JPH038908A - 既設杭式構造物の荷重に対する補強方法 - Google Patents

既設杭式構造物の荷重に対する補強方法

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JPH038908A
JPH038908A JP14203189A JP14203189A JPH038908A JP H038908 A JPH038908 A JP H038908A JP 14203189 A JP14203189 A JP 14203189A JP 14203189 A JP14203189 A JP 14203189A JP H038908 A JPH038908 A JP H038908A
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JP
Japan
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pile
reinforcing
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reinforcement
welding
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JP14203189A
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Susumu Tokutomi
徳富 進
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Toa Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、桟橋や橋台等の既設杭式構造物が、当初の設
計荷重より大きな荷重を受けても耐えるように補強する
際に適用される既設杭式構造物の補強方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
既設の杭式構造物が当初の設計荷重より太きな荷重を受
ける場合、例えば、桟橋に接岸する船舶が当初のものよ
り大きな船舶となる場合等、その既設杭式構造物を補強
する必要がある。
このような場合に、従来は既設桟橋の杭の本数を増加さ
せることにより、補強を行なっているが、しかしながら
この場合、既設桟橋の付近に杭打船を近づけて杭を打設
することになるので、その補強工事期間中、その既設桟
橋が使用できないという問題があった。
また、桟橋の構造によっては、杭が桟橋の両端だけでな
く中央に配置されていることもあり、桟橋の中央部に杭
を打設することは非常に大がかりな工事になるので、現
実的でないという問題があった。
〔発明の解決しようとする課題] 本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、既設の抗式構造物を使用しながら補強でき
、かつ、杭の位置がどこに配置されていても施工可能な
既設杭式構造物の補強方法を提供することをその解決課
題としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明の補強
方法は、既設杭式構造物の既設杭の上方部分からその既
設杭の外径より大きな内径を有する所定長さの2つ割の
鋼管を既設杭に被せて溶接した補強杭の上部に、順次上
記と同様に形成した補強杭を溶接により長さ方向に延長
して、補強杭の下端を所定の深度の水底地盤内に油圧ジ
ヤツキ等により圧入した後、上記の既設杭の外側と補強
杭の内側との間にコンクリート、またはモルタルを充填
することを特徴としたものであり、荷重は既設杭から充
填されたコンクリート、またはモルタルを介して補強杭
に伝達されることになり、杭断面はコンクリート、また
はモルタル充填部及び補強杭の部分だけ既設の杭より太
くなっているのでより大きな荷重に耐えうろことになる
〔実施例〕 以下図面を参照して本発明の詳細な説明するが、第1図
及び第2図は本発明の補強方法を適用して補強杭を形成
する一実施例における説明用要部側面図、第3図は第2
図の補強杭と床版部分との部分を示す説明用要部側面図
、第4図は第3図のA−A方向の平断面図、第5図は補
強完了後の杭穴構造物の全体側面図である□。
まず、第1図において、既設の杭穴構造物の既設杭1の
上方部分の外側に、所定長ざの2つ割にした既設杭1の
外径より内径が大きい鋼管2Aを被せ、2つ割の鋼管2
Aを矢印Wのごとく溶接して補強杭2に形成する。
この溶接作業は、空気中で行なう必要があるので、1回
に被せる補強杭2の鋼管2Aの長さは、施工現場のH,
W、 Lまたはり、 W、  Lで示す潮位によって適
宜決定するものとし、また補強杭2の下端において、既
設杭1の外側と補強杭2の内側との隙間をふさいでおく
ものとする。
次に、上記の補強杭2を吊り降ろし、吊り降ろした補強
杭2の上部に第2図のごとく、さらに2つ割の鋼管2B
を被せ、矢印Wのごと′く溶接し、順次補強杭2を゛溶
接Wにより長さ方向に延長し、既設杭lの海底面付近ま
で降下していく。
海底面付近で補強杭2が自沈しなくなったら、第2図の
ごとく床版3’17)下面の′既設杭1の外周と補強杭
2の上端との゛間□に全ねしボルト10に油圧ジヤツキ
4を介在させ;J“油圧ジヤツキ4により補強杭2を第
5図の所定の深度Hまで海底地盤5内へ圧入する。
油圧ジヤツキ4だけ□で血圧入ができない場合には、補
強杭′2に導水バイブロを取り付け、水ジェツトを併用
する。
補強杭2の下端の圧入の深度Hは、施工場所の条件によ
って変化するが、第5向のととく既設杭1の下端まで圧
入する必要はない。
また、補強杭2の内側には、エアーパイプ7を取り付け
ておき、エアーパイプからエアーを噴出させて、既設杭
1の外□側と補強杭2の内側にある土砂を除去している
が、必要があればこの間をジェットノズルからの高圧ジ
ェット水で洗浄する。
次に、上記既設杭1の外側と補強杭2の内側との間に、
第4図のごとくコンクリート8、またはモルタルを充填
するが、使用するコンクリート8゛、またはモルタルは
水中を自由落下させても分離しない水中コンクリートな
どを使用すれば施工が容□易であ、・るン・ その後、油圧ジャ′ツキ4を取り外し、必要があれば床
版゛3下下面を”□は゛づり、最上部の補強杭2Cを溶
接して取り付け、□第3図のごとく既設杭1と補強杭2
Cとの間″にコンクリート8、またはモルタルを補強杭
2Cに設□けたモルタル圧送孔9から充填する。
以上に′より補強1された後の桟橋等の杭穴構造物の側
面図を第5′図に示している。
このようにして第5゛図の既設杭1に対しRで示す範囲
に補強を行なうと、荷重は既設杭lから既設杭1と補強
杭2との間に充填したコンクリ−□ト8、またはモルタ
ルを介して補強杭2に伝達されることになる。
なお、必要に応じて床版3の下方に補強コンクリートを
打設し、床版3を補強するものとし、また、既設杭1の
床版3との取り付は部の補強杭2を取り付ける前に、鉄
筋かごを順次既設杭1と補強杭2との間隙に挿入した後
に、コンクリ−1−8、またはモルタルを打設すること
によりより強固な補強を行なうことができる。
〔発明の効果〕
以」−に説明した本発明の補強方法によれば、その補強
作業場所が、既設杭式構造物の床版の下なので、その既
設構造物を使用するのに障害となることが少なく、補強
作業中もその構造物を使用できるという利点がある。
また、床版の中央に配置されている既設杭に対しても容
易に補強を行なうことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の補強方法を適用して補強杭
を形成する一実施例における説明用要部側面図、第3図
は第2図の補強杭と床版部分との部分を示す説明用要部
側面図、第4図は第3図のA−A方向の平断面図、第5
図は補強完了後の杭式構造物の全体側面図である。 1・・・既設杭、2・・・補強杭、2A、2B・・・鋼
管、5・・・海底地盤、8・・・コンクリート、H・・
・深度、W・・・溶接。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 既設杭の上方部分からその既設杭の外径より大きい内径
    を有する所定長さの2つ割の鋼管を被せて溶接して形成
    した補強杭の上部に、順次上記と同様に形成した補強杭
    を溶接により延長し、補強杭の下端を所定深度の水底地
    盤内に圧入した後、上記既設杭の外側と補強杭の内側と
    の間にコンクリート、またはモルタルを充填する既設杭
    式構造物の補強方法。
JP1142031A 1989-06-06 1989-06-06 既設杭式構造物の荷重に対する補強方法 Expired - Lifetime JPH0639766B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030094918A (ko) * 2002-06-10 2003-12-18 박순신 이중 코일스프링을 이용한 액세서리

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61270464A (ja) * 1985-05-27 1986-11-29 東洋建設株式会社 劣化した柱状構築物の補強方法

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KR20030094918A (ko) * 2002-06-10 2003-12-18 박순신 이중 코일스프링을 이용한 액세서리

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