JPS6126159Y2 - - Google Patents

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JPS6126159Y2
JPS6126159Y2 JP2389681U JP2389681U JPS6126159Y2 JP S6126159 Y2 JPS6126159 Y2 JP S6126159Y2 JP 2389681 U JP2389681 U JP 2389681U JP 2389681 U JP2389681 U JP 2389681U JP S6126159 Y2 JPS6126159 Y2 JP S6126159Y2
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JP
Japan
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plate
engine
base plate
installation
bolt hole
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JP2389681U
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JPS57137595U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用据付台板に関するものであ
り、その目的は、機関幅の減少を通じ、その機関
室の配置性を有利にすることにある。
内燃機関用据付台板は、機関室内の機台に多数
のボルトを介して設置される。第1図、第2図に
示されるように、従来の台板1は、左右の側壁
2,2の下端間に亘つて配設された底壁3の左右
端縁を前記側壁2,2の外側部へ張出させてフラ
ンジ部4,4とし、このフランジ部4,4に多数
の据付用ボルト穴5を形成していた。そしてこの
フランジ部4,4を機関室の主機台6,6上に置
き、ボルト7,7により両者を締め込んで固定す
るようにしていた。
しかしこの構成では、フランジ部4,4が台板
1の側部へ張出しているためにその分だけ機関室
の配置上不利となつていた。すなわち船舶に搭載
する機関では、できるだけ船体の後部へ該機関を
据付けることが機関室より前部のスペースを大き
くとる上で好ましいが、実際上は船体形状が船尾
に近付く程次第に狭小となつているため、そのこ
とが制限されていた。そして前記フランジ部4,
4が、機関をできるだけ船体へ据付けることを阻
害する要因となつていた。
本考案は以上に鑑みてなされたものであり、以
下その実施例を第3図〜第6図に基づき説明す
る。
10はツインバンク内燃機関の台板を示してお
り、この台板10は、左右の側壁11A,11A
及びその間の中間壁11Bと、これらの下端間に
亘つて配設された底壁12と、側壁11Aと中間
壁11Bとの間の空間を前後方向で区画する複数
の仕切壁13とを備える。仕切壁13には、主軸
受14、タイロツド挿通穴15等が形成される。
16は据付用ボルト穴を示し、このボルト穴16
は底壁12の左右両端縁付近における側壁11
A,11Aの内側部に多数並べて形成される。底
壁12と側壁11Aとの間に、前記ボルト穴16
を覆うように台板10の前後方向に延びる隔板1
7,17が設けられ、また側壁11A,11A
に、隔板17,17による囲繞部と外部とを連絡
する開口18,18がボルト穴16に対応して形
成される。隔板17,17は潤滑油がはね飛ぶの
を防止する。
台板10を機関室の主機台19に据付けた状態
が第6図に示される。第6図において、20はス
ペーサであり、このスペーサ20を介して台板1
0の底壁12が主機台19上に置かれ、底壁12
のボルト穴16にスリーブ21の一端を嵌合さ
せ、このスリーブ21、ボルト穴16及びスペー
サ20の穴22、さらに主機台19の穴23を貫
挿して締付けボルト24を挿入し、そしてこの締
付ボルト24の主機台19側及びスリーブ21の
他端側にナツト25,26を配し、該締付けボル
ト24を締付ける。この締付けの際、締付けボル
ト24の上端部に油圧ジヤツキ(図示せず)が取
付けられ、この油圧ジヤツキで締付けボルト24
にテンシヨンを掛け、この状態でナツト26を開
口18を通して操作し、締込む。
図示例では図外のクランク軸を受ける主軸受1
4を二列に亘つて有する台板10を一体に構成し
たものが示されているが、このような構成を採り
得るのは、据付用ボルト穴16を底壁12におけ
る側壁11A,11Aの内側部に形成することに
よつて、従来のようなフランジ部4(第1図、第
2図参照)を省略し得たからである。
以上実施例で説明した本考案によれば次のよう
な効果が奏される。
従来のようなフランジ部を側壁の下端外方へ
張出させる必要がないので、その分だけ台板
幅、すなわち機関幅を減少させることができ、
船舶に搭載する機機にあつては、その機関室の
配置上有利である。すなわち機関室をできるだ
け船体の後部に配置することができ、それより
前部のスペースを大きく確保することができる
ようになる。
主機台間の距離を、前記台板幅の減少に応じ
て短かく設定することができ、これにより台板
自体の剛性が向上する。このように剛性上有利
であることは、強度要素となる構造物や補強リ
ブを不要として台板自体の材料の節約が可能に
なることを意味し、これが内燃機関のイニシヤ
ルコストの低減につながる。
実施例で説明したようにツインバンク形式の
機関に限らず本考案の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の一部切欠平面図、第2図は同
一部切欠正面図、第3図〜第6図は本考案実施例
を示しており、第3図は一部切欠平面図、第4図
は横断正面図、第5図は一部切欠側面図、第6図
は据付状態の要部を拡大した横断正面図である。 1……台板、11A……側壁、11B……中間
壁、12……底壁、16……据付用ボルト穴、1
7……隔板、18……開口、19……主機台、2
4……締付けボルト、25,26……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の側壁の下端間に亘つて配設された底板の
    前記側壁の内側部に据付用ボルト穴を設け、前記
    側板に据付用ボルト穴に対応した開口を設け、前
    記底板から側板に連設されて前記据付用ボルト穴
    および開口を内部と隔離する隔板を設けたことを
    特徴とする内燃機関用据付台板。
JP2389681U 1981-02-20 1981-02-20 Expired JPS6126159Y2 (ja)

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JP2389681U JPS6126159Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JP2389681U JPS6126159Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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Publication Number Publication Date
JPS57137595U JPS57137595U (ja) 1982-08-27
JPS6126159Y2 true JPS6126159Y2 (ja) 1986-08-06

Family

ID=29821636

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JP2389681U Expired JPS6126159Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JPS57137595U (ja) 1982-08-27

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