JPS61233047A - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents
ポリプロピレン樹脂組成物Info
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- JPS61233047A JPS61233047A JP60073465A JP7346585A JPS61233047A JP S61233047 A JPS61233047 A JP S61233047A JP 60073465 A JP60073465 A JP 60073465A JP 7346585 A JP7346585 A JP 7346585A JP S61233047 A JPS61233047 A JP S61233047A
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- polypropylene resin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L53/00—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/01—Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
- C08K3/013—Fillers, pigments or reinforcing additives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/14—Peroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/16—Elastomeric ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers, e.g. EPR and EPDM rubbers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、低温耐衝撃性、高成形流動性、表面光沢およ
び塗装性にすぐれ、かつ、高剛性を有するポリプロピレ
ン樹脂組成物に関する。
び塗装性にすぐれ、かつ、高剛性を有するポリプロピレ
ン樹脂組成物に関する。
従来よりポリプロピレン樹脂は、軽比重、高剛性、耐薬
品性、耐熱性等の物性に優れているため、各種の分野に
広く使用されてきたが、低温における耐衝撃性か低いと
いう欠点全盲している。この欠点を改良する目的でエチ
レンとの共重合が行なわれタリ、又はエチレン−プロピ
レン共重合体等のゴム状物質やポリエチレンを混合する
方法が行なわれてきた。又、各種フィラーをポリプロピ
レン樹脂に配合することにより、剛性、耐熱性、寸法安
定性、塗装性等をより向上されることも一般的に行なわ
れている。
品性、耐熱性等の物性に優れているため、各種の分野に
広く使用されてきたが、低温における耐衝撃性か低いと
いう欠点全盲している。この欠点を改良する目的でエチ
レンとの共重合が行なわれタリ、又はエチレン−プロピ
レン共重合体等のゴム状物質やポリエチレンを混合する
方法が行なわれてきた。又、各種フィラーをポリプロピ
レン樹脂に配合することにより、剛性、耐熱性、寸法安
定性、塗装性等をより向上されることも一般的に行なわ
れている。
しかしながら現状では、ポリプロピレン樹脂に高剛性、
高耐熱性、易塗装性、高成形流動性と共に高耐衝撃性と
いった相反する諸物性が要求され、しかもそれぞれに高
度の物性が要求されるようになってきている。
高耐熱性、易塗装性、高成形流動性と共に高耐衝撃性と
いった相反する諸物性が要求され、しかもそれぞれに高
度の物性が要求されるようになってきている。
現在、これらの目的のために種々の改良が提案されてい
る。しかしながら、これらの提案のほとんどは、現在の
1場において要求されている高度な物性とそれらの物性
のバランスに対応するには不充分である。したがって、
ポリプロピレン樹脂に対してゴム成分、充填剤等の添加
量を大きくしたり、特殊な処理をしたりする必要があシ
、必然的に高価格となる場合が多い。
る。しかしながら、これらの提案のほとんどは、現在の
1場において要求されている高度な物性とそれらの物性
のバランスに対応するには不充分である。したがって、
ポリプロピレン樹脂に対してゴム成分、充填剤等の添加
量を大きくしたり、特殊な処理をしたりする必要があシ
、必然的に高価格となる場合が多い。
先に本発明者らは、上記目的を達成するために特願昭5
8−149609において、プロピレン含量が40〜6
5重量%で、ムーニー粘度孔□+、(100℃)が15
〜80であるエチレン−プロピレン共重合体ゴムを用い
たポリプロピレン樹脂組成物の製造方法について提案し
た。
8−149609において、プロピレン含量が40〜6
5重量%で、ムーニー粘度孔□+、(100℃)が15
〜80であるエチレン−プロピレン共重合体ゴムを用い
たポリプロピレン樹脂組成物の製造方法について提案し
た。
上記方法は非常にすぐれた方法であるが、該樹脂組成物
を用いて成形した場合、製品の未塗装部分の表面光沢が
悪く、さらに改善を望まれている。
を用いて成形した場合、製品の未塗装部分の表面光沢が
悪く、さらに改善を望まれている。
本発明の目的は低温耐衝撃性、高成形流動性および塗装
性にすぐれ、かつ高剛性及び高表面光沢を有し、かつ安
価なポリプロピレン樹脂組成物を提供することにある。
性にすぐれ、かつ高剛性及び高表面光沢を有し、かつ安
価なポリプロピレン樹脂組成物を提供することにある。
本発明のいま一つの目的は自動車のバンパー、フェンダ
−、サイドモールド等の大型成形物への使用に適するポ
リプロピレン樹脂組成物を提供することにある。
−、サイドモールド等の大型成形物への使用に適するポ
リプロピレン樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは前記の欠点を改善するために鋭意検討を重
ねた結果、エチレン含量が10〜34重量%で、100
℃でのムーニー粘度孔□+、(100’C)が15〜8
0であるプロピレン−エチレン共重合体ゴムを用いても
先願とほぼ同等の物性バランス及び、塗装性が得られる
ばかりでなく、非常に光沢の良好な製品が得られること
を見出し、本発明に至った。
ねた結果、エチレン含量が10〜34重量%で、100
℃でのムーニー粘度孔□+、(100’C)が15〜8
0であるプロピレン−エチレン共重合体ゴムを用いても
先願とほぼ同等の物性バランス及び、塗装性が得られる
ばかりでなく、非常に光沢の良好な製品が得られること
を見出し、本発明に至った。
本発明により、次のポリプロピレン樹脂組成物が提供さ
れる。
れる。
a)エチレン含有量7〜30重貴重沸騰n−ヘプタン不
溶物65重量%以上の結晶性エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体、 b)エチレン含有量が10〜340〜34重量00’C
でのムーニー粘度MLl+、 (10(1℃)が15〜
80であるプロピレン−エチレン共重合ゴム、C)粒径
6μm以下の無機充填剤、およびd)有機過酸化物 を含有し、かつ上記成分a)およびb)の合計量を基準
として成分a)が65〜95重量%、成分b)が35〜
5重量%、成分C)が2〜25重量%および成分d)が
o、o o i〜0.5 重量%である組成物であっ
て、170’−280℃の温度において加熱処理された
ことを特徴とするポリプロピレン樹脂組成物。
溶物65重量%以上の結晶性エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体、 b)エチレン含有量が10〜340〜34重量00’C
でのムーニー粘度MLl+、 (10(1℃)が15〜
80であるプロピレン−エチレン共重合ゴム、C)粒径
6μm以下の無機充填剤、およびd)有機過酸化物 を含有し、かつ上記成分a)およびb)の合計量を基準
として成分a)が65〜95重量%、成分b)が35〜
5重量%、成分C)が2〜25重量%および成分d)が
o、o o i〜0.5 重量%である組成物であっ
て、170’−280℃の温度において加熱処理された
ことを特徴とするポリプロピレン樹脂組成物。
本発明で用いる結晶性・エチレン−プロピレンブロック
共重合体はエチレン含有量7〜30重量%、沸騰n−ヘ
プタン不溶分65重量%以上のものである。上記の結晶
性エチレン−プロピレンブロック共重合体においてエチ
レン含有量が7重量%未満の場合には、得られる成形品
の塗装性、耐衝撃性が低下し、30重量%を超える場合
には成形品の曲げ弾性率が小さくなり好ましくない。
共重合体はエチレン含有量7〜30重量%、沸騰n−ヘ
プタン不溶分65重量%以上のものである。上記の結晶
性エチレン−プロピレンブロック共重合体においてエチ
レン含有量が7重量%未満の場合には、得られる成形品
の塗装性、耐衝撃性が低下し、30重量%を超える場合
には成形品の曲げ弾性率が小さくなり好ましくない。
本発明において使用されるプロピレン−エチレン共重合
ゴムは、エチレン含量が10〜34重量%で、ムーニー
粘度孔1+4 (1oo ℃)が15〜8゜であるもの
に限定される。上記のプロピレン−エチレン共重合ゴム
においてエチレン含量が10重量%未満では製造される
プロピレン−エチレン共重合体ゴムの生産性、性状が悪
く、取り扱いが困難で実用的でない。又、34重量%を
越える場合には、得られる成形品の曲げ弾性率、表面光
沢、塗装性が低下し好ましくない。又、ムーニー粘度M
L1+4 (100℃)が15未満あるいは8oを越え
るプロピレン−エチレン共重合ゴムを前記結晶性エチレ
ン−プロピレンブロック共重合体に添加した場合、各々
分散されたプロピレン−エチレン共重合ゴムの粒径が、
小さく、あるいは大きくなりすぎて得られる成形品の物
性バランスが悪くなり好ましくない。
ゴムは、エチレン含量が10〜34重量%で、ムーニー
粘度孔1+4 (1oo ℃)が15〜8゜であるもの
に限定される。上記のプロピレン−エチレン共重合ゴム
においてエチレン含量が10重量%未満では製造される
プロピレン−エチレン共重合体ゴムの生産性、性状が悪
く、取り扱いが困難で実用的でない。又、34重量%を
越える場合には、得られる成形品の曲げ弾性率、表面光
沢、塗装性が低下し好ましくない。又、ムーニー粘度M
L1+4 (100℃)が15未満あるいは8oを越え
るプロピレン−エチレン共重合ゴムを前記結晶性エチレ
ン−プロピレンブロック共重合体に添加した場合、各々
分散されたプロピレン−エチレン共重合ゴムの粒径が、
小さく、あるいは大きくなりすぎて得られる成形品の物
性バランスが悪くなり好ましくない。
また、本発明において前記プロピレンーエチレン共重合
ゴムの配合量は、結晶性エチレン−プロピレンブロック
共重合体トプロピレンーエチレン共重合ゴムの合計量に
対して5〜35重量%であり、5重量%未満の配合量で
は得られる組成物の耐衝撃性、塗装性が低下し、35重
量%を越えた場合には成型流動性、曲げ弾性率が低下し
、いずれの場合も好ましくない。
ゴムの配合量は、結晶性エチレン−プロピレンブロック
共重合体トプロピレンーエチレン共重合ゴムの合計量に
対して5〜35重量%であり、5重量%未満の配合量で
は得られる組成物の耐衝撃性、塗装性が低下し、35重
量%を越えた場合には成型流動性、曲げ弾性率が低下し
、いずれの場合も好ましくない。
本発明において使用される無機充填剤は、粒径6μm以
下、好ましくは5μm以下の酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム
、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス粉、ドロマイ
ト、ウオラストナイト等があげられるが、特に、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、タルクの使用が好ましく、こ
れらの無機充填剤は、単独あるいは2種以上混合して使
用することができる。
下、好ましくは5μm以下の酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム
、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス粉、ドロマイ
ト、ウオラストナイト等があげられるが、特に、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、タルクの使用が好ましく、こ
れらの無機充填剤は、単独あるいは2種以上混合して使
用することができる。
粒径が6μmを越える前記の無機充填剤を用いた場合に
は、得られるポリプロピレン樹脂組成物の耐衝撃性が低
下する。
は、得られるポリプロピレン樹脂組成物の耐衝撃性が低
下する。
本発明における無機充填剤の粒径は光透過法により求め
られる等面積径であり、粒度積算分布の50多時の粒径
(一般にI/′1D5oと称されている。)として求め
られた値を用いる。
られる等面積径であり、粒度積算分布の50多時の粒径
(一般にI/′1D5oと称されている。)として求め
られた値を用いる。
本発明における粒径6μm以下の無機充填剤の添加割合
は、結晶性エチレン−プロピレンブロック共重合体とプ
ロピレン−エチレン共重合ゴムより成る樹脂成分の合計
に対して2〜25重量%の範囲である。上記無機充填剤
の添加割合が2重量%未滴のときは剛性向上効果が小さ
く、25重量%を越えて添加すると、ある程度までは剛
性は向上するが、塗装性が低下する。特に添加されてい
る無機充填剤の吸湿により樹脂層と塗装膜との間にブリ
スターを生じるため、耐温水性、耐湿性が低下し、いず
れの場合も好ましくない。
は、結晶性エチレン−プロピレンブロック共重合体とプ
ロピレン−エチレン共重合ゴムより成る樹脂成分の合計
に対して2〜25重量%の範囲である。上記無機充填剤
の添加割合が2重量%未滴のときは剛性向上効果が小さ
く、25重量%を越えて添加すると、ある程度までは剛
性は向上するが、塗装性が低下する。特に添加されてい
る無機充填剤の吸湿により樹脂層と塗装膜との間にブリ
スターを生じるため、耐温水性、耐湿性が低下し、いず
れの場合も好ましくない。
又、本発明において使用される無機充填剤は、表面処理
されたものでも良く、その方法としては、例えばシラン
系、チタネート系の各種カップリング剤高級脂肪酸系、
不飽和有機酸系等の表面処理剤で行なうことができる。
されたものでも良く、その方法としては、例えばシラン
系、チタネート系の各種カップリング剤高級脂肪酸系、
不飽和有機酸系等の表面処理剤で行なうことができる。
この様な表面処理を施こすと、本発明の効果の外、混線
性、成形加工性、セルフタップ強度、ウェルド強度等の
物性を向上さすことに有効である0本発明に用いる有機
過酸化物の例は、t−ブチルパーオキシピバレート、ラ
ウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、
シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパーオキ
シイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパー
オキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(1−)゛
チルパーオキシ)ヘキシン−3などを包含する。これら
は単独または、2種以上混合して使用することができる
。
性、成形加工性、セルフタップ強度、ウェルド強度等の
物性を向上さすことに有効である0本発明に用いる有機
過酸化物の例は、t−ブチルパーオキシピバレート、ラ
ウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、
シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパーオキ
シイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパー
オキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(1−)゛
チルパーオキシ)ヘキシン−3などを包含する。これら
は単独または、2種以上混合して使用することができる
。
有機過酸化物の添加量としては、通常、前記結晶性エチ
レン−プロピレンブロック共重合体とプロピレン−エチ
レン共重合ゴムより成る樹脂成分の合計100重量部に
対して0.001〜0.5重畳部好ましくは0.01〜
0.6重量部であり、o、ooi重量部以下では、得ら
れる樹脂組成物のメルトフローインデックスが小さくな
り成形流動性に劣り、0,5重量部以上では、本発明の
樹脂成分の分子量が小さくなりすぎ、実用上不向きであ
る。
レン−プロピレンブロック共重合体とプロピレン−エチ
レン共重合ゴムより成る樹脂成分の合計100重量部に
対して0.001〜0.5重畳部好ましくは0.01〜
0.6重量部であり、o、ooi重量部以下では、得ら
れる樹脂組成物のメルトフローインデックスが小さくな
り成形流動性に劣り、0,5重量部以上では、本発明の
樹脂成分の分子量が小さくなりすぎ、実用上不向きであ
る。
本発明の効果を著しく損なわない程度の範囲ならば、通
常ポリプロピレン樹脂に添加される酸化防止剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤、難燃剤、核剤、有機または無機顔料
等を単独あるいは併用して用いても差しつかえない。
常ポリプロピレン樹脂に添加される酸化防止剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤、難燃剤、核剤、有機または無機顔料
等を単独あるいは併用して用いても差しつかえない。
尚、本発明において成分a)〜d)の混合は当業界で一
般に用いられるヘンシェルミキサー等を用いて行なわれ
る。加熱処理方法としては、バンバリーミキサ−1熱ロ
ール等を用いて行なう方法もあるが、一般には単独押出
機又は2軸押出機を用いて溶融混練してペレットにする
方法がよい。この場合の押出機の温度は使用される結晶
性エチレン−プロピレンブロック共重合体の種類、およ
び有機過酸化物の種類並びに添加量によシ左右されるが
、170°〜280℃に制御することが必要である。
般に用いられるヘンシェルミキサー等を用いて行なわれ
る。加熱処理方法としては、バンバリーミキサ−1熱ロ
ール等を用いて行なう方法もあるが、一般には単独押出
機又は2軸押出機を用いて溶融混練してペレットにする
方法がよい。この場合の押出機の温度は使用される結晶
性エチレン−プロピレンブロック共重合体の種類、およ
び有機過酸化物の種類並びに添加量によシ左右されるが
、170°〜280℃に制御することが必要である。
170℃以下の温度では熱減成が充分に行なわれず、本
発明の効果が充分に得られない。
発明の効果が充分に得られない。
また、280℃以上の温度で加熱処理を行なっても、熱
減成の効果にあまり増大が認められず、またあまシ高温
にすると該樹脂組成物が熱分解するため、好ましくない
。
減成の効果にあまり増大が認められず、またあまシ高温
にすると該樹脂組成物が熱分解するため、好ましくない
。
このようにして得られる樹脂組成物は、通常用いられる
射出成形法、押出成形法、および圧縮成形法等の成形法
によシ所定の成形品に成形し得る。
射出成形法、押出成形法、および圧縮成形法等の成形法
によシ所定の成形品に成形し得る。
以下実施例および比較例を示して本発明を具体的に説明
する。なお、以下の記載においてメルトフローインデッ
クスはASTM D−1238に、曲び弾性率はAST
M D−790に、アイゾツト衝撃強度はASTM D
−256に、表面光沢はASTM D−525に従って
測定した。
する。なお、以下の記載においてメルトフローインデッ
クスはASTM D−1238に、曲び弾性率はAST
M D−790に、アイゾツト衝撃強度はASTM D
−256に、表面光沢はASTM D−525に従って
測定した。
実施例−1
エチレン含有量16.5重量%、沸騰n−ヘプタン不溶
分91.5重量%、メルトフローインデックス1.5の
結晶性エチレン−プロピレンブロック共!合体(以下、
PP−Aと表わす)80重量部、エチレン含有量24重
量%、100℃でのムーニー粘度MLl+4(100℃
)が445であるグロピレンーエチレン共重合ゴム(以
下、PlliJt−Aと表わす。)を20重量部、粒径
1.3μmのメルクを5重量部、2゜5−ジメチル−2
,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.13
重量部、その他酸化防止剤等を、ヘンシェルミキサーで
混合し、押出機にて210℃でベレット化を行ない、得
られたベレットを射出成形機を用いて所定の試験片に成
形し、成形物の物性値を測定した。また、塗装性につい
ては以下の2種類の方法により塗装し、評価した。
分91.5重量%、メルトフローインデックス1.5の
結晶性エチレン−プロピレンブロック共!合体(以下、
PP−Aと表わす)80重量部、エチレン含有量24重
量%、100℃でのムーニー粘度MLl+4(100℃
)が445であるグロピレンーエチレン共重合ゴム(以
下、PlliJt−Aと表わす。)を20重量部、粒径
1.3μmのメルクを5重量部、2゜5−ジメチル−2
,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.13
重量部、その他酸化防止剤等を、ヘンシェルミキサーで
混合し、押出機にて210℃でベレット化を行ない、得
られたベレットを射出成形機を用いて所定の試験片に成
形し、成形物の物性値を測定した。また、塗装性につい
ては以下の2種類の方法により塗装し、評価した。
く塗装法−A〉
射出成形機を用いて得られた試験片に2液型のアクリル
−塩素化ポリプロピレン系の下塗り塗料を膜厚10μm
となるように塗装し90℃で30分間乾燥した後、さら
に2液型のウレタン系の上塗り塗料を膜厚70μmとな
るように塗装し90℃で40分間乾燥した後、室温で4
8時間放置して塗装性試験片(試験片−八)を得た。
−塩素化ポリプロピレン系の下塗り塗料を膜厚10μm
となるように塗装し90℃で30分間乾燥した後、さら
に2液型のウレタン系の上塗り塗料を膜厚70μmとな
るように塗装し90℃で40分間乾燥した後、室温で4
8時間放置して塗装性試験片(試験片−八)を得た。
く塗装法−B〉
塗装方法−Aで使用したのと同じ試験片を用い、下記の
条件にてプラズマ処理を行なった後、2液型のウレタン
系の上塗り塗料を膜厚8oμmとなるように塗装し、9
0℃で4o分間乾燥し、次いで、室温で48時間放置し
て塗装性試験片(試験片−Bンを得た。
条件にてプラズマ処理を行なった後、2液型のウレタン
系の上塗り塗料を膜厚8oμmとなるように塗装し、9
0℃で4o分間乾燥し、次いで、室温で48時間放置し
て塗装性試験片(試験片−Bンを得た。
プラズマ処理条件
プラズマ処理装置二東芝製マイクロ波プラズマ処理装置
TMZ−2026M 処理ガス :酸素 処理時間 :30秒 ガス圧力 :、 t o Torr ガス流量 : 480 cc/rninマイクロ波出カ
ニ1500W この様にして得た試験片−A、−Bに各々カッターによ
り巾1. Ocmの切9込みを入れインストロン引張試
験にて塗膜の180°剥離強度を測定した。
TMZ−2026M 処理ガス :酸素 処理時間 :30秒 ガス圧力 :、 t o Torr ガス流量 : 480 cc/rninマイクロ波出カ
ニ1500W この様にして得た試験片−A、−Bに各々カッターによ
り巾1. Ocmの切9込みを入れインストロン引張試
験にて塗膜の180°剥離強度を測定した。
又、この塗装品を40℃の温水中に浸し240時間後の
塗膜の状態を目視により判定した。
塗膜の状態を目視により判定した。
○ 塗膜のブリスター全くなし
Δ 塗膜のブリスターややl
× かなりあシ
得られたポリプロピレン樹脂のメルトフローインデック
ス、試験片の曲げ弾性率およびアイゾツト衝撃強度測定
値、表面光沢、塗装性の評価結果を表−1に示した。
ス、試験片の曲げ弾性率およびアイゾツト衝撃強度測定
値、表面光沢、塗装性の評価結果を表−1に示した。
実施例−2および5
タルクの添加量を、各々2重量部および10重量部とし
た他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果を表−
1に示した。
た他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果を表−
1に示した。
比較例−1
メルクを添加しなかった他は実施例−1と同様に試験し
、得られた結果を表−1に示した。
、得られた結果を表−1に示した。
比較例−2
タルクの添加量を30重量部とした他は実施例−1と同
様に試験し、得られた結果を表−1に示した。
様に試験し、得られた結果を表−1に示した。
比較例−3
1,3μmのタルクにかえて板径7.0μmのタルクを
用いた他は実施例−1と同様に試験し得られた結果を表
−1に示した。
用いた他は実施例−1と同様に試験し得られた結果を表
−1に示した。
実施例−4および5
無機充填剤として粒径1.3μmのメルクにかえて粒径
1.2μmの硫酸バリウム、粒径1.9μmの炭酸カル
シウムを各々用いた他は実施例−1と同様に試験し、得
られた結果を表−1に示した。
1.2μmの硫酸バリウム、粒径1.9μmの炭酸カル
シウムを各々用いた他は実施例−1と同様に試験し、得
られた結果を表−1に示した。
実施例−6
PP−AおよびP■−Aの使用量を各々70重量部、3
0重量部とした他は実施例−1と同様に試験し、得られ
た結果を表−2に示した。
0重量部とした他は実施例−1と同様に試験し、得られ
た結果を表−2に示した。
実施例−7
PP−Aにかえてエチレン含有量6.6重量%、沸騰n
−ヘプタン不溶分92B重量%、メルトフローインデッ
クス3.8の結晶性エチレン−プロピレンブロック共重
合体(PP−B )を用い、又有機過酸化物の添加量を
0.06重量部とした他は実施例−1と同様に試験し、
得られた結果を表−2に示した。
−ヘプタン不溶分92B重量%、メルトフローインデッ
クス3.8の結晶性エチレン−プロピレンブロック共重
合体(PP−B )を用い、又有機過酸化物の添加量を
0.06重量部とした他は実施例−1と同様に試験し、
得られた結果を表−2に示した。
実施例−8−
PER−Aにかえてエチレン含量が30重量%、ムーニ
ー粘度MLよ+4(100℃)が72であるプロピレン
−エチレン共重合ゴム(以下、PER−Bと表わす。)
を用いた他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果
を表−2に示した。
ー粘度MLよ+4(100℃)が72であるプロピレン
−エチレン共重合ゴム(以下、PER−Bと表わす。)
を用いた他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果
を表−2に示した。
実施例−9
有機過酸化物の添加量を0.2重量部とじた他は実施例
−1と同様に試験し、得られた結果を表−1に示した。
−1と同様に試験し、得られた結果を表−1に示した。
比較例−4
PP−A、 P玉−Aの使用量を各々50重量部、50
重量部とした他は実施例−1と同様に試験し、得られた
結果を表−2に示した。
重量部とした他は実施例−1と同様に試験し、得られた
結果を表−2に示した。
比較例=5
PFJ’t−Aにかえてプロピレン含量が55重量%、
100℃でのムーニー粘度が27であるエチレン−プロ
ピレン共重合体ゴム(以下、PER−Cと表わす。)を
用いた他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果を
表−2に示した。
100℃でのムーニー粘度が27であるエチレン−プロ
ピレン共重合体ゴム(以下、PER−Cと表わす。)を
用いた他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果を
表−2に示した。
比較例−6
PKR−Aにかえてプロピレン含量が26重量%で、1
00℃でのムーニー粘度が24であるエチレン−プロピ
レン共重合体ゴム(以下、PER−Dと表わす。
00℃でのムーニー粘度が24であるエチレン−プロピ
レン共重合体ゴム(以下、PER−Dと表わす。
を用いた他は実施例−1と同様に試験し、得られた結果
を表−2に示した。
を表−2に示した。
本発明のポリプロピレン樹脂組成物は、低温衝撃性、高
成形流動性にすぐれ、塗装性、高剛性を有し、かつ安価
なことより自動車のバンパー、フェンダ−、サイドモー
ルド等の大型成形物への使用に適する。
成形流動性にすぐれ、塗装性、高剛性を有し、かつ安価
なことより自動車のバンパー、フェンダ−、サイドモー
ルド等の大型成形物への使用に適する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 2、請求の範囲 1、a)エチレン含有量7〜30重量%、沸騰n−ヘプ
タン不溶分65重量%以上の結晶性エチレン−プロピレ
ンブロック共重合体、 b)エチレン含有量が10〜34重量%、 100℃でのムーニー粘度ML_1_+_4(100℃
)が15〜80であるプロピレン−エチレン共重合ゴム
、 c)粒径6μm以下の無機充填剤、および d)有機過酸化物 を含有し、かつ、上記成分a)およびb)の合計量を基
準として成分a)が65〜95重量%、成分b)が35
〜5重量%、成分c)が2〜25重量%および成分d)
が0.001〜0.5重量%である組成物であって、1
70〜280℃の温度において加熱処理されたことを特
徴とするポリプロピレン樹脂組成物。
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