JPS6125072B2 - - Google Patents
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- JPS6125072B2 JPS6125072B2 JP5656980A JP5656980A JPS6125072B2 JP S6125072 B2 JPS6125072 B2 JP S6125072B2 JP 5656980 A JP5656980 A JP 5656980A JP 5656980 A JP5656980 A JP 5656980A JP S6125072 B2 JPS6125072 B2 JP S6125072B2
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷凍室及び冷蔵室の何れにも選択的に
切換使用し得る兼用貯蔵室を備えた冷蔵庫に関す
る。
切換使用し得る兼用貯蔵室を備えた冷蔵庫に関す
る。
冷凍室及び冷蔵室を備えた所謂二温度式の冷蔵
庫では、庫内の有効利用をはかるため、その一部
の室を、冷凍室及び冷蔵室の何れにも選択的に切
換使用し得る兼用貯蔵室をもつ冷蔵庫が供されて
いる。しかし、一般に冷却器で冷却した空気をフ
アンにより庫内へ送風せしめる方式の冷蔵庫で
は、庫内へのフアン送風量をコントロールするだ
けで比較的容易に兼用貯蔵室を形成させることが
できるが、冷凍室及び冷蔵室に夫々設けた冷却器
からの冷気を自然対流させる所謂直冷式の冷蔵庫
においては兼用貯蔵室を備えたものを形成させる
ことは難かしかつた。
庫では、庫内の有効利用をはかるため、その一部
の室を、冷凍室及び冷蔵室の何れにも選択的に切
換使用し得る兼用貯蔵室をもつ冷蔵庫が供されて
いる。しかし、一般に冷却器で冷却した空気をフ
アンにより庫内へ送風せしめる方式の冷蔵庫で
は、庫内へのフアン送風量をコントロールするだ
けで比較的容易に兼用貯蔵室を形成させることが
できるが、冷凍室及び冷蔵室に夫々設けた冷却器
からの冷気を自然対流させる所謂直冷式の冷蔵庫
においては兼用貯蔵室を備えたものを形成させる
ことは難かしかつた。
そこで、本発明の目的は、所謂直冷式でありな
がら冷凍室及び冷蔵室の何れにも選択的に切換使
用し得る兼用貯蔵室を形成させることができる新
規な冷蔵庫を提供するにある。
がら冷凍室及び冷蔵室の何れにも選択的に切換使
用し得る兼用貯蔵室を形成させることができる新
規な冷蔵庫を提供するにある。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、1は断熱筐体で、その内部
には断熱仕切壁2,3により上下に仕切られた冷
凍室4、兼用貯蔵室5及び冷蔵室6が形成されて
いる。また、7は冷凍室4の周囲に配設された箱
状の冷凍室用冷却器、8は兼用貯蔵室5の底面に
沿つて配設された貯蔵室用冷却器たる第1の冷却
器、9は兼用貯蔵室5の上面及び奥壁面に沿つて
屈曲した状態で配設された貯蔵室用冷却器たる第
2の冷却器、10は冷蔵室4の奥方上部に後方へ
向かうに従つて下降傾斜するように配設された冷
蔵室用冷却器である。尚、後方へ向かうに従つて
下降傾斜された前記兼用貯蔵室5の上面は、水平
方向に対しθ(=10゜)の傾斜角を存するように
なつており、従つて第2の冷却器9の上部も水平
方向に対しθ(=10゜)の傾斜角を存した状態で
後方に下降傾斜している。11は冷蔵室6内の温
度を感知すべく冷蔵室用冷却器10に取付けた冷
蔵室用温度センサであり、これはその感知温度が
所定のオン温度例えば+3.5℃以上になつたとき
に論理値「1」のオン信号を出力し、且つ感知温
度が所定のオフ温度例えば−8℃以下になつたと
きに論理値「0」のオフ信号を出力する。12及
び13は兼用貯蔵室5内の温度を感知するように
設けた夫々貯蔵室用温度センサたる第1及び第2
の温度センサであり、兼用貯蔵室5内の空気温度
を感知するように設けられた第1の温度センサ1
2は、その感知温度が例えば−20℃以上になつた
ときに論理値「1」のオン信号を出力し、且つ感
知温度が例えば−24℃以下になつたときに論理値
「0」のオフ信号を出力する。また、第1の冷却
器8に取付けられた第2の温度センサ13は、そ
の感知温度が例えば+10℃以上になつたときに論
理値「1」のオン信号を出力し、且つ感知温度が
例えば±0℃以下になつたときに論理値「0」の
オフ信号を出力する。14は冷凍室4内の空気温
度を感知するように設けた冷凍室用温度センサで
あり、これはその感知温度が例えば−20℃以上に
なつたときに論理値「1」のオン信号を出力し、
且つ感知温度が例えば−24℃以下になつたときに
論理値「0」のオフ信号を出力する。15は断熱
筐体1の下部に設けられた蒸発皿、16は前記各
冷却器7,8,9及び10からの除霜水を蒸発皿
15内に導くためのドレンパイプ、17は蒸発皿
15の後方に配設されたコンプレツサ、18は断
熱筐体1の背面側に配設された主コンデンサ、1
9は蒸発皿15の下面に沿わせて配設した補助コ
ンデンサである。また、20は冷凍室用冷却器7
の外側面に添設した除霜ヒータ、21は第1及び
第2の冷却器8,9の各外側面に添設した除霜ヒ
ータである。
る。第1図において、1は断熱筐体で、その内部
には断熱仕切壁2,3により上下に仕切られた冷
凍室4、兼用貯蔵室5及び冷蔵室6が形成されて
いる。また、7は冷凍室4の周囲に配設された箱
状の冷凍室用冷却器、8は兼用貯蔵室5の底面に
沿つて配設された貯蔵室用冷却器たる第1の冷却
器、9は兼用貯蔵室5の上面及び奥壁面に沿つて
屈曲した状態で配設された貯蔵室用冷却器たる第
2の冷却器、10は冷蔵室4の奥方上部に後方へ
向かうに従つて下降傾斜するように配設された冷
蔵室用冷却器である。尚、後方へ向かうに従つて
下降傾斜された前記兼用貯蔵室5の上面は、水平
方向に対しθ(=10゜)の傾斜角を存するように
なつており、従つて第2の冷却器9の上部も水平
方向に対しθ(=10゜)の傾斜角を存した状態で
後方に下降傾斜している。11は冷蔵室6内の温
度を感知すべく冷蔵室用冷却器10に取付けた冷
蔵室用温度センサであり、これはその感知温度が
所定のオン温度例えば+3.5℃以上になつたとき
に論理値「1」のオン信号を出力し、且つ感知温
度が所定のオフ温度例えば−8℃以下になつたと
きに論理値「0」のオフ信号を出力する。12及
び13は兼用貯蔵室5内の温度を感知するように
設けた夫々貯蔵室用温度センサたる第1及び第2
の温度センサであり、兼用貯蔵室5内の空気温度
を感知するように設けられた第1の温度センサ1
2は、その感知温度が例えば−20℃以上になつた
ときに論理値「1」のオン信号を出力し、且つ感
知温度が例えば−24℃以下になつたときに論理値
「0」のオフ信号を出力する。また、第1の冷却
器8に取付けられた第2の温度センサ13は、そ
の感知温度が例えば+10℃以上になつたときに論
理値「1」のオン信号を出力し、且つ感知温度が
例えば±0℃以下になつたときに論理値「0」の
オフ信号を出力する。14は冷凍室4内の空気温
度を感知するように設けた冷凍室用温度センサで
あり、これはその感知温度が例えば−20℃以上に
なつたときに論理値「1」のオン信号を出力し、
且つ感知温度が例えば−24℃以下になつたときに
論理値「0」のオフ信号を出力する。15は断熱
筐体1の下部に設けられた蒸発皿、16は前記各
冷却器7,8,9及び10からの除霜水を蒸発皿
15内に導くためのドレンパイプ、17は蒸発皿
15の後方に配設されたコンプレツサ、18は断
熱筐体1の背面側に配設された主コンデンサ、1
9は蒸発皿15の下面に沿わせて配設した補助コ
ンデンサである。また、20は冷凍室用冷却器7
の外側面に添設した除霜ヒータ、21は第1及び
第2の冷却器8,9の各外側面に添設した除霜ヒ
ータである。
第2図には冷凍サイクルの構成が示されてお
り、以下これについて述べる。即ち、コンプレツ
サ17の吐出口17aと吸入口17bとの間に
は、補助コンデンサ19、主コンデンサ18、内
径0.8mm×有効長1600mmの主キヤピラリチユーブ
22、内径0.7mm×有効長1200mmの第1の補助キ
ヤピラリチユーブ23、内容積180c.c.に設定され
た前記冷蔵室用冷却器10、内容積750c.c.に設定
された前記冷凍室用冷却器7が直列に接続されて
いる。また、第1の補助キヤピラリチユーブ2
3、冷蔵室用冷却器10を迂回するようにして第
1の流路制御装置たる第1の電磁弁24、夫々内
径1.2mm×有効長250mmの第2及び第3の補助キヤ
ピラリチユーブ25及び26を直列に接続したバ
イパス路Aが設けられ、且つ該第2及び第3の補
助キヤピラリチユーブ25,26の共通接続点と
冷蔵室用冷却器10及び第2の冷却器9の共通接
続点との間に、第1の流路制御装置たる第2の電
磁弁27と夫々内容積180c.c.に設定された前記第
1及び第2の冷却器8及び9とが直列に接続され
ている。尚、第1及び第2の電磁弁24及び27
は夫々通電時のみ開放される二方弁から成るもの
で、第1の電磁弁24においては第3図aに示す
如く、その吸入口体24aに主キヤピラリチユー
ブ22、第1の補助キヤピラリチユーブ23の各
一端が連結されていると共に、吐出口体24bに
第2の補助キヤピラリチユーブ25の一端が連結
されている。また、第2の電磁弁27においては
第3図bに示す如く、その吸入口体27aに第2
及び第3のキヤピラリチユーブ25及び26の各
一端が連結されていると共に、吐出口体27bに
第2の冷却器9との間を結ぶパイプ28が連結さ
れている。そして、斯かる第1及び第2の電磁弁
24,27は、夫々前記断熱筐体1の背部に形成
された凹所29内に配設されている。尚、第2図
中には、冷蔵室用冷却器10及び冷凍室用冷却器
7間の冷媒通路を加熱するための氷結防止ヒータ
30と、第1の冷却器8及び冷凍室用冷却器7間
の冷媒通路を加熱するための氷結防止ヒータ31
が示されている。
り、以下これについて述べる。即ち、コンプレツ
サ17の吐出口17aと吸入口17bとの間に
は、補助コンデンサ19、主コンデンサ18、内
径0.8mm×有効長1600mmの主キヤピラリチユーブ
22、内径0.7mm×有効長1200mmの第1の補助キ
ヤピラリチユーブ23、内容積180c.c.に設定され
た前記冷蔵室用冷却器10、内容積750c.c.に設定
された前記冷凍室用冷却器7が直列に接続されて
いる。また、第1の補助キヤピラリチユーブ2
3、冷蔵室用冷却器10を迂回するようにして第
1の流路制御装置たる第1の電磁弁24、夫々内
径1.2mm×有効長250mmの第2及び第3の補助キヤ
ピラリチユーブ25及び26を直列に接続したバ
イパス路Aが設けられ、且つ該第2及び第3の補
助キヤピラリチユーブ25,26の共通接続点と
冷蔵室用冷却器10及び第2の冷却器9の共通接
続点との間に、第1の流路制御装置たる第2の電
磁弁27と夫々内容積180c.c.に設定された前記第
1及び第2の冷却器8及び9とが直列に接続され
ている。尚、第1及び第2の電磁弁24及び27
は夫々通電時のみ開放される二方弁から成るもの
で、第1の電磁弁24においては第3図aに示す
如く、その吸入口体24aに主キヤピラリチユー
ブ22、第1の補助キヤピラリチユーブ23の各
一端が連結されていると共に、吐出口体24bに
第2の補助キヤピラリチユーブ25の一端が連結
されている。また、第2の電磁弁27においては
第3図bに示す如く、その吸入口体27aに第2
及び第3のキヤピラリチユーブ25及び26の各
一端が連結されていると共に、吐出口体27bに
第2の冷却器9との間を結ぶパイプ28が連結さ
れている。そして、斯かる第1及び第2の電磁弁
24,27は、夫々前記断熱筐体1の背部に形成
された凹所29内に配設されている。尚、第2図
中には、冷蔵室用冷却器10及び冷凍室用冷却器
7間の冷媒通路を加熱するための氷結防止ヒータ
30と、第1の冷却器8及び冷凍室用冷却器7間
の冷媒通路を加熱するための氷結防止ヒータ31
が示されている。
さて、第4図にはマイクロコンピユータから成
る電子制御装置32を含む電気的構成が示されて
おり、以下これについて述べる。尚、電子制御装
置32においては本発明の要旨と直接関係した機
能部分のみを示した。この第4図中、33は冷凍
室4用の押釦形の除霜スイツチであり、これはオ
ン操作されたときのみ論理値「1」信号を出力
し、他の期間は論理値「0」信号を出力するよう
になつている。34は除霜スイツチ33からの信
号を入力として受けるフリツプフロツプで、これ
は論理値「1」信号が入力される毎にその出力を
論理値「1」と「0」との間で反転させ、且つ冷
凍室用冷却器7の温度が例えば+20℃以上になつ
たときに出力を論理値「0」にリセツトする構成
である。35は兼用貯蔵室5用の押釦形の除霜ス
イツチであり、これは前記除霜スイツチ33と同
様の構成である。36は除霜スイツチ35からの
信号を入力として受けるフリツプフロツプで、こ
れは論理値「1」信号が入力される毎にその出力
を論理値「1」と「0」との間で反転させ、且つ
冷蔵室用冷却器7の温度が例えば+20℃以上にな
つたときに出力を論理値「0」にリセツトする構
成である。37乃至42はプリアンプで、これら
は夫々前記冷蔵室用温度センサ11、第1の温度
センサ12、第2の温度センサ13、冷凍室用温
度センサ14、除霜スイツチ33及び35からの
信号を増幅する。43は手動切換スイツチでこれ
は手動操作に応じて、その接点(A―D)間を閉
成して第2の温度センサ13及びプリアンプ39
間を接続した状態と、接点(B―C)間を閉成し
て第1の温度センサ12及びプリアンプ38間を
接続した状態とに切換わる。しかして、電子制御
装置32は、OR回路44、AND回路45,4
6,47,48,49及びインバータ50,5
1,52,53,54並びに遅延回路55を有
し、これら各機能部分が前記プリアンプ37,3
8,39,40並びにフリツプフロツプ34,3
6と負荷たる前記コンプレツサ17、第1及び第
2の電磁弁24及び27、除霜ヒータ20,21
並びに氷結防止ヒータ30,31との間に図示の
ように接続されており、各負荷は論理値「1」の
信号が入力されたときのみ駆動されるようになつ
ている。尚、電子制御装置32において、氷結防
止ヒータ30,31制御のための機能部分につい
てはその図示を省略したが、その制御内容は後述
する。また、前記遅延回路55は入力された信号
の通過を例えば5分間だけ遅延させて出力する構
成である。
る電子制御装置32を含む電気的構成が示されて
おり、以下これについて述べる。尚、電子制御装
置32においては本発明の要旨と直接関係した機
能部分のみを示した。この第4図中、33は冷凍
室4用の押釦形の除霜スイツチであり、これはオ
ン操作されたときのみ論理値「1」信号を出力
し、他の期間は論理値「0」信号を出力するよう
になつている。34は除霜スイツチ33からの信
号を入力として受けるフリツプフロツプで、これ
は論理値「1」信号が入力される毎にその出力を
論理値「1」と「0」との間で反転させ、且つ冷
凍室用冷却器7の温度が例えば+20℃以上になつ
たときに出力を論理値「0」にリセツトする構成
である。35は兼用貯蔵室5用の押釦形の除霜ス
イツチであり、これは前記除霜スイツチ33と同
様の構成である。36は除霜スイツチ35からの
信号を入力として受けるフリツプフロツプで、こ
れは論理値「1」信号が入力される毎にその出力
を論理値「1」と「0」との間で反転させ、且つ
冷蔵室用冷却器7の温度が例えば+20℃以上にな
つたときに出力を論理値「0」にリセツトする構
成である。37乃至42はプリアンプで、これら
は夫々前記冷蔵室用温度センサ11、第1の温度
センサ12、第2の温度センサ13、冷凍室用温
度センサ14、除霜スイツチ33及び35からの
信号を増幅する。43は手動切換スイツチでこれ
は手動操作に応じて、その接点(A―D)間を閉
成して第2の温度センサ13及びプリアンプ39
間を接続した状態と、接点(B―C)間を閉成し
て第1の温度センサ12及びプリアンプ38間を
接続した状態とに切換わる。しかして、電子制御
装置32は、OR回路44、AND回路45,4
6,47,48,49及びインバータ50,5
1,52,53,54並びに遅延回路55を有
し、これら各機能部分が前記プリアンプ37,3
8,39,40並びにフリツプフロツプ34,3
6と負荷たる前記コンプレツサ17、第1及び第
2の電磁弁24及び27、除霜ヒータ20,21
並びに氷結防止ヒータ30,31との間に図示の
ように接続されており、各負荷は論理値「1」の
信号が入力されたときのみ駆動されるようになつ
ている。尚、電子制御装置32において、氷結防
止ヒータ30,31制御のための機能部分につい
てはその図示を省略したが、その制御内容は後述
する。また、前記遅延回路55は入力された信号
の通過を例えば5分間だけ遅延させて出力する構
成である。
次に上記構成の作用について電子制御装置32
の制御内容を示した第5図も参照しながら説明す
る。尚、第5図においては、前記各温度センサ1
1,12,13,14から出力される信号のレベ
ル並びにコンプレツサ17等の各負荷に入力され
る信号のレベルを、手動切換スイツチ43の接点
閉成状態に対応させて示した。
の制御内容を示した第5図も参照しながら説明す
る。尚、第5図においては、前記各温度センサ1
1,12,13,14から出力される信号のレベ
ル並びにコンプレツサ17等の各負荷に入力され
る信号のレベルを、手動切換スイツチ43の接点
閉成状態に対応させて示した。
即ち、兼用貯蔵室5を冷蔵室として使用する場
合には、第1の冷却器8上に桟上のスペーサ56
(第1図参照)を載置した状態にて手動切換スイ
ツチ43を接点(A―D)間閉成状態になす。従
つてこの場合には第2の温度センサ13とプリア
ンプ39との間が接続されて該第2の温度センサ
13が有効化される。斯かる状態で、今、冷蔵室
用温度センサ11の感知温度が−8℃以上であつ
て該温度センサ11からオン信号「1」が出力さ
れ、且つ各除霜スイツチ33,35が何れもオン
操作されていなかつたときには、AND回路45
の各入力端子にすべて信号「1」が与えられてコ
ンプレツサ17に信号「1」が入力されており、
以て該コンプレツサ17が駆動されている。この
ようなコンプレツサ17の駆動は、第1及び第2
の温度センサ12及び13並びに冷凍室用温度セ
ンサ14から出力される信号に関係なく継続さ
れ、また、冷蔵室用温度センサ11からのオン信
号「1」がインバータ52により信号「0」に反
転されて該信号「0」が第1の電磁弁24に入力
されるため、該第1の電磁弁24は断電閉鎖状態
にある。さらにインバータ52からの信号「0」
がAND回路46,47に入力されるため、各
AND回路46,47からの出力信号は、第1及
び第2の温度センサ12及び13並びに冷凍室用
温度センサ14からの信号の如何に拘らず「0」
であり、結果的に第2の電磁弁27も断電閉鎖状
態にある。また前述のように各除霜スイツチ3
3,35が何れもオン操作されていないから、除
霜ヒータ20,21に通電されることもない。以
上のように、第1及び第2の電磁弁24,27が
双方共に閉鎖されていた場合には、コンプレツサ
17から吐出された冷媒は以下に述べるように流
通する。即ち、コンプレツサ17から吐出された
高温高圧のガス冷媒は、補助コンデンサ19、主
コンデンサ18、主キヤピラリチユーブ22を経
た後に第1の補助キヤピラリチユーブ23を通過
してここで完全に液化され、斯ように液化された
冷媒は冷蔵室用冷却器10、冷凍室用冷却器7を
順次通過して各々で蒸発した後にコンプレツサ1
7へ戻される。このようにして冷凍室4、冷蔵室
6が夫々冷却され、特に冷蔵室6内の温度低下に
よつて冷蔵室用温度センサ11の感知温度が−8
℃以下になると、該温度センサ11からオフ信号
「0」が出力され、第1の電磁弁24が通電開放
されるようになる。このようにオフ信号「0」が
出力された時点で、貯蔵室5内の温度が所定値以
上にあつて第2の温度センサ13からオン信号
「1」が出力されていたときには、そのオン信号
「1」によつてコンプレツサ17の駆動が継続さ
れると共に、該オン信号「1」がAND回路47
を通過して第2の電磁弁27が通電開放される。
すると、第2の補助キヤピラリチユーブ25の流
路抵抗が第1の補助キヤピラリチユーブ23の流
路抵抗に比べて小さいために、主キヤピラリチユ
ーブ22を経た後の冷媒が冷蔵室用冷却器10に
供給されずに第1の電磁弁24を経たバイパス路
Aから第2の電磁弁27を介して第1及び第2の
冷却器8及び9双方及び冷凍室用冷却器7に供給
されるようになり、以て冷凍室4内と共に兼用貯
蔵室5内が急速に冷却される。このようにして兼
用貯蔵室5内が冷却されて第2の温度センサ13
からオフ信号「0」が出力されると第2の電磁弁
27が断電閉鎖され、この時点で、冷凍室用温度
センサ14からオフ信号「0」が出力されていた
ときには、コンプレツサ17が駆動停止される
が、該温度センサ14からオン信号「1」が出力
されていたときにはコンプレツサ17の駆動が継
続される。従つて、冷媒が第3の補助キヤピラリ
チユーブ26を介して冷凍室用冷却器7のみに供
給されるようになつて冷凍室4の冷却運転が進行
され、その温度低下によつて冷凍室用温度センサ
14からオフ信号「0」が出力されるとコンプレ
ツサ17の駆動が停止される。この後は、冷凍室
4、兼用貯蔵室5及び冷蔵室6の温度上昇に伴つ
て夫々に設けられた各温度センサ11,13及び
14の何れかからオン信号「1」が出力されたと
きにコンプレツサ17の駆動が再開され、以後は
前述と同様の動作が繰返される。尚、冷蔵室用温
度センサ11からオフ信号「0」が出力された時
点で、貯蔵室5内の温度が所定値以下にあつて第
2の温度センサ13からオフ信号「0」が出力さ
れ、且つ冷凍室用温度センサ14からオン信号
「1」が出力されていたときには、第1の電磁弁
24が開放し且つ第2の電磁弁27が閉鎖した状
態になつて冷凍室用冷却器7のみに冷媒が供給さ
れるようになる。
合には、第1の冷却器8上に桟上のスペーサ56
(第1図参照)を載置した状態にて手動切換スイ
ツチ43を接点(A―D)間閉成状態になす。従
つてこの場合には第2の温度センサ13とプリア
ンプ39との間が接続されて該第2の温度センサ
13が有効化される。斯かる状態で、今、冷蔵室
用温度センサ11の感知温度が−8℃以上であつ
て該温度センサ11からオン信号「1」が出力さ
れ、且つ各除霜スイツチ33,35が何れもオン
操作されていなかつたときには、AND回路45
の各入力端子にすべて信号「1」が与えられてコ
ンプレツサ17に信号「1」が入力されており、
以て該コンプレツサ17が駆動されている。この
ようなコンプレツサ17の駆動は、第1及び第2
の温度センサ12及び13並びに冷凍室用温度セ
ンサ14から出力される信号に関係なく継続さ
れ、また、冷蔵室用温度センサ11からのオン信
号「1」がインバータ52により信号「0」に反
転されて該信号「0」が第1の電磁弁24に入力
されるため、該第1の電磁弁24は断電閉鎖状態
にある。さらにインバータ52からの信号「0」
がAND回路46,47に入力されるため、各
AND回路46,47からの出力信号は、第1及
び第2の温度センサ12及び13並びに冷凍室用
温度センサ14からの信号の如何に拘らず「0」
であり、結果的に第2の電磁弁27も断電閉鎖状
態にある。また前述のように各除霜スイツチ3
3,35が何れもオン操作されていないから、除
霜ヒータ20,21に通電されることもない。以
上のように、第1及び第2の電磁弁24,27が
双方共に閉鎖されていた場合には、コンプレツサ
17から吐出された冷媒は以下に述べるように流
通する。即ち、コンプレツサ17から吐出された
高温高圧のガス冷媒は、補助コンデンサ19、主
コンデンサ18、主キヤピラリチユーブ22を経
た後に第1の補助キヤピラリチユーブ23を通過
してここで完全に液化され、斯ように液化された
冷媒は冷蔵室用冷却器10、冷凍室用冷却器7を
順次通過して各々で蒸発した後にコンプレツサ1
7へ戻される。このようにして冷凍室4、冷蔵室
6が夫々冷却され、特に冷蔵室6内の温度低下に
よつて冷蔵室用温度センサ11の感知温度が−8
℃以下になると、該温度センサ11からオフ信号
「0」が出力され、第1の電磁弁24が通電開放
されるようになる。このようにオフ信号「0」が
出力された時点で、貯蔵室5内の温度が所定値以
上にあつて第2の温度センサ13からオン信号
「1」が出力されていたときには、そのオン信号
「1」によつてコンプレツサ17の駆動が継続さ
れると共に、該オン信号「1」がAND回路47
を通過して第2の電磁弁27が通電開放される。
すると、第2の補助キヤピラリチユーブ25の流
路抵抗が第1の補助キヤピラリチユーブ23の流
路抵抗に比べて小さいために、主キヤピラリチユ
ーブ22を経た後の冷媒が冷蔵室用冷却器10に
供給されずに第1の電磁弁24を経たバイパス路
Aから第2の電磁弁27を介して第1及び第2の
冷却器8及び9双方及び冷凍室用冷却器7に供給
されるようになり、以て冷凍室4内と共に兼用貯
蔵室5内が急速に冷却される。このようにして兼
用貯蔵室5内が冷却されて第2の温度センサ13
からオフ信号「0」が出力されると第2の電磁弁
27が断電閉鎖され、この時点で、冷凍室用温度
センサ14からオフ信号「0」が出力されていた
ときには、コンプレツサ17が駆動停止される
が、該温度センサ14からオン信号「1」が出力
されていたときにはコンプレツサ17の駆動が継
続される。従つて、冷媒が第3の補助キヤピラリ
チユーブ26を介して冷凍室用冷却器7のみに供
給されるようになつて冷凍室4の冷却運転が進行
され、その温度低下によつて冷凍室用温度センサ
14からオフ信号「0」が出力されるとコンプレ
ツサ17の駆動が停止される。この後は、冷凍室
4、兼用貯蔵室5及び冷蔵室6の温度上昇に伴つ
て夫々に設けられた各温度センサ11,13及び
14の何れかからオン信号「1」が出力されたと
きにコンプレツサ17の駆動が再開され、以後は
前述と同様の動作が繰返される。尚、冷蔵室用温
度センサ11からオフ信号「0」が出力された時
点で、貯蔵室5内の温度が所定値以下にあつて第
2の温度センサ13からオフ信号「0」が出力さ
れ、且つ冷凍室用温度センサ14からオン信号
「1」が出力されていたときには、第1の電磁弁
24が開放し且つ第2の電磁弁27が閉鎖した状
態になつて冷凍室用冷却器7のみに冷媒が供給さ
れるようになる。
上記のように手動切換スイツチ43の接点(A
―D)間を閉成した状態では、電子制御装置32
が、各温度センサ11,13,14からの信号に
基づいて冷凍室用冷却器7、第1及び第2の冷却
器8及び9、冷蔵室用冷却器10への冷媒供給を
制御するものであり、これによつて冷凍室4、兼
用貯蔵室5及び冷蔵室6内が各温度センサ11,
13,14に依存した温度に冷却される。特に、
第1及び第2の冷却器8及び9への冷媒供給は、
感知温度が±0℃〜+10℃の範囲でオン、オフ信
号を出力する第2の温度センサ13によつて制御
されるから、兼用貯蔵室5が冷蔵室として機能し
得る温度雰囲気状態に冷却される。尚、上記のよ
うに手動切換スイツチ30の接点(A―D)間を
閉成した状態で冷蔵室用温度センサ11からオン
信号「1」が出力されているときには、第1及び
第2の冷却器8及び9への冷媒供給が行なわれな
いが、兼用貯蔵室5周囲の断熱壁部はこれを冷凍
室として使用する場合を考慮して十分に厚く設定
しており、しかも兼用貯蔵室5の上下に冷凍室4
及び冷蔵室6が位置しているため、結果的に該兼
用貯蔵室5からの熱漏洩が非常に小さく、実際の
使用上において支障を来たさない。また、除霜ス
イツチ33をオン操作したときにはフリツプフロ
ツプ34から信号「1」が出力され、これにより
AND回路45から信号「0」が出力されるよう
になつてコンプレツサ17が駆動停止状態になる
と共に、除霜ヒータ20が通電され、以て冷凍室
用冷却器7の除霜が行なわれる。一方、除霜スイ
ツチ35がオン操作されてフリツプフロツプ36
から信号「1」が出力されたときには、AND回
路48,49の各一方の入力端子に信号「1」が
与えられるが、この場合該AND回路48,49
の各他方の入力端子には手動切換スイツチ43の
接点Bから信号「0」が与えられているため、
AND回路48,49から信号「0」が出力され
る。従つて、手動切換スイツチ43の接点(A―
D)間が形成されて兼用貯蔵室5が冷蔵室として
使用されている場合には、除霜スイツチ35をオ
ン操作してもコンプレツサ17が駆動停止したり
除霜ヒータ21が発熱したりすることはない。
尚、斯ように兼用貯蔵室5を冷蔵室として使用し
ている場合における第1及び第2の冷却器8及び
9、冷蔵室用冷却器10の除霜は、各冷凍室8,
9,10の冷却運転停止中に所謂自然除霜によつ
て行なわれる。また、氷結防止ヒータ30,31
は、第5図に示したように制御される。即ち、氷
結防止ヒータ30は第1の電磁弁24が開放され
て冷蔵室用冷却器10への冷媒供給が停止された
状態時に通電発熱され、氷結防止ヒータ31は第
1の電磁弁24が開放され且つ第2の電磁弁27
が閉鎖された状態時、換言すれば冷凍室用冷却器
7のみに冷媒供給が行なわれている状態時に通電
される。
―D)間を閉成した状態では、電子制御装置32
が、各温度センサ11,13,14からの信号に
基づいて冷凍室用冷却器7、第1及び第2の冷却
器8及び9、冷蔵室用冷却器10への冷媒供給を
制御するものであり、これによつて冷凍室4、兼
用貯蔵室5及び冷蔵室6内が各温度センサ11,
13,14に依存した温度に冷却される。特に、
第1及び第2の冷却器8及び9への冷媒供給は、
感知温度が±0℃〜+10℃の範囲でオン、オフ信
号を出力する第2の温度センサ13によつて制御
されるから、兼用貯蔵室5が冷蔵室として機能し
得る温度雰囲気状態に冷却される。尚、上記のよ
うに手動切換スイツチ30の接点(A―D)間を
閉成した状態で冷蔵室用温度センサ11からオン
信号「1」が出力されているときには、第1及び
第2の冷却器8及び9への冷媒供給が行なわれな
いが、兼用貯蔵室5周囲の断熱壁部はこれを冷凍
室として使用する場合を考慮して十分に厚く設定
しており、しかも兼用貯蔵室5の上下に冷凍室4
及び冷蔵室6が位置しているため、結果的に該兼
用貯蔵室5からの熱漏洩が非常に小さく、実際の
使用上において支障を来たさない。また、除霜ス
イツチ33をオン操作したときにはフリツプフロ
ツプ34から信号「1」が出力され、これにより
AND回路45から信号「0」が出力されるよう
になつてコンプレツサ17が駆動停止状態になる
と共に、除霜ヒータ20が通電され、以て冷凍室
用冷却器7の除霜が行なわれる。一方、除霜スイ
ツチ35がオン操作されてフリツプフロツプ36
から信号「1」が出力されたときには、AND回
路48,49の各一方の入力端子に信号「1」が
与えられるが、この場合該AND回路48,49
の各他方の入力端子には手動切換スイツチ43の
接点Bから信号「0」が与えられているため、
AND回路48,49から信号「0」が出力され
る。従つて、手動切換スイツチ43の接点(A―
D)間が形成されて兼用貯蔵室5が冷蔵室として
使用されている場合には、除霜スイツチ35をオ
ン操作してもコンプレツサ17が駆動停止したり
除霜ヒータ21が発熱したりすることはない。
尚、斯ように兼用貯蔵室5を冷蔵室として使用し
ている場合における第1及び第2の冷却器8及び
9、冷蔵室用冷却器10の除霜は、各冷凍室8,
9,10の冷却運転停止中に所謂自然除霜によつ
て行なわれる。また、氷結防止ヒータ30,31
は、第5図に示したように制御される。即ち、氷
結防止ヒータ30は第1の電磁弁24が開放され
て冷蔵室用冷却器10への冷媒供給が停止された
状態時に通電発熱され、氷結防止ヒータ31は第
1の電磁弁24が開放され且つ第2の電磁弁27
が閉鎖された状態時、換言すれば冷凍室用冷却器
7のみに冷媒供給が行なわれている状態時に通電
される。
一方、兼用冷蔵室5を冷凍室として使用する場
合には、スペーサ56を除去した状態にて手動切
換スイツチ43の接点(B―C)間を閉成して第
1の温度センサ12とプリアンプ38との間を接
続し、以て該第1の温度センサ12を有効化す
る。斯かる状態では、第1の電磁弁24が通電開
放され、且つ第1の温度センサ12からオン信号
「1」が出力されているときに第2の電磁弁27
が通電開放される。従つて第1の温度センサ12
の感知温度が−24℃以下になるまでの期間第2の
電磁弁27の開放状態が持続され、この期間中は
第1及び第2の冷却器8及び9、冷凍室用冷却器
7に対して第2の電磁弁27を通過した冷媒が供
給されるようになる。即ち、手動切換スイツチ4
3の接点(B―C)間を閉成した状態では、第1
及び第2の冷却器8及び9への冷媒供給は、感知
温度が−24℃〜−20℃の範囲でオン、オフ信号を
出力する第1の温度センサ12によつて制御され
るから、兼用貯蔵室5が冷凍室として機能し得る
温度雰囲気状態に冷却される。尚、このように兼
用貯蔵室5を冷凍室として使用する場合において
も、冷蔵室用温度センサ11からオン信号「1」
が出力されたときには、第1及び第2の電磁弁2
4及び27が閉鎖されて冷媒が冷蔵室用冷却器1
0及び冷凍室用冷却器7に順に供給されるように
なり、同時に第1及び第2の冷却器8及び9への
冷媒供給が停止されるようになるが、実際の使用
上において支障はない。
合には、スペーサ56を除去した状態にて手動切
換スイツチ43の接点(B―C)間を閉成して第
1の温度センサ12とプリアンプ38との間を接
続し、以て該第1の温度センサ12を有効化す
る。斯かる状態では、第1の電磁弁24が通電開
放され、且つ第1の温度センサ12からオン信号
「1」が出力されているときに第2の電磁弁27
が通電開放される。従つて第1の温度センサ12
の感知温度が−24℃以下になるまでの期間第2の
電磁弁27の開放状態が持続され、この期間中は
第1及び第2の冷却器8及び9、冷凍室用冷却器
7に対して第2の電磁弁27を通過した冷媒が供
給されるようになる。即ち、手動切換スイツチ4
3の接点(B―C)間を閉成した状態では、第1
及び第2の冷却器8及び9への冷媒供給は、感知
温度が−24℃〜−20℃の範囲でオン、オフ信号を
出力する第1の温度センサ12によつて制御され
るから、兼用貯蔵室5が冷凍室として機能し得る
温度雰囲気状態に冷却される。尚、このように兼
用貯蔵室5を冷凍室として使用する場合において
も、冷蔵室用温度センサ11からオン信号「1」
が出力されたときには、第1及び第2の電磁弁2
4及び27が閉鎖されて冷媒が冷蔵室用冷却器1
0及び冷凍室用冷却器7に順に供給されるように
なり、同時に第1及び第2の冷却器8及び9への
冷媒供給が停止されるようになるが、実際の使用
上において支障はない。
本発明によれば以上の説明から理解できるよう
に、冷却器からの冷気を自然対流させる所謂直冷
式の冷蔵庫でありながら冷凍室及び冷蔵室の何れ
にも選択的に切換使用し得る兼用冷蔵室を設ける
ことができ、しかも斯かる兼用貯蔵室の使用態様
の選択を手動切換スイツチを操作するだけで極め
て簡単に行ない得る。
に、冷却器からの冷気を自然対流させる所謂直冷
式の冷蔵庫でありながら冷凍室及び冷蔵室の何れ
にも選択的に切換使用し得る兼用冷蔵室を設ける
ことができ、しかも斯かる兼用貯蔵室の使用態様
の選択を手動切換スイツチを操作するだけで極め
て簡単に行ない得る。
図面は本発明の一実施例に関するもので、第1
図は縦断側面図、第2図は冷凍サイクルを示す
図、第3図は電磁弁の斜視図、第4図は電気的構
成を示す図、第5図は電子制御装置の制御内容を
示す図である。 図中、4は冷凍室、5は兼用貯蔵室、6は冷蔵
室、7は冷凍室用冷却器、8は第1の冷却器(貯
蔵室用冷却器)、9は第2の冷却器(貯蔵室用冷
却器)、10は冷蔵室用冷却器、11は冷蔵室用
温度センサ、12は第1の温度センサ、13は第
2の温度センサ、14は冷凍室用温度センサ、2
4は第1の電磁弁(第1の流路制御装置)、27
は第2の電磁弁(第2の流路制御装置)、32は
電子制御装置、43は手動切換スイツチ、Aはバ
イパス路である。
図は縦断側面図、第2図は冷凍サイクルを示す
図、第3図は電磁弁の斜視図、第4図は電気的構
成を示す図、第5図は電子制御装置の制御内容を
示す図である。 図中、4は冷凍室、5は兼用貯蔵室、6は冷蔵
室、7は冷凍室用冷却器、8は第1の冷却器(貯
蔵室用冷却器)、9は第2の冷却器(貯蔵室用冷
却器)、10は冷蔵室用冷却器、11は冷蔵室用
温度センサ、12は第1の温度センサ、13は第
2の温度センサ、14は冷凍室用温度センサ、2
4は第1の電磁弁(第1の流路制御装置)、27
は第2の電磁弁(第2の流路制御装置)、32は
電子制御装置、43は手動切換スイツチ、Aはバ
イパス路である。
Claims (1)
- 1 冷凍室用冷却器を有した冷凍室。冷蔵室用冷
却器を有した冷蔵室。貯蔵室用冷却器を有した兼
用貯蔵室。冷媒を前記冷蔵室用冷却器及び冷凍室
用冷却器に供給する状態と、冷媒を該冷蔵室冷却
器を迂回したバイパス路に流入させる状態とに切
換える第1の流路制御装置、前記バイパス路に流
入した冷媒を前記冷凍室用冷却器のみに供給する
状態と、該冷媒を前記貯蔵室用冷却器及び冷凍室
用冷却器に供給する状態とに切換える第2の流路
制御装置。前記冷凍室の温度を感知する冷凍室用
温度センサ。前記貯蔵室の温度を感知して夫々異
なる感知温度で信号を出力する第1及び第2の温
度センサ。これら各温度センサからの感知信号に
基づいて前記第1及び第2の流路制御装置の切換
動作を制御する電子制御装置。前記第1及び第2
の温度センサからの各感知信号のうちの一方を前
記電子制御装置に選択的に与える手動切換スイツ
チ。以上の構成から成る冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5656980A JPS56151865A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Refrigerating chamber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5656980A JPS56151865A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Refrigerating chamber |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151865A JPS56151865A (en) | 1981-11-25 |
JPS6125072B2 true JPS6125072B2 (ja) | 1986-06-13 |
Family
ID=13030767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5656980A Granted JPS56151865A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Refrigerating chamber |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56151865A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62120185U (ja) * | 1986-01-24 | 1987-07-30 |
-
1980
- 1980-04-28 JP JP5656980A patent/JPS56151865A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151865A (en) | 1981-11-25 |
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