JPS6013943B2 - 紡績糸の糸継装置 - Google Patents

紡績糸の糸継装置

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JPS6013943B2
JPS6013943B2 JP55118078A JP11807880A JPS6013943B2 JP S6013943 B2 JPS6013943 B2 JP S6013943B2 JP 55118078 A JP55118078 A JP 55118078A JP 11807880 A JP11807880 A JP 11807880A JP S6013943 B2 JPS6013943 B2 JP S6013943B2
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thread
splicing
hole
knot
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Murata Machinery Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H69/00Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
    • B65H69/06Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
    • B65H69/061Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紡績糸の糸継装置に関する。
上記紡績糸の糸継ぎで、従来良く知られているものとし
て第1図イに示すフィッシャーマンノットや同じく第1
図口に示すウィバースノットがある。
ところが、上記フィッシャーマンノットやウィバ−スノ
ツトは、人手によって糸継ぎしてし、たのを機械化した
に過ぎず何ら糸の結び目自体の構造は変っていない。該
フィッシャーマンノットやウィバースノットは、機械化
されることによって大量生産に即応できるものとして役
立つが結束強度の向上に主眼がおかれていたため、結び
目が単糸の約3倍に達するという‐点についてまで考慮
が成されていない。この点は後処理工程において重要な
意味をもつ。即ち、単糸の約3倍にも達する結び目の大
きさは、編成工程において編針部分での切断を招き機械
の連続運転の阻害となると共に孔あき編地部分が発生す
る等の不都合を招き、又、ェアあるいはウオータージェ
ットルームにおいては、横糸中の結び目部分から突出す
る糸端が開□を形成している縦糸に接触し、布端まで横
糸が到達しない等の不都合が生ずる。
更に、最終製品としての織地中に現われる結び目‘ま布
の欠点として取抜われ、結び目部分の織地を除去したり
結び目を製品葬側に押し込む等の後処理工程が必要とな
る。上述した問題点を解決する手段として前記したフィ
ッシャーマンノツトやウイバースノット等の糸継ぎと結
び目構造を全く異にする糸総装置が出現するに至ってい
る。
即ち、互いに重合された糸端部分に流体を噴射させ、該
流体の噴射圧によって互いの糸端部分を混在させると共
に互いの各ファイバーを絡めて糸継ぎを行うものである
。上記糸継ぎの結び目構造は基本的には第1図ハに示す
ように互いの糸端が混在した後、互いの各ファイバーが
絡むと共に一定の撚りが付与されて結び目は一体構造と
なる。従ってェアノツトにおける糸継ぎの結び目は互い
の糸先端近傍の絡み部分fl,f2と、該絡み部分f1
及びf2間の撚り部分f3より構成される糸構造となる
。更に、糸継ぎ部の結び目太さにおいては、フィッシャ
ーマン/ツトやワイパースノツトが単糸の少なくとも3
倍程度の太さになるのに対しエアーノットの場合は、単
糸太さの1.8音弱となる。
即ち、各単糸の径をd,、断面積をA,とし糸継ぎした
結び目の径をも、断面積をA2とした場合、AI=ヂク
となり・A2は単糸2本ょり構成されるのでん:AI+
AI=予・2十デ・2 ・肌.・・■あるいはん=
予〆 ……・■ となる。
上式■、■より牛d・2十牛d・2=予2となり「音d
・2=料2・然る‘こも=ノ2d・となつて給源d2の
大きさは単糸d,のゾ2倍の大きさとなる。
尚、上記した値は互いの単糸d,,d,が完全に混在し
、結び目が真円となった場合の理論値を示すものであり
、実際には多少楕円状になるものと推定されるため結び
目の最大寸法は単糸d,のノ2倍より多少大きくなるこ
とも予想されるが、フィッシャーマンノットやウイバー
スノットの単糸の約3倍に比較すると約1/2の太さで
あり画期的な糸継ぎ方法と言うことができる。又、糸継
ぎ部の結び目の結束強度の点においては、基本的には単
糸部分の強度に対し、結び目部分の強度が等しいか、あ
るいはそれ以上であることが望ましい。
上言己結束強度は、フィッシャーマンノットやウイバー
スノットの場合、糸継ぎする糸の種類によっては単糸強
度より結び目強度が小さい場合があり得るが基本的には
単糸強度と同等かあるいはそれ以上と考えられる。
ところが現在行われている各種のエアーノットにおいて
は、糸の種類、例えばポリエステルと綿混紡糸、あるい
はアクリル糸等により、又糸番手によって結束強度が異
なるが何れも単糸強度以下である。特に糸番手によって
異なり、糸が小さくなるに従って結び目の結束強度が単
糸強度との相対関係において高くなり、実験値では単糸
強度の70〜85%程度の強度が得られている。
逆に糸が大きくなるに従って単糸強度に比較し結び目の
結束強度が小さくなり、単糸強度の50%以下となる場
合もあり得る。
更に、同じ糸番手においても結び目の劇悪によって結束
強度が異なる等の安定性への問題が指摘される。本発明
は、上述した糸継ぎ時の結び目の安定性並びに結束強度
の問題点を解決することを目的として成されたものであ
り、以下図面に従って、具体的に詳述する。
第2図は、本発明の適用されるべき自動ワインダーの千
概略図を示すもので、各サイドフレーム1間に、鞠又は
パイプ2及びパイプ3が架設され、ワインディングュニ
ツト4が上記軸2上にて旋回可能に支持され、自動ワイ
ンダー稼動中には、上記ユニット4はパイプ3にも戦遣
されて適宜固定される。
尚、パイプ3は図示しないブロアに接続されて常時吸引
気流が作用している。上記ワインディングュニツト4に
おけるボビンBからパッケージPへの糸、のりワインド
‘ま、ベツグ5上のボビンBからの糸YIがガイド6を
経てテンサー7で適当張力を糸に付与し、スラブ等の糸
ムラの検出切断及び糸走行検出を兼ねた検出装置8を経
てワインディングドラム9にて回転されるパッケージP
上に捲取られる。
この時、糸条中の糸ムラを検出装置8が検出すると「検
出装置8近傍に設置されるカッターが作動して走行糸Y
Iを切断し、捲取りが停止される一方、第一の糸案内サ
クションアーム10が作動してボビンB側の糸YBを、
第二の糸案内サクションアーム1 1がパッケージP側
の糸YPを、通常の糸走行経路YIから離れた位置に設
置される糸継装置12に導き、該糸継装置12で糸継ぎ
を行った後、糸のIJワインドが続行される。
尚、上記第1及び第2の糸案内サクションアーム10,
11は、吸引気流の作用を行うパイプ3に接続されてい
る。又、糸継装置には圧縮空気等の流体が使用されるた
め別経路のパイプ13と糸継ボックス15間に導管14
が接続され、パイプ13より圧縮流体が供給される。上
記した糸継装置12の全体詳細図が第3図ないし第4図
に示される。
即ち、通常のリワィンドにおいては、糸YはボビンBか
ら検出装置8及び検出装置8前後に配置されるガイド板
16,17を経て最上部のガイド板18からパッケージ
Pに至る経路をとっている。上記ガイド板17及び18
間に糸継装置12が配置され、前記した第一及び第二サ
クションアーム10,11先端の吸引口は、互いに交差
するように旋回し、ボビンB側及びパッケージP側の糸
端YB,YPを吸引して、上下に位置するガイド板16
,18の外側まで旋回移動して停止する。
上言己糸継装置12は、ほぼ中央に糸継部材19が設置
され、該糸継部材19を挟んで後述するスプラィサー及
び二つの糸継制御ノズル20,21が設置されている。
更に、制御ノズル20,21の両外側には、糸切断装置
22,23及び糸継ぎの際、ボビンB側及びパッケージ
P側の糸YB,YPをガイドする糸縦ガイド板24,2
5が設置されている。
又、上託した糸継部材19、制御/ズル20,21、糸
切断装置22,23及び糸継ガイド板24,25から成
る糸継装置本体26の片側には、支軸27を支点に旋回
する糸寄せレバー28,29が設置され、該糸寄せレバ
ー28,29は、検出装置8が糸条Yのスラブ等を検出
して図示しない切断装置で切断し、サクションアーム1
0,11が作動して互いの糸端YB,YPをガイド板1
6,18の外側までガイドすると同時に作動して糸端Y
B,YPを糸継装置本体26方向へ案内する。尚、糸寄
せレバー28,29の旋回範囲は、ガイド板17及びガ
イド板24間に設置される断面V字状に形成されるスト
ッパー3川こ当接して停止する。
従って、ストッパー30の位置調節によって糸寄しバ−
28,29の旋回範囲も調節可能である。以下、上記各
部材の詳細について詳述すると糸雛部材19はブラケツ
ト31に螺着32されており、第5図ないし第6図に示
す如く、ほぼ中央に円筒状の糸継孔33が穿設されると
共に外部から糸を挿入するのに適したスリット34が上
記糸継孔33の接線方向全体にわたって形成され、上記
孔33に接線的に開口する噴出ノズル35が穿設されて
いる。
該噴出ノズル35は糸継孔33の中心線に対して平行か
つ偏平状とされ、該ノズル35の幅Wは糸縦孔33直径
の1′雄〆内とされ、又長さLは上記幅W以上とされ、
糸継ぎされる結び目の長さによって設定され、上記偏平
状ノズル35の長手方向と糸継孔33の長手方向貝0ち
中心線が平行とされている。上記噴出ノズル35の形状
及び断面積の大きさが糸継ぎされる結び目の外観形状並
びに結束強度に大きな影響を及ぼす。
即ち、第7図ないし第8図において、第7図は糸継孔3
3の長手方向に対してほぼ中央に小径かつ円筒状の噴出
ノズル35aを穿設した状態を示し、第8図に本発明に
おける偏平状の噴出ノズル35bを穿談した状態が示さ
れる。上記第7図における噴出ノズル35aから噴出さ
れる圧縮流体は噴出ノズル35aから糸継孔33内へ噴
出される際、急激な膨張を伴い、かつ糸縄孔33に流体
が噴出されるため、中央VI及び両サイドV2,V3方
向に大きな螺旋気流となって噴出される。
第8図に示す偏平状の噴出ノズル35bから噴出される
圧縮流体は噴出ノズル35bの形状が偏平状に広がって
いるため糸銃瑳孔33内へ噴出される流体が、上記円筒
状の噴出ノズル35aのように急激な膨張を伴わず、糸
継孔33内の中央近傍V4,V5,V6への気流が増大
し、かつ両サイドV7,V8への鰍方向螺旋流ピッチも
4・さくなる。
従って、当然のことながら流量は増加し、又流体の流れ
が一定幅の層状となって噴出される。その結果、第7図
示の円筒状の噴母ノズル35aにおいては、小さい糸、
例えば糸番手Ne12晩屋度で結び目の長さが短い場合
、一応適用可能とされるが、糸継ぎ失敗、結束強度等に
おいて安定性に欠ける。その点、第8図示の偏平状の噴
出ノズル35bの場合は、4・さし、糸から大きい糸ま
で適用可能であり、かつ糸継ぎ失敗等も円筒状ノズル3
3aに比較し、一段と少なく、結束強度も実験結果を後
述する如く単糸にほぼ近い値が得られている。更に、第
9図ないし第10図に糸継ぎの生成過程が示される。
即ち、糸継ぎされるボビンB側の糸端YB並びにパッケ
ージP側の糸端YPは、糸継孔33の一端に関□して形
成されるスリット34より挿入され、該糸継孔33のス
リット34閉口部に対し、ほぼ対向位置で、かつ糸継孔
33内周面33aに接した状態に置かれる。この状態で
圧縮流体Vが糸継孔33内に噴出されると圧縮流体Vは
糸継孔の内周面33aに沿って流れ、糸継孔33内をほ
ぼ半周した時点で各糸端YB,YPを伴って旋回する。
更に、ほぼ一周した時′点‘こ達すると旋回気流F1と
噴出ノズルF2から噴出される流体気流F2が互いに合
流し、該旋回気流FIと流体気流F2の合力Fとなって
流れる。
この時、糸継ぎされる糸端YB,YPは、上記流体の軌
跡Qに沿って移動するが、旋回気流FIと流体気流F2
の合流する時点に達すると、まず糸端YBが糸継孔33
内のスリット34関口部より多少内側の内周面33bに
当接し、次いで糸端YPIが糸端YBIに突き当たるよ
うにして移動し、この時点で互いの糸端YB1,YPI
が混在して一体となるように作用する。
上記互いの糸端YB,YPが混在して一体化させる作用
は糸端がバルーンする初期の状態に行われなければなら
ない。その理由は糸端YB,YPが混在して一体化した
糸端YIとなってバルーンするに従い、糸端YIに撚り
及び撚りの両サィドlこ絡み付きが付与されるため、一
定回転バルーンした後は糸端の混在化が行なわれ難くな
るからである。
即ち、第10図イに示す如く、糸継ぎされる互いの糸端
YB,YPは糸継孔33内に導入される以前に、後述す
る糸継制御ノズル20,21によって撚りが解かれ各フ
ァイバーがほぼ平行状態になっている。
上記互いの糸端YB1,YPIが前記した旋回気流FI
と噴出ノズル35からの噴出流体F2が合流する時点で
第10図口に示す如く互いが混在して一体化される。更
に第10図′、に示す如く旋回気流によって互いの糸先
端が強力に絡み付くと共に両絡み付きf4,f5間には
撚りf6が付与されて糸継ぎが終了する。
尚、上述した噴出ノズル35の断面形状は第11図イな
いしホの如く種々の形状も可能とされ、イ図は上面35
a及び下面35bが平行でかつ両端が曲線でもつて形成
される。
口図は長方形、ハ図は楕円形、こ図は両端末広がりの鼓
形状を有しホ図は、平行な上面35C及び下面35dの
両端が上下面35c,35d間幅より大きな部分曲線で
形成されている。又、上記噴出ノズル35への流体供給
は、前記した第2図示のパイプ13から導管14を経て
供給される。更に、第3図ないし第4図において、上述
した糸継部材19の両サイドに設置される糸雛制御ノズ
ル20及び21には糸端の撚りを解くノズル孔36,3
7が設けられ、該ノズル孔36及び37の詳細が第12
図に示される。
即ち、糸継ぎされるボビンB側並びにパッケージP側の
糸端YB,YPは糸継孔33を経て、上記ノズル孔36
及び37に導入される。
該ノズル孔36及び37への糸端YB,YP導入はフレ
キシブルパイプ38を介してノズル孔36と接続される
第2図示のパイプ3のサクション作用によって行われる
。糸端YPがノズル孔36に作用する吸引力によって導
入されると、ノズル孔36に傾斜して閉口される噴出ノ
ズル39からの噴出流体によって糸端YPの撚りが解か
れると共に各ファイバーがほぼ平行状態となるように解
かれる。上記噴出ノズル39は糸の撚り方向と逆方向に
旋回気流が発生するように接線方向に頃斜させて穿設す
るとより良い効果が得られる。
又噴出ノズル39への流体供給は蓮通孔40,41を経
て導管42に接続され、更に前記した導管14を介して
接続されるパイプ13より行われる。満、ノズル孔37
も上記/ズル孔36と同じく構成され同様の機能を有す
る。更に、第3図ないし第4図において、切断装置22
及び23は、鉄状を有しており、ピン43を支点に固定
刃44に対して可動刃45が互いに交差するように旋回
して糸Yを切断する。
尚、可動刃45は、図示しない制御カムによってロッド
46が作動するとフオーク状の二股レバー47が軸48
を支点に時計針、反時計針方向に旋回し、該レバー47
の二股フオーク部47aが可動刃45他端ピン49を移
動させることにより可動刃45を作動させる。
又、ガイド板24,25は、上記切断装置22,23の
外方に設置され、各々のガイド板はガイド溝50と51
を有する。
又、糸寄せレバー28,29は鞠27に共に固定され、
図示しない制御カムの作用によってロッド52が作動し
、軸27を支点に時計針方向に旋回して糸YB,YPを
ガイド礎50,51に挿入する。以下、動作について詳
述する。
第2図ないし第4図において、リワインド中の糸の切断
又はボビンの糸層がなくなったことを探知する検出装置
8が、糸が走行していないことを感知するとドラム9が
停止する一方、図示しない一回転クラッチが機能し、該
クラッチを介して回転される藤に設置された各種制御カ
ム若しくは、上記軸と連動する各種制御カムによって糸
総動作が行われる。
最初、第1及び第2の糸案内サクションァームが第2図
示の鎖線位置10a並びに11a位置から糸端を吸引し
た状態で旋回移動して各々ボビンB側の糸端YB及びパ
ッケージP側の糸端YPを交差するようにして糸継装置
12に導入される。
この時、ボビンB側の糸端YBはガイド板16,17の
ガイド溝53を通ってサクショソアーム10Jに吸引さ
れた状態に位置し、又パッケージP側の糸端YPはガイ
ド板18のガイド溝54を通ってサクションアーム11
に吸引された状態に位置している。上記、ボビンB側の
糸YBとパッケージP側の糸YPが互いに交差した状態
で糸継装置本体26上に位置すると、第13図に示すよ
うに糸寄せレバー28,29が図示しない制御カムの作
用でロッド52が第4図示の矢印a方向に後退すること
により支髄27を支点に時計針方向に旋回し、上記糸Y
B,YPが糸継ガイド板24,24のガイド溝50,5
1に導かれると共に糸継部村19の糸継孔33にスリッ
ト34を通って導かれる。次いで、切断装置22,23
によって糸継本体19から所定距離位置の所で切断YB
一2,YP−2される。該糸を切断する位置は、糸継ぎ
する結び目の長さに関係し、かつ糸継ぎされた結び目の
外観の風合及び結束強度に影響するため重要であり、糸
番手の大きさによって異なる。上言己、切断装置23,
24の作動は、第4図に示す如く、ロッド46が図示し
ない制御カムの作用で矢印C方向に後退することにより
、軸48を支点に二股レバー47が反時計針方向に旋回
し、更に、ピン49を支点に固定刃44に対して交差す
る如く可動刃45が時計方向に旋回して糸Yの切断が行
われる。
次いで、第14図示の如く、制御ノズル20,21の吸
引ノズル孔36,37に前記したフレキシブルパイプ3
8を介して接続されるパイプ3のサクション作用によっ
て吸引力を作用させると同時、若しくは相前後して前述
した糸寄せレバー28,29を糸Yより離反する方向、
即ち、第4図示のロッド52を矢印b方向に進出させる
ことにより、支軸27を支点に反騰計針方向に旋回させ
る。
するとノズル孔36,37に作用する吸引力によって互
いの糸満YB,YPがノズル孔36,37内へ吸引され
る。上記ノズル孔36,37内に糸端YB,YPが吸引
されると第12図示の如く、導管42を介して運速孔4
0,41内へパイプ13より流体が供給され噴出ノズル
39より噴出される。該噴出ノズル39からの流体噴出
を糸端YB,YPに作用させることにより糸端近傍、即
ち、糸継ぎする長さに相当する部分の撚りを無撚りに近
い状態にすると共に各ファイバーが糸継ぎするに適した
ほぼ平行状態に解きほぐされる。尚、上記したノズル孔
36,37の吸引作用及び噴出ノズル39への流体供給
は、図示しないソレノィドの作動によってバルブを切換
えることにより行われる。更に、上記した互いの糸端Y
B,YPが糸継ぎするに通した状態に解きほぐされて/
ズル孔36,37の吸引作用及び噴出ノズル39への流
体噴出が停止すると同時若くは相前後して、第15図に
示すように、再び糸寄せレバ−28,29が旋回して互
いの糸端YB,YPをガイドしながらスl・ッパー3川
こ当接する位置まで移動し、次いで、糸継部村19の両
サィド‘こ設置され、かつ図示しない軸を支点に旋回自
在のスプラィサー54,55が糸寄せレバー28,29
と同方向に糸端をガイドして移動する。
上記、糸寄せレバー28,29及びスプラィサ−54,
56の移動によって、ノズル孔36,37内に挿入され
た糸端YB,YPは糸継孔33内へ引き寄せられ、糸継
ぎされる互いの解きほぐされた糸端部分が糸継孔33内
で重ね合された状態、即ち、第10図示ハの状態でセッ
トされる。
上記、糸端YB,YPが糸総孔33内に重合した状態で
セットされると糸総部材19のノズル35に圧縮流体を
作用させ、第7図ないし第10図にて記述したと同様の
経過を経て糸継ぎが終了する。該糸継ぎが終ると糸寄せ
レバー28,29及びスプライサー54,55が糸Yよ
り離反し、糸Yは糸継部材19のスリット34を通って
前述した通常のリワィンド状態に復帰する。第16図に
、本発明における実験結果が示される。即ち、{ィ}表
に単糸強度の測定結果を示いo}表に糸紙された結び目
の結束強度の測定結果が示され、単糸の強度と結び目の
結束強度にほとんど差異が生じないという好結果を得て
いる。尚、上記実験は、アクリル、ナイロンの混紡で糸
番手Nmllの比較的大きい糸について行った結果であ
るが、他の各種の糸、大きさにも適用可能であることは
勿論のことである。
以上にように本発明においては、糸継される結び目の大
きさを前述したフィッシャーマンノツトやゥィバースノ
ットにおける結び目の1′a〆内の大きさに維持しつつ
、かつエアーノットの弱点とされていた結び目の結束強
度の低さを糸継部材の噴出ノズルを偏平形状とすること
により解決し、実験結果から一目僚然に理解されるよう
に単糸強度とほとんど差異が生じない結び目の結束強度
を得ることができる。
又、噴出ノズルを上記偏平形状としたことにより噴出さ
れる流体が一定幅の層流となって流れが安定し、糸継ぎ
失敗等もほとんど発生せず安定した糸継ぎを行うことが
できる。さらに、円筒状の糸継孔に接線的に閉口した偏
平ノズルの中が糸継孔の直径の1′2以内であるので、
上記ノズル関口から噴出した空気流は糸継孔の長手方向
の中心軸線から半径方向にズレた位置で、内周壁面に衝
突するため必ず一方向の旋回流となり、しかも急激な拡
散がないので、旋回流の旋回ピッチが小さく、糸継孔内
での旋回量が多くなり、多くの撚り付与を作用させるこ
とができ、特に太番手、あるいは繊維長の長いスパン糸
に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は糸継ぎされる結び目の構造を示す図、第2図は
本発明の糸継装鷹を備えた自動ワインダーの概略側面図
〜第3図ないし第4図は糸継装置の全体側面図並びに平
面図、第5図ないし第6図は糸継部材の平面図、並びに
側部断面図、第7図ないし第10図は糸継ぎの態様を示
す図、第11図は噴出ノズルのノズル断面形状を示す図
、第12図は制御ノズルの側部断面図、第13図ないし
第15図は糸継ぎ動作を示す図、第16図は本発明にお
ける結束強度の実験結果を示す図である。 19・・・・・・糸継部材、33…・・・糸継孔、34
・・・・・・スリット、35……噴出ノズル、B……ボ
ビン、P・・・・川パッケージ、YB,YP…・・・糸
端。 第1図第5図 第7図 第8図 第2図 第3図 第9図 第4図 第6図 第10図 第11図 第12図 蜜’3図 器仏図 繁IS図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動ワインダーの通常の糸走行経路より外れた位置
    に設置される糸継部材に、糸継ぎされるボビン側の糸端
    とパツケージ側の糸端を重合わせて挿入する円筒状の糸
    継孔を穿設し、該糸継孔の軸方向全域にのびる糸挿入用
    スリツトを形成すると共に、上記糸継孔の長手方向に直
    交して流体噴射し、かつ糸継孔内周面に接線的に開口す
    る偏平形状の流体噴出ノズルを設け、上記偏平形状の開
    口から噴射される流体流が層流となって糸継孔内に重合
    された糸端に作用するように、糸継孔直径の1/2以内
    の幅でかつ上記幅以上の長さの偏平状の開口としたこと
    を特徴とする紡績糸の糸継装置。
JP55118078A 1980-08-26 1980-08-26 紡績糸の糸継装置 Expired JPS6013943B2 (ja)

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