JPS61241366A - すり傷補修用紫外線硬化型塗料 - Google Patents
すり傷補修用紫外線硬化型塗料Info
- Publication number
- JPS61241366A JPS61241366A JP8224785A JP8224785A JPS61241366A JP S61241366 A JPS61241366 A JP S61241366A JP 8224785 A JP8224785 A JP 8224785A JP 8224785 A JP8224785 A JP 8224785A JP S61241366 A JPS61241366 A JP S61241366A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- film
- coating material
- glass bottles
- dipping
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、ガラスびんのすり傷補修用塗料に関し、特に
、紫外線の照射によって硬化し、ガラスびんの再使用の
ための洗浄工程の際、この硬化した塗膜を剥離すること
ができるガラスびんのすり傷補修用紫外線硬化型塗料に
関する。
、紫外線の照射によって硬化し、ガラスびんの再使用の
ための洗浄工程の際、この硬化した塗膜を剥離すること
ができるガラスびんのすり傷補修用紫外線硬化型塗料に
関する。
現在、ビール、果汁飲料、牛乳等の容器としてガラスび
んが使用されており、これらのガラスびんは、消費者が
使用した後に回収され、繰り返し容器として使用に供さ
れている。これらのガラスびんは、びん詰め工程や流通
過程等において、ガラスびん同志あるいはガラスぴんと
他の物体との接触あるいは衝突により、ガラスびんの表
面にすり傷が発生する。そして、このすり傷は、ガラス
びんの外観を著しく損ない、商品価値を低下させていた
。
んが使用されており、これらのガラスびんは、消費者が
使用した後に回収され、繰り返し容器として使用に供さ
れている。これらのガラスびんは、びん詰め工程や流通
過程等において、ガラスびん同志あるいはガラスぴんと
他の物体との接触あるいは衝突により、ガラスびんの表
面にすり傷が発生する。そして、このすり傷は、ガラス
びんの外観を著しく損ない、商品価値を低下させていた
。
(従来の技術)
従来、ガラスびんのすり傷補修用塗料として。
いくつかの提案がなされているが、いずれも実用性にお
いて十分満足できるものではない。
いて十分満足できるものではない。
例えば、特開昭52−90516号公報に提案されたす
り傷補修用塗料は、紫外線硬化型を含むものであるが、
すり傷の上に半永久的な塗膜を形成させるものである。
り傷補修用塗料は、紫外線硬化型を含むものであるが、
すり傷の上に半永久的な塗膜を形成させるものである。
したがって、すり傷を一時的に補修することは可能であ
るが、ガラスびんは繰り返して使用されるため、この硬
化塗膜表面に新たなすり傷がついたり、汚れたりすると
対処できない。
るが、ガラスびんは繰り返して使用されるため、この硬
化塗膜表面に新たなすり傷がついたり、汚れたりすると
対処できない。
特公昭59−50188号公報に提案されている塗料は
、常温硬化性であって完全硬化に長時間を要し、しかも
、アルコール可溶型であるので塗工時における引火性な
どの安全面に問題が残る。
、常温硬化性であって完全硬化に長時間を要し、しかも
、アルコール可溶型であるので塗工時における引火性な
どの安全面に問題が残る。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らは、実用的なガラスびんのすり傷補修用塗料
として備えているべき次のような物性。
として備えているべき次のような物性。
すなわち。
(1)すり傷の補修性がよいこと。
(2)硬化性のよいこと。
(3)耐水性が良いこと。
(4)アルカリ剥離性がよいこと。
を満足し、さらに、経済性、安全衛生性の点からも十分
考慮し1本発明に到達したものである。
考慮し1本発明に到達したものである。
(発明の構成〕
(問題点を解決するための手段)
すなわち1本発明は、、ガラスびんのすり傷補修用紫外
線硬化型塗料であって、該塗料は、U!化した塗膜が、
70℃の3.5重量%水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬
した場合、20分以内にガラス基材から剥離するが、水
中浸漬では、塗膜変化がないことを特徴とする上記ガラ
スびんのすり傷補修用紫外線硬化型塗料である。
線硬化型塗料であって、該塗料は、U!化した塗膜が、
70℃の3.5重量%水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬
した場合、20分以内にガラス基材から剥離するが、水
中浸漬では、塗膜変化がないことを特徴とする上記ガラ
スびんのすり傷補修用紫外線硬化型塗料である。
本発明おいて使用される紫外線硬化塗料は、硬化した塗
膜にアルカリ剥離性を付与するために。
膜にアルカリ剥離性を付与するために。
30〜100の酸価を有するものが好ましい、所定の酸
価を有する紫外線硬化塗料は、li合性の二重結合と酸
性基とを共に有する七ツマ−あるいはオリゴマーを塗料
樹脂成分中に含有させることにより得ることができる。
価を有する紫外線硬化塗料は、li合性の二重結合と酸
性基とを共に有する七ツマ−あるいはオリゴマーを塗料
樹脂成分中に含有させることにより得ることができる。
これらのモノマーあるいはオリゴマーとしては1例えば
、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレートのような水酸基
含有アクリレートと多塩基酸またはその無水物との半エ
ステル化物がある。上記多塩基酸またはその無水物とし
て、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、コハク酸
、無水コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、フタル酸、
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロ無水フタル酸。
、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレートのような水酸基
含有アクリレートと多塩基酸またはその無水物との半エ
ステル化物がある。上記多塩基酸またはその無水物とし
て、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、コハク酸
、無水コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、フタル酸、
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロ無水フタル酸。
ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸。
無水ピロメリット酸等がある。上記カルボン酸含有モノ
マートとして、より具体的には、 (メタ)アクリロイ
ルオキシエチルモノフタレート、 (メタ)アクリロイ
ルオキシエチルモノテレフタレート、(メタ)アクリロ
イルオキシモノサクシネート等がある。
マートとして、より具体的には、 (メタ)アクリロイ
ルオキシエチルモノフタレート、 (メタ)アクリロイ
ルオキシエチルモノテレフタレート、(メタ)アクリロ
イルオキシモノサクシネート等がある。
また、これらのカルボン酸含有モノマーもしくはオリゴ
マーとしてカルボン酸のアルカリ金属塩あるいはアンモ
ニウム塩としたものも同様に使用することができる。
マーとしてカルボン酸のアルカリ金属塩あるいはアンモ
ニウム塩としたものも同様に使用することができる。
上記カルボン酸含有モノマーあるいはオリゴマーの他に
1重合可能な二重結合を有する化合物を配合することが
できる。これらの重合可能な二重結合を有する化合物と
しては、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、 (メタ)アクリル
酸イソデシル。
1重合可能な二重結合を有する化合物を配合することが
できる。これらの重合可能な二重結合を有する化合物と
しては、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、 (メタ)アクリル
酸イソデシル。
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート。
フェニルグリシジルエーテルの(メタ)アクリル酸付加
物等のアクリル系の単官能性モノマー、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート トリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート。
物等のアクリル系の単官能性モノマー、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート トリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート。
ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート。
トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレートポ
リエチレングリコール400ジ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等
の多官能性モノマー、エポキシ樹脂のアクリル酸付加物
であるエポキシアクリレート等がある。
リエチレングリコール400ジ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等
の多官能性モノマー、エポキシ樹脂のアクリル酸付加物
であるエポキシアクリレート等がある。
本発明のすり傷補修用紫外線硬化型塗料は、樹脂成分と
して、好ましくは、上記カルボン酸含有モノマーもしく
はオリゴマーとその他の七ツマ−とを塗料の酸価が30
〜1ooになるように配合して得ることができる。
して、好ましくは、上記カルボン酸含有モノマーもしく
はオリゴマーとその他の七ツマ−とを塗料の酸価が30
〜1ooになるように配合して得ることができる。
また、上記以外の塗料として、カルボン酸含有ポリエス
テルと官能性アクリレートとの反応生成物であるカルボ
ン酸含有ポリエステルポリアクリレート樹脂あるいはカ
ルボン酸含有ポリウレタンポリアクリレート樹脂と、モ
ノマーとからなる紫外線硬化性組成物、もしくは、アク
リル酸もしくはメタアクリル酸と重合可能な二重結合を
1個以上有するモノマーとを共重合して得られる紫外線
非硬化性樹脂と七ツマ−とからなる紫外線硬化性組成物
も同様に使用することができる。
テルと官能性アクリレートとの反応生成物であるカルボ
ン酸含有ポリエステルポリアクリレート樹脂あるいはカ
ルボン酸含有ポリウレタンポリアクリレート樹脂と、モ
ノマーとからなる紫外線硬化性組成物、もしくは、アク
リル酸もしくはメタアクリル酸と重合可能な二重結合を
1個以上有するモノマーとを共重合して得られる紫外線
非硬化性樹脂と七ツマ−とからなる紫外線硬化性組成物
も同様に使用することができる。
本発明のすり傷補修用紫外線硬化型塗料には。
上記樹脂構成成分の他に光開始剤および好ましくは、シ
ランカップリング剤を配合する。
ランカップリング剤を配合する。
光開始剤としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン、
ミヒラーズケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテル2テトラメチルチウラムモノサルフアイ
ド、チオキサントン等があり、塗料中0.1〜5重量%
の範囲で使用する。これらの光開始剤に併用して、トリ
メチルアミン。
ミヒラーズケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテル2テトラメチルチウラムモノサルフアイ
ド、チオキサントン等があり、塗料中0.1〜5重量%
の範囲で使用する。これらの光開始剤に併用して、トリ
メチルアミン。
p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル9 トリー
n−ブチルホスフィン、ヘキサクロロエタン等の増感剤
を適宜添加することもできる。
n−ブチルホスフィン、ヘキサクロロエタン等の増感剤
を適宜添加することもできる。
シランカフプリング剤は、塗膜と基材であるガラスとの
密着性を向上させるために有効であり。
密着性を向上させるために有効であり。
T−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン。
ビニルシラン、N−(β−アミノエチル)−T−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−メタクロキシプロピ
ルトリメトキシシラン等を塗料中5重量%までの範囲で
使用することができる。
プロピルトリメトキシシラン、γ−メタクロキシプロピ
ルトリメトキシシラン等を塗料中5重量%までの範囲で
使用することができる。
本発明のすり傷補修用紫外線硬化型塗料の極めて重要な
特徴としては、アルカリ剥離性を有することである。ガ
ラスびんは繰り返して使用され。
特徴としては、アルカリ剥離性を有することである。ガ
ラスびんは繰り返して使用され。
市場から回収されたガラスびんは、洗びん工程を通過す
るが、この洗びん工程は、3.5重量%の水酸化ナトリ
ウム水溶液を洗浄液として用いて、70℃の温度で、1
0〜20分間行われるのが普通である。したがって、、
この洗びん工程において硬化した塗膜が剥離するものが
必要であり、塗膜の一部がガラス面に残ってしまうと、
さらにその上にすり傷補修用塗料を重ねて塗布すること
になって、ガラスびんの美観を損なうことになる。
るが、この洗びん工程は、3.5重量%の水酸化ナトリ
ウム水溶液を洗浄液として用いて、70℃の温度で、1
0〜20分間行われるのが普通である。したがって、、
この洗びん工程において硬化した塗膜が剥離するものが
必要であり、塗膜の一部がガラス面に残ってしまうと、
さらにその上にすり傷補修用塗料を重ねて塗布すること
になって、ガラスびんの美観を損なうことになる。
また2本発明のすり傷補修用紫外線硬化型塗料は、耐水
性が良好であるという特徴を有する。ビール、果汁飲料
等を内容物とするガラスびんは。
性が良好であるという特徴を有する。ビール、果汁飲料
等を内容物とするガラスびんは。
冷蔵庫、ショーケース等で冷却されるーことが多く。
使用の際、ガラスびん表面に付着する水滴で塗膜が侵さ
れないものが必要である。
れないものが必要である。
以上のアルカリ剥離性と耐水性を兼ね備えるために、塗
料の酸価が30〜100の紫外線硬化型塗料が好ましい
。酸価が30より小さくなると。
料の酸価が30〜100の紫外線硬化型塗料が好ましい
。酸価が30より小さくなると。
アルカリ剥離性が低下し、また、100を超えると、耐
水性が低下する。
水性が低下する。
本発明のすり傷補修用紫外線硬化型塗料は、公知の方法
を用いてガラスびんのすり傷部分に塗布することができ
1例えば、ロール転写法、布あるいはスポンジを用いて
塗布する方法、スプレーを用いて塗布する方法などがあ
る。
を用いてガラスびんのすり傷部分に塗布することができ
1例えば、ロール転写法、布あるいはスポンジを用いて
塗布する方法、スプレーを用いて塗布する方法などがあ
る。
塗膜厚さは、1〜1011mが好ましく、1μmより薄
くなると、すり傷補修の効果が乏しく、10μmより厚
くなると、アルカリ剥離性が悪い。
くなると、すり傷補修の効果が乏しく、10μmより厚
くなると、アルカリ剥離性が悪い。
上記の厚さで塗布されたすり傷補修用紫外線硬化型塗料
は、紫外線を0.5〜3秒間照射することにより硬化さ
せることができる。
は、紫外線を0.5〜3秒間照射することにより硬化さ
せることができる。
以下実施例について説明する。なお2例中の「部」は「
重量部」を示す。
重量部」を示す。
(実施例)
実施例1
下記処方によりすり傷補修用紫外線硬化型塗料を調製し
た。
た。
エポキシアクリレート(日本化薬■製
KAYARAD R−131) 4
0部アクリロイルオキシエチルモノフタレート 25部
ジペンタエリスリトール ヘキサアクリレート 30部2.2
−ジメチル−2−フェニル アセトフェノン 4部T−メタ
クリロキシプロピル トリメトキシシラン 1部上記処方
により得られた塗料の酸価は、74であった。
0部アクリロイルオキシエチルモノフタレート 25部
ジペンタエリスリトール ヘキサアクリレート 30部2.2
−ジメチル−2−フェニル アセトフェノン 4部T−メタ
クリロキシプロピル トリメトキシシラン 1部上記処方
により得られた塗料の酸価は、74であった。
このすり傷補修用紫外線硬化型塗料を、ビールびんのす
り偏置に、特公昭59−49063号公報に記載されて
いる塗布装置を用いて、膜厚5μmとなるように塗布し
、高圧水銀灯160 W/ cmからの紫外線を1秒間
照射し硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
り偏置に、特公昭59−49063号公報に記載されて
いる塗布装置を用いて、膜厚5μmとなるように塗布し
、高圧水銀灯160 W/ cmからの紫外線を1秒間
照射し硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
実施例2
下記処方によりすり傷補修用紫外線硬化型塗料を調製し
た。
た。
■製 アロニックスト1100) 311部
アクリ°イ″オキ′:′1チJL/
。
アクリ°イ″オキ′:′1チJL/
。
モノテレフタレート 3S部ヒドロ
キシピバリン酸ネオペンチル グリコールジアクリレート 30部実施例1
の光硬化剤 4部実施例1のシ
ランカフプリング剤 1部上記処方により得
られた塗料の酸価は90であった。
キシピバリン酸ネオペンチル グリコールジアクリレート 30部実施例1
の光硬化剤 4部実施例1のシ
ランカフプリング剤 1部上記処方により得
られた塗料の酸価は90であった。
このすり傷補修用紫外線硬化型塗料を実施例1と同様に
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
実施例3
下記処方によりすり傷補修用紫外線硬化型塗料を調製し
た。
た。
エポキシアクリレート(日本化薬■製
KAYARAD R−205)
4 0 部エチレングリコー
ルアクリレート フタレート 15部ポリエ
チレングリコール400 ジアクリレー) 40部実施
例1の光硬化剤 4部実施例1
のシランカップリング剤 1部上記処方によ
り得られた塗料の酸価は45であった。
4 0 部エチレングリコー
ルアクリレート フタレート 15部ポリエ
チレングリコール400 ジアクリレー) 40部実施
例1の光硬化剤 4部実施例1
のシランカップリング剤 1部上記処方によ
り得られた塗料の酸価は45であった。
このすり傷補修用紫外線硬化型塗料を実施例1と同様に
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
比較例1
下記処方によりすり傷補修用紫外線硬化型塗料を調製し
た。
た。
エポキシアクリレート(日本化薬■製
KAYARAD R−131) 4
0部アクリロイルオキシエチルモノフタレート 45部
ジペンタエリスリトール ヘキサアクリレート 10部実施例
1の光硬化剤 4部実施例1の
シランカフプリング剤 1部上記処方により
得られた塗料の酸価は135であった0 このすり傷補修用紫外線硬化型塗料を実施例1と同様に
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
0部アクリロイルオキシエチルモノフタレート 45部
ジペンタエリスリトール ヘキサアクリレート 10部実施例
1の光硬化剤 4部実施例1の
シランカフプリング剤 1部上記処方により
得られた塗料の酸価は135であった0 このすり傷補修用紫外線硬化型塗料を実施例1と同様に
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
比較例2
下記処方によりすり傷補修用紫外線硬化型塗料を調製し
た。
た。
エポキシアクリレート(日本化薬■製
KAYARAD R−131”)
30部エチレングリコールアクリレート フタレート 5部ヒドロ
キシピバリン酸ネオペンチル グリコールジアクリレート 10部ジペンタ
エリスリトール ヘキサアクリレート 50部実施例
1の光硬化剤 4部実施例1
のシランカップリング剤 1部上記処方に
より得られた塗料の酸価は15であった。
30部エチレングリコールアクリレート フタレート 5部ヒドロ
キシピバリン酸ネオペンチル グリコールジアクリレート 10部ジペンタ
エリスリトール ヘキサアクリレート 50部実施例
1の光硬化剤 4部実施例1
のシランカップリング剤 1部上記処方に
より得られた塗料の酸価は15であった。
このすり傷補修用紫外線硬化型塗料を実施例1と同様に
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
してビールびんのすり偏置に塗布し、ついで紫外線を照
射して硬化させた。ビールびんのすり傷は、完全に隠蔽
され、塗膜表面のべとつきも認められなかった。
実施例および比較例で得られた硬化塗膜について付着性
、耐水性およびアルカリ剥離性の各項目について試験を
行った。試験方法を以下に示す。
、耐水性およびアルカリ剥離性の各項目について試験を
行った。試験方法を以下に示す。
付着性:
クロスカットを入れセロハンテープによる剥離性を調べ
た。
た。
○・・・剥離なし
×・・・塗膜の一部もしくは全部が剥離する耐水性:
10℃の水中に10日間浸漬後、塗膜の状態を観察した
。
。
○・・・塗膜変化なし
×・・・塗膜の白化、剥離等の変化が認められる
アルカリ剥離性:
温度70℃の3゜5重量%水酸化ナトリウム水溶液中に
浸漬し、塗膜の剥離する時間を測定(分)した。
浸漬し、塗膜の剥離する時間を測定(分)した。
試験結果を表1に示した。
表1
表1から明らかなように2本発明のすり傷補修用塗料は
、アルカリ剥離性と耐水性のバランスに優れているのに
対して、酸価が100より大きい比較例1のすり傷補修
用塗料は耐水性に劣り、また9酸価が30より小さい比
較例2のすり傷補修用塗料は、アルカリ剥離性に劣る。
、アルカリ剥離性と耐水性のバランスに優れているのに
対して、酸価が100より大きい比較例1のすり傷補修
用塗料は耐水性に劣り、また9酸価が30より小さい比
較例2のすり傷補修用塗料は、アルカリ剥離性に劣る。
(発明の効果)
本発明のすり傷補修用紫外線硬化型塗料は、アルカリ剥
離性を有しているので洗びん工程において極めて速やか
に除去することができる。また。
離性を有しているので洗びん工程において極めて速やか
に除去することができる。また。
耐水性に優れるので、流通過程においてガラスびん表面
が水に濡れることがあっても、硬化塗膜が剥離したり、
塗膜が膨潤することがない。また。
が水に濡れることがあっても、硬化塗膜が剥離したり、
塗膜が膨潤することがない。また。
紫外線硬化型であるので、紫外線の照射により極めて短
時間に硬化するので、塗工装置をびんの充填工程に容易
に組み込むことができる。また、有機溶剤を含まないの
で安全衛生面でも優れているという多くの特長を有する
ものである。
時間に硬化するので、塗工装置をびんの充填工程に容易
に組み込むことができる。また、有機溶剤を含まないの
で安全衛生面でも優れているという多くの特長を有する
ものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガラスびんのすり傷補修用紫外線硬化型塗料であっ
て、該塗料は、硬化した塗膜が、70℃の3.5重量%
水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬した場合、20分以内
にガラス基材から剥離するが、水中浸漬では、塗膜変化
がないことを特徴とする上記ガラスびんのすり傷補修用
紫外線硬化型塗料。 2、塗料の酸価が30〜100であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のガラスびんのすり傷補修用
紫外線硬化型塗料。 3、塗膜の厚さが1μm〜10μmである特許請求の範
囲第1項ないし第2項記載のガラスびんのすり傷補修用
紫外線硬化型塗料。 4、塗料がシランカップリング剤含有塗料である特許請
求の範囲第1項ないし第3項記載のガラスびんのすり傷
補修用紫外線硬化型塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224785A JPS61241366A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | すり傷補修用紫外線硬化型塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224785A JPS61241366A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | すり傷補修用紫外線硬化型塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241366A true JPS61241366A (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=13769100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8224785A Pending JPS61241366A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | すり傷補修用紫外線硬化型塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61241366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0250779A1 (fr) * | 1986-05-07 | 1988-01-07 | Societe Des Vernis Bouvet | Procédé de réparation de bouteilles |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5250327A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Method for forming protective coating layer |
JPS5374533A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-03 | Nippon Paint Co Ltd | Actinic radiation-curable temporary corrosion-resistant coating composition removable by alkali treatment |
JPS5390516A (en) * | 1976-12-23 | 1978-08-09 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Internal combustion engine with exhaust gas turbo charger |
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-
1985
- 1985-04-19 JP JP8224785A patent/JPS61241366A/ja active Pending
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