JP3672915B2 - 織機のひ口に緯糸を連続的に挿入するための方法及び装置 - Google Patents

織機のひ口に緯糸を連続的に挿入するための方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した、織機のひ口内に緯糸を連続的に挿入するための方法であって、緯糸貯蔵部から引き出された各緯糸を、ブローエア(Blasluft;噴射空気)によってひ口に挿入し、挿入後及びおさによる押し付け後にこの緯糸を分離し、この分離の時点を、分離装置を信号に基づいて制御することによって変える方法に関する。
【0002】
また本発明は、織機のひ口に緯糸を連続的にする挿入するための、特に前記本発明の方法を実施するための装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
このような方法は、ヨーロッパ特許第0284766号明細書により公知である。一般的に公知であるように、エアノズル式織機においては緯糸が緯糸貯蔵部(繰り出しボビン)から前スプールを介してメインノズルに供給される。メインノズルを通って供給されるエアジェットによって、緯糸は織機のひ口内に挿入若しくは通入される。緯糸が整然と挿入されて、メインノズルとは反対側の織物縁部から突き出すと直ちに、おさが押し付けられ、次いで直ちに緯糸が緯糸貯蔵部から分離される(切り離される)。このために、メインノズルと、このメインノズルに隣接する織物との間に分離装置が配置されている。織物の外側に存在する、緯糸貯蔵部に接続された緯糸の端部は、次の緯糸挿入が行われるまで、メインノズル内で保持エアによって保持される。
【0004】
ヨーロッパ特許第0284766号明細書によれば、分離装置が調整可能な固有の駆動装置によって駆動され、この駆動装置は、織機のメイン駆動装置とは無関係な独立した駆動装置である。分離装置は例えば電気式のステップモータによって駆動され、このステップモータの制御信号はコンピュータによって供給されるようになっている。これによって分離装置はコンピュータ制御によって種々異なる時点で操作されるか、又は操作を中断させることによって挿入された緯糸が分離されないようにすることもできる。勿論、分離のための最適な時点は使用された緯糸の種類に基づいており、しかも製織サイクル、製織パターン、織機の運転状態及びひ口内の製織糸の飛走にも基づいていることは知られている。これらの影響値は、いわゆる製織パラメータとしてコンピュータに供給され、コンピュータはこの製織パラメータから、分離装置の駆動のための制御信号を形成し、このようにして、分離装置が操作される正確な時点が規定される。緯糸監視装置によって、欠陥のある緯糸挿入が突き止められると、分離装置は、緯糸の分離を阻止し、それによって欠陥のある緯糸を取り除くことができるようになっている。このために必要な緯糸監視装置は、メインノズルに向き合う織物縁部に設けられている。
【0005】
その他の公知の緯糸挿入装置は、ヨーロッパ特許公開第0953664号明細書に記載され、図示されている。この公知の装置は、緯糸が引き渡しグリッパ及びホールドグリッパとを用いてひ口内に挿入される織機に関する。この公知の装置においては、緯糸のための分離装置は、同様に織機駆動装置とは無関係に制御可能で、保持装置に接続されている。保持及び分離装置は、測定された糸張力に基づいて形成される信号に関連して制御される。このために特別なセンサが設けられている。分離装置は、緯糸の保持力が、大きすぎても小さすぎてもいけない所定の値を得ると、操作されるようになっている。このような制御によって、引き渡しグリッパの糸緊締が、緯糸の種類に応じて異なって作用し、ひいては糸の損失及び織物の欠陥が生じるという欠点が補われる。
【0006】
従って、ヨーロッパ特許公開第0953664号明細書に開示された装置は、緯糸内の引張応力の絶対的な測定値を算出する必要がある。製織運転中に緯糸の機械的な引張応力を算出するための方法は公知である。織機の常に高い回転数を考慮して引張応力を測定することは、常により重要な意味を有している。何故ならばそれによって緯糸の機械的な特性が十分に利用されるからである。しかしながら、緯糸の引張応力を運転中に正確に規定することは、比較的コストが高い。
【0007】
本発明が基づいているところの、冒頭に述べた形式の方法及び装置においては、分離装置の起動時点は、いずれにしろ実際の分離時点に相当しないという欠点がある。つまり、分離の時点が、理論的な所望の調節値からずれることになる。これは、空間的に互いに上下及び相並んで配置された複数のメインノズルに応じて、緯糸が分離装置の領域内の種々異なる位置に配置されているためである。さらに、分離装置の領域内における空間的にしばしば非常に複雑な糸ガイドが前記ずれの原因でもある。またその他の原因は、緯糸の種類に基づいて、分離装置の駆動が電気機械的な変動又は回転数変動の影響を受けるという点にある。さらにまた、分離装置を形成するハサミの摩耗も原因となっている。これらの原因は、織機運転中に変化し、また変動の影響を受ける。
【0008】
挿入された緯糸が緯糸貯蔵部から切り離される時点が、理論的な所望の時点からずれているか、又は運転中に変動すると、織物の縁部形成時に不都合が生じる。織物の縁部は不均一となり、このような不均一な縁部は、挿入縁部を有する織物において特に目立つことになる。従って、製織運転中に、分離時点を算出し、表示し、できるだけ広範囲に亘って一定に維持することが望まれている。
【0009】
【特許文献1】
ヨーロッパ特許第0284766号明細書
【特許文献2】
ヨーロッパ特許公開第0953664号明細書
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた方法及び装置を改良して、製織運転中に、最適な製織結果のために必要な緯糸分離時点をできるだけ簡単でしかも確実に調節し、かつこれを維持できるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決した本発明の方法の手段によれば、第1の緯糸挿入時に挿入された緯糸が分離される時点を算出し、この算出された値に基づいて、並びにこの際に得られた製織結果に応じて、次いで行われる1回又は複数回の緯糸挿入ために、分離装置を制御する信号を形成するようにした。
【0012】
この場合、「製織結果」とは、特に織物縁部が整然と、つまり均一に形成される、という意味である。
【0013】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、織機を操作する作業員が、織機の分離装置を、論理的な考え及び予備テストに基づいて可能な最良の製織結果、つまり特に製織縁部を均一に形成することができる第1の値に調節することができる。実際に得られた分離時点が論理的に求められた時点からずれているために、第1の調節によって所望の結果が得られないことが、実験から得られると、分離装置が、この時点で求められた時点に相当する所望の信号によって制御されることによって、次に行われる緯糸のための時点が前又は後ろにずらされるようになっている。信号変化後に調節される織物縁部の状態によって、当該の判断が正しいかどうかが分かるようになっている。この方法は、規則的に形成された均一な縁部を備えた織物が得られ、またその他の改善された製織特性が得られるまで、多くの段階で繰り返されるか又は常に実施される。
【0014】
運転中に、最適な測定法によって織物縁部を連続的に監視することは容易に可能であるので、この方法は自動的に行うことができる。第1の緯糸が緯糸貯蔵部から分離される時点も、光学的な方法で自動的かつ確実に算出することができる。このためには、分離装置と、後で分離しようとする緯糸が通過するひ口との間の領域を光学的に監視するだけで十分である。
【0015】
しかしながら、本発明の方法の第1の有利な実施態様によれば、緯糸内の機械的な引張応力が分離の結果として飛躍的に変化する時点を突き止めることによって、分離の時点を算出するようにした。この場合、おさによって打ちつけられる緯糸の引張作用が中断される、比較的容易に算出される時点を確認する場合には、緯糸内の引張応力を測定するための公知の方法が使用され、緯糸貯蔵部につながっている緯糸の部分は、まだ、次の緯糸挿入が行われるまで、糸端部をメインノズル内で保持する保持エアの影響下にある。コストのかかる方法で、引張応力の正確な絶対値を算出する必要はない。
【0016】
有利には、前スプールとメインノズルとの間に存在する緯糸の領域における機械的な引張応力が算出されるようになっている。この測定個所は特に高い測定精度を提供する。何故ならば、この測定個所は、分離箇所の最も近い位置にあり、妨害の影響を受けないからである。
【0017】
本発明の方法においては、緯糸内の機械的な引張応力を算出するために、ほぼすべての公知の方法を関連付けることができる。しかしながら引張応力の連続的な測定を、公知の形式で例えば圧電素子によって行うようにすれば、特に有利である。この測定方法は、本発明の方法に関連して、特別の経済性/精度の点で有利である。
【0018】
特に上記本発明の方法を実施するための本発明の装置の課題は、同様に、エアノズル式織機のひ口内に緯糸を連続的に挿入するための装置を提供することである。
【0019】
この課題を解決した本発明の装置の特徴によれば、少なくとも1つのメインノズルと分離装置とが設けられており、該分離装置が織機の駆動装置とは無関係な独立した、信号制御式の駆動装置を有しており、形成された織物の状態を監視するための監視装置と、ひ口内に挿入された緯糸の部分が緯糸貯蔵部から分離される時点を算出するための測定装置とコンピュータとが設けられていて、該コンピュータが、前記監視装置内及び測定装置内で形成された信号に応じて、修正された制御信号を形成し、この制御信号を分離装置の駆動装置に供給して、分離装置が次いで行われる1回又は複数回の緯糸挿入時に、変えられた時点で制御されるようになっていることを特徴としている。
【0020】
本発明の有利な実施態様によれば、製造された織物の状態を監視するための監視装置が設けられており、この監視装置は、メインノズルに向き合う織物縁部の状態を算出する縁部算出装置より成っている。例えば光学的な測定によって、形成された織物が実際に均一に形成された縁部を備えているかどうかの、このような縁部算出を容易に確認することができる。次いで縁部算出器がこの測定結果をコンピュータに送り、このコンピュータがこの測定に応じて場合によっては修正された制御信号を形成し、分離装置の制御時点を変えるようになっている。
【0021】
本発明の別の実施態様によれば、緯糸分離を算出するための測定装置は、緯糸の分離の結果として緯糸内の機械的な引張応力が飛躍的に変化する時点を算出する算出器より構成されている。つまり、ひ口内に挿入された緯糸は、おさが押し付けられて、緯糸が固定された時に始めて、分離される。このような形式で挿入された緯糸は、強い引張応力下にあるが、この引張応力は、ひ口の挿入側で緯糸が分離されると直ちに減少される。次いで、まだ緯糸貯蔵部に接続されている、緯糸の部分は、次の緯糸挿入が行われるまでメインノズル内の糸端部を保持する保持エアの影響下にある。つまり、糸張力の正確な絶対値を算出することは重要ではない。
【0022】
緯糸分離を算出するための測定装置を配置するための有利な箇所は、糸走行方向で見てメインノズルの直前の箇所である。この箇所は、一方では測定のために良好にアクセス可能であり、しかも他方では緯糸の分離箇所の近くであるので、ここでは良好な測定結果、並びに構造的に簡単に実現される組込環境が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示した実施例を用いて具体的に説明する。
【0024】
図面には符号1でボビンが示されており、このボビン1に緯糸貯蔵部が存在している。緯糸9の走行方向で見て、前スプール(Vorspuler)2とメインノズル3と分離装置4とが続いている。この分離装置4は、駆動装置5によって駆動される。駆動装置5は、織機の中央駆動装置とは無関係に独立している。この駆動装置5は、一般的に、コンピュータ6によって制御される電気式の駆動モータである。符号8で、製造しようとする織物10の経糸が示されており、この場合、おさ7は、織物内にあらたに通入しようとする緯糸9の部分9aを、既に形成された織物10に押し付けるために用いられる。符号11で監視装置が示されており、この監視装置11は、例えばひ口の少なくとも入口側又は出口側を連続的に監視して、メインノズル3に向き合う織物縁部がどの程度均一に形成されているかを調べるようになっている。
【0025】
前スプール2とメインノズル3との間に測定装置12が配置されており、この測定装置12は、信号ライン13aによってコンピュータ6に接続されている。別の信号ライン13bは、監視装置11から発信される信号を同時にコンピュータ6に送るため用いられる。
【0026】
測定装置12によって、緯糸9内での機械的な引張応力が連続的に測定される。このような形式の測定装置は、例えば圧電素子(ピエゾ素子)の原理に従って作業する。このような測定装置は当業者にとって公知であるので、その詳しい説明は省く。これは分離装置4についても同じである。何故ならば当業者にとって、例えば回転カッタ又は、定置の部分と可動な部分とから成るハサミは公知だからである。重要なことは、ハサミの駆動が、正確に選定可能な時点において制御され、それによって、通入された緯糸が切り離される、という点だけである。
【0027】
本発明の原理は、1本の緯糸を挿入する構成だけに限定されるものではない。本発明による装置は、一般的な形式で、空間的に互いに並んで及び上下に配置された複数のメインノズルが多重に配置されている構成を含んでいる。
【0028】
以上述べた装置は次のように作業する。
【0029】
ボビン1から繰り出された緯糸9が、メインノズル3を通って案内され、形成された織物10の反対側の縁部から突き出すまで、圧縮空気によってひ道若しくはひ口(Webfach)の経糸8間に通入させる。それと同時に、おさ7がひ口内で織前に押し付けられ、それによって緯糸の挿入された部分9aを保持する。次いで分離装置4の駆動装置5がコンピュータ5に供給された信号によって制御されて、分離装置4が操作される。この過程は、コンピュータ6の信号が変えられることなしに、何回も繰り返し行われる。
【0030】
またそれと同時に、例えばメインノズル3に向き合う織物縁部に設けられた監視装置11が、形成された織物縁部の状態を常に算出する。この場合、織物縁部が不均一に構成されているか、又はその他の欠陥があると、監視装置11が信号ライン13bを介して信号をコンピュータ6に供給する。
【0031】
各分離(切り離し)過程時に、測定装置12が、ひ口内に通入された緯糸9の部分9aつまり通入された端部が緯糸9から分離される時点を突き止める。ひ口内に通入された部分9aは、分離装置の通過時における種々異なる変向箇所に基づいて及び特におさ7にぶつかった後で強い引張応力を生ぜしめ、この引張負荷が測定装置12によって算出されるようになっている。前記部分9aが切り離された後では、この引張応力は著しく小さくなる。何故ならば、部分9aが切り離されると、メインノズル3内に位置している、ボビン1とつながっている緯糸9の端部は、次の緯糸通入が行われるまで、保持エアによって保持されているだけだからである。このような糸張力の衝撃的な戻り運動は、測定技術的に良好に算出され、修正信号のための根拠を形成し、この修正信号は、コンピュータ6によって、織物縁部の状態に関する信号に応じて形成される。供給された信号及び、製造しようとする織物のための、得られた製織結果データに基づいて変えられた起動信号が形成され、この起動信号が駆動装置5に供給される。従って、分離装置4は、次の緯糸の通入時に変えられた時点において制御される。この過程は、織物縁部が緯糸の出口側において均一に形成されるまで繰り返される。
【0032】
監視中に、形成された織物の別の特性も考慮される。
【0033】
本発明の方法及び装置は、多数の緯糸が同時に通入されて一緒に分離される場合に特に有利である。切り離し過程は、空間的に互いに上下及び並んで配置された緯糸に亘って、最終的な速度で行われるので、必然的に、個別の緯糸は種々異なる時点でその緯糸貯蔵部から切り離されるようになっている。従って分離装置を制御するための平均値を求める必要がある。この平均値は、織物縁部が均一にされ、それ以外の測定結果も満足である場合に得られる。このような測定結果は、本発明による方法及び装置によって、いくつかの緯糸を測定するだけ得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による、織機のひ口に緯糸を連続的に挿入するための装置の概略図である。
【符号の説明】
1 ボビン(繰り出しボビン)、 2 前スプール、 3 メインノズル、 4 分離装置、 5 駆動装置、 6 コンピュータ、 7 おさ、 8 経糸、 9 緯糸、 9a 挿入された部分、 10 織物、製織品、 11 監視装置、 12 測定装置、 13a,13b 信号ライン

Claims (4)

  1. エアノズル式織機のひ口に緯糸を連続的に挿入するための方法であって、緯糸貯蔵部から引き出された各緯糸を、ブローエアによってひ口に挿入し、挿入後及びおさによる押し付け後にこの緯糸を分離し、この分離の時点を、分離装置を信号に基づいて制御することによって変える方法において、
    製織サイクル内で、第1の緯糸挿入時に挿入された緯糸の機械的な引張応力が分離の結果として変化する時点を算出し、
    分離の結果として織物縁部において形成される、緯糸の端部長さを検出し、
    算出された前記時点に基づいて、並びにこの際に突き止められた、第1の緯糸の前記端部長さと、第1の緯糸に続いて挿入された緯糸の端部長さとの差に応じて、分離装置を時間をずらして制御する信号を形成する
    ことを特徴とする、織機のひ口に緯糸を連続的に挿入するための方法。
  2. エアノズル式織機のひ口内に緯糸を連続的に挿入するための、請求項1記載の方法を実施するための装置であって、少なくとも1つのメインノズル(3)と分離装置(4)とが設けられており、該分離装置(4)が織機の駆動装置とは無関係な独立した、信号制御式の駆動装置(5)を有しており、形成された織物(10)の縁部の状態を監視するための監視装置が設けられている形式のものにおいて、
    製織サイクル内で、ひ口内に挿入された緯糸(9)の機械的な引張応力が緯糸貯蔵部(1)からの分離の結果として変化する時点を突き止めるための測定装置(12)が設けられており、
    相次いで挿入された少なくとも2つの緯糸の端部長さの差が突き止められた時に少なくとも1つの前記監視装置によって形成された信号に応じて、及び測定装置(12)内で形成された信号に応じて、修正された制御信号形成され、この制御信号が、分離装置(4)の駆動装置(5)に供給されて、分離装置(4)が次いで行われる1回又は複数回の緯糸挿入時に、変えられた時点で制御されるようになっていることを特徴とする、織機のひ口に緯糸を連続的に挿入するための装置。
  3. 少なくとも1つの監視装置縁部算出器(11)である、請求項記載の装置。
  4. 緯糸分離を算出するための測定装置(12)が、糸走行方向で見てメインノズル(3)の直前に配置されている、請求項記載の装置。
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