JPS61242160A - 画像書込み同期光検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は同期光検出用の受光素子の取付位置を正確に設
定しうるとともに、この位置合わせのみで画像書込みタ
イミングを正確に合わせられるようにした画像書込み同
期光検出装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の画像書込み同期光検出装置として、例えば、第６
図に示すものがある。この同期光検出装置１０は、例え
ば、レーザビームプリンタに設けられるものであり、レ
ーザビームＬａを発生するレーザ発振器１と、レーザビ
ームＬａを光ビーム用変調器３へ反射される反射鏡２と
、音響光学素子等を内蔵し、反射鏡２より出射するレー
ザビームを画像情報に基づいて変調する変調器３と、回
転多面鏡８によって偏向された光ビームによって走査さ
れる感光ドラム４と、変調器３よりのビームを所定方向
へ反射させる反射鏡５及び６と、反射鏡６よりの光ビー
ム径を拡大するビームエキスパンダー７と、該ビームエ
キスパンダー７よりの光ビームを円周面状に設けた複数
の鏡面に反射させて偏向する回転多面鏡８と、該回転多
面鏡８よりの光ビームを感光ドラム４の表面へ均一に結
像される結像レンズ９と、回転多面鏡８を定速度で回転
させるモータ１１とより構成される。

第７図は同期光検出装置１０の詳細を示し、結像レンズ
９を出射するレーザビーム１２の一部を所定方向へ反射
するミラー１３と、該ミラー１３を保持するミラー保持
板１４と、ミラー１３の保持面より延長して形成された
保持部に螺合されて、そのねじ込み量によりミラー１３
の反射角を調整するビス１４ａと、ミラー１３よりのレ
ーザビームが結像する位置に設けられて該レーザビーム
を検知する受光素子１５より構成される。

以上の構成において、レーザビーム発振器ｌより発振さ
れたレーザビームＬａは反射鏡２を介して光ビーム用変
調器３の入力開口に導かれる。変調器３には音響光学素
子等が用いられ、変調器３においてレーザビームは変調
器＄へのコンピュータ等からの画像情報に基づいた入力
信号に従って強弱の変調を受ける。変調器３から出たレ
ーザビームは反射鏡５により垂直上方向に屈曲され、更
に反射鏡６により水平方向に屈曲されてビームエキスパ
ンダー７に導かれる。ビームエキスパンダー７によりビ
ーム径を拡大されたレーザビームをモータ１１によって
駆動される複数個の鏡面を有する回転多面鏡８に入射し
、回転多面鏡８により水平に偏向される。

同期光検出部１０はプリンタ制御回路と結合されて、回
転多面鏡８により結合レンズ９を透過して走査されるし
°−ザビーム１２の位置を検出し、この検出信号をもっ
て感光ドラム４上に所望の光情報を与えるための変調器
３への入力信号のスタートタイミングを決定する。

変調されたレーザビーム１２は感光ドラム４に照射され
、電子写真処理プロセス（図示せず）により顕像化され
た後、普通紙に転写、定着され（図示せず）、ハードコ
ピーとして出力される。

結像レンズ９を出た光レーザビーム１２はミラー１３に
よって光路を折り曲げられ、受光素子１５へ入光する。

レーザビーム１２の光路を受光素子１５の受光面１６に
一致させるための調整はミラー保持板１４に設けられた
ビス１４ａによって行ない、第８図のようにレーザビー
ム１７の軌跡１８が受光面１６の中央部を走査するよう
に調整する。

また、画像書込みは、第９図に示すように、同期光検出
用受光素子１５の出力発生時点からカウンタ（図示せず
）によって所定の時間Ｔを計時したとき開始する。

以上述べた従来技術を開示するものとして、例えば、受
光素子の受光面を光ビームの走査方向へ移動できるよう
にした特開昭５８−１２０３６９号、および光ビームの
不要部分を遮断する遮断部材と該部材を通過する案内部
材を保持する保持部材とを一体に構成した特開昭５９−
５２２７号がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の画像書込み同期光検出装置にあっては、
ビーム検出用受光素子に対する光ビームの光軸合ねせを
筐体内に設けられた保持板のビスによって行なっている
ため、調整の作業性が悪（、且つ、ビーム光が不可視光
の場合は光ビームを受光素子の受光部中央部へ設定する
ことが難しいという不都合があり、更に、画像書込みタ
イミングを決定するのに時間Ｔを計時するコスト高にな
るカウンタ等を設けなければならないという不具合があ
る。

ｃ問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は上記
に鑑みてなされたものであり、画像書込み同期光検出用
受光素子を簡単かつ高い精度で位置決めできるようにし
、また、カウンタ等を要せずに画像書込みタイミングを
決定できるようにするため、受光素子を走査方向および
走査方向に直交する方向に移動できるようにした画像書
込み同期光検出装置を提供するものである。

（実施例〕 以下、本発明による画像書込み同期光検出装置を詳細に
説明する。

本発明は、第４図に示すように受光素子１５の受光面１
６が破線位置にある場合、受光素子１５をＸ方向（走査
方向）及びＹ方向（走査方向及び光軸方向に直交する方
向）に移動させて、実線の位置にセットできるようにし
たものである。また、受光素子１５をＸ方向に移動させ
て、第５回出）に示すように時間ｔを調整し、時間Ｔを
一定にしたまま書込み開始タイミングを所望の位置にセ
ットできるようにしたものである。

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示し、光ビーム
１７を受光する受光面が露出するように受光素子１５が
装着された受光部アッセンブリ２０と、各種反射鏡、回
転多面鏡、走査用レンズ等が収納されるとともに受光部
アッセンブリ２０が装着される筐体２１と、受光部アッ
センブリ２０を筺体２１へ螺着する固定用スクリュー２
２と、該スクリュー２２による固定の前にＸ方向および
Ｙ方向の位置調整をするために用いられる調整ビン２３
よら構成される。

受光部アワセンブリ２０は、第２図に示すように、上側
に固定用スクリュー２２が通される固定用穴２４が設け
られ（これに対応して筺体２１側に螺設された穴が設け
られている）、下側には位置調整ビン２３の挿入される
位置調整穴２４が設けられている。

固定用穴２４は固定用スクリュー２２の直径に対して充
分大きい径に設定する。

以上の構成において、受光部アッセンブリ２０を固定用
スクリュー２２によって筺体２１へ仮止めしたのち、位
置調整用穴２４へ位置調整ピン２３を挿入し、このビン
２３をＸ方向おはよびＹ方向へ微動させながら受光部ア
ッセンブリ２０を動かし、受光面１６と光ビームの軌跡
１８とを一致させる。即ち、Ｙ方向に対しては、受光面
１６の中央を光ビーム１７が通過するように設定し、Ｘ
方向に対しては、従来の出力タイミングである第５図（
ａｌに対し第５回出）の如く時間【に相当する距離まで
、位置調整ピン２３を操作して受光部アッセンブリ２０
を移動させる０以上のＸ方向及びＹ方向の位置合わせの
終了ののちに、仮止め状態にあった固定用スクリュー２
２を型締する。

第３図は本発明の慣の実施例を示し、第２図に示す受光
アッセンブリ２０のベースを２層にし、受光素子１５を
装着した第１のベース２５にはＹ方向に広がる長大（楕
円穴）による固定用穴２７ａを設け、第１のベース２６
の下側に設けられる面積の広い第２のベース２６にはＸ
方向に広がる長大による固定用穴２７ｂを設けて構成さ
れる。

このような構成とすることにより、Ｘ方向とＹ方向の調
整を個別に行なうことができるため、調整作業が第１図
の実施例に比べて容易になる。

〔発明の効果〕

以上説明した通り本発明の画像書込み同期光検出装置に
よれば、受光素子を走査方向及び該走査方向と直交する
方向に移動できるようにしたため、受光面の位置決めが
容易にできると同時に、画像書込みタイミングをコスト
高となるカウンタ等の電気的な手段によらず行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す斜視図及θ
受光部の正面図、第３図は本発明の他の実施例を示す斜
視図、第４図は本発明における受光面の位置決め説明図
、第５図（ａ）、　（ｂ）は受光素子出力と画像出力の
従来と本発明の時間設定を示すタイミングチャート、第
６図はレーザビームプリンタの一例を示す斜視図、第７
図は従来の同期光検出装置を示す斜視図、第８図は従来
の同期光検出装置におけるミラー調整の説明図、第９図
は従来の画像書込み開始位置合わせのタイミングチャー
ト。 符号の説明 ２（Ｌ−−−−・・−・受光部アッセンブリ、　２１−
−−−−−・−筺体、２２−・−−−−−一固定用スク
リユー、　２３−−−−−−一調整ピン、２４　、２７
　ａ　、　２７　ｂ・−−−−−−−固定用穴、　２５
．２６　・−−−−−−ベース。 特　許　出　願　人　富士ゼロックス株式会社代理人　
　弁理士　　松　原　伸　２ 同　　同　村木清司 同　　同　平田忠雄 同　　同　上島淳− 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 像形成面の走査に先行して偏向された光ビームを受光素
   子によって検出し、前記像形成面への画像書込みタイミ
   ングの基準信号として出力する画像書込み同期光検出装
   置において、 前記画像書込みタイミングに応じて前記受光素子の走査
   方向の位置を調整するとともに、前記受光素子の前記走
   査方向に直交する方向の位置を調整して前記光ビームの
   受光位置を調整する調整手段を設けたことを特徴とする
   画像書込み同期光検出装置。