JP3000401B2 - クリーニング方法 - Google Patents
クリーニング方法Info
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- JP3000401B2 JP3000401B2 JP3177392A JP17739291A JP3000401B2 JP 3000401 B2 JP3000401 B2 JP 3000401B2 JP 3177392 A JP3177392 A JP 3177392A JP 17739291 A JP17739291 A JP 17739291A JP 3000401 B2 JP3000401 B2 JP 3000401B2
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- JP
- Japan
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- toner
- photoreceptor
- substance
- parts
- cleaning
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
た電子写真、静電記録、静電印刷などにおけるクリーニ
ング方法に関する。
形成された静電潜像を現像する手段としては、液体現像
剤を用いる方法(湿式現像法)と、結着樹脂中に染料、顔
料等の着色剤、更には必要に応じて荷電制御剤等を分散
させたトナー、あるいはこのトナーを固体キャリアと混
合して一成分型ないし二成分型乾式現像剤を用いる方式
(乾式現像法)とが一般に採用されている。そして、これ
ら方式にはそれぞれ長所・短所があるが、現在では、乾
式現像法が多く利用されている。
ち高解像度、シャープネス、ハーフトーン再現性及び写
真再現性などの品質向上が要求されている。トナーの小
粒径化はその有力な手段であるが、小粒径化トナーに
は、一方で次のような不具合があった。即ち、感光体上
に現像された小粒径トナーのうち、転写されずに感光体
に残ったトナーは、感光体との間に強い付着力が生じて
おり、充分にクリーニングすることが難しい。特に、重
合法などで作られた球形の小粒径トナーは、クリーニン
グ性が非常に悪く、小粒径トナーを使いこなす上で大き
な障害となっていた。
種々の提案がなされている。例えば、装置上では、ポリ
ウレタンなどの材質で作られたクリーニングブレードを
感光体に強く圧接したり、クリーニングファーブラシの
ブラシ密着を上げることなどが行なわれている。一方、
クリーニング性が特に悪い球形の小粒径トナーの場合に
は、一旦無機微粒子などをトナー表面に付着させたの
ち、化学的に除去することによりトナー表面に凹凸をつ
けたり(特開昭62−266557号公報)、あるいは
重合法で作られた球形のトナーを後処理により不定形化
する(特開平2−273757号公報)などして、クリ
ーニング性を改良することが試みられていた。
方法では、トナー粒径が非常に小さくなった場合や重合
法で作られる小粒径の球形のトナーに対しては、充分な
効果を発揮することが難しかった。
を解決した、即ち小粒径球形トナーを使用した場合でも
充分な効果を発揮し得る信頼性の高いクリーニング方法
を提供することにある。
した結果、感光体の摩擦係数を低下させる物質を使用す
ることにより、上記目的を達成できることを見出し本発
明を完成するに至った。
8μmのトナーにより感光体上に形成された潜像を現像
し、しかるのち、転写、クリーニングする画像形成プロ
セスにおいて、感光体の摩擦係数を低下させる物質とし
て脱遊離脂肪酸タイプのカルナウバワックス、および/
又は動粘性率(25℃)が30〜6万センチストークス
であり且つ分子量2000以下の低分子量成分の含有率
が300ppm以下であるジメチルシリコーンオイルを
感光体表面上に供給することを特徴とするクリーニング
方法が提供される。
下させる物質を感光体表面上に供給することにより、摩
擦係数の低下した感光体は、トナーとの摩擦力が減少し
実質的な付着力が減少する。その結果、クリーニング用
ファーブラシに回収され易くなり、またブレードによる
小さな力で、トナーをせき止められるようになるため、
充分なクリーニング性が発揮されるものとなる。
像、転写、クリーニング系への悪影響を及ぼすことなし
に、感光体表面上に供給する具体的な好ましい方法に
は、例えば次のようなものがある。感光体の摩擦係数
を低下させる物質を、感光体表面上に塗布する。感光
体の摩擦係数を低下させる物質を担持した部材を感光体
に当接させる。感光体の摩擦係数を低下させる物質を
トナーに添加混合して使用する。感光体の摩擦係数を
低下させる物質としてのワックスを、表面に固着してな
るトナーを使用する。
係数を低減する物質は、一定枚数おきに感光体に直接塗
布しても良いし、また該物質を担持した部材を、常時又
は一定枚数おきに感光体に当接させても良い。更に、感
光体の摩擦係数を低減させる物質は、トナーに添加混合
する形で感光体に当接させても良いし、また該物質をト
ナー表面に固着させた形で感光体に当接させても良い。
部材を感光体に当接させるには、例えば、該物質をブロ
ック状又はロール状に成型したものを感光体に当接させ
る方法や、該物質に磁性体を分散させたもの、更には磁
性体の表面に該物質をコートしたものをマグネットで保
持して当接させる方法などがある。当接させる場所は、
一次帯電前(クリーニング後)が好ましい。
に添加混合する(即ち現像剤中に添加する)場合には、
磁性体に該物質を分散させた(トナーと同じくらいの粒
径を持った)粒子とすることが有効である。この粒子は
磁性体の含有量が多く、実質的に現像されずに現像部に
留まるようにするのが好ましい。更に、摩擦係数を低下
させる物質としてのワックスをトナー表面に固着させた
ものは、感光体との接触確率が増えるので、非常に有効
である。
は、本発明では遊離脂肪酸を1%以下にした脱遊離脂肪
酸タイプのカルナウバワックスを用いる。脱遊離脂肪酸
タイプのカルナウバワックスを使用すると、感光体や現
像スリーブ及びキャリアなどへの極端な固着が起こり難
く、しかも充分なクリーニング性が維持される。
り、感光体上に微量塗布することも非常に効果がある。
ただ、通常のシリコーンオイルを使用した場合、クリー
ニング性は得られるものの、コピー枚数が増えると異常
画像を生じ易いので、本発明では動粘性率(25℃)が
30から6万センチストークスであり、且つ分子量20
00以下の低分子量成分の含有量が300ppm以下で
あるジメチルシロキサンを構造単位とするジメチルシリ
コーンオイルを用いる。異常画像発生にはシリコーンオ
イルの低分子量成分が関係しているように思われる。
ファーブラシ、Mgブラシ又はそれらを組み合わせた方
式のいずれに対しても使用できるが、特にブレードを使
用したシステムに対して有効である。通常、電子写真プ
ロセスにおいて、体積平均粒径が2〜8μmの小粒径ト
ナーを用いた場合には、原稿の画像面積が大きいと、連
続コピー時に、クリーニングが充分に出来なくなるが、
本発明によるとこのような点が充分解決される。
又は有機の感光体に使用できるが、特に有機感光体又は
樹脂層でオーバーコートされた無機感光体上に転写され
ずに残ったトナーに対して、良好なクリーニング性能を
発揮する。無機感光体の場合は、トナーとの付着力が非
常に大きいためか、効果がやや小さい。もちろん、本発
明のクリーニング方法は、一成分現像方式、二成分現像
方式のいずれにも使用できる。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下に示す部及び%はいずれも重量基準である。
で充分混合したのち、ロールミルで120℃の温度で1
時間加熱混練し、室温まで冷却したのち、得られた混合
物を粉砕し、分級を数回繰り返して、体積平均粒径4.
8μm、個数平均粒径3.3μmのトナーを得た。更
に、このトナー100部に対して、ヘンシェルミキサー
を使用して、シリカ(R972:日本アエロジル社製)
を1部添加混合して、最終のトナーを得た。
で充分混合したのち、ロールミルで120℃の温度で1
時間加熱混練し、室温まで冷却したのち、得られた混合
物を粉砕し、分級を数回繰り返して、体積平均粒径4.
7μm、個数平均粒径3.5μmのトナーを得た。更
に、このトナー100部に対して、ヘンシェルミキサー
を使用して、シリカ(R972:日本アエロジル社製)
を1部添加混合して、最終のトナーを得た。
で充分混合したのち、ロールミルで85℃の温度で1時
間加熱混練し、室温まで冷却したのち、得られた混合物
を粉砕分級して、体積平均粒径7.6μm、個数平均粒
径5.2μmの磁性体粒子を得た。
ナウバワックスをベンゼンに分散させ、この液を凍結乾
燥することにより、平均粒径0.6μmの脱遊離脂肪酸
タイプカルナウバワックスよりなる微粒子を得た。
て、上記の微粒子を4部添加し充分に混合したのち、ハ
イブリダイゼーションシステム(奈良機械製作所製)に
て、回転数10000rpmで5分間処理してトナーを
得た。更に、このトナー100部に対して、ヘンシェル
ミキサーを使用して、シリカ(R972:日本アエロジ
ル社製)を1部添加混合して、最終のトナーを得た。
用いて24時間分散、混合したのち、この分散液にアゾ
ビスイソブチロニトリル 1.5部を溶解した。一方、
ヨウ化カリウム 0.3部、ポリビニルアルコール 1
0.0部をイオン交換水400部に溶解し、水媒体を作
成した。
TKホモミキサー(特殊機化工業社製)を使用して10
000rpmで15分間撹拌した。この懸濁分散液を4
つ口セパラブルフラスコに移し、窒素雰囲気下、回転数
90rpm、温度70℃で7時間重合させた。重合終了
後生成した粒子を洗浄、濾過を繰り返して回収し、乾燥
した。この粒子の体積平均粒径は4.8μm、個数平均
粒径は3.1μmであった。更に、このトナー100部
に対して、ヘンシェルミキサーを使用して、シリカ(R
972:日本アエロジル社製)を1部添加混合して、最
終のトナーを得た。
用いて24時間分散、混合したのち、この分散液にアゾ
ビスイソブチロニトリル 1.5部を溶解した。一方、
ヨウ化カリウム 0.3部、ポリビニルアルコール 1
0.0部をイオン交換水400部に溶解し、水媒体を作
成した。
TKホモミキサー(特殊機化工業社製)を使用して10
000rpmで15分間撹拌した。この懸濁分散液を4
つ口セパラブルフラスコに移し、窒素雰囲気下、回転数
90rpm、温度70℃で7時間重合させた。重合終了
後生成した粒子を洗浄、濾過を繰り返して回収し、乾燥
した。この粒子の体積平均粒径は4.8μm、個数平均
粒径は3.1μmであった。
成した脱遊離脂肪酸タイプのカルナウバワックス微粒子
を4部添加し、充分に混合したのち、ハイブリダイゼー
ションシステム(奈良機械製作所製)にて、回転数10
000rpmで5分間処理してトナーを得た。更に、こ
のトナー100部に対して、ヘンシェルミキサーを使用
して、シリカ(R972:日本アエロジル社製)を1部
添加混合して、最終の懸濁重合トナーを得た。
用いて24時間分散、混合したのち、この分散液にアゾ
ビスイソブチロニトリル 1.5部を溶解した。一方、
ヨウ化カリウム 0.3部、ポリビニルアルコール 1
0.0部をイオン交換水400部に溶解し、水媒体を作
成した。
TKホモミキサー(特殊機化工業社製)を使用して10
000rpmで15分間撹拌した。この懸濁分散液を4
つ口セパラブルフラスコに移し、窒素雰囲気下、回転数
90rpm、温度70℃で7時間重合させた。重合終了
後生成した粒子を洗浄、濾過を繰り返して回収し、乾燥
した。この粒子の体積平均粒径は5.1μm、個数平均
粒径は3.4μmであった。更に、このトナー100部
に対して、ヘンシェルミキサーを使用して、シリカ(R
972:日本アエロジル社製)を1部添加混合して、最
終の懸濁重合トナーを得た。
翼、冷却器を取り付けた三つ口フラスコに、メタノール
320部を入れ、ポリビニルピロリドン(分散安定剤、
平均分子量4万)9.6部を小量ずつ撹拌しながら添加
し、完全に溶解させた。
溶解させた。 スチレン 25.6部 n−ブチルメタクリレート 6.4部 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 0.2部
スでパージし、1時間放置した。60℃±0.1℃の恒
温水槽中で200rpmの撹拌速度で撹拌しながら重合
を開始した。加熱後15分すると、液は白濁し始め、2
0時間重合後も白濁した安定な分散液であった。一部サ
ンプリングしてガスクロマトグラフィーで、内部標準法
による測定を行なった結果、重合率は93%であること
が確認できた。
2000rpmで遠心分離すると、重合体粒子は完全に
沈降し、上記の液は透明であった。上澄み液を除き新た
にメタノール200部を加え、1時間撹拌洗浄した。遠
心分離しメタノールで洗浄する操作を5回繰り返し、濾
過した。濾別したものを、50℃にて24時間減圧乾燥
し、90%の収率で白色粉末のスチレン/n−ブチルメ
タクリレート共重合体粒子を得た。得られた粒子は体積
平均粒径4.81μm、個数平均粒径4.50μmであ
った。また、Tgは65℃であった。(以下、この粒子
を粒子Aと呼ぶ)
ック803(オリエント化学社製)1.50部を加熱溶
解した後、冷却し1μmフィルターで濾別し、染料溶液
を作成した。次に、該濾液に粒子A24部加えて分散さ
せ、50℃で1時間加熱撹拌した。その後、分散液を室
温まで冷却し、濾別したのち50℃で24時間減圧乾燥
し、着色樹脂粒子Aを得た。
3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸亜鉛塩3部を、オー
スターブレンダーで10分間撹拌したのち、ハイブリダ
イゼーションシステム(奈良機械製作所製)にて、回転
数7000rpmで10分間処理した。更に、このトナ
ー100部に対して、ヘンシェルミキサーを使用して、
シリカ(R972:日本アエロジル社製)を1部添加混
合して、最終の分散重合トナーを得た。
翼、冷却器を取り付けた三つ口フラスコに、メタノール
320部を入れ、ポリビニルピロリドン(分散安定剤、
平均分子量4万)9.6部を小量ずつ撹拌しながら添加
し、完全に溶解させた。
溶解させた。 スチレン 25.6部 n−ブチルメタクリレート 6.4部 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 0.2部
スでパージし、1時間放置した。60℃±0.1℃の恒
温水槽中で200rpmの撹拌速度で撹拌しながら重合
を開始した。加熱後15分すると、液は白濁し始め、2
0時間重合後も白濁した安定な分散液であった。一部サ
ンプリングしてガスクロマトグラフィーで、内部標準法
による測定を行なった結果、重合率は93%であること
が確認できた。
2000rpmで遠心分離すると、重合体粒子は完全に
沈降し上部の液は透明であった。上澄み液を除き新たに
メタノール200部を加え、1時間撹拌洗浄した。遠心
分離しメタノールで洗浄する操作を5回繰り返し、濾過
した。濾別したものを、50℃にて24時間減圧乾燥
し、90%の収率で白色粉末のスチレン/n−ブチルメ
タクリレート共重合体粒子を得た。得られた粒子は体積
平均粒径4.81μm、個数平均粒径4.50μmであ
った。また、Tgは65℃であった。(以下、この粒子
を粒子Aと呼ぶ)
ック803(オリエント化学社製)1.50部を加熱溶
解した後、冷却し1μmフィルターで濾別し、染料溶液
を作成した。次に、該濾液に粒子A24部加えて分散さ
せ、50℃で1時間加熱撹拌した。その後、分散液を室
温まで冷却し、濾別したのち50℃で24時間減圧乾燥
し、着色樹脂粒子Aを得た。
3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸亜鉛塩3部と、製造
例4で作成した脱遊離脂肪酸タイプのカルナウバワック
スの微粒子3部を、オースターブレンダーで10分間撹
拌したのち、ハイブリダイゼーションシステム(奈良機
械製作所製)にて、回転数7000rpmで10分間処
理した。更に、このトナー100部に対して、ヘンシェ
ルミキサーを使用して、シリカ(R972:日本アエロ
ジル社製)を1部添加混合して、最終の分散重合トナー
を得た。
溶融し、中心に芯金を入れて、直径10mmの円筒状に
成型した。
て、製造例4で作成したものと同じ、脱遊離脂肪酸タイ
プのカルナウバワックスの微粒子30部を乾式混合し、
その後150℃の雰囲気に保った流動床中で流動させる
ことにより、ワックス層厚約3μmの磁性体を作成し
た。
子に対して、動粘性率約20000センチストークス
(at25℃)、重量平均分子量約13000且つ分子
量2000以下の低分子量成分の含有率約120ppm
であるシリコーンオイルを1部添加し、更にこの粒子1
00部に対して、ヘンシェルミキサーを使用して、シリ
カ(R972:日本アエロジル社製)を1部添加混合し
て分散重合トナーを得た。
μmの厚さで被覆したキャリアを用い、このキャリアに
製造例1で作成したトナーを2.5%の割合で混ぜ、ボ
ールミルポットで30分撹拌して現像剤とした。
て、クリーニング性のテストを行なった。先ず、感光体
を機外に取り出して、表面に脱遊離脂肪酸タイプのカル
ナウバワックスを全面に軽く擦りつけて、その後、布で
充分に拭き取った。この作業を、500枚毎に繰り返
し、5000枚ランニングして、この最初と最後にクリ
ーニングテストを行なった。
相当するチャートを使用し、10枚連続コピーをとり、
10枚目のコピーの途中で機械で停止させて、感光体上
で、クリーニング性を確認した。その結果、初期及び5
000枚時点でクリーニング不良は全く見られず、また
画像も初期と全く変わらない高画質が維持されていた。
ックスを感光体に塗布しなかったこと以外は、実施例1
と全く同じ方法でテストを行なった。その結果、初期及
び5000枚ランニング後ともに、感光体上には全面に
クリーニング不良が発生しており、コピー画像上でも地
汚れがひどかった。
に製造例2で作成したトナーを使用したこと以外は、比
較例1と全く同じ方法で、クリーニング性のテストを行
なった。その結果、初期及び5000枚ランニング後と
もに、感光体上には全面にクリーニング不良が発生して
おり、コピー画像上でも地汚れがひどかった。
タイプのカルナウバワックスを、イマジオ420のクリ
ーニングの後に設置し、感光体に当接させながら、実施
例1と同じ現像剤を使用して、テストを行なった。その
結果、初期及び5000枚後ともにクリーニング不良は
全く発生しなかった。また、5000枚後も初期と変わ
らない高画質が維持されていた。
ルナウバワックスをコートした磁性体を、イマジオ42
0の予備の現像装置に入れ、スタート及び500枚毎
に、イマジオ420にセットし、感光体ドラム及び現像
部を1分間回転させて、製造例11のキャリアを感光体
に当接させた。それ以外は、実施例1と同じ現像剤を使
用して、クリーニング性のテストを行なった。クリーニ
ング性は、初期及び5000枚後ともに全く問題なく、
画像も初期と変わらない高画質であった。
ンオイルを含有するトナーを使用して、実施例1と同じ
方法で現像剤を作成し、クリーニングテストを行なっ
た。その結果、クリーニング性は、初期及び5000枚
後ともに全く問題なく、画像も初期と変わらない高画質
であった。
2.0部、及び実施例1と同じキャリア100部を混合
して現像剤を作成し、イマジオ420でクリーニングテ
ストを行なった。その結果、クリーニング性は、初期及
び5000枚後ともに全く問題なく、画像も初期と変わ
らない高画質であった。
と同じシリコーンコートキャリア100部で現像剤を作
成し、イマジオ420でクリーニングテストを行なっ
た。その結果、クリーニング性は、初期及び5000枚
後ともに全く問題なく、画像も初期と変わらない高画質
であった。
に製造例6で作成したトナーを用いた以外は、実施例6
と全く同じ方法でクリーニングテストを行なった。その
結果、クリーニング性は、初期及び5000枚後とも
に、全く問題なく、画像も初期と変わらない高画質であ
った。
に製造例5で作成したトナーを用いた以外は、実施例7
と全く同じ方法でクリーニングテストを行なった。その
結果、初期及び5000枚ランニング後ともに、感光体
上には全面クリーニング不良が発生しており、コピー画
像上でも地汚れがひどかった。
に製造例7で作成したトナーを用いた以外は、実施例7
と全く同じ方法でクリーニングテストを行なった。その
結果、初期及び5000枚ランニング後ともに、感光体
上には全面クリーニング不良が発生しており、コピー画
像上でも地汚れがひどかった。
に製造例9で作成したトナーを用いた以外は、実施例6
と全く同じ方法でクリーニングテストを行なった。クリ
ーニング性は、初期及び5000枚後ともに全く問題な
く、画像も初期と変わらない高画質であった。
に製造例8で作成したトナーを用いた以外は、実施例7
と全く同じ方法でクリーニングテストを行なった。その
結果、初期及び5000枚ランニング後ともに、感光体
上には全面クリーニング不良が発生しており、コピー画
像上でも地汚れがひどかった。
ナーを使用する画像形成プロセスにおいて、感光体の摩
擦係数を低下させる物質として、前記特定のワックスお
よび/又は特定のシリコーンオイルを感光体表面上へ供
給するという構成にしたことから、本方法によると感光
体上へのトナーの付着力が減少し、クリーニング用ファ
ーブラシに回収され易くなり、またブレードによる小さ
な力で、トナーをせき止められるようになるため、充分
なクリーニング性が発揮され、高画質を維持することが
可能となる。
Claims (6)
- 【請求項1】 体積平均粒径2〜8μmのトナーにより
感光体上に形成された潜像を現像し、しかるのち、転
写、クリーニングする画像形成プロセスにおいて、感光
体の摩擦係数を低下させる物質として脱遊離脂肪酸タイ
プのカルナウバワックス、および/又は動粘性率(25
℃)が30〜6万センチストークスであり且つ分子量2
000以下の低分子量成分の含有率が300ppm以下
であるジメチルシリコーンオイルを感光体表面上に供給
することを特徴とするクリーニング方法。 - 【請求項2】 感光体の摩擦係数を低下させる物質を感
光体表面上に塗布することにより、該物質を感光体表面
に供給することを特徴とする請求項1記載のクリーニン
グ方法。 - 【請求項3】 感光体の摩擦係数を低下させる物質を担
持した部材を感光体に当接させることにより、該物質を
感光体表面に供給することを特徴とする請求項1記載の
クリーニング方法。 - 【請求項4】 感光体の摩擦係数を低下させる物質をト
ナーに添加混合して使用することにより、該物質を感光
体表面に供給することを特徴とする請求項1記載のクリ
ーニング方法。 - 【請求項5】 感光体の摩擦係数を低下させる物質が、
動粘性率(25℃)が30〜6万センチストークスであ
り且つ分子量2000以下の低分子量成分の含有率が3
00ppm以下であるジメチルシリコーンオイルである
請求項2又は4に記載のクリーニング方法。 - 【請求項6】 感光体の摩擦係数を低下させる物質とし
ての脱遊離脂肪酸タイプのカルナウバワックスを表面に
固着してなるトナーを使用することにより、該物質を感
光体表面に供給することを特徴とする請求項1記載のク
リーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177392A JP3000401B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | クリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177392A JP3000401B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | クリーニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04372981A JPH04372981A (ja) | 1992-12-25 |
JP3000401B2 true JP3000401B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=16030138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3177392A Expired - Lifetime JP3000401B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | クリーニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000401B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091554A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Daizo:Kk | 容器ホルダー |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6163669A (en) * | 1998-05-29 | 2000-12-19 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3177392A patent/JP3000401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091554A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Daizo:Kk | 容器ホルダー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04372981A (ja) | 1992-12-25 |
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