JPS6126966Y2 - - Google Patents

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JPS6126966Y2
JPS6126966Y2 JP4509679U JP4509679U JPS6126966Y2 JP S6126966 Y2 JPS6126966 Y2 JP S6126966Y2 JP 4509679 U JP4509679 U JP 4509679U JP 4509679 U JP4509679 U JP 4509679U JP S6126966 Y2 JPS6126966 Y2 JP S6126966Y2
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JP
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transistor
circuit
emitter
collector
load
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JP4509679U
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  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば直流定電圧回路等に係り、負
荷短絡時に回路の破損を防止し得る電源回路に関
する。
周知のように例えば直流定電圧回路等において
負荷側が短絡した場合、その定電圧作用のために
制御トランジスタに過大な電流が流れ、回路が破
損されることがある。このため、一般に定電圧回
路等においては過大な電流を制限し、出力電圧を
低下させる過電流保護回路が設けられている。第
1図は従来の定電圧回路の概略図であり、TR1
制御トランジスタ、R1は過電流検出抵抗、TR2
保護トランジスタAは誤差増幅部である。この回
路では負荷RLが短絡した場合、抵抗R1の電圧降
下によつてトランジスタTR2が導通状態となり、
出力電源が制限されるようになつている。この場
合出寮電流の最大値Imaxは Imax≒VBE(ON)/R1 …(1) (但し、VBE(ON):トランジスタTR2の導
通時におけるエミツタ・コレクタ間電圧) となり、この電流が流れるトランジスタTR1の消
費電力PTは PT≒Imax・〔VIN−VBE(ON)〕 …(2) (但し、VIN:入力電圧) となり、略電源容量に相当する値となる。このた
め、トランジスタTR1の消費電力が極めて大とな
るためトランジスタTR1としては放熱器を有する
大電力トランジスタが必要となつている。尚、第
2図は第1図の出力特性である。
そこで、トランジスタTR1の消費電力PTを小
さくし得る回路が考えられている。即ち、第3図
において保護トランジスタTR2のベースは分圧抵
抗R2,R3の接続点aに接続されており、負荷電
流が規定値(最大電流Imax)を越えた負荷短絡
状態において出力電流ISが第4図に示す如く最
大電流Imaxより小さくなるようになされてい
る。したがつて、第3図に示す回路では負荷短絡
時においてトランジスタTR1の消費電力PTは小
さく抑えられている。
しかしながら、第3図に示す回路では通常状態
〓〓〓〓
において過電流検出抵抗R1の消費電力が大き
く、回路の効率を低下させるという欠点を有して
いる。即ち、通常状態の最大負荷時において、第
1図に示す回路の抵抗R1における消費電力PRは PR≒Imax・VBE(ON) …(3) であるのに対して、第3図に示す回路では PR≒Imax・VBE(ON)・Imax/IS …(4) という関係となる。したがつて、例えばトランジ
スタTR1の消費電力を小さくするためISを小さ
くするほど抵抗R1の消費電力が大きくなり回路
効率が低下するという不都合を生じていた。さら
に、抵抗R1の消費電力が大きくなると大型の抵
抗器を使用せねばならず、回路構成を小型化する
上で不利となつている。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは回路構成を大型化す
ることなく、通常時および出力短絡時における電
力損失を低減し得て回路効率を向上することが可
能な電源回路を提供するものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。尚、第1図、第2図と同一部分に
は同一符号を付す。
第5図において、直流電源VEの出力端は入力
端子10,11に接続されている。この入力端子
10には例えば制御トランジスタTR1のコレクタ
が接続され、このトランジスタTR1のエミツタは
過電流検出抵抗R1を介して出力端子12に接続
されている。この出力端子12には負荷RLの一
端が接続され、この負荷RLの他端は出力端子1
3を介して前記入力端子11に接続されている。
また、前記トランジスタTR1のベースには保護ト
ランジスタTR2のコレクタが接続され、このトラ
ンジスタTR2のエミツタは前記出力端子12に接
続されている。さらに、前記トランジスタTR1
ベースには誤差増幅部Aが接続され、この誤差増
幅部Aには例えば出力電圧を分圧して誤差増幅入
力を得る図示せぬ分圧抵抗等が接続される。ま
た、トランジスタTR1のコレクタとエミツタ間に
はバイアス抵抗R2,R3が直列に接続され、この
抵抗R2とR3の接続点aには前記保護トランジス
タTR2のベースが接続されている。
上記構成において、例えば負荷RLが短絡され
た場合、第4図に示すようなフの字特性が得られ
る。即ち、通常状態の最大負荷時において出力電
流IOはほぼ最大出力電流Imaxとなつており、こ
れは IO ≒Imax ≒VBE(ON)−VCE〓〓〓/R …(5) (但し、VBE(ON):トランジスタTR2の導
通路のベース・エミツタ間電圧、VCE:トランジ
スタTR1のコレクタ・エミツタ間電圧である。) と表わされる。この第5式において通常VCEは入
力電圧VINに比らべ充分小さな値である。これに
対して、負荷RLが短絡された状態ではVCEはほ
ぼ入力電圧VINと等しくなり、第5式の分子の値
が小さくなる。したがつて、結果的に第5式の値
は小さくなり、負荷短絡時の出力電流ISはImax
の値より小さくなつて、第4図に示すようなフの
字特性となる。
また、負荷RLを次第に小さくし、電流制限動
作に入る直前即ち、通常状態の最大負荷時におけ
る電流検出抵抗R1の消費電力PRは第5式を用い
て PR=Imax2×R1 ≒Imax×〔VBE(ON) −VCE・R+R/R〕 …(6) と表わされる。ここで、第6式と前述した第1図
の回路におけるPR、即ち第3式のPR≒Imax×
BE(ON)とを比較すると、VCE・R2/R2+R3
は常に正であるから、第3式より第6式のほうが
小さな値となる。したがつて、この構成によれば
抵抗R1の消費電力を低減することが可能であ
り、これはバイアス抵抗R2/R3の値を大きくす
る程小さくすることが可能である。
上記した構造によれば制御トランジスタTR1
コレクタ・エミツタ間にバイアス抵抗R2・R3
直列に接続し、この抵抗R2・R3の接続点aに保
護トランジスタTR2のベースを接続している。し
たがつて、出力特性をフの字特性として負荷短絡
時の制御トランジスタTR1の消費電力を小さくし
得るとともに、通常動作状態における過電流検出
抵抗R1の消費電力を低減することが可能とな
り、回路効率を向上し得る。また、抵抗R1の消
費電力は小さくてよいため小型の抵抗を使用でき
回路構成の大型化を抑えることが可能である。
〓〓〓〓
また、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば入力電圧が安定化されている場
合は第6図に示す構成としてもよい。尚、第5図
と同一部分には同一符号を付す。
入力端子10,11には安定化された電源が供
給される。この入力端子10には過電流検出抵抗
R1の一端部が接続され、この検出抵抗R1の他端
部はPNP型の制御トランジスタTR1のエミツタに
接続されている。このトランジスタTR1のコレク
タは出力端子12に接続され、ベースは抵抗R4
を介して入力端子11、出力端子13に接続され
ている。また、制御トランジスタTR1のベースに
はPNP型の保護トランジスタTR2のコレクタが接
続され、このトランジスタTR2のエミツタは前記
入力端子10に接続されている。さらに、前記制
御トランジスタTR1のエミツタ・コレクタ間には
バイアス抵抗R2,R3が直列に接続されており、
この抵抗R2,R3の接続点aは前記保護トランジ
スタTR2のベースに接続されている。
上記構成によつても出力特性としてフの字特性
が得られ、且つ、過電流検出抵抗R1の消費電力
も低減し得る効果が得られる。
以上詳述したようにこの考案によれば回路構成
を大型化することなく、通常時および出力短絡時
における電力損失を低減し得て回路効率を向上す
ることが可能な電源回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電源回路の一例を示す概略回路
構成図、第2図は第1図の出力特性を説明するた
めに示す図、第3図は第1図とは異なる従来の電
源回路を示す概略回路構成図、第4図は第3図の
出力特性を説明するために示す図、第5図はこの
考案に係る電源回路の一実施例を示す概略回路構
成図、第6図はこの考案の他の実施例を示す回路
構成図である。 TR1……制御トランジスタ、TR2……保護トラ
ンジスタ、R1……過電流検出抵抗、R2,R3……
バイアス抵抗。 〓〓〓〓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電源と負荷との間にコレクタ・エミツタが
    直列に接続されベースに制御信号が供給される制
    御トランジスタと、前記入力電源と制御トランジ
    スタのコレクタまたはエミツタ間もしくは前記負
    荷と制御トランジスタのコレクタまたはエミツタ
    間に設けられる過電流検出抵抗と、前記制御トラ
    ンジスタのコレクタ・エミツタ間に直列接続され
    た第1、第2のバイアス抵抗と、コレクタが前記
    制御トランジスタのベースに接続されエミツタが
    前記過電流検出抵抗の入力電源側または負荷側に
    接続されベースが前記バイアス抵抗の接続部に接
    続された保護トランジスタとを具備したことを特
    徴とする電源回路。
JP4509679U 1979-04-05 1979-04-05 Expired JPS6126966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4509679U JPS6126966Y2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4509679U JPS6126966Y2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55146517U JPS55146517U (ja) 1980-10-21
JPS6126966Y2 true JPS6126966Y2 (ja) 1986-08-12

Family

ID=28922692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4509679U Expired JPS6126966Y2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05

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JPS55146517U (ja) 1980-10-21

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