JPS6046572B2 - 電源投入時誤動作防止回路 - Google Patents

電源投入時誤動作防止回路

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Publication number
JPS6046572B2
JPS6046572B2 JP55110756A JP11075680A JPS6046572B2 JP S6046572 B2 JPS6046572 B2 JP S6046572B2 JP 55110756 A JP55110756 A JP 55110756A JP 11075680 A JP11075680 A JP 11075680A JP S6046572 B2 JPS6046572 B2 JP S6046572B2
Authority
JP
Japan
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transistor
base
prevention
power
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP55110756A
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English (en)
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JPS5735421A (en
Inventor
文男 神谷
敞行 宮本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS5735421A publication Critical patent/JPS5735421A/ja
Publication of JPS6046572B2 publication Critical patent/JPS6046572B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
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    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • H03K2017/226Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in bipolar transistor switches

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  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はバイポーラモノリシックIC回路において電
源投入時にPNPトランジスタがそのベース寄生容量に
起因して誤動作を起こすことを防止する回路に関する。
バイポーラモノリシックIC回路中でPNPトランジス
タは、NPNトランジスタと同様に増巾回路、スイッチ
ング回路、電流ミラー回路等の各回路の構成に通常よく
使用される。第1図にその代表的な回路構成を示す。と
ころがこの第1図にも示されているように、PNPトラ
ンジスタQのベース・サブストレートOV間に、通常、
IC製造上数pF前後の寄生容量Cが等価的に形成され
てしまう。このため、立上りの早い電源の投入時には、
入力が印加されていない状態であつても、この寄勢容量
CへトランジスタQのエミッタ・ベースを)へて充電電
流が流れるためトランジスタQがドライブされ、そのコ
レクタからは第2図に示すように誤つた出力電流Iが生
じる。これを避けるための対策の1つとして、一般には
第1図に示すように、回路電源Vcc・ベース間にブリ
ーダ抵抗Rを5接続する方法がとられるが、その抵抗値
がトランジスタQのベース・エミッタ間ダイオードの等
価インピーダンスより充分小さくなければ効果がなく、
また電流利用率が悪化するので現実的ではない。またエ
ミッタ・Vcc間に抵抗を接続する方法もあるが、出電
流を制限する効果はあつても本質的に誤動作出力が生じ
ることには変りなく、使用にも制約が生じる。本発明は
、簡単な構成で効果的に作動する、バイポーラモノリシ
ックIC回路のPNPトランジスタが電源投入時にその
ベース寄生容量に起因して誤動作することを防止する電
源投入時誤動作防止回路を提供することを目的とする。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図において、誤動作防止の対象であるPNPトラン
ジスタQ2のベースに防止用PNPトランジスタQ1の
コレクタが接続され、そのエミッタはVccに接続され
ている。このように防止用PNPトランジスタQ1を加
えることにより、立上りの急峻久な電源電圧が印加され
たときにこのトランジスタQ1の寄生容量C1にトラン
ジスタQ1のエミッタ・ベースを通して充電電流が流れ
る。そのため、トランジスタQ1のコレクタには寄生容
量のC1の充電電流HFE(電流増巾率)倍の電流が流
れ、これがトランジスタQ2の寄生容量C2に充電電流
として流れ込む。従つてトランジスタQ2のエミッタ・
ベースをへて寄生容量C2に流れる電流は極めて小さく
なつてしまい、第2図に示すような小さな出力電流1″
が生じるだけである。この出力電流1″は第2図に示す
ように時間的にも短いものであり、実質的に殆んど問題
とはならない。この寄生容量Q,C2はICの製造上よ
く似た値となるので、出力電流1″が等価的には1/H
pE程度になるためである。なお、ブリーダ抵抗Rがな
くても同様に動作する。第4図は、トランジスタQ2,
Q3,Q4・・・からなる電流ミラー回路に、第3図と
同様に防止用PNPトランジスタQ1を加えた実施例を
示すものであ一る。
この図において、各エミッタ抵抗Rl,R2,R3,・
・の値はOであつてもよい。電流ミラー回路は通常大き
な電流増巾率とはしない(1倍程度が多い)ため、効果
は更に大きなものとなる。第5図に示すように、防止用
トランジスタQ1・のエミッタ・ベース間に高抵抗R4
を接続したのはトランジスタQ1のコレクタ遮断電流(
IcEO)が問題となるとき(通常、極めて少ないが)
にこれを少なくするための対策である。また第6図は、
高抵拍只,にダイオードDが直列に接続されるように、
IC回路ではよく使用される共通ベースダイオード(ト
ランジスタ)等を採用した一例を示すものである。第7
図は、電源投入の繰り返し頻度が大きいとき寄生容量q
1に充電される電荷を毎回放電するために、トランジス
タQ1のベースにアノードが接続され、Vcc側にカソ
ードが接続されたダイオードを設けたものである。
第8図は、上に述べた各回路による誤動作防止機能を更
に進めたもので、防止用トランジスタQ1のベースに回
路電圧Vcが定電圧にならない間オンしているNPNト
ランジスタQ7のコレクタ(インピーダンスR8を介し
て)接続して、寄生容量C1に充電が行なわれた後でも
回路電圧Vcが定電圧に達していない間はトランジスタ
Q1をオンしてこのトランジスタQ1を通して寄生容量
C2に充電電流を流そうとするものである。この第8図
ではNPNトランジスタQ5,Q6,抵抗R6,R7に
ょり電流ミラー回路が構成され、トランジスタQ5のコ
レクタには定電圧ダイオードZDが接続され、トランジ
スタQ6のコレクタにはバイアス用電流回路CI及びト
ランジスタQ7のベースが接続されている。回路電圧V
cが定電圧に達しない間はトランジスタQ5,Q6がオ
フとなつているので、電流回路CIによりトランジスタ
Q7がバイアスされてオンとなつており、定電圧に達し
たときにはトランジスタQ5,Q6がオンになるので、
トランジスタQ7はオフとなる。なお、この回路におい
てエミッタ抵抗R6,R7は必ずしも必要ではない。ま
た、電流ミラー回路を使用せず定数によつてはNPNト
ランジスタαを省略し、トランジスタQ6のベース・■
Cc間に定電圧ダイオード小を直接に接続してもよい(
抵抗R7は0とする)。なお、これまでの説明は主に電
源電圧の急峻な立上りについてのものであるが、回路内
電圧(例えば定電圧部)の急峻な立上りについても寄生
容量によりPNPトランジスタが誤動作することがある
ので、同様に適用できる。以上、実施例について説明し
たように、本発明によれば、、基本的には、誤動作防止
対象のPNPトランジスタのエミッタ●ベース間に1個
のPNPトランジスタのエミッタ・コレクタを接続する
だけという簡単な構成により、PNPトランジスタが電
源投入時にそのベース寄生容量に起因して誤動作するこ
とを効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図は電圧及び電流のタイ
ムチャート、第3図は本発明の一実施例の回路図、第4
図、第5図、第6図、第7図及び第8図は他の実施例を
それぞれ示す回路図てある。 Q2・・・・・・誤動作防止対象であるPNPトランジ
スタ、Q1・・・・・・誤動作防止のために加えられた
PNPトランジスタ、Cl,C2・・・・・・寄生容量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バイポーラモノリシックIC回路において、対象P
    NPトランジスタのベースに防止用PNPトランジスタ
    のコレクタを接続し、かつ前記対象PNPトランジスタ
    のエミッタまたは回路電源側に前記防止用PNPトラン
    ジスタのエミッタを接続して、前記対象PNPトランジ
    スタのベース寄生容量への充電電流を前記防止用PNP
    トランジスタから流すことにより電源投入時に前記対象
    PNPトランジスタが作動しないようにした電源投入時
    誤動作防止回路。 2 前記防止用PNPトランジスタのエミッタ・ベース
    間に高抵抗を接続したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の電源投入時誤動作防止回路。 3 前記防止用PNPトランジスタのエミッタ・ベース
    間に抵抗と直列にダイオードを接続し、かつこのダイオ
    ードがベース側となるようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電源投入時誤動作防止回路。 4 前記防止用PNPトランジスタのエミッタ・ベース
    間にベース側がアノードとなつているダイオードを接続
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電源
    投入時誤動作防止回路。 5 前記防止用PNPトランジスタのベースに回路電圧
    が定電圧に達するまでの間オンしているNPNトランジ
    スタのコレクタを接続したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の電源投
    入時誤動作防止回路。
JP55110756A 1980-08-12 1980-08-12 電源投入時誤動作防止回路 Expired JPS6046572B2 (ja)

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JPS5735421A JPS5735421A (en) 1982-02-26
JPS6046572B2 true JPS6046572B2 (ja) 1985-10-16

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ID=14543762

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JPS59201520A (ja) * 1983-04-28 1984-11-15 Omron Tateisi Electronics Co 出力回路
JP2009207015A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujitsu Ten Ltd 誤動作防止装置および電子機器

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