JPH0755090B2 - 移植装置 - Google Patents

移植装置

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JPH0755090B2
JPH0755090B2 JP4220289A JP22028992A JPH0755090B2 JP H0755090 B2 JPH0755090 B2 JP H0755090B2 JP 4220289 A JP4220289 A JP 4220289A JP 22028992 A JP22028992 A JP 22028992A JP H0755090 B2 JPH0755090 B2 JP H0755090B2
Authority
JP
Japan
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case
seedling
attached
shaft
outer shaft
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Expired - Lifetime
Application number
JP4220289A
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English (en)
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JPH05192021A (ja
Inventor
石田  伊佐男
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Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、田植機や野菜移植機
あるいは発芽してすぐの幼芽苗のブロックを移植する幼
芽移植機等の移植装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、実願昭59
−199210号(実開昭61−110223号)に示
すような先願があり、該先願には移植具ケースに取付け
られた苗移植爪が所定の苗植付け姿勢になるように機体
に回転自在に装着された回転ケース内の伝動機構によっ
て伝動される外軸に移植具ケースを直接固定した移植装
置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先願の従来技術
は、外軸に移植具ケースを直接固定する構成になってい
るので、移植具ケースの取付け及び取外しの際にケース
内部のベアリングやオイルシール等の部材を組付けなが
ら行なわなければならず困難であり、その気密性の確保
も難しいものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、移植具ケース32に取付けられた苗
移植爪33が所定の苗植付け姿勢になるように機体に回
転自在に装着された回転ケース26内の伝動機構によっ
て伝動される外軸31aに移植具ケース32を固定し、
該外軸31a内に回転ケース26と一体的に回転する内
軸38を設け、苗移植爪33が苗タンク7から分割保持
した苗を土壌面に移植する際に離すよう作動する苗押出
具34を動かすカム体37を内軸38に取付けた移植装
置において、移植具ケース32を少なくともケース本体
32aとケース本体32aの回転ケース26側に取付け
具40にて固定される取付体32bとにより分割構成
し、該取付体32bを外軸31aに外嵌させて取付け具
42により固定したものである。
【0005】
【発明の作用効果】この発明によれば、移植具ケース3
2を少なくともケース本体32aとケース本体32aの
回転ケース26側に取付け具40にて固定される取付体
32bとにより分割構成し、該取付体32bを外軸31
aに外嵌させて取付け具42により固定したので、回転
ケース26に対する移植具ケース32の取付け及び取外
しが容易で、しかも、移植装置全体を気密性の良いコン
パクトな構成とすることができ、高性能な苗植機を得る
ことができる。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に
説明すると、1は移植伝動ケースで、牽引車体(図示せ
ず)側に昇降リンク機構2とローリング軸3とを介して
上下及び回動可能に装着され、内部にはリードカムとリ
ードメタルとからなる左右往復動機構やクラッチ機構等
の伝動部材が収納されている。
【0007】4は後述の移植装置を取付ける縦伝動ケー
スであって、その後端側にチェンで伝動される駆動軸5
が設けられ、この駆動軸5が左右外方へ突出するよう支
架されている。6はスプロケットを示す。7は苗タンク
で、左右側枠8と底板9とで形成されていて、底板9に
は苗を縦送りするベルト10が張設されている。
【0008】11はベルト10を苗タンク7の底板に支
架するための金具であって、この金具11に巻回ロール
12,13及びテンションロール14…が取付けられて
いる。そして、この苗タンク7の前記金具11が移植伝
動ケース1及び縦伝動ケース4側に設けた支持レール1
5,16によってスライダー部材17,18を介して移
動可能に支架されている。19は支持レール15を取付
けた支枠である。
【0009】20は移動杆で、前記移植伝動ケース1内
の往復横移動機構に取付けられて該ケース1外方へ突出
して往復動する移動軸21に取付けられた部材であり、
この移動杆20が前記金具11に連結されていて、苗タ
ンク7が左右に往復動されるよう構成されている。22
はラチェットアームで、前記巻回ロール12を可動する
ラチェットを作動するアームであり、このアーム22は
移植伝動ケース1の外側部分で回転される回転子23と
苗タンク7が横端に移動したときに係合され、巻回ロー
ル12を伝動回転するように設けられている。
【0010】24は苗受止枠で、前記苗タンク7の下端
側にあって、苗タンク7中に収容される苗の下端側と裏
面とを受けるL型状に設けられた枠であり、これには、
苗分割口25,25…が穿たれている。26は回転ケー
スで、前記駆動軸5の先端側を角軸にしてこの角軸部分
で取付けられ該駆動軸5と一体で回転されるようになっ
ている。
【0011】27はメタルで、前記縦ケース4にボルト
で締結され、前記駆動軸5をベアリングを介して支持す
ると共に、メタル先端側が前記回転ケース26内にまで
延びている。28は太陽ギヤーで、前記回転ケース26
内に収容されると共に、前記メタル27にキー29でも
って回転しないように止着され、前記駆動軸5に対して
ピッチサークルが偏芯するよう駆動軸5の軸芯イと太陽
ギヤー28の中心ロとがずれた状態に設けられている。
【0012】30はカウンター偏芯ギヤーで前記太陽ギ
ヤー28に噛合っている。31は筒状に形成された外軸
31aが一体的に設けられた偏芯遊星ギヤーであって、
前記カウンター偏芯ギヤー30に噛合っていて、この外
軸31aの一端が回転ケース26の外側へ突出してい
る。32は移植具ケースであって、ケース本体32aと
取付体32bとキャップ32cとで構成され、ケース本
体32aの前端部に逆U字状の苗移植爪33が取付けら
れている。
【0013】34は苗移植時点において急速に苗移植爪
33が保持する苗を離すべく作動する苗押出具で、上下
方向に可動自由な棒34aの先端にフォーク片34bを
取付け、棒34aの上端側はケース本体32a内にあっ
て、ケース本体32aの内部にピン35で支持されて回
動する連動部材36に係着されている。そして、連動部
材36の基端部には後述のカム体に接当するカムフロア
ー36aが一体的に設けられている。
【0014】37はカム体で、外周面が渦巻状部と真円
部と段部とに形成されていて、このカム体37は内軸3
8に一体に設けられ、この内軸38の先端を角軸38a
に形成している。そして、このカム体37をケース本体
32aに組付けるには、前記取付体32bにベアリング
39を取付けた後内軸38をベアリング39孔内へ外方
から挿通してカム体の付根部を該ベアリング39で受け
せしめたのち、該取付体32bをケース本体32aに取
付け具としてのボルト40,40で止着するとよい。
【0015】そして、このようにケース本体32aと取
付体32bとカム体37とを組付けた状態で、内軸38
を前記外軸31aの孔へ外方から差し込む。このとき、
回転ケース26の内壁面に内軸38の先端側角軸38a
が嵌合できる係合部としての角孔41を設けて内軸38
が回転しないよう構成してある。また、外軸31aの外
周面には取付体32bが挿通され、この外軸31aと取
付体32bとは取付け具としてのコッターピン42で抜
け止め及び回り止めが掛かるようにして取付けている。
【0016】43はばねで、前記ケース本体32aの上
部を覆うキャップ32c内にあって、苗押出具34の棒
34aを弾下するよう設けられている。44は整地フロ
ートを示す。次に上例の作用を説明する。苗タンク7中
に苗を収容して牽引車体で移植機側を整地フロート44
が水田表土面に接した状態で牽引すると共に移植伝動ケ
ース1内の各作動部へ動力を伝達する。
【0017】すると、苗タンク7が左右に往復動され、
苗タンク7中の苗の下端部側が苗受止枠24で受止めら
れて摺接動する。そして、苗分割口25へ次々と下側部
位の苗を繰出すことになる。一方回転ケース26が駆動
軸5によって回転されると、回転ケース内のカウンター
偏芯ギヤー30及び偏芯遊星ギヤー31が太陽ギヤー2
8のまわりを回りながらを回転され、該遊星ギヤー31
と一体の外軸31aによって移植ケース32が回転され
ることになる。また、カム体37は内軸38を介して回
転ケース26と一体状になっているから移植ケース32
の作動に対してづれが生じる。したがって連動部材36
のカムフロアー36aが該カム体37に接してこのまわ
りを回動することになり、苗押出具34がばね43に抗
して引上げられて停止し、続いて、カムフロアー36a
がカム体の段部に至るとばね43で急速に下動されるこ
とになる。
【0018】即ち、苗移植爪33の下端が移植軌跡ハを
描いて作動されるが、該苗移植爪33が苗タンク7へ上
方から介入するときには苗押出具34が上方で停止して
苗移植爪33が水田の表土面へ突込むまで、この状態を
保持し、表土面へ突込んだときにばね43で苗押出具3
4が急速に下動し、挾持していた苗を離すことになる。
その後苗移植爪33が上動し始めると、苗押出具34が
カム体37と連動部材とで再び引上げられ、苗タンク7
へ突込むときには停止状態になる。
【0019】このようにして2基の苗移植具で苗分割口
25に繰出される苗が順次分割されて土壌表面へ運ばれ
移植されることになる。然るに、この移植装置は、移植
具ケース32を実質的に回転ケース26に取付けるにあ
たり、回転ケース26に外軸31aが回転自由な状態で
しっかりと軸受けされ、この外軸31aの中心部分に内
軸38が挿通されて回転ケース26の内壁面の角孔41
で回り止めが掛けられ、しかも、歯車伝動機構によって
移植具ケース32を所定の姿勢に保持するように構成し
たから、全体としてコンパクトで、移植具ケース32が
ガタつかず適確に作動され、苗が乱れることなく適正な
姿勢で移植される。また、移植具ケース32の取付体3
2bを外軸31aの外周面に嵌合させて支持させた後に
取付け具42にて固定できる構成としたので、回転ケー
ス26に対する移植具ケース32の取付け及び取外しが
容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の平断面図である。
【図2】一部を断面した要部の側面図である。
【図3】要部の側面図である。
【図4】要部の平面図である。
【符号の説明】
7 苗タンク 26 回転ケース 31a 外軸 32 移植具ケー
ス 32a ケース本体 32b 取付体 33 苗移植爪 34 苗押出具 37 カム体 38 内軸 40 取付け具(ボルト) 42 取付け具(コ
ッターピン)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移植具ケース32に取付けられた苗移植
    爪33が所定の苗植付け姿勢になるように機体に回転自
    在に装着された回転ケース26内の伝動機構によって伝
    動される外軸31aに移植具ケース32を固定し、該外
    軸31a内に回転ケース26と一体的に回転する内軸3
    8を設け、苗移植爪33が苗タンク7から分割保持した
    苗を土壌面に移植する際に離すよう作動する苗押出具3
    4を動かすカム体37を内軸38に取付けた移植装置に
    おいて、移植具ケース32を少なくともケース本体32
    aとケース本体32aの回転ケース26側に取付け具4
    0にて固定される取付体32bとにより分割構成し、該
    取付体32bを外軸31aに外嵌させて取付け具42に
    より固定したことを特徴とする移植装置。
JP4220289A 1992-08-19 1992-08-19 移植装置 Expired - Lifetime JPH0755090B2 (ja)

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JP4220289A JPH0755090B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 移植装置

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JP4220289A JPH0755090B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 移植装置

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JP60078673A Division JPH0695844B2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12 移植装置

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JPH05192021A JPH05192021A (ja) 1993-08-03
JPH0755090B2 true JPH0755090B2 (ja) 1995-06-14

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ID=16748839

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0697895B2 (ja) * 1984-12-24 1994-12-07 ヤンマー農機株式会社 田植機の苗植装置

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Publication number Publication date
JPH05192021A (ja) 1993-08-03

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