JPS61264048A - 耐熱自己融着性エナメル線 - Google Patents
耐熱自己融着性エナメル線Info
- Publication number
- JPS61264048A JPS61264048A JP10465485A JP10465485A JPS61264048A JP S61264048 A JPS61264048 A JP S61264048A JP 10465485 A JP10465485 A JP 10465485A JP 10465485 A JP10465485 A JP 10465485A JP S61264048 A JPS61264048 A JP S61264048A
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- JP
- Japan
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- resin
- parts
- weight
- heat
- self
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は耐熱自己融着付エナメル線に関するものである
。
。
[従来の技術]
自己融着性エナメル線は、絶縁皮膜の外周に接着層を設
【ノだ構造をもち、加熱処理するだ【ノでコイルを固着
することができるため、電■作業を簡略化することがで
きる。このため、従来よりテレビの偏向ヨークコイルや
ボイスコイルを中心に適用されてきたが、最近ではモー
ターなどの耐熱性を要求される機器にも適用が検討され
る傾向にある。
【ノだ構造をもち、加熱処理するだ【ノでコイルを固着
することができるため、電■作業を簡略化することがで
きる。このため、従来よりテレビの偏向ヨークコイルや
ボイスコイルを中心に適用されてきたが、最近ではモー
ターなどの耐熱性を要求される機器にも適用が検討され
る傾向にある。
これら耐熱機器では、従来より用いられてきたポリビニ
ルブチラール系、ポリアミド系では高温中の接着力や耐
熱性が乏しく120℃以上での使用が不可能である。
ルブチラール系、ポリアミド系では高温中の接着力や耐
熱性が乏しく120℃以上での使用が不可能である。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、高
温中の接着力ならびに耐熱性に優れた自己融着性−丁ナ
メル線を提供することにある。
温中の接着力ならびに耐熱性に優れた自己融着性−丁ナ
メル線を提供することにある。
E問題点を解決するための手段]
本発明の要旨とするところは、ポリヒドロキシポリエー
テル樹脂100重量部に対して(1)式で示されるポリ
エーテルアミド樹脂5〜100重量部配合し、必要によ
り他の樹脂を配合し、これを有機溶剤に溶解した塗料を
、電気導体−にに直接もしくは他の絶縁物を介して塗布
焼付して成ることを特徴とする耐熱自己融着付エナメル
線にある。
テル樹脂100重量部に対して(1)式で示されるポリ
エーテルアミド樹脂5〜100重量部配合し、必要によ
り他の樹脂を配合し、これを有機溶剤に溶解した塗料を
、電気導体−にに直接もしくは他の絶縁物を介して塗布
焼付して成ることを特徴とする耐熱自己融着付エナメル
線にある。
本発明で用いられるポリヒドロキシポリエーテル樹脂と
しては(2)式及び(3)式で示されるものであn−5
0〜150の整数 ・・・式(3) %式% RニーC−および/または−8−1 CH3’ 0 R−:脂肪族、芳香族、脂環族の残基 m=20〜100.n=20〜100 上記の(2)式の構造式を有Jるものとしては、例えば
米国LJ CC社製面品名ρに+−1,PKHJ、PK
HC、東部化成社製商品名YP−50,YP−50、
ノ等があり、 (3)式の構造式を有り−るものとしては、人日本イン
キ着製商品名エビクロント1330.H−350などが
ある。
しては(2)式及び(3)式で示されるものであn−5
0〜150の整数 ・・・式(3) %式% RニーC−および/または−8−1 CH3’ 0 R−:脂肪族、芳香族、脂環族の残基 m=20〜100.n=20〜100 上記の(2)式の構造式を有Jるものとしては、例えば
米国LJ CC社製面品名ρに+−1,PKHJ、PK
HC、東部化成社製商品名YP−50,YP−50、
ノ等があり、 (3)式の構造式を有り−るものとしては、人日本イン
キ着製商品名エビクロント1330.H−350などが
ある。
また、(1)式の構造式ど有するポリエーテルアミド樹
脂と1ノでは日立化成■業者製)−(L−1200など
がある。
脂と1ノでは日立化成■業者製)−(L−1200など
がある。
本発明にて用いる塗料には上記2つの主成分樹脂の他に
少量のメラミンホルムアルデヒド樹脂、フェノール樹脂
、ポリイソシアネー]〜、二[ボキシ樹脂等を添加する
ことができる。
少量のメラミンホルムアルデヒド樹脂、フェノール樹脂
、ポリイソシアネー]〜、二[ボキシ樹脂等を添加する
ことができる。
また、本発明において、ポリヒト日キシポリエーテル樹
脂100重吊部に対してポリエーテルアミド樹脂の配合
間を5〜100重量部と限定したのは、5車ω部以下で
は高温中の接着力、耐熱性が向−トせず、100重量部
以上では軟化点が高くなりコイルを固着するのに高温加
熱が必要になり、作業性が低下づるためである。
脂100重吊部に対してポリエーテルアミド樹脂の配合
間を5〜100重量部と限定したのは、5車ω部以下で
は高温中の接着力、耐熱性が向−トせず、100重量部
以上では軟化点が高くなりコイルを固着するのに高温加
熱が必要になり、作業性が低下づるためである。
[作 用]
本発明の耐熱自己融着付エナメル線の作用は、ポリヒド
ロキシポリエーテル樹脂100弔問部に対してポリエー
テルアミド樹脂を5〜100重量部配重量部酸る塗料を
塗布、焼付けしたときには、ポリエーテルアミド樹脂自
身が有する耐熱性と自己融着性のほかに、ポリエーテル
アミド樹脂の末端基とポリヒトnキシポリエーテル樹脂
のヒドロキシ基との架橋反応、そしてポリエーテルアミ
ド樹脂のアミド結合とポリヒドロキシポリエテルアミド
樹脂のヒドロキシ基との間の水素結合が相乗的に作用し
て優れた耐熱自己融′着性を発揮することにある。
ロキシポリエーテル樹脂100弔問部に対してポリエー
テルアミド樹脂を5〜100重量部配重量部酸る塗料を
塗布、焼付けしたときには、ポリエーテルアミド樹脂自
身が有する耐熱性と自己融着性のほかに、ポリエーテル
アミド樹脂の末端基とポリヒトnキシポリエーテル樹脂
のヒドロキシ基との架橋反応、そしてポリエーテルアミ
ド樹脂のアミド結合とポリヒドロキシポリエテルアミド
樹脂のヒドロキシ基との間の水素結合が相乗的に作用し
て優れた耐熱自己融′着性を発揮することにある。
[実施例]
次に本発明の耐熱自己融着性エナメル線の実施例を比較
例と共に説明1゛る。
例と共に説明1゛る。
実施例1
ポリヒトnキシポリエーテル樹脂(米国tJ CC社製
PKHI−1)100重量部、ポリエーテルアミド樹脂
(日立化成工業社製H1−1200)40重量部をクレ
ゾール/キシシ[]−ルに溶解し、樹脂分20%の塗料
を得た。この塗料を、導体径1.0#ll11の銅線上
に11種ポリエステルイミドワニス(大日精化製F80
0)を皮膜厚が38μとなるように塗布焼付番ノして得
たポリニスデルイミドエナメル線上に塗布し、炉温30
0℃、炉長6mの焼付炉により、15μの融着層を形成
させ、本発明の耐熱自己融着性エナメル線を得た。
PKHI−1)100重量部、ポリエーテルアミド樹脂
(日立化成工業社製H1−1200)40重量部をクレ
ゾール/キシシ[]−ルに溶解し、樹脂分20%の塗料
を得た。この塗料を、導体径1.0#ll11の銅線上
に11種ポリエステルイミドワニス(大日精化製F80
0)を皮膜厚が38μとなるように塗布焼付番ノして得
たポリニスデルイミドエナメル線上に塗布し、炉温30
0℃、炉長6mの焼付炉により、15μの融着層を形成
させ、本発明の耐熱自己融着性エナメル線を得た。
実施例2
ポリヒトnキシポリエーテル樹脂のエビクロン1−1−
350を100重量部に対してポリエーテルアミド樹脂
(Hl−−1200)を20重量部配合した以外は実施
例1ど同様にして耐熱自己融着性エナメル線を得た。
350を100重量部に対してポリエーテルアミド樹脂
(Hl−−1200)を20重量部配合した以外は実施
例1ど同様にして耐熱自己融着性エナメル線を得た。
実施例3
同様にして、P K HHが100重量部に対して1」
L−1200,90重量部から成る耐熱自己融着性エブ
メル線を得た。
L−1200,90重量部から成る耐熱自己融着性エブ
メル線を得た。
実施例4
同様にして、P K Hl(が100市量部に対してH
L 1200を50重間部及び−[ビニl:j −1−
# 1007を5重石部から成る耐熱自己融着性エノメ
ル線を得た。
L 1200を50重間部及び−[ビニl:j −1−
# 1007を5重石部から成る耐熱自己融着性エノメ
ル線を得た。
実施例5
同様にして、PKIINが100重石部に対して、LI
L−1200を50重量部、■ビ」−ト#1007を
2重量部及びAP−8tableを2市量部から成る耐
熱自己融着性■ブメル線を得た。
L−1200を50重量部、■ビ」−ト#1007を
2重量部及びAP−8tableを2市量部から成る耐
熱自己融着性■ブメル線を得た。
実施例6
同様にしてP K Hl−1が100重量部に対して、
HL−1200を30重量部、エピ]−1へ#1007
を2市量部及びMl −20を2重量部から成る耐熱自
己融着性1ナメル線を得た。
HL−1200を30重量部、エピ]−1へ#1007
を2市量部及びMl −20を2重量部から成る耐熱自
己融着性1ナメル線を得た。
比較例1
同様にしてP K Hl−1が100重量部に対しで、
Hl−1200を2重量部から成る自己融着性エナメル
線を得た。
Hl−1200を2重量部から成る自己融着性エナメル
線を得た。
比較例2
同様にして、PKIIII100重部部に対して、L−
1200を120重量部から成る自己融着性エナメル線
を得た。
1200を120重量部から成る自己融着性エナメル線
を得た。
比較例3
導体系1.Or#R1φの銅線上に11種ポリエステル
イミドワニスを塗布、焼付けして皮膜厚が38μのポリ
エステルイミドエナメル線とした後、該ポリエステルイ
ミドエナメル線1−に其重合ポリアミド系自己融肴塗利
を塗布、焼付けして融着層厚さが15μの自己融着性エ
ナメル線を得た。
イミドワニスを塗布、焼付けして皮膜厚が38μのポリ
エステルイミドエナメル線とした後、該ポリエステルイ
ミドエナメル線1−に其重合ポリアミド系自己融肴塗利
を塗布、焼付けして融着層厚さが15μの自己融着性エ
ナメル線を得た。
第1表はこれら実施例1〜6及び比較例1〜2の自己融
着性塗料の組成を示したものである。
着性塗料の組成を示したものである。
第 1 表
列
次に、これらの実施例及び比較例の自己融着性エナメル
線を内径6.3#φ、長ざ75#のヘリカルコイルとし
、200℃−30分加熱後、NEMA−MW−1000
に準拠し、常温及び150℃中で接着強度を測定した。
線を内径6.3#φ、長ざ75#のヘリカルコイルとし
、200℃−30分加熱後、NEMA−MW−1000
に準拠し、常温及び150℃中で接着強度を測定した。
Q−
また、熱劣化↑1の評価とし−(,200°C−30分
加熱により固着したへりカルコイルを200℃×7日間
劣化した後、接着力を常温で測定した。
加熱により固着したへりカルコイルを200℃×7日間
劣化した後、接着力を常温で測定した。
第2表はこれらの試験結束を示したこbのである。
第 2 表
第2表が明らかなように、本発明の実施例1〜6の耐熱
自己融着性エナメル線は、150℃の高温下においても
接着力が3KO以−Lと良好で、しかも220℃7目間
熱劣化しても接着力の低下が小ざいものである。これに
対して比較例の自己融着性エナメル線は、常温にお(〕
る接着力が良好なものもあるが、150℃の高温下の接
着力、220℃7目間劣化後の接着力が小さいものであ
る。
自己融着性エナメル線は、150℃の高温下においても
接着力が3KO以−Lと良好で、しかも220℃7目間
熱劣化しても接着力の低下が小ざいものである。これに
対して比較例の自己融着性エナメル線は、常温にお(〕
る接着力が良好なものもあるが、150℃の高温下の接
着力、220℃7目間劣化後の接着力が小さいものであ
る。
[発明の効果]
本発明の耐熱自己融着性エナメル線は、高温における接
着力が高く、しかも熱劣化しても接着力の低下が小さい
ものであり、T葉上有用である。
着力が高く、しかも熱劣化しても接着力の低下が小さい
ものであり、T葉上有用である。
代理人 弁即」二 佐 藤 ニーH[
= 10 −
手続補正間(自発)
61、2.1”!3
昭和 年 月 日
2発明の名称
耐熱自己融着性エナメル線
3 補正をする者
4 代 理 人 〒1005、補正の対象
(1)、特許請求の範囲の欄。
(2)発明の詳細な説明の欄。
6、補正の内容
(1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2)明細書第3頁10行に、
」
とあるのを、
」
と補正する。
(3)明細書第5頁13行に「ポリヒドロキシポリエテ
ルア」とあるのを1ポリヒドロキシポリエーテルア」と
補正する。
ルア」とあるのを1ポリヒドロキシポリエーテルア」と
補正する。
(4)明細出第6頁7行r F 800−1とあるのを
1”T−800Jと補正する。
1”T−800Jと補正する。
6、添例出類の目録
(1)別紙(特許請求の範囲) 1通以上
2、特許請求の範囲
(1)ポリヒドロキシポリエーテル樹脂100重量部に
対して(1)式で示されるポリエーテルアミド樹脂を5
〜100重量部配合してなる塗料を導体11に直接また
は他の絶縁物を介して塗布、焼付(プして成ることを特
徴とする自己融着性エナメル線。
対して(1)式で示されるポリエーテルアミド樹脂を5
〜100重量部配合してなる塗料を導体11に直接また
は他の絶縁物を介して塗布、焼付(プして成ることを特
徴とする自己融着性エナメル線。
る Ctl 3R: CHz
’ +−c−等の脂肪族基Cト13 n;30〜200の整数
’ +−c−等の脂肪族基Cト13 n;30〜200の整数
Claims (1)
- (1)ポリヒドロキシポリエーテル樹脂100重量部に
対して(1)式で示されるポリエーテルアミド樹脂を5
〜100重量部配合してなる塗料を導体上に直接または
他の絶縁物を介して塗布、焼付けして成ることを特徴と
する自己融着性エナメル線。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) R:−CH_2−、▲数式、化学式、表等があります▼
等の脂肪族基 n:30〜200の整数
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10465485A JPS61264048A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 耐熱自己融着性エナメル線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10465485A JPS61264048A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 耐熱自己融着性エナメル線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61264048A true JPS61264048A (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=14386446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10465485A Pending JPS61264048A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 耐熱自己融着性エナメル線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61264048A (ja) |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP10465485A patent/JPS61264048A/ja active Pending
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