JP2013505138A - 真空ダイカスト装置 - Google Patents

真空ダイカスト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013505138A
JP2013505138A JP2012530126A JP2012530126A JP2013505138A JP 2013505138 A JP2013505138 A JP 2013505138A JP 2012530126 A JP2012530126 A JP 2012530126A JP 2012530126 A JP2012530126 A JP 2012530126A JP 2013505138 A JP2013505138 A JP 2013505138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
injection
die casting
plunger
vacuum die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012530126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5709873B2 (ja
Inventor
ヴェアナー ミヒャエル
ツヴィアナー トーマス
ホーフマイスター ユルゲン
カチュマルチィク ローマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KSM Castings Group GmbH
Original Assignee
KSM Castings GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KSM Castings GmbH filed Critical KSM Castings GmbH
Publication of JP2013505138A publication Critical patent/JP2013505138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5709873B2 publication Critical patent/JP5709873B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/14Machines with evacuated die cavity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/203Injection pistons

Abstract

本発明は、真空ダイカスト装置、並びに真空ダイカスト装置を運転する方法に関する。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の真空ダイカスト装置、すなわち真空ダイカスト装置であって、充填開口を備えた射出スリーブと、該射出スリーブ内において移動可能な射出プランジャと、該射出プランジャを射出駆動装置と結合するプランジャロッドとが設けられており、射出プランジャの外周壁と射出スリーブの内壁との間に、リング間隙が形成されている形式のものに関する。本発明はまた、このような真空ダイカスト装置を運転する方法に関する。
真空ダイカスト法は、金属及び合金、特にAl、Mg、Zn、Cuといった金属の合金から成る鋳造品を製造するために公知である。真空ダイカスト法のための相応な装置は、例えばDE4312647A1、DE102004057324A1又はDE102006101560A1に開示されている。
真空ダイカスト法は特に、鋳造品のシール性、破断伸び、強度及び溶接可能性に対して高い要求が課せられるところで使用される。真空ダイカスト法によって、空気及びガスが材料内に僅かしか発生しないので、高品質の鋳造品が得られる。このことは特に、後続の方法工程においてさらに熱処理又は溶接が行われる、アルミニウムもしくはアルミニウム合金製の鋳造品に対して言える。
液状の金属もしくは金属合金を使用する他に、真空ダイカスト法では、例えば「Rolf Roller (Hrsg): Fachkunde fuer giessereitechnische Berufe, Haan-Gruiten, 2007; Seiten 186 〜 187」に記載されているように、様々な特殊法が存在する。本発明は、相応な真空ダイカスト装置が、充填開口を備えた射出スリーブ、射出スリーブ内において可動の射出プランジャ及びプランジャロッドを有していて、このプランジャロッドが射出プランジャを射出駆動装置と結合し、射出プランジャの外周壁と射出スリーブの内壁との間にリング間隙が形成されていて、このリング間隙が、後で述べるような漏れ箇所を形成する場合には、前記特殊法をも包含する。
真空ダイカスト法では公知のように、射出スリーブが溶湯によって満たされ、かつ射出プランジャが射出スリーブの充填開口のところを通過した後で、負圧もしくは真空が真空ダイカスト装置の金型のキャビティ内に生ぜしめられる。
真空ダイカスト法では、金型のキャビティ内もしくはキャビティに結合された射出スリーブ内において生じる負圧を最大にするために、真空システム全体におけるすべての漏れもしくはエラー箇所をシールする必要がある。
この場合極めて重大な漏れ箇所は、射出スリーブの内壁と射出プランジャの外周壁との間におけるリング間隙である。この漏れ箇所において、射出プランジャの後ろ側から侵入するガスが、真空下にある射出スリーブ内における溶湯を激しく発泡させてしまい、鋳造品内に、熱処理及び溶接可能性を阻害又は阻止する鋳巣を発生させる。
DE4312647A1は、前記漏れ箇所を閉鎖するための解決策を提供しており、この公知の解決策では、技術的に極めて高コストである排気可能なスライドスリーブが、射出スリーブもしくは射出プランジャシステムに被せられ、ピストンの後ろにおいて真空を生ぜしめることができるようになっている。この公知の構成における欠点は、特にこのような真空ダイカスト装置の保守コストが極めて高いことにある。
ゆえに本発明の課題は、従来技術における欠点を回避して、真空ダイカスト品を製造するためのプロセスを改善し、鋳造品の品質を高めることである。本発明の別の課題は、真空ダイカスト法によって製造された鋳造品のシール性、破断伸び、強度、熱処理可能性及び/又は溶接可能性を改善することである。本発明の別の課題は、真空ダイカスト時におけるサイクルタイムを加速すること、ひいては生産性を高めることである。本発明のさらに別の課題は、真空ダイカスト品を製造するためのプロセス又は真空ダイカスト装置を改善して、金型キャビティ内においてより高い真空が得られるようにすることである。
これらの課題を解決するために本発明による真空ダイカスト装置では、冒頭に述べた形式の真空ダイカスト装置、すなわち、充填開口を備えた射出スリーブと、該射出スリーブ内において移動可能な射出プランジャと、該射出プランジャを射出駆動装置と結合するプランジャロッドとが設けられており、射出プランジャの外周壁と射出スリーブの内壁との間に、リング間隙が形成されている形式の真空ダイカスト装置において、射出プランジャは、リング間隙と流れ接続されている少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みを有していて、該凹部又は窪み、有利には溝を排気できる手段が設けられている。
プランジャロッドという概念は、本発明では広い意味でとらえられている。この概念は、有利には幾つかの使用目的の鋳造品のために有利である、狭い意味でのプランジャロッドだけではなく、射出スリーブ内において射出プランジャを直線的に運動させる別の操作手段をも含んでいる。特定の使用目的のためには、プランジャロッドが連接棒であると有利なことがある。また特定の使用目的のためには、射出プランジャを駆動するロッドが偏心体の一部であると有利なことがある。
射出スリーブの内壁と射出プランジャの外周壁との間における漏れ箇所内におけるガスの流速度のために決定的なパラメータは、射出プランジャと射出スリーブとの間における間隙幅及び間隙を介した圧力差であることが分かっている。
射出スリーブ領域における大きな温度差に基づいて遊びなしに作業することは不可能であるので、本発明のように設けられた凹部又は窪みによって、該凹部又は窪みが排気されると、金型キャビティ内もしくは該金型キャビティに流れ技術的に接続された射出スリーブ内に負圧が生ぜしめられる場合に、極めて僅かなガスもしくは空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、溶湯を内蔵する射出スリーブ内に間隙を通って流入しなくなる。
これにより有利にほぼ圧力差のない領域が形成され、従来技術に比べて僅かな、有利には最小のガスもしくは空気しか、特に有利にはガスもしくは空気はまったく、間隙を通って、溶湯によって満たされた射出スリーブ内に流入しなくなる。
本発明によれば特に有利には、凹部又は窪みにおける負圧は、溶湯によって満たされた射出スリーブにおける負圧よりも大きくてよく、このようになっていると、流れ方向は従来技術とは逆向きに、ガス及び空気は、溶湯によって満たされた射出スリーブから凹部又は窪み内に流れる。後者の場合にはもちろん再び、所望の圧力差がリング間隙を介して得られる。
これによって、射出プランジャの外周壁と射出スリーブの内壁との間のリング間隙の、真空ダイカスト時における、効果的なシールが達成され、ガス又は空気がリング間隙を通って、溶湯によって満たされた射出スリーブ内に流入することはなくなる。さらに、溶湯が射出スリーブから金型キャビティ内に不都合に引き出されることも阻止される。
本発明による真空ダイカスト装置を用いて製造された鋳造品は、改善されたシール性、破断伸び、強度、熱処理可能性及び溶接可能性によって傑出している。
従来技術に比べて本発明は特に次のことによって傑出している。すなわち本発明では、真空ダイカスト装置の機能適性を容易に検査することができ、真空ダイカスト装置は、射出プランジャと射出スリーブとの間のリング間隙をシールするための付加的な可動の部材を必要とせず、このような部材は、極めて摩耗しやすくかつ保守に手間がかかるという欠点を有している。
本発明による真空ダイカスト装置のすべての部材は、真空ダイカスト装置における保守作業のために有利であり、極めて良好に接近可能であり、かつ容易に交換可能である。
全体として本発明による構成は、既に使用されている真空ダイカスト装置のためにも安価に製造可能である。
凹部又は窪みを排気するための制御コストは最小であり、有利には距離制御及び/又は時間制御を用いて行われる。
公知の真空ダイカスト装置に対する本発明による改良点によって、サイクルタイムが長くなることはなく、有利である。むしろサイクルタイム、つまり2つの鋳造品を完成させる間の時間は、短縮もしくは加速させることができる。このことは、リング間隙を通る不都合な漏れを最小化乃至排除することのみならず、本発明による真空ダイカスト装置の極めて低コストのプロセスガイドにも起因しており、このプロセスガイドは、装置故障及び保守作業を僅かにする傾向がある。
さらに本発明による態様は、金型自体における組換え作業なしに設置換えすることができ、種々様々な寸法の真空ダイカスト装置に対して使用することができる。
本発明の別の利点は、金型キャビティ内において高真空が得られ、これによって鋳造品の品質がさらに改善されることにある。
特定の使用目的のためには、凹部又は窪みは射出プランジャ自体に形成されていると、有利である。これは有利には、このような射出プランジャの変形によって行うか、又は有利には後で射出プランジャの切削加工、特にフライス加工又はグラインダ加工によって行うことができる。
別の使用目的のために有利な態様では、凹部又は窪みは射出プランジャの後ろに直ぐに又は間隔をおいて、射出プランジャの後ろに少なくとも1つの部材を配置することによって形成されており、射出プランジャの後ろにおける凹部又は窪みの配置は、凹部又は窪みが、該凹部又は窪みの排気の前に、射出スリーブの溶湯によって満たされていない領域内に、射出スリーブ内への射出プランジャの進入運動によってもたらされるように定められている。
特定の使用目的のためには、凹部又は窪みは前記部材自体に形成されていてよい。また別の使用目的のためには、前記部材は射出プランジャから間隔をおいて位置していて、射出プランジャ又は該射出プランジャの後ろに配置された少なくとも1つの別の部材と、前記部材との間に、凹部又は窪みは形成されている。またさらに別の使用目的のためには、凹部又は窪みは前記部材自体に、前記間隔をおいた配置形式との組合せにおいて形成されている。
特に、既に存在しているダイカスト装置に後から設置するために有利な態様では、前記部材はリングであり、該リングは有利にはプランジャロッドに被せ嵌め可能及び固定可能である。特に、リング開口及び/又はプランジャロッドの円錐形の構成によって、このような部材は、簡単にクランプによってプランジャロッドに固定することができる。もちろん前記部材は、確かにあまり有利ではないが、しかしながら特定の使用目的のためには有利である別の固定形式によっても、特にねじ結合、プレス嵌め又は溶接によって、射出プランジャの後ろに配置することができる。
特定の使用目的のために有利な態様では、射出プランジャは複数部分から形成されている。しかしながらまた射出プランジャは、一体に形成されていても有利である。
さらに、射出プランジャは中実に形成されていると有利である。
真空ダイカスト時に不都合な物質、例えば破片や潤滑剤がリング間隙を通って、少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みに達することを阻止するために、本発明の別の有利な態様では、少なくとも1つの捕集凹部が設けられていて、該捕集凹部は、リング間隙と流れ接続されていて、少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みの前に配置されている。この少なくとも1つの捕集凹部はこの場合いわば汚れトラップとして働き、特に、不都合な物質が真空装置内に達すること、もしくは少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みから延びる真空吸込み管路が閉塞することをも阻止する。
本発明の別の有利な態様では、捕集凹部及び/又は排気可能な凹部は、射出プランジャの外周壁、プランジャロッドの外周壁及び/又は前記部材の外周壁に環状に設けられた凹部として、有利にはリング溝として形成されている。
環状の排気可能な凹部は、有利には完全に、ガス又は空気の流路内部に配置されており、このように構成されていると、僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気はまったく、射出スリーブと射出プランジャとの間における間隙を通って射出スリーブ内に達しない。従来技術に基づいて公知の不都合な圧力差、つまり金型キャビティもしくは射出スリーブの排気時に発生し、ガス又は空気を、リング間隙を通して射出スリーブ内へと流入させる圧力差は、著しく減じられ、有利には完全に無くなる。不都合な圧力差は逆転されると特に有利であり、この場合には凹部又は窪み内における負圧は、溶湯によって満たされた射出スリーブ内における負圧よりも、もしくは射出スリーブと流れ技術的に接続されている金型のキャビティにおける負圧よりも、大きく選択される。これによって流れ方向を逆転させる所望の圧力差が生じる。
不都合な物質に対して可能な限り広範囲の制限を得るために、かつ凹部又は窪み内へのこのような物質の侵入を十分に阻止するために、環状の捕集凹部は特に有利である。
ある特定の使用例のためには、しかしながらまた、捕集凹部及び/又は排気可能な凹部又は窪みは、射出プランジャ、プランジャロッド及び/又は前記部材の上側の外周壁領域にだけ設けられている。すなわち使用される真空ダイカスト装置に関連してもしくは、射出スリーブ内において可動の射出プランジャの寸法及び重量に関連して、射出プランジャの外周壁と射出スリーブの内壁との間におけるリング間隙は、均一ではなく、上側において下側におけるよりも大きいことが分かっている。
さらに、射出プランジャ、プランジャロッド及び/又は前記部材の周方向において互いに間隔をおいて位置する複数の凹部又は窪みが設けられていると、有利である。
例えばこのような凹部が、リングとして形成された部材の全周にわたって分配配置されていると、有利である。このような凹部は例えば、リングの内側に向かって貫通する孔である。そして前記部材は射出プランジャの直ぐ後ろに配置されることができ、これらの凹部を排気するためには、単に真空をリングの内側に作用させるだけでよい。環状の凹部の有利な態様では、前記リングは、射出プランジャよりも小さな外径を有しており、この場合環状の凹部を形成するために、リングの後ろに、別の部材、有利には同様にリングが配置されており、このリングである別の部材は、射出プランジャと同じ外径を有している。この場合には個々の凹部もしくは孔は一種のノズル領域を形成し、これらの凹部もしくは孔を通して、ただ1つの環状の凹部は均一に排気されることができる。
さらに別の有利な態様では、射出プランジャ、プランジャロッド及び/又は前記部材の周方向に互いに間隔をおいて複数の捕集凹部が設けられている。
本発明の有利な態様では、排気可能な凹部又は窪みは、金型キャビティもしくは射出スリーブの排気時に極めて僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、リング間隙を通って射出スリーブ内に流入しないように、かつ特に有利には前記リング間隙内における流れ方向が逆転されて、ガス又は空気が排気可能な凹部又は窪みに向かって流れるように、寸法設定されかつ排気可能である。従来技術において生じていた、金型キャビティもしくは射出スリーブの排気時に生じる圧力差であって、間隙を通して射出スリーブ内にガス又は空気を流入させてしまう圧力差、つまり溶湯によって満たされていて射出プランジャの前に位置する室と、凹部又は窪みとの間における圧力差は、凹部又は窪みを本発明のように排気することによって最小になり、有利には消滅し、特に有利には逆になる。
本発明の有利な態様では、排気可能な凹部又は窪みは、金型キャビティもしくは射出スリーブの排気時に極めて僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、前記間隙を通って射出スリーブ内に流入しないように、かつ特に有利には前記間隙内における流れ方向が逆転されて、ガス又は空気が排気可能な凹部又は窪みに向かって流れるように、真空引きされる。
本発明の有利な態様では、凹部又は窪みを排気する手段は、少なくとも1つの切欠き、特に長手方向切欠きをプランジャロッド内に有していて、該切欠きは、一端で流れ技術的に排気可能な凹部又は窪みと接続され、かつ他端で流れ技術的に真空装置と接続されている。
本発明の特に有利な態様では、少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みは、該凹部又は窪みがほとんど排気されない場合には、潤滑剤又は他の機能的な物質を射出スリーブ内にもたらすために使用可能であり、この場合潤滑剤又は他の機能的な物質は、凹部に接続された少なくとも1つの真空吸込み管路又はこのような目的のために設けられた管路を介して、凹部又は窪み内に、ひいては射出室内にもたらすことができる。
凹部又は窪みを排気する手段は、プランジャロッド内に設けられた少なくとも1つの管路又は孔、特に冷媒管路もしくは冷媒孔を有していると、特に有利である。
有利には前記手段は、少なくとも1つの、有利には2つ又は3つ以上の吸込み管路、特に吸込み管を有していて、該吸込み管路もしくは吸込み管はそれぞれ一端で流れ技術的に排気可能な凹部又は窪みと接続され、かつ他端で流れ技術的に真空装置と接続されている。
本発明の有利な態様では、吸込み管路、特に吸込み管は、プランジャロッドに沿って、有利にはプランジャロッドの外側に形成された溝内において延びていて、一端で、プランジャロッドに向いたプランジャ領域又は部材領域を貫いて、凹部又は窪み内に移行して、該凹部又は窪みと流れ技術的に接続されている。
切欠き又は吸込み切欠き、特に吸込み管の横断面は次のような大きさに、すなわち凹部もしくは窪み内において形成可能な真空が漏れの存在にもかかわらず、所定の時間にわたって維持され、特に射出スリーブ及び金型キャビティが排気されかつ金型キャビティにおいて負圧が保たれる時間にわたって維持されるような、大きさに選択されており、この場合前記漏れは、凹部もしくは窪みと、該凹部もしくは窪みの後ろに配置されている領域との間において発生し、該領域は、凹部もしくは窪みを起点としてプランジャロッドに通じるリング間隙を介して凹部もしくは窪みと接続されている。
本発明の有利な態様では、プランジャロッドの内部に少なくとも1つの吸込み管が設けられていて、該吸込み管はその一端で、凹部又は窪みに移行し、かつ該凹部又は窪みと流れ技術的に接続されている。
真空ダイカスト装置は、コールドチャンバ・真空ダイカスト装置であると、有利である。
本発明の別の有利な態様では、真空ダイカスト装置用の制御装置が設けられていて、該制御装置は、真空装置用の制御装置と接続されていて、この接続を介してスタート信号が、凹部又は窪みを排気するための真空装置に伝達される。
本発明のさらに別の態様では、凹部又は窪みは、射出プランジャの、溶湯によって満たされた射出スリーブに向いた領域の可能な限り近傍に配置されている。このように構成されていると、凹部又は窪みは早期に排気可能であり、これによって真空の接続時間もしくは有効時間が長くなり、鋳造品の品質が相応に改善された真空によってさらに改善される。
本発明はまた、真空ダイカスト装置を運転する方法、特に請求項1から21までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置を運転する方法に関しており、本発明の方法は、下記の方法ステップ:すなわち、
イ)充填開口を通した射出スリーブ内への溶湯の装入、
ロ)凹部又は窪みが充填開口を通過するまでの、射出プランジャの運動、又は凹部又は窪みが射出スリーブ内に位置決めされるまでの、充填開口の密な閉鎖及び場合によっては射出プランジャの運動、
ハ)僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、射出プランジャと射出スリーブとの間の間隙を通って射出スリーブ内に流入しないようにして行われる、凹部又は窪みの排気、特に有利には、間隙内における流れ方向が逆転して、ガス又は空気が排気可能な凹部又は窪みに向かって流れるようにして行われる、凹部又は窪みの排気
という方法ステップを有している。
本発明による方法によって、鋳造品の品質は著しく改善される。
本発明の方法において、凹部又は窪みの排気を、幾つかの使用目的のためには距離制御によって始動させ、かつ他の使用目的のためには時間制御によって始動させると、有利である。またある特定の使用目的のためには、距離制御と時間制御とを組み合わせると有利である。
次に図面を参照しながら本発明の有利な実施の形態を説明する。
a)本発明のように形成されたプランジャロッドを示す断面図と、b)射出プランジャをプランジャロッド及び環状の凹部と一緒に一部を断面して上から見た図である。 射出スリーブと、部分的に示されたプランジャロッドを備えた本発明のように形成された射出プランジャとを示す断面図である。 a)図1のa)におけるように本発明のように形成されたプランジャロッドを示す断面図と、b)プランジャロッド及びノズル領域を備えた環状の凹部と共に射出プランジャを上から見た、部分的に断面された図である。 a)図1のa)におけるように本発明のように形成されたプランジャロッドを示す断面図と、b)プランジャロッド及び環状の凹部並びに前置された捕集凹部と共に射出プランジャを上から見た、部分的に断面された図である。
図1〜図4において同一符号が使用されている場合には、当該符号は同じ部材又は領域を示す。
本発明による真空ダイカスト装置は、図示されていない金型を有しており、この金型は例えば2つの型半部から形成されている。金型の内部、つまりキャビティは、鋳造工程のために溶融金属つまり溶湯によって満たされる射出スリーブ10と接続されている。溶湯は充填開口12を通して充填され、射出プランジャ14を用いてキャビティ内に押し込まれる。キャビティ内に存在するガスは、図示されていない逃がし弁、例えばいわゆるウォシュボード(Waschbrett)を介して吸い込まれる。鋳造工程中に、凝固する金属は、前記逃がし弁のところまで上昇する。射出プランジャ14は、図示されていない射出駆動装置によってプランジャロッド16を介して移動させられ、つまり射出スリーブ10内において移動させられる。制御は射出装置用制御装置によって行われる。
真空ダイカスト装置はさらに、図示されていない真空装置を有しており、この真空装置は相応な真空管路を介して射出スリーブ10及び/又はキャビティと接続されていて、キャビティを射出スリーブ10の、射出プランジャ14の前における内室32と一緒に、鋳造工程中における所定の時点に、又は射出プランジャ14の所定のストロークに応じて、又は他の基準に応じて排気する。
この場合射出スリーブ10の内壁と射出プランジャ14の外周壁との間にはリング間隙18が存在していて、この間隙18を通って空気又はガスが射出プランジャ14の背側から射出スリーブ10内に、もしくはその中に充填された溶湯内に引き込まれてしまい、このように侵入するガスは、真空下にある射出スリーブ10内の溶湯を激しく発泡させ、製造された鋳造品において、特に熱処理及び溶接特性を損なう又は阻害する鋳巣(Gasporositaet)を生ぜしめるので、本発明の構成では、射出プランジャ14は、リング間隙18に流れ技術的に接続された排気可能な少なくとも1つの凹部20を有しており、かつこの凹部を排気する手段が設けられている。
これによって、従来技術に基づいて公知の、射出スリーブ及び/又は金型のキャビティを排気する際に生じる圧力差、つまり射出スリーブ内へのガス又は空気の流入を惹起する圧力差が、最小になり、有利には完全に消滅させられ、特に有利には逆に、流れ方向が変えられ、ガス又は空気が、射出プランジャ14の前に位置している射出スリーブ10の内室32から、リング間隙18を通って凹部20に流入する。
排気可能な凹部20は、図示の実施形態では図1〜図4に示されているように、射出プランジャ14を取り囲むリング溝20として形成されていて、これによって凹部20は、従来技術ではリング間隙18を通って射出スリーブ10の内室32に流入してしまうガス又は空気の流路に、完全に位置することができ、有利である。
凹部20を排気するための手段は、2つの吸込み管22を有しており、両吸込み管22はそれぞれ、一方の端部24で流れ技術的に、排気可能なリング溝20と接続され、かつ他方の端部で流れ技術的に、前記真空装置又は別の真空装置と接続されている。吸込み管22はそれぞれ直径方向で互いに反対側に位置するように、プランジャロッド16に沿って、プランジャロッド16の外面にそれぞれ形成された溝26内に配置されており、前記一方の端部24は、プランジャロッド16側のプランジャ領域28を通って、リング溝20内に移行し、このリング溝20と流れ技術的に接続されている。プランジャロッド16自体は中空に形成されていて、プランジャ冷却装置30を有している。
射出プランジャ14は一体に形成されていてよく、この場合プランジャ領域28は一体の射出プランジャ14の一部であり、リング溝として形成された凹部20は例えば、射出プランジャ14にフライス削りのような切削加工によって形成されている。
凹部20を形成するための数多くの可能性のうちの1つの別の可能性としては、プランジャ領域28が例えば接続リングとして形成された別体の部材であり、この接続リングもしくは部材は、射出プランジャ14から間隔をおいて配置されていて、特にプランジャロッド16に緊締される。これによって、例えば図1に示されているように、リング溝である凹部20が形成される。
図3には、凹部20を形成するための多くの可能性のうちの1つの別の可能性が示されている。ここではリング34として形成された第1の部材が射出プランジャ14の後ろに配置されており、このリング34は、射出プランジャ14よりも小さな外径を有している。リング34は全周にわたって分配配置された多数の凹部を有していて、孔36として形成されたこれらの凹部は、リング内側において流れ技術的に互いに接続されている。この実施形態では有利に、リング内側における排気によって環状の凹部20が均一に排気される。孔36として形成された多数の凹部はこの場合、一種のノズル領域を形成する。リング34には、接続リングとして形成された別の部材が接続されている。この接続リングは、この場合前記プランジャ領域28を形成し、このプランジャ領域28の外径は射出プランジャ14の外径に相当している。
図4には図1に示した装置の変化実施形態が示されており、この図4に示した装置は、リング溝として形成された捕集凹部38を有しており、この捕集凹部38は、破片(Flitter)や潤滑剤のような不都合な物質を捕集するために働き、排気可能な凹部に前置されている。
真空ダイカスト装置のための制御は有利には、リング溝20を排気するための真空装置の制御と関連しており、真空装置に伝達される、距離制御又は時間制御された単純なスタート信号が、リング溝20を排気するのに十分である。真空ダイカスト装置、特に請求項1から10までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置を運転するための本発明による方法では、溶湯を、充填開口12を通して射出スリーブ10内に装入した後で、射出プランジャ14は最初に、リング溝20が充填開口12を通過するまで移動させられる。次いで、有利にはキャビティ及び射出スリーブ10の排気とほぼ同時に、リング溝20は、ガス又は空気が前記間隙18を通って射出スリーブ10内に流入しないように排気される。
10 射出スリーブ
12 充填開口
14 射出プランジャ
16 プランジャロッド
18 間隙
20 凹部、リング溝
22 吸込み管
24 端部
26 溝
28 プランジャ領域
30 プランジャ冷却装置
32 射出プランジャの前における射出スリーブの内室
34 リング
36 凹部/孔
38 捕集凹部

Claims (23)

  1. 真空ダイカスト装置であって、充填開口(12)を備えた射出スリーブ(10)と、該射出スリーブ(10)内において移動可能な射出プランジャ(14)と、該射出プランジャ(14)を射出駆動装置と結合するプランジャロッド(16)とが設けられており、射出プランジャ(14)の外周壁と射出スリーブ(10)の内壁との間に、リング間隙(18)が形成されている形式のものにおいて、射出プランジャ(14)は、リング間隙(18)と流れ接続されている少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みを有していて、該凹部又は窪みを排気できる手段が設けられていることを特徴とする真空ダイカスト装置。
  2. 凹部又は窪みは射出プランジャ自体に形成されている、特に請求項1記載の真空ダイカスト装置。
  3. 凹部又は窪みは射出プランジャの後ろに直ぐに又は間隔をおいて、射出プランジャの後ろに少なくとも1つの部材を配置することによって形成されており、射出プランジャの後ろにおける凹部又は窪みの配置は、凹部又は窪みが、該凹部又は窪みの排気の前に、射出スリーブの溶湯によって満たされていない領域内に、射出スリーブ内への射出プランジャの進入運動によってもたらされるように定められている、特に請求項1又は2記載の真空ダイカスト装置。
  4. 凹部又は窪みは前記部材自体に形成されていて、かつ/又は前記部材は射出プランジャから間隔をおいて位置していて、射出プランジャ又は該射出プランジャの後ろに配置された少なくとも1つの別の部材と、前記部材との間に、凹部又は窪みは形成されている、特に請求項2記載の真空ダイカスト装置。
  5. 前記部材はリングであり、該リングは有利にはプランジャロッドに被せ嵌め可能及び固定可能である、特に請求項3又は4記載の真空ダイカスト装置。
  6. 射出プランジャは複数部分から、又は有利には一体に、かつ/又は中実に形成されている、特に請求項1から5までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  7. 少なくとも1つの捕集凹部が設けられていて、該捕集凹部は、リング間隙と流れ接続されていて、少なくとも1つの排気可能な凹部又は窪みの前に配置されている、特に請求項1から6までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  8. 捕集凹部及び/又は排気可能な凹部は、射出プランジャの外周壁、プランジャロッドの外周壁及び/又は前記部材の外周壁に環状に設けられた凹部として、有利にはリング溝として形成されている、特に請求項1から7までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  9. 凹部又は窪みは、射出プランジャ、プランジャロッド及び/又は前記部材の上側の外周壁領域にだけ設けられている、特に請求項1から8までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  10. 射出プランジャ、プランジャロッド及び/又は前記部材の周方向において互いに間隔をおいて位置する複数の凹部又は窪みが設けられている、特に請求項1から9までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  11. 排気可能な凹部又は窪みは、金型キャビティもしくは射出スリーブの排気時に僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、射出プランジャと射出スリーブとの間の間隙を通って射出スリーブ内に流入しないように、かつ特に有利には前記間隙内における流れ方向が逆転されて、ガス又は空気が排気可能な凹部又は窪みに向かって流れるように、寸法設定されかつ排気可能である、特に請求項1から10までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  12. 排気可能な凹部又は窪みは、金型キャビティもしくは射出スリーブの排気時に僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、射出プランジャと射出スリーブとの間の間隙を通って射出スリーブ内に流入しないように、かつ特に有利には前記間隙内における流れ方向が逆転されて、ガス又は空気が排気可能な凹部又は窪みに向かって流れるように、真空引きされる、特に請求項1から11までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  13. 凹部又は窪みを排気する手段は、少なくとも1つの切欠き、特に長手方向切欠きをプランジャロッド内に有していて、該切欠きは、一端で流れ技術的に排気可能な凹部又は窪みと接続され、かつ他端で流れ技術的に真空装置と接続されている、特に請求項1から12までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  14. 凹部又は窪みを排気する手段は、プランジャロッド内に設けられた少なくとも1つの管路又は孔、特に冷媒管路もしくは冷媒孔を有している、特に請求項1から13までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  15. 前記手段は、少なくとも1つの、有利には2つ又は3つ以上の吸込み管路、特に吸込み管を有していて、該吸込み管路はそれぞれ一端で流れ技術的に排気可能な凹部又は窪みと接続され、かつ他端で流れ技術的に真空装置と接続されている、特に請求項1から14までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  16. 吸込み管路、特に吸込み管は、プランジャロッドに沿って、有利にはプランジャロッドの外側に形成された溝内において延びていて、一端で、プランジャロッドに向いたプランジャ領域又は部材領域を貫いて、凹部又は窪み内に移行して、該凹部又は窪みと流れ技術的に接続されている、特に請求項15記載の真空ダイカスト装置。
  17. 切欠き又は吸込み管路、特に吸込み管の横断面は次のような大きさに、すなわち凹部又は窪み内において形成可能な真空が漏れの存在にもかかわらず、所定の時間にわたって維持され、特に射出スリーブ及び金型キャビティが排気されかつ金型キャビティにおいて負圧が保たれる時間にわたって維持されるような、大きさに選択されており、この場合前記漏れは、凹部もしくは窪みと、該凹部もしくは窪みの後ろに配置されている領域との間において発生し、該領域は、凹部もしくは窪みを起点としてプランジャロッドに通じるリング間隙を介して凹部もしくは窪みと接続されている、特に請求項11から16までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  18. プランジャロッドの内部に少なくとも1つの吸込み管路、特に吸込み管が設けられていて、該吸込み管はその一端で、凹部又は窪みに移行し、かつ該凹部又は窪みと流れ技術的に接続されている、特に請求項1から16までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  19. 真空ダイカスト装置は、コールドチャンバ・真空ダイカスト装置である、特に請求項1から18までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  20. 真空ダイカスト装置用の制御装置が設けられていて、該制御装置は、真空装置用の制御装置と接続されていて、この接続を介してスタート信号が、凹部又は窪みを排気するための真空装置に伝達される、特に請求項1から19までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  21. 凹部又は窪みは、射出プランジャの、射出スリーブの内室に向いた領域の可能な限り近傍に配置されている、特に請求項1から20までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置。
  22. 特に請求項1から21までのいずれか1項記載の真空ダイカスト装置を運転する方法であって、下記の方法ステップ:すなわち、
    イ)充填開口を通した射出スリーブ内への溶湯の装入、
    ロ)凹部又は窪みが充填開口を通過するまでの、射出プランジャの運動、又は凹部又は窪みが射出スリーブ内に位置決めされるまでの、充填開口の密な閉鎖及び場合によっては射出プランジャの運動、
    ハ)僅かなガス又は空気しか、有利にはガス又は空気がまったく、射出プランジャと射出スリーブとの間の間隙を通って射出スリーブ内に流入しないようにして行われる、凹部又は窪みの排気、特に有利には、間隙内における流れ方向が逆転して、ガス又は空気が排気可能な凹部又は窪みに向かって流れるようにして行われる、凹部又は窪みの排気
    という方法ステップを有すること特徴とする、真空ダイカスト装置を運転する方法。
  23. 凹部又は窪みの排気を、距離制御及び/又は時間制御によって始動させる、特に請求項22記載の方法。
JP2012530126A 2009-09-22 2010-09-22 真空ダイカスト装置 Expired - Fee Related JP5709873B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102009042253 2009-09-22
DE102009042253.6 2009-09-22
DE102009054174.8 2009-11-23
DE102009054174 2009-11-23
PCT/DE2010/001104 WO2011035765A1 (de) 2009-09-22 2010-09-22 Vakuumdruckgussanlage und verfahren zum betrieb einer vakuumdruckgussanlage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013505138A true JP2013505138A (ja) 2013-02-14
JP5709873B2 JP5709873B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=43416909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012530126A Expired - Fee Related JP5709873B2 (ja) 2009-09-22 2010-09-22 真空ダイカスト装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8813815B2 (ja)
EP (2) EP2480357B1 (ja)
JP (1) JP5709873B2 (ja)
CN (1) CN102548686B (ja)
DE (2) DE112010003048A5 (ja)
WO (1) WO2011035765A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029998A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 愛知機械工業株式会社 プランジャ装置
JP2017087297A (ja) * 2017-02-27 2017-05-25 愛知機械工業株式会社 鋳造成形品の製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011104202A5 (de) 2010-09-14 2013-09-05 Ksm Castings Group Gmbh Radnabe für ein Kraftfahrzeug
SG194253A1 (en) * 2012-04-23 2013-11-29 Pratt & Whitney Services Pte Ltd Shot tube plunger tip portion
JP5987674B2 (ja) 2012-12-19 2016-09-07 マツダ株式会社 鋳造装置および鋳造方法
SI24339A (sl) * 2013-04-24 2014-10-30 Hts Ic D.O.O. Bat z optimalno hladilno efektivnostjo za hladno-komorne tlačno-livne sisteme
DE112017006468A5 (de) 2016-12-22 2019-08-29 Ksm Castings Group Gmbh Al-gusslegierung
DE102018128040A1 (de) 2017-11-17 2019-05-23 Ksm Castings Group Gmbh Al-Gusslegierung
DE102019107325A1 (de) * 2019-03-21 2020-09-24 Engel Austria Gmbh Aufschmelzeinheit für eine Formgebungsmaschine und Formgebungsmaschine mit einer solchen

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167962U (ja) * 1984-10-03 1986-05-09
JPS61232050A (ja) * 1985-04-08 1986-10-16 Ube Ind Ltd ダイカストマシンの射出装置
JPS6292058U (ja) * 1985-11-27 1987-06-12
JPH01313171A (ja) * 1988-06-10 1989-12-18 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JPH01313174A (ja) * 1988-06-10 1989-12-18 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JPH01313175A (ja) * 1988-06-10 1989-12-18 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JPH0263664A (ja) * 1988-08-31 1990-03-02 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JP2002346717A (ja) * 2001-05-17 2002-12-04 Toshiba Mach Co Ltd 真空ダイカスト装置におけるプランジャチップの周辺構造
JP2004268051A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd 真空ダイカスト装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158884A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 宇部興産株式会社 溶融体含浸方法およびその装置
AU581966B2 (en) * 1985-02-20 1989-03-09 Ube Industries, Ltd. Vertical injection apparatus for die casting machine
JPS63144852A (ja) * 1986-12-09 1988-06-17 Honda Motor Co Ltd 横型鋳造装置
US5199480A (en) 1992-04-27 1993-04-06 Outboard Marine Corporation Sealed shot sleeve for vacuum die casting
JP2587759B2 (ja) * 1992-10-09 1997-03-05 リョービ株式会社 鋳造機の排気ライン欠陥検出装置及び方法
DE19925148A1 (de) 1999-06-02 2000-12-07 Mueller Weingarten Maschf Verhinderung der Oxidation der Schmelze bei einer nach einem Vakuumverfahren arbeitenden Druckgießmaschine
DE102004057324A1 (de) 2004-11-27 2006-06-01 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumdruckgussverfahren
DE102005048717A1 (de) * 2005-10-12 2007-04-19 Allper Ag Mehrteiliger Kolben für eine Kaltkammer-Giessmaschine
DE102006010560A1 (de) 2006-03-06 2007-09-13 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumdruckgussanlage und Verfahren zum Betrieb
DE102006011560A1 (de) 2006-03-10 2007-09-13 Linde Ag Verdichter mit Schwenkkolben

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167962U (ja) * 1984-10-03 1986-05-09
JPS61232050A (ja) * 1985-04-08 1986-10-16 Ube Ind Ltd ダイカストマシンの射出装置
JPS6292058U (ja) * 1985-11-27 1987-06-12
JPH01313171A (ja) * 1988-06-10 1989-12-18 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JPH01313174A (ja) * 1988-06-10 1989-12-18 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JPH01313175A (ja) * 1988-06-10 1989-12-18 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JPH0263664A (ja) * 1988-08-31 1990-03-02 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 真空ダイカスト装置
JP2002346717A (ja) * 2001-05-17 2002-12-04 Toshiba Mach Co Ltd 真空ダイカスト装置におけるプランジャチップの周辺構造
JP2004268051A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd 真空ダイカスト装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029998A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 愛知機械工業株式会社 プランジャ装置
JP2017087297A (ja) * 2017-02-27 2017-05-25 愛知機械工業株式会社 鋳造成形品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140290893A1 (en) 2014-10-02
CN102548686B (zh) 2016-08-03
US8813815B2 (en) 2014-08-26
CN102548686A (zh) 2012-07-04
WO2011035765A1 (de) 2011-03-31
US8967232B2 (en) 2015-03-03
DE102010046041A1 (de) 2011-04-21
DE112010003048A5 (de) 2012-06-14
US20120180973A1 (en) 2012-07-19
EP2946852B1 (de) 2021-01-13
EP2946852A1 (de) 2015-11-25
WO2011035765A9 (de) 2011-08-11
JP5709873B2 (ja) 2015-04-30
EP2480357A1 (de) 2012-08-01
EP2480357B1 (de) 2020-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5709873B2 (ja) 真空ダイカスト装置
WO2009067512A1 (en) Vacuum die casting machine and process
JPS61117351U (ja)
CN101480680B (zh) 热缩管均匀扩张模具
CN105880508A (zh) 一种真空高压铸造方法及装置
JP2004322138A (ja) ダイカスト鋳造における新規低圧鋳造法
KR20080003566A (ko) 고압 주조의 슬리브 진공 장치
JP4644645B2 (ja) 真空ダイキャスト装置
CN106457374B (zh) 铸造装置和压铸方法
JPWO2008088064A1 (ja) 鋳造方法及びダイカストマシン
JP2011206827A (ja) ダイカストマシンのプランジャースリーブ構造
EP1166923A1 (en) Injector particularly for vacuum die-casting apparatus
US20160082505A1 (en) Device for measuring pressures in a mold cavity of a casting mold that can be filled with melt, particularly a vacuum die-casting mold
JPH0245941B2 (ja)
US11285531B1 (en) Shot sleeve for die casting apparatus, and die casting apparatus incorporating same
JPH10314918A (ja) 真空ダイカスト装置および真空ダイカスト方法
WO2020008770A1 (ja) ダイカストマシンの射出装置および鋳造方法
JP7127526B2 (ja) ダイカストマシンの射出装置および鋳造方法
US349015A (en) Mechanism for making metal pipes
EP2969312B1 (en) Shot tube for die-cast machine
JP4011507B2 (ja) 水平射出型ダイカストマシンの射出スリーブ潤滑装置及び射出スリーブ潤滑方法
JPS62161449A (ja) 横型締竪鋳込型ダイカストマシンの鋳込方法
JPH08117837A (ja) 押出プレスの押出装置
JPH0242021B2 (ja)
JP2000334555A (ja) ダイカスト用スリーブ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140421

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140722

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140729

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140821

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5709873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees