JPS61259272A - 湿式現像剤 - Google Patents

湿式現像剤

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JPS61259272A
JPS61259272A JP60102322A JP10232285A JPS61259272A JP S61259272 A JPS61259272 A JP S61259272A JP 60102322 A JP60102322 A JP 60102322A JP 10232285 A JP10232285 A JP 10232285A JP S61259272 A JPS61259272 A JP S61259272A
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halogen
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貴雄 田口
Koji Kumagai
熊谷 廣次
Nobuhiro Hamada
浜田 展宏
Yoshimi Inaba
稲葉 善巳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、静電記録あるいは電子写真等の静電潜像を顕
[象化するための湿式現像剤の組成に関するものであり
、特に樹脂粒子を主成分とする負帯電性の湿式現象剤に
関するものである。
湿式現像法は、トナー粒子径が小さいことから。
■解像力が高い、■低コントラストのa f&の現像が
容易である、■中間調の再現が可能である。■メンテナ
ンスが容易である等の特徴を有するためPPC複写機等
多(の分野で用いられているが。
特に高品位画像が要求される分野、たとえば、オフセッ
ト印刷製版、電子写真法によるマイクロフィルムの作製
等の分野では、非常に有用である。
本発明の負帯電性現像剤は、負帯電潜像の反転現像用、
たとえばマイクロフィルムのリーダープリンター用とし
て、あるいは、CRT露光を用いたラインプリンター用
として用いることができ、また正帯電潜像の正現像用、
たとえば、無定形セレン、ホリビニル力ルバゾール、銅
フタロシアニン−樹脂に例示されるP型感光体を用いる
PPCアルいはCPC電子写真システム用に用いること
ができる。特に後者に属する特願昭57−225959
号明細書に記載の銅フタロシアニンを電子写真感光体と
する半導体レーザ露光を用いるオフセット印刷版の現像
用として有用である、 〈発明の従来技術〉 負帯電性で、分散安定性が優れ、経時による性状の劣化
が小さく、オフセット印刷用製版に用いた場合感脂性が
良好な現1象剤として、特願昭59−237850号公
報、′#願昭59−257851号公報に記載の液体現
像剤b′−ある。この現像剤はキャリア液体に可溶の樹
脂と不溶の樹脂を共重合させて得た樹脂を主成分とする
現像剤で、不溶の樹脂としてハロゲンを含有する化合物
、あるいはハロゲンおよび水酸基を含有する化合物を含
む現像剤である。しかしこれらの現像剤は確かに上述の
特性をもっているが、特にオフセット印刷用製版財に用
いた場合、定着性が悪く、加熱し、現1象I樹脂を溶融
させれば充分な耐刷性が得られるが。
キャリア液体を乾燥させる程度の風乾では、msWが溶
融せず、耐刷性は充分なものではなかった。
〈発明の目的〉 本発明者らは1以上のような欠点を解消すべく湿式現像
剤の組成に着目し、鋭意研究を重ねた結果1本発明に至
ったものである。
本発明の目的は、樹脂を主成分とする粒子をキャリア液
体中に分散してなる湿式現像剤において。
良好な負帯電性を示し、かつ分散安定性、帯電の安定性
が優れ、現像能力の劣化が小さく、シかもオフセット印
刷用製版に用いる場合に加熱しない定着性および耐刷力
の良好な版を得る湿式現像剤を提供することである。
〈発明の概要〉 すなわち本発明は、キャリア液体中に、三種以上の化合
物を共重合させてなる樹脂粒子をコロイド分散したα式
現像剤において、前記化合物として、4化ゴム、前記キ
ャリア液体に可溶のtl!tal。
ハロゲンを含有する樹脂を少なくとも含有する湿式現像
剤である。
〈発明の詳述〉 以下1本発明の詳細な説明する。
本発明の湿式現故剤は、キャリア液体、定着性および耐
刷性を司る環化ゴム、分散安定性および定着性を司るキ
ャリア液体に可溶な樹脂、および負帯電性および粒子性
な司るハロゲンを含有する樹脂からなる。まず各成分の
材料について説明し。
その後視は剤の作製の方法について述べる。
キャリア液体は、一般に電子写真用液体現像剤用として
用いられているキャリア液体が使用できる。特に電気抵
抗が10’ 9口以上でかつ誘電率が6以下の有機溶剤
が好ましい。例えば、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素
、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素が挙げられるが
、臭気や毒性の点でインパラフィン系石油溶剤が好まし
い。具体例としては、シェルシルア1(シェル化学社製
)アイソパーG、アイソパーH,アイソパーL(以上エ
クソン化学社製)等h′−挙げられる。
環化ゴムは定着性および耐刷性を司どり、生ゴムな例え
ば石油留分に溶解し、4塩化スズ、4塩化チタン等で処
理して異性化して得られる樹脂状物で天然ゴムの重合体
鎖が一部環化した構造を有する。また合成ポリイソプレ
ンを環化して得られる環化ゴムも同様に用いることがで
きる。具体列としては、サーモライト−N、サーモライ
ト−P、サーモライト−8(以上精工化学社製)、NR
−50(グツドイヤー社製)等が挙げられ、特にストー
クス係数3.0〜6.o、軟化点40℃〜60℃のもの
が望ましい。環化ゴムはメタクリル酸、あるいはアクリ
ル酸のエステルと共重合が可能で。
これは環化部の二重結合あるいは環化されずに残ってい
るポリイソプレン構造部の二重結合に付加されると考え
られている。
分散安定性および定着性を司るキャリア液体に可溶な樹
脂としては、メタクリル酸あるいは、アクリル酸の高級
アルキル(例えばラウリル、トリデシル、2−エチルヘ
キシル、ステアリ゛ル等)エステルの重合体が例示でき
る。これらは単独で用いることもできるが、2つ以上の
単量体の共重合体も用いることができる。単独で重合さ
せる場合にはキャリア液体に不溶性となる化合物を共重
合させることもできる。ただしこの含有量は6o%以下
カー好ましい。不溶性となる化合物としてはメタクリル
酸グリシジル、メタクリル酸あるいはアクリル酸の低級
アルキル(例えば、メチル、エチル、ヒドロキシエチル
等)エステル等h’ (IIJ 示される。
負帯電性および粒子性を司る)・ロゲンを含有する樹脂
としては、ジクロロブテンやトリクロロプロペンのよう
なノ・ロゲン化オレフィン類、2−クロロ−1,6−ブ
タジェン、2−ブロモ−1,3−ブタジェン、2−ヨー
ド−1,3−ブタジェンのようなハロゲン化ジエン類、
フッ化ビニル、フッ化ビニルデン、クロロトリフルオロ
エチレン、テトラクロロエチレン、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン。
臭化ビニル、臭化ビニリデン、ヨウ化ビニルのようなハ
ロゲン化ビニル類、O−フルオロスチレン。
m−フルオロスチレン、p−フルオロスチレン。
d−クロロスチレン、o−クロロスチレン、m−クロロ
スチレン、p−クロロスチレン、2.5−ジクロロスチ
レン、2.3−ジクロロスチレン%2.4−ジクロロス
チレン、2.6−ジクロロスチレン、5.4−ジクロロ
エチレン、3.5−ジクロロスチレン、o−7”ロモス
チレン1m−ブロモスチレン、p−ブロモスチレン、m
−ヨードスチレンのヨウなハロゲン化スチレン類、トリ
フルオロ酢酸ヒニル、クロロ酢酸ビニル、ジクロロ酢酸
ビニルのようなハロゲン化ビニルエステル類、2.3−
シフロムプロピルアクリレート、d−クロロメチルアク
リレート a−クロロエチルアクリレート、β−クロロ
エチルメタクリレートのようなノ\ロゲン化アルキル基
を有するアクリル酸またはメタクリル酸エステル類等が
挙げられる。このうち1反応性が高いこと、沸点h″−
低すぎないため液中反応が容易であること、共重合しや
すいことなどから、−ロゲン化アルキル基を有するアク
リル酸またはメタクリル酸エステル類が好ましい。特に
アルキル基が炭素数4以下で1つ以上の−H基がノ・ロ
ゲン基置換したものが好ましい。
さらに平滑性が高く、非多孔性の感光体の現像において
も絞りロールで画像が乱れることがなく、しかも皮膜性
、接着性に優れた現像画像を得るために、・・ロゲンを
含有する樹脂が、アクリル酸またはメタクリル酸の炭素
数1〜4のアルキルエステルで、アルキル基の少なくと
も1つずつの−I−Iをハロゲンおよび−OH基に置換
した化合物が好ましい。これらの化合物としては4−ク
ロロ−3−ヒドロキシブテンに代表されるノ10ゲン化
ヒドロキシオレフィン類2−ブロモ−3−ヒドロキシ−
1,5−ブタジェンに代表されるノhロゲン化ヒドロキ
シジエン類、o−クロロ−p−ヒドロキシスチレン、2
.6−ジプロムー4−ヒドロキシスチレンに代表される
一ロゲン化ヒドロキシスチレン類。
3−クロル−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
3−ブチル−2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−クロロ−1−ヒドロキシエチルメタクリレートに代表
される・・ロゲン化ヒドロキシアルキル基を有するアク
リル酸またはメタクリル酸エステル類が挙げられる。こ
のうち1反応性6’−高いこと、沸点が低すぎないため
の液中反応が容易であること、共重合が容易であること
などから、ハロゲン化ヒドロキシアルキル基を有するア
クリル酸またはメタクリル酸エステル類が好ましい。
特に、アクリル酸またはメタクリル酸の炭素数1〜4の
アルキルエステルでアルキル基の−Hな少なくとも1つ
ずつの・・ロゲンおよび一〇 I−I基で置換した化合
物が好ましい。
また本発明の湿式現浄剤には着色剤を含有せしめること
が可能である。適用し得る着色剤としては一般に用いら
れている染料および顔料す1使用できル。例えば、カー
ボンブラック、フタロシアニングリーン、ベンジジンイ
エロー、ニグロシン。
クリスタルバイオレット、ハンザイエロー等が挙げられ
る。着色剤は重合の際に単量体に溶解しておいてもよい
し1重合後他の溶剤に溶解させて派別してもよいし、分
散機により分散してもよい。
さら(本発明の現陳剤には必要に応じて1例えば、レシ
チン、石油スルホン酸カルシウム、アルキルベンゼンス
ルホン酸カルシウム、ジオクチルスルホン戚ナトリウム
、アルキルアラニン、アルキルナフタレンスルホン酸カ
ルシウム、スルホコハク酸ジー2−エチルへキシルナト
リウム等の電荷調整剤を゛添加することができる。
本発明の現像剤を使用する際の濃度は、高すぎると地か
ぶりの原因となり、低すぎると画鍬濃度の低下になるた
め、不乾燥成分で0.1〜io、o重量パーセントが適
しており、好ましくは0.3〜3重量パーセントである
以上1本発明の構成を詳述したが、続いて現像剤の作製
方法を説明する。
本発明の現像剤の作製は、第1にキャリア液体中に環化
ゴムが分散した状態でキャリア液体に可溶な樹脂をグラ
フト重合し、さらにハロゲンを含有する樹脂を重合する
方法、第2に、環化ゴム。
キャリア液体に可溶な樹脂およびハロゲンを含有する樹
脂を共に溶解する溶媒中で重合し、そののちキャリア液
体を添加し、さらに、前記溶媒を減圧蒸留等で除去する
方法、第3に、該溶媒中で重合し、そののち溶媒を乾燥
除去し、さらにキャ11Jア液体中に再分散する方法等
が用いることができる。
第1の方法では、環化ゴムがキャリア液体に対し分散性
が良いため、キャリア液体に可溶の組成物の重合が均一
に行われやすい、またハロゲンを含有する樹脂はキャリ
ア液体に不溶であり、この組成物が環化ゴムと可溶性樹
脂との重合物に対し付加重合するに従い、粒子が形成さ
れることになる。
第2の方法では、三成分とも反応溶媒中に可溶であるた
め、均一に重合し1重合後も可溶である。
攪拌しつつキャリア溶液な添加すると、乳化し粒子化す
る。減圧蒸留等で、溶媒を除去すると溶媒がキャリア液
体に置換される。この場合キャリア液体と反応溶媒は相
溶性があることが必要である。
第3の方法では、相溶性の必要はないが、再溶)戸の際
、振とう式分散法などの機械的な分散が必要である。反
応溶媒としては特に制限はなく、トルエン等の芳香族炭
化水素やアセトン等のケトン液やテトラヒドロフラン等
一般的な溶媒が使用できる0重合の際には、アゾビスイ
ソブチロニトリル、や過酸化ベンゾイル等の重合開始剤
の添加と60℃〜100℃の加熱が適用され、さらに窒
素雰囲気下であることが好ましい。このようにして得ら
れた分散液をキャリア液体で希釈することにより現像剤
が作製される。
〈発明の作用〉 環化コムは、キャリア溶液に対し分散しゃすく。
乾燥すると、皮膜性が強く固着性があるため、現像剤中
に含有せしめると定着性、および耐刷性が良好となる。
またキャリア液体に対し可溶性の成分な含有しているた
めに分散安定性に侵れる。またハロゲンを含有する成分
を含むために負帯電性が強い。またこれらの成分が化学
的にお互いに結合されているため、キャリア液体中でコ
ロイド粒子となり経時的に安定で、しかも使用に従って
組成比が変化することb!−なく、また複数の分散系の
混合でみられる、お互いの分散状態の劣化がない。
ハロゲンを含有する化合物のうち、アクリル酸またはメ
タクリル酸エステルを採用すると、これらの分子中のカ
ルボニル基の影響で重合反応が速かになり、現像剤の作
製に要する時間、エネルギーが節約でき、また現像剤に
含有する残留モノマーが減少する。さらにこれらの化合
物のうち一〇 Hを含有するものを採用すると、−OH
が水素結合と考えられる結合力が発生し感光板表面との
密着性を向上させ、現鍼後の絞りロールを通過した後の
画慮が良好となる。
〈発明の効果〉 以上かかる湿式現像剤を用いると、環化ゴムの粘着性の
ために定着性が優れ、特にオフセット印刷版に男いる場
合には耐刷性が極めて良好である。
また定着性を司どる環化ゴムと負帯電性を司るハロゲン
を含有する樹脂が化学的に結合しているため、多数枚現
慮した後も組成に偏りb1生じないため画質の劣化がな
く、また現像液の管埋も容易である。またさらにキャリ
アに可−の樹脂も化学的に結合しているため粒子の沈降
はほとんどない。
また複数の分散液の混合ではないために、お互いの分散
安定性を損うこともない。
〈発明の実施例〉 この発明を以下に実施例を用いてさらに詳細に説明する
く合成例1〉 アイソパーG(エッソ化学社製)100,9.環化ゴム
(精工化学社製サーモライ)N)1D、9゜2−エチル
へキシルアクリレート10!?、過酸化ベンゾイル0.
1ji ヲ500 cc 4つロフラスコに入れ、窒素
雰囲気下で、8時間、攪拌しつつ80℃に加熱し反応さ
せた。次に2.3−ジブロムプロピルメタクリレート2
0gを1時間かげて滴下し。
さらに同じ条件で8時間加熱を続けた。黄色みを帯びた
白色ラテックスb′−得られた。
〈合成例2〉 合成列1の2.3−ジブロムプロピルメタクリレートの
代わりに、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピルメタク
リレートを用い、それ以外は合成例1と同様に合成した
〈合成例6〉 合成例102.3−ジブロムプロピルメタクリレートの
代わりにO−クロロスチレンを用い、それ以外は合成例
1と同様に合成した。
く合成例4〉 トルエン2oog、4化ゴム(精工化学社製サーモライ
トN)10,9.  ドデシルメタクリレート10g、
および過酸化ベンゾイル0.2gを500cc 4つロ
フラスコに入れ、窒素雰囲気下、80℃、8時間、攪拌
状態で反応させた。さらに2−ヒドロキシ−3−クロロ
プロピルメタクリレート10yを30分で滴下し、同じ
条件で8時間反応させた。反応生成物にアイソパーG(
エッソ化学社製)を500 cc混合し、ロータリーエ
バポレーターで25 mmmm1−I 0°Cでトルエ
ンのみを蒸留し、樹脂のアイソパーGへの分散液を作製
した。
く合成例5〉 アイソパーGioog、2−エチルへキシルアクリレー
トiog、過酸化ベンゾイル0.1gを、500cc4
つロフラスコに入れ、窒素雰囲気下。
80℃で4時間、攪拌状態で反応させた。次に2−ヒド
ロキシ−6−クロロプロピルメタクリレート20りを1
時間で滴下しさらに3時間反応させた。
〈実施例1〉 キャノン社製半導体レーザービームプリンターLBP−
10を次のように改造し製版機を作製した。まず入力側
にフロッピーディスクリーダーならびにインターフェイ
ス回路を取りつけキイボードより入力されフロッピーデ
ィスクに蓄えられた文字等の電気信号の読み出しを行い
、LBP−1゜への入力を可能にした。また感光ドラム
にアルミニウムドラムに交換すると共に、ドラムに溝を
作りそこに2ケ所開閉するフックをつけて半導体レーザ
ー用印刷版をドラムの周囲に巻き1前後をフックで固定
できるようにし、転写用の装置を取りはずし、現像後の
絞り用ゴムロール、剥離爪、搬送装置、およびこれらの
制御回路を設置し、現像後余分な現像液を絞りロールで
除去し、排出されるようにした。またプラス帯電装置の
みが機能するようにした。
続いて以下のようにして、半導体レーザー用印刷版を作
製した。テトラヒドロ7ラン:トルエン=1:1の混合
溶媒に溶解したポリビニルカルノくゾール(BASF社
製ルビカンM17G)の10wt%Jfi100重量部
に対して、メチルエチルケトンに溶解したポリエステル
樹脂(東洋紡社製バイロン200)30wt%溶液1.
7重量部を加えて混合した後、アルミニウム蒸着ポリエ
ステルフィルム100μ厚(東し社製メタルミー)上に
ワイヤーバーで約6μmの厚さに塗布し、乾燥した。次
に、銅フタロシアニン40g、テトラニトロ銅フタロシ
アニン0,5gを98%濃硫酸500gに充分攪拌しな
がら溶解した。溶解した液を水5!と混合し、銅フタロ
シアニン、テトラニトロ銅フタロシアニンの組成物を析
出させた後1口過。
水洗し、減圧下120℃で乾燥した。この様にして得ら
れた組成物50Iに対し、ε型銅フタロシアニン(東洋
インキ製造社製のLionol  BlueER)10
0gを混合し、メタノール5 klil中に分散させ均
一混合分散液とした。
その後口過して減圧下120°Cで乾燥し、混合組成物
とした。
続いて、下記処方に基づき光導電性組成物を作製した。
以上め組成物を磁性ボールミルにて48時間分散を・行
なったのち、光導電性酸化亜鉛(堺化学社製5AZEX
2 o o o )を15g加えて更に6時間ボール゛
ミルで分散した。次に得られた混合液を再びトルエンで
希釈して粘度を低下させ、前記ポリビニルカルバゾール
を塗布したアルミニウム蒸着フィルムのポリビニルカル
バゾール層上に乾燥膜厚が7μになるようにワイヤーバ
ーで塗布し。
120℃で30分間乾燥させ半導体レーザー用印刷版と
した。
合成例2で作製した白色ラテックス40gをアイソパー
01200,9で希釈し、さらに大豆レシチンなo、 
07 /i添加し攪拌し、現像剤とし、上記の製版機の
現はタンクに設置した。さらに上記印刷版の導電層をレ
ーザプリンターのアルミニウムドラムを通じで接地する
ようにフックに取り付けた。次にフロッピーディスクリ
ーダより電気信号を入れてレーザプリンターを動作させ
、帯電後。
半導体レーザ光による画像露光を上記印刷版の上にし、
自動的に排出した。
得られた画家は、透明で光沢があり、鮮明であ社製エツ
チングコンバーター0H−11で不感脂した後、リョー
ビ社製2800CDオフセット印刷機で印刷した。その
結果7000枚印刷後も刷り出しと同様に1画像は良好
で、印刷濃度1画線幅の変化はなく、微細部の再現性も
良好であった。
また地かぶりもなかった。
このレーザープリンターを1週間放置した後同様の方法
で画像出しを行ったが、1枚目から良好な画家が得られ
、また画質に変化はなかった。さらに現像タイク中にも
沈殿はなかった。
〈実施例2〉 合成例1で作製した白色ラテックス40gを12ooy
のアイソパーGで希釈し、大豆レシチン0.07.9を
添加し、現像剤とした。
岩崎通信社製PM−40オフセット印刷用裂版機を次の
ように改造した。現像の対向電極板を現像器本体から絶
縁テープを用いて浮かした。
この製版機に現像剤を設置し、岩崎通信機社製M L 
−2マスターに対し、反転画像を形成した。
その結果、マスター上に尾引きのない良好な画像が得ら
れた。得られた印刷版を実施例1と同様に印刷を行った
ところ、7000枚印刷後も画像の劣化は見られなかっ
た。
次に実施例1で用いた製版機にこの現像剤を設置し一′
、実施例1と同様に、半導体レーザー用印刷版上処画鐵
出しを行った。その結果、わずかに尾引きがみられた。
以上のように、・・ロゲンを含有する樹脂の単体がハロ
ゲンを含有するアクリル酸あるいは、メタクリル酸のエ
ステルであっても一〇 H基を含有しない場合には、従
来のオフセットマスターのように凹凸の多い印刷版では
、良好な画像が得られるが、半導体レーザ用印刷版のよ
うな平滑性の高い印刷版では、わずかながら、絞りロー
ルが原因していると思われる尾引きが生じることがわか
った。
〈実施例3〉 合成例5で得られた白色ラテックス4011を1200
gのアイソパーGで希釈し、大豆レシチン0.07 f
l添加し、現像剤とし、実施例2で用いた改造した岩崎
通信機社製PM−40製版機を用いてML−2オフセツ
ト用マスター上に画はを形成した。その結果透明な良好
な画家が得られた。
しかし、0−クロロスチレンの臭気が残っていた。
このことから、0−クロロスチレンの重合が、同様の反
応条件では不充分でモノマーh′−残留したものと考え
られる。
〈実施列4〉 合成例2で作製した白色ラテックス140gに対し、ベ
ンジジンイエロー(大日精化社製)5Nを添加し、サン
ドグラインダー(嵐機械製造社製)で10001000
rp分散した、この分散液40yを1200gの゛アイ
ソパーGで希釈し、大豆レシチン0.1g添加し、現像
剤とし、実施例と同様に半導体レーザ用印刷版上に画1
象出しを行い、さらに印刷まで行った。その結果1版上
には黄色い鮮明な画像が得られ、また耐刷力も7000
枚は印刷できた。2週間放置後の現像タンクには、底に
わずかの顔料の沈降があったもののほぼ良好な分散安定
性があった。
く比較例1〉 合成例5で得られた白色ラテックス40Iを1200g
のアイソパーGで希釈し、大豆レシチン0.07 gを
添加し現像剤を作製し実施例1で用いた製版機に設置し
、実施例1と同じ半導体レーザー用印刷版上に同様の方
法で画像形成を行った。
その結果実施例1と同様に無色の良好な画家が得られた
この印刷版を用いて実施例1と同様の方法で印刷を行っ
た。その結果、約3000枚は画像の劣下す−はとんど
なく良好な印刷物が得られたが、それ以降画線部の細り
が現れ、5000枚目では、画像のベタ部の内側部がか
すれ1文字の細線は消えていた。以上のように現像剤に
環化ゴムを含有しない系では耐刷性が劣っていた。
〈比較例2〉 合成例5で得られた白色ラテックス130.9に対し、
サーモライトN(精工化学社製環化ゴム)を10g溶解
し、この溶液409を、アイソパーQ1200.9で希
釈し、大豆レンチy 0.079を添加し、現像剤とし
た。この液を室温で一週間放置した。その結果、容器の
底に白色のゲル状物質カー生じていた。これは、環化ゴ
ムの分散液が、ラテックスの分散安定性を劣化させたも
のと考えられ5重合時に環化ゴムを含有しない系では、
良好な分散安定性が得られない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャリア液体中に、三種以上の化合物を共重合さ
    せてなる樹脂粒子を分散した湿式現像剤において、該化
    合物として環化ゴム、該キャリア液体に可溶の樹脂、ハ
    ロゲンを含有する樹脂を少なくとも含有する湿式現像剤
  2. (2)ハロゲンを含有する樹脂の単体が、アクリル酸ま
    たはメタクリル酸の炭素数1〜4のアルキルエステルで
    、アルキル基の少なくとも1つのHをハロゲンに置換し
    た化合物の重合体であることを特徴とする特許請求範囲
    第1項記載の湿式現像剤。
  3. (3)ハロゲンを含有する樹脂の単体が、アクリル酸ま
    たはメタクリル酸の炭素数1〜4のアルキルエステルで
    、アルキル基の少なくとも1つずつのHをハロゲンおよ
    び−OH基に置換した化合物の重合体であることを特徴
    とする特許請求範囲第1項記載の湿式現像剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012237807A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Kyocera Document Solutions Inc 液体現像剤、及び画像形成方法

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