JPS61270464A - 劣化した柱状構築物の補強方法 - Google Patents

劣化した柱状構築物の補強方法

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JPS61270464A
JPS61270464A JP11379985A JP11379985A JPS61270464A JP S61270464 A JPS61270464 A JP S61270464A JP 11379985 A JP11379985 A JP 11379985A JP 11379985 A JP11379985 A JP 11379985A JP S61270464 A JPS61270464 A JP S61270464A
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JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing
columnar structure
deterzorated
columnar
structures
Prior art date
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Application number
JP11379985A
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English (en)
Inventor
光瀬 正美
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Toa Corp
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toa Corp
Toyo Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は橋の脚部、杭などの柱状構築物が劣化した場合
に、これを簡易に補強する方法に関する。
(従来の技術) 一般に橋の脚部、杭等の柱状構築物は厳しい環境下に晒
され、経年変化により次第に材料が劣化する。例えば、
棧橋の脚部などの水面下部分を有する柱状構築物の場合
は、スプラッシュゾーンと呼ばれる水面付近部分が特に
腐食劣化を起しやすい。
このような腐食劣化が著しく進行し、使用に耐えきれな
くなった場合、従来は腐食劣化部分を有する棧橋の脚部
を新規なものに交換するか、あるいは棧橋自体を全て新
規なものにたてなおす等の措置が採られていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような措置は既設物を取除き、その
後に既設物と同様のものを設置しようとするものであシ
、材料的、時間的にも無駄が多いものとなっている。
本発明は、このような材料的、時間的な無駄を省き、劣
化した柱状構築物を簡易に補強し得る方法を提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するための手段として、柱状
構築物の補強すべき劣化部分の周囲を覆うように、該柱
状構築物にそれよりも大径の補強筒体を取付け、しかる
後該柱状構築物の外面と該補強筒体の内面との間に形成
される空隙部に補強充填材を充填する構成としである。
(作用) 上記手段は、既設の柱状構築物を取除いてこれを新規な
ものに交換しようとするものではなく、既設の柱状構築
物に補強筒体及び補強充填材を付加することにより、柱
状構築物の劣化に対処しようとするものである。
つまり、劣化した柱状構築物といえどもある程度の強度
は残存しており、全く強度が喪失されてしまったわけで
はない。したがって、上記の部材を恰も添え木をするが
如くに柱状構築物に付加することとすれば、喪失された
強度をi復させることができ、充分使用に耐え得るもの
となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図及び第2図に基き説明す
る。
第1図は棧橋の脚部を補強する方法の説明図で、1は橋
桁、2は脚部、3は水面、4は水底である。
まず、脚部2の下地処理すなわち外面2aに付着したカ
キ、海草等の除去を潜水夫等によシ行ない、劣化部分2
bの周囲を覆うようにして、脚部2に、これよシも大径
の補強筒体5を取付ける。補強筒体5は第2図に示すよ
うな2つ割れ形状のもので、ボルト6の締付座5aが設
けられている。補強筒体5の内面5bには外面2aとの
間を一定距離に保つだめの複数個のスペーサ7が適当個
所に溶着されている。尚、底面5cは第1図に示す如く
、水底4に一定深さ埋没させたほうが強度的にも好まし
い。
そして、外面2aと内面5bとの間に形成される空隙部
に満たされている水をポンプ等によシ排除した後、この
空隙部に補強充填材としてのコンクリート8を、蓋体部
5dの図示を省略した開口部よシ充填する。このとき、
底面5Cと外面2aとの部触部分9及び締付座5aの合
わせ目10には、当然、防水用のパツキンを取付けるも
のとする。但し、コンクリ−一ト8として、気中コンク
リートでなく水中コンクリートを用いる場合は必ずしも
ポンプ等による水の排除を必要としないときもある。し
たがって、このようなときは必ずしも上記の防水パツキ
ンを必要としない。
以上により、劣化部分2bを有する脚部2の補強が完了
する。このような補強方法は、非常に大きな荷重が作用
し且つその荷重変化も大きな構築物に対しては必ずしも
適したものではないが、棧橋、杭、あるいは仮設物等の
比較的簡易な構築物には充分有効なものとなる。また、
非常に大きな荷重が作用する構築物である場合にも、天
災等によ多部分的な破損を生じたときなどは、上記した
ような補強方法にょシ一時的に対処することが可能とな
る。
尚、本発明は上記したものの他、以下の態様をも包含す
るものである。
■ 実施例においては水面下部分を有する柱状構築物に
つき説明したが、本発明は陸上の構築物に対しても適用
可能である。
■ 2つ割れの補強筒体5をボルト6を用いて締付けて
いるが、これを補強筒体5の外周面を適当なバンド部材
によシ締結することとしてもよく、あるいは合わせ目1
oを水中溶接によシ接合することとしてもよい。
■ 実施例においては補強筒体5を2つ割れ形状にしで
あるが、これを柱状構築物の径ちるいはその他の条件に
応じて、5つ割れ、4つ割れ等の形状にすることが可能
である。
■ 脚部2上方の橋桁1がない場合、すなわち柱状構築
物が杭のようなものである場合、あるいはさらに橋桁1
の取外しが可能な場合には、補強筒体5として鋼管等の
パイプ形状のものを用いることも可能である。
■ 実施例においては、第2図に示す如くに、スペーサ
7の補強筒体5への取付けを径方向の同一水平面内で行
なっているが、スペーサ7に長寸状の薄板を用いること
とし、これを補強筒体5の長手方向(第1図の上下方向
)に添わせて複数個取付けることとしてもよい。
このような長寸状のスペーサを用いることとすれば、補
強筒体5への溶着は上下2ケ所の点溶接のみで済ませる
こともでき、また、コンクリート8の空隙部への充填も
スペーサに阻害されることなく円滑に行うことができる
(発明の効果) 本発明は上述のように構成されるものであり、柱状構築
物が劣化した場合に、これを簡易に補強することができ
、既設の構築物をとりこわさずに対処することができる
。したがって、構築物を新規にたて直していた従来の方
法と比べれば経済的、時間的な面においてはるかに有利
なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る方法を説明するための概
略図、第2図は@1図を■−■線に沿う断面図である。 2・・・脚部(柱状構築物)2a・・・外面2b・・・
劣化部分  5・・・補強筒体5b・・・内面    
  8・・・コンクリート(補強充填材)萬 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柱状構築物の補強すべき劣化部分の周囲を覆うよ
    うに、該柱状構築物にそれよりも大径の補強筒体を取付
    け、しかる後該柱状構築物の外面と該補強筒体の内面と
    の間に形成される空隙部に補強充填材を充填することを
    特徴とする劣化した柱状構築物の補強方法。
JP11379985A 1985-05-27 1985-05-27 劣化した柱状構築物の補強方法 Pending JPS61270464A (ja)

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