JPH0473242B2 - - Google Patents
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- JPH0473242B2 JPH0473242B2 JP20768184A JP20768184A JPH0473242B2 JP H0473242 B2 JPH0473242 B2 JP H0473242B2 JP 20768184 A JP20768184 A JP 20768184A JP 20768184 A JP20768184 A JP 20768184A JP H0473242 B2 JPH0473242 B2 JP H0473242B2
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な耐熱平角絶縁電線の製造方法に
関する。詳しくはスピーカのボイスコイルや
VTR用小型モーターのステーターコイルなどに
用いられる耐熱平角絶縁電線の製造方法に関する
ものである。 〔従来の技術〕 平角絶縁電線の製造方法は、一つは丸線を圧延
し平角導体としその外側に常法に従つて絶縁ワニ
スを塗布焼付する方法、もう一つは丸導体の外側
に絶縁ワニスを塗布焼付した後これを圧延して平
角絶縁電線に変形する方法があるが、いずれの方
法もそれぞれ下記のような欠点がある。前者の方
法では、平角導体に絶縁ワニスを塗布焼付する
際、ワニスの温度上昇と共にその流動性が増大
し、焼付後の角部の皮膜が薄くなりがちで、厚さ
の均一な皮膜を得ることが困難である。角部の皮
膜が薄く甚しくは導体表面が露出した平角絶縁電
線を電気機器コイル巻線に用いた場合、絶縁不良
の原因となり機器の信頼性が著しく低下する。一
方、後者の方法では、厚さの均一な皮膜を得るこ
とができる反面、圧延による導体の加工硬化と絶
縁皮膜の加工劣化による特性低下の問題がある。
導体の加工硬化は、熱処理をすることによつて軟
らかさを与えることができるが、加工劣化した皮
膜は、耐熱衝撃性が劣り、亀裂が発生していたり
剥がれが起こる。皮膜の亀裂は、平角絶縁電線の
厚さと幅の比が大きくなるにしたがつて特にその
比が1:5以上となると無数に発生し、絶縁特性
は大幅に低下する。このため前記用途の巻線に適
用し得なかつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、断面円形の導体の外側に絶縁ワニス
を塗布焼付した後、これを圧延して平角絶縁電線
を得る方法において、圧延及び熱処理による絶縁
皮膜の加工劣化と耐熱衝撃性の低下の問題を解決
するためになされたものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記課題の解決のために、導体
上に塗布する絶縁ワニスの樹脂構成について検討
した。 導体と絶縁皮膜の密着性は、使用する絶縁材料
の耐熱性が、例えばポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリエステルイミド樹脂等と高くなる
にしたがつて向上し、耐熱衝撃性も良好となる。
反面、絶縁材料がこれから熱硬化性樹脂の場合、
架橋密度が高く絶縁皮膜は可とう性に欠け、従つ
て圧延時に導体の塑変形に対応して皮膜の塑性変
形が追随できず、一定の変形量を越えると皮膜に
亀裂が発生することになる。 そこで本発明は、絶縁ワニスとして、特定のポ
リエーテルイミド樹脂にポリエステルイミド樹脂
を添加しこれを有機溶剤に溶解した塗料を用いる
ことより、上記問題の解決を図つたもので、以下
にその詳細を説明する。 ポリエーテルイミド樹脂は、下記の構造式で示
される熱可塑性の直鎖状高分子である。 (式中nは整数、Rは6〜30の炭素原子を有する
二価の芳香族有機基、R′は2〜20の炭素原子を
有するアルキレン基、シクロアルキレン基より選
ばれた二価の有機基である。) 構造式が示すように2個のベンゼン核がジエー
テル分子で結ばれ、残りは耐熱成分であるイミド
結合となつているので、エーテル結合は皮膜に可
とう性を付与し、またベンゼン核、イミド結合が
皮膜の耐熱性保持に寄与している。この熱可塑性
ポリエーテルイミド樹脂の一例を挙げれば、2,
2′−ビス〔3−(3,4−ジカルボキシフエノキ
シ)−フエニル〕プロパンジ酸無水物と4,4′−
ジアミノジフエニルメタンとをオルソジクロルベ
ンゼンを溶媒とし溶液重縮合(形成される水は常
法に従つて共沸により除去)し合成される樹脂で
あるULTEM(米国GE社製商品名)がこれに相当
する。 ポリエステルイミド樹脂は、耐熱架橋成分とし
て上記熱可塑性ポリエーテルイミド樹脂に添加さ
れるもので、導体と皮膜の密着性を向上させ耐熱
衝撃性が良好であるため、導体の加工硬化を回復
するための熱処理時において、皮膜の亀裂の発生
や導体からの剥れを防止する作用がある。またポ
リエステルイミド樹脂は、ポリエーテルイミド樹
脂と共通のイミド基を有し、両樹脂の相溶性が良
好で、ポリエーテルイミド樹脂中に偏在すること
なく分散し、皮膜中に架橋点が均一に分布する。
ポリエステルイミド樹脂の具体例としては
Isomid(米国スケネクタデイ・ケミカルズ社製商
品名)を挙げることができる。 〔実施例〕 熱可塑性ポリエーテルイミド樹脂である
ULTEM120g及び熱硬化性のポリエステルイミ
ド樹脂であるIsomid80gを秤量しクレゾールと
キシロールの混合溶剤に樹脂濃度が20%となるよ
うに溶解し調製した絶縁塗料を、導体径0.300mm
の断面円形の軟銅線上に皮膜厚さが7.0〜7.5μと
なるように炉温450℃、線速50m/minで焼付け、
耐熱絶縁電線を製造した。次いでこれをロール径
25mmの二軸圧延機で圧延し、本発明に係る耐熱平
角絶縁電線を得た。種々の導体厚・幅の平角絶縁
電線について、JISC3003(6.2)に基くピンホール
試験を行つた。また得られた平角絶縁電線につい
て、加工硬化した導体を軟らかくするために炉温
450℃、線速40m/minの熱処理を行つた後の平
角絶縁電線についても、同様の試験を行つた結果
を下表に示す。なお比較例として示したものは、
絶縁塗料として汎用のエナメル線用ポリエステル
イミド絶縁塗料を用いたほかは、実施例と同様の
条件で製造した平角ポリエステルイミド絶縁電線
の特性である。
関する。詳しくはスピーカのボイスコイルや
VTR用小型モーターのステーターコイルなどに
用いられる耐熱平角絶縁電線の製造方法に関する
ものである。 〔従来の技術〕 平角絶縁電線の製造方法は、一つは丸線を圧延
し平角導体としその外側に常法に従つて絶縁ワニ
スを塗布焼付する方法、もう一つは丸導体の外側
に絶縁ワニスを塗布焼付した後これを圧延して平
角絶縁電線に変形する方法があるが、いずれの方
法もそれぞれ下記のような欠点がある。前者の方
法では、平角導体に絶縁ワニスを塗布焼付する
際、ワニスの温度上昇と共にその流動性が増大
し、焼付後の角部の皮膜が薄くなりがちで、厚さ
の均一な皮膜を得ることが困難である。角部の皮
膜が薄く甚しくは導体表面が露出した平角絶縁電
線を電気機器コイル巻線に用いた場合、絶縁不良
の原因となり機器の信頼性が著しく低下する。一
方、後者の方法では、厚さの均一な皮膜を得るこ
とができる反面、圧延による導体の加工硬化と絶
縁皮膜の加工劣化による特性低下の問題がある。
導体の加工硬化は、熱処理をすることによつて軟
らかさを与えることができるが、加工劣化した皮
膜は、耐熱衝撃性が劣り、亀裂が発生していたり
剥がれが起こる。皮膜の亀裂は、平角絶縁電線の
厚さと幅の比が大きくなるにしたがつて特にその
比が1:5以上となると無数に発生し、絶縁特性
は大幅に低下する。このため前記用途の巻線に適
用し得なかつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、断面円形の導体の外側に絶縁ワニス
を塗布焼付した後、これを圧延して平角絶縁電線
を得る方法において、圧延及び熱処理による絶縁
皮膜の加工劣化と耐熱衝撃性の低下の問題を解決
するためになされたものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記課題の解決のために、導体
上に塗布する絶縁ワニスの樹脂構成について検討
した。 導体と絶縁皮膜の密着性は、使用する絶縁材料
の耐熱性が、例えばポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリエステルイミド樹脂等と高くなる
にしたがつて向上し、耐熱衝撃性も良好となる。
反面、絶縁材料がこれから熱硬化性樹脂の場合、
架橋密度が高く絶縁皮膜は可とう性に欠け、従つ
て圧延時に導体の塑変形に対応して皮膜の塑性変
形が追随できず、一定の変形量を越えると皮膜に
亀裂が発生することになる。 そこで本発明は、絶縁ワニスとして、特定のポ
リエーテルイミド樹脂にポリエステルイミド樹脂
を添加しこれを有機溶剤に溶解した塗料を用いる
ことより、上記問題の解決を図つたもので、以下
にその詳細を説明する。 ポリエーテルイミド樹脂は、下記の構造式で示
される熱可塑性の直鎖状高分子である。 (式中nは整数、Rは6〜30の炭素原子を有する
二価の芳香族有機基、R′は2〜20の炭素原子を
有するアルキレン基、シクロアルキレン基より選
ばれた二価の有機基である。) 構造式が示すように2個のベンゼン核がジエー
テル分子で結ばれ、残りは耐熱成分であるイミド
結合となつているので、エーテル結合は皮膜に可
とう性を付与し、またベンゼン核、イミド結合が
皮膜の耐熱性保持に寄与している。この熱可塑性
ポリエーテルイミド樹脂の一例を挙げれば、2,
2′−ビス〔3−(3,4−ジカルボキシフエノキ
シ)−フエニル〕プロパンジ酸無水物と4,4′−
ジアミノジフエニルメタンとをオルソジクロルベ
ンゼンを溶媒とし溶液重縮合(形成される水は常
法に従つて共沸により除去)し合成される樹脂で
あるULTEM(米国GE社製商品名)がこれに相当
する。 ポリエステルイミド樹脂は、耐熱架橋成分とし
て上記熱可塑性ポリエーテルイミド樹脂に添加さ
れるもので、導体と皮膜の密着性を向上させ耐熱
衝撃性が良好であるため、導体の加工硬化を回復
するための熱処理時において、皮膜の亀裂の発生
や導体からの剥れを防止する作用がある。またポ
リエステルイミド樹脂は、ポリエーテルイミド樹
脂と共通のイミド基を有し、両樹脂の相溶性が良
好で、ポリエーテルイミド樹脂中に偏在すること
なく分散し、皮膜中に架橋点が均一に分布する。
ポリエステルイミド樹脂の具体例としては
Isomid(米国スケネクタデイ・ケミカルズ社製商
品名)を挙げることができる。 〔実施例〕 熱可塑性ポリエーテルイミド樹脂である
ULTEM120g及び熱硬化性のポリエステルイミ
ド樹脂であるIsomid80gを秤量しクレゾールと
キシロールの混合溶剤に樹脂濃度が20%となるよ
うに溶解し調製した絶縁塗料を、導体径0.300mm
の断面円形の軟銅線上に皮膜厚さが7.0〜7.5μと
なるように炉温450℃、線速50m/minで焼付け、
耐熱絶縁電線を製造した。次いでこれをロール径
25mmの二軸圧延機で圧延し、本発明に係る耐熱平
角絶縁電線を得た。種々の導体厚・幅の平角絶縁
電線について、JISC3003(6.2)に基くピンホール
試験を行つた。また得られた平角絶縁電線につい
て、加工硬化した導体を軟らかくするために炉温
450℃、線速40m/minの熱処理を行つた後の平
角絶縁電線についても、同様の試験を行つた結果
を下表に示す。なお比較例として示したものは、
絶縁塗料として汎用のエナメル線用ポリエステル
イミド絶縁塗料を用いたほかは、実施例と同様の
条件で製造した平角ポリエステルイミド絶縁電線
の特性である。
本発明において用いられる絶縁塗料は、熱可塑
性の直鎖状高分子であるポリエーテルイミド樹脂
に熱硬化性のポリエステルイミド樹脂を添加し、
有機溶剤に溶解したものであるから、分子鎖の長
いポリエーテルイミド樹脂分子中にポリエステル
イミド樹脂が相互に絡み合い、焼付時に反応して
相互浸入型網目構造をつくる。この皮膜は外部か
らの応力に対して比較的容易に変形する分子構造
をもち、導体の変形に対して十分追随でき皮膜中
の応力歪も小さい。従つて圧延及び熱処理によつ
て受ける応力歪を分子内で緩和できるため、絶縁
皮膜に亀裂が発生するようなことはない。絶縁塗
料組成がポリエーテルイミド樹脂のみの場合は、
皮膜の可とう性は良好であるが、耐熱性、機械的
特性及び電気絶縁性が不十分であり、ここに添加
されるポリエステル樹脂は、上記特性の不足分を
補うものとして欠かせない成分である。なお両成
分の配合比率を適宜選定し前記相互侵入型網目構
造の密度の大小を調整すれば、皮膜の密着性、可
とう性、耐熱性を制御することが可能である。 〔発明の効果〕 本発明の製造方法により得られた耐熱平角絶縁
電線は、絶縁ワニスとして特定のポリエーテルイ
ミド樹脂とポリエステルイミド樹脂との組合せか
らなる塗料を用いたので、従来の平角絶縁電線が
厚さと幅の比で1:5以上になると絶縁皮膜に無
数の亀裂が発生しさらには皮膜剥離により実用に
供し得なかつたところ、より薄型の平角絶縁電線
でも皮膜の特性を保ち得る。したがつて本発明の
方法に係る平角絶縁電線を電気機器のコイル巻線
として用いることにより、機器の信頼性を著しく
向上せしめ得る。
性の直鎖状高分子であるポリエーテルイミド樹脂
に熱硬化性のポリエステルイミド樹脂を添加し、
有機溶剤に溶解したものであるから、分子鎖の長
いポリエーテルイミド樹脂分子中にポリエステル
イミド樹脂が相互に絡み合い、焼付時に反応して
相互浸入型網目構造をつくる。この皮膜は外部か
らの応力に対して比較的容易に変形する分子構造
をもち、導体の変形に対して十分追随でき皮膜中
の応力歪も小さい。従つて圧延及び熱処理によつ
て受ける応力歪を分子内で緩和できるため、絶縁
皮膜に亀裂が発生するようなことはない。絶縁塗
料組成がポリエーテルイミド樹脂のみの場合は、
皮膜の可とう性は良好であるが、耐熱性、機械的
特性及び電気絶縁性が不十分であり、ここに添加
されるポリエステル樹脂は、上記特性の不足分を
補うものとして欠かせない成分である。なお両成
分の配合比率を適宜選定し前記相互侵入型網目構
造の密度の大小を調整すれば、皮膜の密着性、可
とう性、耐熱性を制御することが可能である。 〔発明の効果〕 本発明の製造方法により得られた耐熱平角絶縁
電線は、絶縁ワニスとして特定のポリエーテルイ
ミド樹脂とポリエステルイミド樹脂との組合せか
らなる塗料を用いたので、従来の平角絶縁電線が
厚さと幅の比で1:5以上になると絶縁皮膜に無
数の亀裂が発生しさらには皮膜剥離により実用に
供し得なかつたところ、より薄型の平角絶縁電線
でも皮膜の特性を保ち得る。したがつて本発明の
方法に係る平角絶縁電線を電気機器のコイル巻線
として用いることにより、機器の信頼性を著しく
向上せしめ得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の構造式で示されるポリエーテルイミド
樹脂とポリエステルイミド樹脂とを有機溶剤に溶
解してなる絶縁塗料を、断面円形の導体上に塗布
焼付した後、平角状に圧延することを特徴とする
耐熱平角絶縁電線の製造方法。 (式中nは整数、Rは6〜30の炭素原子を有する
二価の芳香族有機基、R′は2〜20の炭素原子を
有するアルキレン基、シクロアルキレン基より選
ばれた二価の有機基である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20768184A JPS6185710A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 耐熱平角絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20768184A JPS6185710A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 耐熱平角絶縁電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185710A JPS6185710A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0473242B2 true JPH0473242B2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=16543808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20768184A Granted JPS6185710A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 耐熱平角絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6185710A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63175302A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-19 | 古河電気工業株式会社 | 絶縁電線 |
JP4769533B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-09-07 | 尹彦 大川 | 柱脚用アンカーボルトの支持装置 |
WO2008132978A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2008-11-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 絶縁電線、電機コイル及びモータ |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP20768184A patent/JPS6185710A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6185710A (ja) | 1986-05-01 |
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