JPS61239810A - 移植装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、田植機や野菜移植機あるいは発芽しだちの
幼芽苗のブロックを移植する幼芽移植機の移植装置に関
するものである。

（従来技術） 従来、駆動軸に止着されて伝動回転される回転ケースの
先端側部に、駆動軸と同君で機枠側に止着された固定ス
プロケットに巻掛けられるチェノで伝動回転される回転
ケース内の従動スプロケットにより伝動されるクランク
の支軸を回転ケース外へ突出させ、この支軸外端部に苗
分割爪を取付けた移植具を設は苗分割爪の開閉作動を回
転ケースの外側に止着したカム体によって行う構成にな
っていた。

（発明が解決しようとする問題点） 従来技術では、回転ケース内にクランク機構が設けられ
ているためにクランクの支軸を移植具が取付けられる側
とは反対側の回転ケース内で支持する構成が採用できず
に片持ち支持になって移植具を的確に支持できず、移植
具の回転方向のガタが大きくて苗分割姿勢や移植姿勢が
乱れて的確な移植ができないという欠点があった。また
、カム体が回転ケースの側面に固着される構成であるた
めに移植具を取付ける部分が大きくなってコンパクトな
構成にできず１分解、組立が困難な欠点があった。

この発明は、上記の欠点を解決すると共に、カム軸の取
付けを簡単化しようとするものである。

（問題点を解決するための手段） 回転ケース（２６）の回転軸芯部から離れた外側部に、
回転ケース側に回り止めが掛かるようにして該回転ケー
ス（２８）の外方へ突出するカム軸（３８）と回転ケー
ス内の伝動機構によって回転ケース（２８）の回転に対
してずれながら回転し、前記カム軸（３８）の左右中間
部を包んで回転ケース（２６）の外方ｊ　　　〜突出す
る覆輪（３１°）とを設け・苗分割移植爪（３３）が取
付けられた移植具ケース（３２）を前記覆輪（３１ａ）
に取付けると共に、苗分割移植爪（３３）が苗タンク（
７）から分割保持した苗を土壌面に移植する際に離すよ
う作動する離脱作動装置を動かすカム体（３７）をカム
軸（３８）に取付けた移植装置において、前記カム軸（
３日）の回止めを、回転ケース（２６）の移植具ケース
取付側とは反対側の内壁面に設けた真円以外の孔（４１
）にカム軸（３８）を合致嵌合ならしめて行うことを特
徴とした移植装置の構成とした。

（発明の作用及び効果） この発明によれば、カム軸（３８）を覆輪（３１ａ）の
孔内へ外側から差し込むだけでカム軸（３８）の回り止
めが行われ、しかも、移植具ケース（３２）は覆輪（３
１ａ）の外側へ嵌合止着するだけで回転ケース（２８）
に移植具ケース（３２）が組付けられる。

したがって、発明によると、回転ケース（２６）へ　　
、移植具ケース（３２）を極めて容易に組付けることが
でき、組付は後においては移植具ケース（３２）のガタ
付きが発生し難くなって移植姿勢を乱さない作用効果を
有し、かつ、移植装置全体をコンパクトになし得る効果
を奏する。

（実施例） この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明すると
、（１）は移植伝動ケースで、牽引車体（図示せず）側
に昇降リンク機構（２）とローリング軸（３）とを介し
て上下及び回動可能に装着され、内部にはリードカムと
リードメタルとからなる左右往復動機構やクラッチ機構
等の伝動部材が収納されている。

（４）は後述の移植装置を取付ける縦伝動ケースであっ
て、その後端側にチェノで伝動される駆動軸（５）が設
けられ、この駆動軸（５）が左右外方へ突出するよう支
架されている。（６）はスプロケットを示す。

（７）は苗タンクで、左右側枠（８）と底板（８）とで
形成されていて、底板（８）には苗を縦送りするベル）
　（１０）が張設されている。

（１１）はベル）　（１０）を苗タンク（７）の底板に
支架するための金具であって、この金具（１１）に巻回
ロール（１２）、　　（１３）及びテンションロール（
１４）、（１４）・・が取付けられている。

そして、この苗タンク（７）の前記金具（１１）が移植
伝動ケース（１）及び縦伝動ケース（４）側に設けた支
持レール（１５）、（１Ｂ）によってスライダ一部材（
１７）、（１８）を介して移動可能に支架されている。

（１９）は支持レール（１５）を取付けた支枠である。

（２０）は移動杆で、前記移植伝動ケース（１）内の往
復横移動機構に取付けられて該ケース（１）外方へ突出
して往復動する移動軸（２１）に取付けられた部材であ
り、この移動杆（２０）が前記金具（１１）に連結され
ていて、苗タンク（７）が左右に往復動されるよう構成
されている。

（２２）はラチェットアームで、前記巻回ロール（１２
）を可動するラチェットを作動するアームであり、この
アーム（２２）は移植伝動ケース（１）の外側部分で回
転される回転子（２３）と苗タンク（７）が横端に移動
したときに係合され、巻回ロール（１２）を伝動回転す
るように設けられている。

（２４）は苗受止枠で、前記苗タンク（７）の下端側に
あって、苗タンク（７）中に収容される苗の下端側と裏
面とを受けるＬ型状に設けられた枠であり、これには、
苗分割口（２５）、（２５）・争・が穿たれている・ （２８）は回転ケースで、前記駆動軸（５）の先端側を
角軸にしてこの角軸部分で取付けられ該駆動軸（５）と
一体で回転されるようになっている。

（２７）はメタルで、前記縦ケース（４）にボルトで締
結され、前記駆動軸（５）をベアリングを介して支持す
ると共に、メタル先端側が前記回転ケース（２８）内に
まで延びている− （２８）は太陽ギヤーで、前記回転ケース（２８）内に
収容されると共に、前記メタル（２７）にキー（２９）
でもって回転しないように止着され、前記駆動軸（５）
に対してピッチサークルが偏芯するよう駆動軸（５）の
軸芯（イ）と太陽ギヤー（２８）の中心（ａ）とがずれ
た状態に設けられている。

（３０）はカウンター偏芯ギヤーで前記太陽ギヤー（２
８）に噛合っている。

、　　　　（３１）は筒状になった筒軸（３１ａ）が一
体的に設けられた偏芯遊星ギヤーであって、前記カウン
ター偏芯ギヤー（３０）に噛合っていて、この筒軸（３
１ａ）の一端が回転ケース（２６）の外側へ突出してい
る。

（３２）は移植具ケースであって、ケース本体（３２ａ
）と取付メタル（３２ｂ）とキ＋−／プ（３２ｃ）とで
構成され、ケース本体（３２ａ）の前端部に逆Ｕ字状の
苗分割移植爪（３３）が取付けられている。

（３４）は苗移植時点において急速に移植爪（３３）が
保持する苗を離すべく作動する苗押出フォークで、上下
方向に可動自由な棒（３４ａ）の先端にフォーク片（３
４ｂ）を取付け、棒（３４ａ）の上端側はケース本体（
３２ａ）内にあって、ケース本体（３２ａ）の内部にピ
ン（３５）で支持されて回動する連動部材（３８）に係
着されている。そして、連動部材（３８）の基端部には
後述のカム体に接当するカムフロア−（３８ａ）が一体
的に設けられている。

（３７）はカム体で、外周面が渦巻状部と真内部と段部
とに形成されていて、このカム体（３７）はカム軸（３
８）に一体に設けられ、このカム軸（３８）の先端を角
軸（３８ａ）に形成している。そして、このカム体（３
７）をケース本体（３２ａ）に組付けるには、前記メタ
ル（３２ｂ）にベアリング（３９）を取付けた後カム軸
（３８）をベアリング（３９）孔内へ外方から挿通して
カム体（３７）の付根部を該ベアリング（３９）で受け
せしめたのち、該メタル（３２ｂ）をケース本体（３２
ａ）にポル）　（４０）、（４０）で止着するとよい。

そして、このようにケース本体（３２ａ）とメタル（３
２ｂ）とカム体（３７）とを組付けた状態で、カム軸（
３８）を前記筒軸（３１ａ）の孔へ外方から差し込む。

このとき、回転ケース（２８）の内壁面にカム軸（３８
）の先端側角軸（３８ａ）が嵌合できる角孔（４１）を
設けてカム軸（３８）が回転しないよう構成しである。

また、筒軸（３１ａ）の外周面にはメタル（３２ｂ）が
挿通され、この筒軸（３１ａ）とメタル（３２ｂ）とは
コツタービン（４２）で抜は止め及び回り止めが掛かる
ようにして取付けている。

（４３）はばねで、前記ケース本体（３２ａ）の上部を
覆うキャップ（３２Ｃ）内にあって、苗押出フォーク（
３４）の棒（３４ａ）を弾下するよう設けられている。

（４４）は整地フロートを示す。

次に上側の作用を説明する。

苗タンク（７）中に苗を収容して牽引車体で移植機側を
整地フロー）　（４４）が水田表土面に接した状態で牽
引すると共に移植伝動ケース（１）内の偽作動部へ動力
を伝達する。

すると、苗タンク（７）が左右に往復動され、苗タンク
（７）中の苗の下端部側が苗受止枠（２４）で受止めら
れて摺接動する。そして、苗分割口（２５）へ次々と下
側部位の苗を繰出すことになる。

一方、回転ケース（２８）が駆動軸（５）によって回転
されると、回転ケース内のカウンター偏芯ギヤー（３θ
）及び偏芯遊星ギヤー（３１）が太陽ギヤー（２８）の
まわりを回りながら回転され、該遊星ギヤー（３１）と
一体の筒軸（３１ａ）によって移植ケース（３２）が回
転されることになる。また、カム体（３７）はカム軸（
３８）を介して回転ケース（２６）と一体状になってい
るから移植ケース（３２）の作動に対してづれが生じる
６したがって連動部材（３６）のカムフロア−（３８ａ
）が該カム体（３７）に接してこのまわりを回動するこ
とになり、押出フォーク（３４）かばね（４３）に抗し
て引上げられて停止し２続いて、カムフロア−（３８ａ
）がカム体の段部に至るとばね（４３）で急速に下動さ
れることになる。

即ち、移植爪（３３）の下端が移植軌跡（イ）を描いて
作動されるが、該移植爪（３３）が苗タンク（７）へ上
方から介入するときには押出フォーク（３４）が停止し
て爪（３３）が水田の表土面へ突込むまで、この状態を
保持し、表土面へ突込んだときにばね（４３）で押出フ
ォーク（４３）が急速に下動し、挾持していた苗を離す
ことになる。その後移植爪（３３）が上動し始めると、
押出フォーク（４３）がカム体（３７）と連動部材とで
再び引上げられ、苗タンク（７）へ突込むときには停止
状態になる。

このようにして２基の苗移植具で苗分割口（２５）に繰
出される苗が順次分割されて土壌表面へ運ばれ移植され
ることになる。

然るに、この移植装置は、移植具ケース（３２）を実質
的に回転ケース（２８）に取付けるにあたり１回転ケー
ス（２８）に覆輪（３１ａ）が回転自由な状態でしっか
りと軸受けされ、しかも、この覆輪（３１ａ）の゛　　
　中心部分にカム軸（３８）が挿通されて回転ケース（
２８）の内壁面の角孔（４１）で回り止めが掛けられる
から、全体としてコンパクトで、移植具ケース（３２）
がガタづかず的確に作動され、苗が的確に乱れることな
く移植されることになる。また、回転ケース（２８）に
苗移植具を組付けたり、分割したりすることが極めて容
易になる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は平
断面図、第２図は一部を断面した側面図、第３図は側面
図、第４図は要部の平面図である。 図中記号 （２８）は回転ケース、（３１ａ）は覆輪、（３２）は
移植具ケース、（３３）は苗分割移植爪、　（３７）は
カム体、（３８）はカム軸、（４１）は孔を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ケース（２８）の回転軸芯部から離れた外側部に、
   回転ケース側に回り止めが掛かるようにして該回転ケー
   ス（２８）の外方へ突出するカム軸（３８）と回転ケー
   ス内の伝動機構によって回転ケース（２６）の回転に対
   してずれながら回転し、前記カム軸（３８）の左右中間
   部を包んで回転ケース（２６）の外方へ突出する覆軸（
   ３１ａ）とを設け、苗分割移植爪（３３）が取付けられ
   た移植具ケース（３２）を前記覆軸（３１ａ）に取付け
   ると共に、苗分割移植爪（３３）が苗タンク（７）から
   分割保持した苗を土壌面に移植する際に離すよう作動す
   る離脱作動装置を動かすカム体（３７）をカム軸（３８
   ）に取付けた移植装置において、前記カム軸（３８）の
   回止めを、回転ケース（２８）の移植具ケース取付側と
   は反対側の内壁面に設けた真円以外の孔（４１）にカム
   軸（３８）を合致嵌合ならしめて行うことを特徴とした
   移植装置。