JPS61244572A - ラベルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多数のラベルが等間隔に貼着された長尺状の
台紙を間欠送りしてラベル発行をするようにしたラベル
プリンタのラベル送り方法に関するものである。

従来の技術 一般に、多数のラベル１が長尺状の台紙２に等間隔に貼
着されて形成されたラベル用紙３の送りを制御するため
には、第４図に示すラベル検出器４により行なっている
。すなわち、台紙２上において、ラベル１の貼着を一定
の間隔をおいて行ない、ラベル検出器４によりラベル１
が貼付された位置と貼付されていない位置との光透過度
の差を測定してラベル１位置を検出しているものである
。

そして、この検出結果に基づいてラベル用紙の間欠送り
量を設定しているものである。

発明が解決しようとする問題点 ラベル及び台紙の光透過度は、バラツキがあり、その光
透過度を利用してラベル位置を検出する従来の方法によ
ると、送りのピッチずれを起す可能性が高い。また、ラ
ベルの大きさが変り、送り量を変更しなければならない
場合には、ラベル検出器４の位置を移動させなければな
らず、操作が煩雑である。

問題点を解決するための手段 剥離されたラベルの前縁を検出してそのラベルの位置を
検出するラベル検出器を設け、登録スイッチでラベル送
り微設定モードに設定した状態で手動送りキーによりラ
ベル位置を設定すると、その送り量がメモリーに記憶さ
れ、登録スイッチで通常発行モードに設定すると、予め
メモリーに記憶されていた送り量に基づいてラベル用紙
の送りを行なわせる。

作用 ラベルの位置検出は、剥離されたラベルの前縁を検出す
ることにより行なわれるので、ラベルや台紙の光透過度
の程度やそのバラツキに関係がなく確実に行なわれ、し
かも、その送り量は手動送りにより設定された位置に基
づいてメモリーに記憶されるので、ラベルの大きさが変
ってもラベル検出器その他の部品の位置を移動させる必
要がなく、その操作がきわめて容易なものである。

実施例 本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説明
する。まず、長尺状の台紙５に多数のラベル６が一定の
間隔をもって貼着されたラベル用紙７を設け、このラベ
ル用紙７はプラテン８とラベル剥離板９との部分に挿通
され、このラベル剥離板９で剥離されたラベル６は前方
に排出されるとともに前記台紙５は下方へ屈曲されて駆
動部１０で強制送りされている。この駆動部１０は、一
対の送りローラ１１とこの送りローラｊ−１に連結され
たステップモータ１２とよりなる。また、前記プラテン
８の上部には、サーマルヘッド１３が配設されてプリン
タ１４が形成され・ており、前記ラベル剥離板９の前方
には、剥離されたラベル６の前縁コ５を光電的に検出す
るラベル検出器１６が設けられている。

また、特に図示しないが、機器の操作パネルにはラベル
６の通常発行モードとラベル送り微設定モードとを切り
替える登録スイッチと、前記駆動部１０を手動でその動
作制御する手動送りキーとが設けられ、さらに、内部回
路にはラベル６の送り量が記憶されるメモリーが追加し
て設けられている。

このような構成において、まず、ラベル送り量の設定を
行なう場合について説明する。この場合には、登録スイ
ッチをラベル送り微設定モード側に切替え、手動送りス
イッチを押す。これにより、駆動部１０が駆動状態にな
り、ラベル用紙７は送られるが、その過程において、ラ
ベル剥離板９で剥離されたラベル６はその前縁１５がラ
ベル検出器１６で検出される。この検出時点からはステ
ップモータ１２のステップ数としてその送り量が計数さ
れ、そのデータはメモリーに記憶される。このデータは
、前縁１５が検出されてからの手動送りスイッチを押し
ている間の送り量を総計するものであり、例えば第２図
において８１．Ｓ２．Ｓ：４の三回の抑圧があった時に
は、それらの送り量が全て加算されてラベル６の送り量
が設定される。

そのため、ラベル位置を目視で確認しながら手動送りス
イッチをチョン、チョンと操作して微小送りを行わせな
がら正確な位置を設定する。

なお、このラベル送り微設定モードにおけるラベル用紙
７の送り速度は、通常送りの送り速度よりもかなり遅い
ように設定されている。

このような操作をした後に、登録スイッチを通常発行モ
ードに戻すと、ラベル送り量は設定されたことになり、
メモリーに記憶される。

そして、登録スイッチが通常発行モードであると（第３
図においては、ＯＦＦ側）予め設定されたラベル送り量
でラベル６発行がなされる。すなわち、ラベル検出器１
６がラベル６の前縁１５を検出した時点より設定された
一定量の送りがなされてからラベル６は停止する。この
状態でラベル６が取り去られると、ラベル無の状態にな
り、次のラベル６の発行条件となる。

発明の効果 本発明は、」二連のように登録スイッチでラベル送り量
設定モー１くにした状態において、手動送りキーでラベ
ル用紙の送りを行なわせてラベルを停止させるべき所定
位置を定め、この時、ラベル検出器によりラベルの前縁
を検出してからの送り量をメモリーに記憶させ、登録ス
イッチを通常発行モードに切り替えると予め設定した送
り量をもってラベル送りがなされるので、ラベル位置の
検出がラベルの有無により行なわれるので、その検出が
正確に求められ、また、ラベルの大きさが変った場合に
もラベル検出器の位置を動かす必要がなく、その送り量
設定の操作がきわめて容易なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はラベル発行部の構造を示す側面図、第２図はタ
イミングチャーｈ、第３図はフローチャート、第４図は
従来の一例を示すラベル用紙の平面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長尺状の台紙に所定の大きさのラベルが等間隔に貼着さ
   れたラベル用紙と、このラベル用紙を送る駆動部と、剥
   離された前記ラベルの前縁を検出してそのラベルの位置
   を検出するラベル検出器と、通常発行モードとラベル送
   り量設定モードとを切替設定する登録スイッチと、押圧
   状態においてのみ前記ラベル用紙を送るために前記駆動
   部を動作状態にする手動送りキーと、前記ラベル用紙の
   送り量を記憶するメモリーとを設け、前記登録スイッチ
   でラベル送り量設定モードに設定した状態において、前
   記手動送りキーにより前記ラベルを所定位置に設定する
   と、前記ラベル検出器により前記ラベルを検出してから
   停止位置までの送り量をメモリーに記憶させてラベル送
   り量を設定し、前記手動送りキーにより通常発行モード
   に切り替えた状態においては、予め前記メモリーに記憶
   された送り量に基づいて前記ラベル用紙の送り量を設定
   するようにしたことを特徴とするラベルプリンタのラベ
   ル送り方法。