JPS61266444A - 粉末状鉱物材料の含有度が高くポリマ−配合用として使用される熱可塑性組成物 - Google Patents

粉末状鉱物材料の含有度が高くポリマ−配合用として使用される熱可塑性組成物

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JPS61266444A
JPS61266444A JP61116031A JP11603186A JPS61266444A JP S61266444 A JPS61266444 A JP S61266444A JP 61116031 A JP61116031 A JP 61116031A JP 11603186 A JP11603186 A JP 11603186A JP S61266444 A JPS61266444 A JP S61266444A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、非常に高い含有度の粉末状鉱物材料と、高い
流動度を有する少なくとも1種の少量の熱可塑性ポリオ
レフィンポリマー及び/又はコポリマーと、該粉末状鉱
物材料と熱可塑性ポリマー及び/又はコポリマーとから
成る混合物の流体化剤(流動化剤)とから主に構成され
る熱可塑性組成物又は熱可塑性凝集体に係り、該組成物
又は凝集体は熱可塑性ポリマーに配合されることを目的
とする。
例えば非常に微細に粉砕された炭酸カルシウムのような
粉末状鉱物及び/又は有機材料と、場合によっては安定
剤、潤滑剤、可塑剤、架橋剤、殺生剤(agents 
biocides)、不燃剤のような各種の添加剤と、
ポリオレフィンポリマーとから成る熱可塑性粒体又は「
マスターバッチ(m61anges −ma↑tres
)Jを製造することは、一般に従来技術によって古くよ
り知られており、これらの各構成成分の混合物は混練及
び押出の熱及び機械的処理を加えられる。
従来当業者は、より高性能の混練機を使用して鉱物及び
/又は有機材料の部分をできるだけ増加させることによ
り粒体の組成を検討してきた。また、鉱物材料部分が粒
体の75重量%即ちポリマー100重量部に対して30
0重量部を越えると、生成される粒体(「マスターバッ
チ」)の製造及び/又は使用に重大な支障が生じ、例え
ば鉱物材料が再分散(red 1spers ton)
用ポリマー中に均質に再分散されないという点が従来よ
り知られている。
上記限界値に近い多量の鉱物材料を使用した際に生しる
重大な欠陥のひとつとして、鉱物チャージ(充填剤)と
ポリオレフィンのようなポリマーとから形成される混合
物の(十分混練するかどうかに拘わらず)不均質が挙げ
られるが、その結果、事後使用に支障を生じる非常に不
均質な組成の粒体が製造され得、この不均質はしばしば
前記粒体を介してチャージ(充填)される可塑性材料の
機械的特性の低下をもたらす。
当業者が、混合物中に使用される熱可塑性ポリマーの量
に対して鉱物材料の量を過度に増加させようと試み、即
ちポリマー・100重量部に対して300重量部以上の
鉱物チャージを導入しようと試みた処、別の重大な欠陥
が生じた。この場合、使用される混練機の型に応じて構
成成分の混練時に問題が生じ、混練機が例えばスクリュ
ー型の場合には混合物によって混練機が目詰まりを生じ
、混練機がプロペラ型又はロータ型の場合には構成成分
を結合させることが不可能なためにこれらの構成成分が
分離してしまう。
従って、表面外観及び所定の機械的特性が非常に低く即
ち危険な状態にあり極めて不均質にチャージされた可塑
性材料が製造される虞れなしには、熱可塑性ポリマー中
にこのような不均質な組成物を使用即ち再分散すること
は考えられない。
このため、熱可塑性ポリマーの量に対する鉱物材料粒体
の組成は、当然上記の重大な欠陥によって制限される。
このような問題に対して既に当業者は、上記欠陥を生じ
ることなく鉱物材料の含有度を漸増できるようにこれら
の可塑性組成物の各構成成分に加えられ得るあらゆる改
良を検討している。
上記重大な欠陥を緩和するために、多くの方法が専門文
献中に機業されている。
まず鉱物材料はしばしば親水性であるので、全ポリマー
、特に全く疎水性のポリマーに対して融和性(相溶性)
が小さいと考えられる。この場合、従来技術で既知の量
に従って親水性鉱物材料を存在させると、被ヂャージポ
リマーの機械的特性が劣化し得ることが知られている。
この現象を克服するために専門文献は、ポリマーに対し
て融和性のエンベロープ(皮膜)を形成する有機物質を
用いて例えば微細に粉砕された天然炭酸カルシウムのよ
うな鉱物材料を処理することにより、該鉱物材料の親水
性を抑制させることを提案している。こうして天然炭酸
カルシウムは、例えばブチル酸、ラウリン酸、オレイン
酸、ステアリン酸のような中位又は高分子量の不飽和又
は飽和カルボン酸から、及び化合によってスルホン酸エ
ステル、硫酸エステル等に変換された高分子量のアルコ
ールから選択された剤により処理された(FR1047
087)。
しかしながら、このような処理により修飾された炭酸カ
ルシウムを使用すると、ポリマー中の鉱物材料の量をあ
まり増加できないことが認められた。
次に組成物の生成時に、成形用の可塑性組成物が90〜
20重量部のポリオレフィンと10〜80重量部のアル
カリ上類炭酸塩と鉱物チャージに対して0.1〜10重
量部の架橋剤とを含有するように、鉱物チャージとホス
ホネート又はホスホン酸型の有機リン化合物から構成さ
れるポリマーとの間に架橋剤を導入することにより、親
水性鉱物材料と疎水性ポリマーとの間に良好な融和性を
形成することが提案されている(DE273516G)
。しかしながら、このような剤を使用しても期待される
ような改良は得られないことが認められている。即ち、
親水性無機チャージと疎水性ポリオレフィンとの間の融
和性はあまり改良されず、被チャージポリマーのある種
の機械的特性は不十分なままである。
更に、親水性鉱物材料と疎水性ポリマーとの間の融和性
を改良するために、上記架橋剤の代わりに硫酸エステル
又はスルホン酸又はそれらの誘導体の型の有機硫化化合
物を使用することが提案されている(EPOO1703
8)。しかしながら核剤を使用する場合、鉱物材料の量
が推薦される値であるなら披チャージポリマーの所定の
機械的特性は架橋効果によって改良されるとしても、鉱
物材料の量は最大でも全体の80重置部、即ちポリマー
と架橋剤との合計100重量部に対して鉱物材料400
重量部に制限される。
同様の趣旨で(全体に対して)30重量%を越える鉱物
材料をチャージされたポリマー組成物の射出又は押出成
形加工を改良するために、流動度(MP[)0.1〜4
0のオレフィンポリマーと、(全チャージに対して30
〜90重量%の)鉱物チャージと、a)少なくとも6個
の炭素原子を含むカルボン酸の金属塩、及びb)核酸a
)のエステル又は有機リン酸エステル又は潤滑剤の混合
物から成る所謂「加工助剤(pro−cessing 
aid)Jとから構成される被チャージ熱可塑性組成物
も提案されている(BP−A’−0114724)。
しかしながら、前記ポリマー組成物は(該チャージの密
度を考慮しながら)鉱物チャージの含有量を80重量%
より多くすると、熱可塑性ポリマー中への再分散が非常
に悪化し、これと相関して所謂「加工助剤」の存在にも
拘わらず機械的特性が低下することが実験により明らか
にされている。
実際、80重量%の鉱物チャージは樹脂100部に対す
る該チャージの量であり、硫酸バリウムの場合には炭酸
カルシウムの場合よりも1.7倍少なくなる。
更に、 a)平均粒度0.05〜100μmの鉱物チャージ60
〜90重量部と、 b)平均粒度150〜11000t1の結晶性ポリオレ
フィン5〜35重量部と、 C)結晶性ポリオレフィンよりも少なくとも10℃低い
融点を有する結合剤5〜35重量部とを含有する粒体を
製造することも提案されている(US4455344)
このような粒体を得るために提案されている方法は、粒
子間の密着性を確保するエンベロープを構成する結合剤
により、結晶性ポリオレフィン及び/又は鉱物チャージ
の粒子を被覆するものである。
しかしながらこの方法により製造された粒体は、鉱物材
料濃度が80重量%を越えると、例えば50umという
ような高い平均粒度を有する鉱物材料を使用してもポリ
マー中に良好な再”分散を得られないことが実験により
確認されている。鉱物チャージの粒度が50tIJr!
未満の平均値から選択される時、即ち使用者が例えば3
虜程度の平均粒度を使用する時には混練中に相分離が生
じるので、この80重量%という限界値に近付くことは
絶対に不可能であり、非現実的である。
本願出願人が確認した処によると、このような方法では
、粘性稠密性の混合物即ち実施温度及び使用される手段
で混合物全体中において同一の組成を有する混合物を製
造することができず、非稠密性の集塊即ち一般に相互に
異なる組成とその後の再分散を不良にする不均一な寸法
とを有する集塊が形成される。
他方、特に熱可塑性ポリマーから得られる組成物の機械
的特性を改良するために、流動度(190℃−2,16
kg、ダイス径2.09mmを使用するASTM規格D
1238による)が0.1〜400好ましくは0゜1〜
50のエヂレンービニルアセテート型の極性コポリマー
及び/又はポリオレフィンポリマーを主成分とする組成
物が提案されている(EP−A−0100066)。
該組成物は、全体に対して40〜90重量%の鉱物チャ
ージ(密度を考慮すべきである)と、当業者に既知の0
.05〜5重量%の表面活性剤(サーファクタント)と
、場合によっては可塑剤、熱可塑性ゴム、着色剤のよう
な添加剤とを含有している。
しかしながら、極性ポリマーを主成分とするこれらの被
チャージ組成物は、特殊な機械的特性を有する自動車の
遮音マットを直接変換により製造するためには非常に好
適であるとしても、所望の目的が機械的特性の改良でな
く、全熱可塑性ポリマー中に均質に再分散されることを
目的とする非常に強くチャージされた粒体(「マスター
バッチ」)の製造である場合には好適といえない。
実際に表面活性剤の存在及び高い流動度を有する高濃度
の極性ポリマー(例えば該ポリマーのMFIか400)
を使用するにも拘わらず、極性コモノマーが存在してい
るので、後で再分散用ポリマー中に均質に再分散され得
る80重壷形を越える鉱物チャージを含む均質な抗体を
製造することはできない。
ポリマー組成物が10未満の流動度を有するオレフィン
ポリマーしか含有しない場合には、以下の実施例に示す
ように同様の欠陥が認められる。
以上の欠陥に鑑みて本願出願人は研究を続け、既知又は
既知以外の手段を組み合わせることにより、少なくと6
粉末状材料の95%の寸法が30uM未満であるような
平均粒度を有する粉末状鉱物材料の含有量が非常に高い
可塑性組成物又は凝集体を発見及び製造するに至った。
本発明は、粉末状鉱物材料の含有度が非常に高く稠密性
(coherents)の熱可塑性凝集体に係り、該凝
集体は、前記粉末状鉱物材料と、ポリオレフィンポリマ
ー及び/又はコポリマーと、場合によってはいくつかの
既知のアジュバントとから構成され、組成中に含まれる
粉末状鉱物材料の理論密度に近似及び最大でこれに等し
い密度と、再分散(redispersion)用ポリ
マーに対する優れた融和性(相溶性)とを同時に宵する
ように、実際に相互に接触する鉱物材料の粒子により規
定される粒子間空隙が、流体化剤(流動化剤)の存在下
に、極性モノマーを含まず且つ少なくとも60℃に等し
い融点及び/又は軟化点と少なくとも50の流動度(A
STM規洛1238に従って測定)とを有するポリオレ
フィンポリマー及び/又はコポリマーにより充填されて
いることを特徴とする。
本発明のポリマー及び/又はコポリマーを特徴付ける流
動度は、ASTM規格1238に従い、軟化及び変形温
度により限定される範囲内で選択された温度で、所定の
測定時間中に所与の規格化された荷重(2,18kg、
5kg、 10kg、21.6kg)下で所定の直径(
2,,09〜2.10ミリメートル)のダイスを通過す
るポリマー及び/又はコポリマーの量を10分間におけ
るグラム数で表した値である。
従来技術の抗体が、粉末状鉱物材料と少なくとも1種の
ポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマーと場合に
よっては各種の既知のアジュバントとを含有する混合物
から首尾よく製造されるとしても、使用されるポリマー
及び/又はコポリマーは、少なくとも1種の極性コモノ
マーを含むが及び/又は上記ASTM規格の条件で50
未満の流動度を有するポリマー及び/又はコポリマーか
ら常に選択されると考えられる。従って、既に確認した
ようにこのようなポリマーを使用すると、粉末状鉱物材
料の含有量が80重量%を越える場合には例えばポリオ
レフィンのような従来の再分散用ポリマー中に均質に再
分散させることができないので、粉末状鉱物材料の含有
度が80重量%を越えるような粒体を製造することはで
きない。
従って、非常に高い含有度の粉末状鉱物材料と、少なく
とも1種のポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマ
ーと、場合によっては既知の各種のアジュバントとを組
成中に含む本発明の凝集体は、前記ポリオレフィンポリ
マー及び/又はコポリマーが、極性モノマーを含まず且
つ少なくとも60℃に等しい融点及び/又は軟化点と少
なくとも50の流動度(ASTM規格1238)とを有
するポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマーから
選択されること、及び該ポリマー及び/又はコポリマー
が組成中で流体化剤の存在下に少量使用されることを特
徴とする。
本発明の熱可塑性凝集体は、 a)極性モノマーを含まず且つ少なくともao’cニ等
しい融点及び/又は軟化点と少なくとも50の流動度と
を有する全体に対して19.99〜4.05重量部の少
なくとも1種のポリオレフィンポリマー及び/又はコポ
リマーと、 b)全体に対して80〜95重量部、好ましくは85.
7〜92.3重量部、前記ポリオレフィンポリマー及び
/又はコポリマー100重・置部に対して400〜19
00重量部、好ましくは600〜1200重量部の粉末
状鉱物材料と、 C)全体に対して0.01〜0.95重量部の混合物の
流体化剤とから構成される。
本発明の凝集体の組成中に含まれる極性モノマーを含ま
ない前記ポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマー
は、少なくとも60℃の融点及び/又は軟化点と、上記
ASTM規格による少なくとも5゜の流動度とを有する
ポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマーから選択
され、例えば、線状又は枝分かれ構造の低密度又は高密
度のポリエチレン、ポリプロピレンホモポリマー又はコ
ポリマー、ポリイソブチレン、エチレンモノマー、プロ
ピレンモノマー及びイソブチレンモノマーのうちの少な
くとも2種の共重合時に結合によって得られるコポリマ
ー、ハロゲン化ポリオレフィン、修飾(改質)ポリプロ
ピレンEPDM及び修飾ポリプロピレンSEBSのよう
にグラフト又は共重合により修飾されたポリオレフィン
、或いは上記ポリマー及び/又はコポリマーの少なくと
も2種の物理的混合物が挙げられる。
もっとも、本発明の凝集体の組成中に含まれるポリオレ
フィンポリマー及び/又はコポリマーは、ASTM規格
D 1238の条件下で好ましくは少なくとも2(IQ
の流動度を有するポリオレフィンポリマー及び/又はコ
ポリマー、より好ましくは少なくとも400の流動度を
有するポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマーか
ら選択される。
本発明の凝集体の組成中に含まれる粉末状鉱物材料は、
天然又は合成由来であり得、単独又は混合物として導入
され得る。該材料は、一般に少なくとも1種の金属元素
を含む鉱物塩及び/又は鉱物酸化物から選択され、アル
カリ土類炭酸塩(例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸亜鉛、ドロマイト)、石灰、酸化マグネシウ
ム(マグネシア)、硫酸バリウム及び硫酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、シリカ及びクレー及び他のケイ素
−アノCミナ化合物(例えばカオリン、タルク、雲母)
、金属酸化物(例えば酸化亜鉛、酸化鉄、酸化チタン)
、ガラス繊維及び球、珪灰石が挙げられる。これらの粉
末状鉱物材料には、天然又は合成由来の粉末状有機材料
、特に染料、澱粉、セルロース繊維及び粉、カーボンフ
ァイバーが添加され得る。
これらの全粉末状鉱物材料は、所望の凝集体の型に従っ
て単独又は組み合わせて使用され得る。
好ましくは本発明で使用される粉末状材料は、少なくと
も0.O1〜100μs、好ましくは05〜5uMの粒
度(寸法)を有しており、混合物に導入される粉末状鉱
物材料の貴は、該材料の性質のみならずその粒度にも依
存する。
本発明の範囲内で使用される流体化剤は、少なくとも1
個の遊離リン酸基を有しており一般式;%式%( (式中、(A)は酸化エヂレン、(B)は酸化プロピレ
ン、但し0≦(m+n)≦24、Rは線状又は非線状の
飽和又は不飽和アルキル基、アリール基、5〜28個の
炭素原子、好ましくは8〜24個の炭素原子を存する飽
和又(ユ不飽和複素環、ステロイドであり、該R基は枝
分かれ構造又は非枝分かれ構造であり及び/又はハロゲ
ン、−OH,−COOH,−COOR,−No、、−N
)I、、−CON)It、−CN、−0PO3Hffi
型の1又は数個の官能基を含み得、一方R°基は水素、
1〜4個の炭素原子を有する含炭索鎖、前記Rの定義に
属する基の1種であり得る。)で表される。一方、R′
基はR基と同一としてもよい。
例えばR基として、n−ヘキシル、n−オクチル、n−
デシル、n−ドデシル、n−ドデシルジオキシエチレン
、n−テトラデシル、n−ヘキサデシル、n−ヘキサデ
シルトリオキンエチレン、n−オフタデノル、n−オク
タデシルオキシエチレン、n−オクチルペンタオキンエ
チレン、n−ヘプタデシル、フェニル、2−メチル、2
−ブチル、2−メチル、1−ブチル、3−フェニル、■
−プロペニル、1−フェニル、プロペニル、パラノニル
フェニルジオキシエチレン、バラメチルフェニル、シク
ロヘキシル、コレステロール基、β−ナフチル、ンオー
ル基等各種の基が挙げられる。
また、本発明の凝集体の組成に導入され得る既知の型の
各種のアジュバントは、熱又は光化学安定剤、潤滑剤、
可塑剤、帯電防止剤、不燃剤、例えば銅不動態化剤のよ
うな不動態化剤から構成される群に属する。
実際に本発明の凝集体の製造は、混練及び造粒段階を含
む当業者に既知の方法及び手段を使用することにより実
施される。
攪拌手段と加熱手段とを備える混練機内で実施される混
練段階は、混練機内に連続的又は同時に導入される成分
の混合物を、(少なくとも50の流動度を存する)ポリ
オレフィンの変形温度で十分な攪拌下に処理することか
らなる。該ポリオレフィンの変形温度は一般に60℃〜
300℃である。
混練は、例えば連続又は非連続型インターナル混合機、
2軸スクリユ一型押出機、高速混合機のような既知の型
の混練機を使用して実施され得る。
混練段階に続く粒化段階では、混純によって生じた熱混
合物を、例えばダイ押出と切断、或いはソート状カレン
ダリングと切断、或いは粒化用ローラを使用することに
より凝集体に変換することができる。
本発明に従って得られた凝集体は、該凝集体を再分散さ
せようとするポリマー粒体の粒径に近似する粒径を有し
ている。
本発明の凝集体は、ポリオレフィンホモ又はコポリマー
(例えば低密度又は高密度のポリエチレン、線状ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリ
マー、エチレン−ビニルアセテートコポリマー、エチレ
ン−アクリル酸コポリマー、ポリ塩化エチレンのような
ハロゲン化ポリエチレン、ポリブテン、ポリメチルペン
テン、ポリイソブチレン)、ポリスチレン及びその誘導
体(例えばスチレン−ブタジェン、アクリロニトリル−
ブタジェン−スチレン、スチレン−アクリロニトリル、
スチレン−ブタンエン−スチレン)、ポリ塩化ビニル、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート及び/
又はポリブチレンテレフタレートのような飽和ポリエス
テル、ポリ酸化フェニレンから構成される群から選択さ
れるポリマー又はコポリマー中に再分散される際に優れ
た融和性を示す。
本発明の凝集体は、上記ポリマー及び/又はコポリマー
の群から使用者により選択されプレミックスから得られ
たポリマー及び/又はコポリマー中に、従来公知の加工
方法に従って再分散される。
選択される加工方法として、例えばフィルム状又はシー
ス状押出成形、帯状押出成形又は紙又は金属シート上へ
の積層押出成形等が挙げられ、プレミックスは全組成に
対して例えば1〜30重量%の凝集体を含有し得る。ま
た加工方法として、射出成形、中空体吹込成形、異形又
はシート状の管状押出成形、線又はケーブル製造、カレ
ンダリング等も挙げられ、この場合プレミックスは全組
成に対して1〜70重量%の凝集体を含有し得る。
本発明は、添付図面及び本発明の凝集体の製造及び再分
散に関する実施例から更によく理解されよう。
添付の写真は、従来技術の粒体及び本発明の凝集体の多
数のマイクロドーム切片の表面状態を示している。尚、
これらの切片は任意に選択した。
第1図のマイクロドーム切片は、従来技術に属する方法
に従って製造された粒体を示しており、全体に対する重
量部で表した組成は、CaC05(平均直径3ρ及び長
さ10虜を有するOMYA社のミリカーブMillic
arb)が80部、鉱物材料と室温で製造されたポリマ
ーとのプレミックスからBUSS型共混型機混練機内0
℃で生成された流動度20を有する低密度のポリエチレ
ンが20部である。鉱物材料がこの濃度(CaCO3が
80重量部)を越えると、前記鉱物材料をポリマーに適
性に結合させることができず、成分の初期混合物の大部
分が別々の相として残っ、た。
第1図では切片全体に多数の空隙(1,2,6,7,8
及び9)が認められ、空隙の1個(1)はその最大寸法
が約150ミクロンと非常に大きい。一方、マイクロド
ーム切断時に切除された鉱物材料粒子の痕跡(3゜4及
び5)や、ポリオレフィンポリマーの多数のシート(層
)及び/又はフィラメント(10及び11)も認められ
る。ポリマーのシート及び/又はフィラメントが存在し
ていることから、鉱物粒子が50未満の流動度を有する
ポリマーにより構成される媒体中に浸漬されていること
が確認できる。
ポリマーと鉱物材料とから形成される混合物は、混練時
に測定不能な流動度(190℃−2,16kg)を示し
、この流動度は、気相の保持によって空隙が出現する原
因となった媒体の高い粘度に対応する。
第2図の切片は本発明の凝集体を示しており、全体に対
する重量部で表した組成はCaC03(ミリカーブ)が
88部、HULS社から商品名ベストブラスト(ves
topla’5t)3632で市販されている流動度8
00(140℃−2,16kg)のポリマーが112部
、アルキルフォスフェート(鈷。−H2、−0PO3−
H2)からなる流体化剤が0.8部である。
混合物は、室温で生成された前記3成分のプレミックス
から、BUSS型共混型機混練機内0℃の温度で生成し
た。
第2図では、マイクロドーム切断時に切除された鉱物材
料粒子の痕跡(12,13,1445及び16)が認め
られるか、第1図の場合のようなポリマーの痕跡を示す
ことは実際上不可能であり、同様に空隙の存在を観察づ
−ることも不可能である。従って、本発明の凝集体は顕
著な稠密性を有していることが判る。
従来技術の粒体に関する第1図の一部の拡大図である第
3図では、190℃の温度2.16kgの荷重下では測
定不能な極端に低い流動度を有する混合物によりトラッ
プされる気相によって形成された空隙(17,18)が
認められる。また、ポリマーノート(19)や錯綜によ
って強力で不均質なテキスチャーを構成する非常に多数
のポリマーフィラメント(20,21及び22)も認め
られる。更に、約10ミクロンの最大寸法を有する数個
の鉱物材料粗粒子(24)や、マイクロドーム切断時に
切除された粒子の痕跡(23)も認められる。
同様に本発明の凝集体に関する第2図の一部の拡大図で
ある第4図では、マイクロドーム切断時に鉱物材料粒子
の切除によって形成された数個の空隙(例えば25.2
6)や、数個のまばらなポリマーフィラメント(例えば
27.28及び29)が観察され、鉱物材料の濃度か非
常に高いことや、実際に相互に接触しており従って該ポ
リマーを充填されていると12でも粒子間空隙を規定す
る鉱物材料粒子のほぼ有機化された構造が存在している
ことが判る。
□ 本発明の凝集体の稠密性及び従来技術の粒体内の空
隙の存在について顕微鏡で様々に観察した結果は、理論
密度と比較した実測密度測定値によって追認される。即
ち従来技術の場合(第1図及び第3図)、実験により決
定された粒体の密度は1.83、各成分から計算により
決定された粒体の理論密度は1.95であり、これら2
つの値の差は約6%であり、上記空隙の存在が明らかで
ある。
本発明の凝集体の場合、はぼ有機化された媒体の稠密性
は、実験及び理論的に測定された密度の比較によって追
認され、実験値は2.13、理論値は2.15であり、
鉱物材料の量が大きいにも拘わらず両者の値の差は1%
未満である。
実施例1 本実施例は、この種の製造方法として当業者によく知ら
れている4種類の異なる方法を使用することにより本発
明の凝集体を製造するものである。
第1の製造方法 容量4.5リツトルの電気加熱槽を存するGUEDU型
の高速混合機内で、以下の組成= 一比表面積2 m 2 g −1、平均直径3uM及び
長さ10如を有しており、ポリマー100重量部に対し
て790重量部に相当するOMYA社製の天然CaCO
3ミリカーブ88す重量部、 一ポリオレフィンポリマーとして、14(1℃の温度2
.16kgの荷重下で測定した流動度が800であるベ
ストプラスト3632(liULs社)1114重量部
、−流体化剤として、鉱物材料100部に対して0.9
1部に相当する弐C,,11,9−O−PO31ftで
表されるアルキルフォスフェート8重量部、 一熱安定剤として、0.6重量部のチバガイギー(CI
BA−GE[GY)社のアーガノックス(IRGANO
X)1.OLOを有する混合物を140℃の温度で生成
した。
先ず本発明のポリオレフィンポリマー、安定剤及び流体
化剤と共に、天然CaCO3から構成される粉末状鉱物
材料の約3分の1を140℃に加熱された囲障内に導入
した。
150Or、 p、m、の速度で回転する翼の機械的作
用を混合物に加え、媒体の温度は140℃に推持した。
次に混合物にCaCO3の残りの3分の2を加え、均質
なペーストが得られるまで攪拌し続けた。処理時間は全
体で約15分間継続した。次に、得られたペーストをプ
レート状にカレンダリングし、1辺の寸法が2〜3ミリ
メートルの小さい立方体状に切断し、本発明の凝集体を
構成した。
第2の製造方法 電気的に加熱される混練ゾーンを有するBUSS型の実
験室用共混練機PR46内に、以下の組成ニー比表面積
2m’g−’、平均直径31m及び長さ10屑を有して
おり、ポリマー100重量部に対して1118重量部に
相当するOMYA社製の天然CaC0,ミリカーブ91
0重量部、 一ポリオレフィンポリマーとして、流動度(140℃−
2,16kg)800のベストプラスト3632(If
ULS社)70重量部、及びベストワックスHz(Il
ULS社)(ポリエチレンロウ)11.4重量部、 一流体化剤として、鉱物材料100部に対して0,88
部に相当する弐C,!!12.−(0−CI、−CII
t)2−0−PO3Hzで表されるオキシエチルアルキ
ルフォスフェート8重量部、 一熱安定剤として、アーガノックス1’QlO(チバガ
イギー)0.6重量部 を有する混合物を導入した。この組成物をパベンメイヤ
−(Papenmeyer)型の高速混合機内で室温で
予め混合した後、BUSS型共混型機混練機パー内に移
した。該共混練機の混練ゾーンの温度は140℃とし、
スクリューの回転速度は60r、p、m、、押出機出口
の流量は15kg/時とし、押出機には環状ヘッドで水
を分離するためのダイを備えた。
第3の製造方法 140℃に加熱された混練ゾーンを有するギッタード(
に[IITTAl?D)型の混合機Re4. ML2内
で、以下の組成ニ ー比表面積2m”g−’、平均直径3I#及び長さ10
ρを有しており、ポリマー100重量部に対して698
.8重量部に相当するOMYA社製の天然CaC0,ミ
リカーブ870重量部、 一ポリオレフィンポリマーとして、流動度(140℃−
2,16kg)800のベストプラスト3632(HU
LS社)124.5重量部、 一流体化剤として、弐C+d(t、−(0−CHt−C
Ht)t−0−POJtで表されるオキシエチルアルキ
ルフォスフェート5重量部、 一熱安定剤として、アーガノックス1010(チバガイ
ギー)0,5重量部 を有する混合物を生成した。
混練機のアームの回転速度は47r、p、m、とじ、混
練時間は30分間とした。
÷うして得られたペーストをカレンダリングし、厚さ3
ミリメートルのプレート状とし、その後、本発明の凝集
体を構成する小さい立方体状に切断した。
第4の製造方法 温度60℃の放熱流体により予め加熱される混練チャン
バを有するパンバリーファレル(BAMBURRY −
PARREL)F2O型のインターナル混合機内に、以
下の組成ニ ー比表面積2m 2 g −1、平均直径3如及び長さ
10虜を有しており、ポリマー100重量部に対して7
90重量部に相当するOMYA社製の天然CaCO3ミ
リカーブ880重量部、 一ポリオレフィンポリマーとして、流動度(140℃−
2,16kg)800のベストプラスト3632(HU
LS社)111.5重量部、 一流体化剤として、鉱物材料100重量部に対して0.
91重量部に相当する式C,,1lts−0−PO,1
1,で表されるアルキルフォスフェート8重量部、 −熱安定剤として、アーガノックス1010(チバガイ
ギー)0.5重量部 を有する混合物を導入した。
混合物の最終温度は140℃とし、翼の回転速度は90
r、p、m、とした。
次にこうして得られたペーストに粒化用ローラを作用さ
せ、本発明の凝集体を得た。
実施例2 本実施例は、実施例Iの第1及び第4の方法に従って製
造された本発明の凝集体がポリオレフィンポリマー中に
極めて良好に再分散されることを示すものである。
このために、マイクロプロセッサにより制御されるネス
タル・ネオマット(NESTAL NEOMAT)17
0/90型のプレスにより規格化された(IsO型)試
験片を射出成形により製造した。圧縮力は900KN、
スクリューの直径は32mm、長さ/直径(L/D)比
は18,8とした。
プレスの主要な調整パラメータを以下に示す。
−材料の温度は、使用される再分散用ポリマー又はコポ
リマーに応じて200℃〜240℃の範囲とした。
−ノズルの温度は、使用される再分散用ポリマ7又はコ
ポリマーに応じて180℃〜240℃の範囲とした。
一型温度は40℃とした。
一最大射出速度は200mm/秒とした。
−射出圧力は100バールとした。
−サイクル周期は約62秒とし、そのうち冷却時間を3
0秒、射出時間を2秒、保持時間を25秒、2サイクル
間の間隔を5秒とした。
プレスには、対照として使用した単独のポリマー又はコ
ポリマー及び、本発明の凝集体又は好適な市販品から選
択した「マスターバッチ」を介して鉱物材料を導入した
同一のポリマー又はコポリマーの混合物を連続的に供給
した。
再分散試験を実施するために使用した各ポリマー又はコ
ポリマーは、以下の通りである。
−未処理ポリマー又はコポリマー。
一本発明の凝集体又は当業者に周知の「マスターバッチ
」を介して全体に対して20〜40重量%の粉末状鉱物
材料をチャージされたポリマー又はコポリマー。
粉末状鉱物材料を含む場合、ポリマー又はコポリマーと
本発明の凝集体又は従来技術の「マスターバッチ」との
混合物は、「バレル(Tonneau) J型混合器内
で室温で生成した。
所与のチャージ率では、チャージされる可塑性材料の機
械的特性と、再分散用ポリマー又はコポリマー中におけ
る粉末状鉱物材料の再分散品質との間には密接な関係が
あることが知られているので、射出成形により作成され
た全試験片に対して、最大強度、破i強度、破壊伸び、
4点曲げ弾性率、及び0℃と一23℃とにおけるシャル
ピー衝撃値の測定のような機械的特性試験を行った。尚
、再分散性が良好であることを最も如実に表す2つの機
械的特性として、衝撃強さと破壊伸びが挙げられる。
第1群の試験(1〜5)では、アトケム(ATOCHE
M)社から商品名「ラクチン(LACQTENE) 1
070 MN 1.8Jで市販されている流動度7(1
90’C−2,16kg)の低密度ポリエチレン中に本
発明の凝集体を再分散させた。
試験1は、上記のような未処理の低密度ポリエチレンに
関する。
試験2は、仏国マルチベース(MULTIBASE)社
から商品名LDPE 707 Aで市販されており再分
散品質が良好であるとして知られている「マスターバッ
チ」を使用して、20重量%のCaCO3ミリカーブを
上記ポリマーに配合したものに関する。
試験3は、実施例Iの第1の製造方法に従って製造され
た本発明の凝集体を使用して、20重量%のCaCo3
を上記ポリマーに配合させたものに関する。
試験4は、試験2と同様であるが、マルチヘース社の[
マスターバッチJLDPE 707 Aを使用して40
重量%のCaCO5を配合させたものに関する。
試験5は、試験3と同様であるが、実施例1の第1の製
造方法に従って製造された本発明の凝集体を使用して4
0重量%のCaCO3を配合させたちのに関する。
機械的特性に関する全結果を下記の第1表に示す。
第1表 A、A、−従来技術 INV=本発明 NC=破壊せず。
第2群の試験(6〜10)では、流動度2.3(190
’C−2,16kg)の線状構造の低密度ポリエチレン
(ダウ・ケミカル(DOW CHEMICAL)社:ダ
ウレックス(Dow−Iex)2047)中に本発明の
凝集体を再分散させた。
試験6: 未処理ポリマー。
試験7; マルチベース社の[マスターバッチJLDP
E707Aを使用して(上記と同一の特性を有する)O
MYA社のCaCO3ミリカーブ20重量%を配合。
試験8: 実施例1の第4の製造方法に従って製造され
た本発明の凝集体を使用してCaCO3ミリカーブ20
重量%を配合。
試験9: マルチベース社の[マスターバッチJLDP
E707Aを使用してCaC0+ ミリカーブ40重量
%を配合。
試験1〇二  試験8と同一の本発明の凝集体を使用し
てCaC0* ミリカーブ40重量%を配合。
機械的特性の測定に関する全結果を下記の第2表に示し
た。
第2表 第3群の試験(ii〜13)では、流動度8(,190
℃=2.16kg)の高密度ポリエチレン(ヘキスト(
HOECIIST)社:ホスタレン(!1ostaLe
ne) GC7260)中に本発明の凝集体を再分散さ
せた。
試験ll:  未処理ポリマー。
試験12:マルチベース社の[マスターバッチJLDP
E707Aを使用してCaC0a20重量%を配合。
試験13:  実施例1の第1の製造方法に従って製造
された本発明の凝集体を使用してCaC0+ ミリカー
ブ20重量%を配合。
機械的特性の測定に関する全結果を下記の第3表に示し
た。
第3表 第4群の試験(14〜[8)では、従来技術の「マスタ
ーバッチ」と比較しながら、流動度15(230℃−2
,18kg)のポリプロピレンホモポリマー(1,C,
1,社プロパテン(Propatさne)GYM45)
中に本発明の凝集体を再分散させた。
試験14:  未処理ポリマー。
試験15:  マルチベース社の「マスターバッチJP
PH7012Aを使用して20重量%のCaC0a ミ
リカーブをチャージし゛たポリマー。
試験16:  実施例1の第4の製造方法に従って製造
された本発明の凝集体を使用して20重量%のCaC0
,ミリカーブをチャージしたポリマー。
試験I7:  試験15に従っで40重量%のCaC0
+ ミリカーブをチャージしたポリマー。
試験18:  試験16に従って40重量%のCaCO
3ミリカーブをチャージしたポリマー。
機械的特性の測定に関する全結果を下記の第4表に示し
た。
第4表 第5群の試験(19〜23)では、従来技術の「マスタ
ーバッチ」と比較しながら、流動度4(230℃−2,
1&%kg)のポリプロピレンコポリマー(ヘキスト社
;ホスタレソPPI?+[2)巾に太を囲のIv予隼汰
木■公詞六せた。
試験19:  未処理ポリマー。
試験20:  マルチベース社の[マスターバッチJP
PC7Q12Aを使用して20重量%のCaCO3ミリ
カーブをチャージしたポリマー。
試験21:  実施例1の第1の製造方法に従って製造
された本発明の凝集体を使用して20重1%のCaCO
5ミリカーブをチャージしたポリマー。
試験22;  試験20に従って40重量%のCaCO
3ミリカLブ%をチャージしたポリマー。
試験23:  試験21に従って40重量%のCaCO
3ミリカーブをチャージしたポリマー。
機械的特性の測定値に関する全結果を下記の第5表に示
した。
第5表 上記5表から明らかなように、本発明の凝集体の再分散
に関する全試験における破壊伸び及び衝撃の特性は、従
来技術の「マスターバッチ」の試験片で測定された同一
の特性に比較して少なくとも同等、又はこれよりも優れ
ていた。
このように本発明の凝集体は、凝集体中における粉末状
鉱物材料の含有度が高いにも拘わらず優れた再分散性を
有している。
実施例3 本実施例は実施例2と同様に、□実施例1の第2の方法
に従って製造され、少なくとも50の流動度を有してお
り91重量%(本発明のポリオレフィンポリマー及び/
又はコポリマー100重量部に対して1118重量部に
相当)のCaCO5(ミリカーブ)を含む本発明の凝集
体がポリオレフィンポリマー中に良好に再分散されるこ
とを示すものである。
このために、スクリュー直径D= 40mm、長さ=1
8D1ダイ直径130mm、ギ’rツブ0.5mmを有
するアンドウアート(ANDOUART)型機を使用し
て、厚さ2゜μmの膜を押出成形した。スクリューの回
転速度は50〜70r、p、m、、押出温度190℃、
膨張率2.4とした。
アンドウアート機には、対照として使用した単独の再分
散用ポリマー(試験24)、及び同一のポリマーと本発
明の凝集体を介して導入された鉱物チャージとから形成
される混合物(試験25)を連続的に供給した。
試験24は、ニップ(ESSO)社から商品名ニスコレ
ン(ESCORENE) LD 104で市販されてい
る流動度2(190℃−2,tskg)Zの低密度ポリ
エチレンを用いて実施した。
試験25は、同一のポリエチレンと、10重量%のCa
CO5(ミリカーブ)とから形成される混合物を使用し
、CaCO3は実施例1の第2の方法に従って製造され
た本発明の凝集体を介して配合した。
こうして破壊を生じることなく30分間未処理ポリマー
膜を20t1mの厚さに押出成形することができた(試
験24)。
同様にして同一時間、破壊を生じることなく被チャージ
ポリエチレンのフィルムを形成することができた(試験
25)。
肉眼及び双眼顕微鏡試験によると、形成されたシースに
は裂傷が全く存在しておらず、フィルム中に凝集体が存
在していないことが確認でき、本発明の凝集体が優れた
再分散性を有するものと結論できる。
実施例4 本実施例は、実施例2及び3と同様に、加工産業で従来
使用されているポリオレフィン中における本発明の凝集
体の良好な再分散性を観察及び確認するために、別の押
出手段を使用したものである。
このために、スクリュー直径D= 25+nm、長さ敦
= 15D1 ダイの長さ16IIII11及び高さ2
.5mmのトーμ(TOREV)社のl軸スクリュー型
押出機を使用して、。
平板グイから厚さ3ml11のリボンを押出成形した。
スクリューの回転速度は50r、p、In1、圧縮率3
とし、押出温度はポリエチレンの場合170℃、ポリプ
ロピレンコポリマーの場合210℃とした。
押出機には、対照として単独の再分散用ポリマー又はコ
ポリマー(試験26及び29)を供給すると共に、同一
のポリマー又はコポリマーと、全体に対して1重量%の
CaCO3を配合することにより公知粒体の形態(試験
27及び30)又は本発明の凝集体の形態(試験28及
び31)で導入された鉱物チャージとから形成される混
合物を連続的に供給した。
試験26は、流動度7(190℃−2,t6kg)の低
密度ポリエチレン(アトケム社:ラクテン1070M1
07Oを使用し、試験29は、流゛動度5(230℃−
2,16kg)のポリプロピレンコポリマー(アトケム
社:ラクテン3050MN4)を使用した。
試験27は、「マスターバッチJ LDPE 707 
A(マルチベース社)として配合された1重量%のCa
C0+ミリカーブの(試験26のポリエチレン中におけ
る)再分散に係り、試験30は、同一の「マスターバッ
チ」を使用して試験29のポリプロピレンコポリマー中
に1重量%の同一のCaC0+を再分散させたものであ
る。
試験28は、実施例1の第3の方法に従って製造された
本発明の凝集体として配合された1重量%のCaC05
(ミリカーブ)を試験26のポリエチレン中に再分散さ
せたものであり、試験31は、本発明の同一の凝集体を
使用して試験29のポリプロピレンコポリマー中に1重
量%の同一のCaC0−を再分散させたものである。5
0倍双眼顕微鏡による試験の結果、本発明の凝集体の優
れた再分散性が明らかであり(集塊がない)、その再分
散性は従来技術の「マスターバッチ」で得られる再分散
性よりも優れている。
実施例5 本実施例は、ポリスチレン、ABS、ポリアミドのよう
なポリオレフィン以外の′再分散用ポリマーに対する本
発明の凝集体の優れた融和性を示すものである。このた
めに、実施例2に記載のネスタル・ネオマット170/
90型のプレスにより規格化された試験片を射出成形に
より作成した。
第1群の試験(32〜34)では、240℃の温度でポ
リスチレンを射出成形した。
試験32は、流動度4.5(2000C−5kg)の未
処理ポリスチレン(ヘキスト社のホスチレン(Host
yrene)N 4.000 )の射出成形に関する。
試験33は、従来技術の「マスターバッチ」(マルチベ
ース社のPS600A)を使用して20重量%のCaC
05(ミリカーブ)を前記ポリスチレン中に配合させた
ものである。
試験34は、実施例1の第4の方法に従って製造された
本発明の凝集体を使用して20重量%のCaC03(ミ
リカーブ)を前記ポリスチレン中に配合させたものであ
る。
機械的特性の測定に関する全結果を下記の第6表に示し
た。
第6表 第2群の試験(35〜38)では、240℃の温度でア
クリロニトリル−ブタジェン−スチレン(ABS)コポ
リマーを射出成形した。
試験35は、流動度4(230℃−2,16kg)の未
処理ABS(バイヤー・ノポダー(BAYER−NOV
ODUR)PC211)ノ射出成形に関する。
試験36は、試験33と同一の「マスターバッチ」を使
用して20重量%のCaC03(ミリカーブ)を配合さ
せたものである。
試験37は、実施例Iの第4番目の方法に従って製造さ
れた本発明の凝集体を使用して20重量%のCaC03
(ミリカーブ)をABS中に配合させたものである。
試験38は、試験37と同一の凝集体を使用して40重
量%のCaC0+をABS中に配合させたものである。
機械的特性の測定に関する全結果を下記の第7表に示し
た。
第7表 第3群の試験(39〜41)では、240℃の温度でポ
リアミドを射出成形した。
試験39は、流動度2.6(220℃−2,16kg)
の未処理ポリアミド(BASF−ウルトラミド(Ult
ramid)B3K)の射出成形に関する。
試験40は、実施例1の第1の方法に従って製造された
凝集体を使用して20重量%のCaC0,(ミリカーブ
)を前記ポリアミドに配合させたものである。
試験41は、試験40と同一の凝集体を使用して40重
量%のCaCO3を前記ポリアミドに配合させたもので
ある。
機械的特性の測定に関する全結果を下記の第8・表に示
した。
第8表 上記第6表及び第7表から明らかなように、本発明の凝
集体の再分散に関する全試験において、バッチ」の試験
片で測定された同一の特性と比較して少なくとも同等或
いは優れていた。
第8表の試験はポリアミド中における本発明の凝集体の
みの再分散性に関するものであり、従来技術では比較試
験を実施できるような「マスターバッチ」は製造されて
いない。射出成形した試験片及びその機械的特性を試験
した結果、本発明の凝集体を用いて配合された鉱物材料
は、ポリアミド中に良好に再分散することを確認できた
従って、本発明の凝集体は、凝集体中における粉末状鉱
物材料の含有度が高いにも拘わらず、ポリオレフィン以
外のポリマー中にも良好に再分散されることが判る。
換言するなら、本発明の凝集体は各種の再分散用熱可塑
性ポリマーに対して融和性であり、これに対して従来技
術の粒体又は「マスターバッチJは、一般に組成中に含
まれるポリマーとしか融和し得ない。
実施例6 本実施例は、本発明の範囲内で鉱物材料の含有料の重量
%を漸増させることにより凝集体を製造したものであり
、製造後この凝集体は稠密性であり、可塑性であり、上
記再分散用ポリマー及び/又はコポリマーの1つに容易
に再分散させることが可能であった。
このために、11種類の混合物(試験42〜52)を生
成した。これらの各種の混合物の組成を下記の第9表に
示した。
CaC(L+はミリカーブを使用した。
−導入したポリマーは流動度800(140℃−2,t
6kg)のHULS社のベストブラスト3632とした
−流体化剤は、 (A)アルキルフォスフェートC1411tsOPOJ
*(B)オキシエチルアルキルフォスフェートC3H1
7(0−C1r−−CHt)s−0−POsHtを使用
した。
これらの各種の混合物は、実施例1の第2番目の方法と
同様の手順で生成した。
試験42〜46では、直径2.09mmのダイを使用し
て140℃の温度2.]、6kgの荷重下で流動度を測
定すると共に、理論密度と比較した本発明の凝集体の実
測密度を測定した。
試験47〜48及び49〜52では、面記試験と同様の
基準で流動度のみを測定した。
これらの各種の試験に関する全結果を下記の第10表及
び第11表に示した。
第10表 流体化剤A 第11表 流体化剤B 以上の表から明らかなように、凝集体を製造する際には
、流動度を比較しながら流動度が少なくと650のポリ
オレフィンポリマーと流体化剤と組み合わせることが有
効である(第1θ表及び第11表)。
また、実測及び理論密度を比較した結果、凝集体が可塑
性及び稠密性のペーストから首尾よく形成されることが
確認され、従って本発明のポリマー及び/又はコポリマ
ーは、粉末状鉱物材料により形成される稠密性の高い構
造の粒子間空隙を充填するために使用されることが理解
されよう。
本発明に関する全凝集体は、上記再分散用ポリマー及び
/又はコポリマー中における再分散性に優れており、粉
末状鉱物材料の量が従来技術の最大使用量(ポリマー1
00部に対して400部)よりも著しく多い(ポリマー
100部に対して1116部)にも拘わらず、この分散
性は従来技術の「マスターバッチ」よりも優れている。
再分散性を試験するために使用した方法は、実施例3に
記載した通り(20ρのフィルム状押出成形)である。
実施例7 本実施例は、タルク、アルミナ水和物、焼成カオリン、
二酸化チタンのような各種の粉末状鉱物材料を含有する
本発明の凝集体の製造を示すものである。
全凝集体(試験53〜62)は、実施例1の第2の方法
に記載の手順に従って製造した。
全試験において、流動度が少なくとも50の本発明のポ
リオレフィンポリマーは、ベスタプラスト3632(H
ULS社)とベストワックスHt (HULS社のポリ
エチレンロウ)とを95重量%と5重量%との割合で混
合した混合物とした。
同様に全試験の流体化剤は、式CI−HteOPOsH
tで表されるアルキルフォスフェートとした。
タルク、カオリン及びアルミナ水和物に関する対照試験
53,56.58及び60は生成が非常に困難であり、
全体に対する割合が800重量部の場合、少なくとも5
0の流動度を有する少なくとも1種のポリオレフィンと
流体化剤とから構成される新規組み合わせの不在下では
生成す4ことができなかった。
こうして生成された凝集体の流動度を、2種類の温度−
荷重組み合わせ(140℃−2,16kg)及び(19
0℃−5kg)でASTM規格1238に従って測定し
た。尚、ダイは同一のままとした。
凝集体の組成及び測定された流動度の結果に関する全デ
ータを下記の第12表に示した。
試験54,55,57.59’、61及び62の本発明
の凝集体について、実施例2及び4に記載したような再
分散試験を実施した。
使用した粉末状鉱物材料の種類に関係なく、本発明の範
囲に属する前記全凝集体は、ポリ塩化ビニル、飽和ポリ
エステル(例えばポリエチレンテレフタレート)及びポ
リカーボネートのような種々のポリマー及びコポリマー
中に良好に再分散できた。
このために、スクリュー直径D= 30mm、長さ=2
5Dのゴツトフェール(GOETTFERT)型1軸ス
クリュー押出機を使用して厚さ2mmの帯状に平板グイ
から押出成形した。押出成形は各種の再分散用ポリマー
の一般的変形温度で実施した。
こうして作成した帯状物は表面外観が良好で且つ弾性が
良好であった。これらの帯状物から熱間圧縮プレスによ
り厚さ100μmのフィルムを作成した。
これら“のフィルムを双眼顕微鏡(50倍)で試験した
処、フィルムの均質性が非常に良好であること、及び集
塊が存在しないことが判った。
【図面の簡単な説明】
第1図は350倍の走査式電子顕微鏡で観察された従来
技術の粒体のマイクロドーム切片の粒子構造を示す顕微
鏡写真、第2図は350倍の走査式電子顕微鏡で観察さ
れた本発明の凝集体のマイクロドーム切片の粒子構造を
示す顕微鏡写真、第3図は2500倍の走査式電子顕微
鏡で観察された従来技・術の粒体のマイクロドーム切片
を示す第1図と同様の顕微鏡写真、第4図は2500倍
の走査式電子顕微鏡で観察された本発明の凝集体のマイ
クロドーム切片を示す第2図と同様の顕微鏡写真である
。 4傅kかt(f  キイ 会 ゛・5129、ジ′ \   )〜 1 −     畠 C11、・・]・1 ″らΣノ    へ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉末状鉱物材料と、ポリオレフィンポリマー及び
    /又はコポリマーと、場合によつては既知のアジュバン
    トとから構成される前記粉末状鉱物材料の含有度が非常
    に高い稠密性の熱可塑性凝集体であつて、組成中に含ま
    れる前記粉末状鉱物材料の理論密度に近似及び最大でこ
    れに等しい密度と、再分散用ポリマーに対する優れた融
    和性とを同時に有するように、実際に相互に接触する鉱
    物材料の粒子により規定される粒子間空隙が、流体化剤
    の存在下に、極性モノマーを含まず且つ少なくとも60
    ℃に等しい融点及び/又は軟化点と少なくとも50の流
    動度(ASTM規格1238に従つて測定)とを有する
    少なくとも1種のポリオレフィンポリマー及び/又はコ
    ポリマーにより充填されていることを特徴とする熱可塑
    性凝集体。
  2. (2)a)極性モノマーを含まず且つ少なくとも60℃
    に等しい融点及び/又は軟化点と少なくとも50の流動
    度とを有する全体に対して19.99〜4.05重量部
    の少なくとも1種のポリオレフィンポリマー及び/又は
    コポリマーと、 b)全体に対して80〜95重量部、好ましくは85.
    7〜92.3重量部、前記ポリマー及び/又はコポリマ
    −100重量部に対して400〜1900重量部、好ま
    しくは600〜1200重量部の粉末状鉱物材料と、c
    )全体に対して0.01〜0.95重量部の混合物の酸
    性流体化剤とから構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の熱可塑性凝集体。
  3. (3)極性モノマーを含まないポリオレフィンポリマー
    及び/又はコポリマーが、線状又は枝分かれ構造の低密
    度又は高密度のポリエチレン、ポリプロピレンホモポリ
    マー又はコポリマー、ポリイソブチレン、エチレンモノ
    マー、プロピレンモノマー及びイソブチレンモノマーの
    うちの少なくとも2種のコポリマー、グラフト又は共重
    合により修飾されたポリオレフィンから構成される群か
    ら選択されることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の熱可塑性凝集体。
  4. (4)グラフト又は共重合により修飾されたポリオレフ
    ィンが、好ましくはハロゲン化ポリオレフィン、修飾ポ
    リプロピレンEPDM及び修飾ポリプロピレンSEBS
    であることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
    熱可塑性凝集体。
  5. (5)極性モノマーを含まないポリオレフィンポリマー
    及び/又はコポリマーが、少なくとも2種を相互に混合
    することにより得られることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の熱可塑性凝集体。
  6. (6)極性モノマーを含まないポリオレフィンポリマー
    及び/又はコポリマーが好ましくは、少なくとも60℃
    の融点及び/又は軟化点と、ASTM規格D1238に
    よる少なくとも200、より好ましくは400の流動度
    とを有するポリオレフィンポリマー及び/又はコポリマ
    ーから選択されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項から第5項のいずれかに記載の熱可塑性凝集体。
  7. (7)組成中に単独又は混合物として含まれる粉末状鉱
    物材料が、少なくとも1種の金属元素を含む鉱物塩及び
    /又は鉱物酸化物から選択されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載の熱可塑
    性凝集体。
  8. (8)粉末状鉱物材料が、アルカリ土類炭酸塩、炭酸マ
    グネシウム、炭酸亜鉛、ドロマイト、石灰、酸化マグネ
    シウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、水酸化アルミ
    ニウム、シリカ、カオリン、タルク、雲母、酸化亜鉛、
    酸化鉄、酸化チタン、ガラス繊維及び球、珪灰石から選
    択されることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載
    の熱可塑性凝集体。
  9. (9)天然及び/又は合成由来の粉末状有機材料、特に
    染料、澱粉、セルロース繊維及び粉、カーボンファイバ
    ーが前記粉末状鉱物材料に添加されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第8項のいずれかに記載の熱
    可塑性凝集体。
  10. (10)粉末状鉱物及び/又は有機材料が、少なくとも
    0.01〜100μm、好ましくは0.5〜5μmの粒
    度を有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    から第9項のいずれかに記載の熱可塑性凝集体。
  11. (11)前記流体化剤が、少なくとも1個の遊離リン酸
    基を有しており下式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、(A)は酸化エチレン、(B)は酸化プロピレ
    ン、但し0≦(m+n)≦24、Rは線状又は非線状の
    飽和又は不飽和アルキル基、アリール基、5〜28個の
    炭素原子、好ましくは8〜24個の炭素原子を有する飽
    和又は不飽和複素環、ステロイドにより構成される群か
    ら選択され、R′は水素、1〜4個の炭素原子を有する
    含炭素鎖、及びRの定義に属する基の1種から構成され
    る群から選択される。)で表されるリン酸エステルであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第9項の
    いずれかに記載の熱可塑性凝集体。
  12. (12)Rがハロゲン、−OH、−COOH、−COO
    R、−NO_2、−NH_2、−CONH_2、−CN
    、−OPO_3H_2の型の少なくとも1個の官能基を
    含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第11項に
    記載の熱可塑性凝集体。
  13. (13)R′基がR基と同一であることを特徴とする特
    許請求の範囲第11項又は第12項に記載の熱可塑性凝
    集体。
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