JPS61257919A - 貼付剤 - Google Patents
貼付剤Info
- Publication number
- JPS61257919A JPS61257919A JP9662685A JP9662685A JPS61257919A JP S61257919 A JPS61257919 A JP S61257919A JP 9662685 A JP9662685 A JP 9662685A JP 9662685 A JP9662685 A JP 9662685A JP S61257919 A JPS61257919 A JP S61257919A
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- JP
- Japan
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- water
- polyhydric alcohol
- alkali metal
- adhesivity
- patch
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は医療用の貼付剤に関する。
医療用貼付剤は種々知られており、又、ポリアクリル酸
アルカリ金属塩、多価アルコール、水を利用したゼラチ
ン系バッグ剤もすでに知られている(例えば特公昭56
−10E1B8号参照)。
アルカリ金属塩、多価アルコール、水を利用したゼラチ
ン系バッグ剤もすでに知られている(例えば特公昭56
−10E1B8号参照)。
しかし、従来知られている貼付剤は皮膚に対する付着力
が強すぎて剥離時に痛みを与えたり又。
が強すぎて剥離時に痛みを与えたり又。
逆に付着力か弱すぎて、すぐに剥離してしまうという欠
点を有しており、適度な付着力の貼付が望まれている。
点を有しており、適度な付着力の貼付が望まれている。
そこで本発明者らは種々検討した結果、ポリアクリル酸
アルカリ金属塩3〜50 w/w%、多価アルコール4
0〜8 Q vr/w%、水2〜50 vr/wチから
なる基剤に有効成分を含有せしめた貼付剤が適度な付着
力を有することを見い出した。
アルカリ金属塩3〜50 w/w%、多価アルコール4
0〜8 Q vr/w%、水2〜50 vr/wチから
なる基剤に有効成分を含有せしめた貼付剤が適度な付着
力を有することを見い出した。
本発明は上記知見に基づき完成されたものである。
本発明で用いられるポリアクリル酸アルカリ金属塩は平
均分子量が100万以上、より好ましくは300万以上
でちる。アルカリ金属塩としては。
均分子量が100万以上、より好ましくは300万以上
でちる。アルカリ金属塩としては。
ナトリウム塩、カリウム塩アンモニウム塩などがあげら
れる。又、このアルカリ金属塩中のカルボキシル基の一
部は他の金属との塩1例えばアルミニウムやカルシウム
との塩となっていてもよい。
れる。又、このアルカリ金属塩中のカルボキシル基の一
部は他の金属との塩1例えばアルミニウムやカルシウム
との塩となっていてもよい。
又、多価アルコールとしては例えばグリセリン、プロピ
レングリコールなどの低分子量の多価アルコールがあげ
られ、グリセリンが好ましい。
レングリコールなどの低分子量の多価アルコールがあげ
られ、グリセリンが好ましい。
本発明で使用するポリアクリル酸アルカリ金属塩、多価
アルコール及び水からなる基剤の各成分の使用割合は、
3者の総量に対し、ポリアクリル酸アルカリ金属塩3〜
30 w/w%、好ましくは10−25 w/w%、多
価アルコール40−80w/wチ、好ましくは60−8
0 w/w%、水2−50 w/w%、好ましくは5−
25 w/w%であり。
アルコール及び水からなる基剤の各成分の使用割合は、
3者の総量に対し、ポリアクリル酸アルカリ金属塩3〜
30 w/w%、好ましくは10−25 w/w%、多
価アルコール40−80w/wチ、好ましくは60−8
0 w/w%、水2−50 w/w%、好ましくは5−
25 w/w%であり。
多価アルコールに対するポリアクリル酸金属塩の割合が
5−50 w/w%、好ましくは15−55w/w%、
多価アルコールに対する水の割合が1−110 w/w
チ、好ましくは2−35 w/w%、ポリアクリル酸金
属塩に対する水の割合が8−1500W/w%、好まし
くは15−170W/w%程度である。
5−50 w/w%、好ましくは15−55w/w%、
多価アルコールに対する水の割合が1−110 w/w
チ、好ましくは2−35 w/w%、ポリアクリル酸金
属塩に対する水の割合が8−1500W/w%、好まし
くは15−170W/w%程度である。
又貼付剤中の上記3次分からなる基剤の量は支持体を除
いた貼付剤の総量に対し70 w/w %以上好ましく
は80−98 w/wチ程度である。
いた貼付剤の総量に対し70 w/w %以上好ましく
は80−98 w/wチ程度である。
本発明で使用する有効成分は貼付剤に使用しうるもので
あれば特に制限なく1例えばサリチル酸メチル、インド
メタシンなどの消炎鎮痛剤、デキサメタシン、トリアム
シノロンアセトニド、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒス
タミン剤、エトポシド、テガフール、ブレオマイシンな
どの制癌剤。
あれば特に制限なく1例えばサリチル酸メチル、インド
メタシンなどの消炎鎮痛剤、デキサメタシン、トリアム
シノロンアセトニド、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒス
タミン剤、エトポシド、テガフール、ブレオマイシンな
どの制癌剤。
ニアニジピンなどのβ−ブロッカ−、フラジオマイシン
、ゲンタマイシンなどの抗生物質、ニトログリセリン、
イングログラノロールなどがあげられる。貼付剤中の有
効成分の量は支持体を除いた貼付剤の総量に対して、0
.01−20w/w%、好ましくは0・1−10 w/
w%程度である。
、ゲンタマイシンなどの抗生物質、ニトログリセリン、
イングログラノロールなどがあげられる。貼付剤中の有
効成分の量は支持体を除いた貼付剤の総量に対して、0
.01−20w/w%、好ましくは0・1−10 w/
w%程度である。
本発明の貼付剤には必要に応じポリアクリル酸金属塩の
他に高分子物質が含まれていてもよい。
他に高分子物質が含まれていてもよい。
高分子物質としては例えばキサンタンガム、グアーガム
、タラガム、ローカストビーンガムなどのガム類、ヒド
ロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体。
、タラガム、ローカストビーンガムなどのガム類、ヒド
ロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体。
ホリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ゼラチ
ン、寒天などがあげられ、その量はポリアクリル酸金属
塩、多価アルコール、水の3者の総量に対し、 0.
5−15 w/w%、好ましくは2−10 w/w%程
度である。
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ゼラチ
ン、寒天などがあげられ、その量はポリアクリル酸金属
塩、多価アルコール、水の3者の総量に対し、 0.
5−15 w/w%、好ましくは2−10 w/w%程
度である。
本発明の貼付剤を製造するには例えば次のようにすれば
よい。即ち、ポリアクリル酸金属塩及び多価アルコール
を混合して懸濁液とし1次いで有効成分を添加した後、
水を加える。この際、有効成分が水溶性である場合、そ
れを水に溶解した後その懸濁液に添加してもよい。
よい。即ち、ポリアクリル酸金属塩及び多価アルコール
を混合して懸濁液とし1次いで有効成分を添加した後、
水を加える。この際、有効成分が水溶性である場合、そ
れを水に溶解した後その懸濁液に添加してもよい。
得られた液を充分に混和練合し、不織布やポリエチレン
テープなどの支持体く塗布静置し、液が同化(ゲル化)
した後適当な形状、大きさに切断することにより本発明
の貼付剤が得られる。
テープなどの支持体く塗布静置し、液が同化(ゲル化)
した後適当な形状、大きさに切断することにより本発明
の貼付剤が得られる。
次に本発明の効果を実験例により説明する。
実験例
後記実施例1−3の方法で得られた本発明の貼付剤の付
着力及び剥離性を調べた。なお、対照として市販プラス
タータイプの貼付剤と市販水系バッグ剤タイプの貼付剤
を用いた。
着力及び剥離性を調べた。なお、対照として市販プラス
タータイプの貼付剤と市販水系バッグ剤タイプの貼付剤
を用いた。
実験方法は次のとおりである。
1、付着力試験
試料貼付剤の粘着面を上に支持体の不織布面を下にして
台上に固定する。次に、粘着面にスピル先端面と貼付剤
を引自離す。この時両面のはく離に要する最大荷重をレ
オメータ−の指針により読み取る。
台上に固定する。次に、粘着面にスピル先端面と貼付剤
を引自離す。この時両面のはく離に要する最大荷重をレ
オメータ−の指針により読み取る。
2、使用時の状態の観察
ボランティアの左手の甲に試料を付着させ。
その付着状態、剥離時の痛みなどを観察した。
結果を表1に示す。
表1
以上から明らかなように本発明の貼付剤は付着性も十分
で、剥離時の痛みを起こさせないという効果を有する。
で、剥離時の痛みを起こさせないという効果を有する。
又、保水性も十分で、付着力が経時的に低下しないとい
う効果も有する。
う効果も有する。
次に実施例により本発明の貼付剤の製法を説明する。
実施例1
平均分子量500万粒度200メツシュ以下のポリアク
リル酸ナトリウムの粉末2.5f、グリセリン101.
サリチル酸メチル20019.カンフル50■、メント
ール62.519及びトウガラシエキス50ηを均一に
混合し、これに塩酸ジフェンヒドラミン4j9を溶解し
た2、52の水溶液を均一に混合し、得られたスラリー
を速やかに不織布に展延し、静置し、固化させ1次いで
cmx謳の大きさに切断し、貼付剤とする。
リル酸ナトリウムの粉末2.5f、グリセリン101.
サリチル酸メチル20019.カンフル50■、メント
ール62.519及びトウガラシエキス50ηを均一に
混合し、これに塩酸ジフェンヒドラミン4j9を溶解し
た2、52の水溶液を均一に混合し、得られたスラリー
を速やかに不織布に展延し、静置し、固化させ1次いで
cmx謳の大きさに切断し、貼付剤とする。
実施例2
平均分子量aOO万粒度200メツシュ以下のポリアク
リル酸アンモニウムの粉末15.9yとグリセリン67
.6?、トリアムシノロンアセトニドの粉末1ftを均
一に混合し、これに水15.5fを均一に混合し、得ら
れたスラリーを速やかに不織布に展延し静置し固化させ
て貼付剤を得る。
リル酸アンモニウムの粉末15.9yとグリセリン67
.6?、トリアムシノロンアセトニドの粉末1ftを均
一に混合し、これに水15.5fを均一に混合し、得ら
れたスラリーを速やかに不織布に展延し静置し固化させ
て貼付剤を得る。
実施例3
平均分子量560万のポリアクリル酸ナトリウム、アル
ミニウム(全体のカルボキシル基のウチ2/3がナトリ
ウム塩、1/3がアルミニウム塩になっているもの)の
50メツシユ以下の粒度の粉末2.27% 1ひチニト
ログリセリン・エタノール溶液5グ及びプロピレングリ
コール60!iPを混合し。
ミニウム(全体のカルボキシル基のウチ2/3がナトリ
ウム塩、1/3がアルミニウム塩になっているもの)の
50メツシユ以下の粒度の粉末2.27% 1ひチニト
ログリセリン・エタノール溶液5グ及びプロピレングリ
コール60!iPを混合し。
これに、更に水1.52を混合して、均一に練合し。
不織布に展延して、静置し、固化させ貼付剤を得る。
Claims (1)
- ポリアクリル酸アルカリ金属塩3〜30w/w%、多価
アルコール40〜80w/w%、水2〜50w/w%か
らなる基剤に有効成分を含有せしめた貼付剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60096626A JPH0621059B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 貼付剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60096626A JPH0621059B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 貼付剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61257919A true JPS61257919A (ja) | 1986-11-15 |
JPH0621059B2 JPH0621059B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=14170047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60096626A Expired - Lifetime JPH0621059B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 貼付剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621059B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01131115A (ja) * | 1987-08-13 | 1989-05-24 | Holdonal Sa | クレボプリド経皮貼付剤 |
JPH0276811A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-03-16 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | 貼付製剤及びその製造方法 |
JPWO2005105150A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2008-03-13 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5610888A (en) * | 1979-07-07 | 1981-02-03 | Yasushi Nakashin | Repairing method of buried pipe |
JPS6025936A (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-08 | Daikyo Yakuhin Kogyo Kk | 再現性のよいゲル強度を有するゲルの製造法 |
JPS6060854A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-08 | リ−ドケミカル株式会社 | 貼付剤用基剤 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP60096626A patent/JPH0621059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5610888A (en) * | 1979-07-07 | 1981-02-03 | Yasushi Nakashin | Repairing method of buried pipe |
JPS6025936A (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-08 | Daikyo Yakuhin Kogyo Kk | 再現性のよいゲル強度を有するゲルの製造法 |
JPS6060854A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-08 | リ−ドケミカル株式会社 | 貼付剤用基剤 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01131115A (ja) * | 1987-08-13 | 1989-05-24 | Holdonal Sa | クレボプリド経皮貼付剤 |
JPH0276811A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-03-16 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | 貼付製剤及びその製造方法 |
JPWO2005105150A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2008-03-13 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
JP4703559B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2011-06-15 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
US7998590B2 (en) | 2004-04-28 | 2011-08-16 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Adhesive material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621059B2 (ja) | 1994-03-23 |
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