JP3655992B2 - 真空ダイカスト鋳造装置および鋳造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、金型のキャビティ内のガスを排出しつつ溶融金属をキャビティ内に供給して成形を行う真空ダイカスト鋳造装置および鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
溶融金属をキャビティ内に供給する際に、キャビティ内のガスを真空装置によって排出することで、ダイカスト鋳造時に、ガスの巻き込みによる鋳巣の発生が回避され、高品質な鋳造品が得られる。このような真空ダイカスト鋳造装置としては、例えば特公平2−38066号公報や特公平2−38067号公報に記載されたものがある。図7は、これら公報に記載された可動金型1の正面図で、キャビティ3には二つのオーバフロー5を介してエアベント7がそれぞれ接続され、エアベント7には連通溝9を介して真空ホール11が連通している。真空ホール11は、吸引口13を介して図示しない真空ポンプなどの真空装置に連通されている。
【0003】
エアベント7は、図示しない固定金型との相互の接合面にそれぞれ形成した凹凸部によって通路が階段状に屈曲形成されたチルベントであり、この階段状通路を、真空装置によるガス排出後に溶融金属が通過する際に、抵抗を受けて慣性力が次第に低下し、ここで溶融金属が凝固してキャビティと真空装置との連通が遮断され、これにより溶融金属のキャビティへの充填が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したようなエアベントを設けた真空ダイカスト鋳造装置においては、キャビティ内のガスを排出した後に溶融金属がエアベントを通過する際に凝固してキャビティと真空装置とを遮断するので、溶融金属をキャビティに充填完了するまで真空吸引でき、したがってより高品質な鋳造品を得ることができる。しかしながら、エアベントは、階段状に形成された通路であることから、通気抵抗が大きく、このためキャビティ内のガスの排出速度が遅く、鋳造時間が長いものとなる。
【0005】
これに対し、キャビティと真空装置とを連通するいわゆるガス排出通路に、上記エアベントに代えてシャットオフ弁を設け、これによりガス排出通路を開放遮断する方法がある。シャットオフ弁は、ガス排出通路を単に開放遮断するものであるので、エアベントのように大きな通気抵抗は発生せず、このためガス排出が極めて速く行える利点があるものの、溶融金属のキャビティへの充填完了まで開放して、真空引きを継続すると、溶融金属がガス排出通路を経て真空装置まで流出してしまい、真空装置を破損させたり、配管の詰まり引き起こすことになる。このためシャットオフ弁を使用した場合には、ガス排出動作を溶融金属の充填完了まで行うことができず、高品質な鋳造品が得られないという問題がある。
【0006】
そこで、この発明は、キャビティ内のガスの排出を短時間で行うとともに、このガスの排出動作を溶融金属の充填完了まで行えて高品質な鋳造品を得るようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、金型のキャビティに、ガス排出通路を介して真空装置を接続し、前記キャビティ内のガスを外部に排出するとともに溶融金属を前記キャビティ内に供給して成形する真空ダイカスト鋳造装置において、前記ガス排出通路を複数設け、この複数のガス排出通路のうちの一つに、キャビティ内と真空装置とを連通遮断可能なシャットオフ弁を設け、他のガス排出通路に、ガスの排出後に流出する溶融金属の凝固によってガス排出通路を遮断する屈曲形成されたエアベントを設け、前記シャットオフ弁は電気的駆動手段の作動に基づき油圧によって開閉する構成とし、前記エアベントの真空装置側のガス排出通路にこの通路を開放遮断する電磁弁を設け、射出スリーブ内の溶融金属をキャビティに射出する射出プランジャの射出位置を検出する位置検出器を設け、この位置検出器が検出する射出プランジャの射出位置によって前記電気的駆動手段および電磁弁がバラバラのタイミングで作動してガス排出動作を行わせる構成としてある。
【0008】
このような構成の真空ダイカスト鋳造装置によれば、エアベントおよびシャットオフ弁によるガス排出動作は、いずれも溶融金属のキャビティへの射出開始後に行い、ガス排出動作の停止は、エアベントについてはキャビティへの溶融金属の充填完了まで行い、シャットオフ弁については上記充填完了以前に停止させるようにする。これにより、ガス排出動作は溶融金属の充填完了まで行えると同時に、シャットオフ弁を同時に使うことでガス排出動作が短時間に行え、多量のガスを吸収することができる。
【0010】
また、射出プランジャの射出位置を位置検出器が検出し、この検出した射出位置によって、電気的駆動手段が作動してシャットオフ弁が開閉するとともに、電磁弁が開閉動作し、これによりシャットオフ弁およびエアベントによるガス排出動作がなされる。
【0011】
請求項2の発明は、金型のキャビティに、複数のガス排出通路を介して真空装置を接続し、前記複数のガス排出通路のうちの一つに、キャビティ内と真空装置とを連通遮断可能で電気的駆動手段の作動に基づき油圧によって開閉するシャットオフ弁を設け、他のガス排出通路に、ガスの排出後に流出する溶融金属の凝固によってガス排出通路を遮断する屈曲形成されたエアベントを設け、このエアベントの真空装置側のガス排出通路にこの通路を開放遮断する電磁弁を設け、射出スリーブ内の溶融金属をキャビティに射出する射出プランジャの射出位置を位置検出器で検出し、この位置検出器で検出した射出プランジャの射出位置によって前記電気的駆動手段および電磁弁をバラバラのタイミングで作動させてガス排出動作を行わせる鋳造方法としてある。
【0012】
上記した真空ダイカスト鋳造方法によれば、エアベントおよびシャットオフ弁によるガス排出動作は、いずれも溶融金属のキャビティへの射出開始後に行い、ガス排出動作の停止は、エアベントについてはキャビティへの溶融金属の充填完了まで行い、シャットオフ弁については上記充填完了以前に停止させるようにする。これにより、ガス排出動作は溶融金属の充填完了まで行えると同時に、シャットオフ弁を同時に使うことでガス排出動作が短時間に行え、多量のガスを吸収することができる。
また、射出プランジャの射出位置を位置検出器が検出し、この検出した射出位置によって、電気的駆動手段が作動してシャットオフ弁が開閉するとともに、電磁弁が開閉動作し、これによりシャットオフ弁およびエアベントによるガス排出動作がなされる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0014】
図1は、この発明の実施の一形態を示す真空ダイカスト鋳造装置の全体構成図で、ここでの可動金型15は、前記図7におけるものと同様に正面図として示してある。この可動金型15の、図2に示されている固定金型17との接合面19には、キャビティ21が形成されるとともに、キャビティ21に連通する部分に分流子23が設けられている。分流子23は、可動金型15を固定金型17に接合したときに、固定金型17に連結された射出スリーブ25に対向配置されるもので、この射出スリーブ25内には、射出シリンダ27により駆動されて溶融金属をキャビティ21内に射出する射出プランジャ29が収容されている。射出スリーブ25の図中で左側端部の上部には、溶融金属注入口25aが開口している。射出プランジャ29の射出位置(図2中で左右方向位置)は、プランジャロッド31に形成された溝を検知する位置検出器33によって検出される。
【0015】
図1に示すように、キャビティ21の上部には、キャビティ21内のガスを排出するための2本のガス排出通路35,37が形成されている。一方のガス排出通路35には、前記図7に示したものと同様なエアベント39が形成されている。すなわち、このエアベント39は、図2に示すように、固定金型17との相互の接合面にそれぞれ形成した凹凸部によって通路が階段状に屈曲形成されたチルベントである。
【0016】
ガス排出通路35の可動金型15における外部への開口部は、配管41を介してサージタンク43に接続され、サージタンク43は配管45を介して真空装置としての真空ポンプ47に接続されている。配管41には、可動金型15側からフィルタ49および電磁弁51が設けられている。
【0017】
他方のガス排出通路37の可動金型15における外部への開口部には、キャビティ21内と真空ポンプ47側とを連通遮断可能なシャットオフ弁53が配置されている。シャットオフ弁53は、上記した開口部に下端が装着される筒体55と、筒体55の下端開口を開閉可能な弁体57と、弁体57を上下方向に移動させるシリンダ59とから構成されている。
【0018】
筒体55は、配管61を介してサージタンク43に接続され、配管61にはフィルタ63が設けられている。シリンダ59には配管65,67を介して電気的駆動手段としての電磁弁69が接続され、電磁弁69の切替動作によりシリンダ59が動作し、これに伴い弁体57が上下動して筒体55の下端開口を開閉する。弁体57が図1に示す上方に位置しているときには、筒体55の下端開口が閉塞され、これによりキャビティ21と真空ポンプ47側との連通が遮断された状態となり、弁体57が図1の状態から下方に移動して筒体55の下端開口を開放したときには、キャビティ21と真空ポンプ47側とが連通した状態となる。
【0019】
上記した電磁弁51および69は、前記図2に示した位置検出器33の検出信号の入力を受ける図示しない制御部により作動するものである。
【0020】
次に、上記したような真空ダイカスト鋳造装置の動作を説明する。
【0021】
可動金型15が図示しない駆動装置により固定金型17に向けて移動し、図2に示すように両金型15,17相互が接合された状態で、射出スリーブ25内の溶融金属をキャビティ21内に射出する準備がなされる。このとき、電磁弁51は閉、シャットオフ弁53の弁体57は筒体55の下端開口を閉じた状態で、電磁弁69も閉とし、この状態で配管41,61内は、真空ポンプ47を作動させて所定の真空度を保持しておく。
【0022】
溶融金属注入口25aから溶融金属が射出スリーブ25内に注入された状態で、射出シリンダ27の動作により射出プランジャ29が、溶融金属注入口25aより前方に移動し、位置S1に達すると、これを位置検出器33が検出して、電磁弁51が開となる。これにより、キャビティ21は、エアベント39および電磁弁51を介して真空ポンプ47側に連通した状態となり、キャビティ21内のガスが排出されて圧力が徐々に低下し真空度が高まっていく。
【0023】
図2中で、射出スリーブ25の上方にあるグラフ中の実線および破線(破線は後述する他の例に対応している)は、射出プランジャ29の射出位置S(横軸)に対するキャビティ21内の圧力P(縦軸)を示したもので、同グラフ中の一点鎖線は、射出プランジャ29の射出位置(横軸)に対する射出プランジャ29の移動速度である。キャビティ21内の圧力は、射出プランジャ29が射出開始前の図2に示す位置にあるときにはP1であり、その後射出プランジャ29が溶融金属注入口25aを超えると僅かに上昇し、位置S1に達した時点でエアベント39側の電磁弁51を開とする。これにより、キャビティ21内は、配管41,45を介して真空ポンプ47側に連通し、キャビティ21内のガスが排出されて圧力が徐々に低下し真空度が増大する。
【0024】
射出プランジャ29が、射出スリーブ25のほぼ中央付近の位置S2に達すると、圧力はP2まで低下しており、このときシャットオフ弁53側の電磁弁69を作動させ、シリンダ59を弁体7が筒体55の下端開口を開放するよう動作させる。すなわち、このとき弁体57は下方に移動し、キャビティ21と真空ポンプ47側とが配管61,45を介して連通状態となる。
【0025】
シャットオフ弁53は、通路が階段状に屈曲形成されたエアベント39に対し通気抵抗は小さく、このため開弁によるキャビティ21内のガスの排出動作は速いものとなっている。シャットオフ弁53を通してのガスの排出時には、エアベント39によるガスの排出も同時に行っており、この状態でキャビティ21内の圧力がP3となる位置に対応する位置S3に射出プランジャ29が達すると、電磁弁69を作動させ、シリンダ59を弁体57が筒体55の下端開口を閉塞するよう動作させ、シャットオフ弁53を介してのガスの排出動作を停止する。
【0026】
シャットオフ弁53の閉弁後も、電磁弁51は開状態を保持してエアベント39によるガス排出動作は継続して行っており、この過程で射出プランジャ29が位置S4に達して溶融金属のキャビティ21への充填が完了すると、溶融金属はエアベント39にも達し、このエアベント39の階段状通路を溶融金属が抵抗を受けて通過する際に、溶融金属が凝固し、ガス排出通路35が遮断される。これにより、エアベント39を介してのガスの排出動作も停止し、キャビティ21と真空ポンプ47側との連通が遮断されることになる。
【0027】
図3は、上記したエアベント39によるガス排出動作と、シャットオフ弁53を通してのガス排出動作とを、射出プランジャ29の移動動作に対応して示したもので、前者については射出開始後の位置S1から充填終了(S4)まで行い、後者については位置S2から充填完了以前の位置S3まで行っている。
【0028】
エアベント39によるガス排出動作については、溶融金属が階段状の通路にて凝固することで停止するので、溶融金属のキャビティ21への充填完了まで行っても、溶融金属が電磁弁51や真空ポンプ47まで流出せず、配管の詰まりや真空ポンプ47の破損などの問題が発生することはない。一方、シャットオフ弁53を通してのガス排出動作は、上記充填完了以前に停止しているので、溶融金属がシャットオフ弁53側に流出せず、シャットオフ弁53の作動不良などの不具合の発生が防止される。
【0029】
シャットオフ弁53を通してのガス排出動作は、前述したように素速く行われる利点を有しており、このようなシャットオフ弁53によるガス排出動作を、充填完了まで排出動作を行える利点を有したエアベント39と組み合わせて使用することで、溶融金属をキャビティ21に充填完了するまで真空吸引してより高品質な鋳造品が得られると同時に、ガス排出動作を短時間で行え、鋳造作業性の向上に寄与することができる。
【0030】
図4は、エアベント39およびシャットオフ弁53によるガス排出動作の他の例を示しており、この例でのガス排出動作によるキャビティ21内の圧力変化は図2の破線に対応している。この例では、射出プランジャ29が位置S1と位置S2との間の位置S0でシャットオフ弁53を開いて、シャットオフ弁53によるガス排出動作をまず行い、その後位置S2で電磁弁51を開いてエアベント39によるガス排出動作を開始する。
【0031】
シャットオフ弁53のガス排出動作の終了は、図3の例と同様に、充填完了以前の位置S3とし、エアベント39のガス排出動作は充填完了まで行う。この例においても、ガス排出動作についてエアベント39およびシャットオフ弁53の双方の利点を利用しているので、図3の例と同様の作用効果が得られる。
【0032】
なお、エアベント39によるガス排出動作を充填完了まで行うとともに、シャットオフ弁53によるガス排出動作を充填完了以前に終了させることを実行すれば、エアベント39およびシャットオフ弁53によるガス排出動作の開始時期は、前述した図3および図4の例に限ることはない。
【0033】
図5は、図1におけるエアベント39を備えたガス排出通路35を四つ設けた場合の、エアベント39およびシャットオフ弁53によるガス排出動作例を示すものである。四つのガス排出通路35には、それぞれ個別の配管41にフィルタ49および電磁弁51が設けられてサージタンク43に接続されている。シャットオフ弁57は図1の例同様一つである。
【0034】
この場合、四つのエアベント39によるガス排出動作を、射出開始後、射出プランジャ29の位置S1、S0、S2、S3でそれぞれ開始し、一方シャットオフ弁53によるガス排出動作は四つ目のエアベント39の動作開始時である位置S3で開始する。ガス排出動作の終了は、四つのエアベント39のいずれについても充填完了までとし、シャットオフ弁53については、充填完了以前の位置S5とする。これにより、キャビティ21内の圧力変化は、図6のグラフにおける実線のようになり、この例においても、エアベント39によりガス排出動作を充填完了まで行え、かつシャットオフ弁53により短時間のガス排出も行えるものとなる。
【0035】
なお、上記図5の例では、前記図3および図4の例でも言えることであるが、シャットオフ弁53によるガス排出動作は、射出開始後、充填完了以前であればどの位置であってもよい。但し、このシャットオフ弁53を射出開始直後に開放すると、溶融金属が、勢いよく排出されるガスとともに吸引されてシャットオフ弁53側に流出し、その弁体57に溶融金属が付着して凝固し、作動不良を起こすなどの不具合が発生する恐れがあるので、シャットオフ弁53の開放によるガス排出動作は、なるべく充填完了付近が好ましい。
【0036】
上記図5の例では、エアベント39を四つ設けているが、これに限ることはなく、エアベント39を二つあるいは三つもしくは五つ以上設けても構わない。すなわち、この場合、複数のエアベント39によるガス排出動作を順次開始し、そのうち少なくとも一つを充填完了まで行い、一方シャットオフ弁53については、充填完了以前にガス排出動作を停止させるようにする。
【0037】
また、上記実施の形態では、エアベント39およびシャットオフ弁53によるガス排出動作の開始時期は、すべて射出プランジャ29の射出位置によって決定しているが、図3の例でのシャットオフ弁53、図4の例でのエアベント39、図5の例での二つ目以降のエアベント39およびシャットオフ弁53のそれぞれのガス排出動作の開始時期を、キャビティ21内の圧力を、固定金型17側に設けた図示しない真空圧センサで検知し、この検知した圧力が所定の圧力(真空度)に達した時点としてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明または請求項2の発明によれば、屈曲形成された通路を備えたエアベントと、キャビティ内と真空装置とを連通遮断可能なシャットオフ弁とを組み合わせて、キャビティ内のガスの排出を行うようにしたので、溶融金属をキャビティに充填完了するまで真空吸引してより高品質な鋳造品が得られると同時に、ガス排出動作を短時間で行え、鋳造作業性の向上に寄与することができる。
【0039】
また、射出プランジャの射出位置を位置検出器が検出し、この検出した射出位置に応じて電気的駆動手段および電磁弁がそれぞれ作動し、これによりシャットオフ弁およびエアベントによるガス排出動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す真空ダイカスト鋳造装置の全体構成図である。
【図2】図1の真空ダイカスト鋳造装置における射出プランジャの射出位置とキャビティ内の圧力との関係を示す説明図である。
【図3】図1の真空ダイカスト鋳造装置におけるエアベントおよびシャットオフ弁によるガス排出動作例を示す説明図である。
【図4】他の例を示す図3に相当する説明図である。
【図5】さらに他の例を示す図3に相当する説明図である。
【図6】図5の例における射出プランジャの射出位置とキャビティ内の圧力との相関図である。
【図7】従来例を示す可動金型の正面図である。
【符号の説明】
15 可動金型
21 キャビティ
33 位置検出器
35,37 ガス排出通路
39 エアベント
51 電磁弁
53 シャットオフ弁
69 電磁弁(電気的駆動手段)
Claims (2)
- 金型のキャビティに、ガス排出通路を介して真空装置を接続し、前記キャビティ内のガスを外部に排出するとともに溶融金属を前記キャビティ内に供給して成形する真空ダイカスト鋳造装置において、前記ガス排出通路を複数設け、この複数のガス排出通路のうちの一つに、キャビティ内と真空装置とを連通遮断可能なシャットオフ弁を設け、他のガス排出通路に、ガスの排出後に流出する溶融金属の凝固によってガス排出通路を遮断する屈曲形成されたエアベントを設け、前記シャットオフ弁は電気的駆動手段の作動に基づき油圧によって開閉する構成とし、前記エアベントの真空装置側のガス排出通路にこの通路を開放遮断する電磁弁を設け、射出スリーブ内の溶融金属をキャビティに射出する射出プランジャの射出位置を検出する位置検出器を設け、この位置検出器が検出する射出プランジャの射出位置によって前記電気的駆動手段および電磁弁がバラバラのタイミングで作動してガス排出動作を行わせることを特徴とする真空ダイカスト鋳造装置。
- 金型のキャビティに、複数のガス排出通路を介して真空装置を接続し、前記複数のガス排出通路のうちの一つに、キャビティ内と真空装置とを連通遮断可能で電気的駆動手段の作動に基づき油圧によって開閉するシャットオフ弁を設け、他のガス排出通路に、ガスの排出後に流出する溶融金属の凝固によってガス排出通路を遮断する屈曲形成されたエアベントを設け、このエアベントの真空装置側のガス排出通路にこの通路を開放遮断する電磁弁を設け、射出スリーブ内の溶融金属をキャビティに射出する射出プランジャの射出位置を位置検出器で検出し、この位置検出器で検出した射出プランジャの射出位置によって前記電気的駆動手段および電磁弁をバラバラのタイミングで作動させてガス排出動作を行わせることを特徴とする真空ダイカスト鋳造方法。
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