JPS6123006B2 - - Google Patents
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- JPS6123006B2 JPS6123006B2 JP53054945A JP5494578A JPS6123006B2 JP S6123006 B2 JPS6123006 B2 JP S6123006B2 JP 53054945 A JP53054945 A JP 53054945A JP 5494578 A JP5494578 A JP 5494578A JP S6123006 B2 JPS6123006 B2 JP S6123006B2
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、濾過を中断したくない例えば特に生
産工程に設置された槽液の濾過に関する。
産工程に設置された槽液の濾過に関する。
従来、例えばめつき工程のめつき液の濾過にお
いては、前工程よりめつき物に付着して持込まれ
る固形懸濁物及び空気中より侵入する塵埃(以下
総称して単にケークと略称する。)が少量ずつめ
つき液に混入されるため、これ等を精密濾過しな
いと、めつきの仕上りに支障を来たし、めつき工
程作業中は常時連続濾過することが好ましい。
いては、前工程よりめつき物に付着して持込まれ
る固形懸濁物及び空気中より侵入する塵埃(以下
総称して単にケークと略称する。)が少量ずつめ
つき液に混入されるため、これ等を精密濾過しな
いと、めつきの仕上りに支障を来たし、めつき工
程作業中は常時連続濾過することが好ましい。
しかるに濾過機はケークの捕捉に従い、濾過抵
抗の暫増と共に濾過能力が逓減すると、槽液のケ
ークを濾過分離するのが不能となり、めつきの仕
上りに影響してくるため、濾材の洗浄を行つて復
元し、更にプレコート濾過においては、プレコー
ト操作によつてプレコート濾床を生成してから濾
過を行う手順となる。この洗浄工程は濾過機を運
転しながらでき得れば問題はないが、濾過を中断
してこれらの非濾過工程を完了してから濾過を再
開することになり、これに要する濾過中断時間は
濾過機型式によつて異なるが約30分〜1時間かか
る。
抗の暫増と共に濾過能力が逓減すると、槽液のケ
ークを濾過分離するのが不能となり、めつきの仕
上りに影響してくるため、濾材の洗浄を行つて復
元し、更にプレコート濾過においては、プレコー
ト操作によつてプレコート濾床を生成してから濾
過を行う手順となる。この洗浄工程は濾過機を運
転しながらでき得れば問題はないが、濾過を中断
してこれらの非濾過工程を完了してから濾過を再
開することになり、これに要する濾過中断時間は
濾過機型式によつて異なるが約30分〜1時間かか
る。
従つて、単機濾過では、この濾過中断によつて
製品の仕上りに影響を来たす。
製品の仕上りに影響を来たす。
そのため、従来、故障時等をも考慮して1機予
備をおき、同容量の濾過機を2機並列に設置する
ことも行われて来たが、各機毎に洗浄液で濾材を
洗浄するため、洗浄液導入管、洗浄排液槽、プレ
コート助剤混合槽等設備費も嵩み、据付面積も広
くなる上に操作が非常に煩雑となる欠点があり、
就中予備機は殆ど遊ばせておくという無駄があつ
た。
備をおき、同容量の濾過機を2機並列に設置する
ことも行われて来たが、各機毎に洗浄液で濾材を
洗浄するため、洗浄液導入管、洗浄排液槽、プレ
コート助剤混合槽等設備費も嵩み、据付面積も広
くなる上に操作が非常に煩雑となる欠点があり、
就中予備機は殆ど遊ばせておくという無駄があつ
た。
本発明は上記のような点に着目してなされたも
ので、2機以上の濾過機を並列に接続して使用す
る濾過方法において、従来各濾過機毎に装備され
た洗浄液導入管、洗浄排液槽、プレコート助剤混
合槽等の付帯設備に代えて、ただ1槽の洗浄排液
槽を備えて、上記のような欠点と無駄を省き、2
機以上の濾過機からなる濾過機系において濾過機
を並列として運転する濾過方法であつて、最初運
転に入つた第1の濾過機の濾過能力が低下した段
階で該第1の濾過機の運転を停止し、該第1の濾
過機内の液の実質的にすべてを濾液として回収し
たのち第2の濾過機の濾液の一部を該第1の濾過
機に逆方向から供給して充満させ、次いで該第1
の濾過機内に空気を泡出することにより濾材を洗
浄して洗浄液の実質的にすべてを排出し、濾過能
力を回復した該第1の濾過機を再び濾過運転に復
帰させる各操作からなる洗浄工程を実施している
間、該第2以降の濾過機においては通常の濾過運
転を継続実施し、以下この洗浄工程を該第2以降
の濾過機について順次反覆することにより、濾過
機系を連続して運転する、効率的かつ経済的な濾
過洗浄方法を提供しようとするものである。
ので、2機以上の濾過機を並列に接続して使用す
る濾過方法において、従来各濾過機毎に装備され
た洗浄液導入管、洗浄排液槽、プレコート助剤混
合槽等の付帯設備に代えて、ただ1槽の洗浄排液
槽を備えて、上記のような欠点と無駄を省き、2
機以上の濾過機からなる濾過機系において濾過機
を並列として運転する濾過方法であつて、最初運
転に入つた第1の濾過機の濾過能力が低下した段
階で該第1の濾過機の運転を停止し、該第1の濾
過機内の液の実質的にすべてを濾液として回収し
たのち第2の濾過機の濾液の一部を該第1の濾過
機に逆方向から供給して充満させ、次いで該第1
の濾過機内に空気を泡出することにより濾材を洗
浄して洗浄液の実質的にすべてを排出し、濾過能
力を回復した該第1の濾過機を再び濾過運転に復
帰させる各操作からなる洗浄工程を実施している
間、該第2以降の濾過機においては通常の濾過運
転を継続実施し、以下この洗浄工程を該第2以降
の濾過機について順次反覆することにより、濾過
機系を連続して運転する、効率的かつ経済的な濾
過洗浄方法を提供しようとするものである。
次に本発明を図面を参照しながら説明する。先
ず、図面において、F1およびF2は、それぞれ第
1濾過機および第2濾過機を示し、同一の構成を
有し、後述する洗浄排液槽2およびめつき槽3に
対し並列に接続されている。
ず、図面において、F1およびF2は、それぞれ第
1濾過機および第2濾過機を示し、同一の構成を
有し、後述する洗浄排液槽2およびめつき槽3に
対し並列に接続されている。
第1ないし第2濾過機F1,F2は、缶体1の内
部に、濾過体11及び噴気孔15を有する給気管
14を備え、さらに缶底に上昇管12を立設し、
該管12と濾過体11の上端部との間に分配器1
3が着脱自在に装着して構成する。
部に、濾過体11及び噴気孔15を有する給気管
14を備え、さらに缶底に上昇管12を立設し、
該管12と濾過体11の上端部との間に分配器1
3が着脱自在に装着して構成する。
なお、濾過体11又は濾過体11に図示しない
濾布を覆着したものを、総称して、以下単に濾材
11と略称する。
濾布を覆着したものを、総称して、以下単に濾材
11と略称する。
分配器13は、濾過機に供給される濾過助剤を
含むプレコート液又は原液を、濾材11に均一に
分散供給するためのものであり、金網又は多孔性
板材等を積層充填するか、バケツト型等の所望の
形状に加工して形成する。バケツト型の場合には
内部に各種の充填材を収納することもできる。
含むプレコート液又は原液を、濾材11に均一に
分散供給するためのものであり、金網又は多孔性
板材等を積層充填するか、バケツト型等の所望の
形状に加工して形成する。バケツト型の場合には
内部に各種の充填材を収納することもできる。
2はプレコート助剤混合槽兼用の洗浄排液槽
で、上部に多孔性濾材よりなるスラツジバツグ2
1が着脱自在に取付けられている。
で、上部に多孔性濾材よりなるスラツジバツグ2
1が着脱自在に取付けられている。
3はめつき槽、4,4′はポンプ、5,5′は排
気管、51,51′はそれぞれ該管5,5′に接続
された溢流管、52,52′は空気供給管、5
3,53′は濾過機のドレン排出管、54,5
4′は濾材11に接続された濾液抜出管、55,
55′は缶体1とめつき槽3を結ぶ原液供給管、
56,56′はそれぞれ洗浄排液槽2と原液供給
管55,55′に介設したポンプ4,4′の吸引側
とを結ぶ連通管、57は開閉弁67を介設した濾
液抜出管54と54′とを結ぶ連通管、58,5
8′は該開閉弁67の前後に位置して連通管57
に接続された分岐管、59は洗浄排液槽2に工業
用水等の洗浄液を供給するための洗浄液供給管、
59′は洗浄排液槽2のドレン排出管を示し、ま
た、6,6′,61,61′,62,62′,6
3,63′,64,64′,65,65′,66,
66′,67,68,68′,69および69′は
それぞれ各管に介設した開閉弁を示す。なお、7
はフロート弁である。
気管、51,51′はそれぞれ該管5,5′に接続
された溢流管、52,52′は空気供給管、5
3,53′は濾過機のドレン排出管、54,5
4′は濾材11に接続された濾液抜出管、55,
55′は缶体1とめつき槽3を結ぶ原液供給管、
56,56′はそれぞれ洗浄排液槽2と原液供給
管55,55′に介設したポンプ4,4′の吸引側
とを結ぶ連通管、57は開閉弁67を介設した濾
液抜出管54と54′とを結ぶ連通管、58,5
8′は該開閉弁67の前後に位置して連通管57
に接続された分岐管、59は洗浄排液槽2に工業
用水等の洗浄液を供給するための洗浄液供給管、
59′は洗浄排液槽2のドレン排出管を示し、ま
た、6,6′,61,61′,62,62′,6
3,63′,64,64′,65,65′,66,
66′,67,68,68′,69および69′は
それぞれ各管に介設した開閉弁を示す。なお、7
はフロート弁である。
通常のめつき工程においては、第1および第2
濾過機F1,F2とめつき槽3の間で、循環操作に
よりめつき液の精密濾過を行つている(なお、第
1および第2濾過機F1,F2の順に時間をずらし
て濾過操作に入るものとする。)。
濾過機F1,F2とめつき槽3の間で、循環操作に
よりめつき液の精密濾過を行つている(なお、第
1および第2濾過機F1,F2の順に時間をずらし
て濾過操作に入るものとする。)。
即ち、開閉弁64,65および64′,65′を
開いて、他の開閉弁を閉じ、ポンプ4,4′によ
りめつき液を原液供給管55,55′からそれぞ
れ第1濾過機F1、第2濾過機F2の上昇管12、
分配器13を介して缶体1内に強制的に送入し、
濾材11ないしプレコート層(図示せず)を通し
てケークを捕捉し、濾液は濾液抜出管54,5
4′によりめつき槽3に戻す。
開いて、他の開閉弁を閉じ、ポンプ4,4′によ
りめつき液を原液供給管55,55′からそれぞ
れ第1濾過機F1、第2濾過機F2の上昇管12、
分配器13を介して缶体1内に強制的に送入し、
濾材11ないしプレコート層(図示せず)を通し
てケークを捕捉し、濾液は濾液抜出管54,5
4′によりめつき槽3に戻す。
そして、第1濾過機F1の濾過圧力が所定の値
に達したら、ポンプ4を止め、開閉弁65を閉じ
て濾過操作を停止し、排気管5の開閉弁6を開け
て自然濾過するか、又は空気を圧送して加圧濾過
して操作時間を短縮し、濾液はめつき槽3へ戻
す。
に達したら、ポンプ4を止め、開閉弁65を閉じ
て濾過操作を停止し、排気管5の開閉弁6を開け
て自然濾過するか、又は空気を圧送して加圧濾過
して操作時間を短縮し、濾液はめつき槽3へ戻
す。
以上は公知の濾過操作方法であるが、本発明で
は、濾過運転操作中の第2濾過機F2の濾液を濾
過機F1の濾材洗浄に使用し、また場合によつて
は、活性炭、ケイソウ土等の濾過助剤のプレコー
ト操作にも使用し得るように構成する。
は、濾過運転操作中の第2濾過機F2の濾液を濾
過機F1の濾材洗浄に使用し、また場合によつて
は、活性炭、ケイソウ土等の濾過助剤のプレコー
ト操作にも使用し得るように構成する。
即ち、上記のように第1濾過機F1の濾過運転
を停止した時点で、開閉弁64を閉じて開閉弁6
7を開き、第2濾過機F2の濾液を濾材洗浄液と
して連通管57により第1濾過機F1の濾材11
の内部側から送液し、缶体1を満たす。
を停止した時点で、開閉弁64を閉じて開閉弁6
7を開き、第2濾過機F2の濾液を濾材洗浄液と
して連通管57により第1濾過機F1の濾材11
の内部側から送液し、缶体1を満たす。
この際、濾過運転中にある第2濾過機F2につ
いての開閉弁64′と前記弁67の開度を調節し
て濾材11へ供給される濾液の流量を絞り、濾材
11の外周に捕捉されたケークないし濾過助剤
(図示せず)ができるだけ剥離しないように徐々
に供給する。このようにして濾材11内へ供給さ
れた濾液は、濾材11ないしケーク層を通過して
外側へ流出するが、その通過抵抗により外部液面
即ち缶体1と濾材11間の液面が内部液面より僅
かに低くなる程度にするのが好ましい。
いての開閉弁64′と前記弁67の開度を調節し
て濾材11へ供給される濾液の流量を絞り、濾材
11の外周に捕捉されたケークないし濾過助剤
(図示せず)ができるだけ剥離しないように徐々
に供給する。このようにして濾材11内へ供給さ
れた濾液は、濾材11ないしケーク層を通過して
外側へ流出するが、その通過抵抗により外部液面
即ち缶体1と濾材11間の液面が内部液面より僅
かに低くなる程度にするのが好ましい。
次いで、缶体1内に濾液が充満した状態で、開
閉弁62を開き、濾材11下部に装備した給気管
14の噴気孔15より空気を供給し、気泡の上昇
力を利用して液を騒乱し、前記ケーク層ないしプ
レコート層を剥離させる。この剥離操作を行つた
後、ドレン排出管53の開閉弁63を開き、洗浄
液スラリーを洗浄排液槽2のスラツジバツグ21
上に抜出す。この際、開閉弁63の開度を調節し
て、濾材11の内部液面が前記外部液面より僅か
に高くなるように徐々に抜出し、上昇気泡による
液の騒乱および液面での破裂現象を利用してなお
濾材11に付着残存しているケーク等を剥離して
完全に洗浄することができる。
閉弁62を開き、濾材11下部に装備した給気管
14の噴気孔15より空気を供給し、気泡の上昇
力を利用して液を騒乱し、前記ケーク層ないしプ
レコート層を剥離させる。この剥離操作を行つた
後、ドレン排出管53の開閉弁63を開き、洗浄
液スラリーを洗浄排液槽2のスラツジバツグ21
上に抜出す。この際、開閉弁63の開度を調節し
て、濾材11の内部液面が前記外部液面より僅か
に高くなるように徐々に抜出し、上昇気泡による
液の騒乱および液面での破裂現象を利用してなお
濾材11に付着残存しているケーク等を剥離して
完全に洗浄することができる。
一方、洗浄液スラリーは、スラツジバツグ21
により、ケークないし濾過助剤と濾液に分離さ
れ、この濾液は洗浄排液槽2に貯液される。この
濾液は、開閉弁65,66を開けて直接めつき槽
3へ返送するか或は開閉弁66,64を開けて第
1濾過機F1により再度濾過してめつき槽3に返
送するが、更に、濾過助剤のプレコート操作にも
使用することが出来る。
により、ケークないし濾過助剤と濾液に分離さ
れ、この濾液は洗浄排液槽2に貯液される。この
濾液は、開閉弁65,66を開けて直接めつき槽
3へ返送するか或は開閉弁66,64を開けて第
1濾過機F1により再度濾過してめつき槽3に返
送するが、更に、濾過助剤のプレコート操作にも
使用することが出来る。
即ち、プレコート操作は、先ず、開閉弁61,
66を開き、ポンプ4により洗浄排液槽2内の濾
液を送液して缶体1内に液を満たす。溢流管51
に接続した図示しない戻管より洗浄排液槽2に溢
流してくる時点で、開閉弁61を閉じ、同時に分
岐管58の開閉弁68の開度を適宜調節して、第
1濾過機F1と洗浄排液槽2間で液を循環する。
66を開き、ポンプ4により洗浄排液槽2内の濾
液を送液して缶体1内に液を満たす。溢流管51
に接続した図示しない戻管より洗浄排液槽2に溢
流してくる時点で、開閉弁61を閉じ、同時に分
岐管58の開閉弁68の開度を適宜調節して、第
1濾過機F1と洗浄排液槽2間で液を循環する。
次いで、スラツジバツグ21を取外し、洗浄排
液槽2に、ケイソウ土、活性炭等の濾過助剤を投
入してプレコート液を調製する。
液槽2に、ケイソウ土、活性炭等の濾過助剤を投
入してプレコート液を調製する。
プレコート液は、連通管56および原液供給管
55を介してポンプ4により、上昇管12下部か
ら缶体1内に強制送液され、該管12上端より溢
流するが、分配器13により助剤が均一に分散さ
れて、缶体1と濾材11との間に流下する。この
分散液は濾材11を通じて、分岐管58により、
洗浄排液槽2に返送され、同様にして以下循環さ
れる。
55を介してポンプ4により、上昇管12下部か
ら缶体1内に強制送液され、該管12上端より溢
流するが、分配器13により助剤が均一に分散さ
れて、缶体1と濾材11との間に流下する。この
分散液は濾材11を通じて、分岐管58により、
洗浄排液槽2に返送され、同様にして以下循環さ
れる。
このプレコート液の循環操作においては、濾過
助剤の沈降方向と液の流れ方向とが一致するの
で、均一な分散状態を保持したまま、濾材1の内
部に向けて流入し、全周に亘つて一様な厚みのプ
レコート層を形成することができる。
助剤の沈降方向と液の流れ方向とが一致するの
で、均一な分散状態を保持したまま、濾材1の内
部に向けて流入し、全周に亘つて一様な厚みのプ
レコート層を形成することができる。
分岐管58により排出される液中に、濾過助剤
の混入が無くなつた時点で、プレコート操作は終
了するので、開閉弁68および66を閉じると共
に開閉弁65を開ければ、直に第1濾過機F1は
通常の精密濾過操作に復帰させることができる。
の混入が無くなつた時点で、プレコート操作は終
了するので、開閉弁68および66を閉じると共
に開閉弁65を開ければ、直に第1濾過機F1は
通常の精密濾過操作に復帰させることができる。
なお、スラツジバツグ21上に分離されたケー
ク、濾過助剤等は工業用水やめつき槽3に併設さ
れる洗浄回収槽(図示せず)内の液等で適宜洗浄
して有効成分を回収する。
ク、濾過助剤等は工業用水やめつき槽3に併設さ
れる洗浄回収槽(図示せず)内の液等で適宜洗浄
して有効成分を回収する。
以上は、第1濾過機F1の濾過および濾材洗浄
方法について説明したが、第1濾過機F1が復帰
し、第2濾過機F2の濾過圧が上昇した時点で、
上記と同様に運転を停止し、洗浄操作およびプレ
コート操作等を行つて、濾過運転に復帰させ、以
下この操作を順次繰返す。また濾過機を3機以上
並列に接続した場合も同様に操作できる他、めつ
き工程に限らず一般の濾過操作に適用することが
できる。
方法について説明したが、第1濾過機F1が復帰
し、第2濾過機F2の濾過圧が上昇した時点で、
上記と同様に運転を停止し、洗浄操作およびプレ
コート操作等を行つて、濾過運転に復帰させ、以
下この操作を順次繰返す。また濾過機を3機以上
並列に接続した場合も同様に操作できる他、めつ
き工程に限らず一般の濾過操作に適用することが
できる。
本発明は以上説明したように、2機以上並列に
接続した濾過機の各濾液抜出管を接続する連通管
により、停止した濾過機の濾材洗浄を運転中の他
の濾過機の濾液で洗浄するようにすると共に、各
濾過機に兼用できる洗浄排液槽を1槽だけ設け、
各濾過機は濾材洗浄ないしプレコート操作時を除
いて全機連続してフル稼動し得るように構成され
ているので、従来のように予備機は遊ばせておく
等の無駄がなく、有効に使用できる。
接続した濾過機の各濾液抜出管を接続する連通管
により、停止した濾過機の濾材洗浄を運転中の他
の濾過機の濾液で洗浄するようにすると共に、各
濾過機に兼用できる洗浄排液槽を1槽だけ設け、
各濾過機は濾材洗浄ないしプレコート操作時を除
いて全機連続してフル稼動し得るように構成され
ているので、従来のように予備機は遊ばせておく
等の無駄がなく、有効に使用できる。
また、従来各機毎に装備された洗浄液導入管や
プレコート助剤混合槽等の付帯設備を省略するこ
とが可能となるので、濾過機廻りの配管が簡素化
され、設備費が安くなる他、濾過、洗浄、プレコ
ート操作等が簡単なバルブ操作で容易にできる。
プレコート助剤混合槽等の付帯設備を省略するこ
とが可能となるので、濾過機廻りの配管が簡素化
され、設備費が安くなる他、濾過、洗浄、プレコ
ート操作等が簡単なバルブ操作で容易にできる。
図面は本発明方法を実施するための濾過系統の
一例を示す説明図である。 F1……第1濾過機、F2……第2濾過機、1…
…缶体、11……濾過体、2……洗浄排液槽、3
……めつき槽、54,54′……濾液抜出管、5
7……連通管、58,58′……分岐管。
一例を示す説明図である。 F1……第1濾過機、F2……第2濾過機、1…
…缶体、11……濾過体、2……洗浄排液槽、3
……めつき槽、54,54′……濾液抜出管、5
7……連通管、58,58′……分岐管。
Claims (1)
- 1 2機以上の濾過機からなる濾過機系において
濾過機を並列として運転する濾過方法であつて、
最初運転に入つた第1の濾過機の濾過能力が低下
した段階で該第1の濾過機の運転を停止し、該第
1の濾過機内の液の実質的にすべてを濾液として
回収したのち第2の濾過機の濾液の一部を該第1
の濾過機に逆方向から供給して充満させ、次いで
該第1の濾過機内に空気を泡出することにより濾
材を洗浄して洗浄液の実質的にすべてを排出し、
濾過能力を回復した該第1の濾過機を再び濾過運
転に復帰させる各操作からなる洗浄工程を実施し
ている間、該第2以降の濾過機においては通常の
濾過運転を継続実施し、以下この洗浄工程を該第
2以降の濾過機について順次反覆することによ
り、濾過機系を連続して運転することを特徴とす
る濾過洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5494578A JPS54147571A (en) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | Continuous filtration washing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5494578A JPS54147571A (en) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | Continuous filtration washing method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54147571A JPS54147571A (en) | 1979-11-17 |
JPS6123006B2 true JPS6123006B2 (ja) | 1986-06-04 |
Family
ID=12984782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5494578A Granted JPS54147571A (en) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | Continuous filtration washing method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54147571A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132430A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | ろ過装置 |
JP5165427B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2013-03-21 | 富士フイルム株式会社 | 溶液製膜方法 |
JP4959476B2 (ja) * | 2007-09-05 | 2012-06-20 | 富士フイルム株式会社 | 溶液製膜方法及び設備 |
JP4757267B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2011-08-24 | 中国電力株式会社 | 流体濾過システム及びストレーナのエア抜きを行う方法 |
CN103894013A (zh) * | 2012-12-31 | 2014-07-02 | 周敏亮 | 切削液滤清回收装置 |
-
1978
- 1978-05-11 JP JP5494578A patent/JPS54147571A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54147571A (en) | 1979-11-17 |
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