、みずみず
しさなどに好ましい効果を発揮するものである。
又、実施例−3の養毛料については、例数が少ないなが
らも臨床試験において養毛効果が確認された。
「実施例」 次に、本発明の実施例を示す。以下、配合量は重量部で
ある。
C香       料               
 適量上記処方物Aを混合加熱して80℃とする。これ
に上記処方物Bを同様に混合加熱して80℃としたもの
を加え、ホモミキサーで均一に乳化し、上記Cを加えて
冷却し、製品とする。
上記処方物Bを混合加熱して70℃とする。これに上記
処方物Aを同様に混合加熱して70℃としたものを加え
、ホモミキサーで均一に乳化し、冷却して製品とする。
L;Flo、2 上記処方物Aを撹拌溶解し、これに上記処方物Bを添加
、混合して透明液状の養毛料を得た。
上記処方物A及びBを加温溶解し、BにAを加え可溶化
して製品とする。
上記処方物A及びBを加温溶解し、BにAを加え可溶化
して製品とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ホスホマンナンを含有することを特徴とする化粧料
    。 2)ホスホマンナンが酵母菌により生産されたものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の化粧料。
JP60113902A 1985-05-27 1985-05-27 化粧料 Pending JPS61271209A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249077A (ja) * 2005-02-10 2006-09-21 Ezaki Glico Co Ltd リン酸化糖を含有する皮膚外用剤
EP1480654A4 (en) * 2002-02-15 2007-11-14 Ultraceuticals R & D Pty Ltd TISSUE REMODELING COMPOUNDS AND ANTI-WRINKLES BASED ON CARBOHYDRATES
WO2020004568A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 アサヒグループホールディングス株式会社 エクオール産生促進剤およびそれを含むエクオール産生促進用食品または飲料組成物

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