JP2903516B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP2903516B2 JP62252136A JP25213687A JP2903516B2 JP 2903516 B2 JP2903516 B2 JP 2903516B2 JP 62252136 A JP62252136 A JP 62252136A JP 25213687 A JP25213687 A JP 25213687A JP 2903516 B2 JP2903516 B2 JP 2903516B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文書処理装置に関するものである。 従来の技術 近年、用紙に印字を行なう前にディスプレイに一旦表
示して、入力に誤りがないかどうかを確認することがで
きる何らかの表示手段を備えた文書処理装置が主流とな
ってきている。この種の文書処理装置では、文字をドッ
トマトリクスで構成されるフォントで表示するよう構成
されている。 以下従来の文書処理装置の一例である電子タイプライ
タについて説明する。 第6図は従来の電子タイプライタのブロック図であ
り、1は文字を指定できるとともに、各文字について大
文字であるかどうか、太文字であるかどうか、下線付き
であるかどうか等の付属情報(以下、属性と略称す
る。)を指定することができるキーボード、2はキーボ
ード1より入力された文字の種類に関するデータ(以
下、文字データと略称する。)や属性に関するデータ
(以下、属性データと略称する。)を記憶する記憶装
置、3は用紙(図では省略されている。)に印字を行な
う印字装置、4は印字装置3を制御する印字制御装置、
5はキーボード1より入力されたデータや記憶装置2に
記憶したデータを加工して印字制御装置4に与える等全
体の制御を行なう演算制御装置、6はキーボード1より
入力されたデータや記憶装置2に記憶したデータを表示
する表示装置、7は表示装置6に表示する普通文字のフ
ォントデータを記憶した普通文字表示用フォント記憶装
置、8は表示装置6に表示する太文字のフォントデータ
を記憶した太文字表示用フォント記憶装置、9は演算制
御装置5より送られる文字データを基に、普通文字表示
用フォント記憶装置7あるいは太文字表示用フォント記
憶装置8より、文字データに対応する文字のフォントデ
ータを取り出し、表示装置6に与える表示制御装置であ
る。 第6図に示した記憶装置2はランダムアクセスメモリ
(図では省略されている。以下、RAMと略称する。)に
より、普通文字表示用フォント記憶装置7及び太文字表
示用フォント記憶装置8はリードオンリーメモリ(図で
は省略されている。以下ROMと略称する。)により、演
算制御装置5及び表示制御装置9は中央処理装置(図で
は省略されている。以下CPUと略称する。)がRAMとデー
タのやりとりを行ないながらROMに記憶したプログラム
を実行することによりそれぞれ実現されている。 以上のように構成された従来の電子タイプライタにつ
いて、以下その動作を説明する。 キーボード1より入力された文字データ及び属性デー
タは演算制御装置5により記憶装置2に格納される。こ
れと同時に演算制御装置5が文字データ及び属性データ
を変換して表示制御装置9に送ると、表示制御装置9は
普通文字表示用フォント記憶装置7及び太文字表示用フ
ォント記憶装置8のうちのいずれか1つを属性データに
従い選択し、文字データが示す文字のフォントデータを
取り出し、表示装置6に表示する。 また一方、演算制御装置5が文字データ及び属性デー
タを変換し印字制御装置4へ送ることにより、印字装置
3は属性データに従った表示状態で文字を用紙へ印字す
る。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、表示装置6により
表示される文字はドットマトリクスで構成されたもので
あり、例えば大部分の文字が太文字で、一部の文字のみ
が普通文字である場合などには全体的にドットの多い表
示となり、読みにくい場合があるという問題点を有して
いた。これは例えば表示装置が液晶ディスプレイである
場合に顕著に現れる場合がある。 問題点を解決するための手段 本発明は、文字データ記憶手段に記憶した文字データ
を表示する際に、文字データ記憶手段に記憶した付属デ
ータに対応するフォントデータをフォント記憶手段より
読み出しこの読み出したフォントデータに従いフォント
を表示する第1の表示モードと文字データ記憶手段に記
憶した付属データに対応するフォントデータとは異なる
フォントデータをフォント記憶手段より読み出しこの読
み出したフォントデータに従いフォントを表示する第2
の表示モードとを有し、これら第1の表示モードと第2
の表示モードとを選択して表示手段にフォントを表示す
る制御手段を備えるものである。 作用 上記構成により、指定されたフォントと表示形態の異
なるフォントでの表示手段による表示も選択できること
により、実際の印字状態と同じ状態での表示手段による
表示だけでなく読みやすい状態での表示手段による表示
も行うことが可能となる。 実施例 第1図は本発明の一実施例における文書処理装置の一
例である電子タイプライタのブロック図であり、1はキ
ーボード、2は記憶装置、3は印字装置、4は印字制御
装置、6は表示装置、7は普通文字表示用フォント記憶
装置、8は太文字表示用フォント記憶装置、9は表示制
御装置であり、これらは従来例と同様の構成のものであ
る。10は付属データが示す太文字か普通文字かの情報に
従い表示を行なうか、太文字と普通文字を反転させて表
示を行なうかを指定するための太文字表示モードフラ
グ、11はキーボード1より入力されたデータや記憶装置
2に記憶したデータを加工して印字制御装置4に与える
等全体の制御を行なうとともに、太文字表示モードフラ
グ10の状態に従い付属データを変換する演算制御装置で
ある。 第1図に示した太文字表示モードフラグ10はRAMによ
り、演算制御装置11はCPUがRAMとデータのやりとりを行
ないながら、ROMに記憶したプログラムを実行すること
により実現されている。 以上のように構成された本実施例の電子タイプライタ
について、以下第4図及び第5図のフローチャートに従
いその動作を説明する。 まずオペレーターは文字の入力を行なう前に普通文字
の代りに太文字を使用するかしないかを決定する必要が
ある。 第4図の処理51でオペレーターがキーボード1より表
示モードを選択する。処理52で演算制御装置11はオペレ
ーターの入力に従い、普通文字として第2図に示す普通
文字表示用フォントを用いるのか、第3図に示す太文字
表示用フォントを用いるのかを判断する。太文字表示用
フォントを用いる場合処理53で太文字表示モードフラグ
をセットし、普通文字表示用フォントを用い太文字表示
用フォントを用いない場合は太文字表示用モードフラグ
をリセットする。 次に実際の文字表示について説明する。第5図の処理
61で、キーボード1から入力され記憶装置2内の文字属
性フラグに記憶されていた属性データを、記憶装置2内
の文字属性ワークフラグへ一旦コピーする。処理62で演
算処理装置11は太文字表示モードフラグがセットされて
いるかどうかを判断し、セットされている場合、処理63
で文字属性ワークフラグに記憶された属性データを反転
させる。この処理により、普通文字表示用フォントを示
す属性データは太文字表示用フォントを示すものとな
り、太文字表示用フォントを示す属性データは普通文字
表示用フォントを示すものとなる。次に処理64で文字デ
ータが示す文字を文字属性ワークフラグに記憶した属性
データに一致する表示用フォントで表示装置6に表示す
る。処理62で文字表示モードフラグがセットされていな
かった場合、文字属性ワークフラグに記憶された属性デ
ータを反転させることなく、処理64で文字データが示す
文字を文字属性ワークフラグに記憶した属性データに一
致する表示用フォントで表示装置6に表示する。 発明の効果 本発明は、文字データ記憶手段に記憶した文字データ
を表示する際に、文字データ記憶手段に記憶した付属デ
ータに対応するフォントデータをフォント記憶手段より
読み出しこの読み出したフォントデータに従いフォント
を表示する第1の表示モードと文字データ記憶手段に記
憶した付属データに対応するフォントデータとは異なる
フォントデータをフォント記憶手段より読み出しこの読
み出したフォントデータに従いフォントを表示する第2
の表示モードとを有し、これら第1の表示モードと第2
の表示モードとを選択して表示手段にフォントを表示す
る制御手段を備えるものであり、指定されたフォントの
表示形態での表示手段による表示だけでなく指定された
フォントとは表示形態の異なるフォントでの表示手段に
よる表示も選択できることにより、実際の印字状態と同
じ状態での表示手段による表示だけでなく読みやすい状
態での表示手段による表示も行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における文書処理装置の一例
である電子タイプライタのブロック図、第2図は同普通
文字表示用フォントを示す図、第3図は同太文字表示用
フォントを示す図、第4図及び第5図は同フローチャー
ト、第6図は従来の電子タイプライタのブロック図であ
る。 1…キーボード、2…記憶装置、3…印字装置、4…印
字制御装置、6…表示装置、7…普通文字表示用フォン
ト記憶装置、8…太文字表示用フォント記憶装置、9…
表示制御装置、10…太文字表示モードフラグ、11…演算
制御装置。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.文字の種類を指定する文字データ及び文字の表示形
    態を指定する付属データを入力するためのキーボード
    と、前記キーボードより入力された文字データを付属デ
    ータとともに記憶する文字データ記憶手段と、付属デー
    タにより指定される複数の表示形態のそれぞれに対応し
    たフォントデータを記憶したフォント記憶手段と、前記
    文字データ記憶手段に記憶した文字データを表示する際
    に、前記文字データ記憶手段に記憶した付属データに対
    応するフォントデータを前記フォント記憶手段より読み
    出しこの読み出したフォントデータに従いフォントを表
    示する第1の表示モードと前記文字データ記憶手段に記
    憶した付属データに対応するフォントデータとは異なる
    フォントデータを前記フォント記憶手段より読み出しこ
    の読み出したフォントデータに従いフォントを表示する
    第2の表示モードとを有し、これら第1の表示モードと
    第2の表示モードとを選択して表示手段にフォントを表
    示する制御手段とを備えることを特徴とする文書処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2547719B2 (ja) * 1984-10-30 1996-10-23 キヤノン株式会社 文書処理装置

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