JPS6015108Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPS6015108Y2 JPS6015108Y2 JP4408678U JP4408678U JPS6015108Y2 JP S6015108 Y2 JPS6015108 Y2 JP S6015108Y2 JP 4408678 U JP4408678 U JP 4408678U JP 4408678 U JP4408678 U JP 4408678U JP S6015108 Y2 JPS6015108 Y2 JP S6015108Y2
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- Japan
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- cooler
- temperature
- compartment
- refrigerator
- refrigerator compartment
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷蔵室及び冷凍室の他に該冷蔵室の温度と略同
等以上に保たれる貯蔵室を有する冷蔵庫に関する。
等以上に保たれる貯蔵室を有する冷蔵庫に関する。
従来より冷蔵庫においては、冷蔵室内の下部に上面が開
口するプラスチック製の貯蔵容器を配設し、この貯蔵容
器に野菜等を収納して貯蔵する構成としている。
口するプラスチック製の貯蔵容器を配設し、この貯蔵容
器に野菜等を収納して貯蔵する構成としている。
ところが、上記従来の構成では、貯蔵容器に対して野菜
等を出入れする場合に冷蔵室用扉を開放して冷蔵室全体
を開口させる必要があり、冷蔵室内の冷気を放出させて
しまう不具合があった。
等を出入れする場合に冷蔵室用扉を開放して冷蔵室全体
を開口させる必要があり、冷蔵室内の冷気を放出させて
しまう不具合があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、冷蔵庫本体に冷蔵室及び冷凍室の他に該冷蔵室の温度
と略同等以上に保たれるべき貯蔵室を設け、これらの冷
蔵室、冷凍室及び貯蔵室に夫々第1、第2及び第3の冷
却器を配設し、そしてキャピラリチューブからの冷媒を
第3の冷却器、第1の冷却器及び第2の冷却器からなる
直列回路に供給する場合と第3の冷却器及び第1の冷却
器を側路して第2の冷却器に供給する場合とに切換制御
する冷凍室用制御スイッチを設ける構成とすることによ
って、冷蔵室及び冷凍室に影響を及ぼすことなく貯蔵室
に対して野菜等の貯蔵品の出入れを行なうことができ、
又貯蔵室の温度を野菜等の貯蔵品の保存に適するように
冷蔵室の温度と略同等以上に容易且つ確実に保つことが
でき、この場合でも冷凍室の温度を冷凍食品等の保存に
支障のない極低温に保つことができる冷蔵庫を提供する
にある。
、冷蔵庫本体に冷蔵室及び冷凍室の他に該冷蔵室の温度
と略同等以上に保たれるべき貯蔵室を設け、これらの冷
蔵室、冷凍室及び貯蔵室に夫々第1、第2及び第3の冷
却器を配設し、そしてキャピラリチューブからの冷媒を
第3の冷却器、第1の冷却器及び第2の冷却器からなる
直列回路に供給する場合と第3の冷却器及び第1の冷却
器を側路して第2の冷却器に供給する場合とに切換制御
する冷凍室用制御スイッチを設ける構成とすることによ
って、冷蔵室及び冷凍室に影響を及ぼすことなく貯蔵室
に対して野菜等の貯蔵品の出入れを行なうことができ、
又貯蔵室の温度を野菜等の貯蔵品の保存に適するように
冷蔵室の温度と略同等以上に容易且つ確実に保つことが
でき、この場合でも冷凍室の温度を冷凍食品等の保存に
支障のない極低温に保つことができる冷蔵庫を提供する
にある。
以下本考案の第1の実施例につき第1図乃至第3図を参
照して説明する。
照して説明する。
先ず、全体の概略的構成について第1図に従って述べる
。
。
1は断熱筐体からなる冷蔵庫本体で、その内部は断熱性
を有する水平仕切壁2によって上下に仕切られて、その
下部は冷蔵室3に形成されているとともに、上部は断熱
性を有する垂直仕切壁4によって左、右に仕切られて左
側の冷凍室5及び右側の高湿度に保たれる貯蔵室6に形
成されている。
を有する水平仕切壁2によって上下に仕切られて、その
下部は冷蔵室3に形成されているとともに、上部は断熱
性を有する垂直仕切壁4によって左、右に仕切られて左
側の冷凍室5及び右側の高湿度に保たれる貯蔵室6に形
成されている。
7,8及び9は前記冷蔵室3、冷凍室5及び貯蔵室6の
各前面開口部に夫々を開閉すべく枢設された冷蔵室用扉
、冷凍室用扉及び貯蔵室用溝である。
各前面開口部に夫々を開閉すべく枢設された冷蔵室用扉
、冷凍室用扉及び貯蔵室用溝である。
10は前記冷蔵室3内上部に配設された第1の冷却器、
11は冷凍室5内に配設された第2の冷却器であり、こ
れは矩形箱状をなし内部を実質的な冷凍室5としている
。
11は冷凍室5内に配設された第2の冷却器であり、こ
れは矩形箱状をなし内部を実質的な冷凍室5としている
。
12は貯蔵室6内上部に配設された第3の冷却器である
。
。
さて、冷凍サイクルの構成について第2図に従い述べる
。
。
13はコンプレッサで、その吐出口部はデリベリチュー
ブ14を介してコンデンサ15の流入端部に連結され、
コンデンサ15の流出端部はキャピラリチューブ16の
流入端部に連結されているとともに、キャピラリチュー
ブ16の流出端部は電磁弁17の流入端部に連結され、
その電磁弁17の流出端部は補助キャピラリチューブ1
8を介して前記第3の冷却器12の冷媒路の流入端部に
連結されている。
ブ14を介してコンデンサ15の流入端部に連結され、
コンデンサ15の流出端部はキャピラリチューブ16の
流入端部に連結されているとともに、キャピラリチュー
ブ16の流出端部は電磁弁17の流入端部に連結され、
その電磁弁17の流出端部は補助キャピラリチューブ1
8を介して前記第3の冷却器12の冷媒路の流入端部に
連結されている。
更に、第3の冷却器1の冷媒路の流出端部は前記第1の
冷却器10の冷媒路の流入端部に連結され、第1の冷却
器10の冷媒路の流出端部は連結パイプ19を介して前
記第2の冷却器11の冷媒路の流入端部に連結されてい
るとともに、第2の冷却器11の冷媒路の流出端部はサ
クションパイプ20を介して前記コンプレッサ13の吸
入口部に連結されている。
冷却器10の冷媒路の流入端部に連結され、第1の冷却
器10の冷媒路の流出端部は連結パイプ19を介して前
記第2の冷却器11の冷媒路の流入端部に連結されてい
るとともに、第2の冷却器11の冷媒路の流出端部はサ
クションパイプ20を介して前記コンプレッサ13の吸
入口部に連結されている。
この結果、第1乃至第3の冷却器10乃至12は直列と
なり、この直列回路において、第3の冷却器12はキャ
ピラリチューブ16側に位置し、第2の冷却器11はサ
クションパイプ20側に位置し、第1の冷却器10は冷
却器11及び12間に位置することになる。
なり、この直列回路において、第3の冷却器12はキャ
ピラリチューブ16側に位置し、第2の冷却器11はサ
クションパイプ20側に位置し、第1の冷却器10は冷
却器11及び12間に位置することになる。
而して、21は側路回路を構成するための側路キャピラ
リチューブであり、その流入端部は前記電磁弁17の流
入端部に連結され、又流出端部は前記第2の冷却器11
の冷媒路の流入端部に連結されている。
リチューブであり、その流入端部は前記電磁弁17の流
入端部に連結され、又流出端部は前記第2の冷却器11
の冷媒路の流入端部に連結されている。
一方、電気回路の構成について第3図に従って述べる。
22及び23は図示しない100ボルトの単相交流電源
に接続された電源端子であり、又24は第2の冷却器1
1のための除霜スイッチであり、これは手動操作自動復
帰形の熱動切換スイッチからなり、常には接片(c−b
)間を閉成しており、手動操作されると接片(c−a)
間を閉成し、そして第2の冷却器11の温度が除霜終了
の設定温度になると接片(c−b)間を閉成するように
自動的に復帰する。
に接続された電源端子であり、又24は第2の冷却器1
1のための除霜スイッチであり、これは手動操作自動復
帰形の熱動切換スイッチからなり、常には接片(c−b
)間を閉成しており、手動操作されると接片(c−a)
間を閉成し、そして第2の冷却器11の温度が除霜終了
の設定温度になると接片(c−b)間を閉成するように
自動的に復帰する。
そして、この除霜スイッチ24において、その可動接片
Cは電源端子22に接続され、固定接片aは前記第2の
冷却器11に配設された除霜ヒータ25を介して電源端
子23に接続され、固定接片すは冷凍室用制御スイッチ
26及び前記コンプレッサ13の駆動モータ27の直列
回路を介して電源端子23に接続されているとともに、
冷凍室用制御スイッチ26に並列に感熱部ヒータ28が
接続されている。
Cは電源端子22に接続され、固定接片aは前記第2の
冷却器11に配設された除霜ヒータ25を介して電源端
子23に接続され、固定接片すは冷凍室用制御スイッチ
26及び前記コンプレッサ13の駆動モータ27の直列
回路を介して電源端子23に接続されているとともに、
冷凍室用制御スイッチ26に並列に感熱部ヒータ28が
接続されている。
ここで、冷凍室用制御スイッチ26は冷凍室5内の温度
が下限設定温度に達すると開放作動し且つ上限設定温度
に達すると閉成復帰するようになっており、感熱部ヒー
タ28はこの冷凍室用制御スイッチ26の感熱部を加熱
してその閉成復帰を助けるためのものである。
が下限設定温度に達すると開放作動し且つ上限設定温度
に達すると閉成復帰するようになっており、感熱部ヒー
タ28はこの冷凍室用制御スイッチ26の感熱部を加熱
してその閉成復帰を助けるためのものである。
29は冷蔵室用制御スイッチであり、これは冷蔵室3内
の温度が下限設定温度に達すると接片(c−a)間を閉
成するように作動し且つ第1の冷却器10が正(+)の
上限設定温度に達すると接片(c−b)間を閉成するよ
うに復帰する。
の温度が下限設定温度に達すると接片(c−a)間を閉
成するように作動し且つ第1の冷却器10が正(+)の
上限設定温度に達すると接片(c−b)間を閉成するよ
うに復帰する。
そして、この冷蔵車用制御スイッチ29において、可動
接片Cは除霜スイッチ24の固定接片すに接続され、固
定接片すは前記電磁弁17を介して電源端子23に接続
され、固定接片aは前記連結パイプ19を加熱する連結
パイプヒータ30を介して電源端子23に接続されてい
る。
接片Cは除霜スイッチ24の固定接片すに接続され、固
定接片すは前記電磁弁17を介して電源端子23に接続
され、固定接片aは前記連結パイプ19を加熱する連結
パイプヒータ30を介して電源端子23に接続されてい
る。
次に、上記構成の本実施例の作用につき説明する。
冷凍室5の温度が下限設定温度以上で冷凍室用制御スイ
ッチ26が閉成している時には駆動モータ27が通電さ
れてコンプレッサ13を作動させ、又冷蔵室3の温度が
下限設定温度以上で冷蔵室用制御スイッチ29が接片(
c−b)間を閉成している時には電磁弁17が通電され
て開放しているので、コンプレッサ13、デリベリチュ
ーブ14、コンデンサ15及びキャピラリチューブ16
を経て得られた液化冷媒は電磁弁17及び補助キャピラ
リチューブ18を介して第3の冷却器12、第1の冷却
器10及び第2の冷却器11からなる直列回路に供給さ
れるようになり、冷却器12.10及び11において順
次蒸発して気化冷媒となり、サクションパイプ20を経
てコンプレッサ13に戻されるようになり、以って冷却
運転が行なわれる。
ッチ26が閉成している時には駆動モータ27が通電さ
れてコンプレッサ13を作動させ、又冷蔵室3の温度が
下限設定温度以上で冷蔵室用制御スイッチ29が接片(
c−b)間を閉成している時には電磁弁17が通電され
て開放しているので、コンプレッサ13、デリベリチュ
ーブ14、コンデンサ15及びキャピラリチューブ16
を経て得られた液化冷媒は電磁弁17及び補助キャピラ
リチューブ18を介して第3の冷却器12、第1の冷却
器10及び第2の冷却器11からなる直列回路に供給さ
れるようになり、冷却器12.10及び11において順
次蒸発して気化冷媒となり、サクションパイプ20を経
てコンプレッサ13に戻されるようになり、以って冷却
運転が行なわれる。
この場合、冷蔵室3の容積(負荷)は冷凍室5のそれよ
りも大で第1の冷却器10からの冷気放出が大であるの
で、その第1の冷却器10内における液化冷媒の蒸発は
著しく、従って第1の冷却器10の内圧が大となって第
2の冷却器11とに圧力差が生じ、蒸発温度としては1
.5乃至3℃の差となって第1の冷却器10の蒸発温度
が高くなる。
りも大で第1の冷却器10からの冷気放出が大であるの
で、その第1の冷却器10内における液化冷媒の蒸発は
著しく、従って第1の冷却器10の内圧が大となって第
2の冷却器11とに圧力差が生じ、蒸発温度としては1
.5乃至3℃の差となって第1の冷却器10の蒸発温度
が高くなる。
これによって、この第1の冷却器10の前段即ちキャピ
ラリチューブ16側に位置する第3の冷却器12におけ
る蒸発温度も高くなるものであり、従って第1の冷却器
10等の表面積を適宜設定すれば第1の冷却器10によ
って冷蔵室3が通常のように2乃至5℃に冷却されると
貯蔵室6は第3の冷却器12によって0℃以上の温度例
えば冷蔵室3の温度と略同等以上の温度たる5乃至10
℃に冷却されるようになる。
ラリチューブ16側に位置する第3の冷却器12におけ
る蒸発温度も高くなるものであり、従って第1の冷却器
10等の表面積を適宜設定すれば第1の冷却器10によ
って冷蔵室3が通常のように2乃至5℃に冷却されると
貯蔵室6は第3の冷却器12によって0℃以上の温度例
えば冷蔵室3の温度と略同等以上の温度たる5乃至10
℃に冷却されるようになる。
その後、冷蔵室3内の温度が下限設定温度に達すると、
これを冷蔵室用制御スイッチ29が検出して接片(c−
b)間を開放し接片(c−a)間を閉成するように作動
するので、接片(c−b)間の開放により電磁弁17が
断電されて閉塞し、接片(C−a)間の閉成により連結
パイプヒータ30が通電されて発熱する。
これを冷蔵室用制御スイッチ29が検出して接片(c−
b)間を開放し接片(c−a)間を閉成するように作動
するので、接片(c−b)間の開放により電磁弁17が
断電されて閉塞し、接片(C−a)間の閉成により連結
パイプヒータ30が通電されて発熱する。
従って、今度はキャピラリチューブ16からの液化冷媒
は側路キャピラリチューブ21を介して第2の冷却器1
1のみに供給されるようになり、この冷却器11によっ
て冷凍室5は通常のように−15乃至−20°Cに冷却
されることになる。
は側路キャピラリチューブ21を介して第2の冷却器1
1のみに供給されるようになり、この冷却器11によっ
て冷凍室5は通常のように−15乃至−20°Cに冷却
されることになる。
この間に、液化冷媒の供給が停止された第1の冷却器1
0は次第に温度上昇して遂には正(+)の温度となって
除霜が行なわれるようになり、その後その第1の冷却器
10の温度が上限設定温度に達すると、冷蔵室用制御ス
イッチ29が接片(c−a)間を開放し接片(c−b)
間を閉成するように復帰するようになり、キャピラリチ
ューブ16からの液化冷媒は再び冷却器12゜10及び
11の直列回路に供給されるようになる。
0は次第に温度上昇して遂には正(+)の温度となって
除霜が行なわれるようになり、その後その第1の冷却器
10の温度が上限設定温度に達すると、冷蔵室用制御ス
イッチ29が接片(c−a)間を開放し接片(c−b)
間を閉成するように復帰するようになり、キャピラリチ
ューブ16からの液化冷媒は再び冷却器12゜10及び
11の直列回路に供給されるようになる。
一方、上述したような冷却運転中において、冷凍室5の
温度が下限設定温度に達すると、これを冷凍室用制御ス
イッチ26が検出して開放するので、駆動モータ27が
断電されてコンプレッサ13を停止させるようになり、
その後冷凍室5の温度が上限設定温度に達すると冷凍室
用制御スイッチ26が閉成して前述同様の冷却運転が再
開され、以上により冷蔵室3、冷凍室5及び貯蔵室6は
前述したような夫々の温度に制御されるものである。
温度が下限設定温度に達すると、これを冷凍室用制御ス
イッチ26が検出して開放するので、駆動モータ27が
断電されてコンプレッサ13を停止させるようになり、
その後冷凍室5の温度が上限設定温度に達すると冷凍室
用制御スイッチ26が閉成して前述同様の冷却運転が再
開され、以上により冷蔵室3、冷凍室5及び貯蔵室6は
前述したような夫々の温度に制御されるものである。
尚、除霜スイッチ24をその接片(c−a)間が閉成す
るように手動操作した場合には除霜ヒータ25によって
第2の冷却器11の除霜が行なわれることは勿論である
。
るように手動操作した場合には除霜ヒータ25によって
第2の冷却器11の除霜が行なわれることは勿論である
。
このように本実施例によれば、冷蔵庫本体1に貯蔵室6
を設けてこれを第3の冷却器12によって冷却するよう
にしたので、この貯蔵室6に対して野菜等の貯蔵品を出
入れする場合には貯蔵室用扉9を開閉するだけでよく、
冷蔵室3及び冷凍室5には何ら影響を及ぼさない。
を設けてこれを第3の冷却器12によって冷却するよう
にしたので、この貯蔵室6に対して野菜等の貯蔵品を出
入れする場合には貯蔵室用扉9を開閉するだけでよく、
冷蔵室3及び冷凍室5には何ら影響を及ぼさない。
又、本実施例によれば、キャピラリチューブ16からの
液化冷媒を電磁弁17及び補助キャピラリチューブ18
を介して冷却器10乃至12からなる直列回路に供給す
るように冷凍サイクルを構威し、且つこの第1乃至第3
の冷却器10乃至12からなる直列回路において、第3
の冷却器12をキャピラリチューブ16側に位置させ、
第2の冷却器11をサクションパイプ20側に位置させ
るとともに、第1の冷却器10を冷却器11及び12間
に位置させるようにしたので、貯蔵室6を第3の冷却器
12によって野菜等の貯蔵品の保存に適する5乃至10
℃の温度に容易且つ確実に制御し保つことができるもの
である。
液化冷媒を電磁弁17及び補助キャピラリチューブ18
を介して冷却器10乃至12からなる直列回路に供給す
るように冷凍サイクルを構威し、且つこの第1乃至第3
の冷却器10乃至12からなる直列回路において、第3
の冷却器12をキャピラリチューブ16側に位置させ、
第2の冷却器11をサクションパイプ20側に位置させ
るとともに、第1の冷却器10を冷却器11及び12間
に位置させるようにしたので、貯蔵室6を第3の冷却器
12によって野菜等の貯蔵品の保存に適する5乃至10
℃の温度に容易且つ確実に制御し保つことができるもの
である。
しかも、本実施例によれば、第3の冷却器12及び第1
の冷却器10を側路する側路キャピラリチューブ21を
設けて、冷蔵室3の温度が下限設定温度に達した時に電
磁弁17を閉塞させることによりキャピラリチューブ1
6からの液化冷媒を側路キャピラリチューブ21を介し
て第2の冷却器11にのみ供給するようにしたので、上
述したように貯蔵室6及びこれのための第3の冷却器1
2を設けた場合でも冷凍室5を冷凍食品等の保存に適す
る温度例えば−15乃至−20℃の極低温に保つことが
できるものであり、又このような構成としても電気回路
としては第3図に示すような従来から用いられているも
のをそのまま利用することができて極めて便利である。
の冷却器10を側路する側路キャピラリチューブ21を
設けて、冷蔵室3の温度が下限設定温度に達した時に電
磁弁17を閉塞させることによりキャピラリチューブ1
6からの液化冷媒を側路キャピラリチューブ21を介し
て第2の冷却器11にのみ供給するようにしたので、上
述したように貯蔵室6及びこれのための第3の冷却器1
2を設けた場合でも冷凍室5を冷凍食品等の保存に適す
る温度例えば−15乃至−20℃の極低温に保つことが
できるものであり、又このような構成としても電気回路
としては第3図に示すような従来から用いられているも
のをそのまま利用することができて極めて便利である。
尚、上記実施例では側路回路を構成するために側路キャ
ピラリチューブ21を設けるようにしたが、この代りに
第4図に示す第2の実施例のように、側路キャピラリチ
ューブ21及び電磁弁17を省略し且つ流入端部がキャ
ピラリチューブ16の流出端部に連結され流出端部が第
2の冷却器11の冷媒路の流入端部に連結された電磁弁
31によって側路回路を構威し、この電磁弁31を冷蔵
室3の温度かが下限設定温度に達した時に開放させるよ
うにしてもよい。
ピラリチューブ21を設けるようにしたが、この代りに
第4図に示す第2の実施例のように、側路キャピラリチ
ューブ21及び電磁弁17を省略し且つ流入端部がキャ
ピラリチューブ16の流出端部に連結され流出端部が第
2の冷却器11の冷媒路の流入端部に連結された電磁弁
31によって側路回路を構威し、この電磁弁31を冷蔵
室3の温度かが下限設定温度に達した時に開放させるよ
うにしてもよい。
又、上記各実施例では電磁弁17.31を用いるように
したが、例えばキャピラリチューブとこれを加熱するヒ
ータとの組合せによって弁作用を行なわせるようにして
もよい。
したが、例えばキャピラリチューブとこれを加熱するヒ
ータとの組合せによって弁作用を行なわせるようにして
もよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば冷蔵室、冷凍室及び貯蔵
室の位置関係は上下若しくは左右に適宜変更し得る等、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得ること
は勿論である。
定されるものではなく、例えば冷蔵室、冷凍室及び貯蔵
室の位置関係は上下若しくは左右に適宜変更し得る等、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得ること
は勿論である。
本考案は以上説明したようになり、冷蔵室及び冷凍室に
影響を及ぼすことなく貯蔵室に対して野菜等の貯蔵品を
出入れすることができ、又貯蔵室の温度を野菜等の貯蔵
品の保存に適するように冷蔵室と略同等以上に容易に且
つ確実に保つことができ、この場合でも冷凍室の温度を
冷凍食品等の保存に支障のない極低温に保つことができ
るという実用的効果を奏する冷蔵庫を提供し得るもので
ある。
影響を及ぼすことなく貯蔵室に対して野菜等の貯蔵品を
出入れすることができ、又貯蔵室の温度を野菜等の貯蔵
品の保存に適するように冷蔵室と略同等以上に容易に且
つ確実に保つことができ、この場合でも冷凍室の温度を
冷凍食品等の保存に支障のない極低温に保つことができ
るという実用的効果を奏する冷蔵庫を提供し得るもので
ある。
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示し、第1
図は正面図、第2図は冷凍サイクルの構成図、第3図は
電気回路図であり、第4図は本考案の第2の実施例を示
す冷凍サイクルの構成図である。 図面中、1は冷蔵庫本体、3は冷蔵室、5は冷凍室、6
は貯蔵室、10は第1の冷却器、11は第2の冷却器、
12は第3の冷却器、16はキャピラリチューブ、17
は電磁弁、21は側路キャピラリチューブ、29は冷蔵
室用制御スイッチ、31は電磁弁を示す。
図は正面図、第2図は冷凍サイクルの構成図、第3図は
電気回路図であり、第4図は本考案の第2の実施例を示
す冷凍サイクルの構成図である。 図面中、1は冷蔵庫本体、3は冷蔵室、5は冷凍室、6
は貯蔵室、10は第1の冷却器、11は第2の冷却器、
12は第3の冷却器、16はキャピラリチューブ、17
は電磁弁、21は側路キャピラリチューブ、29は冷蔵
室用制御スイッチ、31は電磁弁を示す。
Claims (1)
- 冷蔵室、冷凍室及び該冷蔵室の温度と略同等以上に保た
れるべき貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、これらの冷蔵室
、冷凍室及び貯蔵室に夫々配設された第1、第2及び第
3の冷却器と、前記冷蔵室の温度を感知するように設け
られた該冷蔵室の温度が上限設定温度に達した時にはキ
ャピラリチューブからの冷媒を第3の冷却器、第1の冷
却器及び第2の冷却器の直列回路に供給し下限設定温度
に達した時には前記キャピラリチューブからの冷媒を前
記第3の冷却器及び第1の冷却器を側路して第2の冷却
器に供給するように切換制御する冷蔵室用制御スイッチ
とを具備してなる冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4408678U JPS6015108Y2 (ja) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4408678U JPS6015108Y2 (ja) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54146466U JPS54146466U (ja) | 1979-10-11 |
JPS6015108Y2 true JPS6015108Y2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=28919726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4408678U Expired JPS6015108Y2 (ja) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015108Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-03 JP JP4408678U patent/JPS6015108Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54146466U (ja) | 1979-10-11 |
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