JPS61258767A - ラベルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子秤等に用いられるラベルプリンタ、特に
単一サイズの文字パターンで種々の大きさの文字を印字
できるラベルプリンタに関する。

（従来技術とその問題点） 電子秤等に用いられるラベルプリンタは、品名、単価、
重量、価格等の情報をラベルに印字する時には、各情報
の種類に応じてそれぞれの文字サイズを異ならせている
。このため、従来のラベルプリンタは、同一文字でもサ
イズの異なる文字パターンを全て記憶しておかねばなら
ず、多くのメモリ容量を必要とした。また、プリンタの
印字可能幅は文字パターンに拘らず一定であるので、ラ
ベルの印字幅がプリンタの印字可能幅以上であれば、印
字可能幅がラベルの印字幅以上のプリンタを用意しなけ
ればならず、このためプリンタ全体が大型化してコスト
が高くなるという問題があった。

（発明の目的） 本発明は、単一サイズの文字パターンで種々の大きさの
文字を印字することができて、文字パターンを記憶する
ための容量を少なくすることができると共に、プリンタ
が大型化しないラベルプリンタの提供を目的とする。

（発明の構成） 本発明は、台紙にその印字幅が台紙の移送方向と直角方
向又は平行に貼り付けられたラベルに、サーマルヘッド
により所定の文字パターンを印字するラベルプリンタに
おいて、文字パターンメモリに記憶されている文字パタ
ーンを、縦方向又は横方向のみ、又は縦横両方向に拡大
する手段を設け、大きさを変えた文字パターンをラベル
に印字することを特徴とするものである。その従属項は
、 （１）文字パターンの印字は、文字パターンを文字パタ
ーンメモリに記憶されている文字パターンの向きと同方
向又は９０度変換して印字メモリに記憶させてから行う
。

（２）文字パターンの印字は、文字パターンメモリに記
憶されている文字パターンの向きと同方向又は９０度変
換して、直接にラベルに印字する。

ものである。

（実施例） 以下図により本発明の一実施例について説明する。第１
図は本発明のラベルプリンタが用いられる電子秤の概略
のブロック図である０図において、重量センサｌで検出
される商品の重量は、Ａ／Ｄ変換器２でデジタル値に変
換されてマイクロコンピュータ３に入力される。テンキ
ー、ファンクションキー等よりなるキー人力部５を操作
することにより、記憶部４の商品データメモリのエリア
に記憶されている品名コード、単価等の商品データを呼
出し、マイクロコンピュータで、計量された商品の重量
と単価により価格を演算し、重量、単価と共に価格をそ
れぞれの表示部６〜８に表示する。また、文字パターン
メモリ、印字メモリから読み出したデータにより、後述
するようにしてドツトプリンタ９を駆動してラベルに所
定の文字パターンを印字する。

第２図は、ドツトプリンタ９のプリンタヘッド部９′の
概略の構成図である０図において、マイクロコンピュー
タからの印字データ及びシフトパルスにより、シフトレ
ジスタ１０．　　ドライバ１１が動作して発熱素子１２
を駆動し、１ドツトラインについて１６Ｘ１６　（２５
６））？ットの文字パターンがラベルに印字される。

次に１本発明により文字パターンに記憶されている文字
や数字をＸ方向（横方向）及びＹ方向（縦方向）に拡大
して印字する例について説明する。

第３図は横書き印字の場合で、品名文字をＸ方向に拡大
する場合の説明図である。記憶部４の文字パターンメモ
リのエリアに記憶されている、例えば「牛肉」という品
名文字をＸ方向（横方向）に拡大してラベルに印字する
ために、印字メモリの所定エリアにそれぞれ「牛」及び
「肉」という文字パターンを横方向に拡大して記憶させ
ておくものである。

第４図は、印字メモリに拡大した品名文字を記憶させる
ための説明図で、文字パターンメモリに記憶されている
（１６Ｘ１６ビツト）のパターンを、Ｘ方向に拡大しな
がら印字メモリに書き込んでいくもので、その手順は、 （１）文字パターンメモリの００列のデータをシフトレ
ジスタにロードする。

（２）シフトレジスタの内容を１回シフトする毎に、シ
フトされたキャリイ（Ｃ）を、印字メモリの１００列に
ダブルシフトで書き込む。

（３）以上の操作を各列について繰り返す。

ものである。

第５図は、横方向印字の場合で、品名文字をＹ方向（縦
方向）に拡大する場合の説明図である。

この例では、文字パターンのメモリに記憶されている「
牛肉」という品名文字を、Ｙ方向に拡大して印字メモリ
に書き込み、ラベルにはＹ方向に拡大された品名文字を
印字する。

第６図は、印字メモリにＹ方向に拡大した品名文字を記
憶させるための説明図である０文字パターンメモリに記
憶されている（１６Ｘ　ｌ　６ビツト）のパターンの、
各列のデータを２度続けて読み出し、印字メモリの所定
エリアに順次記憶させていくことにより、印字メモリに
は（１６Ｘ３２ビツト）のＹ方向に拡大された文字パタ
ーンが記憶される。

第７図は、横方向印字の場合で、数字文字をＸ方向に拡
大する場合の説明図である。ラベルに、単価、重量、価
格等の数字文字を印字する際に、価格の数字を特に拡大
したい場合には、次のようにして行う、即ち、数字の場
合は、印字メモリにパターンを展開せずに直接、印字ラ
イン毎のパターンを印字用のシフトレジスタにシフトし
ていくが、そのシフトの際に文字パターンをダブルシフ
トで拡大していくものである０例えば、数字の「１」を
Ｘ方向に拡大して印字するには、文字パターンメモリの
各列（Ｂ列から０列まで）の内容を順に読み出し、印字
用のシフトレジスタでダブルシフトして拡大していく。

第８図は、数字をＸ方向に拡大して印字する場合の処理
手順を説明するフローチャートである。

次にこのフローチャートについて説明する。

（１）文字パターンの読み出しラインをＢ列にセットす
る（ステップＡ１．第９図参照）。

（２）指定列の見ドツト分の各パターンをフォーマット
に応じて読み出して、印字用のシフトレジスタにシフト
する（ステップＡ２）、なお、各パターンには、第７図
に示されであるように、数字文字のパターンと、数字と
数字の間（例の場合には１５０と２００の間）等の空白
印字のパターンとが含まれている。

（３）価格欄の桁（Ｃ）を３桁にセットする（ステップ
Ａ３）、この例では３桁であるが、通常５桁までセット
できる０次に、セットされた桁（Ｃ）数字の指定列の文
字パターンをアキュムレータ（ＡＣＣ）にロードする。

なお、アキュムレータは８ビツトとする。

（４）ｎを８にセットしくステップＡ５）、アキュムレ
ータを１シフトする毎に（ステップＡ５）、ｎを１減算
してｎ−１をセットする（ステップＡ７）９次に、アキ
ュムレータのキャリイを印字用のシフトレジスタにダブ
ルシフトする（ステップＡＨ）、ｎがＯになるまでステ
ップＡ６〜ＡＢの処理を繰り返しくステップＡｇ）、ｎ
＝Ｏとなれば、桁Ｃを１桁下げてＣ−１としてセットし
くステップＡｌ０）、ステップＡ４〜Ａ１ｏの処理をＣ
＝Ｏとなるまで繰り返す（ステップＡ１１）６ （５）桁ＣがＯとなれば、印字用のシフトレジスタにｍ
ドツト分（第７図参照）Ｏをシフトする（ステップＡ１
２　）　＊印字用シフトレジスタにＯを入力すると、対
応する部分は空白部分となる。

次に、シフトレジスタの各ビットの内容でラベルに印字
する（ステップＡ１　ｓ　）　＊以下、０列までの印字
が終了したかどうかをチェックしくステップＡ１４）、
０列までの部分が終了するまで文字パターンの読み出し
ラインを次の列にセットして（ステップＡ１５）、ステ
ップＡ２ＮＡ１ｇの処理を繰り返す。

第９図は数字パターン読み出しの説明図である。

第１０図、第１１図は、数字文字をＹ方向に拡大する場
合の説明図である。この場合にも、印字ラインが変わる
度に、文字パターンメモリから該当するラインの文字パ
ターンを読み出して、印字用のシフトレジスタにシフト
していくが、拡大する数字（例えば３００）に関しては
、パターンメモリの各列のパターンを２度繰り返し読み
出して、２度印字していくものである。

第１２図は、数字をＹ方向に拡大する場合の処理手順を
示したフローチャートである０次に、このフローチャー
トについて説明する。

（１）単価、重量槽の文字パターンの読み出しライン（
Ｒ１）をＢ列にセットする（ステップＢ１）１１次に、
価格欄の文字パターンの読み出しライン（Ｒ２）をＢ列
にセットする（ステップＢ２）、続いて、文字パターン
の指定ラインを２度繰り返し読み出すための、フラグを
ｒＨ」とする（ステップＢ＝ｓ）φ （２）価格欄のＹ方向のドツト数（ｎ）を２４にセット
する（ステップＢ４）、なお、この例では普通サイズの
数字パターンを８Ｘ１２ドツトとし、Ｙ方向拡大サイズ
の数字パターンを８×２４ドツトとしている０次に、指
定列（Ｒ１）の文ドツト分のパターンをフォーマットに
応じて読み出して、印字用のシフトレジスタにシフトす
る（ステップＢ５）、なお、このパターンには、数字パ
ターンと空白部分のパターンとが含まれている。

（３）指定列Ｒ，をｌ減算してＲ，−１をセットしくス
テップＢ６）、指定列（Ｒ２）の各文字パターンを印字
用のシフトレジスタにシフトする（ステップ３日）、次
に、フラグがＬかどうかをチェックして（ステップＢ９
）、フラグが「Ｌ」でなければ「Ｌ」に変える（ステッ
プＢ　ｔ　２　）　ｅフラグがｒＬＪであれば、読み出
しラインＲ２を１減算してＲ２−１としてセットしくス
テップＢ１ｏ）、フラグをｒＨＪ　とする（ステップＢ
。

■）・ （４）価格欄のＹ方向のドツト数ｎを１減算して、ｎ−
１をセットしくステップＢｔｇ）、印字用のシフトレジ
スタにｍドツト分０（空白）をシフトする（ステップＢ
Ｌ４）１１次に、シフトレジスタの各ビットの内容でラ
ベルに印字する（ステップＢ１５）１１ラベル印字後に
ｎ＝０をチェックしくステップＢｔ６）、ｎがＯでなけ
れば、続いて読み出しラインＲ１＝Ｑをチェックしくス
テップＢ１７）、Ｒ１＝Ｏであれば、ステップＢ７〜Ｂ
Ｌ５の処理なｎ＝ｏになるまで繰り返す。

Ｒ，＝０でなければステップＢ５以下の処理を繰り返す
。

これまでの説明は、第１３図に示すように、台紙ａに貼
り付けられたラベルｂの印字幅はサーマルヘッドＣの印
字可能幅よりも小さいものを対象としていたが、ラベル
の印字幅がサーマルヘッドの印字可能幅よりも大きいも
のに印字する場合には、第１４図に示すように、台紙ａ
にラベルｂを台紙の移送方向に平行に貼り付けて使用す
る。以下、このようなラベルに印字する縦書き印字の例
について説明する。

第１５図、１６図は、品名文字をＸ方向に拡大する場合
の説明図である。この例では、文字パターンメモリに記
憶されている１６Ｘ１６ビツトの文字パターンをＬ　６
Ｘ３２ビツトの文字に拡大してラベルに印字している０
文字パターンメモリに記憶されている「牛」という文字
パターンは、９０度変換され、かつＸ方向に拡大されて
第１６図のように印字メモリに記憶されるが、その処理
は、文字パターンを９０度変換する時に、文字パターン
の各列の各ビットの内容を２度繰り返して読み出して、
印字メモリの各アドレスに順次記憶することにより行う
。

印字メモリに記憶されている文字パターンをラベルに印
字するには、ラベル移送方向と直交する方向における、
縦一列の１ドツトラインの印字毎に印字メモリの（イ）
のエリア（空欄）における横一列の文字パターンから順
次読み出し、第２図のプリンタヘッド部９′において、
品名文字欄に相当するシフトレジスタの部分にシフトし
て印字して行く。

第１７図、第１８図は品名文字をＹ方向に拡大する例の
説明図である。この場合には、文字パターンメモリに記
憶されている「牛」という１６×１６ビツトの文字パタ
ーンが９０度変換され、かつ３２Ｘ１６ビツトの文字パ
ターンに拡大されて第１８図に示すようにして記憶され
る。その処理は、文字パターンを９０度変換する時に、
パターンメモリから読み出した各列のビットの内容を、
印字メモリの各アドレスに順次記憶する際に、その記憶
内容を印字メモリでダブルシフトすることにより行う、
印字メモリに記憶された文字パターンを読み出してラベ
ルに印字する時の処理は、第１５図の例と同様に、印字
メモリの（イ）のエリアから順次文字パターンを読み出
し、ラベルの移送方向と直交する方向に順次印字を行う
。

第１９図、第２０図は、数字文字１例えば３００をＸ方
向に拡大する場合の説明図である。この例では、印字ラ
インが変わる度に、９０度変換した文字パターンメモリ
から当該するラインの文字パターンを読み出して、印字
用のシフトレジスタにシフトして行くが、拡大する数字
に関しては、パターンメモリの各列のパターンをそれぞ
れ２度読み出して２度印字していくものである０例えば
第２０図のように、９０度変換した「１」という数字文
字を拡大して印字するには、７番地から順番に０番地ま
での各データをそれぞれ２度読み出して印字用のシフト
レジスタにシフトして印字する。これは、第１０図、１
１図で説明した横書きで数字文字をＹ方向に拡大する場
合と同じ処理である。ラベルの印字は、第１９図のよう
にラベル移送方向に沿って普通サイズの数字、拡大サイ
ズの数字の順に行われる。

第２１図、第２２図は数字文字をＹ方向に拡大する場合
の説明図である。この例では、第２２図に示すように、
９０度変換した文字パターンを印字用のシフトレジスタ
にシフトする際に、パターンメモリから読み出した各列
のビットの内容を、印字用のシフトレジスタでダブルシ
フトすることにより数字文字を拡大していくものである
。この処理は、第７図で説明した、横書きで数字文字を
Ｘ方向に拡大する場合と同じ処理である。ラベルへの印
字は、第２１図に示すように、ラベルの移送方向に沿っ
て、普通サイズの数字、拡大サイズの数字を順次印字す
る。

以上、Ｘ方向、Ｙ方向のそれぞれの拡大方法を説明した
が、ｘ、Ｙ両方向同時に拡大する時は両方法を併用する
ことにより行う、また、以上の例では、２倍に拡大する
場合を説明したが、その他、３倍、４倍と任意の倍率で
拡大できる。

また、基準とする文字パターンの大きさも８Ｘ８ドツト
、８Ｘ１２ドツト、１２Ｘ１２ドツト。

１２Ｘ１６ドツト、１６Ｘ１６ドツト等の種々のサイズ
を選択することができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明のラベルプリンタは単一サ
イズの文字パターンで種々の大きさの文字を印字できる
ので、文字パターンを記憶するための容量を少なくでき
、また、ラベルの印字幅がプリンタの印字幅以上でも単
一のプリンタにより印字できるので、コストを低減でき
るという利点が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のラベルプリンタを用いる電子秤の概略
のブロック図、第２図はプリンタヘッド部の概略の構成
図、第３〜７図及び第９〜第１１図は、横書き印字の場
合の本発明の説明図、第８図、第１２図はフローチャー
ト、第１３図１．第１４図は台紙に貼り付けられたラベ
ルとサーマルヘッドとの関係を示す説明図、第１５図〜
第２２図は縦書き印字の場合の本発明の説明図である。 １・・・重量センサ、２・・・Ａ／Ｄ変換器、３・・・
マイクロコンピュータ、４・・・記憶部、５・・・キー
人力部、６・・・価格表示部、７・・・重量表示部、８
・・・単価表示部、９・・・ドツトプリンタ、９′・・
・プリンタヘッド部、１０・・・シフトレジスタ、１１
・・・ドライバ、１２・・・発熱素子、ａ・・・台紙、
ｂ・・・ラベル、Ｃ・・・サーマルヘッド。 第１図 第１０図 第１１図（ｒｐアｔｙｙｙＮ、−’、）第１３図 第１４図 第１７図 （２）晶系文字をγ方向１て右粘にする噂今第１８図 １ヶ、７．２−７３　　　　謀抛′侶仇響芦８ｊ第２１
図 第２２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）台紙に、その印字幅が台紙の移送方向と直角方向
   又は平行に貼り付けられたラベルに所定の文字パターン
   を印字するラベルプリンタにおいて、文字パターンメモ
   リに記憶されている文字パターンを、縦方向又は横方向
   にのみ、又は縦横両方向に拡大する手段を設け、大きさ
   を変えた文字パターンをラベルに印字することを特徴と
   するラベルプリンタ。
2. （２）文字パターンの印字は、文字パターンを、文字パ
   ターンメモリに記憶されている文字パターンの向きと同
   方向又は９０度変換して印字メモリに記憶させてから行
   うことを特徴とする、特許請求の範囲第（１）項に記載
   のラベルプリンタ。
3. （３）文字パターンの印字は、文字パターンメモリに記
   載されている文字パターンの向きと同方向又は９０度変
   換して、直接にラベルに印字することを特徴とする、特
   許請求の範囲第（１）項に記載のラベルプリンタ。