JP3473909B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP3473909B2
JP3473909B2 JP2002305575A JP2002305575A JP3473909B2 JP 3473909 B2 JP3473909 B2 JP 3473909B2 JP 2002305575 A JP2002305575 A JP 2002305575A JP 2002305575 A JP2002305575 A JP 2002305575A JP 3473909 B2 JP3473909 B2 JP 3473909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザープリンタ、デ
ジタル複写機等の画像形成装置において、被走査面に対
してレーザ光を走査する偏向走査型の光走査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ光源とポリゴンミラーを有
する偏向手段と結像光学系とが装着された光学ハウジン
グを設け、レーザ光源から出射されたレーザ光を偏向手
段により偏向するとともに結像手段により感光体等の被
走査面に結像するようにした光走査装置がある。
【0003】このような光走査装置の光学ハウジング
は、偏向手段の一構成部品となるポリゴンモータや結像
光学系の取付基準面となる設置面を有し、この設置面を
フレーム構造に載置して垂直方向から取り付ける構造が
採用されている場合が多い。カラー画像形成装置のよう
に複数の光走査装置を必要とする画像形成装置の場合に
は、光学ハウジングを前述した方法で積み上げている。
画像品質を満足させるためには、各光走査装置と被走査
面との相対関係を正確に調整する必要があるが、光学ハ
ウジングやフレーム等の剛性の影響により、調整作業が
困難であり、また、調整機構が大掛かりとなる。特に、
カラー画像を形成するために、複数の画像形成ステーシ
ョン毎に光走査装置を配設する画像形成装置の場合に
は、構造が極めて大掛かりとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平4−1
31872号公報や特開平4−131876号公報に記
載されているように、転写画像を読み取り、画像書き出
しのタイミングを変更し、或いは、折り返しミラーの角
度をアクチュエータで変更する等の方法により、基準と
なる画像形成ステーションに対する画像のずれを補正す
る提案がなされているが、ミラーを変位させるために各
光走査装置毎に複数のアクチュエータを必要とし、構造
が複雑化する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
レーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザ光
を偏向する偏向手段と、この偏向手段により偏向された
レーザ光を被走査面に結像する結像光学系とが装着され
複数個の光学ハウジングと、前記変更手段によるレー
ザ光の走査速度を可変する走査速度切替え手段と、複数
個の前記光学ハウジングを副走査方向に並設して支持す
る支持装置と、を具備し、前記支持装置は、個々の前記
光学ハウジング毎に、前記光学ハウジングを光軸方向に
沿って挿入するための案内手段と、前記光学ハウジング
の挿入時にその光学ハウジングの片側端部で傾き度が調
整可能に軸結合して前記光学ハウジングの走査方向での
位置決めを行う走査方向位置決め手段と、前記光学ハウ
ジングの光軸方向への挿入時にこの光学ハウジングの一
部に当接してこの光学ハウジングの光軸方向の位置決め
を行う光軸方向位置決め手段と、片側端部で軸結合した
前記光学ハウジングの走査線の副走査方向における傾き
度を軸結合部を中心に回動させて調整する副走査方向傾
き調整手段とを有する光走査装置である。
【0006】したがって、光学ハウジングを案内手段に
沿わせて挿入するだけの容易な操作で走査方向の位置決
めと光軸方向の位置決めとを行うことが可能となる。
た、個々の光学ハウジングの光軸方向の位置にバラツキ
が生じたとしても、偏向手段の走査速度を変えることに
より、形成される画像の倍率が一定に補正される。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、各光学ハウジングの1ライン毎の走査開始
位置と走査終了位置とを光学的に検出するセンサを設
け、これらのセンサの検出結果に基づいて副操作方向傾
き調整手段を作動させ、副走査方向の傾き度を調整する
ようにした光走査装置である。
【0008】
【0009】請求項3記載の発明は、請求項記載の発
明において、各光学ハウジングの1ライン毎の走査開始
位置と走査終了位置とを光学的に検出するセンサを設
け、これらのセンサの検出結果に基づいて走査速度切替
手段を作動させ、主走査方向の倍率補正を行うようにし
た光走査装置である。
【0010】したがって、個々の光学ハウジングの光軸
方向の位置にバラツキが生じたとしても、センサの出力
に基づいて偏向手段の走査速度を変えることにより、形
成される画像の倍率が自動的に一定に補正される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。まず、図2を参照して光走査装置1の構成
について述べる。2は偏平な光学ハウジングで、この光
学ハウジング2の上面の開口面はカバー3により閉塞さ
れる。光学ハウジング2には、コリメータレンズ(図示
せず)を内蔵するレーザ光源4と、シリンドルカルレン
ズ5と、レーザ光源4から出射されてシリンドルカルレ
ンズ5を通ったレーザ光を偏向する偏向手段6と、この
偏向手段6により偏向されたレーザ光を後述する被走査
面に結像する結像光学系7,8と、画像書き込み領域外
におけるレーザ光を反射するミラー9と、このミラー9
からの反射光を受光することによりレーザ光源4からの
画像信号の出力タイミングを設定する同期検知センサ
(受光素子)10とが保持されている。前記偏向手段6
は前記光学ハウジング2に固定されたポリゴンモータ1
1と、このポリゴンモータ11に直結されたポリゴンミ
ラー12と、このポリゴンミラー12をその一部を残し
て覆う防音カバー13とよりなる。
【0012】前記シリンドルカルレンズ5は板ばね14
により前記光学ハウジング2の底面に形成された位置決
め部(図示せず)に押圧されて固定されている。また、
光学ハウジング2には複数の位置決め部15,16,1
7とボス18とが形成されている。そして、前記結像光
学系7(fθレンズ)を位置決め部15に押圧する板ば
ね19を有する支持部材20がボス18に取り付けら
れ、結像光学系8(トロイダルレンズ)が板ばね21に
より位置決め部16に押圧されて位置決めされ、ミラー
9が板ばね22により位置決め部17に押圧されて位置
決めされている。さらに、前記カバー3には防塵プレー
ト23を着脱自在に保持する保持部材24が取り付けら
れている。さらに、前記光学ハウジング2には、両側か
ら拡開する拡開片25,26,27,28と背面板29
とが形成され、この背面板29の両側には取付ねじ30
が挿入される取付孔31が形成されている。
【0013】次いで、図1に示すように、前記光学ハウ
ジング2を光軸方向に摺動自在に案内する案内手段32
が設けられている。この案内手段32は左右一対のスラ
イドレール33,34により形成されている。一方のス
ライドレール34は固定レール35と可動レール36と
を有し、スライドレール33の上面には前記拡開片27
を載置する突起37が形成され、可動レール36の上面
には前記拡開片26を支える突起38が形成されてい
る。
【0014】そして、前記スライドレール33の一端に
は、前記光学ハウジング2の片側の端部に立設された位
置決めピン39を嵌合させることによりこの光学ハウジ
ング2の走査方向の位置を定める走査方向位置決め手段
である走査方向位置決め孔40が形成されている。さら
に、スライドレール33と固定レール35との端部に
は、光学ハウジング2の前記背面板29の両側部を当接
させることにより、この光学ハウジング2の光軸方向の
位置を定める光軸方向位置決め手段である光軸方向位置
決め片41が形成され、これらの光軸方向位置決め片4
1には前記取付ねじ30が螺合されるねじ孔42が形成
されている。
【0015】さらに、前記固定レール35には両端部に
配置された係合ピン43,44が設けられ、前記可動レ
ール36の両端部には係合ピン43,44が突出する長
孔45,46が形成されている。一方の長孔45は水平
であるが、他方の長孔46は端部に向かうに従い次第に
上方に向かうように傾斜されている(図3参照)。すな
わち、固定レール35に対して可動レール36を光軸方
向(矢印X方向)に変位させることにより、可動レール
36が係合ピン43を支点として矢印Y方向に回動する
構造である。また、固定レール35と可動レール36と
に形成された切り起し片47,48にはスプリング49
が張設されている。さらに、可動レール36の一側には
固定片50に螺合された調整ねじ51の先端に当接する
突片52が設けられている。すなわち、可動レール36
はスプリング49により固定片50側に付勢されている
が突片52と調整ねじ51との当接により定位置に静止
されている。
【0016】しかして、前記光学ハウジング2の位置決
めピン39を保持する前記走査方向位置決め孔40と、
前記係合ピン43,44を有する前記固定レール35
と、前記係合ピン43,44に嵌合された長孔45,4
6を有する前記可動レール36とにより、走査線の副走
査方向における光学ハウジング2の傾き度を調整する副
走査方向傾き調整手段53が形成されている。さらに、
光学ハウジング2の出射側の端部両側に対向されてレー
ザ光を受光するセンサ54,55が固定的に配設されて
いる。
【0017】図4及び図5に示すように、前記スライド
レール33と前記固定レール35とは、レーザープリン
タやデジタル複写機等の画像形成装置における同一のフ
レーム(支持部材)56の両側にねじ結合されている。
図4においては、スライドレール33,34は二段分し
か図示していないが実際には四段分配設され、これによ
り、図6に示すように四つの光学ハウジング2が支持さ
れるものである。また、図6に示すように、各光学ハウ
ジング2の出射側には、それぞれ被走査面となる感光体
57が回転自在に設けられ、これらの感光体57に接触
する転写ベルト58が回転自在に設けられている。図1
を参照して説明した前記固定片50はフレーム56の一
部に固定的に設けられているものである。
【0018】このような構成において、レーザ光源4か
ら出射されたレーザ光は、ポリゴンミラー12により走
査され結像光学系7,8により感光体57上に結像され
る。すなわち、感光体57に静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は現像装置(図示せず)により現像された後
に転写ベルト58に転写され、この転写ベルト58上の
転写画像が転写用紙(図示せず)に転写される。
【0019】ところで、光学ハウジング2の走査方向で
の位置決めを行う走査方向位置決め手段(走査方向位置
決め孔40)と、光学ハウジング2を光軸方向に摺動自
在に支える案内手段32(スライドレール33,34)
と、光学ハウジング2の光軸方向への挿入時にこの光学
ハウジング2の一部(背面位置29の両側)に当接して
この光学ハウジング2の光軸方向の位置決めを行う光軸
方向位置決め手段(光軸方向位置決め片41)とを設け
たことにより、光学ハウジング2を案内手段32に沿わ
せて挿入するだけの容易な操作で、位置決めピン39を
走査方向位置決め孔40に嵌合させて走査方向の位置決
めを行うとともに、背面位置29の両側をスライドレー
ル33,34の光軸方向位置決め片41に当接させて光
軸方向の位置決めとを行うことが可能となる。
【0020】その後は、光学ハウジング2の背面板29
の取付孔31に通した取付ねじ30をスライドレール3
3,34のねじ孔42に螺合するだけの容易な作業で光
学ハウジング2を固定することができる。このようなこ
とは、複数の画像形成ステーションを有する画像形成装
置において、個々の光走査装置1の位置決めを容易にす
ることができるので、組立調整作業を簡略化することが
可能である。
【0021】また、光学ハウジング2は、位置決めピン
39と走査方向位置決め孔40との嵌合、スライドレー
ル33,34の突起37,38と拡開片26,27との
当接により3点で支えられるため安定する。そして、図
1において、調整ねじ51を締め込むと可動レール36
がX方向の一方に移動し、調整ねじ51を弛めると可動
レール36がスプリング49の付勢力によりX方向の他
方に移動するが、係合ピン44に係合する長孔46がX
方向に対して傾斜されているため、可動レール36は手
前側の係合ピン43を支点として回動し、突起38がY
方向に上下動する。このような副走査方向傾き調整手段
53の操作により、走査線の副走査方向における光学ハ
ウジング2の傾きを容易に調整することができる。
【0022】また、一方のスライドレール34の内の可
動レール36の位置を変えることにより光学ハウジング
2の副走査方向の傾きが調整されるため、副走査方向傾
き調整手段53を少ない部品で構成することが可能とな
る。
【0023】さらに、一方のスライドレール33の奥側
の近傍に光学ハウジング2の一側を光軸方向(X方向)
に着脱自在及び光軸方向と直交するY方向に回動自在に
保持して光学ハウジング2の走査方向の位置を定める走
査方向位置決め手段(操作方向位置決め孔40)を設
け、他方のスライドレール34の内の可動レール36を
光軸方向(X方向)と直交するY方向に変位自在に設け
ることにより、走査線の副走査方向における光学ハウジ
ング2の傾きを調整する副走査方向傾き調整手段53を
構成したことにより、スライドレール33,34に沿っ
て光学ハウジング2を挿入したときに光学ハウジング2
の走査方向の位置が走査方向位置決め手孔40により定
められ、光学ハウジング2の自由端側を支えるスライド
レール(可動レール36)をY方向に変位させて光学ハ
ウジング2を回動させるだけでの操作で、光学ハウジン
グ2の副走査方向の傾きを容易に調整することができ
る。
【0024】さらに、光学ハウジング2の端部から出射
されるレーザ光を検出するセンサとして、図7に示すよ
うに、受光面が走査線上で分割されるセンサ54,55
を用いることにより、分割線から走査線が外れると分割
線を境とする受光部からの出力1,2に変化が生ずる。
そこで、光学ハウジング2の出射側の少なくとも自由端
側(可動レール36により支えられる側)に対向する位
置にレーザ光を受光するセンサ54を設け、このセンサ
54の出力により光学ハウジングの副走査方向の傾き度
を演算手段(図示せず)により演算し、この演算手段の
演算結果により副走査方向傾き調整手段53の調整ねじ
51を駆動手段(図示しないがモータ)により回すこと
により、被走査面(感光体57)に形成した画像を再生
しなくても、センサ54からの出力に基づいて光学ハウ
ジング2の傾き度を自動的に補正することができる。
【0025】もちろん、光学ハウジング2の出射側の両
側にセンサ54,55を配設し、これらのセンサ54,
55の出力が一致するように可動レール36をY方向に
変位させても、光学ハウジング2の副走査方向の傾き度
を調整することができる。
【0026】さらに、複数の被走査面(感光体57)の
数に対応させて複数組み光学ハウジングを並設すると
き、上述したような走査方向位置決め手段(走査方向位
置決め孔40)、対をなすスライドレール33,34よ
りなる案内手段32、光軸方向位置決め手段(光軸方向
位置決め片41)、一方のスライドレール34(可動レ
ール36)を変位させるようにした副走査方向傾き調整
手段53を、それぞれ同一の支持部材(図5中、フレー
ム56)により支持したことにより、複数の画像形成ス
テーションを有する画像形成装置を製作する場合に、そ
れぞれの画像形成ステーションに配置される光学ハウジ
ング2の相対位置の精度を高めることができる。これに
より、高品位の画像の出力が可能である。
【0027】さらに、複数の画像形成ステーション毎に
光学ハウジング2の出射側の両側に1ライン毎の走査開
始位置と走査終了位置とを光学的に検出するために左右
一対センサ54,55(図1参照)が配設されているた
め、これらのセンサ54,55の出力に基づいて各光学
ハウジング2の副走査方向の傾き度を知ることができ
る。すなわち、各光学ハウジング2の出射側の両側にセ
ンサ54,55を配設した場合、図8(a)に示すよう
に、ステーション1の光学ハウジング2から出射された
走査線に対してステーション2の走査線が傾斜している
ときには、図8(b)に示すように、各ステーション毎
の走査開始を示すセンサ54の出力の時間差tに対して
走査終了を示すセンサ55の出力の時間差tにΔtの誤
差が検出されるので、この結果により副走査方向の光学
ハウジング2の傾き度を知ることができる。
【0028】したがって、センサ54,55の出力を演
算手段(図示せず)により演算し、この演算結果により
各光学ハウジング2に対応する副走査方向傾き調整手段
53の調整螺子51を図示しない駆動手段(モータ)で
回すことにより、光学ハウジング2の相対的な傾き度を
自動的に補正することができる。また、各光学ハウジン
グ2の出射側に左右一対のセンサ54,55に代わるラ
インセンサ(図示せず)を配設し、これらのラインセン
サにより1ラインの走査開始位置及び走査終了位置を検
出し、その検出結果に基づいて光学ハウジング2の副走
査方向の傾き度を調整するようにしてもよい。
【0029】さらに、上述したような光学ハウジング2
を画像形成ステーション毎に複数個並設した場合、図9
に示すように、各光学ハウジング2毎に設けたポリゴン
モータ11を、同一発振源からの基準クロックを分周器
59で分周したパルスをもって駆動する。この場合、走
査速度切替手段である分周比切替手段60により分周比
を切り替えることにより、形成すべき画像の倍率を補正
することができる。これにより、光学ハウジング2をス
ライドレール33,34の光軸位置決め片41に当接さ
せて光軸方向の位置を定めているが、光学ハウジング2
相互の光軸方向の位置にバラツキが生じたとしても、各
画像形成ステーションの倍率を一定にすることができ
る。
【0030】また、各光学ハウジング2の1ライン毎の
走査開始時と走査終了時との時間差をセンサ54,55
或いはこれに代わるラインセンサの出力により検出し、
その検出結果に応じて分周比切替手段60の動作を制御
することにより、画像の倍率補正を自動的に行わせるこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、レーザ光源と、
このレーザ光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向
手段と、この偏向手段により偏向されたレーザ光を被走
査面に結像する結像光学系とが装着された複数個の光学
ハウジングと、前記変更手段によるレーザ光の走査速度
を可変する走査速度切替え手段と、複数個の前記光学ハ
ウジングを副走査方向に並設して支持する支持装置と、
を具備し、前記支持装置は、個々の前記光学ハウジング
毎に、前記光学ハウジングを光軸方向に沿って挿入する
ための案内手段と、前記光学ハウジングの挿入時にその
光学ハウジングの片側端部で傾き度が調整可能に軸結合
して前記光学ハウジングの走査方向での位置決めを行う
走査方向位置決め手段と、前記光学ハウジングの光軸方
向への挿入時にこの光学ハウジングの一部に当接してこ
の光学ハウジングの光軸方向の位置決めを行う光軸方向
位置決め手段と、片側端部で軸結合した前記光学ハウジ
ングの走査線の副走査方向における傾き度を軸結合部を
中心に回動させて調整する副走査方向傾き調整手段とを
有するので、光学ハウジングを案内手段に沿わせて挿入
するだけの容易な操作で走査方向の位置決めと光軸方向
の位置決めとを行うことができ、この後はねじ等による
止着作業だけで光学ハウジングを定位置に固定すること
ができ、これにより、複数の画像形成ステーションを有
する画像形成装置において、個々の光走査装置の位置決
めを容易にすることができる。また、個々の光学ハウジ
ングの光軸方向の位置にバラツキが生じたとしても、偏
向手段の走査速度を変えることにより、形成される画像
の倍率を一定に補正することができ、これにより、光軸
方向に挿入された光学ハウジングを当接させるだけの簡
単な構造で光軸方向位置決め手段を構成することができ
る。
【0032】
【0033】請求項3記載の発明は、請求項記載の発
明において、各光学ハウジングの1ライン毎の走査開始
位置と走査終了位置とを光学的に検出するセンサを設
け、これらのセンサの検出結果に基づいて走査速度切替
手段を作動させ、主走査方向の倍率補正を行うようにし
たので、個々の光学ハウジングの光軸方向の位置にバラ
ツキが生じたとしても、センサの出力に基づいて偏向手
段の走査速度を変えることにより、形成される画像の倍
率を自動的に一定に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光学ハウジングと支
持装置との関係を示す分解斜視図である。
【図2】光学ハウジングの内部の部品配置を示す分解斜
視図である。
【図3】副走査方向傾き調整手段の構成を示す縦断側面
図である。
【図4】スライドレールの支持構造を示す正面図であ
る。
【図5】スライドレールの支持構造を示す平面図であ
る。
【図6】画像形成ステーション毎に光学ハウジングを配
設した状態を示す縦断側面図である。
【図7】センサを示す正面図である。
【図8】(a)は画像形成ステーション毎に形成される
走査線の説明図、(b)はセンサの出力を示すタイミン
グチャートである。
【図9】ポリゴンモータの駆動回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 光学ハウジング 4 レーザ光源 6 偏向手段 7,8 結像光学系 32 案内手段 33,34 スライドレール 40 走査方向位置決め手段 41 光軸方向位置決め手段 53 副走査方向傾き調整手段 54,55 センサ 56 支持部材 57 被走査面 60 走査速度切替手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源と、このレーザ光源から出射
    されたレーザ光を偏向する偏向手段と、この偏向手段に
    より偏向されたレーザ光を被走査面に結像する結像光学
    系とが装着された複数個の光学ハウジングと、 前記変更手段によるレーザ光の走査速度を可変する走査
    速度切替え手段と、 複数個の前記光学ハウジングを副走査方向に並設して支
    持する支持装置と、 を具備し、前記支持装置は、個々の前記光学ハウジング
    毎に、 前記光学ハウジングを光軸方向に沿って挿入する
    ための案内手段と、前記光学ハウジングの挿入時にその
    光学ハウジングの片側端部で傾き度が調整可能に軸結合
    して前記光学ハウジングの走査方向での位置決めを行う
    走査方向位置決め手段と、前記光学ハウジングの光軸方
    向への挿入時にこの光学ハウジングの一部に当接してこ
    の光学ハウジングの光軸方向の位置決めを行う光軸方向
    位置決め手段と、片側端部で軸結合した前記光学ハウジ
    ングの走査線の副走査方向における傾き度を軸結合部を
    中心に回動させて調整する副走査方向傾き調整手段とを
    有することを特徴とする光走査装
  2. 【請求項2】 各光学ハウジングの1ライン毎の走査開
    始位置と走査終了位置とを光学的に検出するセンサを設
    け、これらのセンサの検出結果に基づいて副操作方向傾
    き調整手段を作動させ、副走査方向の傾き度を調整する
    ようにした ことを特徴とする請求項1記載の光走査装
    置。
  3. 【請求項3】 各光学ハウジングの1ライン毎の走査開
    始位置と走査終了位置とを光学的に検出するセンサを設
    け、これらのセンサの検出結果に基づいて走査速度切替
    手段を作動させ、主走査方向の倍率補正を行うようにし
    たことを特徴とする請求項記載の光走査装
JP2002305575A 2002-10-21 2002-10-21 光走査装置 Expired - Fee Related JP3473909B2 (ja)

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