JPS61249919A - パツプ剤 - Google Patents

パツプ剤

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JPS61249919A
JPS61249919A JP8990385A JP8990385A JPS61249919A JP S61249919 A JPS61249919 A JP S61249919A JP 8990385 A JP8990385 A JP 8990385A JP 8990385 A JP8990385 A JP 8990385A JP S61249919 A JPS61249919 A JP S61249919A
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JP
Japan
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poultice
water
plaster
skin
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP8990385A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Shimizu
和彦 清水
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パップ剤に関し、更に詳しくは、使用性が良
好で賦形性に優れた透明性のある改良されたパップ剤に
関する。
従来の技術 パップ剤は、局所の捻挫、打撲症の冷湿布などの目的で
汎用されている。このパップ剤は、カオリン、シリカ、
亜鉛華、炭酸カルシウム、酸化チタン等の粉末にグリセ
リン、ゼラチン、水、その他の添加剤を混練して基剤を
製造し、この基剤にサリチル酸メチル、メントール、チ
モール、カンフルなどの薬効剤を配合して膏体を得、こ
れを各種不織布、綿布などの基布上に展延し、膏体面上
にポリエチレンフィルム、セロファンフィルムなどの保
護フィルムを貼り合せた構造のもので、使用時に保護フ
ィルムを剥離して、患部に貼布して用いられている。
このようなパップ剤は一般に下記の条件を満足すること
が要求されている。
(イ)膏体が保護フィルムに付着したり基布から剥離し
ないこと。
(ロ)膏体が適度の水分及び粘着性を有し、患部に密着
して快適な使用感を与えること。
(ハ)長時間効力を持続させるために、患部に貼布した
ときに、膏体が乾燥して、自然剥離を生じることがない
こと。
(ニ)保存または使用環境における温度や湿度に左右さ
れず、長期にわたって膏体が安定に保持され、吸湿、軟
化、ダレ、ベトッキなどを起さないこと。
(ホ)使用後は、患部より容易に剥離でき、膏体の一部
が皮膚に残らない。
(へ)皮膚かぶれなどの副作用を防止するため、膏体の
pHが弱酸性〜中性に調節されていること。
このような観点から従来のパップ剤では、ゼラチン、ア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、メチルセルロース、ポリアクリ
ル酸ナトリウムなどの水溶性高分子化合物;カオリン、
シリカ、ベントナイト、亜鉛華、炭酸カルシウム、酸化
チタンなどの無機充填剤;グリセリン、プロピレングリ
コール、ソルビトールなどの多価アルコール;ロジン、
エステルガム、ポリブテンなどの粘着付与剤などを組合
せて、水を用いて練合せたパップ剤用基剤が用いられて
おり、なかでも、水溶性高分子化合物の架橋ゲル、ポリ
アクリル酸ナトリウム−水酸化アルミニウムゲル、ポリ
ビニルアルコール(PVA)−ホウ酸ゲル、又は水溶性
高分子化合物の多価アルコールゲルが用いられ、とくに
ゼラチン−グリセリンゲルが汎用されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来汎用されているゲルも種
々の欠点を有し、例えば膏体上に貼り合せた保護フィル
ムの剥離が困難であったり、パップ剤の使用中に膏体の
吸湿、軟化によるダレ、ベトッキを生じたり、使用後の
パップ剤剥離時に膏体が皮膚に残存したり、ときには衣
服を汚したりするという欠点があった。
これは季節の変化で膏体が劣化したり、塗布中体温によ
り軟化してゾル化したりするためである。
これらの欠点を改良する為、カオリン、シリカ、亜鉛華
、酸化チタン等を増量して賦形処理することが行なわれ
ているが、これらの処理により耐熱性は向上するが、ゲ
ル固有の特性である柔軟な粘弾性、皮膚への優れた粘着
性などを激減させ、粘着性のない固いゲルを形成すると
いう欠点があった。
本発明者らは上記のような欠点のないパップ剤を開発す
べく種々検討した結果、ナイロンパウダー、結晶セルロ
ース、ポリエチレンパウダー、スチレンパウダー等の有
機粉末やガラスビーズを賦形剤とする水性ゲル状組成物
を基剤として用いたパップ剤用膏体が前記のごとき種々
の要件を満足し、パップ剤としてきわめて優れているこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
問題点を解決するための手段及びその作用即ち、本発明
は、水の存在下で水溶性重合体を架橋剤で架橋するか又
は水溶性重合体を組合わせて得られる含水ゲルを膏体と
して含有するパップ剤において、有機粉末及びガラスビ
ーズより選ばれた少なくとも一種を配合して成るパップ
剤を提供するものである。
本発明で用いられる水溶性重合体は分子中にカルボキシ
ル基又は水酸基を含有する合成重合体で安全性の高いも
のであれば良く、従来一般的に用いられていた任意のも
のを使用することができる。
そのような水溶性重合体としては、例えばゼラチン、ア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、カーボポール、メチルセルロー
ス、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウムなどが
挙げられる。これらの水溶性重合体は、単独又は任意の
混合物として使用することができる。
水溶性重合体の配合量には特に限定はないが、配合量は
一般にはパップ剤の基剤に対して5〜40重量%、好ま
しくは7〜35重量%である。
本発明に係るパップ剤には保湿剤を含めることができる
が、本発明で用いられる保湿剤は、従来一般的に用いら
れていた任意のものを使用することができる。そのよう
な保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリ
コール、ソルビトール、1.3−BG (1,3−ブチ
レングリコール)、DPG (ジプロピレングリコール
)などの多価アルコール類及びマビット、マルトースな
ど多糖類のものなどが挙げられる。これらの保湿剤は単
独又は任意の混合物として使用することができる。
保湿剤の配合量には特に限定はないが、配合量は、一般
にはパップ剤の基剤に対して5〜50重量%、好ましく
は7〜45重量%である。
本発明で用いられる粉末は、絹、ナイロン、結晶セルロ
ース、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、
スチレンコポリマー等の有機系粉末やガラスビーズなど
が挙げられる。これらの粉末は単独又は任意の混合物と
して使用することができる。
粉末の配合量には特に限定はないが、配合量は一般には
、パップ剤の基剤に対して0.5〜40重量%、好まし
くは1〜35重量%である。
本発明のパップ剤は、上記の成分に加えて、更に必要に
応じて、架橋剤、水、薬剤、清涼剤、粘着付与剤、吸湿
潮解性金属塩、香料、色素、防腐剤等が従来のパップ剤
に任意的に配合されていた成分を本発明の目的を損なわ
ない範囲で配合することができる。
発明の効果 本発明のパップ剤は、多量の水を包含し、70〜80℃
の高温でもその形はくずれず、しかもパップ剤として皮
膚に通用した場合に柔軟性及び伸縮性に富み、使用時の
保護フィルムの剥離性が良く、使用後の剥離に際しても
皮膚への残存性がないため、貼付性能のパップ剤用膏体
としてきわめて有用である。
実施例 次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが本
発明の範囲をこれらの実施例により限定するものでない
ことはいうまでもない。なお、配合量は重量%である。
実施例1〜5及び比較例1〜2 以下の第1表に示す処方のパップ剤を下記のようにして
調製した。
(以下余白) (製法) 成分■に、予め成分■に成分■■■■■■[相]■を湿
ill混合したものを加え攪拌混合し、温度を50℃迄
上げ1時間均一に混合した。これに成分■に成分@0を
混合したものを徐々に添加し、40℃迄冷却し、混練し
てパップ剤用膏体を得た。
得られたパップ剤用膏体を基布上に1fiの厚みで展延
塗布し、ポリエチレン保護フィルムを貼り合せパップ剤
を製造した。
(効果) 上記の実施例1〜5並びに比較例1及び2のパップ剤を
1週間常温で熟成後、10名の専門パネルについて使用
性物性を試験した。
試験項目は下記のとおりであり、その評価を下記のよう
な点数で示した。その結果は第2表に示す通りであった
。なお表中の評価はいずれも平均値である。
(A)保護フィルムからの膏体の剥離性l:保護フィル
ムが膏体に付着し、剥離できない。
2:剥離しにくい。
3:容易に剥離できる。
(B)皮膚への密着性(R頬部) 1:密着性がほとんどなく、皮膚からすぐ脱落する。
2:密着性に乏しく、顔の表情をかえたりするとずれた
り脱落する。
3:密着性が良好で、顔の表情をかえたりしても脱落す
ることがない。
(C)膏体の皮膚への残存性 1:剥離に際して膏体の一部あるいは大半が皮膚に残る
2:膏体が皮膚に残ることがある。
3:膏体が皮膚に残ることはない。
(D)保湿性 に使用中に膏体が乾燥し、皮膚から剥離する。
2:膏体の水分が低下し、冷却効果が減少する。
3:使用後も多量の水分を含み、充分な冷却効果を有す
る。
(E)テスト(80℃恒温槽1日放置)後の粘着性1:
粘着性がなく固いひびのいったものとなる。
2:粘着性が若干なくなっている。
3:粘着性は室温放置品とほとんど変らない。
第2表 A   33333 21 B   33333 21 C3333322 D   33333 11 E   33333 11 第2表の結果から明らかなように本発明による実施例1
〜5のパップ剤は比較例のものに比較してその効果に優
れ、しかもパップ剤として十分な機能を有していること
が確認された。
実施例6〜9及び比較例3 以下の第3表に示す処方のパップ剤を以下のようにして
製造した。
(以下余白) (製法) 成分■に、予め成分■に成分■■■■■■■を湿潤混合
したものを加え実施例1〜5と同様に調製しパップ剤を
得た。
(効果) このようにして得たパップ剤を前記と同様にして評価し
た。結果は第4表に示す通りであった。
第4表 A   3333  1 B   3333  1 C33331 D   3333  1 E   3333  1 F   2323  1 第2表の結果と同様、本発明に従った★施例6〜9のも
のは比較例のものに比べて効果に優れ、しかもパップ剤
として十分な機能を有していることが確認された。
実施例10〜13 以下の第5表に示す処方のパップ剤を以下のようにして
製造した。
(以下余白) (製法) 成分■に成分■■を熔解した。一方、成分■に成分■■
■■を混合し、その中に成分■を入れ、混合物を調製し
た。前記成分■■■の水溶液中に成分■■■■■■のグ
リセリン混合物を徐々に加え混合してpH6,3近辺に
なった混合物中に成分0■を添加し混練して所望のパッ
プ剤熔解膏体を得た。
このようにして得た実施例10〜13のパップ剤も実施
例1〜9のものと同様に効果に優れ、しかもパップ剤と
して十分な機能を有していることを確認した。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、水の存在下で水溶性重合体を架橋剤で架橋するか又
    は水溶性重合体を組合わせて得られる含水ゲルを膏体と
    して含有するパップ剤において、有機粉末及びガラスビ
    ーズより選ばれた少なくとも1種を配合することを特徴
    とするパップ剤。
JP8990385A 1985-04-27 1985-04-27 パツプ剤 Pending JPS61249919A (ja)

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JP8990385A JPS61249919A (ja) 1985-04-27 1985-04-27 パツプ剤

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ID=13983680

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0676195B1 (fr) * 1994-03-24 1999-05-06 L'oreal Composition cosmétique pour masque de nettoyage de la peau contenant des particules de polyamide sphéroidales calibrées
JP2005255649A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Mycoal Products Corp 貼付シート

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