JPS6042500Y2 - 出力トランジスタ保護回路 - Google Patents

出力トランジスタ保護回路

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JPS6042500Y2
JPS6042500Y2 JP15106578U JP15106578U JPS6042500Y2 JP S6042500 Y2 JPS6042500 Y2 JP S6042500Y2 JP 15106578 U JP15106578 U JP 15106578U JP 15106578 U JP15106578 U JP 15106578U JP S6042500 Y2 JPS6042500 Y2 JP S6042500Y2
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JP
Japan
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transistor
output
terminal
voltage
protection circuit
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JP15106578U
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JPS5568814U (ja
Inventor
芳昭 佐野
敏夫 花澤
春美 半田
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力増幅器等の増幅器の出力トランジスタを保
護する回路に係り、特に増幅器の出力端子が誤って接地
された場合の出力トランジスタの保護回路に関する。
増幅器の出力端子が低インピーダンスで接地された場合
、その増幅器の回路構成によっては出力トランジスタが
破壊される恐れがある。
例えば、第1図に示す如き構成の出力段を有する増幅器
において、出力トランジスタTr□のベースに正の半波
の信号が印加されている場合に出力端子10が接地され
ると、出力トランジスタTr1のコレクタ・エミッタ間
にはコレクタ供給電圧Vccがそのまま印加されてしま
う。
この場合、トランジスタTr1は飽和状態にあり、従っ
てコレクタには大電流が流れて破壊された際に、出力ト
ランジスタTr1のバイアス電流11をしゃ断腰このト
ランジスタのベースを開放状態にすれば、コレクタ・エ
ミッタ間の耐圧はBVoo。
となり、voo<BVoEoの範囲内で出力トランジス
タTr1を保護することが可能となる。
なお、第1図において、11は信号源、12はバイアス
電流を供給する定電流源、13は負荷をそれぞれ表わし
ている。
第2図には以上述べた如き、出力トランジスタの保護を
実際に行う従来の回路が示されている。
同図において、14は出力端子10の電圧レベルに応じ
て出力段のバイアス電流11のしゃ断を制御する保護回
路、15.16は定電流源、17は基準電圧VRの入力
端子である。
保護回路14内のNPN )ランジスタTr4.Tr5
.及びTr6は互いに同一の特性となるように形成され
ており、定電流源15.16よりトランジスタTr4.
Tr5のコレクタにそれぞれ印加される電流I2.I3
はI2 >I3の関係ヲ満足している。
トランジスタTr、はコレクタ・ベース間が直結されて
おり、カソードが接地されたPN接合ダイオードとして
用いられている。
トランジスタTr5のエミッタは増幅器の出力端子10
に接続されており、そのベースはトランジスタTr4の
ベースに接続されている。
トランジスタTr4及び定電流源15はトランジスタT
r、のベース(以下a点称する)に所定の規準電位を与
えるために用いられている。
増幅器が正常に作動せしめられている場合、出力端子1
0の電位V。
はアース電位より高く従ってトランジスタTr5はしゃ
断状態なっている。
従ってこの場合トランジスタTr6は飽和して導通状態
となり、トランジスタTr7のベース・エミッタ電圧を
VBE7 t トランジスタTr6の飽和コレクタ電
圧をVCE(sat)6 、抵抗18の値をRとすると
、l4=VRVBE7 VCE sa なる電流がトランジスタTr7を流れ、トランジスタT
r8及びTr9により出力バイアス電流11の供給が行
われる。
増幅器の出力端子10が接地せしめられると、トランジ
スタTr5のエミッタ(以下す点と称する)はアース電
位となり、a点、b点間の電圧V肋はトランジスタTr
4のベース・エミッタ電圧VaE4に等しくなる。
従ってトランジスタTr、は導通状態となり、そのコレ
クタ(以下C点と称する)の電位がトランジスタTr6
のエミッタ電位より低くなりこのトランジスタTr6は
しゃ断状態となる。
これは、電流13が電流I2より小さいため、トランジ
スタTr、のコレクタ電圧V。
EがVCE4(=VC,5)より小さくなるためである
即ち、電流I3は、トランジスタTr5が導通状態とな
ったときにトランジスタTr5がしゃ断状態となるよう
に定められている。
トランジスタTr6がしゃ断状態となると、トランジス
タTr7.Tr8.Tr9が順次しゃ断状態となり、出
力バイアス電流I□がしゃ断され、出力トランジスタT
r□はベースが開放状態となる。
これにより前述の如く、出力トランジスタTr、の保護
が計られるのである。
しかしながら、従来のこの種の保護回路によると、増幅
器の出力電圧をあまり大きくとれないという問題がある
即ち、増幅器が正常動作している場合には、b点、a点
間にV。
−VBE4の電圧が印加されるが、b点、a点間の耐圧
はトランジスタTr、のブレークダウン電圧BV0B。
で規定される。
従ってV。−VBE4の値はBVや。。以下に制限され
、一般にこのブレークダウン電EEBVEBJは6〜7
Vであることから増幅器の出力電圧を大きくとることが
できないことになる。
本考案は従来技術の上述の問題点を解決するものであり
、本考案の目的は、出力端子が接地した時の出力トラン
ジスタの保護機能を有すると共に出力電圧が高い場合に
も充分耐えられる出力トランジスタ保護回路を提供する
ことにある。
上述の目的を遠戚する本考案の特徴は、出力トランジス
タの非電源側の出力端子と定電流源との間にコレクタ端
子及びエミッタ端子を挿入接続した制御トランジスタと
、該制御トランジスタのベース端子に所定の規準電圧を
印加せしめる回路と、該制御トランジスタの前記定電流
源側端子の電圧レベルに応じて前記出力トランジスタの
ベースバイアス電流を制御する回路とを備えた出力トラ
ンジスタ保護回路において、前記制御トランジスタのコ
レクタ端子が前記出力トランジスタの前記非電源側出力
端子に接続される端子であり、該制御トランジスタのエ
ミッタ端子が前記定電流源に接続される端子であること
にある。
第3図は本考案の保護回路の一例を示す図であり、この
保護回路20は第2図の保護回路14と置換して増幅器
及び定電流源等と全く同様に接続される。
本保護回路20と第2図の従来の保護回路14との相違
点はトランジスタTr′5のエミッタ及びコレクタがト
ランジスタTr、のそれと全く逆に接続されていること
にある。
即ち、本回路20においてトランジスタTr’5のエミ
ッタは定電流源16に接続され、コレクタが出力端子1
0に接続される。
増幅器が正常動作状態にある場合、その出力端子10が
接地された場合の本保護回路20の作動は第2図の回路
と全く同様である。
以下、上記保護回路20の動作を説明するが、該回路2
0は、従来回路14の代りに設けたものであり、回路2
0以外の定電流源15.16等は上述したとおり全く第
2図と同様に接続されかつ各参照符号も同じものを使用
する。
即ち、増幅器が正常に作動せしめられている場合、出力
端子10の電圧V。
はアース電位より高く従ってトランジスタTr5′はし
ゃ断状態となっている。
従ってこの場合トランジスタTr6は飽和して導通状態
となり、トランジスタTr7のベース・エミッタ電圧を
■BE7、トランジスタTr6の飽和コレクタ電圧を■
E(sat)6 、抵抗18の値をRとすると、 I4:VR−■BE−■CESa R なる電流がトランジスタTr7を流れ、トランジスタT
r8及びTr9により出力バイアス電流11の供給が行
われる。
増幅器の出力端子10が接地せしめられると、トランジ
スタTr、′のコレクタ(以下b′点と称する)はアー
ス電位となり、a′点、b′点間の電圧■3′、′はト
ランジスタTr4のベース・エミッタ電圧■肛4に等し
くなる。
従ってトランジスタTr5′は導通状態となり、そのエ
ミッタの電位がトランジスタTr6のエミッタ電位とほ
ぼ等しくなりこのトランジスタTr6はしゃ断状態とな
る。
このように、回路20の動作は、第2図の回路14の動
作と同じである。
しかしながら、この保護回路20におけるa′点即ちト
ランジスタTr5′のベースとb′点即ちトランジスタ
Tr5′のコレクタとの間の耐圧はブレークダウン電圧
BVoBoによて規定される。
このBVoBoはBVEBOに比してはるかに大きく、
通常のトランジスタ製造方法によっても40V以上は容
易に得ることができる。
従って本考案の如く構成にすれば保護回路の耐圧を十分
大きくとることができ、従って増幅器の出力電圧を大き
くとることができる。
第4図は本考案のさらに他の実施例を示している。
本考案の保護回路は、本実施例の如くトランジスタTr
1.Tr5′のエミッタ、コレクタに抵抗が挿入された
場合にも出力端子10が接地された際にトランジスタT
r6をしゃ断状態にすることができる範囲であれば全く
支障なくその効果を発揮することができる。
以上説明したように本考案の出力トランジスタ保護回路
は、制御トランジスタのエミッタが定電流源側に、コレ
クタが増幅器の出力端子側に接続されているので、出力
端子に対する耐圧を大きくとることができ、従って増幅
器の出力電圧が高い場合にも充分耐えて出力トランジス
タの保護を行うことができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は出力トランジスタの破壊及び保護を説明するた
めの回路図、第2図は従来の保護回路及び増幅器の出力
段の回路図、第3図、第4図はそれぞれ本考案の一実施
例の一部回路図である。 10・・・・・・出力端子、11・・・・・・信号源、
12,15.16・・・・・・定電流源、13・・・・
・・負荷、14,20・・・・・・保護回路、Tr5.
Tr2.Tr3.Tr4.Tr5゜Tr5′、Tr6.
Tr7.Tr8.Tr9・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力トランジスタの非電源側の出力端子と定電流源との
    間にコレクタ端子及びエミッタ端子を挿入接続した制御
    トランジスタと、該制御トランジスタのベース端子に所
    定の規準電圧を印加せしめる回路と、該制御トランジス
    タの前記定電流源側端子の電圧レベルに応じて前記出力
    トランジスタのベースバイアス電流を制御する回路とを
    備えた出力トランジスタ保護回路において、前記制御ト
    ランジスタのコレクタ端子が前記出力トランジスタの前
    記非電源側出力端子に接続される端子であり、該制御ト
    ランジスタのエミッタ端子が前記定電流源に接続される
    端子であることを特徴とする出力トランジスタ保護回路
JP15106578U 1978-11-04 1978-11-04 出力トランジスタ保護回路 Expired JPS6042500Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15106578U JPS6042500Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 出力トランジスタ保護回路

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JP15106578U JPS6042500Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 出力トランジスタ保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS5568814U JPS5568814U (ja) 1980-05-12
JPS6042500Y2 true JPS6042500Y2 (ja) 1985-12-27

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ID=29135952

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