JPS6126206A - 積層型誘電体装置及びその製造方法 - Google Patents

積層型誘電体装置及びその製造方法

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JPS6126206A
JPS6126206A JP14523784A JP14523784A JPS6126206A JP S6126206 A JPS6126206 A JP S6126206A JP 14523784 A JP14523784 A JP 14523784A JP 14523784 A JP14523784 A JP 14523784A JP S6126206 A JPS6126206 A JP S6126206A
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JP
Japan
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manufacturing
electrode
dielectric
layers
dielectric material
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JP14523784A
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English (en)
Inventor
井戸垣 孝治
正弘 富田
育生 林
松岡 弘芝
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は誘電体装置及びその製造方法に関し、特に電歪
素子式aはコンデンサおよびその積層型電極の形成方法
に関する。
〔従来の技術〕
固体誘電体に電界を加えて分極させると、誘電率が歪の
関数であるため一般に体積あるいは形状が変化するがこ
のような現象を電歪効果と称し、この性質を有する素子
を電歪素子と称している。
従来、電歪素子において、電歪量は電歪定数と電界強度
とによシ決まるため、板厚を極力薄く(0,5〜III
II+)シた圧電素子を形成した後に焼成し、電極とし
て例えば鍋ペースト等で形成したものを積層する。第5
図は従来の積層型誘電体素子の構造を概略的に示すもの
で、1は誘電体材料、例えばBaTi03e CaZr
O3# BaSnO3等のコンデンサ用ハード材料、あ
るいはPbTiO3−PbT103゜Pb’r i O
s −Pbz ros −Pb (Mg3AW 3A)
03等の圧電用ソフト材料から成シ、2は誘電体材料1
の表裏両面に数μm程度の膜厚で塗布された白金(pt
)等の金属ペーストによる電極である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の構成のものにあっては電歪定数が一定ならば電界
強度を上げるために更に誘電体材料の板厚を薄くすれば
良いが、このようにすると焼成工程においてpbが雰囲
気中に飛散して特性が劣化するという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解消するために、本発明によれば、積層
型誘電体装置において、積層された各層が互に連接する
誘電体材料と、該誘電体材料の積層方向の上下端面およ
び該各層の間に設けられた電極層とを具備することを特
徴とする積層型誘電体装置、が提供され、さらに本発明
によれば、積層型誘電体装置の製造方法において、該誘
電体材料をシート状に成形し、該シート状の誘電体材料
の表裏両面に第1および第2の電極層を形成し、該第1
および第2の電極層が互に接触することなくかつ同一電
極が略全面に於いて接触するように所定の層数だけ折曲
げ、折曲げ後プレス成形し所定の温度にて焼成すること
を特徴とする積層型誘電体装置の製造方法、が提供され
る。
〔実施例〕
第1図は本発明による一実施例としての誘電体装置の構
造を示す断面図である。第1図において、1は誘電体材
料、例えに前述の如(BaT105 eCaZr03 
a BaSnO5等のコンデンサ用ハード材料、或いは
PbTl0 − PbZr0  a PbT103− 
PbZr0.−Pb (Mg M W % ) 95等
の圧電用ソフト材料から成シ、これらは例えばドクター
ブレード法によって、セラミック予燃粉末及び有機バイ
ンダ、有機可塑剤、有機溶剤等によるフィルム状で厚さ
数10乃至数100μmの均一板厚のグリーンシート化
される。2,2′は誘電体シート1の表裏両面に数。
μm程度の膜厚で塗布された白金(pt)等の金属ペー
ストによる第1および第2の電極である。3゜3′は機
械的強度の補強および電極としての信頼性を向上するた
めに外部補助電極である。本発明による構造によれば誘
電体材料は各層独立とならずに連接し一体化された構造
となっており、また電極も各層独立な電極を外部接続す
ることなく連接し一体化された電極構造となりておシ、
さらに外部補助電極が機械的強度を増すために設けられ
る。
第2図は第1図装置の製造方法の一実施例を説明する図
である。第2図(、)において、前述の如く1は誘電体
材料、2.2’は金属ペーストによる電極膜である。ま
ず最初に図に示すように誘電体材料によるシートを任意
の帯状に形成し、この両面にpt等の金属ペーストを塗
布する。次に、第2図(、)に示すシート状誘電体装置
を所定の層数だけ蛇腹状に折曲げ第2図(b)に示す形
状に成形する。さらに第2図(c)に示すようにプレス
成形した後所定の温度で焼成する。この際、公知のHo
 t l5ostaticPrc++sm (HIP)
法を用いて等方向の圧力を加えながらプレス成形と焼成
工程を同時に行い、これによ゛シ両面電極シートの折曲
げ部のクラック、歪を防ぐことができる。このようにし
て焼成された誘電体装置に外部電極を取付けて完成する
尚、電歪素子の場合には焼成後さらに20〜40(kV
/c+n )程度の直流電圧を数秒乃至数10分間印加
して分極処理を行い自発分極の方向を揃える。
第3図(a) 、 (b)は第1図装置の製造方法の他
の実施例を説明する図である。この場合には第2図(b
)、(c)工程の折曲げの際、成形補助体として耐熱磁
器製の補助−ン4を使用し折曲げ部に最小曲率を持たせ
ている。これによシ前述のHIP法は不用となシ、一方
向のみのプレスおよび焼成で成形することができる。
第4図は第1図装置の製造方法のさらに他の実施例を説
明する図である。この場合には、シート状誘電体装置を
2重らせん状に形成する。この際、外部電極拡両外端部
5a、5bから数多出すこともできるし、中央の補助棒
6m、6bを除去した後の巻き中心の2ケ所の穴部から
取)出すこともできる。また、補助棒6a、6bおよび
7a。
7bは例えばアルミナが使用され、図に示すように挿入
したtま成形焼成してもよいし成形後に数多去りて焼成
しても良い。さらに、’Ia、7bは誘電体装置の外形
を円形に近づけるためのもので必ずしも必要とするもの
ではない。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明による構造および製造方法によ
って非常に容易に誘電体装置を作成することができる。
例えば、コンデンサを作成する場合、一対当シの対向面
積を81比誘電率を6、誘電体シートの板厚をt11重
電極枚数をnとすると、コンデンサの容量Cは C=g 、S (n−1)/36πtで表わされるが、
本発明の製造方法によってtを数10μmとし、nを数
100とすることができるので小型大容量のコンデンサ
を作成することができる。一方、電歪素子の場合には、
電極間距離を非常に近づけることができるので、駆動電
圧を、例えば、第5図の従来方法では誘電体シートの板
厚t = 0.5−において0.1重変位させるために
は500(V)必要としたが、本発明によれば約50(
ロ)程度に下げることが可能である。さらに接着剤を不
用としたために製作工程は短縮されかつ細軸性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による誘電体装置の断面図、第2図(a
)〜(、)は第1図装置の製造方法の一実施例を説明す
る図、 第3図(a) e (b)は第1図装置の製造方法の他
の実施例を説明する図、 第4図は第1図装置の製造方法のさらに他の実施例を説
明する図、および 第5図は従来の誘電体装置の断面図である。 (符号の説明) 1・・・誘電体シー)、2#2’・・・電極膜、3.3
’・・・外部補助電極、4・・・補助ピン、5a・・・
外端部、6a a 6b a 7m 、 7b・・・補
助棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、積層型誘電体装置において、積層された各層が互に
    連接する誘電体材料と、該誘電体材料の積層方向の上下
    端面および該各層の間に設けられた電極層とを具備する
    ことを特徴とする積層型誘電体装置。 2、該電極層の積層方向の同一電極の露出する面に外部
    補助電極を具備する特許請求の範囲第1項記載の装置。 3、該電極層の正および負電圧印加端子の各々が内部の
    巻き中心の2ケ所に設けられる特許請求の範囲第1項記
    載の装置。 4、積層型誘電体装置の製造方法において、該誘電体材
    料をシート状に成形し、該シート状の誘電体材料の表裏
    両面に第1および第2の電極層を形成し、該第1および
    第2の電極層が互に接触することなくかつ同一電極が略
    全面に於いて接触するように所定の層数だけ折曲げ、該
    折曲げ後プレス成形し所定の温度にて焼成することを特
    徴とする積層型誘電体装置の製造方法。 5、該折曲げが蛇腹状に行われる特許請求の範囲第4項
    記載の製造方法。 6、該折曲げが2重らせん状に行われる特許請求の範囲
    第4項記載の製造方法。 7、該プレス成形および焼成が等方向圧を加えつつ同時
    に行われる特許請求の範囲第4項記載の製造方法。 8、該折曲げが最小曲率を得るために成形補助体を用い
    て行われる特許請求の範囲第4項記載の製造方法。
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