JPS61246456A - 既設瓦棒葺屋根の補修屋根 - Google Patents

既設瓦棒葺屋根の補修屋根

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JPS61246456A
JPS61246456A JP8622085A JP8622085A JPS61246456A JP S61246456 A JPS61246456 A JP S61246456A JP 8622085 A JP8622085 A JP 8622085A JP 8622085 A JP8622085 A JP 8622085A JP S61246456 A JPS61246456 A JP S61246456A
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roof
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existing
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rising
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寛 竹森
遠藤 良雄
康博 鈴木
敏彦 山口
堀崎 喜資
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、既設瓦棒葺屋根をそのままにして、その上か
ら新たな嵌合葺屋根を極めて簡単に葺成できる既設瓦棒
葺屋根の補修屋根に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
従来より、金属製の瓦棒葺屋根は屋根材、吊子等によっ
て現在でも盛んに施工葺成されている。
この瓦棒葺屋根が長期の使用によっぞ老朽化したり、或
いは腐蝕したりして雨水が室内に浸入するようになると
、新たな屋根に葺替える必要が生し、その瓦棒葺屋根を
全面的に撤去して新たな屋根に葺替えていた。この撤去
に際しては、会社、工場等では撤去時に塵埃等がたちこ
めたり、取外した屋根板等種々の部品が落下したり、雨
天の場合には室内が濡れるため設備品、製品等の保護の
ためテント、天幕等を敷かなければならず、さらには会
社、工場等の仕事又は操業を一旦中断しなければならず
、会社、工場に与える損失、障害も甚大であった。また
、体育館では、その床面ば雨に濡れると反ったりして公
式競技が不可能になること等から天幕等を敷くことは必
須であった。また、一般住宅においては、居住のまま葺
替え作業を行うと雨に降られる可能性もあって、撤去し
た箇所はその日の内に新たな屋根葺成を行わなければな
らず、作業に一貫性がなく面倒で作業能率が悪い欠点が
あった。何れの場合にも既設瓦棒葺屋根の撤去に手間と
時間を要し、さらには会社、住宅等の機能を停止させる
のみならず、新たな屋根に葺替えるのに施工日数が増加
し、施工費が割高になる等の欠点がありた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意、研究
を重ねた結果、本発明を、舌片部と揺動取付部とからな
る吊子の一対を既設瓦棒葺屋根の既設瓦棒部を狭むよう
にしてボルト、ナツトにて固着し、その一対の吊子を既
設瓦棒部に適宜の間隔を有して複数設け、隣接する既設
瓦棒部間に、主板の両側に立上り部を形成し、この両立
上り部の上端より内方に頂部、側部をそれぞれ形成し、
この下端より頂部側に折返し縁を形成した建築用板を載
置し、この建築用板の立上り部、頂部3側部に前記吊子
の舌片部を馳締めし、この対向する吊子の両頂部箇所に
、上面部の両外端より垂下状部を一体形成し、この雨下
端より内方に嵌合折返し縁を屈曲形成したキャップ材を
、弾力性を有するクッション材を介して被覆し、このク
ッション材を挟持させつつその嵌合折返し縁を前記折返
し縁に嵌合させて固着した既設瓦棒葺屋根の補修屋根と
したことにより、既設瓦棒葺屋根をそのままにして、撤
去処理の必要がなくなると共に、その上から新たな嵌合
葺N根を葺成することが簡易且つ迅速にでき、すがもれ
防止対策上も効果的となるし、さらに屋根全体を強固に
でき前記の欠点等を解決し、前記の問題点等を解消した
ものである。
〔実施例〕
第1図乃至第3図には本発明の既設瓦棒葺屋根の補修屋
根が図示されており、Aは既設瓦棒葺屋根であって、既
設建築用板1既設吊子2既設キャップ材3とからなり、
これらが図示するようにその端で適宜馳締され、既設瓦
棒部A+が形成されて母屋等の構造材4上に、直接又は
構造材4上に敷設した木毛板1発泡合成樹脂等の断熱材
又はベニヤ板等の下地材5上に載置され、ボルト・、ナ
ット、ドリルビス等の固着具にて固着されて葺成されて
いる。その既設瓦棒部A1の構成を具体的に述べると、
第1図、第2図等に示すようにその既設建築用板1.1
が適宜の間隔(既設吊子2のU字状部の幅又は既設キャ
ップ材3の偏平U字状部3aの幅)に併設されてその既
設吊子2が固着具にて固着され、そして既設キャップ材
3の偏平U字状部3aが、隣接する既設建築用板1,1
の間隔に嵌合され、既設キャンプ材3の端部の基部側が
下方に折返され既設建築用板lの端縁の裏面に圧着され
て馳締加工されたり、或いはこの馳締箇所が図示するよ
うに垂下状に屈曲加工されて既設瓦棒部A、が施工され
ている。
Bは新たな建築用板であって、第4図に示すように主板
6の両側より立上り部7.7が屈曲形成され、この両立
上り部7.7の上端より内方に略水平状等の頂部8.8
が形成され、この頂部8゜8の内側端より下方に側部9
,9が屈曲形成され、この両側部9.9の下端より、前
記頂部8,8側に弧状に屈曲した折返し縁IQ、10が
一体形成されている。この折返し縁10は半円弧状部を
介して上側に傾斜して形成さている。前記主板6は単に
平板状に形成され、この場合には、長手方向に直交する
憂さの低いリブを連続して波形に形成する場合も含まれ
るし、その長手方向を向く適宜の補強リブが形成される
場合もある。
また、建築用板Bの主板6の両側と両立上り部7.7の
下端部との間に傾斜状部7a、7aが形成される場合も
ある(第5図参照)。
この何れの建築用板Bも主板6立上り部7,7頂部8.
8側部9.9折返し縁10.10(又は傾斜状部7a、
7aを形成する場合も含む)にて構成され、これは長尺
の金属板が多段の上下部ロールにて一体的に形成されて
いる。この建築用板Bの主板6と立上り部7との隅角部
や、立上り部7と頂部8との隅角部や、頂部8と側部9
との隅角部又は主板6と傾斜状部7aとの隅角部や傾斜
状部7aと立上り部7の隅角部等は比較的小さな半径の
弧状に形成されている。
Cは金属製の長尺のキャップ材であって、長手方向に略
直線状に形成され、上面部11の両端より垂下状端縁1
2,12が一体形成され、この垂下状端縁12,12の
下端より内方に嵌合折返し縁13,13が屈曲形成され
ている。
その上面部11は、偏平U字状部11aの雨上端より外
方に設けた平坦状部11b、llbとから形成されてい
る。
Dは吊子であり、金属製の平坦状の比較的薄材からなり
、揺動取付部14の上端には舌片部15が一体形成され
ている。具体的な実施例としては、第7図、第8図に示
すように、その揺動取付部14と舌片部15とは段違い
状に形成され、この段差は比較的小さなものとしたり(
第8図参照)、比較的大きなもの(第7図参照)とする
場合があり、さらに別の実施例では、第9図に示すよう
に揺動取付部14を断面略U字状に形成して、この−例
の上端より舌片部15が一体形成されている。
前記揺動取付部14には貫孔が穿設されている。
まず、第10図に示すように既設瓦棒部A1の両側部に
左右一対の吊子りの揺動取付部14.14が添設され、
剣先状のボルト16aを使用して吊子り、Dと既設瓦棒
部A、に貫通させ、ボルト16aにナラ)16bが螺合
され、吊子り、Dが既設瓦棒部A1に固着される。同様
にして既設瓦棒部AIに適宜の間隔で左右一対の吊子り
、 Dを固着される0次いで建築用板Bを、隣接する既
設瓦棒部A+、A+間に固着された吊子り、 D間に挿
入載置される(第10図参照)、このとき既設瓦棒葺屋
根Aと建築用板Bは密着しないで僅かに空隙部を設ける
こともある(第3図参照)0次に吊子りの舌片部15を
建築用板Bの立上り部7頂部8側部9折返し縁10に折
り曲げて馳締加工される。次いでクッション材17を介
してキャンプ材Cが被嵌される。即ち、キャップ材Cの
上面部14の偏平U字状部11aが隣接する建築用板B
の立上り部7,7間に収まり、かつキャップ材Cの平坦
部11b、11b垂下状部12.12が、隣接する建築
用板B、 Bの頂部8.8側部9.9に被覆される。こ
のとき、クッション材17が挟持されつつ、キャップ材
Cの嵌合折返し縁13゜13が建築用板Bの折返し緑1
0.10に嵌合される。これらが順次繰り返されて既設
瓦棒葺屋根の補修屋根が施工されている。
〔発明の効果〕 本発明においては、舌片部15と揺動取付部14とから
なる吊子りの一対を既設瓦棒葺屋l’lAの既設瓦棒部
A+を狭むようにしてボルト16aナツト16bにて固
着し、その一対の吊子り、Dを既設瓦棒部A、に適宜の
間隔を有して複数設け、隣接する既設瓦棒部A + 、
 A r間に、主板6の両側に立上り部7.7を形成し
、この両立上り部7゜7の上端より内方に頂部8.8側
部9.9をそれぞれ形成し、この下端より頂部8側に折
返し縁IOを形成した建築用板Aを載置し、この建築用
板Aの立上り部7頂部8側部9に前記吊子りの舌片部1
5を馳締めし、この対向する吊子りの両頂部8.8箇所
に、上面部11の両外端より垂下状部12.12を一体
形成し、この雨下端より内方に嵌合折返し縁13.13
を屈曲形成したキャップ材Cを、弾力性を有するクッシ
ョン材17を介して被覆し、このクッション材17を挟
持させつつその嵌合折返し縁13を前記折返し縁10に
嵌合させて固着した既設瓦棒葺屋根の補修屋根としたこ
とで、まず第1に既設瓦棒葺屋根Aをそのままにして撤
去処理の必要がなくなるし、第2にその上から新たな嵌
合蓋の屋根を葺成することが簡易かつ迅速にでき、ひい
ては施工日数が短縮でき施工費を大幅を軽減できるし、
第3に水密性が良好となるし、第4に既設瓦棒葺屋II
Aと新たな屋根とが二重に葺成されて強固にできるし、
第5に吊子りが既設瓦棒部A、に対して、ポル)16a
ナツト16bで固着しであるため回動可能なため建築用
板Bの熱伸縮に対して良好に対応できるものである。
これらの効果について詳述すると、本発明は既設瓦棒部
AIが構成要素になっており、この既設瓦棒部A1が有
効的に利用さているので、既設瓦棒葺屋根へを撤去する
必要がなく、また既設瓦棒部A、に吊子りをボルトで固
定するだけで、後は、嵌合式の建築用板Bとキャップ材
Cを使用するため、施工が極めて簡易かつ迅速に行うこ
とができる。
これを詳述すると、キャップ材Cを建築用板Bに嵌合構
造では、ワンタンチにての、一方向のみからの外力にて
嵌合構造のものは構造上極めて困難であった。即ち、係
合するのには、係止部が存在するが、これが、係止し易
いと外れやすく、係止しにくいと、外れにくいものであ
る。ところが、本発明のように、クッション材17を介
在させたことにより、取付時に、そのキャップ材Cを押
圧すると、その嵌合折返し縁13の先端が、建築用板B
の側部9下端を乗り越えた段階で、押圧を解除すると今
度はクッション材17の弾発にてキャップ材Cの嵌合折
返し縁13が建築用板Bの側部9下端に嵌合するもので
ある。これらの施工は実際には瞬時に行なうことができ
る最大の利点がある。この場合キャップ材Bの板厚が厚
くとも、馳締とは異なり簡単に嵌合できる。また、特に
クッション材17の弾力性の作用のため、風圧、振動等
によって緩みに<<、板鳴現象を最少比にできるととも
に、嵌合部が容易に外れない強固な構成にできる。
また、そのように弾発的に密着させることで、そのクッ
ション材17がシール材の役割をなし、雨水が浸入しに
くくなり、雨仕舞(水密性)の勝れた屋根構造にできる
。この場合のクッション材17は、例えば独立気泡の断
熱材等が好適である。
このように嵌合式の建築用板Bとキャップ材Cとクッシ
ョン材17とによって水密性の良好な屋根ができると同
時に、既設瓦棒葺屋根A上に葺成されることでその水密
性は、さらに良好となっている。
また、既設瓦棒葺屋根A上に新たに建築用板Bとキャン
プ材Cで嵌合式の屋根を葺成することで極めて強固な屋
根となる。
次に、吊子りは既設瓦棒部A、に対し、ボルトで固定さ
れており、吊子りは揺動取付部14の貫孔を中心に回動
できるので、建築用板Bの九気温の僅かの変化による熱
伸縮にも良好に対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の要部斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第
3図は本発明の別の実施例の縦断面図、第4図は建築用
板の斜視図、第5図は建築用板の一部斜視図、第6図は
キャンプ材の斜視図、第7図乃至第9図は既設瓦棒部に
吊子を取り付けた状態を示す縦断面図、第1O図、第1
1図は本発明の施工過程を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)舌片部と揺動取付部とからなる吊子の一対を既設
    瓦棒葺屋根の既設瓦棒部を狭むようにしてボルト、ナッ
    トにて固着し、その一対の吊子を既設瓦棒部に適宜の間
    隔を有して複数設け、隣接する既設瓦棒部間に、主板の
    両側に立上り部を形成し、この両立上り部の上端より内
    方に頂部、側部をそれぞれ形成し、この下端より頂部側
    に折返し縁を形成した建築用板を載置し、この建築用板
    の立上り部、頂部、側部に前記吊子の舌片部を馳締めし
    、この対向する吊子の両頂部箇所に、上面部の両外端よ
    り垂下状部を一体形成し、この両下端より内方に嵌合折
    返し緑を屈曲形成したキャップ材を、弾力性を有するク
    ッション材を介して被覆し、このクッション材を挟持さ
    せつつその嵌合折返し緑を前記折返し縁に嵌合させて固
    着したことを特徴とした既設瓦棒葺屋根の補修屋根。
JP8622085A 1985-04-24 1985-04-24 既設瓦棒葺屋根の補修屋根 Expired - Lifetime JPH0627419B2 (ja)

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