JPS61254540A - 立体障害性ヒドロキシフエニルカルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents

立体障害性ヒドロキシフエニルカルボン酸エステルの製造方法

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JPS61254540A JP61099308A JP9930886A JPS61254540A JP S61254540 A JPS61254540 A JP S61254540A JP 61099308 A JP61099308 A JP 61099308A JP 9930886 A JP9930886 A JP 9930886A JP S61254540 A JPS61254540 A JP S61254540A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機または無機亜鉛塩で処理することによジエ
ステル交換反応を行ない、得られた溶融体を短時間蒸留
装置内で蒸留することを特徴とする立体障害性ヒドロキ
シフェニルカルボン酸エステルの製造方法に関する・ 立体障害性ヒドロキシフェニルカルボン酸エステルの製
造の為のエステル交換反応は公知である0例えばドイツ
特許公告筒1,201,349号公報及びドイツ特許公
開第1.544644号公報に、触媒としてアルカリ金
属アルコラードを使用するこのタイプのエステル交換反
応が記載されている0ドイツ特許公開第2.15Q32
7号公報によると、同タイプのエステル交換反応はリチ
ウムアミドによって触媒される。これらの全ての方法に
おいて、非常に少量でも所望の最終生成物の貯蔵安定性
の著しい減少を引き起こす副生成物(多くの場合2,6
−ジアルキルフェノールの酸化生成物)が場合によって
異なる少量で得られる@必要不可欠であるこれらの副生
成物の除去は時間、労力及びエネルギーの点で不経済で
ある〇 ヨーロッパ特許第102920号では、この問題を解決
する為に、周期表第4主族または、第4亜族の金属の有
機金属化合物及び酸性±(acid earth )を
用いて連続して取シ扱うことによジエステル交換反応を
触媒作用させることを提案した。1.。
驚くことに、本発明において、触媒量の有機または、無
機亜鉛塩の存在下で無溶媒及び酸性土を用いずにエステ
ル交換反応を行ない、続いて得られた溶融物を特定の条
件下で短時間蒸留装置中で蒸留すると、妨害物質となる
副生成物を含有しないのでさらに精製する必要のない純
粋な最終生成物を事実上定量的に得られることが見出さ
れた。本発明による方法のさらに有利な点は操作が無溶
媒で行なわれる点である。
■: (式中、Bはメチル基または第3ブチル基、nは0ない
し2.Rはメチル基または、エチル基を表わす)で表わ
されるエステルを次式III:A −(OH)m (式中、mは前記の意味を表わし、Aは後記式■で定義
する意味を表わす)で表わされるアルコールでエステル
交換することによシ次式I:(式中、n、mおよびBは
、前記の意味を表tし、Aは2ないし18個の炭素原子
を含む、n価の脂肪族アルコールから誘導される基を表
tて。
a)該エステル交換反応を式IIで表わされるニスチル
に対してα05ないし2.0モル係の1の有機または無
機亜鉛塩の存在下で実施し。
b)得られた溶融体を短時間蒸留装置内で15ないし6
ミリバールの範囲の圧力下、250℃ないし270℃の
温度範囲で蒸留し、得られ六溶融体を粒状化することを
特徴とする立体鋼害性ヒトqキシフェニルカルボン酸エ
ステルの製造方法に関する◎ Aは1m価の脂肪族アルコールから誘導さjた基として
、置換または、未置換の炭素原子数2ないし180m価
の脂肪族基である。
もしmが1t−表わす場合、Aは、直鎖または分岐鎖の
炭素原子数2ないし18のアルキル基である。例えば、
エチル基、n−プロピル基。
イソプロピル基、n−ブチル基、第2−ブチル・  基
、第3−ブチル基、n−ペンチル基、n−フェニル基、
2−エチルヘキシル基、n−オクチル基、1,1,3,
3−テトラメチルブチル基、n−デシル基、n−ドデシ
ル基、n−ヘキサデシ・  ル基またはn−オクタデシ
ル基でありてn−オ;  フタデシル基が好ましい。
もしmが2を表わす場合、Aはたとえば炭素原子数2な
いし18のアルキレン基で、好ましくは炭素原子数2な
いし6のアルキレン基であ、  る@たとえば、ジメチ
レン基、トリメチレン基。
:  テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、2.2−
′  ジメチルトリメチレン基、オクタメチレン基、ノ
ナメチレフ基、デカメチレン基、ドデカメチ・  レン
基またはオクタデカメチレン基である。上記のフルキレ
ン基群は一〇、−8−または−N (R) −によって
中断されてもよい@このような中断されたアルキレン基
の例は、2−テアプロピ−1゜3−イレン、3−チアベ
ンチ−1,5−イレン。
4−オキサヘグタメチレン、3,6−シオキサオクタメ
チー1,8−イレン、または3,6−シアザオクタメチ
ー1,8−イレンである。もし人が中断された炭素原子
数2ないし6のアルキレン基である場合、Aは1CH3
h−8HCH什「または世CH辻「01CHtガーo−
(cH,i−基であることが好ましい。
触媒として用いるのに適当である亜鉛塩の例は、塩化亜
鉛、硫酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及び、特に、酢酸亜鉛
で無水物または結晶水を含むもの1例えばジヒドレート
のいずれかである口し・ 触媒は好ましくは前記式■のエステルに対して11モモ
ル係いし15モル俤の量で、110℃ないし220℃、
特に好ましくは140℃ないし190℃の間の温度及び
toooミリバールないし2ミリバール特に好ましくは
250ミリバールないし3ミリバールの圧力下で2ない
し5時間使用されるOmが1よシ大きい式■の化合物の
場合には1式■のエステルに対して1ないし15モモル
係剰の量で使用するのが有利である◎適する短時間蒸留
装置の例はフイルムトルーダ−(F i 1mt ru
der ) 、流下液膜式蒸発器及び%に薄膜蒸発器で
ある0蒸留は連続して行なうのが有利であるが回分式方
法もまた可能である・短時間蒸留から得られた溶融体か
ら、そのまま特定の目的に使用できる実質的に純粋な易
流動性で粉末を含まない完成された最終生成物を得る為
には1例えば冷却されたコンベアーベルト上テ慣用方法
によシ粒状化するだけで良い。本発明の製造方法は、式
IIIで表わされるアルコールとの式■のエステルのエ
ステル交換反応による式■で表わされる化合物の製造方
法にとって゛特に適当である。上記式I、■、及びIに
おいて、nは2を表わし1mは1または2を表わし、m
が1である場合、Aは、炭素原子数2ないし18のアル
キル基をあられし、 mが2である場合、Aは。
世CH,70すCH,カー0世CHztrで表わされる
基を表わし、そしてRはメチル基を表わすO本発明の好
ましい製造方法は。
a) 酢酸亜鉛の存在下でエステル交換を行ない、b)
得られた溶融体を短時間蒸留装置中、1ないし3ミリバ
ールの圧力下で、240℃ないし270℃の温度で蒸留
し、得られた溶融体を粒状化することを特徴とする。ス
テアリルアルコールと、メチル3−(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−フロビオネートの
エステル交換反応による。オクタデシル3−(3,5−
ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ートの製造であるO式IIで表わされるエステル、式I
IIで表わされるアルコール及び触媒は、公知物質であ
るか。
または、それらは一般的に知られている方法で製造でき
る0 式Iで表わされる化合物は、分解を受ける有機物質たと
えば1合成有機ポリマー、動物油。
植物油、炭化水素、潤滑剤等のための価値ある安定剤で
ある。
本発明を、下記の実施例によって説明するがこれらに限
定されるものではない。
実施例1: a) 80℃まで加熱されているデフレグメーターを備
えたフラスコに10512(五6モル)のメチル−3−
(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
フロピオネー)ト1001?(17モル)のステアリル
アルコールを入れ、そのバッチを80℃まで加熱する。
そうして1.35P(α007モル)の無水酢酸亜鉛を
加える。それに続けて、常圧において窒素下でそのバッ
チf:175℃まで加熱する。加熱の間に生じたメタノ
ールは、冷却器中で蒸留して取シ除く0175℃でフラ
スコを1時間かけて徐々に1ないし3ミリバールまで真
空にし。
その間メタノールの蒸留を続ける◇ 最後に、そのバッチを175℃、1ないし3ミリバール
で更に1時間攪拌する。
b)その結果生じたわずかに黄色い溶融体を引き続き薄
層エバポレーターに通し続ける。
(圧カニ1ないし5ミリバール:温[:240℃ないし
270℃)0生成した溶融体がエバポレーターを出てい
くとき、その溶融体は、エバポレーターの下部で冷却さ
れて、60℃ないし80℃の温度になっている@その溶
融体をその後トレイにそそぐ。溶融体が固化した後、粉
砕する。
操作条件下でその溶融体は直接粒状にされる。その生成
物は、融点50℃ないし51℃をもつオクタデシル3−
(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
フロビオネート、1900f(理論値の99.5係)で
ある。
実施例2:ステアリルアルコール10’01Fの代わり
に9729(5,6モル)を使用することを除いて、実
施例1の手順を繰シ返す@ 生成物はオクタデシル5−(5,5−ジ−第3ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)フロビオネート1895t(
理論値の99.3係)で融点は50ないし51℃である
実施例3:エステル交換反応を175℃の代わシに16
0℃で実施することを除いては、実施例1の方法をくシ
返し、最後の攪拌(段階aの終わシにおい−て)は、1
時間の代わシに2時間続ける@実施例1の生成物が(同
じ融点をもc?)同じ収量で得られる。
実施例4:酢酸鉛二水化物1.6f(0,007モル)
を触媒として用いることを除いては、実施例1の手順を
くシ返し、上記の触媒を加えた後、その反応混合物を、
まず初めに15分間80℃/1ないし3ミリバール(水
和物の水の除去)で攪拌し、及びその後にのみ、常圧で
175℃まで加熱する。実施例1の生成物が(同じ融点
をもつ)同じ収量で得られる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)約mモル(mは1または2を表わす)の次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Bはメチル基または第3ブチル基、nは0ない
    し2、Rはメチル基または、エチル基を表わす)で表わ
    されるエステルを次式III: A−(OH)_m (式中、mは前記の意味を表わし、Aは後記式 I で定
    義する意味を表わす)で表わされるアルコールでエステ
    ル交換することにより次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、n、mおよびBは、前記の意味を表わし、Aは
    2ないし18個の炭素原子を含む、m価の脂肪族アルコ
    ールから誘導される基を表わす)で表わされる化合物を
    製造する方法において、 a)該エステル交換反応を式IIで表わされるエステルに
    対して0.05ないし2.0モル%の量の有機または無
    機亜鉛塩の存在下で実施し、 b)得られた溶融体を短時間蒸留装置内で0.5ないし
    6ミリバールの範囲の圧力下、230℃ないし270℃
    の温度範囲で蒸留し、得られた溶融体を粒状化すること
    を特徴とする 立体障害性ヒドロキシフェニルカルボン酸エステルの製
    造方法。
  2. (2)触媒が酢酸亜鉛である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
  3. (3)式IIIで表わされるアルコールで式IIで表わされ
    るエステルのエステル化反応により、式 I で表わされ
    る化合物を製造するために、 上記式 I 、II及びIII中、nが2を表わし、 mが1または2を表わし、mが1を表わすときAは炭素
    原子数2ないし18のアルキル基を表わし、mが2を表
    わすときAは −(CH_2)_2−O−(CH_2)_2−O(CH
    _2)_2−で表わされる基を表わし、そしてRがメチ
    ル基を表わす特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)エステル交換反応において触媒を上記式IIのエス
    テルに対して0.1モル%ないし0.5モル%の量で1
    10℃ないし220℃の温度及び1000ミリバールな
    いし2ミリバールの圧力下で使用することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)短時間蒸留装置内での溶融体の蒸留を1ミリバー
    ルないし3ミリバールの圧力下、240℃ないし260
    ℃の温度で実施することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  6. (6)ステアリルアルコールとのメチル3−(3,5−
    ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
    ートのエステル交換によってオクタデシル3−(3,5
    −ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
    ネートを製造する特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP61099308A 1985-05-02 1986-04-28 立体障害性ヒドロキシフエニルカルボン酸エステルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0714897B2 (ja)

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