JPS61267559A - 硫黄を含む新規な5位置換ベンズイミダゾ−ル誘導体 - Google Patents

硫黄を含む新規な5位置換ベンズイミダゾ−ル誘導体

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JPS61267559A
JPS61267559A JP61053533A JP5353386A JPS61267559A JP S61267559 A JPS61267559 A JP S61267559A JP 61053533 A JP61053533 A JP 61053533A JP 5353386 A JP5353386 A JP 5353386A JP S61267559 A JPS61267559 A JP S61267559A
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carbon
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カールマーン ハルサーニユイ
アンドレア マルデスパチユ
アンドラース ヤーボル
ジヨルジイ ハヨース
ジヨルジイ フエケテ
ラーフロー スポルニユ
ペーテル テーテーニユイ
カタリン チユオモル
エゴン カールパーテイ
ベーラ ヘゲデユス
マルータ カーポルナース
マールタ ソエロエーシイ
フラウ カーライ
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Richter Gedeon Nyrt
Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar Nyrt
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Richter Gedeon Nyrt
Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar RT
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    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/24Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、弐■の新規な5−置換の硫黄を含むベンズイ
ミダゾール誘導体とそれらの酸付加吉 塩と、それらの調製方法に関する。本発明の他の目的は
、高リポたん白質血症に対して有用な式Iの化合物とそ
れらの酸付加塩から成る薬学的物質の形成にある。本発
明の更に他の目的は、本発明の化合物とともに、高リポ
たん白質血症を処理するための方法を提供することにあ
る。
式lにおいて、 Rは、炭素数が1から4までのアルキル基、アルキル基
の炭素数が1から4までのフェニルアルキル基、ベンゾ
イル基又はフェニルスルフィニル基、を示し、かつ Dは、置換基A、B又はEとともに、炭素原子とへテロ
原子の間に形成される他の結合を示し、Aは、炭素数3
又は4のアルケニル基又はアルキニル基、オキソ基、炭
素数が2から5までのl又はそれ以上のカルボアルコキ
シ基で置換されたプロピル基、又はR1及びR1がそれ
ぞれ独立して水素又は炭素数が1から4までのアルキル
基であるか、R1及びR2がともに、酸素で中断されて
いてもよい炭素数4又は5のα、ω−アルキレン鎖であ
る、式−NR’R1基で置換されたアルキル基を示し、 もし、Rが炭素数1から4までのアルキル基を示す場合
には、Aは、上記したものと同様のもののほか、l又は
2以上のハロゲン原子、R1及びR8が上記に定義した
通りの−NR’R”基、オキソ基、カルボキシ基、ヒド
ロキシ基、ヒドロキシイミノ基、フェニル基、ハロゲン
化フェニル、炭素数2から5までのカルボアルコキシ基
、カルバモイル基、又はニトリル基を示し、ヘテロ原子
を通して分子の他の部分に結合している置換基は、硫黄
原子に結合している以外の炭素原子に結合していて、 もし、Rが炭素数1から4までのアルキル基でない場合
には、BとEのうちの1つはDとともに炭素原子とへテ
ロ原子との間の他の結合を示し、他のものは、水素又は
Aとともに炭素数2又は3のα、ω−アルキレン鎖を示
すか、又はBとEは、それぞれ独立して、水素、又は1
位がオキソ基又はヒドロキシイミノ基で置換された炭素
数4から6のアルキル基(ただし2つのうち1つは水素
ではない)を示す。
本発明の範囲は、更にアテロール性動脈硬化とトロンバ
ス形成に対して有用である式Iの化合物又はそれらの酸
付加塩の有効量から成るリポたん白質降下用薬学的組成
物も含む、アテロール性動脈硬化を処理するためのその
活性に対し異議が生じないとは思われない僅かな薬剤が
発見されたのみである。この治療剤の限定された重要性
は、病理学上の変化の進行と発生が好適に選択された栄
養により抑制されるという事実により示される。
これらの薬剤の第1の例は、クロフィブレート(2−(
4−クロロフェノキシ)−イソブタン酸エチルエステル
〕で、この化合物の薬剤中における構造的要素は後に市
場に出された。
〔背景技術〕
先行技術において、いくつかの記事が、イオウ原子上で
置換されたベンズイミダシリン−2−チオール誘導体に
言及している。(J、 Chew、 Soc、+331
1〜3315(1949) 、 J 、 Phar+w
、 Soc、 Japan+74 。
1365〜9(1954)  、CA廿、 15876
b 、薬学雑誌、皿。
1378−82(1958)  、 CA 、 53 
、8124h  、 Nauch DokladyVy
sshei 5hkoly * Khis+、 i K
him、 Tekhnol  、 333−337(1
959)  、CA、旦、 510b 、日本国特許出
願昭和36年第10978号I CA l j溪、 1
3964h)、チアジノ(3,2−a)ベンズイミダゾ
ールは、Current Sci。
(インド)井、454−5(1963)  、CA豊坦
、 15275h及びDopov Akad、 Nau
k R2HSer、 B、 8001975)に記載さ
れ、一方、日本特許出願公開昭和50年第52065号
とCA、 83 、206268rは、2位がベンズイ
ミダゾール−2−イル−チオ誘導体により置換されたコ
ハク酸に関連している。
上記記事は、合成の可能性に言及するものであるが、式
Iの新規化合物の薬学的用途に言及するものではない。
〔発明の詳細な説明〕
本発明によると、式Iの新規な5位−置換ベンズイミダ
ゾール誘導体が次のような方法で調製される。
(a)Eが水素で、BとDが一緒に他の炭素−窒素結合
を形成し、RとAが上記に定義した通りである式■の化
合物を調製するには、式■の5位−置換ペンズイミダゾ
リン−2−チオン(R以下余白 は上記に定義した通り)を式■の化合物(Xは)10ゲ
ン、 X−A          fir メシロキシ又はトシロキシ基)と反応させるか、(b)
Eが水素、BとDがともに他の炭素−窒素結合を形成し
、Rが上記に定義した通りであり、Aが炭素数2から5
までのカルボアルコキシ基で置換されたエチル基である
式1の化合物を調製するためには、Rが上記で定義した
通りである式■の5位置換ベンズイミダシリン−チオン
を弐■のアク Hz C−CH−A ’      ■リルM誘導体(
ここでAIは炭素数2から5のアルコキシ基を示す)と
酸性媒体中で反応させるか(c)Eが水素で、BとDが
一諸に他の炭素窒素結合を形成し、Rが上記で定義した
通りであり、Aが硫黄原子から数えて2番目の炭素原子
上でヒドロキシ置換された、炭素数3又は4のアルキル
基である式lの5位置換ベンズイミダゾール誘導体を調
製するためには式■の5位置換ベンズイミダシリン−2
−チオン(Rは上記に定義した通りである)を式Vのオ
キシラン誘導体(A Mはメチル基又はエチル基を示す
)を塩基性媒体中で、反応させるか、 (d)Bが水素で、Rが上記に定義した通りでミAとD
が他の炭素−炭素結合を示し、Eが、オキソ基で置換さ
れた炭素数4から6のアルキル基である式Iの5位置換
ベンズイミダシリン−2−チオン誘導体を調製するため
には、Rが上記に定義した通りである式■の5位置換ベ
ンズイミダシリン−2−チオンをトレース量の触媒の存
在下あるいは、触媒の存在しない状態で、式VIのビニ
ルアルキルケトン誘導体(E’は1位がオキソ基で置換
された炭素数2から4までのアルキル基をH,C=C)
(−E’        VI示す)と反応させるか、 (e)BとEがオキソ基で置換されたC4−4のアルキ
ル基で、Rが上記で定義した遺りで、DとAが他の炭素
−炭素結合を示すものである式lの5位置換ベンズイミ
ダゾール−2−チオン誘導体を調製するためには、Rが
上記に定義した通りである式■の5位置換ベンズイミダ
シリン−2−チオンを、EIが上記に定義した通りであ
る式VIのビニルアルキルケトンと四級アンモニウム塩
基と反応させるか、 <r)Eが水素で、Rが上記に定義した遺りで、BとD
が他の炭素−窒素結合を示し、l<1.2−ジカルボキ
シルエチル基である式lの5位置換ベンズイミダゾール
誘導体を調製するためには、Rが上記で定義した通りで
ある5位置換ベンズイミダシリン−2−チオンを無水マ
レイン酸と反応させ、その後代■及び■の縮合 以下余白 生成物を酸性媒体中で加水分解するか、(g)BとDが
一緒に他の炭素−窒素結合を形成し、AとEがともに炭
素数2又は3のα、ω−アルキレン饅である式lの5位
置換ベンズイミダゾール誘導体を調製するためには、R
が上記に定義した通りである5位置換ベンズイミダシリ
ン−2−チオンを、式■ X”  −A”  −X冨          ■のα
、ω−ジハロゲン化アシアルキレン″とX雪はハロゲン
を示し、A3は炭素数2又は3のα。
ω−アルキレン鎖を示す)と、酸結合剤の存在下反応さ
せ、そして望むならばこのようにして得られる式Iの5
位置換ベンズイミダゾール誘導体(式■において、R,
A、B、、E及びDは上記に定義した通りである)をエ
ステル化、イミド化、塩形成又は塩の形態で得られた化
合物を塩基で処理することにより式■の他の化合物に変
換できる。
出発物質として使用される弐…の5位置換ベンズイミダ
シリン−2−オン誘導体は、それ自身公知である好適な
4位置換−1,2−ジアミノベンゼン誘導体をキサント
ゲン酸のアルカリ金属塩との反応により調製できる(例
えばOrg、 5ynth。
Co11.、Vol、  4.569<1963))、
この方法で使用される他の試薬は、周知の市販の化合物
である。
上記(a)法は、好ましくは、室温から150℃までで
、例えば炭素数1から4のアルカノールのようなを機溶
媒中で行われる。遊離した酸を結合させるために、反応
の異なった酸結合剤、例えば水酸化アルカリ、アルカリ
金属のアルコラート、アルカリ金属の炭素塩又はアルカ
リ金属の重炭酸塩を使用することができる。酸は補助的
な酸結合荊と結合させるよりも式■の化合物と結合させ
ることが好ましい。これにより、式Oの化合物が酸付加
塩の形態で得られ、塩基の助けによりフリーの塩基が遊
離し、それは、水と混合しない有機溶媒により、水溶液
から抽出される。好ましくは、0.1から0.2規定の
水酸化アルカリ水溶液が塩基として使用できる。水と混
合しない有機溶媒としては、好ましくは塩素化された炭
化水素例えばジクロルメタン又はクロロホルムを使用す
ることができる。従来技術(J 、 Heterocy
cl、 Chew、 17 +1255 (1980)
の教示と異なり、脱水とともに起こる環化の副反応が、
式■の5位置換ベンズイミダシリン−2−千オンと4−
ハロゲン化アセト酢酸エステルを本発明に従って反応さ
せたときには起こらず、S−アルキル化反応のみがハロ
ゲン化水素の発生とともに起こることは驚くべきことで
あった。
(b)、(d)、(e)及び<r>の全での方法は、求
核付加の観点により好適に活性化された炭素−炭素二重
結合を存する試薬によるアルキル化である。このような
炭素−炭素二重結合を有する好適に活性化された試薬と
しては、(b)法の弐■のアクリル酸誘導体(エステル
、アミド及びニトリル)、(d)法の式VIのビニルア
ルキルケトン及び(f)法の無水マレイン酸を使用する
ことができる。上記酸誘導体を炭素−炭素二重結合を有
する化合物として使用すると、硫黄原子が置換され、一
方、アルキルビニルケトンを使用すると、反応条件によ
り式■の5位置換ベンズイミダシリン−2−チオン誘導
体の1つ又は両方の窒素原子アルキル化される。無水マ
レイン酸を使用すると、第1にS−アルキル化が起きる
が、続いて5位置換−2−ベンズイミダシリン−2−チ
オー無水コハク酸が環にある窒素原子の1つをアシル化
する。このように、5位にある両置換基に間して、又2
つのカルボキシ基に関して2つの生成物が得られる。4
つの3環式生成物ば式■及び■を有している。大きな角
括弧は、置換基Rが環の異なった炭素原子に結合するこ
とができ、異性体の混合物が得られることを意味する。
しかし、式lの所望の最終生成物の調製という観点から
すると、このことは重要なことではない、それば、4つ
の化合物を加水分解すると同じ最終生成物が得られるか
らである。
先行技術(UKr、 Khfm、 Zs、、 41. 
、759(1975)  。
CA 、 i 、 147426) ニヨルgIIm 
テは、ビニルアルキルケトンが窒素原子をアルキル化す
ることを期待することはできなかった。単独又は2つの
アルキル化のうちどちらが起きるかは、反応が触媒なし
で起きるか、(d)法に従ってトレース量の触媒の存在
下で起きるかあるいは、(a)法に従って四級アンモニ
ウム塩基の存在下で起きるかという事実に依存する。前
者では、単独のアルキル化が、後者では2つのアルキル
化が起きる。四級アンモニウム塩基としては好ましくは
、例えば水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム(トリ
トンB)を使用することができる。
(C)法によると、アルキル化は塩基性媒体中成Vのオ
キシラン誘導体の助けにより起こる。接法の好ましい実
施例によると、式■の5置換ベンズイミダシリン−2−
チオン誘導体は塩基性媒体であることを確実にするため
まず、例えばアルコラートと反応し、このアニオン性化
合物は対応する式Vのオキシラン誘導体と反応する。ア
ルコラートは当量用いることが好ましい。
アルキル化の他の実施例ば、(g)法に示されている。
接法によると炭素数2又は3のα、ω−ジハロゲン佃ア
シアルカンルキル化用として使用される。硫黄原子及び
窒素原子がともにアルキル化され、これにより式Iの3
環式化合物が得られる。該反応は、第2段階において、
窒素原子のアルキル化用として少な(とも1当量の塩基
が必要とされる以外は(a)法と同様に行われる。
本発明方法により調製される式0の化合物は、それ自身
公知である方法により他の式■の化合物に変換すること
ができる。たとえばオキソ基を有する化合物をヒドロキ
シルアミンと反応させると、ヒドロキシイミノ基を有す
るオキシム誘導体が調製される。ヒドロキシ基を有する
化合物を、ハロゲン化試薬やハロゲン化された誘−導体
と反応させ、エステル化されたカルボキシを有する化合
物や遊離のカルボキシ基を有する化合物をけん化し、塩
や遊離の塩基の形態にある化合物、とくに後者の化合物
を酸で処理すると塩を得ることができる。
遊離のカルボキシ基を有する式Iの化合物は塩基で処理
することにより塩に変換することができる。
塩を調製するためには、分離と精製又は目的化合物の薬
学的用途の開発を容易にするような全ての酸及び塩基を
使用することができる。塩の形成のために、例えば塩酸
のようなハロゲン化水素や、無機のオキシ酸(硫酸やリ
ン酸)、有機酸(酢酸、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸
、メタンスルホン酸)、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム等の無機塩
基及びジシクロヘキシルアミン及びその類似化合物のよ
うな育機及び無機の酸と塩基を使用することができる。
活性成分としての新規な硫黄を含む5位置換ベンズイミ
ダゾール誘導体及びそれらの薬学的に使用できる塩は、
希釈剤、充填剤、安定化剤、望むならば浸透圧、pH調
製剤、味及び臭いに影響を及ぼすエクシビーント、溶媒
、表面活性剤及びその他のエクシピーントを用いること
によりフォーミレートすることができる。これらは液状
でも半液状でもよい、固体の処方化の例としては、錠剤
、トラフジ−(dragee)、ビル、粉末及びカプセ
ルとすることができる。液体のフォーミニレート化とし
ては、例えば飲めるか注射できる組成(溶液、懸濁液、
乳化液)とすることができる。クリーム、軟こうやゼリ
ーを半液体のフォーミニレートの例として挙げることが
できる。
該薬学的組成は、好ましくはこのような服用の形!a(
錠剤、トラフジー、カプセル、注射用カプセル等)にフ
ォーミニレートでき、これらは、活性成分の全量を1回
服用として与えることができ又、全量の数倍、I/2.
1/3.1/4を同様に服用させることができる。
服用の回数や量は、より多くのファクター、例えば、年
令、患者の儂康や体重、徴候の状態や大きさ、処理の頻
度等によって異なる。通常活性成分の10の服用量は、
1日のより多くの予知された服用において約1から10
00■/贈とすることができる。投与量、投与経路、投
与の頻度は医師の経験に基づいて決定される。
高リポたん白質血症に有用な式Iの5位置換ベンズイミ
ダゾール誘導体の化学構造は、この医療分野で使用され
る化合物と非常に異なっている。
従って、式Iの5位置換ベンズイミダゾール誘導体の用
途はこの医療分野において絶対的に新規なものである。
薬学上のデータから成る表では、クロフィブレートは、
その化学構造が本発明の化合物とかけ離れているにもか
かわらず、本発明の化合物の活性を例示するための比較
用の化合物として使用されている。
実施例に従って調製される化合物に属するコード番号は
、下表により示される。
以下余白 コード番号 実施例    コード番号 実施例020
2367  19      02G2377 18ア
テローム性動脈硬化は、たとえばコレステロールエステ
ル等の血しょう脂質成分が静脈壁に障害あるときに増加
することにより主として特徴づけられる徐々に進行する
過程である。この過程は、静脈壁の内層が損傷すること
により誘発される。
損傷した部位には血小板が付着し、異なった住物学的活
性物質が血小板から遊離し、これが静脈壁の筋肉細胞を
増加させる。損傷により静脈壁の通常の障壁としての機
能が停止し、たとえばリポたん白質やコレステロールエ
ーテル等の血しょう成分が、血小板から誘導される活性
剤とともに静脈壁の低層部へと流れ始める(Arter
iosclerosis。
1.229から311(1981))。
低粘度のアテローム性リポたん白質(LDL)と高粘変
リポたん白質は、疫学的データにより防御活性を有し、
コレステロールの主要成分を運ぶものであり、リポたん
白質にとって非常に重要である(Lancet 、工、
 16−19(1975))。
まとめると、一方ではトロンバス様の成分が、又他方で
は、脂質やリン脂質が過程中である役割りを果たす。従
って、たとえばアテローム性LDLの量を減少させ、防
御的HDLのコレステロール含量を増加させ、同時に顕
著な非集合性を示すように、リポたん白質のレベルに好
影響を及ぼすような化合物を探し出すことが調査の目的
であった。
重さ140−160 gのウイスターハノーバー雄ラッ
トに、1.5%のコレステロールと0.5%の塩素酸ナ
トリウムと5%の固定脂肪を補ったラット用飼料を7日
間与えた(P、E、シェアー。
J、R,シュルツ・ジュニア、D、E、ディ。
Atherosclerosls Drug Disc
overy (アテローム性動脈硬化剤の発見)Ed、
C,E、ディ、 PIenu+w+New York 
215(1976)及びActa、 Pharm、 H
ung、+49+182 (1979) ”)。この時
間中、リンパ液中の全コレステロールレベルは通常のレ
ベルと比較して200−250%に増加し、HDLコレ
ステロールの量は、45〜50%に減少した。6つの動
物から成るグループを形成した。本発明の化合物は、コ
レステロール飼料追加の日から4E目に経口投与しはし
め、実験の最後の日である7日月まで1回又は2回服用
させた。18時間飢えさせた後、エーテル麻酔下8日月
に出血して死亡した。血液サンプルは遠心分離し、リン
パ液の全コレステロールとHDLコレステロールは、バ
ックマンの酵素法により決定され、一方、リンパ液のト
リグリセリド濃度はファンハンゲルの方法(J 、 L
ab、 : C11n。
Med、41 、486(1953))で決定した。L
DLとVLDLの量は、マンガン沈澱法により濁度測定
(P。
E、シュア−、J、R,シュルツ、C,E、ディ:At
herosclerosis Drug Discov
ery (アテローム性動脈硬化剤の発見)Ed、、C
,E、ディ* PlenumPress、 New Y
ork、215(1976))により決定した。非集合
活性を、クロノーロッグアグリゲーターを用い、トロポ
サイト(trobocites)が豊富である人間の血
しょう上インビトロで測定した。集合は、ADP、アド
レナリン、コラーゲン及びアラキドン酸により誘発され
た。脂質の過酸化の阻害の決定は、洗浄した人間のトロ
ムボサイトの懸濁物を用いて、チオバルビッール酸法に
より行った。脂質の過酸化は、N−メチル−アレニック
イミドにより誘発される(Arznefmfttel−
Forschung  29 +981 (1979)
 )。
インビボ実験の結果を表1及び表2にまとめた。
より多くの5位置換ベンズイミダゾール誘導体(式りが
コレステロールを与えられたラットの血液リンパ液のリ
ポたん白質組成物により影響を与えるものであることが
発見された。この事実は、リンパ液の脂質含量が減少し
、防御用HDLのレベルが増加することにより示される
以下余白 表   工 りaフィ7レーF  100.0    −24.7 
   −20.0     −11.2    −20
.0表   2 0202479   10.0   −7.8    
−3.1     −20.8      +47.7
本30.0   −41.5m    −4’1.7宰
*    −48,5m本   +40.1100.0
   −66.31本  −55,8ネ*    −8
0,5**    +56.1**C1ofib−10
0,0−23,0−24,5−37,9−7,4a t
e *  O,OI       P  O,05:   
 傘車P  O,01そのような化合物はたとえば化合
物第0200058号(表1参照)で、100mg /
kgで投与されたときに、HDLを45%増加させ、リ
ンパ液の全コレステロールのレベルをわずかに減少させ
る。化合物第0200131号は類似の活性を有する。
化合物第0202377号が100■/眩で服用される
と、リンパ液の全コレステロールレベルが52.4%M
少L、一方、HDL−コレステロール含量は61.2%
増加するというより顕著な変化が観察できた。LDVと
VLDLレベルの減少は小さいものである。特別に優秀
な活性を示した化合物第0202647号は、その服用
が100■/kgで、リンパ液の全コレステロールレベ
ルの減少は34.5%であった。LDLとVLDLの減
少は41.5%で、HDLは49%である。
特に化合物第0200427号は、−服用量100■/
贈であるとすると、大きなリンパ液脂質減少活性を示し
、これはリンパ液の全コレステロール量を51.7%減
少させ、リンパ液のトリグリセリドを67.2%減少さ
せ、LDLとVLDLのL/ ヘJLtを54.4%減
少させる。該化合物は同様に程度は小さいが、HDLレ
ベルでも減少させる。化合物第0202154号も10
0■/kgの服用で非常に効果的である。該化合物は、
全コレステロール量を49.3減少させ、トリグリセリ
ドのレベルを25.3%減少させ、LDLとVLDLの
量を57.5%減少させる。
HDLコレステロールのレベルは71.3%増加した。
上記化合物の塩酸塩である化合物第0202479号も
顕著に効果的である。この化合物を用いて得られた結果
を表2と表3にまとめる。
以下余日 表   3 Iooo 6673 39 − クロフィブレートの非集合活性データは次の通りである
(媒体抑制濃度u M 、 Biochem、Phar
macol。
皿、 14 、2013(1981))。
A D P        100μMアドレナリン 
   700μM コラーゲン    1700μM アラキドン酸   5000μM 表3は、化合物の血小板集合抑制活性を例示した。AD
Pとアドレナリンにより生ずる集合は、化合物第020
2479号及びつぎにクロフィブレートの場合の小さい
服用量の場合にこの効果が観察されるような第2のフエ
−に中でクロフィブレートに類似する化合物により抑制
された。アラキドン酸により誘発される集合は、クロフ
ィブレートが有効でない250μMの濃度で使用される
化合物により100%抑制された。これらの結果は、ト
ロンビサイド中でシクロオキシゲナーゼを通るプロスタ
グランジンの生合成を化合物が阻害するという事実に当
てはまる。この事実は脂質の過酸化の抑制により確認さ
れ、媒体抑制濃度は本実験では、24μMであった。
この化合物の鋭い毒性は雌雄のマウスとラットに経口投
与して検査した。これらの動物は14日間観察された。
鋭いLDs。値はマウスの場合960■/ kgで、一
方ラットの場合は2000■/ kgを越えていた。
これらの結果をまとめると、式■の5位置換ベンズイミ
ダゾール誘導体は新しいタイプの化合物で、病原のリポ
たん白質レベルに好影響を与え、アテローム性リポたん
白質の濃度を減少させ、心臓病の発作の観点からして重
要である防御的HDLコレステロールの量を増加させる
。更にこれらの性質のほか、該化合物は血小板の集合と
脂質の過酸化を抑制する。その活性は、全ての面におい
て、比較の化合物として使用したクロフィブレートより
優っている。
本発明を、以下の本発明を限定することを意図しない実
施例により説明する。
実施例で示されたIRスペクトルは、臭化カリウムを用
いてパーキン−エルマー257型分光測光器により測定
した。最大吸収の位置は波数(am−’)で与えられ、
それらが属する基につき常に言及する。与えられたデー
タの精度は5−5−8a’である。
磁気共鳴スペクトル(NMR)は、パリアンEN−36
0の装置を用い、60M)lzの周波数で測定した。使
用した溶媒と溶媒混合物はrNMRJの文字の前に表示
し、以後各値はppmで与えられる。
D?’fSOd&とは、重水素化されたジメチルスルフ
ナキシドである。
実施例1 2− (2−/1−ピペリジル/−エチルチオ)−5−
メチル−ベンズイミダゾール−ジヒドロクロライド 4.87g (30ミリモル)の5−メチル−ベンズイ
ミダシリン−2千オン、6.54g (35,5ミリモ
ル)の2−/1−ピペルジル/−エチルクロライドの塩
酸塩及び2.78g (33ミリモル)の炭酸水素ナト
リウムを60nlのメタノールに溶かし、この混合物を
6時間還流する。無機塩を濾°別し、濾液を蒸発させ、
酢酸エチルと塩酸性酢酸エチルを加えると表記の化合物
が沈澱する。収量: 9.32 g(90%)。融点:
229〜230℃で、エタノールから再結晶化させても
変化しない。
元素分析:C1sHzsCI JsS 、  分子量3
48.33計算値(%)  : N 12.06. S
 9.21 、  Cj! 20.36実測値(%) 
 : N 12.31 、 S 9.11 、 CI!
20.51スペクトルのデータ KBrによるIR1 υ: 3600〜3300(OH+NHによる) 、 
3150〜2100(NHによる)、1610 (C−
N)による)、790(芳香族水素による単位(C11
−’)ozoによるNMR。
δ:2.0b(C−C旦2へCによる)3.8m(N 
−CH,による) 、2.5s  (Ar −CHsに
よる) 7.4m (Ar−Hによる)3.1b(S 
 CHtによる)単位(ppa+)実施例2 5−メチル−2−2/2.3,5.6−テトラヒドロ−
1,4−オキサジン−4−イル/−エチルチオーベンズ
イミダゾール2塩酸塩 4.11g(25ミリモル)の5−メチル−ベンズイミ
ダシリン−2千オン、5.58g (30,3ミリモル
)の炭酸水素ナトリウムをエタノール中で6時間還流さ
せ、反応混合物を蒸発させる。10ml1の水に溶かし
た1、1gの水酸化ナトリウムと’lQmlのジクロロ
メタンを加えると相が分かれ、この抽出を2度繰り返す
、ジクロロメタン溶液を集め、濃縮し、次に、塩酸性酢
酸エチルを加えて塩を形成させる。エタノールから結晶
化させることのできる表記化合物を8.28g (94
,5%)得ることができる。
融点:250〜251℃。
元素分析: C+aH*IC1tNsO5、分子量35
0.3I計算値(%)  : C48,00,H&、0
4  、 N 12.005 9.15 実測値(%)  : C48,25,H6,17、N 
12.28S  9.11 スペクトルのデータ KBrによるIR。
+ υ: 3200〜2100(N−)(による)、161
0(C=Nによる) 1080 (C−0−Cによる)
D、OによるNMR。
δ: 2.5 s  (Ar  CH3による)、3.
5−4.2m (CI(z −Kによる)、7.4mA
r−Hによる)単位(ppm)。
実施例3 2−3−アミノプロピルチオ−5−ベンジル−ベンズイ
ミダゾール2塩酸塩 6g(25ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシ
リン−2−チオン、3.9g(30ミリモル)の3−ク
ロロプロピルアミン塩酸塩及び2.55g (30,3
ミリモル)を実施例2と同様に反応させた。無機塩を濾
別した後に、出発のベンズイミダゾール−チオン2.8
5 gがエタール系溶液から結晶化する。濾液の濃縮に
より得られる物質に水酸化ナトリウム水溶液とジクロル
メタンを実施例2の方法に従って加える。抽出を繰り返
した後、ジクロメタン相が濃縮され、表記の2塩酸塩が
、塩酸性イソプロパツールを加えることにより沈澱する
最終生成物の融点は212〜216℃である。
スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200〜2100(N−Hによる”) 、 1
610 (C=Nによる) 1595 (芳香族骨格に
よる)778.730,695(芳香族水素による)単
位 ell ” ’ CDCl 、 + DMSOdiによるNMR。
δ: 2.2 t  (C−CHt −Cによる)、3
.Ib(S  CHtによる”) 、  3.8 t 
 (N−CH2による) + 4. I S  (A 
r  CHz−Arによる) 7.2〜7.6 m (
A r −Hによる)、8.4b”  (CNによる)
単位ppra 以下余白 実施例4 5−ベンジル−2−(2−/1−ピペリジル/−エチル
チオ)−ベンズイミダゾール及びその2塩酸塩 6g(25ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシ
リン−2−千オン、5.52g (30ミリモル)の2
−/1−ピペリジル/−エチルクロライド塩酸塩及び2
.55 g  (30,3ミリモル)の炭酸水素ナトリ
ウムを実験2のよ、うに反応させる。反応混合物を濃縮
し、残渣を水酸化ナトリウム水溶液とジクロロメタンを
用い、実施例2に従って抽出する。ジクロロメタン相を
濃縮し、残渣に30m1の酢酸エチルを加える。沈澱す
る5−ベンジル−2−2−/1.ピペリジル/−エチル
チオーベンズイミダゾール塩基4.6 g (52,3
%)を濾別し、アセトニトリルから再結晶させる。融点
:107℃元素分析: CtrH□N、S 、分子量3
51.49計算値(%)  : N 11.95. S
 9.12実測値(%)  : N 12.16. S
 9.642塩酸塩は、塩酸性イソプロパツールで調製
する。
元素分析: Ct、HtrCI JsS 、分子142
4.42計算値(%)  : C59,42、H6,4
1、CI!16.7N  9.9.S  7.55 実測値(%)  : C59,62,H6,10、CI
!16.43N  9.75  、  S  7.18
スペクトルのデータ KBrによるIR。
+ υ: 3200〜2300 (N −Hによる5 、 
1610 (C=Nによる) 1592 (芳香族骨格
による)。
+270 (s −c Htによる) 、 2770 
(N−CH,による)、778,736.700(芳香
族水素による)単位 01m −’CDCl 3による
NMR。
δ: 1.7bt  (C−CH1八−〇による)、2
.5−3.5m (S  C)lx、N  CHzによ
る)4、I S (Ar−CHz −Arによる)6.
8−7.4m (Ar −Hによる)単位 ppm 実施例5 5−ベンジル−2−(2−/2,3.5.6−テトラヒ
ドロ−1,4−オキサジン−4−イル/エチル−チオ)
−ベンズイミダゾールおよびその2塩酸塩 6g(25ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダプ
リン−2−チオン、5.58g(30ミリモルンの2−
クロロエチル−モルフォリン塩酸s及び2.55gの炭
酸水素ナトリウムを4Qmlのエタノール中沸点下5時
間反応させる。無機塩を濾別し、混合物を濃縮した後、
残渣を30ml1の酢酸エチルで処理する。得られるベ
ンズイミダゾール塩基(7,31g、融点150℃)を
濾別する。
元素分析:C2゜HzsNsO5、分子量353.46
計算値(%)  : C67,95,H&、55 、 
N 11.88S 9.07 実測tr (%)  : C67,71,H6,9,N
 12.06S 8.97 スペクトルのデータ KBrによるIR。
o:3zoo〜2300 (N −Hによる)、161
0 (C=Nによる”) 1100 (C−0−Cによ
る)。
1592 (芳香族骨格による) 2800 (N −
CH2による)、1270 (S −CH!による)。
795.740.704 (芳香族水素による)単位 
Ol−費 該塩基の2塩酸塩の融点は224〜225℃で、n−ブ
タノールから再結晶することができる。
元素分析:C2゜H□CIN!O5、分子量426.3
8計算値(%)  : C56,33、H5,91,C
l116.63実測値(%)  : C56,79,H
6,1,CIt15.98実施例6 2−/2−ジイソプロピルアミノ−エチルチオ/−5−
ベンジル−ベンズイミダゾールリン酸塩6g(25ミリ
モル)の5−ペンジルーベンズイミダゾリンーセーチオ
ン、6g(30ミリモル)の2−/ジイソプロピルアミ
ノ/−エチルクロライド塩酸塩及び2.55 gの炭酸
水素ナトリウムを40m1のエタノール中5時間沸騰さ
せる。無機塩を濾別し、濾液を実施例2に従って蒸発さ
せる。
水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、濾液をジクロロメ
タンで抽出し、ジクロロメタン相を濃縮し、残渣にエタ
ノール性リン酸溶液を加えて、表記の塩を沈澱させる。
95%エタノールから再結晶する生成物は194〜19
5℃で溶融し、メタノールを溶出液として使用して、ク
ロマトグラフィーにかけたときに単一であると証明され
た。
スペクトルのデータ KBrのIR。
+ υ: 3700〜2000 (N −H”、 OHによ
る) 1615(C=Nによる) l085 (p o
、による)1595 (芳香族骨格による’) 797
,732.700(芳香族水素による)単位 cIm 
−’CDCl s +DMSOdaによるNMR:δ:
 1.4d (C−CH3による)、3.5b(S−C
H2、N−CHによる)4.05(Ar−CHt  A
rによる)、6.8−7.4m(Ar−Hによる)単位
ppm 実施例7 2−72−ジエチルアミノ−エチルチオ15−ベンジル
−ベンズイミダゾール2塩酸塩6g(25ミリモル)の
5−ベンジル−ベンズイミダシリン−2−チオン、5.
16g(30ミリモル)の2−/ジエチルアミノ/−エ
チルクロライド塩酸塩及び2.55gの炭酸水素ナトリ
ウムを40mAのエタノール中で反応させる。無機塩を
濾別し、溶液を濃縮した後、塩酸性エタノールにより表
記生成物が沈澱する。
融点:  152−154℃、収量 6.85 g (
66,44%)元素分析: CzJh、Cl tNss
 、 、  分子量412.41計算値(%)  : 
C58,24,H6,6,N 10.18実測値(%)
  : C58,97,H6,28,N 10.3スペ
クトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3100〜2100 (N −Hによる) 16
10 (C=Nによる’) 1592 (芳香族骨格に
よる)793.734.700 (芳香族水素による)
単位 Cam−’ CDC2,によるNMR: δ: 1.5 t (CH−CHsによる)、3.4.
(CH3:!  CHzによる)3.8b(S−CHl
による) 、  4.2 b (N−CI(zによる)
4.0s  (Ar CHt  Arによる)、7.2
−7.7m(芳香族水素による)単位ppm ンズイミダゾールー5−イル)−メタノン塩酸塩6.5
5 g (25,フロミリモル)の5−ベンゾイル−ベ
ンズイミダゾール−2−チオ′/、2.45mj+の塩
化アリル及び40m1のエタノールを20時間還流し、
引き続き更に2.45m Itの塩化アリルを加え、そ
の混合物を更に5時間還流をする。冷却すると生成物が
沈澱する。イソプロパツールから再結晶した後の収率は
86.7%、融点は182−183℃。
元素分析” C+J+5CfNtOS  、分子量33
0.82計算値(%)  : C61,71,H4,5
7、CI!10.7139.69 実測値(%)  : C61,53、H4,57、CI
!10.7N 9.87 スペクトルのデータ 以下余白 KBrによるIR。
υ: 3200〜2000(N−Hによる’) 165
2 (C−0による)1622(C−Cによる)、15
90(芳香族骨格による) 828,750.690 
 (芳香族水素による)単位 3−1 CDCJ !によるNMR。
δ: 4.4 d (S−CH,による)、5.2−6
.3mm(ビニル基による) 7.3−8.3m (A
r−Hによる)、IJ5bf  (NH/、:よ4)単
位ppm 実施例9 5−フェニルスルフィニル−2−/2−プロペニルチオ
/−ベンズイミダゾール塩酸塩6.86gC25ミリモ
ル)の5−フェニルスルフィニル−ベンズイミダシリン
−2−チオン及び49mj! (60ミリモル)の塩化
アリルを50m1のエタノール中で24時間還流する6
次に反応混合物をS縮し、残渣をアクリロニトリルから
結晶化させる。濾別された最終生成物の収量は7.68
g (87,55%)である、エタノールからの再結晶
後の融点は、168℃である。
元素分析: CいH+ sCI NtOSz  、分子
量350.88計算値(%)  : C54,76、H
4,3、S 18.27実測値(%)  : C54,
52,H4,18,518,01スペクトルのデータ KBrによるIR。
+ 17 : 3100−2000 (N −Hによる)、
1630 (C−Cによる) 1183 (S冨0によ
る”) 、 1600(芳香族骨格による) 816,
750,690  (芳香族水素による)単位e1m 
−’ DMSOdi ニよるNMR。
δ:4.2d (S−(、Hzによる)、5.0−5.
6m / x (CHzによる)、5.6−6.2+m
八(CHzによる)、7.5−8.2m (A r −
Hによる)単位ppm 実施例10 2−72−ジイソプロピルアミノ−エチルチオ/−5−
メチル−ベンズイミダゾール 6、16 g (37,5ミリモル)の5−メチル−ベ
ンズイミダシリン−2−チオン、9g(45ミリモル)
の2−/ジイソプロピルアミノ/−エチルクロライド塩
酸塩及び3.52 g (41,9ミリモル)を60m
Itのエタノール中で6時間還流させる。塩を濾別し、
濾液を濃縮した後、残渣を実施例2で述べた通り、ジク
ロロメタンと水酸化ナトリウム水溶液で抽出する。水相
を更にジクロロメタンで抽出し、有機相を集めて濃縮し
、残渣を47m1の酢酸エチルから再結晶させる。得ら
れる表記化合物の収量は6.65g (61%)、融点
は109−110℃である。
元素分Fr: CrJtsNsS  、分子量291.
45計算値(%)  : C65,93、H8,65、
N 14.42S 11.00 実測値(%)  : C65,73,H&、26 、 
N 14.43S 10.75 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3300−2100 (N −Hによる)161
g(C−Nによる) 1599 、1580 (芳香族
骨格による) 800(A rによる)単位 am−’
CDCl 3によるNMR。
δ: 1.1 d (CH−CH3による)、2.4s
(Ar  CHsによる)1〜3.1m (C)l。
CH2−Kによる) 6.8−7.4m (Ar−Hに
よる)単位ppm 実施例11 2−72−ジメチルアミノ−エチルチオ/−5−ベンジ
ル−ベンズイミダゾール2塩酸塩実施例2に記載の方法
に従い、6g(25ミリモル)の5−ベンジル−ベンズ
イミダシリン−2−チオン、4.32g(30ミリモル
)の2−/ジメチルアミノ/−エチルクロライド塩酸塩
及び2.55gの炭酸水素ナトリウムをメタノール中で
還流させる。塩を濾別し、濾液を濃縮し、水酸化ナトリ
ウム水溶液で処理する。有機相を分離し、濃縮し、塩酸
性エーテルを加えると塩が沈澱する。イソプロパツール
から再結晶させると204℃の融点を有する8、15 
g (84,8%)の2−72−ジメチルアミノ−エチ
ルチオ/−5−ベンジル−ベンズイミダゾール2塩酸塩
が得られる。
元素分析: Cr*HtsCIIJsS  、分子量3
84.36計算値(%)  : (J 18.45 、
 N 10゜93. S 8.34実測値(%)  :
(118,27、N 11.07. S 8.12スペ
クトルのデータ KBfによるIR6 υ: 3200−2000 (N −)1による) 1
613 (C−Nによる) 1596 (芳香族骨格に
よる)1448 (N −CH3による’) 795,
732.698(芳香族水素による)単位 cs−” 上記ジクロロメタン溶液を濃縮した後に得られる残渣を
アクリルニトリルから再結晶させると、遊離の塩基が結
晶性物質として得られる。
実施例12 5−メチル−2−72−プロピニルチオ/−ベンズイミ
ダゾール 4.11gの5−メチル−ベンズイミダシリン−2−チ
オン、2.3 m lの臭化プロパギルを40 m A
!のエタノール中で2時間還流させる。沸騰している間
に生成物の臭化水素塩が沈澱する0反応混合物を?!縮
し、実施例2の方法に従って処理する。
ジクロロメタン溶液を処理した後、残渣を160m1の
四塩化炭素から再結晶させる。4.24g(84%)の
融点が125℃である表記性成物が得られる。
元素分析: C++HtoNzS 9分子量202.2
8計算値(%)  : C65,31、H4,98、N
 13.85S 15.85 実測値(%)  : C65,12,H4,68、N 
13.75315.97 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200−2200 (N −Hによる)、32
90(C−Hによる) 1618 (C−Hによる”)
 、 1603(芳香族骨格による) 797(芳香族
水素による)単位 all−’ coc Il、によるNMR。
δ:2.2t(C−Hによる)、2.4s  (Ar 
−CH3による)4.Od (S  CHtによる)、
6.9−7.5m (Ar−Hによる)9.8s”(N
−Hによる)単位pp伽実施例13 5−ベンジル−2−/2−プロピニルチオ/−ベンズイ
ミダゾール 6g(25ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシ
リン−2−チオン、2.allの臭化プロパギル及び4
0mi+のエタノールを3時間還流する。反応混合物を
濃縮し、得られる結晶物質を実施例2の方法に従って処
理する。ジクロロメタン抽出液を濃縮し、残渣を20 
m IIのトリエンから結晶化させる。融点が109℃
である4、53g (65,2%)の表記生成物が得ら
れる。
元素分析: C1qH+JtS  、分子量278.3
7計算値(%)  : C73,34,H5,07、N
 10.07S 11.52 実測値(%)  : C73,21、H5,40、N 
9.92311.72 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200−2200 (N −Hによる)、32
70(C−Hによる)2120(C=Cによる) 、 
1613(C=Nによる)、1593 (芳香族骨格に
よる)、790,725.695  (芳香族水素によ
る)単位 cat−電 Cf1(J3によるNMR。
δ:2.2t(C−Hによる)、3.9d(S−CH2
による) 4.Os (Ar  CHt −Arによる
) ?、2 s  (CJs−による)。
6.9−7.5m (Ar−Hによる)、11.8s”
(N−)(による)単位ppm 実施例14 2−/2−ジメチルアミノ−エチルチオ/−5−メチル
−ベンズイミダゾール 4.11g(25ミリモル)の5−メチル−ベンズイミ
ダシリン−2−チオン、4.32g(30ミリモル)の
2−/ジメチルアミノ/−エチルクロライド塩酸塩と2
.55 g炭酸水素ナトリウムをエタノール96時間還
流させる0反応混合物を濾別し、濃縮し、残渣を実施例
2の方法に従って処理する。
ジクロロメタン抽出液を濃縮し、残渣を石油エーテルか
ら結晶化させる。3.81 gの2−72−ジメチルア
ミノ−エチルチオ/−5−メチル−ベンズイミダゾール
が得られ、その融点は、アセトニトリルからの再結晶後
も変化がなく103℃である。
元素分析: C,JIJ3S  、分子1235.35
計算値(%)  : C61,24、H7,28、N 
17.85S 13.63 実測値(%)  : C61,15,H7,06、N 
17.74313.43 スペクトルのデータ KBrによるIR。
v 、 3300−2200 (N −Hによる)、1
435 (N−CH,による)、1600 (芳香族骨
格による)1618(C=N&:よる)、 800 (
A r −Hによる)単位 al−’ CDCIt3によるNMR。
δ: 2.4 S  (N  CHsによる)、2.5
s(A r −CHsによる) 、 2.8 m (S
 −CHzによる)、3.2rn (N−CH2による
)。
6.8−7.5m (Ar−Hによる)、12b”(N
−Hによる)単位pp+m 実施例15 5−メチル−2−72−プロペニルチオ/−ベンズイミ
ダゾール 4.11g(25ミリモル)の5−メチル−ベンズイミ
ダシリン−2−千オン、と2.45’ff1ffiの塩
化アリルをエタノール中で還流し、次に反応混合物を蒸
発させる。残渣を実施例2の方法に従って処理する。ジ
クロロメタン抽出で得られる残渣を7mj+のアセトニ
トリルから再結晶する。融点が128℃である5−メチ
ル−2−72−プロペニル−チオ/ベンズイミダゾール
3.29 g (64,66%)が得られる。
元素分析: CrrILJzS  2分子量204.3
計算値(%)  : C64,66、H5,92、N 
13.72実測値(%)  : C64,27,H5,
95、N 13.91スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200−2200 (N −Hによる)、16
20 (C=C+とC=Nによる)、982.920(
−CH−CHtによる)、1580 (芳香族骨格によ
るン800(芳香族水素による)単位 C1l −’C
DCl5と開Sod&によるNMR。
δ: 2,5 s  (Ar  CH3による)、3.
9d(S −CHtによる)、 〜5.2m C=CH
tによる)+〜5m(−CHによる)6.9−7.5m
(Ar−Hによる) 、 11.7 b ”(fi−H
1=Jわ単位ppm 実施例16 5−メチル−2−72−プロペニルチオ/−ベンズイミ
ダゾール 6g(25ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシ
リン−2−チオン、及び1.88m ffiのヨウ化メ
タルを50mlのエタノール中で還流させる。
反応混合物を蒸発させ、残渣を実施例2に記載の方法に
従って処理する。育機相を集めて蒸発させ、残渣をアセ
トニトリルから結晶化させる。融点が139℃である5
、23 g (82,36%)の表記生成物が得られる
元素分析: Cl5H+aNzS  、分子i! 25
4.35KBrによるIR。
e) : 3200−2200 (N −Hによる)、
1620(C−N)  、 1600 (芳香族骨格に
よる)、820゜734.700(芳香族水素による)
単位 cll−’coc z 3によるNMR。
δ: 2.7 S  (S−CH,による)+4.1s
(A r−CHt −A rによる)7.3s(C,H
s−による)、7.0〜7.6m (Ar −H“によ
る)、10.5b”  (N−Hによる)単位ppm 実施例17 5−ベンジル−2−/2−ヒドロキシ−1−プロピルチ
オ/−ベンズイミダゾール 4.8g(20ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミ
ダシリン−2−チオン及びエチルアルコールに溶解させ
た0、46gのナトリウム及び2mlの1.2−プロピ
レンオキシドを5時間還流する。
反応混合物を蒸発させ、59mjtのベンゼンと’l 
Q m lの1規定の水酸化ナトリウム溶液を加える。
水相を2度10mJ!のベンゼンで抽出し、べンゼン相
を集めて蒸発させ、残渣をニトロメタンから結晶化させ
る。このようにして得られる表記生成物の融点は115
℃である。
元素分析: C+J+5NzO5、分子量298.4計
算値(%)  : C6B、42. H6,0B  、
 N 9.39実測値(9/6)  : C68,36
、H5,80、N 9.14スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3300−2200 (N −H+ O−による
”) 、 1627(C−Nによる) 1602 、1
580 (芳香族骨格による)、822,738.70
0  (芳香族水素による)、1280 (S −CH
tによる)単位 国−1 CDCIsとDFfSOd&によるNMR。
δ:1.4d  (C−CHsによる)、3.3t(S
 −CHzによる)14.01  (At−C1(!−
Arによる)、4.2m(−CB−による)。
6.8−7.2m (Ar−Hによる)、gbM(0−
H+N−Hによる)、単位ppm以下余白 実施例18 5−ベンジル−2−/2−ヒドロキシエチルチオ/−ベ
ンズイミダゾール 5.75g(24ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイ
ミダシリン−2−千オン、1gの水酸化ナトリウムと8
 m lの水の溶液、2ml (30ミリモル)の2−
クロロエタノール及び30mj!のエタノールを1時間
還流させる。反応混合物を蒸発させ、水とジクロロメタ
ンで抽出し、次に水相をジクロロメタンで抽出する。集
めた有機相の残渣をエーテルで凝固させる。濾別し、酢
酸エチルから結晶化させると、融点が108〜109℃
である4、63g (68,1%)の表記生成物が得ら
れる。
元素分析: C+JtiNzO5、分子j1284.3
8計算値(%’)  : N 9.85 実測値(%):N9.72 スペクトルのデータ KBrによるIR。
tJ r 3300−2100 (N −H、O−Hに
よる)。
1622(C−Nによる)、1227 (S−CHtに
よる) 、 1600 、1582 (芳香族骨格によ
る)。
77’7,731.698(芳香族水素による)単位<
fi−’DMSOdiによるNMR。
δ: 3,4 t  (S  CHzによる)、3.8
t(OCHtによる)、3.2−4.Ob”  (0−
H+N−)(による)、4.1g(γ−CHlArによ
る)、6.9−7.6m (Ar−Hによる) 、 7
.4 s  (C,H,−による)実施例19 5−ベンジル−2−/3−ヒドロキシプロピルチオ/−
ベンズイミダゾール 12.02g (50ミリモル)の5−ベンジル−ベン
ズイミダシリン−2−チオン、4.72m lの3−ク
ロロ−1−プロパツール、2.0g(50ミリモル)の
水に溶解させた水酸化ナトリウムを上記実施例記載のよ
うに反応させる。生成物の回収は同様にして行う、融点
が103〜105℃である9、76g(65,4%)の
表記化合物が得られる。
元素分析: C+yH+5ToO5、分子量298.4
計算値(%)  : N 9.39 、 S 10.7
5実測値(%)  : N 9.61  、 S 10
.52スペクトルのデータ KBrによるIR6 υ: 3300−2000 (0−H、N −Hによる
)。
1626(C−Nによる)、1270 (S−(j(z
による) 、 1603 、1582 (芳香族骨格に
よる)。
803.785,740.900(芳香族水素による)
単位 (至)−1 CDCl xによるNMR。
δ: 1.9 m (CCHz−C;による)+3.5
t(S−CHtによる)、3.8 t (0−CHzに
よるC4.1.s  (A r−CHl −A rによ
る)、7.8−7.5m (Ar −Hによる)。
7、35 (Cans−による)、8.4g”  (O
H+N−Hによる)単位ppm 実施例20 3.4−ジヒドロ−8−ベンジル−2H−1゜3−チア
ジノ/3.2−a/ベンズイミダゾール12.02 g
 (50ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリ
ン−2−チオン、5.32ffl・(60ミリモル)の
1−ブロモ−3−クロロプロパン及び5 m lの、水
に溶解させた2gの水酸化ナトリウムをエタノール中で
沸騰させる。混合物のpHが酸性になったら(ブロモチ
オモールブルーで検出)、更に酸結合荊として4.2g
(50ミリモル)の炭酸水酸ナトリウムを加える。出発
物質のベンズイミダゾールの全部を変換するためには、
約3時間が必要である。無機塩を濾別し、濾液を蒸発さ
せる。残渣をエタノールと酢酸エチルのI : t?R
合物で処理し、分離された塩を再度濾別し、濾液を濃縮
する。結晶状残渣は酢酸エチルと一緒にして濾過する。
14.2gの表記の粗生成物をブタノールから再結晶さ
せる。 12.8gの純粋な表記生成物が得られる。収
率92%、融点145〜147℃。
元素分析: CI?HIbNzS  9分子量280.
41計算値(%)  : C72,81、H5,75、
N 9.99実測値(%)  : C73,18、H5
,34、N 10.45スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ:1620(C−Nによる)、1265 (S −C
H。
による) 、 1602 、1508 (芳香族骨格に
よる)。
795.750,702(A r −Hによる)単位C
ff1− ”CDCl5によるNMR。
δ:2.5m(CCHz  CによるL3.2t(S 
−CHxによる) 4.1 m (N  CHzによる
)+4.2s  (Ar−CHzによる)6.9〜7.
5m (Ar−Hによる)単位pp曽 実施N21 2−ブチルチオ−5−ベンジル−ベンズイミダゾール臭
化水素塩 12.02 g (50ミリモル)の5−フェニル−ベ
ンズイミダシリン−2−チオンと6.3 m Itの臭
化ブチルを出発物質であるベンズイミダゾール誘導体が
消失するまでエタノール中で沸騰させる。次に溶媒を蒸
発させ、残渣として得られる表記生成物をエタノールと
エーテルの混合液から結晶化させる。融点が144〜1
45℃である14.56 g (77,2%)の表記生
成物が得られる。
元素分析: C+sHz+BrNz5  +分子量37
7.37計算値〈%)  : C57,29、H5,6
2、N 7.42実測値(%)  : C57,25、
H5,64、N 7.27スペクトルのデータ KBrによるIR6 υ: 3200〜2200 (N −F(による)、1
618(C−Nによる)、1603 (芳香族骨格によ
る)。
796.732.698(A r −Hによる)単位c
11− ’CDCl sによるNMR。
δ: 0.9 t  (c−CHIによる)、1.6b
(C−CH2−Cによる)、3.6 t (S−CHt
によるL 4. I S (A r  CHz  A 
rによる)、7.2−7.9m (Ar−Hによる)。
13b”  CN−Hによる)単位pp+w実施例22 5−ベンジル−2−/2−プロペニルチオ/−ペンズイ
ミダゾール臭化水索塩、塩酸塩及び塩基12g(50ミ
リモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリン−2−チ
オン及び4.5ml (60ミリモル)の臭化アリルを
、出発物質であるベンズイミダゾール化合物が消失する
まで沸騰させる(1〜2時間)。溶液を蒸発させ、30
 m lの酢酸エチルを加え、次に30mj!の酢酸エ
チルを蒸留して除去する* 30 m j!の酢酸エチ
ルを加えると、物質は結晶となる。粗生成物の重量は1
5.1 g(83,2%)、であり、ブタノールから再
結晶させる。融点が141〜142℃である13.5 
g <74,3%)の表記生成物の臭化水素塩が得られ
る。
元素分析: C+J+JrNzS 、分子量361.3
2計算値(%)  : C56,52,H4,75、N
 7.75S 8.8B 実測[(%)  : C56,2B、 H4,62、N
 7.7938.45 スペクトルのデータ KBrによるIR。
+7 :3350 (N−Hによる)、3200−20
00 (N−Hによる) 1620 (C= C・十〇
−Nによる)。
1600 、1582 (芳香族骨格による)、 92
8(−CH−CHtによる)、785,726.700
(芳香族水素による)単位 01+−’CDCj!2と
聞Sod&によるNMR。
δ: 4.I S  (Ar−CHt −Arによる)
4.3d (S−CHtによる)、5.1−6.2m 
(−(j(xcI(zによる)、7.2s(CJs−に
よる)、7.7d (Ar−Hによる)、11b翼 (
N−)Iによる)単位ppm塩酸塩は、塩化アリルを用
いて同様の方法で調製することができる。融点120−
122℃。
塩から塩基を遊離させることが好ましい、 5.66g
(15ミリモル)の上記臭化水素塩を、50m1のジク
ロロメタン及び0.62gの水酸化ナトリウムと15m
A!の水の溶液と振とうする。相が分離し、水相を’1
Qrnlのジクロロメタンで2度抽出する。有機相の蒸
留残渣を酢酸エチルから結晶化させる。融点が126−
127℃である3 g (71,5%)の表記の塩基を
得ることができる。
元素分析: CIJ+hNtS  、分子量280.3
9計算値(%)  : S 11.43 実測値(%)  : 311.18 スペクトルのデータ KBrによるIR6 υ: 3200〜2200 (N −Hによる)、16
30(C−C+C=Nによる) 、 1600 、15
86 (芳香族骨格)、 800,735,700 (
芳香族骨格による)単位 csi −’ CI)C11s とDI’1SOdbニよるNMR。
δ: 3.9 d (S−CHzによる)、4,0s(
At−CHz  Arによる)、5.0〜5.1m (
−CH−CHtによる)、7.1s(CJs−による)
、6.8〜7.4m (Ar −Hによる)、単位pp
m 実施例23 5−ベンジル−2−/2−クロロエチルチオ/−ベンズ
イミダゾール塩酸塩 12.1g(40ミリモル)の5−ベンジル−2−/2
−ヒドロキシエチルチオ/−ベンズイミダゾールを5.
15mj!の塩化チオニルと、100mIlのベンゼン
とlQmj!のアセトニトリルの混合物中で反応させる
。ガスの発生が止まったら反応混合物を蒸発させ、30
mAのエチルアルコールを残渣に加え再度溶液で蒸発さ
せる。このようにして得られた生成物はクロマトグラフ
ィーで生成する。
生成物を酢酸エチルに溶解させ、カラムの上に導入し、
引き続き酢酸エチル次にエタノールで溶出させる。目的
とする化合物は第3のフラクシッンに現われ、収量は8
.26 g 、融点は、140〜145℃である。
元素分析:  CrJrbCltNtS、分子量339
.28計算値(%)  : C56,64、F(4,7
5、Ct? 20.90実測値(%)  : C56,
17、1(4,58、0j221.07スペクトルのデ
ータ KBrによるIR。
17 : 3200〜2000 (N −Hによる)、
1620 (C−Nによる)、1598 (芳香族骨格
による)。
790.747,704. (A r −Hによる)単
位 (n−” cDcf3によるNMR。
δ: 3.9 t  (S−CHt +CIt−CHt
によるL 4−1 a  (A r  CH! −A 
rによる)。
?、 3 s (C611S−による)、7.0〜7.
9(Ar−Hによる)、単位ppm 実施例24 S−5−ベンジル−2−ベンズイミダシルイル/−チオ
酢酸エチルエステル 0.46g(20ミリモル)の金属ナトリウムを40m
1のエタノールに溶解させる。このエチラートに4.8
g(20ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリ
ン−2−チオンを加え、そして、2、4 m lのブロ
モ酢酸エチルエステルを室温で滴下する。4時間沸騰さ
せた後、塩を濾別し、母液を蒸発させ、蒸留残渣に60
m1lの石油エーテルを加える。これにより7.23g
の表記の粗生成物を得ることができる。メタノールから
結晶化させると、融点が103℃である6、33 g 
(97,1%)の表記生成物を得るこができる。
元素分析: C+J+sNzOgS 2分子量325.
41計算値(%)  : C66,23,H5,56、
N 8.58S 9.83 実測値(%)  : C65,95、H5,34、N 
8.76S 9.65 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200−2200 (N −Hによる)、17
27(C=Oによる)、1625 (C=Nによる)、
1200<C−0−Cによる)、1604 、1583
 (芳香族骨格による) 、826,734.697 
(芳香族水素による)単位 cIm−屋 DMSOdiによるNMR。
δ: 1.1 t  (C−CHsによる)、4.Os
(A r −CHt  A rによる)、4.1qa(
OCHzによる)、4.2s  (S  CHtによる
)、7.0〜7.4m (Ar−Hによる)。
12b” (N−Hによる)単位ppya実施例25 2−(15−ベンジル−2−ベンズイミダゾイル/チオ
)−1−/4−クロロフェニル/−エタノン 0.23g (10g原子)の金属ナトリウムをエタノ
ールに溶解し、次にこの溶液に、2.4g(10ミリモ
ル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリン−2−千オン
及び2.4 g (10,2ミリモル)の臭化4−クロ
ロ−フェナシルを加える。3時間沸騰させた後、反応生
成物を冷却した反応混合物から濾別し、次に水で洗浄し
て臭素を除く。このように融点が175℃である3、7
3 gの表記の化合物を得ることができる。これは、約
50倍量のメタノールから再結晶することができる。
元素分析: CzzH+yCffiNzO5,分子量3
92.91計算値(%)  :(19,02,H7,1
3、S 8.16実測値(%)  : CJ 8.76
、 H7,04、S 7.93スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200〜2200 (N −)(による)、1
672(C−0による)、1090 (A r −Cj
!による)。
1590 (芳香族骨格による)、823,735.7
00(芳香族水素)、単位 elm−’。
CDCJ 2 とD?’1SOd&CよるNMR。
δ: 4.Os  (Ar−CHt −Arによる)。
4、9 s  (S −CHtによる)、6.6b”(
N−Hによる)、 7.23  <ChHS−による)
7.7m(Ar−Hによる)、単位ppm実施例26 1−(15−ベンジル−2−ペンズイミダゾリノ鴎轡−
2−プロパノン 0.46gの金属メタルをエタノールに溶かし、次に2
.4g(10ミリモル)の5−ベンジル−ベンに加える
0次に、2.4ml1 (30ミリモル)のクロロアセ
トンを滴下する0反応混合物を1時間沸騰させ、蒸発さ
せ、次に4QynIlのベンゼンと29m1の1規定水
酸化ナトリウム水溶液を加える。相と分離し、ベンゼン
溶液の蒸留残渣をエーテルで結晶化させる。その後、こ
のようにして得られる表記生成物をイソプロパツールか
ら再結晶する。融点102℃。
元素分析: (+?H+JgO5、分子1296.3B
計算値(%)  ! C68,88,H5,44、N 
9.45S 10.81 実測値(%)  : C69,21、H5,42、N 
9.45310.81 質量スペクトルのデータ 分子イオン:296 基準ビーク:253 主要フラグメント: 281,279,278,221
,180゜152.91゜ 実施gfI27 S−15−ベンゾイル−82−ベンズイミダゾイル/−
3−チオプロピオニル酸エチルエステル塩酸塩 12.7g (50ミrJモル)の5−ベンゾイル−ベ
ンズイミダシリン−2−チオンを5.4mJ!(50ミ
リモル)の酢酸エチル及び10mj!の氷酢酸及び塩酸
とともに攪拌する。一時的な溶解の後、大量の沈澱が分
離する。 17.59 g (90,2%)の表記の生
成物を得ることができ、これは、ジオキサンから再結晶
しても融点の変化はない。融点158−159℃。
元素分析: C+J+wCj!Nz0sS 、分子量3
90.89計算値(%)  : C58,38,H4,
90、N 7.17S 8.20 、 C#−9,07 実測値(%ン : C5B、53 、 H4,83、N
 7,18S  8.16  、 Cf−9,5 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 1720 (エステルのC=0による)、164
5(ArC=Oによる)、1615 (C=Nによる)
、1595 (芳香族骨格による)、1150 (C−
〇−Cによる)、3200−2000 (N −Hによ
る’) 、795,749.705(芳香族水素による
)単位 値−1゜ ポリソールによるNMR。
δ: 1.2 t (C−CHzによる)、3.0t(
Co−CHz  CHz による)、3.9t(S −
CH,による)、4.1qa (0−CHtによる)、
7.2−8.3m(芳香族水素による)、1 l b”
  (N−Hによる)単位pps+実施例28 S−75−ベンジル−2−ベンズイミダゾリル/−83
−チオプロピオン酸エチルエステル塩酸塩12g(50
ミリモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリン−2−
チオンと5.4mJ!(5Qミリモル)のアクリル酸エ
チルを氷酢酸と塩酸の混合物に溶解させ、次に反応混合
物を出発物質であるベンズイミダゾール誘導体が消失す
るまで攪拌する(約6時間)。次に反応混合物を蒸発さ
せ、エーテルの存在下、結晶化して、これにより、17
.44 gの表記の生成物が得られる。収量92.5 
g 。
融点127−128℃。
元素分析: CIJt、CIFitOtS 、分子量3
76.91計算値(%)  : C60,54、H5,
62、c t−9,41N 7.43 、 S 8.5
1 実測値(%)  : C60,63,H5,60、Cf
−9,74N 7.72 、38.85 スペクトルのデータ KBrによるIR6 r : 3200−2100 (N −Hによる)、1
720(C−一〇による)、1193 (C−0−Cに
よる)。
1617(C−Nによる)、1600 (芳香族骨格に
よる)、783,729.698(芳香族水素による)
単位 am−”。
CDC12によるNMR。
δ: 1−Ot  (C−CHsによる)、2.9t(
Co−Cl(、による)、3.9 t  (S−CHz
による)+ 4. Os  (A r−CHlArによ
る)。
4.1qa(0−CHtによる)、7.2s(CaHs
−による)、7.1〜7.8m(芳香族水素による)、
単位pps 実施例29 1−15−ベンジル−2−チオキシ−1−ベンズイミダ
ゾリル/−3−ブタノン 16 g (66,7ミリモル)の5−ベンジル−ベン
ズイミダシリン−2−チオンを3Qmj!のメチルビニ
ルケトン中で25時間攪拌する。過剰のケトンは、0.
1から0.2バールの減圧下で蒸留して除き、50mj
!のイソプロパツールを残渣上に注ぎ、次に、溶媒を蒸
留で除く。エーテルを残渣に注ぐと結晶が得られる。こ
れらを濾別して、アセトニトリルから次いでエタノール
から再結晶させる。
このようにして得られる表記化合物の融点は14I〜1
42℃である。
元素分析: C+sH+5NtO5、分子1310.4
1計算値(%)  : C69,64、H5,84、N
 9.03S  10.33 実測値(%−’)  : C69,79、H6,05、
N 8.913 10.08 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3300−2300 (N −Hによる)、16
95(C−一〇による)、1627 (C=Nによる)
、159B(芳香族骨格による)、788,741.6
94(芳香族水素による)単位 (n−’。
CDCj!、とDMSOd&によるNMR。
δ: 2. I S  (COCH*による)、2.9
t(Co−C1(!による)、4.Os  (Ar −
CHz−Arによる)、4.3 t  (N−CHzに
よる)、6.8−7.5m (Ar−Hによる)単位p
pm 実施例30 (1,3−ビス/3オキソ−ブチル/−2−チオキソ−
ベンズイミダゾール−5−イル)−フェニルメチノン 12.7g (50ミリモル)の5−ベンゾイル−ベン
ズイミダシリン−2−千オン、75mj!のメチルビニ
ルケトンと2滴の40%のメタノール化したトリトンB
溶液(水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム、米国フ
ィラデルフィアのロームアンドハース社の製品)、を2
時間沸騰させる。冷却すると、12.7 gの表記生成
物が結晶化する。この生成物のメタノールから再結晶し
た後の融点は126−127℃である。原母液からは更
に2.2gの粗住成物を分離することができる。
元素分析: Ct*HtzNtOsS 、分子量394
.49計算値(%)  : C66,9&、 H5,6
2、N 7.1O38,13 実測値C%)  : C66,94,H5,64、N 
7.14S 7.95 スペクトルのデータ KBrによるIR。
+7 : 1710 (脂肪族ケトンによる)、164
0 (芳香族ケトンによる) 、 1597 、157
5 (芳香族骨格による) 、789,750,705
(芳香族水素による)単位 ロー皇。
CDCl sによるNMR。
δ: 2.2 s (Co  CH3による)、3.1
t(Co−CH2による)、4.5t  (N−C)I
gによる)、7.3−7.9m (Ar−Hによる)単
位ppm 実施例31 1.3−ビス/3−オキソ−ブチル/−5−ベンジル−
2−チオキソ−ベンズイミダゾール14.4g(60ミ
リモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリン−2−チ
オン及び45mj!のメチルビニルケトンを2滴の40
%のメタノール化したトリトンBの存在下、4時間沸騰
させた。次に反応混合物を蒸発させる。貯蔵しておく間
に蒸留残渣は結晶化する。これは、200mjlのエタ
ノールから再結晶され、融点が98〜100℃である1
9.86g (87%)の表記の生成物を得ることがで
きる。
元素分析: CztHzaNzlzS、分子量380.
5計算値(%)  : C69,44,H6,36、N
・7.36S  8.43 実測値(%)  : C69,76、H&、68 、 
N 7.18S  8.54 スペクトルのデータ KBr又よるIR。
び: 1704 (C−0による)、1600 (芳香
族骨格による)、798,730.701(芳香族水素
による)単位 ロー■。
CDCIt s と1Sod &によるNMR。
δ: 2.13  (CH3−C=Oによる)、3.1
t(Co−CHzによるL 4−1 s  (A r−
CH2−Arによる)、4.5 t (N−CH2によ
る)、7.1−7.4m (Ar−Hによる)単位pp
m 実施例32 1.3−ビス/3−ヒドロキシイミノ−ブチル/−5−
ベンジル−2−チオキソ−ベンズイミダゾール 3.8g(10ミリモル)の実施例31で調製した生成
物を、3.5gのヒドロキシルアミン塩酸塩とともに、
59mJ!のエタノールと30mj!の水の混合物中で
6.8gの酢酸ナトリウム三水塩の存在下、2時間沸騰
させる。冷却後表記の生成物を濾別し、水で洗浄したす
ぐ後に、50%エタノールから結晶化させる。融点が1
17−119℃である3、73gの純粋な表記生成物を
得ることができる。
元素分析: CttHthNaOt  、分子量410
.53計算値(%)  : C64,36,H6,38
、N 13.65S 7.82 実測値(%)  : C64,10,H6,30、N 
13.48S 8.11 スペクトルのデータ KBrによるIR。
17 : 3600−2200 (0−Hによる)、1
655(C−Nによる)、965(C=Sによる)、1
600゜1585 (芳香族骨格による)、788.7
28.700(芳香族水素による)単位 all−’。
CDC12と聞Sod、によるNMR。
δ: 1.9 s (−CN  CHsによる)、2.
5〜3.0m (−CN  GHzによる)14.1S
(A r−CH,−A rによる)、4.5t(N −
CHtによる)、6.9−7.3m (Ar−Hによる
)、101.b”  (N−OHに、よる)単位ppm 実施例33 S−15−ベンゾイル−2−ベンズイミダゾリル/−2
−チオ−コハク酸 25.4 g (100ミリモル)の5−ベンゾイル−
ベンズイミダシリン−2−チオン及び9.8gの無水マ
レイン酸を400mjlのジオキサン中で36時間沸騰
させる。反応混合物を蒸発させ、残渣をエーテルととも
にフィルター上へ取り出す。31.41 gの生成物が
得られ、これは対応する3−オキソ−2H−チアゾロ/
3.2−a/ベンズイミダゾール−2−イル−酢酸と2
,3−ジヒドロ−4−オキソ−チアジノ/3.2−a/
ベンズイミダゾール2−イルカルボン酸のほぼ当量同士
から成っている。上記混合物の17.32 gを8gの
水酸化ナトリウムと300mJの水とから成る溶液に注
ぎ、室温で溶解するまで撹拌する。この混合物を酸性に
すると15.62 g(85,8%)のS−15−ベン
ゾイル−2−ベンズイミダゾリル/−2−チオコハク酸
が分離し、これは、50%エタノールから再結晶すると
、融点が195〜196℃である。
元素分析: c、str□NtOsS 、分子量3’7
0.37計算値(%’)  : C58,37、H3,
81’、 S 8.66実測値(%)  : C58,
75、H3,74、S B、97スペクトルのデータ KBI−によるIR。
U : 3400〜2000 (OHニよる)、169
0(S=0酸による)、1650 (C=Oケトンによ
る)1615(C−Nによる)、1595 (芳香族骨
格による)、784,753,720  (A r −
Hによる)単位 011−’。
DMSDd、によるNMR。
δ: 3.Od (CHzによる)、4.8t(−CH
−による)、7.4 7.8m (Ar−Hによる)単
位ppm 実施例34 S−15−ベンジル−2−ベンズイミダゾイル/2−チ
オ−コハク酸 39.39 g (14ミリモル)の5−ベンジル−ベ
ンズイミダシリン−2−チオンを300mJのジオキサ
ンに溶解させ、次に、16.08 g(164ミリモル
)の無水マレイン酸を該溶液に加えて42時間、沸騰さ
せる。ジオキサンを蒸発させ、残渣をエーテルでつぶし
て粉にする。対応する3−オキソ−2H−チアゾロ/3
 、2 、 a/ベンズイミダゾール−2−イル酢酸と
、2,3−ジヒドロキシ−4−オキソ−チアシノー/3
.2−a/ベンズイミダゾール−2−イル−カルボン酸
のほぼ当量同士の混合物。19.99 gの上記混合物
を、9.4gの水酸化ナトリウムと200m1の水の溶
液中に放置する。
酸性にすると、17.25 gの表記の生成物が分離し
、これら750mJの50%エタノールから再結晶され
る。融点、206−208℃。
元素分析: C+@H+JhO4S 、分子量356.
4計算値(%)  : C60,66、H4,53、N
 7.8639.00 実測値(%)  : C61,43,H5,23、N 
7.98S  9.23 スペクトルのデータ KBrによるTR。
υ: 3700〜2100 (0−H、N−Hによる)
1725(C−0ニよる)、1222 (C−CHニよ
る)、1595 (芳香族骨格による)、860.  
 ’799.734.702(芳香族水素による)単位
 all” ’ ClICj! :I DMSOdiによるNMR。
δ: 2.8−3.1m (Co  CHtによる)。
4.1 s  (Ar−CHl−Arによる)。
4.6m(Go−CH−によるL7.1−7.7m(A
r−Hによる)、8.Ob”(OH+]’JHによる)
単位pps+実施例35 4−[(5−メチル−2−ベンズイミダゾリル)チオ]
−酢酸エチルエステル塩酸塩 4.92g(30ミリモル)の5−メチル−ベンズイミ
ダシリン−2−チオンと4.05m lの4−クロロ−
アセト酢酸エステルを50mlのエタノール中で6時間
沸謄させた。冷却により沈澱する物質を濾別し、5 Q
 m lのアセトニトリルから再結晶させる。融点が1
72℃である3、83g (39%)の表記の生成物が
得られる。
元素分析: CtJttCfllJzOs  6分子量
328.83計算値(%)  : CIt−10,7B
  S 9.75実測値(%)  : CII−10,
92S 9.51スペクトルのデータ KBrによるIR1 υ: 3300−2200 (N −Hによる)、17
40 (C−Oエステルによる)、1717 (C−0
ケトンによる)、1625(C=Nによる)、1195
 (C−O−Cによる)、1585 (芳香族骨格によ
る) 、 803 (芳香族水素による)単位 CHt
−’CDCIt sによるNMR。
δ: 1.2 t  CCHt  CHzによる)、2
.48(A r −CH3による)、3.5b”  (
C0−〇H,−Coによる)、4.1qa(0−CHt
による)4.7b (S−C)(!による)、6.9−
7.5m (A r−Hによる)11b”(N−Hに よる)単位pprs このようにして得られた塩酸塩から塩基が遊離し1.当
量の炭酸水素ナトリウムを有する水溶液となる。塩基の
四塩化炭素からの再結晶後の融点は97〜98℃である
元素分析: C+4N+6NtOsS  、分子量29
2.36計算値(%)  : C57,51H5,52
、N 9.5&実測値(%)  : C57,27H5
,36、N 9.70スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3300−2200 (N −Hによる)、17
23(C=0による)、1170 (C−0−Cによる
)。
1578 (芳香族骨格による) 、 802 (芳香
族水素による)単位 elm −’ 質量スペクトルのデータ 分子イオン:292 基準ビーク:177 主要なフラグメント:  246.218,204,1
63.145以下余白 実施例36 4−[(5−ベンジル−2−ペンズイミタソリル)千オ
]アセト酢酸エチルエステル塩酸塩、?−2g(30ミ
リモル)の5−ベンジル−ベンズイミダシリン−2−千
オン及び4.05m Itの4−クロロ−アセト酢酸エ
ステルを50mlのエタノール中7時間沸騰させる。溶
液を冷蔵庫に入れ、結晶を濾別する0表記の粗生成物7
.61gを35m1のイソプロパツールから再結晶し、
6.51 g(53,6%)の純粋な生成物を得、その
融点ば150−153℃である。
元素分析: CzoHttCII Nz0sS 、分子
量404.92計算値、(%)  : C59,32,
H5,23、N 6.92CIl−8,76 実測値(%)  : C59,65,H5,10、N 
7.16Cm!−8.64 スペクトルのデータ KBrによるIR。
υ: 3200〜2200 (N −Hによる)、17
30(C−〇エステルによる)、1710 (C=Oケ
トンによる)、1625 (C=Nによる)、1185
 (C−〇−Cによる)、1592 (芳香族骨格によ
る)、812,720.696(A r −Hによる)
単位 cll−’ CDCIt xによるNMR。
δ: 1.1 t  (CH2CHsによる)、3.5
b”  (C0−C1,−Coによる)、3.9s  
(Ar −CHt  Arによる) + 4.Oqa 
(OC: Hzによる)、4.8b (S  CHtに
よる)。
6.9−7.5m (Ar−Hによる)、11b冨(N
−)(による)単位ppm 以下宏日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、 Rは、炭素数が1から4までのアルキル基、アルキル基
    の炭素数が1から4までのフェニルアルキル基、ベンゾ
    イル基又はフェニルスルフィニル基を示し、かつ Dは、置換基A、B又はEとともに、炭素原子とヘテロ
    原子の間に形成される他の結合を示し、Aは炭素数3又
    は4のアルケニル基又はアルキニル基、オキソ基、炭素
    数が2から5までの1又はそれ以上のカルボアルコキシ
    基で置換されたプロピル基、又はR^1及びR^2がそ
    れぞれ独立して水素又は炭素数が1から4までのアルキ
    ル基であるか、R^1及びR^2がともに、酸素で中断
    されていてもよい炭素数4又は5のα,ω−アルキレン
    鎖である、式−NR^1R^2基で置換されたアルキル
    基を示し、もし、Rが炭素数1から4までのアルキル基
    を示す場合には、Aは、上記したものと同様のもののほ
    か、1又は2以上のハロゲン原子、R^1及びR^2が
    上記に定義した通りの−NR^1R^2基、オキソ基、
    カルボキシ基、ヒドロキシ基、ヒドロキシイミノ基、フ
    ェニル基、ハロゲン化フェニル、炭素数2から5までの
    カルボアルコキシ基、カルバモイル基、又はニトリル基
    を示し、ヘテロ原子を通して分子の他の部分に結合して
    いる置換基は、硫黄原子に結合している以外の炭素原子
    に結合していて、 もし、Rが炭素数1から4までのアルキル基でない場合
    には、BとEのうちの1つはDとともに炭素原子とヘテ
    ロ原子との間の他の結合を示し、他のものは、水素又は
    Aとともに炭素数2又は3のα,ω−アルキレン鎖を示
    すか、又はBとEは、それぞれ独立して水素、又はγ位
    がオキソ基又はヒドロキシイミノ基で置換された炭素数
    4から6のアルキル基(ただし2つのうち1つは水素で
    はない)を示すものである、 硫黄を含有する5位置換ベンズイミダゾール誘導体及び
    その酸付加塩。 2、固体希釈剤及び/又はエクシピーント (excipient)の1又は2以上の好適な液体の
    混合物中で、少なくとも式 I の化合物及び/又は薬学
    的に受け入れることのできるその酸付加塩の有用服用量
    を活性成分として具備するリポたん白質降下用(ant
    ihyperlipoproteinemic)薬学的
    フォーミュレーション(formulation)。 3、少なくとも式 I の化合物及び/又は薬学的に受け
    入れることのできるその酸付加塩の有用服用量を投与す
    ることからなるリポたん白質降下病の処理方法。 4、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I で表わされ Rは、炭素数が1から4までのアルキル基、アルキル基
    の炭素数が1から4までのフェニルアルキル基、ベンゾ
    イル基又はフェニルスルフィニル基を示し、かつ Dは、置換基A、B又はEとともに、炭素原子とヘテロ
    原子の間に形成される他の結合を示し、Aは炭素数3又
    は4のアルケニル基又はアルキニル基、オキソ基、炭素
    数が、2から5までの1又はそれ以上のカルボアルコキ
    シ基で置換されたプロピル基、又はR^1及びR^2が
    それぞれ独立して水素又は炭素数が1から4までのアル
    キル基であるか、R^1及びR^2がともに、酸素で中
    断されていてもよい炭素数4又は5のα,ω−アルキレ
    ン鎖である、式−NR^1R^2基で置換されたアルキ
    ル基を示し、 もし、Rが炭素数1から4までのアルキル基を示す場合
    には、Aは、上記したものと同様のもののほか、1又は
    2以上のハロゲン原子、R^1及びR^2が上記に定義
    した通りの−NR^1R^2基、オキソ基、カルボキシ
    基、ヒドロキシ基、ヒドロキシイミノ基、フェニル基、
    ハロゲン化フェニル、炭素数2から5までのカルボアル
    コキシ基、カルバモイル基、又はニトリル基を示し、ヘ
    テロ原子を通して分子の他の部分に結合している置換基
    は、硫黄原子に結合している以外の炭素原子に結合して
    いて、 もし、Rが炭素数1から4までのアルキル基でない場合
    には、BとEのうちの1つはDとともに炭素原子とヘテ
    ロ原子との間の他の結合を示し、他のものは、水素又は
    Aとともに炭素数2又は3のα,ω−アルキレン鎖を示
    すか、又はBとEは、それぞれ独立して水素、又はγ位
    がオキソ基又はヒドロキシイミノ基で置換された炭素数
    4から6のアルキル基(ただし2つのうち1つは水素で
    はない)を示すものである、 硫黄を含有する5位置換ベンズイミダゾール誘導体及び
    その酸付加塩の調製方法であって、(a)Eが水素で、
    BとDが一緒に他の炭素−窒素結合を形成し、RとAが
    上記に定義した通りである式 I の化合物を調整するに
    は、式IIの5位−置換ベンズイミダゾリン−2−チオン
    (R ▲数式、化学式、表等があります▼II は上記に定義した通り)を式IIIの化合物(Xはハロゲ
    ン、 X−AIII メシロキシ又はトシロキシ基)と反応させるか、(b)
    Eが水素、BとDがともに他の炭素−窒素結合を形成し
    、Rが上記に定義した通りであり、Aが炭素数2から5
    までのカルボアルコキシ基で置換されたエチル基である
    式 I の化合物を調製するためには、Rが上記で定義し
    た通りである式IIの5位置換ベンズイミダゾリン−チオ
    ンを式IVのアク H_2O=CH−A^1IV リル酸誘導体(ここでA^1は炭素数2から5のアルコ
    キシ基を示す)と酸性媒体中で反応させるか(c)Eが
    水素で、BとDが一緒に他の炭素窒素結合を形成し、R
    が上記で定義した通りであり、Aが硫黄原子から数えて
    2番目の炭素原子上でヒドロキシ置換された、炭素数3
    又は4のアルキル基である式 I の5位置換ベンズイミ
    ダゾール誘導体を調製するためには式IIの5位置換ベン
    ズイミダゾリン−2−チオン(Rは上記に定義した通り
    である)を式Vのオキシラン誘導体(A^2▲数式、化
    学式、表等があります▼V はメチル基又はエチル基を示す)を塩基性媒体中で、反
    応させるか、 (d)Bが水素で、Rが上記に定義した通りで、AとD
    が他の炭素−炭素結合を示し、Eが、オキソ基で置換さ
    れた炭素数4から6のアルキル曇である式 I の5位置
    換ベンズイミダゾリン−2−チオン誘導体を調製するた
    めには、Rが上記に定義した通りである式IIの5位置換
    ベンズイミダゾリン−2−チオンをトレース量の触媒の
    存在下あるいは、触媒の存在しない状態で、式VIのビニ
    ルアルキルケトン誘導体(E^1は1位がオキソ基で置
    換された炭素数2から4までのアルキル基をH_3C=
    CH−E^1VI 示す)と反応させるか、 (e)BとEがオキソ基で置換されたC_4_−_6の
    アルキル基で、Rが上記で定義した通りで、DとAが他
    の炭素−炭素結合を示すものである式 I の5位置換ベ
    ンズイミダゾール−2−チオン誘導体を調製するために
    は、Rが上記に定義した通りである式IIの5位置換ベン
    ズイミダゾリン−2−チオンを、E^1が上記に定義し
    た通りである式VIのビニルアルキルケトンと四級アンモ
    ニウム塩基と反応させるか、 (f)Eが水素で、Rが上記に定義した通りで、BとD
    が他の炭素−窒素結合を示し、Aが1、2−ジカルボキ
    シルエチル基である式 I の5位置換ベンズイミダゾー
    ル誘導体を調製するためには、Rが上記で定義した通り
    である5位置換ベンズイミダゾリン−2−チオンを無水
    マレイン酸と反応させ、その後式VII及びVIIIの縮合 ▲数式、化学式、表等があります▼VII ▲数式、化学式、表等があります▼VIII 生成物を酸性媒体中で加水分解するか、 (g)BとDが一緒に他の炭素−窒素結合を形成し、A
    とEがともに炭素数2又は3のα,ω−アルキレン鎖で
    ある式 I の5位置換ベンズイミダゾール誘導体を調製
    するためには、Rが上記に定義した通りである5位置換
    ベンズイミダゾリン−2−チオンを、式IX X^1−A^3−X^2IX のα,ω−ジハロゲン化アルキレン(X^1とX^2は
    ハロゲンを示し、A^3は炭素数2又は3のα,ω−ア
    ルキレン鎖を示す)と、酸結合剤の存在下反応させ、そ
    して望むならばこのようにして得られる式 I の5位置
    換ベンズイミダゾール誘導体(ここで、R、A、B、E
    及びDは上記に定義した通りである)をエステル化、イ
    ミド化、塩形成又は塩の形態で得られた化合物を塩基で
    処理することにより式 I の他の化合物に変換するか、
    のいずれかから成る方法。 5、Xがハロゲンで、Aが上記に定義した通りである式
    IIIの化合物を出発物質として用いる特許請求の範囲第
    4(a)項に記載の方法。 6、炭素数1から4までのアルカノールを有機溶媒とし
    て使用する特許請求の範囲第4(a)項又は第2項に記
    載の方法。 7、エタノール又はメタノールを溶媒として使用する特
    許請求の範囲第6項に記載の方法。 8、アルカリ金属の炭酸水素塩を酸結合剤として使用す
    る特許請求の範囲第4(a)項又は第5項から第7項に
    記載の方法。 9、過剰の酸結合剤を使用することなく反応を行うよう
    にした特許請求の範囲第4(a)項又は第5項から第7
    項に記載の方法。 10、反応を室温と150℃の間で行うようにした特許
    請求の範囲第4(a)項又は第5項から第9項に記載の
    方法。 11、炭素数1から4のアルカン酸及び無機の強酸の存
    在下で反応を行うようにした特許請求の範囲第4(b)
    項に記載の方法。 12、酢酸を炭素数1から4のアルカン酸としてかつ塩
    酸を無機の強酸として使用する特許請求の範囲第11項
    に記載の方法。 13、反応をアルカリ金属のアルコラートの存在下、炭
    素数1から4のアルカノール中で行うようにした特許請
    求の範囲第4(c)項に記載の方法。 14、反応を、溶媒である式VIのビニルアルキルケトン
    過剰の状態で行うようにした特許請求の範囲第4(d)
    項に記載の方法。 15、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムを四級ア
    ンモニウム塩基として使用する特許請求の範囲第4(e
    )項に記載の方法。 16、反応を有機溶媒の存在下で行うようにした特許請
    求の範囲第4(f)項に記載の方法。 17、ジオキサンを有機溶媒として使用する特許請求の
    範囲第16項に記載の方法。 18、B、E及び/又はAがオキソ基で置換されたアル
    キル基で、Rが特許請求の範囲第4項で定義したものと
    同じである式 I の化合物をヒドロキシルアミンと反応
    させるようにした、B、E及び/又はAがヒドロキシル
    イミノ基で置換されたアルキル基で、Rが上記に定義し
    た通りである式 I の化合物を調製するためのものであ
    る特許請求の範囲第4項から第17項のいずれかに記載
    の方法。 19、式 I の化合物又はその酸付加塩を、薬学的に受
    け入れられる固体又は液体の希釈剤及び/又はシクシピ
    ーントの1又は2以上と混合し、薬学的フォーミュレー
    ションを形成するようにした、アテローム性動脈硬化と
    トロムバス(trombus)形成を阻害するために有
    用で、リポたん白質降下性を有する薬学的フォーミュレ
    ーションの調製方法。
JP61053533A 1985-03-11 1986-03-11 硫黄を含む新規な5位置換ベンズイミダゾ−ル誘導体 Pending JPS61267559A (ja)

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HU85892A HU193951B (en) 1985-03-11 1985-03-11 Process for producing new sulfur-containing 5-substituted benzimidazol derivatives and pharmaceutical compositions containing them
HU2251-892/85 1985-03-11

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