JPS6125817B2 - - Google Patents
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- JPS6125817B2 JPS6125817B2 JP57045213A JP4521382A JPS6125817B2 JP S6125817 B2 JPS6125817 B2 JP S6125817B2 JP 57045213 A JP57045213 A JP 57045213A JP 4521382 A JP4521382 A JP 4521382A JP S6125817 B2 JPS6125817 B2 JP S6125817B2
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- Japan
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- weft
- injection
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- fluid
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/28—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
- D03D47/30—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
- D03D47/3026—Air supply systems
- D03D47/3053—Arrangements or lay out of air supply systems
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/28—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
- D03D47/30—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
- D03D47/3026—Air supply systems
- D03D47/3033—Controlling the air supply
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
- D03D47/36—Measuring and cutting the weft
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は流体噴射式織機における緯入れ方法に
関するものである。
関するものである。
従来技術
一般に、空気等の噴射流体により緯糸を緯入れ
させる流体噴射式織機においては、噴射流体に乗
せられて緯入れされる緯糸が糸切れを起こすこと
なく織布の反緯入れ側布端まで確実に到達するこ
とが重要である。もし、緯入れが正常に行われな
い場合には、織布に織きずができて所望の織布を
得ることができない。
させる流体噴射式織機においては、噴射流体に乗
せられて緯入れされる緯糸が糸切れを起こすこと
なく織布の反緯入れ側布端まで確実に到達するこ
とが重要である。もし、緯入れが正常に行われな
い場合には、織布に織きずができて所望の織布を
得ることができない。
ところが、従来の流体噴射式織機における緯入
れ方法は緯糸を搬送する噴射流体の噴射圧が常に
一定のため通常より細い緯糸が緯入れされる場合
には噴射圧が強過ぎて糸切れを起こすおそれがあ
り、又、通常より太い緯糸が緯入れされる場合に
は噴射圧が弱くて同緯糸の先端が織布の反緯入れ
側布端まで到達しないという欠陥があつた。
れ方法は緯糸を搬送する噴射流体の噴射圧が常に
一定のため通常より細い緯糸が緯入れされる場合
には噴射圧が強過ぎて糸切れを起こすおそれがあ
り、又、通常より太い緯糸が緯入れされる場合に
は噴射圧が弱くて同緯糸の先端が織布の反緯入れ
側布端まで到達しないという欠陥があつた。
目 的
本発明の目的は緯糸の太さを検出し、その検出
結果に基づいて緯糸を搬送する噴射流体の噴射圧
を適宜に制御することができるようにすることに
より、緯入れミスを防止することができる流体噴
射式織機における緯入れ方法を提供することにあ
る。
結果に基づいて緯糸を搬送する噴射流体の噴射圧
を適宜に制御することができるようにすることに
より、緯入れミスを防止することができる流体噴
射式織機における緯入れ方法を提供することにあ
る。
実施例
以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基
づいて説明すると、１は緯糸供給用パツケージ、
２は同パツケージ１から供給される緯糸Ｙを挿通
する円筒状の導管３と、緯糸Ｙの進行方向と逆向
きに導管３内へ空気等の噴射流体を噴射して緯糸
Ｙに張力を与えるノズル４とからなる緯糸張力付
与部である。
づいて説明すると、１は緯糸供給用パツケージ、
２は同パツケージ１から供給される緯糸Ｙを挿通
する円筒状の導管３と、緯糸Ｙの進行方向と逆向
きに導管３内へ空気等の噴射流体を噴射して緯糸
Ｙに張力を与えるノズル４とからなる緯糸張力付
与部である。
５は測長ローラ、６は同ローラ５の同軸上に固
定された被動ローラ、７は周面がテーパ状に形成
され、被動ローラ６に連続して等速回転を伝える
駆動ローラ、８は固定ガイドであつて、測長ロー
ラ５、被動ローラ６及び駆動ローラ７とともに緯
糸測長部９を構成している。
定された被動ローラ、７は周面がテーパ状に形成
され、被動ローラ６に連続して等速回転を伝える
駆動ローラ、８は固定ガイドであつて、測長ロー
ラ５、被動ローラ６及び駆動ローラ７とともに緯
糸測長部９を構成している。
１０はノズル、１１は同ノズル１０に止着さ
れ、緯糸Ｙを案内するガイド孔１１ａを有するブ
ラケツト、１２は軸方向全長にわたつて設けられ
たスリツト１２ａを有する緯糸貯留パイプであつ
て、ノズル１０、ガイド１１ａとともに緯糸貯留
部１３を構成している。
れ、緯糸Ｙを案内するガイド孔１１ａを有するブ
ラケツト、１２は軸方向全長にわたつて設けられ
たスリツト１２ａを有する緯糸貯留パイプであつ
て、ノズル１０、ガイド１１ａとともに緯糸貯留
部１３を構成している。
１４は緯入れ動作に同期して開閉するグリツ
パ、１５は緯入れ用主ノズル、１６はスレイ（図
示略）上に対し、緯入れ方向に多数並設されたガ
イド片であつて、緯糸Ｙを搬送する主ノズル１５
からの噴射流体を案内する案内通路１６ａを形成
している。そして、パツケージ１を出た緯糸Ｙは
導管３、測長ローラ５、固定ガイド８、再び測長
ローラ５、ノズル１０、貯留パイプ１２、ガイド
孔１１ａ及びグリツパ１４を経由して主ノズル１
５から前記案内通路１６ａ内に緯入れされる。
パ、１５は緯入れ用主ノズル、１６はスレイ（図
示略）上に対し、緯入れ方向に多数並設されたガ
イド片であつて、緯糸Ｙを搬送する主ノズル１５
からの噴射流体を案内する案内通路１６ａを形成
している。そして、パツケージ１を出た緯糸Ｙは
導管３、測長ローラ５、固定ガイド８、再び測長
ローラ５、ノズル１０、貯留パイプ１２、ガイド
孔１１ａ及びグリツパ１４を経由して主ノズル１
５から前記案内通路１６ａ内に緯入れされる。
１７はガイド片１６間に対し、適宜の間隔を置
いて配設された複数の補助ノズルであつて、緯入
れされた緯糸Ｙの走行を助勢するものである。
いて配設された複数の補助ノズルであつて、緯入
れされた緯糸Ｙの走行を助勢するものである。
１８，１９，２０はそれぞれ前記主ノズル１５
から噴射される噴射流体を供給する第１、２、３
貯留タンクであつて、各タンク１８，１９，２０
内の圧力はＰ１，Ｐ２，Ｐ３に設定され、Ｐ１＞
Ｐ２＞Ｐ３の関係にある。圧力Ｐ２は本来設定さ
れている太さの緯糸Ｙの緯入れに適するように設
定されており、通常使用されるものである。又、
圧力Ｐ１は前記設定された太さよりも太い緯糸の
緯入れに適するように設定され、圧力Ｐ３は反対
に細い緯糸の緯入れに適するように設定されてい
る。
から噴射される噴射流体を供給する第１、２、３
貯留タンクであつて、各タンク１８，１９，２０
内の圧力はＰ１，Ｐ２，Ｐ３に設定され、Ｐ１＞
Ｐ２＞Ｐ３の関係にある。圧力Ｐ２は本来設定さ
れている太さの緯糸Ｙの緯入れに適するように設
定されており、通常使用されるものである。又、
圧力Ｐ１は前記設定された太さよりも太い緯糸の
緯入れに適するように設定され、圧力Ｐ３は反対
に細い緯糸の緯入れに適するように設定されてい
る。
２１，２２，２３は各貯留タンク１８，１９，
２０と噴射流体供給源（図示略）との間にそれぞ
れ介在され、かつ各貯留タンク１８，１９，２０
に連通された第１、２、３圧力調整器であつて、
各タンク１８，１９，２０の圧力が前記設定圧力
よりも低下した場合には同圧力低下を検出して前
記供給源（もちろん、この圧力はＰ１以上に設定
されている）から各貯留タンク１８，１９，２０
へ噴射流体を供給し、各タンク１８，１９，２０
の圧力が設定圧力に達すると噴射流体の供給を停
止するようになつている。
２０と噴射流体供給源（図示略）との間にそれぞ
れ介在され、かつ各貯留タンク１８，１９，２０
に連通された第１、２、３圧力調整器であつて、
各タンク１８，１９，２０の圧力が前記設定圧力
よりも低下した場合には同圧力低下を検出して前
記供給源（もちろん、この圧力はＰ１以上に設定
されている）から各貯留タンク１８，１９，２０
へ噴射流体を供給し、各タンク１８，１９，２０
の圧力が設定圧力に達すると噴射流体の供給を停
止するようになつている。
２４，２５，２６は各貯留タンク１８，１９，
２０に連通された第１、２、３電磁バルブであつ
て、後述する圧力制御装置３１の指令に基づいて
緯入れ動作に同期して作動され、第１、２、３貯
留タンク１８，１９，２０の噴射流体を主ノズル
１５側へ供給するものである。
２０に連通された第１、２、３電磁バルブであつ
て、後述する圧力制御装置３１の指令に基づいて
緯入れ動作に同期して作動され、第１、２、３貯
留タンク１８，１９，２０の噴射流体を主ノズル
１５側へ供給するものである。
２７は各電磁バルブ２４，２５，２６に連通さ
れた集合部、２８は主バルブであつて、織機のサ
イドフレーム（図示略）間に支持された駆動軸２
９の回転が歯車２９ａ，２８ａを介して伝えられ
て作動され、緯入れ動作に同期して集合部２７側
から主ノズル１５への噴射流体を送るものであ
る。
れた集合部、２８は主バルブであつて、織機のサ
イドフレーム（図示略）間に支持された駆動軸２
９の回転が歯車２９ａ，２８ａを介して伝えられ
て作動され、緯入れ動作に同期して集合部２７側
から主ノズル１５への噴射流体を送るものであ
る。
３０は緯糸張力付与部２と緯糸測長部９との間
に配設された糸むら検出器であつて、緯糸Ｙの太
さを検出し、その結果を同糸Ｙの太さに比例する
電気的信号（例えば電圧）に変換するものであ
る。
に配設された糸むら検出器であつて、緯糸Ｙの太
さを検出し、その結果を同糸Ｙの太さに比例する
電気的信号（例えば電圧）に変換するものであ
る。
３１は糸むら検出器３０及び第１、２、３電磁
バルブ２４，２５，２６に電気的接続された圧力
制御装置であつて、糸むら検出器３０から送られ
てくる電気的信号のうち、緯入れ体勢にある緯糸
Ｙの太さの平均値に対応する電気的信号平均値を
算出し、同平均値に基づいて第１、２、３電磁バ
ルブ２４，２５，２６のいずれか１つを前記緯入
れされる緯糸Ｙの緯入れ動作に同期して作動させ
るものである。すなわち、圧力制御装置３１は緯
糸Ｙの太さの平均値が所定の範囲（本来設定され
ている緯糸Ｙの太さを含む望ましい範囲）内にあ
れば第２電磁バルブ２５を作動させて圧力Ｐ２の
第２貯留タンク１９の噴射流体を主ノズル１５側
へ供給し、緯糸Ｙの太さの平均値が前記所定の範
囲以下の場合には第３電磁バルブ２６を作動させ
て圧力Ｐ３の第３の貯留タンク２０の噴射流体を
主ノズル１５側へ供給し、緯糸Ｙの太さの平均値
が前記所定範囲以上の場合には第１電磁バルブ２
４を作動させて圧力Ｐ１の第１の貯留タンク１８
の噴射流体を主ノズル１５側へ供給するものであ
る。
バルブ２４，２５，２６に電気的接続された圧力
制御装置であつて、糸むら検出器３０から送られ
てくる電気的信号のうち、緯入れ体勢にある緯糸
Ｙの太さの平均値に対応する電気的信号平均値を
算出し、同平均値に基づいて第１、２、３電磁バ
ルブ２４，２５，２６のいずれか１つを前記緯入
れされる緯糸Ｙの緯入れ動作に同期して作動させ
るものである。すなわち、圧力制御装置３１は緯
糸Ｙの太さの平均値が所定の範囲（本来設定され
ている緯糸Ｙの太さを含む望ましい範囲）内にあ
れば第２電磁バルブ２５を作動させて圧力Ｐ２の
第２貯留タンク１９の噴射流体を主ノズル１５側
へ供給し、緯糸Ｙの太さの平均値が前記所定の範
囲以下の場合には第３電磁バルブ２６を作動させ
て圧力Ｐ３の第３の貯留タンク２０の噴射流体を
主ノズル１５側へ供給し、緯糸Ｙの太さの平均値
が前記所定範囲以上の場合には第１電磁バルブ２
４を作動させて圧力Ｐ１の第１の貯留タンク１８
の噴射流体を主ノズル１５側へ供給するものであ
る。
次に、前記のように構成した実施例について、
その作用を説明する。
その作用を説明する。
さて、緯糸供給用パツケージ１から供給される
緯糸Ｙは緯糸張力付与部２にて張力を与えられ、
等速回転する測長ローラ５により連続的に測長さ
れるので、パツケージ１と緯糸測長部９との間を
等速走行する。糸むら検出器３０はこの等速走行
している緯糸Ｙの太さを連続的に検出し、その結
果を電気的信号として噴射圧制御装置３１へ送
る。そして、図面に示すように、所定量の緯糸貯
留部９に貯留されて緯入れ体制が完了すると、噴
射圧制御装置３１は緯入れ体制にある緯糸Ｙ（す
なわち、図面に示すように、緯糸測長部９付近か
ら主ノズル１５に至る緯糸Ｙ）分の電気的信号か
ら同緯糸Ｙの太さの平均値に対応する電気的信号
平均値を算出する。
緯糸Ｙは緯糸張力付与部２にて張力を与えられ、
等速回転する測長ローラ５により連続的に測長さ
れるので、パツケージ１と緯糸測長部９との間を
等速走行する。糸むら検出器３０はこの等速走行
している緯糸Ｙの太さを連続的に検出し、その結
果を電気的信号として噴射圧制御装置３１へ送
る。そして、図面に示すように、所定量の緯糸貯
留部９に貯留されて緯入れ体制が完了すると、噴
射圧制御装置３１は緯入れ体制にある緯糸Ｙ（す
なわち、図面に示すように、緯糸測長部９付近か
ら主ノズル１５に至る緯糸Ｙ）分の電気的信号か
ら同緯糸Ｙの太さの平均値に対応する電気的信号
平均値を算出する。
そして、噴射圧制御装置３１は緯糸Ｙの太さの
平均値が所定の範囲（本来設定されている緯糸Ｙ
の太さを含む望ましい範囲）内にあるときには第
２電磁バルブ２５を作動させる、それと同時に、
主バルブ２８が作動され、グリツパ１４が開いて
緯糸Ｙの把持が開放される。すると、圧力Ｐ２の
第２貯留タンク１９の噴射流体が第２電磁バルブ
２５、集合部２７及び主バルブ２８を通つて主ノ
ズル１５から噴射され、同噴射流体に乗つて緯糸
Ｙが案内通路１６ａ内に挿入される。緯入れが完
了すると、第２電磁バルブ２５及び主バルブ２８
の作動が停止されて主ノズル１５への噴射流体の
供給が止まり、グリツパ１４が閉じて再び緯糸Ｙ
が把持される。
平均値が所定の範囲（本来設定されている緯糸Ｙ
の太さを含む望ましい範囲）内にあるときには第
２電磁バルブ２５を作動させる、それと同時に、
主バルブ２８が作動され、グリツパ１４が開いて
緯糸Ｙの把持が開放される。すると、圧力Ｐ２の
第２貯留タンク１９の噴射流体が第２電磁バルブ
２５、集合部２７及び主バルブ２８を通つて主ノ
ズル１５から噴射され、同噴射流体に乗つて緯糸
Ｙが案内通路１６ａ内に挿入される。緯入れが完
了すると、第２電磁バルブ２５及び主バルブ２８
の作動が停止されて主ノズル１５への噴射流体の
供給が止まり、グリツパ１４が閉じて再び緯糸Ｙ
が把持される。
同様に、噴射圧制御装置３１は緯入れされる緯
糸Ｙの太さの平均値が前記所定の範囲以下のとき
には第３電磁バルブ２６を作動させて圧力Ｐ３の
第３貯留タンク２０の噴射流体を主ノズル１５へ
供給し、緯糸Ｙの太さの平均値が前記所定範囲以
上のときには第１電磁バルブ２４を作動させて圧
力Ｐ１の第１貯留タンク１８の噴射流体を主ノズ
ル１５へ供給する。
糸Ｙの太さの平均値が前記所定の範囲以下のとき
には第３電磁バルブ２６を作動させて圧力Ｐ３の
第３貯留タンク２０の噴射流体を主ノズル１５へ
供給し、緯糸Ｙの太さの平均値が前記所定範囲以
上のときには第１電磁バルブ２４を作動させて圧
力Ｐ１の第１貯留タンク１８の噴射流体を主ノズ
ル１５へ供給する。
従つて、本来設定されている太さ程度の緯糸Ｙ
が緯入れされる場合には通常の噴射圧Ｐ２が使用
され、通常より細い緯糸Ｙが緯入れされる場合に
はＰ２＞Ｐ３である噴射圧Ｐ３が使われ、通常よ
り太い緯糸Ｙが緯入される場合にはＰ１＞Ｐ２で
ある噴射圧Ｐ１が使われる。
が緯入れされる場合には通常の噴射圧Ｐ２が使用
され、通常より細い緯糸Ｙが緯入れされる場合に
はＰ２＞Ｐ３である噴射圧Ｐ３が使われ、通常よ
り太い緯糸Ｙが緯入される場合にはＰ１＞Ｐ２で
ある噴射圧Ｐ１が使われる。
故に、従来の一定の噴射圧で緯入れされる緯入
れ方法とは異なり、通常より細い緯糸Ｙが緯入れ
される場合にも同緯糸Ｙに適した噴射圧が使わ
れ、強過ぎる噴射圧によつて糸切れが起こること
はなく、又、通常より太い緯糸Ｙが緯入れされる
場合にも同緯糸Ｙに適した噴射圧が使われ、弱い
噴射圧によつて同緯糸Ｙの先端が織布の反緯入れ
側布端まで到達しないという緯入れミスは防止さ
れる。
れ方法とは異なり、通常より細い緯糸Ｙが緯入れ
される場合にも同緯糸Ｙに適した噴射圧が使わ
れ、強過ぎる噴射圧によつて糸切れが起こること
はなく、又、通常より太い緯糸Ｙが緯入れされる
場合にも同緯糸Ｙに適した噴射圧が使われ、弱い
噴射圧によつて同緯糸Ｙの先端が織布の反緯入れ
側布端まで到達しないという緯入れミスは防止さ
れる。
なお、原理的には第１、２、３貯留タンク１
８，１９，２０は必要ではなく、第１、２、３圧
力調整器２１，２２，２３のみでも噴射圧Ｐ１，
Ｐ２，Ｐ３を得ることができる。しかし、主ノズ
ル１５側の圧力低下を検出して噴射流体を主ノズ
ル側へ供給する第１、２、３圧力調整器２１，２
２，２３の反応遅れにより主ノズル１５からの噴
射圧低下が誘発されるおそれがあるため、容積の
大きい第１、２、３貯留タンク１８，１９，２０
を配設して噴射圧が直ちに設定圧力に達するよう
にするのがよい。
８，１９，２０は必要ではなく、第１、２、３圧
力調整器２１，２２，２３のみでも噴射圧Ｐ１，
Ｐ２，Ｐ３を得ることができる。しかし、主ノズ
ル１５側の圧力低下を検出して噴射流体を主ノズ
ル側へ供給する第１、２、３圧力調整器２１，２
２，２３の反応遅れにより主ノズル１５からの噴
射圧低下が誘発されるおそれがあるため、容積の
大きい第１、２、３貯留タンク１８，１９，２０
を配設して噴射圧が直ちに設定圧力に達するよう
にするのがよい。
なお、本発明は実施例のみに限定されるもので
はなく、例えば次にように具体化することも可能
である。
はなく、例えば次にように具体化することも可能
である。
(1) 緯入れ１回分の緯糸Ｙの太さの最大値及び／
又は最小値に基づいて指令を発する噴射圧制御
装置を用いること。
又は最小値に基づいて指令を発する噴射圧制御
装置を用いること。
(2) 噴射圧制御装置の指令に基づいて作動される
１つの圧力調整器により噴射流体供給源からの
噴射流体を無段階制御し、緯糸Ｙの太さに適し
た噴射圧が使われるようにすること。前記圧力
調整器としては噴射圧制御装置からの指令信号
の強弱に基づいて作動されるソレノイドを利用
して噴射流体の通路断面積を制御するもの、あ
るいは同じく指令信号の強弱に基づいて噴射流
体の通路孔を有するロツドの軸回転角を制御
し、噴射流体通路の通路断面積を制御するもの
などがある。
１つの圧力調整器により噴射流体供給源からの
噴射流体を無段階制御し、緯糸Ｙの太さに適し
た噴射圧が使われるようにすること。前記圧力
調整器としては噴射圧制御装置からの指令信号
の強弱に基づいて作動されるソレノイドを利用
して噴射流体の通路断面積を制御するもの、あ
るいは同じく指令信号の強弱に基づいて噴射流
体の通路孔を有するロツドの軸回転角を制御
し、噴射流体通路の通路断面積を制御するもの
などがある。
(3) 主ノズル１５における噴射圧制御のみなら
ず、補助ノズル１７における噴射圧も制御する
こと。
ず、補助ノズル１７における噴射圧も制御する
こと。
(4) 糸むら検出器３０の配設位置を適宜変更する
こと（例えば緯糸供給用パツケージ１側へ近づ
けること）により、糸むらを検出された緯入れ
１回分の緯糸が１回以上の緯入れ動作後に緯入
れ体勢に入るようにすること。
こと（例えば緯糸供給用パツケージ１側へ近づ
けること）により、糸むらを検出された緯入れ
１回分の緯糸が１回以上の緯入れ動作後に緯入
れ体勢に入るようにすること。
(5) 圧力の異なる貯留タンクを４本以上用いるこ
と（もちろん、設定圧力は通常の太さの緯糸に
適する圧力、それよりも低い圧力及び高い圧力
を含んでいる）。
と（もちろん、設定圧力は通常の太さの緯糸に
適する圧力、それよりも低い圧力及び高い圧力
を含んでいる）。
(6) 複数回の緯入れ動作中に連続的又は断続的に
検出された緯糸の太さの検出結果の統計に基づ
き、以後の緯入れ動作における噴射流体の噴射
圧を制御すること。
検出された緯糸の太さの検出結果の統計に基づ
き、以後の緯入れ動作における噴射流体の噴射
圧を制御すること。
(7) 緯糸測長部９と緯糸貯留部１３との間に糸む
ら検出器３０を配設すること。
ら検出器３０を配設すること。
なお、本発明の趣旨からは逸れるが、緯糸の太
さに基づいて電磁バルブの作動時間を制御し、緯
糸が通常より太いときには主ノズル又は／及び補
助ノズルの噴射時間を長くし、緯糸が通常より細
い場合には主ノズル又は／及び補助ノズルの噴射
時間を短くする方法も有効である。
さに基づいて電磁バルブの作動時間を制御し、緯
糸が通常より太いときには主ノズル又は／及び補
助ノズルの噴射時間を長くし、緯糸が通常より細
い場合には主ノズル又は／及び補助ノズルの噴射
時間を短くする方法も有効である。
又、緯糸の太さに基づいて、ガイド片間に配設
された多数の補助ノズルのうちから前記緯糸に適
した位置にある複数の補助ノズルを選択して使用
することができるようにする方法も有効である。
された多数の補助ノズルのうちから前記緯糸に適
した位置にある複数の補助ノズルを選択して使用
することができるようにする方法も有効である。
効 果
以上詳述したように、本発明は緯糸の太さを検
出し、その検出結果に基づいて緯糸を搬送する噴
射流体の噴射圧を適宜に制御することができるよ
うにしたことにより緯入れミスを防止することが
できる効果を有するので、流体噴射式織機におけ
る緯入れ方法として産業利用上優れた発明であ
る。
出し、その検出結果に基づいて緯糸を搬送する噴
射流体の噴射圧を適宜に制御することができるよ
うにしたことにより緯入れミスを防止することが
できる効果を有するので、流体噴射式織機におけ
る緯入れ方法として産業利用上優れた発明であ
る。
図は本発明を具体化した一実施例を示す一部略
体斜視図である。 主ノズル……１５、補助ノズル……１７、貯留
タンク……１８，１９，２０、圧力調整器……２
１，２２，２３、電磁バルブ……２４，２５，２
６、主バルブ……２８、糸むら検出器……３０、
噴射圧制御装置……３１、緯糸……Ｙ、設定圧力
……Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３。
体斜視図である。 主ノズル……１５、補助ノズル……１７、貯留
タンク……１８，１９，２０、圧力調整器……２
１，２２，２３、電磁バルブ……２４，２５，２
６、主バルブ……２８、糸むら検出器……３０、
噴射圧制御装置……３１、緯糸……Ｙ、設定圧力
……Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 緯糸が空気等の噴射流体により搬送されて緯
入れされる織機において、糸むら検出器により緯
入れ以前の緯糸の太さを連続的又は断続的に検出
し、その検出結果に基づいて噴射圧制御機構が緯
糸の緯入れに適するように前記噴射流体の噴射圧
を制御することを特徴とする流体噴射式織機にお
ける緯入れ方法。 ２ 糸むら検出器は検出結果を電気的信号に変換
するものである特許請求の範囲第１項に記載の流
体噴射式織機における緯入れ方法。 ３ 噴射圧制御機構は糸むら検出器から送られる
電気的信号に基づいて指令を発する噴射圧制御装
置と、通常の太さの緯糸に適する圧力を有する第
２貯留タンクと、通常より細い緯糸に適し、かつ
第２貯留タンクよりも低い圧力を有する第３貯留
タンクと、通常より太い緯糸に適し、かつ第２貯
留タンクよりも高い圧力を有する第１貯留タンク
と、第１、２、３貯留タンクにそれぞれ連通さ
れ、各タンクの圧力を保持すべく各タンクに噴射
流体供給源からの噴射流体を供給する３つの第
１、２、３圧力調整器と、第１、２、３貯留タン
クにそれぞれ連通され、前記噴射圧制御装置から
の指令により作動されて前記第１、２、３貯留タ
ンクの噴射流体を噴射側へ供給する３つの第１、
２、３電磁バルブとからなる特許請求の範囲第２
項に記載の流体噴射式織機における緯入れ方法。 ４ 噴射圧制御機構は糸むら検出器から送られる
電気的信号に基づいて指令を発する噴射圧制御装
置と、同装置の指令により作動され、噴射流体供
給源からの噴射流体を無段階制御して噴射側へ供
給する圧力調整器とからなる特許請求の範囲第２
項に記載の流体噴射式織機における緯入れ方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57045213A JPS58163756A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 流体噴射式織機における緯入れ方法 |
| US06/475,512 US4463783A (en) | 1982-03-19 | 1983-03-15 | Method of inserting the weft in jet loom |
| DE8383102656T DE3361662D1 (en) | 1982-03-19 | 1983-03-17 | Method of inserting the weft in jet loom |
| EP83102656A EP0090279B1 (en) | 1982-03-19 | 1983-03-17 | Method of inserting the weft in jet loom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57045213A JPS58163756A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 流体噴射式織機における緯入れ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163756A JPS58163756A (ja) | 1983-09-28 |
| JPS6125817B2 true JPS6125817B2 (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=12712983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57045213A Granted JPS58163756A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 流体噴射式織機における緯入れ方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4463783A (ja) |
| EP (1) | EP0090279B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58163756A (ja) |
| DE (1) | DE3361662D1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3567143A1 (en) | 2018-05-08 | 2019-11-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Method of controlling weft insertion of air jet loom |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| NL8204665A (nl) * | 1982-12-01 | 1984-07-02 | Rueti Te Strake Bv | Spoelloze weefmachine, voorzien van middelen voor het uit het weefvak verwijderen van defecte inslagdraden. |
| FR2556375B1 (fr) * | 1983-12-13 | 1986-06-20 | Saurer Diederichs Sa | Dispositif d'alimentation en air comprime pour machine a tisser avec insertion pneumatique d'au moins deux fils de trame |
| JPS60162839A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-24 | 株式会社豊田自動織機製作所 | エアジエツトル−ムの緯入れ制御方法 |
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| DE3818766A1 (de) * | 1988-06-02 | 1989-12-07 | Dornier Gmbh Lindauer | Duesensteuerung fuer einen luftwebstuhl |
| JPH0226957A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-29 | Nissan Motor Co Ltd | 流体噴射式織機の緯入れ制御方法 |
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| JP3316536B2 (ja) * | 1998-09-24 | 2002-08-19 | 津田駒工業株式会社 | 多色緯入れ織機の緯入れ方法およびその装置 |
| BR112013013116A2 (pt) | 2010-11-25 | 2016-08-23 | Toyota Ind Corp | método e aparelho para o controle de um tear de jato |
| CN103261501B (zh) * | 2010-11-25 | 2015-11-25 | 乌斯特技术股份公司 | 用于控制喷射织机的方法和装置 |
| JP6447533B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2019-01-09 | 株式会社豊田自動織機 | エアジェット織機における緯入れ制御方法及び緯入れ制御装置 |
| JP7156140B2 (ja) * | 2019-04-02 | 2022-10-19 | 株式会社豊田自動織機 | エアジェット織機、および、エアジェット織機の制御方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CS159574B1 (ja) * | 1973-01-26 | 1975-01-31 | ||
| NL7908357A (nl) * | 1979-11-15 | 1981-06-16 | Rueti Te Strake Bv | Werkwijze voor het met behulp van een stromend medium transporteren van een inslagdraad door het weefvak bij een weefmachine, alsmede weefmachine, ingericht voor het toepassen van deze werkwijze. |
| NL8103184A (nl) * | 1981-07-02 | 1983-02-01 | Rueti Te Strake Bv | Werkwijze voor het weven op een met een blaasmondstuk voor een stromend transportmedium werkende weefmachine. |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP57045213A patent/JPS58163756A/ja active Granted
-
1983
- 1983-03-15 US US06/475,512 patent/US4463783A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-03-17 EP EP83102656A patent/EP0090279B1/en not_active Expired
- 1983-03-17 DE DE8383102656T patent/DE3361662D1/de not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3567143A1 (en) | 2018-05-08 | 2019-11-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Method of controlling weft insertion of air jet loom |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0090279B1 (en) | 1986-01-02 |
| EP0090279A1 (en) | 1983-10-05 |
| DE3361662D1 (en) | 1986-02-13 |
| US4463783A (en) | 1984-08-07 |
| JPS58163756A (ja) | 1983-09-28 |
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