JPS61232050A - ダイカストマシンの射出装置 - Google Patents
ダイカストマシンの射出装置Info
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- JPS61232050A JPS61232050A JP7276985A JP7276985A JPS61232050A JP S61232050 A JPS61232050 A JP S61232050A JP 7276985 A JP7276985 A JP 7276985A JP 7276985 A JP7276985 A JP 7276985A JP S61232050 A JPS61232050 A JP S61232050A
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- Japan
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- molten metal
- injection
- plunger
- tip
- gas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はダイカストマシンにおいて射出スリーブ内に注
入した溶湯上金型のキャビティ内へ射出する射出装置に
関するものでおる。
入した溶湯上金型のキャビティ内へ射出する射出装置に
関するものでおる。
従来よりダイカストマシンによる鋳造は、精密表製品を
多量に製造する方法として広く普及しているが、この種
の鋳造は溶融金属を高速・高圧で金型のキャビティ内へ
充填するためにキャビティ内のガスが充分に抜は切らず
、溶融金属と混合して製品中に巣として残存することが
あるので、巣のない健全性全重視される製品には適さな
い場合がめった。
多量に製造する方法として広く普及しているが、この種
の鋳造は溶融金属を高速・高圧で金型のキャビティ内へ
充填するためにキャビティ内のガスが充分に抜は切らず
、溶融金属と混合して製品中に巣として残存することが
あるので、巣のない健全性全重視される製品には適さな
い場合がめった。
このような不都合上解消するものとして本出願人は実願
昭56−107265号等により鋳込中に金型キャビテ
ィ内のガス金板き、ガスの巻き込みをなくして健全なダ
イカスト製品が得られる金型用ガス抜き装置を開発提案
した。
昭56−107265号等により鋳込中に金型キャビテ
ィ内のガス金板き、ガスの巻き込みをなくして健全なダ
イカスト製品が得られる金型用ガス抜き装置を開発提案
した。
この装置は、金型のキャビティから金型外へ通じるガス
排出路内にガス抜き弁?設けてこの弁全開い次状態で溶
湯をキャビティ内へ射出し、キャビティ内の質量の小さ
いガスがガス排出路全通って排出し終ったときにキャビ
ティ内からガス排出路へ進入してきた質量の大きい溶湯
の慣性力を前記弁に作用させてこれを閉じさせることに
より溶湯の流出を遮断する工うにしたものでろって、金
型内のガス抜きを確実かつ容易に行なうことができる。
排出路内にガス抜き弁?設けてこの弁全開い次状態で溶
湯をキャビティ内へ射出し、キャビティ内の質量の小さ
いガスがガス排出路全通って排出し終ったときにキャビ
ティ内からガス排出路へ進入してきた質量の大きい溶湯
の慣性力を前記弁に作用させてこれを閉じさせることに
より溶湯の流出を遮断する工うにしたものでろって、金
型内のガス抜きを確実かつ容易に行なうことができる。
tた、本出願人は前記ガス排出路全真空発生装置と連結
することによって金星キャビティ内のガス全積極的に排
出する減圧または真空式のダイカスト法およびその装置
も開発している。この減圧ダイカスト法は、金型外から
キャビティ内へすき間を通って流入するガス量以上の量
のガスを外部から吸引することによって減圧するもので
ろってこれにより全屋内のガス抜きをエフ確実にするこ
とができる。
することによって金星キャビティ内のガス全積極的に排
出する減圧または真空式のダイカスト法およびその装置
も開発している。この減圧ダイカスト法は、金型外から
キャビティ内へすき間を通って流入するガス量以上の量
のガスを外部から吸引することによって減圧するもので
ろってこれにより全屋内のガス抜きをエフ確実にするこ
とができる。
しかしながら、このような従来の鋳込方法においては、
キャビティからの排出ガス量とキャビティへの流入ガス
量との差によって射出スリーブとプランジャチップとの
すき間等には外ヵ為ら内へのガスの流れが発生していて
、これが原因で真空引きとともに、射出前に射出スリー
ブ内の溶湯の一部がキャビティ内に発泡状態に近い状態
で乱雑に吸上げられキャビティの内面に沿って薄い凝固
層が生じる。し念がって、この状態に、なった後では、
射出全行なってもまともな射出製品が得られない。
キャビティからの排出ガス量とキャビティへの流入ガス
量との差によって射出スリーブとプランジャチップとの
すき間等には外ヵ為ら内へのガスの流れが発生していて
、これが原因で真空引きとともに、射出前に射出スリー
ブ内の溶湯の一部がキャビティ内に発泡状態に近い状態
で乱雑に吸上げられキャビティの内面に沿って薄い凝固
層が生じる。し念がって、この状態に、なった後では、
射出全行なってもまともな射出製品が得られない。
また射出を行なおうとしても、キャビテイ外の水分や離
型剤、潤滑剤などをキャビテイ外の水分や離型剤、潤滑
剤などをキャビティ内へ吸込んだり、るるいは真空度が
上がらないうちに射出スリーブ内の溶湯全キャビティ内
へ吸込んだりするので、潤滑剤などの不純物が製品に混
入して製品の品質を低下させたり、るるいは水分が射出
溶湯と接触してガス化することにより来が発生して充分
な真空効果が発揮できないことがるるばかりでなく、所
定の真空度に達しないうちに溶湯が吸込まれることによ
りこれがガス管巻込んだり、るるいはこの後の高速射出
領域で射出されてくる溶湯と充分融和しなかったりして
製品の外観を損なうという不具合がめった。また、プラ
ンジャチップ端面に密着して形成される溶湯の凝固層に
よってエアの侵入ta断しようとしても、第9図にプラ
ンジャチップ近傍の断面図を示すように、減圧のために
吸引すると断熱冷却および上方への吸引作用により激固
層1が収縮して溶湯とともにプランジャチップ2の端面
から浮上ってしまい、また吸引力で薄い凝固層1の中央
部が破れて孔1aが形成されるので、外部のエアがプラ
ンジャチップ2と射出スリーブ3とのすき問および破れ
た凝固層1の孔1aカら自由に金星キャビティ内へ侵入
し、遮断が困難でめった。
型剤、潤滑剤などをキャビテイ外の水分や離型剤、潤滑
剤などをキャビティ内へ吸込んだり、るるいは真空度が
上がらないうちに射出スリーブ内の溶湯全キャビティ内
へ吸込んだりするので、潤滑剤などの不純物が製品に混
入して製品の品質を低下させたり、るるいは水分が射出
溶湯と接触してガス化することにより来が発生して充分
な真空効果が発揮できないことがるるばかりでなく、所
定の真空度に達しないうちに溶湯が吸込まれることによ
りこれがガス管巻込んだり、るるいはこの後の高速射出
領域で射出されてくる溶湯と充分融和しなかったりして
製品の外観を損なうという不具合がめった。また、プラ
ンジャチップ端面に密着して形成される溶湯の凝固層に
よってエアの侵入ta断しようとしても、第9図にプラ
ンジャチップ近傍の断面図を示すように、減圧のために
吸引すると断熱冷却および上方への吸引作用により激固
層1が収縮して溶湯とともにプランジャチップ2の端面
から浮上ってしまい、また吸引力で薄い凝固層1の中央
部が破れて孔1aが形成されるので、外部のエアがプラ
ンジャチップ2と射出スリーブ3とのすき問および破れ
た凝固層1の孔1aカら自由に金星キャビティ内へ侵入
し、遮断が困難でめった。
この工うな問題点を解決1′るために本発明では射出ス
リーブ内に射出用溶湯が供給されている状態で金型キャ
ビティ内のガス全吸引排出する真空吸引装&七設けると
ともに、射出スリーブ内で摺動するプランジャチップの
溶湯接触端面に、プランジャチップの外周径=9も小径
で軸線と平行する内周面を有する凹部を設けた。
リーブ内に射出用溶湯が供給されている状態で金型キャ
ビティ内のガス全吸引排出する真空吸引装&七設けると
ともに、射出スリーブ内で摺動するプランジャチップの
溶湯接触端面に、プランジャチップの外周径=9も小径
で軸線と平行する内周面を有する凹部を設けた。
このように構成することにLり、溶湯射出開始直前に金
型キャビティ内のガスを吸引排出すると、プランジャチ
ップ端面側に形成された溶湯の凝固層が端面に密着して
外気の侵入が遮断されるとともに、プランジャ端面と凝
固層との間へ外気が侵入しても凹部の垂直内周面で凹部
への侵入が遮断され凝固層が破れない。
型キャビティ内のガスを吸引排出すると、プランジャチ
ップ端面側に形成された溶湯の凝固層が端面に密着して
外気の侵入が遮断されるとともに、プランジャ端面と凝
固層との間へ外気が侵入しても凹部の垂直内周面で凹部
への侵入が遮断され凝固層が破れない。
第1図ないし第8図は本発明に係るダイカストマシンの
射出装置の実施例を示し、第1図はその概略構成図と空
気圧配管図、第2図は射出スリーブとプランジャとの拡
大断面図、第3図は第2図のAA断面図、第4図は第2
図のBB断面図、第5図は第2図のCC断面図、第6図
はプランジャチップの一部破断拡大正面図、第7図は金
型ガス抜き装置の縦断面図、第8図は第7囚のDD断面
図でるる。図において、固定金型11と可動金型12と
は、分割面13で接合されて型締されており、その内部
にはキャビティ14とくびれ部15および垂直孔部16
とが分割面130両側に形成されていて垂直孔部16に
は固定スリーブ1Tが嵌着されている。本*m例のダイ
カストマシンは横型締、竪鋳込盤のものであって可動金
型12t−水平方向へ移動させることによV型締、型開
が行なわれ、ま九射出シリンダ18は金型11,12の
真下に配設されている。射出シリンダ18は油圧テ進退
するピストンロッド19を備えており、その作用端には
、第2図ないし第6図に詳細全示すプランジャ20がカ
ップリング21で同心状に連結されている。22は固定
スリーブ1Tと同径に形成されて図示しないシリンダで
昇降し固定スリーブ1Tに対して接離される射出スリー
ブでろって、その内孔22a には、プランジャ20!
[部のプランジャチップ23が摺動自在に嵌入されてお
り、鋳込スリーブ22會固定スリーブ17から抜きプラ
ンジャチップ23t−嵌入し几ま\射出シリンダ18と
ともに図示しない傾転シリンダで傾転させて鋳込スリー
ブ22内へ溶湯を注入するように構成されている。そし
て注湯後、射出シリンダ18全起立させて鋳込スリーブ
22を固定スリーブ1Tに挿入し、油圧でピストンロッ
ド19t−前進させることにより、プランジャチップ2
3が溶湯をキャビティ14内へ射出する。
射出装置の実施例を示し、第1図はその概略構成図と空
気圧配管図、第2図は射出スリーブとプランジャとの拡
大断面図、第3図は第2図のAA断面図、第4図は第2
図のBB断面図、第5図は第2図のCC断面図、第6図
はプランジャチップの一部破断拡大正面図、第7図は金
型ガス抜き装置の縦断面図、第8図は第7囚のDD断面
図でるる。図において、固定金型11と可動金型12と
は、分割面13で接合されて型締されており、その内部
にはキャビティ14とくびれ部15および垂直孔部16
とが分割面130両側に形成されていて垂直孔部16に
は固定スリーブ1Tが嵌着されている。本*m例のダイ
カストマシンは横型締、竪鋳込盤のものであって可動金
型12t−水平方向へ移動させることによV型締、型開
が行なわれ、ま九射出シリンダ18は金型11,12の
真下に配設されている。射出シリンダ18は油圧テ進退
するピストンロッド19を備えており、その作用端には
、第2図ないし第6図に詳細全示すプランジャ20がカ
ップリング21で同心状に連結されている。22は固定
スリーブ1Tと同径に形成されて図示しないシリンダで
昇降し固定スリーブ1Tに対して接離される射出スリー
ブでろって、その内孔22a には、プランジャ20!
[部のプランジャチップ23が摺動自在に嵌入されてお
り、鋳込スリーブ22會固定スリーブ17から抜きプラ
ンジャチップ23t−嵌入し几ま\射出シリンダ18と
ともに図示しない傾転シリンダで傾転させて鋳込スリー
ブ22内へ溶湯を注入するように構成されている。そし
て注湯後、射出シリンダ18全起立させて鋳込スリーブ
22を固定スリーブ1Tに挿入し、油圧でピストンロッ
ド19t−前進させることにより、プランジャチップ2
3が溶湯をキャビティ14内へ射出する。
そこで、プランジャチップ23の詳細を説明する。カッ
プリング21でピストンロッド19に連結されたプラン
ジャロッド24は、上からねじ孔211減圧管支持孔2
4b1エア通路孔24c1底部孔24d の贋で段状に
形成された内孔を備えており、最上段のねじ孔24aに
は、ねじ管25の下側ねじ部25aが段部で止まるまで
いっばいに螺入されている。ねじ管25の中央ねじなし
部25b には、上下一対のアダプタ26.27が遊装
されており、ねじ管25の上側ねじ部25cに螺合され
た前記プランジャチップ23とプランジャロッド24と
で挾持されて固定されている。28は保持筒28a と
これに溶着された管28b とからなる減圧管でろって
、底部孔24d側から挿入されて保持筒28a f底部
孔24dの上端部に嵌合されており、管28bはエア通
路孔24c t−買通して上部上減圧管支持孔24b
に嵌合されている。また、29は保持軸29a とこ
れに溶着された管29b とからなる水冷管でろって
、保持軸29a k底部孔24dに嵌合させて前記保持
筒28a l:下方から押えており、管29bは保持筒
28a1管28b1ねじ管25t−貫通して先端をプラ
ンジャチップ23の空間部23a 内へ臨ませている。
プリング21でピストンロッド19に連結されたプラン
ジャロッド24は、上からねじ孔211減圧管支持孔2
4b1エア通路孔24c1底部孔24d の贋で段状に
形成された内孔を備えており、最上段のねじ孔24aに
は、ねじ管25の下側ねじ部25aが段部で止まるまで
いっばいに螺入されている。ねじ管25の中央ねじなし
部25b には、上下一対のアダプタ26.27が遊装
されており、ねじ管25の上側ねじ部25cに螺合され
た前記プランジャチップ23とプランジャロッド24と
で挾持されて固定されている。28は保持筒28a と
これに溶着された管28b とからなる減圧管でろって
、底部孔24d側から挿入されて保持筒28a f底部
孔24dの上端部に嵌合されており、管28bはエア通
路孔24c t−買通して上部上減圧管支持孔24b
に嵌合されている。また、29は保持軸29a とこ
れに溶着された管29b とからなる水冷管でろって
、保持軸29a k底部孔24dに嵌合させて前記保持
筒28a l:下方から押えており、管29bは保持筒
28a1管28b1ねじ管25t−貫通して先端をプラ
ンジャチップ23の空間部23a 内へ臨ませている。
30は各所に設けられ九シール材としての6個の0りン
グでめる。30aはプランジャチップ23の摺動潤滑用
の給油口でらる。
グでめる。30aはプランジャチップ23の摺動潤滑用
の給油口でらる。
プランジャチップ23の外周部に設けた環状溝23b
とアダプタ26に設けた環状溝26a とはエア通路
23c で連通されており、またアダプタ2Tに設は次
環状溝27aは、全網製のフィルタ31を備え次エア通
路27b で連通されている。
とアダプタ26に設けた環状溝26a とはエア通路
23c で連通されており、またアダプタ2Tに設は次
環状溝27aは、全網製のフィルタ31を備え次エア通
路27b で連通されている。
プランジャロッド24のエア通路孔24c と管28
b との間に形成され次エア通路32と、環状溝27a
との間はエア通路33で連通されており、エア通路
32の下端部に開口され次吸引孔34には、第1図に示
す空気圧回路(後述)の配管35が接続されている。一
方、前記水冷用の管29bは、下端開口部を冷水通路2
9d と環状溝29cとを介して冷水人口35に連通
されており、ま九上端開口部は、空間部23a と、管
29b の周囲を下方へ延びる冷水通路36お工び水路
37、環状溝38を介して冷水田口39に連通されてい
る。
b との間に形成され次エア通路32と、環状溝27a
との間はエア通路33で連通されており、エア通路
32の下端部に開口され次吸引孔34には、第1図に示
す空気圧回路(後述)の配管35が接続されている。一
方、前記水冷用の管29bは、下端開口部を冷水通路2
9d と環状溝29cとを介して冷水人口35に連通
されており、ま九上端開口部は、空間部23a と、管
29b の周囲を下方へ延びる冷水通路36お工び水路
37、環状溝38を介して冷水田口39に連通されてい
る。
冷水入口35はフレキシブルホース等によってポンプ等
に接続されており、ポンプの作動で冷水人口35へ供給
され次冷水は、管29b内を上昇して空間部23a内に
充満し、プランジャチップ23を冷却したのち、冷水通
路36t−流下して冷水出口39から排水される。
に接続されており、ポンプの作動で冷水人口35へ供給
され次冷水は、管29b内を上昇して空間部23a内に
充満し、プランジャチップ23を冷却したのち、冷水通
路36t−流下して冷水出口39から排水される。
そして、プランジャチップ23には、凹部23dが、射
出スリーブ22内の溶湯80に接触する側の端面に設け
られている。この凹部23dは、プランジャチップ23
の外周径よりも小径の円孔でろって、プランジャチップ
23の軸線と平行する内周面23e t−備えている。
出スリーブ22内の溶湯80に接触する側の端面に設け
られている。この凹部23dは、プランジャチップ23
の外周径よりも小径の円孔でろって、プランジャチップ
23の軸線と平行する内周面23e t−備えている。
また、プランジャチップ23の溶湯接触端部はテーパ状
に形成されており、射出スリーブ2芝の内周面との間に
は環状のくぼみ23fが形成されている。232はねじ
管25との螺合時にスパナを掛ける面取部でろる。
に形成されており、射出スリーブ2芝の内周面との間に
は環状のくぼみ23fが形成されている。232はねじ
管25との螺合時にスパナを掛ける面取部でろる。
次に金型ガス抜き装置について説明する。前記両会ff
111,12のキャビテイ13外間部には、これと連通
するガス抜き道40およびガス抜き溝41が分割面14
の両側に形成されてお夕、全体を符号42で示す金型ガ
ス抜き装置はこのガス抜き溝41の真上に位置して例え
ば可動金ff1121mに固定されている。すなわち、
可動金型12に固定されたブラケット43の上端部には
シリンダ44が装着されており、その流体圧で進退する
ピストンロッド45の作用端でるる下端7ランジ部には
、円筒状のスプール46が下端部を両会ff1ll、1
2の上端面円孔へ挿抜自在に係入させて固定されている
。そして、型締、型開に際しては、シリンダ44の作動
によりピストンロッド45を介してスプール46が金!
11.12に対して抜き挿しされるように構成されてい
る。金型11.12に挿入されたスプール46の下方に
は、弁室4Tと、横へ迂回して弁室47、ガス抜き道4
0間を連通させるバイパス48とが設けられており、ま
九、スプール46の下端面には弁室47へ臨む弁座49
が形成されている。スプール46の外周壁に設けた一対
の長孔50には、復帰杆51の両杆部51&が摺動自在
に係合されており、復帰杆51とピストンロッド45の
7ランジ部との間には、復帰杆51全上方へ付勢する引
張りばね52やシリンダ、ソレノイド装置、重力装置な
どの部材が張架されている。ここに引張ばね52を設け
たのは、溶湯圧力でいったん閉じた弁体56aが外力t
7J11えなければ再び開かないようにした几めである
。復帰杆51の下方には、円筒部53a と一対のね
じ孔部53b とで一体形成された弁ガイド53が、
スプール46に取付けられている。円筒部53a に
は、上端ねじ部を復帰杆51のねじ孔に螺入された弁棒
56が摺動自在に軸叉されている。弁棒56の下端には
その上昇によって前記弁座49に清座する弁体56mが
設けられており、関いていた弁体56a は、射出時に
おけるキャビティ14内の溶湯の慣性の作用にエフ着座
してスプール46の内室と、ガス抜き溝41、バイパス
48との間を遮断するように構成されている。57は圧
縮コイルばね58の付勢によって弁棒56の溝56b
と係合するボールでろり、ボール57の弁棒56への押
付力はボルト54とナツト56の作用で生じるものでお
り、ボール57.圧縮コイルばね58、ボルト54など
によって係止機構が形成されており、この係止機構の作
用によって弁体56a l:開き状態に保っておくよう
にした。勿論、溶湯の慣性力が、開いている弁体58a
に作用すれば、弁棒56の後退にともなってボール5
Tが後退し、弁体56aはただちに締る。なお、弁体5
Bmは、復帰杆51の杆部51at−押し下げることに
よって開く。59はシリンダ44の作動で上昇するスプ
ール46の上昇限を規制するストッパでろってブラケッ
ト43に固定されている。そして、スプール46の下端
部には、排気孔60が開口されており、この排気孔60
は第1図に示す空気圧回路(後述)の配管61に接続さ
れている。
111,12のキャビテイ13外間部には、これと連通
するガス抜き道40およびガス抜き溝41が分割面14
の両側に形成されてお夕、全体を符号42で示す金型ガ
ス抜き装置はこのガス抜き溝41の真上に位置して例え
ば可動金ff1121mに固定されている。すなわち、
可動金型12に固定されたブラケット43の上端部には
シリンダ44が装着されており、その流体圧で進退する
ピストンロッド45の作用端でるる下端7ランジ部には
、円筒状のスプール46が下端部を両会ff1ll、1
2の上端面円孔へ挿抜自在に係入させて固定されている
。そして、型締、型開に際しては、シリンダ44の作動
によりピストンロッド45を介してスプール46が金!
11.12に対して抜き挿しされるように構成されてい
る。金型11.12に挿入されたスプール46の下方に
は、弁室4Tと、横へ迂回して弁室47、ガス抜き道4
0間を連通させるバイパス48とが設けられており、ま
九、スプール46の下端面には弁室47へ臨む弁座49
が形成されている。スプール46の外周壁に設けた一対
の長孔50には、復帰杆51の両杆部51&が摺動自在
に係合されており、復帰杆51とピストンロッド45の
7ランジ部との間には、復帰杆51全上方へ付勢する引
張りばね52やシリンダ、ソレノイド装置、重力装置な
どの部材が張架されている。ここに引張ばね52を設け
たのは、溶湯圧力でいったん閉じた弁体56aが外力t
7J11えなければ再び開かないようにした几めである
。復帰杆51の下方には、円筒部53a と一対のね
じ孔部53b とで一体形成された弁ガイド53が、
スプール46に取付けられている。円筒部53a に
は、上端ねじ部を復帰杆51のねじ孔に螺入された弁棒
56が摺動自在に軸叉されている。弁棒56の下端には
その上昇によって前記弁座49に清座する弁体56mが
設けられており、関いていた弁体56a は、射出時に
おけるキャビティ14内の溶湯の慣性の作用にエフ着座
してスプール46の内室と、ガス抜き溝41、バイパス
48との間を遮断するように構成されている。57は圧
縮コイルばね58の付勢によって弁棒56の溝56b
と係合するボールでろり、ボール57の弁棒56への押
付力はボルト54とナツト56の作用で生じるものでお
り、ボール57.圧縮コイルばね58、ボルト54など
によって係止機構が形成されており、この係止機構の作
用によって弁体56a l:開き状態に保っておくよう
にした。勿論、溶湯の慣性力が、開いている弁体58a
に作用すれば、弁棒56の後退にともなってボール5
Tが後退し、弁体56aはただちに締る。なお、弁体5
Bmは、復帰杆51の杆部51at−押し下げることに
よって開く。59はシリンダ44の作動で上昇するスプ
ール46の上昇限を規制するストッパでろってブラケッ
ト43に固定されている。そして、スプール46の下端
部には、排気孔60が開口されており、この排気孔60
は第1図に示す空気圧回路(後述)の配管61に接続さ
れている。
次に、前記プランジャ20とガス抜き装置42との空気
圧回路を第1図に基いて説明する。真空ポンプ62に接
続された配管63は、途中で配管64と配管65とに分
岐されており、配管63゜64上には、真空タンク66
と補助真空タンク67とがそれぞれ設けられているとと
もに、配管63.64は、フィルタ68,69t−介し
て前記配管61.35にそれぞれ接続されている。そし
て、配管64.65上には、電磁弁70.71がそれぞ
れ配設されており、図示の状態から電磁弁TOのソレノ
イドを励磁するとプランジャ20内のエアが吸引され、
また電磁弁71のソレノイドを励磁すると、ガス抜き装
置42を介してキャビティ14内のエアが吸引される。
圧回路を第1図に基いて説明する。真空ポンプ62に接
続された配管63は、途中で配管64と配管65とに分
岐されており、配管63゜64上には、真空タンク66
と補助真空タンク67とがそれぞれ設けられているとと
もに、配管63.64は、フィルタ68,69t−介し
て前記配管61.35にそれぞれ接続されている。そし
て、配管64.65上には、電磁弁70.71がそれぞ
れ配設されており、図示の状態から電磁弁TOのソレノ
イドを励磁するとプランジャ20内のエアが吸引され、
また電磁弁71のソレノイドを励磁すると、ガス抜き装
置42を介してキャビティ14内のエアが吸引される。
このときの真空度は例えばプランジャ20側が200〜
300 Torr。
300 Torr。
ガス抜き装置42側が150〜250 Torr程度に
設定され、これは補助真空タンク67を設けたことによ
って達成される。補助真空タンク6Tは、真空吸引時に
比較的に細い配管部や通路などで発生する抵抗全考慮し
てできるだけプランジャ200近くに設けておく。t7
t、7レキシプルホース35ai有する配管35は、で
きるだけ短かくて管径が例えば1インチのように比較的
大きいものにしておく。
設定され、これは補助真空タンク67を設けたことによ
って達成される。補助真空タンク6Tは、真空吸引時に
比較的に細い配管部や通路などで発生する抵抗全考慮し
てできるだけプランジャ200近くに設けておく。t7
t、7レキシプルホース35ai有する配管35は、で
きるだけ短かくて管径が例えば1インチのように比較的
大きいものにしておく。
さらに、電磁弁7Q、71の他方のボートには電磁弁7
2.73t−備え次配管74.75がそれぞれ接続され
ており、これらの配管74.75は、可変絞り弁76t
−備えた配管7Tに合流されて例えは工場の空気圧縮機
78に接続されている。そして、電磁弁70.71t−
閉じて電磁弁72.73を開くことにより高圧エアがプ
ランジャ2Gおよびガス抜き装置42に送られて内部清
掃用のスプレーに供せられる。
2.73t−備え次配管74.75がそれぞれ接続され
ており、これらの配管74.75は、可変絞り弁76t
−備えた配管7Tに合流されて例えは工場の空気圧縮機
78に接続されている。そして、電磁弁70.71t−
閉じて電磁弁72.73を開くことにより高圧エアがプ
ランジャ2Gおよびガス抜き装置42に送られて内部清
掃用のスプレーに供せられる。
以上のように構成されたダイカストマシンによる鋳込方
法を説明する。可動金ff1l 2’に図示の位置まで
移動させて型締を行ない、ガス抜き装ff142のシリ
ンダ44t−作動させて図示のようにスプール46を金
型11.12のスプール孔に係入させる。このとき射出
シリンダ18のピストンロッド19ならびに射出スリー
ブ22が下降しているので、射出シリンダ18を傾転さ
せてプランジャ20が下降している射出スリーブ22内
へ溶湯を注入し、再び起立させたのち、射出スリーブ2
2’に上昇させて図示のように固定スリーブ17と係合
させる。そして、真空引き金したのち、射出シリンダ1
8に送油してピストンロッド19t−上昇させると、プ
ランジャ20が上昇して第2図の符号8aで示す溶湯の
射出が開始される。このとき、プランジャ20には冷水
人口35から冷水が供給されており、この冷水は管29
b内を上昇したのち空間部23a 内にあふれて冷水通
路36内を流下してhるので、プランジャテップ23な
らびにプランジャロッド24が冷却されている。また、
射出スリーブ22も図示しなり冷却装置によって外側か
ら冷却されている。し九がってプランジャチップ23の
上端面とこれに続く射出スリーブ22の内壁面とには、
第2図および前記比8図に符号1で示す溶湯固化による
凝固層が生成される。そして、真空タンク66内と補助
真空夕/り61内とはるらかじめ真空ボンダ62で吸引
することにより減圧されているので、射出開始前におい
て先ず電磁弁70t−開くとプランジャロッド24の吸
引孔34に負圧が作用し、プランジャチップ23の環状
溝23b内のエアは、エア通路23C1環状溝26&、
フィルタ31、エア通路27b1環状溝27a1工ア通
路33、おLびエア通路32の径路で吸引される。また
、これと同時に電磁弁11が開かれると、このときガス
抜き装置42の弁体56aが開いているので、キャビテ
ィ14内のガスはガス抜き道40、ガス抜き溝41、バ
イパス48i経て排気孔60から吸引され、キャビティ
14内のガスが排出される。この工うにしてプランジャ
20側とガス抜き装置42側との両方から吸引すること
にエフ、結果的にはキャビティ14内と、射出スリーブ
22、プランジャチップ23間のすき間等が同じ真空直
になるが、プランジャ20側の真空度全ガス抜き装置」
2側の真空度よりも大きくし次ことによp1第2図に示
すように凝固層1がプランジャチップ23の端面とその
周囲の環状凹部とに密着して強化されるとともに、プラ
ンジャチップ23の冷却に伴なって300〜400℃
に冷却されることにより凝固層1が厚くなる。これによ
り射出スリーブ22とプランジャチップ23とのすき間
からの外気の浸入が遮断される。また溶湯の射出前にキ
ャビティ14内へ溶湯が差し込むことがない。さらに、
本装置ではプランジャチップ23の溶湯接触側の端面に
凹部23d t”設けてその内周面23e ’にプラン
ジャチップ23の軸線と平行させたことにより1次とえ
凝固層1がプランジャチップ23端面に密着せずわずか
に浮上ることが6りても、凝固層1の凹部23d への
係入部分は、その同面會垂厘内同面23e に密着して
いることにより、エアはこの密層部によって遮断され、
凹部23dの底面と凝固層1とのすき間へ侵入しないの
で、凝固層1の中央部がエア圧で破れ几りすることがな
く、外気の侵入や溶湯の差し込みがさらに少なくなると
ともに、膜が破れないことにより、不良品発生の原因と
なるような潤滑油の侵入も遮断される。また、プランジ
ャチップ23の端面部に環状のくぼみ23f が形成さ
れていることにより、凝固層1がこのくほみ23f に
入り込むように形成されるので、このくぽみ23f が
ないときのように凝固層1がこの箇所から折れて溶湯儒
へ入り込んだりするおそれがない。
法を説明する。可動金ff1l 2’に図示の位置まで
移動させて型締を行ない、ガス抜き装ff142のシリ
ンダ44t−作動させて図示のようにスプール46を金
型11.12のスプール孔に係入させる。このとき射出
シリンダ18のピストンロッド19ならびに射出スリー
ブ22が下降しているので、射出シリンダ18を傾転さ
せてプランジャ20が下降している射出スリーブ22内
へ溶湯を注入し、再び起立させたのち、射出スリーブ2
2’に上昇させて図示のように固定スリーブ17と係合
させる。そして、真空引き金したのち、射出シリンダ1
8に送油してピストンロッド19t−上昇させると、プ
ランジャ20が上昇して第2図の符号8aで示す溶湯の
射出が開始される。このとき、プランジャ20には冷水
人口35から冷水が供給されており、この冷水は管29
b内を上昇したのち空間部23a 内にあふれて冷水通
路36内を流下してhるので、プランジャテップ23な
らびにプランジャロッド24が冷却されている。また、
射出スリーブ22も図示しなり冷却装置によって外側か
ら冷却されている。し九がってプランジャチップ23の
上端面とこれに続く射出スリーブ22の内壁面とには、
第2図および前記比8図に符号1で示す溶湯固化による
凝固層が生成される。そして、真空タンク66内と補助
真空夕/り61内とはるらかじめ真空ボンダ62で吸引
することにより減圧されているので、射出開始前におい
て先ず電磁弁70t−開くとプランジャロッド24の吸
引孔34に負圧が作用し、プランジャチップ23の環状
溝23b内のエアは、エア通路23C1環状溝26&、
フィルタ31、エア通路27b1環状溝27a1工ア通
路33、おLびエア通路32の径路で吸引される。また
、これと同時に電磁弁11が開かれると、このときガス
抜き装置42の弁体56aが開いているので、キャビテ
ィ14内のガスはガス抜き道40、ガス抜き溝41、バ
イパス48i経て排気孔60から吸引され、キャビティ
14内のガスが排出される。この工うにしてプランジャ
20側とガス抜き装置42側との両方から吸引すること
にエフ、結果的にはキャビティ14内と、射出スリーブ
22、プランジャチップ23間のすき間等が同じ真空直
になるが、プランジャ20側の真空度全ガス抜き装置」
2側の真空度よりも大きくし次ことによp1第2図に示
すように凝固層1がプランジャチップ23の端面とその
周囲の環状凹部とに密着して強化されるとともに、プラ
ンジャチップ23の冷却に伴なって300〜400℃
に冷却されることにより凝固層1が厚くなる。これによ
り射出スリーブ22とプランジャチップ23とのすき間
からの外気の浸入が遮断される。また溶湯の射出前にキ
ャビティ14内へ溶湯が差し込むことがない。さらに、
本装置ではプランジャチップ23の溶湯接触側の端面に
凹部23d t”設けてその内周面23e ’にプラン
ジャチップ23の軸線と平行させたことにより1次とえ
凝固層1がプランジャチップ23端面に密着せずわずか
に浮上ることが6りても、凝固層1の凹部23d への
係入部分は、その同面會垂厘内同面23e に密着して
いることにより、エアはこの密層部によって遮断され、
凹部23dの底面と凝固層1とのすき間へ侵入しないの
で、凝固層1の中央部がエア圧で破れ几りすることがな
く、外気の侵入や溶湯の差し込みがさらに少なくなると
ともに、膜が破れないことにより、不良品発生の原因と
なるような潤滑油の侵入も遮断される。また、プランジ
ャチップ23の端面部に環状のくぼみ23f が形成さ
れていることにより、凝固層1がこのくほみ23f に
入り込むように形成されるので、このくぽみ23f が
ないときのように凝固層1がこの箇所から折れて溶湯儒
へ入り込んだりするおそれがない。
このようにしてキャビティ14内等を真空状態にし次の
ち、射出動作に移り、ガス抜きを行ないながらプランジ
ャ23t−前進させると、射出スリ−ブ22内の溶湯8
0が固定スリーブ17とくびれ部15とtaてキャビテ
ィ14内へ射出され、キャビティ14内に溶湯80が充
満するとこの浴湯80がガス抜き溝41内を上昇してガ
スとともに弁体56aの下面に当接する。このとき、弁
体5BaK加わる衝撃は、溶湯80の質量がガスの質量
と比べてきわめて大きく慣性が大でるるため、ガスが弁
体56aに与える衝撃よりも大きく、弁体56aはボー
ル5Tで圧縮コイルばね58’に圧縮させながら上昇し
て弁体56aが弁座49g閉塞する。し九がって溶湯8
0が弁座49からの流出金辿断されてガス抜き道40お
よびガス抜き溝41内でガスと混p、飛沫状七なって不
連続に弁体56a に当る場合でも、いったん溶湯80
で押上げられ几弁体56aは引張りばね52で上方へ引
張られているので上方位置が維持され弁体56aによる
排気通路の閉鎖が確実に行なわれる。なお、溶湯80の
射出に際し、前記凝固層1はプランジャチップ23の上
昇によりその端面とくびれ部15手前9端面との間で押
しつぶされるが、細いくびれ部15を設は次ことにより
このつぶれた凝固層1がキャビティ14内へ侵入するこ
とがない。
ち、射出動作に移り、ガス抜きを行ないながらプランジ
ャ23t−前進させると、射出スリ−ブ22内の溶湯8
0が固定スリーブ17とくびれ部15とtaてキャビテ
ィ14内へ射出され、キャビティ14内に溶湯80が充
満するとこの浴湯80がガス抜き溝41内を上昇してガ
スとともに弁体56aの下面に当接する。このとき、弁
体5BaK加わる衝撃は、溶湯80の質量がガスの質量
と比べてきわめて大きく慣性が大でるるため、ガスが弁
体56aに与える衝撃よりも大きく、弁体56aはボー
ル5Tで圧縮コイルばね58’に圧縮させながら上昇し
て弁体56aが弁座49g閉塞する。し九がって溶湯8
0が弁座49からの流出金辿断されてガス抜き道40お
よびガス抜き溝41内でガスと混p、飛沫状七なって不
連続に弁体56a に当る場合でも、いったん溶湯80
で押上げられ几弁体56aは引張りばね52で上方へ引
張られているので上方位置が維持され弁体56aによる
排気通路の閉鎖が確実に行なわれる。なお、溶湯80の
射出に際し、前記凝固層1はプランジャチップ23の上
昇によりその端面とくびれ部15手前9端面との間で押
しつぶされるが、細いくびれ部15を設は次ことにより
このつぶれた凝固層1がキャビティ14内へ侵入するこ
とがない。
弁体56aが閉じた状態で所定時間加圧冷却したのち可
動金型12?開き、ガス抜き装置」2のシリ、ンダ44
でスプール46全上昇させて可動金型12との保合を解
き、キャビティ14内から製品?取り出す。
動金型12?開き、ガス抜き装置」2のシリ、ンダ44
でスプール46全上昇させて可動金型12との保合を解
き、キャビティ14内から製品?取り出す。
なお、スプール46の上昇に際しては弁体56aと凝固
金属との分離抵抗によりスプール46のみが上昇して弁
棒56が遅れて上昇するので、この結果、弁棒56の溝
56bから外れていたポール5Tが再び溝56b と
係合し次回の鋳込準備が完了することになる。また、ス
プール46の上昇限においては、復帰杆51がストッパ
59に当接して弁棒56’に押し下げるので、弁体56
aが確実に開き、次回の鋳込準備が整えられる。
金属との分離抵抗によりスプール46のみが上昇して弁
棒56が遅れて上昇するので、この結果、弁棒56の溝
56bから外れていたポール5Tが再び溝56b と
係合し次回の鋳込準備が完了することになる。また、ス
プール46の上昇限においては、復帰杆51がストッパ
59に当接して弁棒56’に押し下げるので、弁体56
aが確実に開き、次回の鋳込準備が整えられる。
なお、本!j!施例では、ガス抜き装置42側の吸引と
プランジャ2(lの吸引とを同時に行なう例を示したが
、外気の侵入をより確実に遮断する九めには、ガス抜き
装置42側の吸引をプランジャ20側の吸引よりも例え
ば0.2秒〜1程度度、できれば0.3〜0.5秒程度
遅らせるようにタイミング規正装置を設定することが好
ましい。
プランジャ2(lの吸引とを同時に行なう例を示したが
、外気の侵入をより確実に遮断する九めには、ガス抜き
装置42側の吸引をプランジャ20側の吸引よりも例え
ば0.2秒〜1程度度、できれば0.3〜0.5秒程度
遅らせるようにタイミング規正装置を設定することが好
ましい。
なお、本実施例は本発明を竪鋳込盤のダイカストマシン
に実施した例を示したが、これは真空引きのタイミング
t、射出開始後に射出スリーブの溶湯注入口が塞がれた
直後から行なえば、横鋳込戯ダイカストマシンにも同様
に実施することかできる。
に実施した例を示したが、これは真空引きのタイミング
t、射出開始後に射出スリーブの溶湯注入口が塞がれた
直後から行なえば、横鋳込戯ダイカストマシンにも同様
に実施することかできる。
以上の説明にエフ明らかなように本発明によればダイカ
ストマシンの射出装置において、射出スリーブ内に射出
用溶湯が供給されている状態で金型キャビティ内のガス
を吸引排出する真空吸引装置を設けるとともに、射出ス
リーブ内で摺動するプランジャチップの溶湯接触端面に
、プランジャチップの外周径よりも小径で軸線と平行す
る内周面を有する凹部を設けたことにより、プランジャ
チップの端面側に形成される溶湯の凝固層がこの端面に
密着し、しかも冷却により厚みが厚くなって強化される
ので、プランジャチップと射出スリーブとのすき間から
侵入しようとす名外気がこの凝固層で遮断されて侵入す
ることがなく、さらにプランジャ端面への凝固層の密着
が悪くて外気がプランジャ端面と凝固Nll8縁部との
間へ侵入することかわっても、これが凹部の垂直内周面
で遮断され凝固層の中央部が破れることがないので、外
気の侵入がさらに少なくなp1金型キャビティ内への溶
湯のさし込みがなくなるとともに、溶湯内への不純物の
混入がなくなり、射出が良好に行なわれ、かつ鋳込製品
の品質が著しく向上する。
ストマシンの射出装置において、射出スリーブ内に射出
用溶湯が供給されている状態で金型キャビティ内のガス
を吸引排出する真空吸引装置を設けるとともに、射出ス
リーブ内で摺動するプランジャチップの溶湯接触端面に
、プランジャチップの外周径よりも小径で軸線と平行す
る内周面を有する凹部を設けたことにより、プランジャ
チップの端面側に形成される溶湯の凝固層がこの端面に
密着し、しかも冷却により厚みが厚くなって強化される
ので、プランジャチップと射出スリーブとのすき間から
侵入しようとす名外気がこの凝固層で遮断されて侵入す
ることがなく、さらにプランジャ端面への凝固層の密着
が悪くて外気がプランジャ端面と凝固Nll8縁部との
間へ侵入することかわっても、これが凹部の垂直内周面
で遮断され凝固層の中央部が破れることがないので、外
気の侵入がさらに少なくなp1金型キャビティ内への溶
湯のさし込みがなくなるとともに、溶湯内への不純物の
混入がなくなり、射出が良好に行なわれ、かつ鋳込製品
の品質が著しく向上する。
第1図ないし第8図は本発明に係るダイカストマシンの
射出装置の実施例を示し、第1図はその概略断面図と窒
気圧配管図、第2囚は射出スリーブとプランジャとの拡
大断面図、第3図はM2図のAA断面図、第4図は第2
図のBB断面図、第5図は第2図のCC断面図、第6図
はプランジャチップの一部破断拡大正面図、第7図は金
型ガス抜き装置の縦断面図、第8図は第7図のDD断面
図、1M9図は従来の射出装置における凝固層の状態の
説明図でるる。 11・・・・固定金型、12・・・・可動金型、14・
・・・キャビティ、20・・Φ・プランジャ、22・・
・・射出スリーブ、23・・・・プランジャチップ、2
3b・・・拳環状溝、23c・・・・エア通路、23d
・・・・凹部、23f・・・寺内周面、24拳・・・プ
ランジャロッド、24(2maamエア通路孔、26a
、 27a @@ 11・環状溝、27b、32,3
3 ・・φ・エア通路、42・・・・ガス抜き装置、
62・・φ・真空ポンプ、66・・・−真空タンク、6
7・・拳・補助真空タンク。
射出装置の実施例を示し、第1図はその概略断面図と窒
気圧配管図、第2囚は射出スリーブとプランジャとの拡
大断面図、第3図はM2図のAA断面図、第4図は第2
図のBB断面図、第5図は第2図のCC断面図、第6図
はプランジャチップの一部破断拡大正面図、第7図は金
型ガス抜き装置の縦断面図、第8図は第7図のDD断面
図、1M9図は従来の射出装置における凝固層の状態の
説明図でるる。 11・・・・固定金型、12・・・・可動金型、14・
・・・キャビティ、20・・Φ・プランジャ、22・・
・・射出スリーブ、23・・・・プランジャチップ、2
3b・・・拳環状溝、23c・・・・エア通路、23d
・・・・凹部、23f・・・寺内周面、24拳・・・プ
ランジャロッド、24(2maamエア通路孔、26a
、 27a @@ 11・環状溝、27b、32,3
3 ・・φ・エア通路、42・・・・ガス抜き装置、
62・・φ・真空ポンプ、66・・・−真空タンク、6
7・・拳・補助真空タンク。
Claims (1)
- プランジャチップを摺動自在に装入した射出スリーブ内
に射出用溶湯が供給されている状態で金型キャビティ内
のガスを吸引排出する真空吸引装置を備えるとともに、
前記プランジャチップの溶湯接触端面に、外周径よりも
小径で軸線と平行する内周面を有する凹部を設けたこと
を特徴とするダイカストマシンの射出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7276985A JPS61232050A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | ダイカストマシンの射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7276985A JPS61232050A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | ダイカストマシンの射出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61232050A true JPS61232050A (ja) | 1986-10-16 |
JPH0218667B2 JPH0218667B2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=13498909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7276985A Granted JPS61232050A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | ダイカストマシンの射出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61232050A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011035765A1 (de) * | 2009-09-22 | 2011-03-31 | Ksm Casting Gmbh | Vakuumdruckgussanlage und verfahren zum betrieb einer vakuumdruckgussanlage |
JP2012055940A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Toyota Motor Corp | 鋳造装置 |
JP2014117741A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Mazda Motor Corp | 鋳造装置および鋳造方法 |
-
1985
- 1985-04-08 JP JP7276985A patent/JPS61232050A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011035765A1 (de) * | 2009-09-22 | 2011-03-31 | Ksm Casting Gmbh | Vakuumdruckgussanlage und verfahren zum betrieb einer vakuumdruckgussanlage |
CN102548686A (zh) * | 2009-09-22 | 2012-07-04 | Ksm铸造有限公司 | 真空压铸设备以及运行真空压铸设备的方法 |
JP2013505138A (ja) * | 2009-09-22 | 2013-02-14 | ケイエスエム キャスティングズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 真空ダイカスト装置 |
US8813815B2 (en) | 2009-09-22 | 2014-08-26 | Ksm Castings Group Gmbh | Vacuum die-casting system, and method for operating a vacuum die-cast system |
US8967232B2 (en) | 2009-09-22 | 2015-03-03 | Ksm Castings Group Gmbh | Vacuum die-casting system and method for operation of such a vacuum die-casting system |
EP2946852A1 (de) * | 2009-09-22 | 2015-11-25 | KSM Castings Group GmbH | Vakuumdruckgussanlage und Verfahren zum Betrieb einer Vakuumdruckgussanlage |
JP2012055940A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Toyota Motor Corp | 鋳造装置 |
JP2014117741A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Mazda Motor Corp | 鋳造装置および鋳造方法 |
US9630245B2 (en) | 2012-12-19 | 2017-04-25 | Mazda Motor Corporation | Casting apparatus and casting method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218667B2 (ja) | 1990-04-26 |
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