JPS6261511A - 移植装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、田植機や野菜移植機あるいは発芽しだちの
幼芽苗のブロックを移植する幼芽移植機の移植装置に関
するものである。

（従来技術） 従来、特公昭４９−１７８０６号公報に見られるように
、駆動軸に止着されて伝動回転される回転ケースの先端
側部に、２個の移植具を装着したものがあった。

（発明が解決しようとする問題点） 従来技術では、駆動軸に対して回転ケースは一定の位置
に固定されており、２個の移植具は両者とも回転ケース
に対して一定の位置に装着されるように構成されている
為に、２個の移植具は、七の組立誤差によりその位置関
係が一定とならず、苗分割口に対して２個の移植具の位
置が同じにならず、苗分割口に移植具が接当して破損し
たり、苗の分割量が両者の移植具によって相異するとい
う問題があった。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するために、本発明は移植機の伝動ケ
ース（４）に設けられた駆動軸（５）にその軸芯イーロ
方向に移動調節自在に止着されて駆動回−転される回転
ケース（２６）の側方に該回転ケース（２６）に対して
姿勢がずれながら伝動される複数個の苗移植具（３０・
（３０を設けるに、この１つ苗移植具（３４）は回転ケ
ース（２６）に対して前記駆動軸（５）の軸芯イーロ方
向には位置関係が変わらないように固定して設け、他の
苗移植具は回転ケース（２６）に対して前記駆動軸（５
）の軸芯イーロ方向に位ｉＩｉＪｌｔＭ可能に設けたこ
とを特徴とする移植装置としたものである。

（発明の作用及び効果） この発明によれば、回転ケースに装着される移植具の全
てを同じ位置関係になるように調節して移植具を回転ケ
ースに組付けることができ苗分割口に対して移植具を同
じ位置にすることができる為に全ての移植具の苗分割量
を同じにすることができると共に、苗分割口に移植具が
接当して破損することも回避される。

また、移植具のうちの１つは回転ケースに対して位置調
節しなくても良いように構成したから、位１ｍ１ｇ節用
の部材が少なくて済み、組立作業も容易である。

（実施例） この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明すると
、（１）は移植伝動ケースで、牽引車体（図示せず）側
に昇降リンク機構（２）とローリング軸（３）とを介し
て上下及び回動可使に装着され、内部にはリードカムと
リードメタルとからなる左右往復動機構やクラッチ機構
等の伝動部材が収納されている。

（０は後述の移植装置を取付ける縦伝動ケースであって
、その後端側にチェノで伝動される駆動軸（５）が設け
られ、この駆動軸（５）が左右外方へ突出するよう支架
されている。（６）はスプロケットを示す。

（７）は苗タンクで、左右側枠（８）と底板（８）とで
形成されていて、底板（９）には苗を縦送りするベル）
　（１０）が張設されている。

（１１）はベル）　（１０）を苗タンク（７）の底板に
支架するための金具であって、この金具（１１）に巻回
ロール（１２）、　（１３）及びテンションロール（１
０、（１４）−・が取付けられている。

そして、この苗タンク（７）の前記金具（１１）が移植
伝動ケース（１）及び縦伝動ケース（０側に設けた支持
レール（１５）、（ＩＢ）によってスライダ一部材（１
７）、（１８）を介して移動可能に支架されている。

（１９）は支持レール（１５）を取付けた支枠である。

（２０）は移動杆で、前記移植伝動ケース（１）内の往
復横移動機構に取付けられて該ケース（１）外方へ突出
して往復動する移動軸（２１）に取付けられた部材であ
り、この移゛動杆（２０）が前記金具（１１）に連結さ
れていて、苗タンク（７）が左右に往復動されるよう構
成されている。

（２２）はラチェットアームで、前記巻回ロール（１２
）を可動するラチェットを作動するアームであり、この
アーム（２２）は移植伝動ケース（１）の外側部分で回
転される回転子（２３）と苗タンク（７）が横端に移動
したときに係会され、巻回ロール（１２）を伝動回転す
るように設けられている０、（２０は苗受止枠で、前記
苗タンク（７）の下端側にあって、苗タンク（７）中に
収容される苗の下端側と裏面とを受けるＬ１！！ｉ状に
設けられた枠であり、これには、苗分割口（２５）、（
２５）・φ奉が穿たれている。

（２６）は回転ケースで、前記駆動軸（５）の先端側を
角軸（５ａ）にしてこの角軸部分で取付けられ該駆動軸
（５）と一体で回転されるようになっている。

そして、駆動軸（５）の該角軸（５ａ）より更に先端側
を固定用の丸軸（５ｂ）として、該丸軸（５ｂ）と回転
ケース（２６）との間にコツタービン（２７）をナツト
（２８）で締めて固定することにより、駆動軸（５）に
対して回転ケース（２１１）をイーロ方向に調！１１＆
、抜は止め及び回り止めが掛かるようにして固定すべく
設けている。

（２！ａ）はメタルで、前記縦ケース（０にボルトで締
結され、前記駆動軸（５）をベアリングを介して支持す
ると共に、メタル先端側が前記回転ケース（２６）内に
まで延びている。

（３０）は太陽ギヤーで、前記回転ケース（２６）内に
収容されると共に、前記メタル（２９）にキー（３１）
でもって回転しないように止着され、前記駆動軸（５）
に対してピッチサークルが偏芯するよう駆動軸（５）の
軸芯（肋と太陽ギヤー−の中心（ニ）とがずれた状態に
設けられている。

（３２）はカウンター偏芯ギヤーで前記太陽ギヤー（３
０）に噛合っている。

（３３）は筒状になった覆輪（３３ａ）が一体重に設け
られた偏芯遊星ギヤーであって、前記カウンター偏芯ギ
ヤー（３２）に噛合っていて、この覆輪（３３ａ）の一
端が回転ケース（２６）の外側へ突出している。

（３４）は苗移植具であって、ケース本体（３４ａ）と
取付メタル（３４ｂ）とキャップ（３４ｃ）とで構成さ
れ、ケース本体（３４ａ）の前端部に逆Ｕ字状の苗分割
移植爪（３５）が取付けられている。

（３Ｂ）は萌移植時点において移植爪（３５）が保持す
る苗を急速に離すべく作動する苗押出フォークで、」二
下方向に可動自由な棒（３８ａ）の先端にフォーク片（
３８ｂ）を取付け、棒（３６ａ）の上端側はケース本体
（３４ａ）内にあって、ケース本体（３４ａ）の内部に
ビン（３７）で支持されて回動する連！＆部材（３８）
に係看されている。そして、連動部材（３Ｂ）の基端部
には後述のカム体に接当するカムフロア−（３８ａ）が
一体重に設けられている。

（３９）はカム体で、外周面が渦巻状部と真内部と段部
とに形成されていて、このカム体（３９）はカム軸（４
０）の角軸７１ｉＢ（４０ａ）を介してカム軸（４０）
と一体重に回動すべく設けられている。そして、このカ
ム軸（４０）は前記覆輪（３３ａ）内に挿通されている
と共に、カム軸（４０）の他端は角軸（４０ｂ）に形成
され回転ケース（２６）に設けた角孔（４１）に嵌合挿
入されている。

また、一方の移植具（３４）の覆輪（３３ａ）の外周面
にはメタル（３４ｂ）が挿通され、この覆輪（ａ３ａ）
とメタ７Ｌ、（３４ｂ）とはキー（４１）により覆輪（
３３ａ）の軸回りの回動が規制されていると共に、ロッ
クビン（４２）により軸芯方向の移動が規制されて固定
されている。そして、他方の移植具（３０の覆輪（３３
ａ）の外周面にはメタル（３４ｂ）が挿通され、覆輪（
３３ａ）とメタル（３４ｂ）とは該移植具（３４）を覆
輪（３３ａ）に対してその軸芯方向に移動ＴＡＩＦして
前記一方の移植具（３０と同一の位置関係とした後に、
コツタービン（４３）をナツト（４０で締めつけること
により抜は止め及び回り止めが掛かるようにして取付け
られている。尚、（４５）はキーである。

更には、−・方の苗移植具（３０のケース本体（１４ａ
）とメタル（３４ｂ）とは第４図に示すようにメタル（
３４ｂ）に設けられた孔（３４ｄ）を通してボルト（３
４ｅ）によって一定位置に固定されているが、他方の苗
移植具（３０のケース本体（３４ａ）とメタル（３４ｂ
）とは第３図に示すようにメタル（３４ｂ）に設けられ
た長孔（３４Ｆ）を通してポル）　（３４ｅ）によって
ケース本体（３４ａ）とメタル（３４ｂ）との取付位置
を一方の苗移植具（３０と同じになるように回動調。

節後固定すべく設けられている。

（４Ｂ）はばねで、前記ケース本体（３４ａ）の上部を
覆うキャップ（３４０）内にあって、苗押出フォーク（
３８）の棒（３８ａ）を弾下するよう設けられている。

（４７）は整地フロートを示す。

次に上側の作用を説明、する。

苗タンク（７）中に苗を収容して牽引車体で移植機側を
整地フロー）　（４７）が水田表土面に接した状態で牽
引すると共に移植伝動ケース（１）内の各作動部へ動力
を伝達する。

すると、苗タンク（７）が左右に往復動され、苗タンク
（７）中の苗の下端部側が苗受止枠（２０で受止められ
て摺接動する。そして、苗分割口（２５）へ次々と下側
部位の苗を繰出すことになる。

一方、回転ケース（２６）が駆動軸（５）によって回転
されると、回転ケース内のカウンター偏芯ギヤー（３２
）及び偏芯遊星ギヤー（３３）が太陽ギヤー（３０）の
まわりを回りながら回転され、該遊星ギヤー（３３）と
一体の覆輪（３３ａ）によって移植ケース（３０が回転
されることになる。また、カム体（３８）はカム軸（４
０）を介して回転ケース（２６）と一体重になっている
から移植ケース（３４）の作動に対してづれが生じる。

したがって連動部材（３８）のカムフロア−（３８ａ）
が該カム体（３Ｂ）に接してこのまわりを回動すること
になり、押出フォーク（３６）かばね（４Ｂ）に抗して
引上げられて停止し、続いて、カムフロア−（３８ａ）
がカム体の段部に至るとばね（４Ｂ）で急速に下動され
ることになる。

即ち、移植爪（３５）の下端が移植軌跡（ａ）を撓いて
作動されるが、該移植爪（３５）が苗タンク（７）へ上
方から介入するときには押出フォーク（３Ｂ）が停止し
て爪（３５）が水田の表土面へ突込むまで、この状態を
保持し、表土面へ突込んだときにばね（４８）で押出フ
ォーク（３Ｇ）が急速に下動し、挾持していた苗を離す
ことになる。その後移植爪（３５）が上動し始めると、
押出フォーク（３Ｂ）がカム体（３Ｓ）と連動部材とで
再び引上げられ、苗タンク（７）へ突込むときには停止
状態になる。

このようにして２基の苗移植具（３４）−（３４）で苗
分割口（２５）に繰出される苗が順次分割されて土壌表
面へ運ばれ移植されることになる。

そして、この回転ケース（２６）と苗移植具（３４）・
（３４）とよりなる移植装置を駆動軸（５）に組付ける
ときには、一方の苗移植具（３４）は回転ケース（２６
）に対して一定の位置にロックビン（４２）により固定
されているから、他方の苗移植具（３４）を左右動せし
めて−・方の苗移植具（３４）と同じ位置関係となるよ
うにしてコツタービン（４３）をナツト（４０で締めて
固定する。更に、メタル（３４ｂ）に長孔（３４Ｆ）の
ある苗移植具（３４）の方を、該長孔（３４ｆ）によっ
て、メタル（３４ｂ）に対するケース本体（３４ａ）を
回動調節して両方の苗移植具（３４）−（３４）が所定
の位置関係となるようにした後に、ボルト（３ｔｅ）・
（３４ｅ）にて固定する。そして、苗移植具（３４）・
（３４）が組付けられた回転ケース（２６）を駆動軸（
５）に装着するときには、一方の苗移植具（３４）の移
植爪（３５）の先端部が苗受止枠（２０の苗分割口（２
５）に対して所定の位置となるように回転ケース（２６
）をイーロ方向に調節した後にコツタービン（２７）を
ナツト（２８）にて締めつければ、２個の苗移植具（３
４）・（３４）は共に所定の位置にセットされることに
なる。

従って、２個の苗移植具（３０・（３４）は、同一・の
軌跡（ａ）を描いて作動されるようになるので１両者の
苗分割量は同じになり、また、苗分割口（２５）に接当
して破損することも回避される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は要
部の平断面図、第２図は一部を断面したｇＪ部の側面図
、第３図は第１図のＡ−Ａ断面図、第４図は第１図のＢ
−Ｂ断面図、第５図は第１図のＣ−Ｃ断面図、第６図は
側面図、第７図は要部の平面図である。 図中記号、（４）は伝動ケース、（５）は駆動軸、（２
６）は回転ケース、（３４）は苗移植具、（３５）は苗
分割移植爪、（３９）はカム体、（４０）はカム軸を示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 移植機の伝動ケース（４）に設けられた駆動軸（５）に
   その軸芯イーロ方向に移動調節自在に止着されて駆動回
   転される回転ケース（２６）の側方に該回転ケース（２
   ６）に対して姿勢がずれながら伝動される複数個の苗移
   植具（３４）・（３４）を設けるに、この１つ苗移植具
   （３４）は回転ケース（２６）に対して前記駆動軸（５
   ）の軸芯イーロ方向には位置関係が変わらないように固
   定して設け、他の苗移植具は回転ケース（２６）に対し
   て前記駆動軸（５）の軸芯イーロ方向に位置調節可能に
   設けたことを特徴とする移植装置。