JPS6124265B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124265B2 JPS6124265B2 JP56000964A JP96481A JPS6124265B2 JP S6124265 B2 JPS6124265 B2 JP S6124265B2 JP 56000964 A JP56000964 A JP 56000964A JP 96481 A JP96481 A JP 96481A JP S6124265 B2 JPS6124265 B2 JP S6124265B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- gap
- partition plate
- heat insulating
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 23
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 8
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 8
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液状アスフアルト等の断熱を必要と
する流体を収容する断熱タンクに関するものであ
る。
する流体を収容する断熱タンクに関するものであ
る。
このような断熱タンクでは、内タンクの外周に
断熱層を介して外タンクを囲繞して内、外タンク
間の断熱を行うようにしているが、かかる従来の
断熱手段では、内、外タンク間の空隙部全部を真
空にしたり(特開昭54―13059号公報参照)、或い
はその空隙部全部に断熱材を充填したり(実公昭
54―22574号公報参照)しており、特に前者にお
いては、内タンクばかりでなく、大径の外タンク
もその内外の圧力差に耐え得るよう十分頑丈に、
したがつて厚肉に形成しなければならず、タンク
のコストアツプ及び重量増を来す不具合があり、
また後者においては良好な断熱性能が得られない
という不具合がある。
断熱層を介して外タンクを囲繞して内、外タンク
間の断熱を行うようにしているが、かかる従来の
断熱手段では、内、外タンク間の空隙部全部を真
空にしたり(特開昭54―13059号公報参照)、或い
はその空隙部全部に断熱材を充填したり(実公昭
54―22574号公報参照)しており、特に前者にお
いては、内タンクばかりでなく、大径の外タンク
もその内外の圧力差に耐え得るよう十分頑丈に、
したがつて厚肉に形成しなければならず、タンク
のコストアツプ及び重量増を来す不具合があり、
また後者においては良好な断熱性能が得られない
という不具合がある。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、上記従
来のものの不具合をすべて解消し得る断熱タンク
を提供することを目的とし、その特徴は、内タン
クの外周に断熱用空隙を存して外タンクを囲繞し
てなる断熱タンクにおいて、前記断熱用空隙に横
断面凹凸状の区画板を介在させて、その区画板に
より前記断熱用空隙を、内タンクに接する第1空
隙部と外タンクに接する第2空隙部とに区画し、
前記第1空隙部は前記第2空隙部より遮断されて
略真空状態に保持され、また前記第2空隙部には
断熱材が充填されることにある。
来のものの不具合をすべて解消し得る断熱タンク
を提供することを目的とし、その特徴は、内タン
クの外周に断熱用空隙を存して外タンクを囲繞し
てなる断熱タンクにおいて、前記断熱用空隙に横
断面凹凸状の区画板を介在させて、その区画板に
より前記断熱用空隙を、内タンクに接する第1空
隙部と外タンクに接する第2空隙部とに区画し、
前記第1空隙部は前記第2空隙部より遮断されて
略真空状態に保持され、また前記第2空隙部には
断熱材が充填されることにある。
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、先ず第1〜3図には、本発明断熱タンク
の第1実施例が示されている。
すると、先ず第1〜3図には、本発明断熱タンク
の第1実施例が示されている。
第1図において、車輌の車体フレーム1上には
サブフレーム2が設けられ、そのサブフレーム2
に、本発明断熱タンクTが載置されている。
サブフレーム2が設けられ、そのサブフレーム2
に、本発明断熱タンクTが載置されている。
断熱タンクTは、左、右一対の複数組の支持脚
3によりサブフレーム2にその長手方向に適当に
間隔を置いて固定支持される円筒状のタンク主体
4aとそのタンク主体4aの開放両端部を閉鎖す
る鏡板4bとからなる内タンク4と、その内タン
ク4と支持脚3とを囲繞し、平担な底面5aにお
いてサブフレーム2に固着される外タンク5とか
ら構成され、前記支持脚3および外タンク5は断
熱部材6を介してサブフレーム2の上面に止め具
7により一体に固着されている。
3によりサブフレーム2にその長手方向に適当に
間隔を置いて固定支持される円筒状のタンク主体
4aとそのタンク主体4aの開放両端部を閉鎖す
る鏡板4bとからなる内タンク4と、その内タン
ク4と支持脚3とを囲繞し、平担な底面5aにお
いてサブフレーム2に固着される外タンク5とか
ら構成され、前記支持脚3および外タンク5は断
熱部材6を介してサブフレーム2の上面に止め具
7により一体に固着されている。
内、外タンク4,5間に形成される略環状の空
隙8には、横断面波形状の区画板9が内タンク4
の円筒状タンク主体4aを囲繞するように配置さ
れ、この区画板9はアスベスト等の断熱材よりな
る締付ベルト10より内タンク4の外周にその円
周方向に等間隔に配置された断熱板11を介して
締着されている。区画板9はその両端が開放され
るとともに内タンク4の支持脚3を挿通させるた
めの切欠部9aを形成され、それら開放両端およ
び切欠部9aは、内タンク4のタンク主体4aの
端部外周に突設された環状フランジ4a′およびタ
ンク主体4aの下部外周に各支持脚3を挾むよう
に突設されたフランジ片4a″により閉鎖されてい
る。内、外タンク4,5間に環状の空隙8は前記
区画板9により第1、第2空隙部12,13に分
割され、内タンク4と区画板9間の第1空隙部1
2は減圧されて真空状態に維持され、外タンク5
と区画板9間の第2空隙部13にはガラスウール
等の断熱材14が充填されており、また内、外タ
ンク4,5の両端の鏡板4b,5b間には断熱材
16が介挿されている。
隙8には、横断面波形状の区画板9が内タンク4
の円筒状タンク主体4aを囲繞するように配置さ
れ、この区画板9はアスベスト等の断熱材よりな
る締付ベルト10より内タンク4の外周にその円
周方向に等間隔に配置された断熱板11を介して
締着されている。区画板9はその両端が開放され
るとともに内タンク4の支持脚3を挿通させるた
めの切欠部9aを形成され、それら開放両端およ
び切欠部9aは、内タンク4のタンク主体4aの
端部外周に突設された環状フランジ4a′およびタ
ンク主体4aの下部外周に各支持脚3を挾むよう
に突設されたフランジ片4a″により閉鎖されてい
る。内、外タンク4,5間に環状の空隙8は前記
区画板9により第1、第2空隙部12,13に分
割され、内タンク4と区画板9間の第1空隙部1
2は減圧されて真空状態に維持され、外タンク5
と区画板9間の第2空隙部13にはガラスウール
等の断熱材14が充填されており、また内、外タ
ンク4,5の両端の鏡板4b,5b間には断熱材
16が介挿されている。
以上のような構成であるから内、外タンク4,
5間の熱伝導は、内タンク4と区画板9間に形成
されて真空状態に保持される第1空隙部12によ
り極めて効果的に遮断されるとともに、第1空隙
部12内の真空は区画板9により遮られて外タン
ク5に作用しない。
5間の熱伝導は、内タンク4と区画板9間に形成
されて真空状態に保持される第1空隙部12によ
り極めて効果的に遮断されるとともに、第1空隙
部12内の真空は区画板9により遮られて外タン
ク5に作用しない。
第4図は本発明の第2実施例を示すもので、こ
の実施例では、内、外タンク4,5の環状の空隙
8に配置される区画板9は、環状の空隙8の全周
に亘つて延びておらず、その一部にのみ配置され
ておりこの部分の構成および作用は前記第1実施
例と同様である。また環状空隙8の区画板9が配
置されていない部分には内、外タンク4,5の
外、内周に沿つて円弧状に延びる複数本の補強桁
15が内、外タンク5の長手方向に適当な間隔を
もつて配置されている。従つてこの実施例はタン
クの一部分の断熱性を高めればよい場合に有効で
あり、区画板9の両側に形成される真空の第1空
隙部12と断熱材14を充填した第2空隙部13
とを内、外タンク4,5の全周に亘つて設けたも
のに較べて製造コストを安価に抑えることができ
る。
の実施例では、内、外タンク4,5の環状の空隙
8に配置される区画板9は、環状の空隙8の全周
に亘つて延びておらず、その一部にのみ配置され
ておりこの部分の構成および作用は前記第1実施
例と同様である。また環状空隙8の区画板9が配
置されていない部分には内、外タンク4,5の
外、内周に沿つて円弧状に延びる複数本の補強桁
15が内、外タンク5の長手方向に適当な間隔を
もつて配置されている。従つてこの実施例はタン
クの一部分の断熱性を高めればよい場合に有効で
あり、区画板9の両側に形成される真空の第1空
隙部12と断熱材14を充填した第2空隙部13
とを内、外タンク4,5の全周に亘つて設けたも
のに較べて製造コストを安価に抑えることができ
る。
尚、区画板9は締付ベルト10を用いないで単
に内、外タンク4,5間で挾持するようにしても
よい。
に内、外タンク4,5間で挾持するようにしても
よい。
また区画板9の断面形状も、波形ばかりでなく
内、外タンク4,5間の空隙8を第1、の第2空
隙部12,13に区画できるようなものであれば
どんな形状でもよく、一般的には凹凸形状を呈し
ていればよい。
内、外タンク4,5間の空隙8を第1、の第2空
隙部12,13に区画できるようなものであれば
どんな形状でもよく、一般的には凹凸形状を呈し
ていればよい。
以上のように本発明によれば、内タンク4の外
周に断熱用空隙8を存して外タンク5を囲繞して
なる断熱タンクにおいて、前記断熱用空隙8に横
断面凹凸状の区画板9を介在させて、その区画板
9により前記断熱用空隙8を、内タンク4に接す
る第1空隙部12と外タンク5に接する第2空隙
部13とに区画し、前記第1空隙部12は前記第
2空隙部13より遮断されて略真空状態に保持さ
れ、また前記第2空隙部13には断熱14が充填
されるので、略真空状態の第1空隙部12によつ
て内、外タンク4,5間の断熱性を向上させるこ
とができ、従つて内、外タンク4,5間に空隙8
全部に断熱材を充填させたものに比べてその断熱
効果は著しく改善される。しかも断面凹凸形状を
なし内、外タンク4,5間の補強板としても機能
し得る高剛性の上記区画板9を、略真空状態の空
隙部12の外周壁に兼用させることができるか
ら、外タンク5の内面には真空状態が何ら作用せ
ず、外タンク5自体の強度アツプや厚肉化を特別
に図る必要はなくなり、従つて内外タンク4,5
間の空隙8全部を略真空状態としたものに比べ
て、特に大径の外タンク5の軽量薄肉化を達成す
ることができるから、断熱タンク全体の軽量化と
コストダウンに寄与し得るものである。
周に断熱用空隙8を存して外タンク5を囲繞して
なる断熱タンクにおいて、前記断熱用空隙8に横
断面凹凸状の区画板9を介在させて、その区画板
9により前記断熱用空隙8を、内タンク4に接す
る第1空隙部12と外タンク5に接する第2空隙
部13とに区画し、前記第1空隙部12は前記第
2空隙部13より遮断されて略真空状態に保持さ
れ、また前記第2空隙部13には断熱14が充填
されるので、略真空状態の第1空隙部12によつ
て内、外タンク4,5間の断熱性を向上させるこ
とができ、従つて内、外タンク4,5間に空隙8
全部に断熱材を充填させたものに比べてその断熱
効果は著しく改善される。しかも断面凹凸形状を
なし内、外タンク4,5間の補強板としても機能
し得る高剛性の上記区画板9を、略真空状態の空
隙部12の外周壁に兼用させることができるか
ら、外タンク5の内面には真空状態が何ら作用せ
ず、外タンク5自体の強度アツプや厚肉化を特別
に図る必要はなくなり、従つて内外タンク4,5
間の空隙8全部を略真空状態としたものに比べ
て、特に大径の外タンク5の軽量薄肉化を達成す
ることができるから、断熱タンク全体の軽量化と
コストダウンに寄与し得るものである。
第1〜3図は本発明断熱タンクの第1実施例を
示し、第1図はその一部破断側面図、第2図は第
1図―線断面図、第3図は第2図の一部拡大
図、第4図は本発明断熱タンクの第2実施例の第
2図と同様の断面図である。 T……断熱タンク、4……内タンク、5……外
タンク、12……第1空隙部、13……第2空隙
部、14……断熱材。
示し、第1図はその一部破断側面図、第2図は第
1図―線断面図、第3図は第2図の一部拡大
図、第4図は本発明断熱タンクの第2実施例の第
2図と同様の断面図である。 T……断熱タンク、4……内タンク、5……外
タンク、12……第1空隙部、13……第2空隙
部、14……断熱材。
Claims (1)
- 1 内タンク4の外周に断熱用空隙8を存して外
タンク5を囲繞してなる断熱タンクにおいて、前
記断熱用空隙8に横断面凹凸状の区画板9を介在
させて、その区画板9により前記断熱用空隙8
を、内タンク4に接する第1空隙部12と外タン
ク5に接する第2空隙部13とに区画し、前記第
1空隙部12は前記第2空隙部13より遮断され
て略真空状態に保持され、また前記第2空隙部1
3には断熱材14が充填されることを特徴とす
る、断熱タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56000964A JPS57114480A (en) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | Heat insulating tank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56000964A JPS57114480A (en) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | Heat insulating tank |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57114480A JPS57114480A (en) | 1982-07-16 |
JPS6124265B2 true JPS6124265B2 (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=11488317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56000964A Granted JPS57114480A (en) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | Heat insulating tank |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57114480A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4593553B2 (ja) * | 2006-12-18 | 2010-12-08 | 株式会社富永製作所 | 二重殻燃料タンクの製造方法 |
CN102582982B (zh) * | 2011-01-12 | 2013-12-18 | 南通中集罐式储运设备制造有限公司 | 一种用于连接低温贮罐和底座的连接装置 |
-
1981
- 1981-01-07 JP JP56000964A patent/JPS57114480A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57114480A (en) | 1982-07-16 |
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