JPS58209943A - 冷麺の製造方法 - Google Patents

冷麺の製造方法

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JPS58209943A
JPS58209943A JP57090510A JP9051082A JPS58209943A JP S58209943 A JPS58209943 A JP S58209943A JP 57090510 A JP57090510 A JP 57090510A JP 9051082 A JP9051082 A JP 9051082A JP S58209943 A JPS58209943 A JP S58209943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodle
dough
starch
hot water
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP57090510A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Sugimoto
勲 杉本
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は韓国系冷麺の製造方法に係るものである。従
来冷麺は小麦粉、そば粉、澱粉等に水を加え混線後押出
機にかけ押出して麺線にするか又上記の小麦粉、澱粉、
そば粉等に加水混練後生蒸気を通じ全体を混練し生地を
90℃以上となしアルファー化し押し又はロールを使用
し麺帯を作り麺線にしたものである。
申すまでもなく生地を生蒸気をかけながら90℃以上で
混練する蒸練法は麺線生地を硬くするためのものである
゛が、次の製造上の欠陥はさけられなかった。
■は麺線が茹でる際に煮くずれすることである。
之は蒸練の際に小麦粉中の蛋白質が熱変性し粘性がなく
なり麺にとっては重要なグルテン網の形成が出来難くな
ってくることに起因する=蒸練の時間に比例してこの傾
向は顕著にあられれた。グルテン網の形成が充分でない
ときはグルテン網内に包1れた糊化澱粉が茹処理の際に
熱湯中に浴出してくるのである。
■は蒸練麺は喫食の際に不味である仁とである。
前述のように蒸練麺は生地を100°前後に加熱しなが
ら混練するので混捏操作中小麦粉中の蛋白質は熱変性し
グルテン網の形成が不充分になってくる。当然グルテン
網に起因する柔軟性、歯ぎれ、歯ごたえ等の小麦粉使用
麺特有の味覚が失われて来る。
■は保存及び品質改良の為に麺生地にアルコールを添加
することが蒸練層の場合難しくなってくることである。
理由は申すまでもなく麺生地中に添加されたアルコール
が蒸熱混練の際に蒸気とともに散失してしまうからであ
る。
従って蒸練層のアルコール添加は加熱蒸練して麺線形成
後12q6前後のアルコール液に浸漬するという手段を
とらなければならない。ところが蒸練層は生地が緻密で
硬質なので浸漬法だとアルコール液の内部への浸入は技
術的に困難を伴なった。本発明は以上の技術上の問題点
を解決するよう研究しその目的を達成したものである。
本発明は小麦粉、澱粉、そば粉などに熱湯を加え攪拌混
捏し生地温度を50℃〜65℃に加温し必要に応じ攪拌
混捏処理の際にアルコール液を添加し後M麺することを
特徴とする製麺法に係るものである。本発明においては
50℃ないし65℃に加温することが本発明の目的達成
のために重要な構成要件をなすものである。本発明にお
いては澱粉は完全アルファー化でなくいわゆる生動化の
状態にする。このようにして小麦粉中の蛋白質の熱変性
をさけグルテン網の形成を阻止しないようにしたのであ
る。すなわち充分なグルテン網の形成は味覚の劣化、澱
粉の茹の際の溶出を阻止するものなどである。本発明に
於て澱粉を生動化又は一部糊化することによって発生す
る適度な粘性はグルテン網の形成に相乗的な効果を示し
蒸練層の持つ生地の緻密さと小麦粉便用麺特有の口触と
食感の共存に成功したものである。従来の蒸練層は完全
アルファー化を技術内容としていたため生地温度は90
℃〜100℃であった。そのため澱粉も蛋白質も完全に
熱変性が発生し麺生地内では澱粉は粘性を発現し一方蛋
白質(グルテン)は粘性を喪失するという相反する現象
が生起した。本発明法においては澱粉の粘性とグルテン
の粘性とが共存することにより冷麺に期待される平滑さ
、柔軟さと、フレキシブルな強靭性(歯ごたい)を共存
させ相乗させることに成功した。本発明に使用する澱粉
は馬鈴薯澱粉、ワキシーコーンスターチがよく、コーン
スターチは結果がよくなかった。もつとも良い結果を示
したのは馬鈴薯澱粉であった。おそらく糊化開始温度が
もっとも低い馬鈴薯澱粉が本発明の目的達成にょかつた
ものと思われる。次にアルコール添加の場合について説
明する。従来保存、改良の目的をもって麺生地にアルコ
ールを添加するには二つの方法があった。一つは麺線の
アルコール液浸漬法であり他は製麺素材である粉体にア
ルコール液を水とともに混合する方法である。前者は先
に述べた如く蒸練層には浸漬法は技術的に難しかった。
後者である混合法は技術的に簡単であるが出来あがった
麺線からアルコールの逸散が生起しアルコール添加の保
存改良の目的は達せられなかった。思惟するに麺生地が
加水混線中グルテン網の形成はある程度のアルコールの
逸散は捌止し得ても澱粉はベーター澱粉であり表面は膜
があるので澱粉粒子内部へのアルコールの浸透は難しい
ものと考えられる。従って澱粉粒子表面にアルコール液
は付着し介在するものと思われる。之は麺線が時間的経
過につれアルコールが逸散する基本的理由と思われる。
本発明法はアルコールの沸点78℃より低い生地温50
°〜65℃で澱粉粒を混練しなから生動化する。この温
度では蛋白質の熱変性はなくグルテン網の形成は阻害さ
れない。
小麦粉、澱粉等製麺素材に熱湯を投入急速に攪拌混練す
る。この時の熱湯の温度は90℃以上98℃がのぞまし
い。この場合熱湯は小麦粉澱粉等粉体素材に対し約35
チ〜45チを加える。
熱湯の温度は熱湯添加量、粉体温度等によって決め麺生
地温度を65℃以下になるようにする。
熱湯は90℃以上であっても粉体への添加量は一定であ
り熱湯は蒸気等の熱源の供給のない独立し次系なので生
地温は急速に所定の50℃〜65℃の範囲に来る。アル
コール水液の添加はこの温度範囲に来た時に添加するの
がのぞましい。
勿論、食塩、かん水、有機酸等の製麺助剤を加えること
は本発明の効果を阻害するものでない。
以上のようにして得た麺生地はロールにかけ麺帯を作り
切歯にかけ麺線とする。又はこの生地を押出機にかけ真
空脱気し押し出して麺帯又は麺線にしてもよい。この真
空脱気の場合麺生地の含有アルコールは思った程アルコ
ール含有率の減少はなかった。
本発明によって得られた麺線は口触、味覚において冷麺
として最適のものが得られた。申すまでもなくここにい
う冷麺とは韓国発生の麺で特有のスープと韓国独得の漬
物「キムチ」と−緒に食するものであって麺線には特有
の「コシ」と「滑かさ」が要求された。
実施例 1 小麦粉25 Ky (日清製粉KK製銘柄、天安門)馬
鈴薯澱粉25 h (KK笠笠木商店フン以上粉体に対
し水17Kg(対粉64チ)温度97℃を攪拌機でミキ
シングしながら添加する。攪拌時間約3分で高速ミキシ
ングをする。
生地温度は急速に62℃になった。この時点でアルコー
ル調味料味しるべ(全酒造KK製、アルコール含量50
チ)を3助(対粉6チ)を添加攪拌する。これは低速ミ
キシングで約10分行う。次に生地を常法によりロール
圧延し切シ歯16番の丸で切断包装する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11原料小麦粉と澱粉を主体とする麺材料に熱湯を加
    え攪拌混練し生地温度を50℃なりし65℃において生
    地を生動化し圧延麺帯を作り切歯にかけ麺線とする冷麺
    製造方法。 (2)原料小麦粉と澱粉を主体とする麺材料に熱湯を加
    え攪拌混練し生地温度を50℃な込し65℃において生
    地を生動化する工程中又は後にアルコール液を添加し圧
    延麺帯を作り切歯にかけ麺線とする冷麺製造方法。
JP57090510A 1982-05-29 1982-05-29 冷麺の製造方法 Pending JPS58209943A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0866158A (ja) * 1994-05-23 1996-03-12 Toshiro Matsuo 冷やし六兵衛
JP2011200205A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Calbee Potato Inc 製麺方法、および該製麺方法を用いた乾燥麺または冷凍麺の製造方法
JP2018033444A (ja) * 2016-08-25 2018-03-08 奥本製粉株式会社 湯伸び抑制剤、及び湯伸び耐性麺の製造方法

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