JPS6125455A - 即席パスタ類の製造方法 - Google Patents

即席パスタ類の製造方法

Info

Publication number
JPS6125455A
JPS6125455A JP14548984A JP14548984A JPS6125455A JP S6125455 A JPS6125455 A JP S6125455A JP 14548984 A JP14548984 A JP 14548984A JP 14548984 A JP14548984 A JP 14548984A JP S6125455 A JPS6125455 A JP S6125455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flour
pasta
water
molded
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14548984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0260302B2 (ja
Inventor
Hirotaka Atsumi
渥美 弘孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMURAYA SEIKA KK
Original Assignee
IMURAYA SEIKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IMURAYA SEIKA KK filed Critical IMURAYA SEIKA KK
Priority to JP14548984A priority Critical patent/JPS6125455A/ja
Publication of JPS6125455A publication Critical patent/JPS6125455A/ja
Publication of JPH0260302B2 publication Critical patent/JPH0260302B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noodles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は即席パスタ類の製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
即席パスタ類の製造方法については既に多くの発明が開
示されているか、その中で特願昭57−136936号
公報に示された即席マカロニ類の製造方法は、デュラム
種の小麦粉もしくは強力小麦粉またはこれらの混合物の
85〜75重量嘱と地下根茎起源の澱粉の15〜25重
量%との混合物に水を加えて混練し、この混練物を加圧
下に成形し、得られた成形物を蒸煮した後、その表面に
界面活性剤を付着させ、ついで上記成形物をそれが含有
する澱粉の糊化温度以上の温度で熱風乾燥し、その間こ
の成形物に、その表面が硬化しても内部が硬化しない時
点で揉圧処理を施すという方法である。この方法は、成
形物表面に界面活性剤を付着させることによって、次工
程の熱風乾燥中に成形物同志の粘着防止を可能とし、ま
た、さらにその後の揉圧処理によって、成形物表面に形
成させたクラックからの澱粉の溶出防止を可能とするの
で、得られた製品と熱水とが接触すると、熱水は製品内
部へ均一かつ迅速1こ浸透し、製品は速やかlこ復元さ
れ、短時間で可食状態になるという効果を現わすという
のである。
〔発明が解決しようとする問題点3 以上述べた特願昭57−136936号公報に示された
従来技術は、乾燥工程で、成形物表面が硬化しても内部
が硬化しない時点で揉圧処理を施すことが必要であるが
、このような処理は量産の際に成形品が破損して、製品
歩留りが低下するばかりではなく、製品全体に均一なり
ラックを形成することが困難である。したがって、この
ような問題を解消することが、この発明の技術的課題で
ある。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この発明は小麦粉単独ま
たは小麦粉とライ麦粉、エンバク粉もしくは小麦粉のう
ちの1ないし3種とを混合して、麩質含有量を5〜10
%(重量、以下同じ)に調整した粉70〜80幅に、地
下根茎起源の澱粉30〜15%と適量の水を加えて混練
および成形した後、仕上り水分含有量が65〜75%と
なるように蒸煮して完全にα化し、α化終了直後に熱気
流中において成形物の表面水分を急速に気化させて表面
処理を施し、その後仕上げ乾燥を行なうことを特徴とす
る即席パスタ類の製造方法を提供するものであり、以下
その詳細を述べる。
まず、この発明において小麦粉に含まれる鉄質(グルテ
ン)含有量を、小麦粉単独またはこれにライ麦、エンバ
クもしくは大麦などの粉の1〜3種を混合することによ
って、5〜10幅に調整する理由は、鉄質が5%未満の
少量では食感(たとえは、パスタ特有のシコシコ、プリ
ンプリンといった口触り)が発現されず、逆に10%を
越える多量ではタンパク質の熱変性による影響を大きく
受け、成形品内部への熱湯の浸透性が遅くなって好まし
くないからである。
つきに、この発明における地下根茎起源の澱粉には、特
願昭57−136936号公報に示されたようなカンシ
ョ澱粉、ジャガイモ澱粉、タピオカ澱粉、クズ澱粉等を
例示することができるが、前記の小麦粉主体の混合粉7
0〜85%に対して、これら地下根茎起源の澱粉を30
〜15ヂ添加する理由は、30%を越える多量では成形
物中の澱粉の糊化温度が低下し過ぎて、復元時に澱粉の
溶出による“べとつき”が起こり、逆に15%の少量で
は糊化温度の低下の効果が不充分であって、復元に時間
がかかり、この発明の所期の目的を果たさなくなるから
である。また、このような澱粉混合物に、湿潤剤として
、たとえばグルコース、乳糖、ンルビトール、マルチト
ール、デキストリンもしくはアルコール等を0.05〜
2%程度添加すれば、前記公報に述べられているとおり
、復元の際の成形物への湯の浸透性が一層向上して、好
ましい結果が得られる。
さらに、この発明において、以上の混合粉に加える水量
は、混合粉の組成、季節(水温)、成形方法等に応じて
変化するが、充分混練した後に成形に適した硬さの生地
が得られるならば特に限定されるものではない。
混練が終わったパスタ類は、比較的長形なものとして、
マカロニ−、スパゲツティ、バーミセリ、ヌードル等に
、また比較的短形なものとして、エルボ−、アルファベ
ット、クロス、スター、リング、シェル等に適宜成形さ
れるが、これら成形方法および装置はいずれも従来広く
採用されているもので何等支障はないが、どちらかと言
えば、単に成形物の厚みを薄くするだけではなく、成形
物の表面に凹凸を付けて復元時の成形物と熱湯との接触
面積の増加による復元時間の短縮をも図ることが望まし
い。
成形されたパスタ類は蒸煮して澱粉を完全にα化させ水
分含有量を65〜75%とする。ここで、水分含有量を
65〜75%に限定する理由は後の表面処理において、
この範囲がもつとも多孔質になりやすい範囲であって、
このような水分含有量のものを得るには、たとえば沸騰
湯浴中にて3〜5分保持するような条件下で蒸煮すれば
よい。
α化が終わった成形物を、相互が密に接触しないように
、トレー等に並べ、これを120〜130℃、風速毎秒
5〜7mの熱気流中に短時間(たとえば4〜5分間)さ
らして、表面水分を瞬間的に気化させ、成形物の表面層
に多孔質組織を形成させる。
このような表面処理が終われば、80〜90℃の通常打
なわれている通風乾燥多こよって、成形物中ノ水分含量
が8〜12<になるまで乾燥し、最終製品のパスタ類が
得られる。ここで、表面処理の熱気流を120−130
℃、流速毎秒5〜7m止する理由は、120℃未満の低
温では水分の気化現象が緩慢となり、また130℃を越
える高温では表面の凸部にこげが発生しやすくなると共
に食感も悪(なる。さらに、秒速が5m未満では乾燥時
間か遅くなり、7mを越える高速では表面変化が太き(
なると共にパスタ類が飛散しやすいからである。そして
、表面処理後の通風乾燥は80℃よりも低温では長時間
を要し。90℃を越えて100℃に近つくほど水分の蒸
発が激しくなって成形物の内部組織が粗くなり、食感を
悪化させて好ましくないからである。
〔作用〕
この発明において、主原料の小麦粉系澱粉の鉄質の調整
、地下根茎起源の澱粉の混合量の調整、好ましくは湿潤
剤の添加および成形体の形状の改善、さらに、蒸煮によ
る澱粉のα化の際の水分規制、成形物表面の多孔質組織
の形成、乾燥等の諸工程を経由することによって、パス
タ類の組織を熱湯は浸透しやすいがα化された澱粉は容
易には溶出しない構造のものとすることが可能となる。
〔実施例および比較例〕
実施例 一ル150gを加え、さらに水95リットルを添加して
、ニーダて約20分間混練した。得られた混合粉を通常
のマカロニ製造機(ダイス穴径:凸部厚1.0冊、凹部
厚Q、 7 rrrn )を用いて15±2mmの長さ
に切断した管状マカロニlこ成形し、このマカロニを3
分間煮沸して完全にα化した。このときのマカロニの含
水量は58%であった。α化を終わったマカロニを、相
互が密に接しないようメこ金網製トイレ上に並べ、12
5°C1秒速6mの熱風雰囲気下で約5分間急速乾燥を
行なった後、80〜90℃の通気乾燥機内で約40分間
乾燥し、残留水分12.o<の乾燥マカロ;、28.5
 kgを得た。
得られた乾燥マカロニ(製品)10kgを採取し、手選
別によって割れやくつつき等による不良品の量を調べる
とともに、発泡スチロール製のカップに乾燥マカロニを
収容し、これに85℃の熱湯を注入して、マカロニの復
元時間および復元後の性状および食感を評価(成人20
名による総合評価)を行なった。これらの結果を表にま
とめた。
表 比較例: 前記特願、昭57−136936号公報に記載の実施例
と同じ方法、すなわち、強カ小麦粉10kg、タピオカ
澱粉2〜、乳糖375gおよび粉末アルコール60gに
水3.6リツトルを加えてニーダで約1分間浸漬lこ混
練し、得られた混合粉を実施例と同じマカロニ製造機を
用いて管状マカロニに成形した。この成形物に2重量%
の食塩を加えて約5分間蒸気で蒸し、成形中の澱粉の表
面をα化した。
表面のα化を終わった成形物を0.5重量%のグリセリ
ン脂肪酸エステルの乳化水溶液(75℃)に約1分間浸
漬した後、ドラム乾燥機に供給し、回転させながら12
0℃の熱風にあてて約20分間乾燥し、成形物の表面が
硬化した時点(内部は硬化していない)で揉圧処理(実
公昭45−33277号公報記載の米粒澱粉の老化防止
装置を適用)を行ない、その後さらに成形物をバンド乾
燥機に供給して約25分間乾燥し、再び揉圧処理を約2
5分間行なった後、乾燥して水分12LfDの最終製品
10.8晩を得た。得られた製品を10〜採取して、実
施例と全く同じ方法で諸性質を測定した。その結果は前
記表に併記した。
〔効果〕
この発明によれば、揉圧処理を全く行なわなくて、復元
速度および復元後の食味、食感の点で従来の即席パスタ
類と比較して何ら遜色のない製品を、歩留りよく製造す
ることができるので、この発明の意義はきわめて大きい
ということができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 小麦粉単独または小麦粉とライ麦粉、エンバク粉もしく
    は大麦粉のうちの1ないし3種とを混合して、麩質含有
    量を5〜10%(重量)に調整した粉70〜85%(重
    量)に、地下根茎起源の澱粉30〜15%(重量)と適
    量の水を加えて混練および成形した後、仕上り水分含有
    量が65〜75%(重量)となるように蒸煮して完全に
    α化し、α化終了直後に熱気流中において成形物の表面
    水分を急速に気化させて表面処理を施し、その後仕上げ
    乾燥を行なうことを特徴とする即席パスタ類の製造方法
JP14548984A 1984-07-11 1984-07-11 即席パスタ類の製造方法 Granted JPS6125455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14548984A JPS6125455A (ja) 1984-07-11 1984-07-11 即席パスタ類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14548984A JPS6125455A (ja) 1984-07-11 1984-07-11 即席パスタ類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125455A true JPS6125455A (ja) 1986-02-04
JPH0260302B2 JPH0260302B2 (ja) 1990-12-14

Family

ID=15386441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14548984A Granted JPS6125455A (ja) 1984-07-11 1984-07-11 即席パスタ類の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6125455A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1454539A1 (en) * 2003-03-07 2004-09-08 Standard Foods Corporation Flour composition containing non-wheat cereal components and pasta noodles produced therefrom
JP2006149336A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Toyo Suisan Kaisha Ltd 即席発泡化マカロニの製造方法、即席発泡化マカロニ及びそれを含有する即席発泡化マカロニ製品
US7316827B2 (en) 2003-03-07 2008-01-08 Standard Foods Corporation Flour composition containing non-wheat cereal components, and pasta noodles produced therefrom
CN102675170A (zh) * 2011-03-08 2012-09-19 北京天擎化工有限公司 3-巯基丙酸酯的制备
CN104000104A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 河北绿坝粮油集团有限公司 纯莜面泡食面

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266003U (ja) * 1988-11-07 1990-05-18

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1454539A1 (en) * 2003-03-07 2004-09-08 Standard Foods Corporation Flour composition containing non-wheat cereal components and pasta noodles produced therefrom
EP1454538A1 (en) * 2003-03-07 2004-09-08 Standard Foods Corporation Flour composition containing non-wheat cereal components and noodles produced therefrom
US7316827B2 (en) 2003-03-07 2008-01-08 Standard Foods Corporation Flour composition containing non-wheat cereal components, and pasta noodles produced therefrom
JP2006149336A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Toyo Suisan Kaisha Ltd 即席発泡化マカロニの製造方法、即席発泡化マカロニ及びそれを含有する即席発泡化マカロニ製品
JP4669694B2 (ja) * 2004-12-01 2011-04-13 東洋水産株式会社 即席発泡化マカロニの製造方法、即席発泡化マカロニ及びそれを含有する即席発泡化マカロニ製品
CN102675170A (zh) * 2011-03-08 2012-09-19 北京天擎化工有限公司 3-巯基丙酸酯的制备
CN102675170B (zh) * 2011-03-08 2015-04-29 北京天擎化工有限公司 3-巯基丙酸酯的制备
CN104000104A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 河北绿坝粮油集团有限公司 纯莜面泡食面

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0260302B2 (ja) 1990-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0376909B2 (ja)
JP5871868B2 (ja) 即席熱風乾燥麺の製造方法
WO2011077600A1 (ja) 即席麺およびその製造方法
JPS6125455A (ja) 即席パスタ類の製造方法
JPH06197714A (ja) パスタの製造方法
JPS6031464B2 (ja) 即席麺類の製造法
JP4646231B2 (ja) 米菓の製造法
JPH027619B2 (ja)
JPH0112459B2 (ja)
JPH06209711A (ja) 膨化中空菓子の製造方法
JP2749753B2 (ja) 洋風即席麺の製法
JPH025386B2 (ja)
JPS5931665A (ja) 即席パスタ類の製造法
JP6170748B2 (ja) スナック菓子の製造方法
JP6399931B2 (ja) 即席麺の製造方法
JPS61205443A (ja) 米菓の製造法
JP2706054B2 (ja) 即席餅粉末及びその製造方法
KR20040104763A (ko) 구기자를 함유한 누룽지 스넥 및 그 제조 방법
JPS5876056A (ja) 即席手延べ素麺の製造方法
JP4184878B2 (ja) ジェランガムコーティング澱粉およびそれを用いた食品
JPS58209943A (ja) 冷麺の製造方法
JPH0398548A (ja) ポテトスナック
KR20220073125A (ko) 끓이지 않고 식음 가능한 즉석 국수
JPS62146577A (ja) 透明ノンフライ麺の製法
JPS615754A (ja) 即席麺の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees