JPS60227806A - 圧力フイルター装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、圧力フィルター装置に関（７、特に、液体・
固形分含有スラリー溶液から液体を分離し、固形分を濃
縮されたアンダーフロー排出物として濃縮するのに使用
するための圧力フィルターに関する。

圧力濾過においては、供給スラリーを圧力容器内へポン
プ送りし、液体から分離された固形分をフィルターケー
クとして炉材上に収集し、一方、炉材を透過したＦ液は
圧力容器内のＦ液室に集める。十分に微細な気孔の炉材
を選択することによってＦ液中の固形分を極めて低いレ
ベルにまで減少させることができる。固形分は、周期的
にｐ液室からろ液を逆ＩＮ、すせることによって炉材か
ら除去し、容器の底部に沈降させて、底部から固形分溜
め排出口を通して除去する。

上記型式の圧力フィルター装置は、例えば、白液清澄化
および石灰マッド洗浄濃縮化のためにクラフトバルブ工
場の再苛性化装置のフィルター装置として使用される。

そのようなフィルター装置においては、白液などのスラ
リー（バルブの製造に用いられる白液などのスラリーを
ここでは「リカー」とも称する）を円筒形フィルタータ
ンク内へ圧力下で供給し、スラリー即ちリカーを懸吊さ
れた筒形フィルター素子を通して圧送する。筒形フィル
ター素子は、有孔管と、その有孔管の外周面に覆設した
筒形炉材とから成っており、リカー中の石灰マツには炉
材上にフィルターケークとして保持される。炉材を透過
し、清澄化されたりカー即ちＰ液は、フィルタータンク
内の、フィルター素子の上方にある部分に画定されたＰ
液室に入り、そこからオーバーフロー樋へ排出されるが
、あるいはタンクの上方の水頭箱へ導かれて水頭箱かも
適当な貯留タンクへ送られる。

このようなフィルター装置のある棟のものにおいては、
溜め排出口弁の開いてフィルタータンクの底部内の圧力
を急激に降下させることによって開始されるケーク排出
操作を助成するためにタンクのドーム型カバーの下側の
Ｐ液室内に高圧空気クッションを設定する。この戸液室
内で空気クッションが膨張するど、ｐ液が商い流速でフ
ィルター素子を通して逆流せしめられ、フィルター素子
からケークを除去してタンクの底部へ落ドさせ、溜め排
出口を通して排出させる。あるいは葦だ、他の型式のフ
ィルター装置においては、フィルター素子からのフィル
ターケークの逆洗は、フィルタータンク内の圧力を放逐
してＰ液室を大気に通気させ、リカーを静水圧によりフ
ィルター素子を通して逆流させフィルターケークをフィ
ルター素子の表面から剥離させることによって行われる
。これらの既知のフィルター装置においては、そのＥ過
作動は自動であって、通常４〜６分間のサイクルとして
実施すれ、フィルタータンクの容量に応じて毎分３１０
〜９２５ガロン（１１７３〜３５０１ｔ）のりカーを処
理する。

このような従来のフィルター装置の代表的なものは、米
国特許第１，４５２，１５１号、２，０３５，５９２号
、２，３９１，５３４号、３．３５／１，２１５号およ
び４、２４３．５３３号に開示されている。これらの特
許には、例えば、クラフトパルプ製造工程における白液
の済過・清澄化および濃縮された石灰マッドの固形分に
排出に使用するための圧力フィルター装置が開示されて
いる。これらの特許のうちの幾つかの特許のフィルター
装置においては、リカーがフィルター素子から複数個の
画室より成るＰ液室内へ圧送されるようになされており
、逆洗は、特定のｐ液画室に対応する所定数のフィルタ
ー素子を周期的に順次に逆洗するように回転弁を操作す
ることによって制御されるようになされている。また、
上記特許めうちの他の特許においては、フィルター素子
の逆洗力、フィルタータンク内の圧力を放出し、その結
果中じる静水圧によりフィルター画室またはフィルター
室から逆流するＦ液によって行われるようになされてい
る。

本発明の目的は、ｐ液の明溌度を調いレベルに維持した
首まで濾過速度を増大することができる圧力フィルター
装置全提供することである。

本発明の他の目的は、フィルター室−りをフィルター素
子から除去し、フィルタータンクから排出する操作を易
成するだめのケーク洗浄除去手段金偏えた圧力フィルタ
ー装置を提供することである。

本発明の他の目的は、フィルター装置の生産性を高め、
全体の設備コストを低減するためにフィルター素子の内
外間の圧力差を大きくしてフィルター装置を操作する方
法を提供することである。

本発明の更に他の目的は、高速作動金可能にし、固形分
アンダーフロー沈降領域内における固形分の所要滞留時
間を短縮し、フィルター装置のサイクル作動中フイルタ
ーケ−りを除去するための順流洗浄手段を可能にする圧
力フィルター装置およびその操作方法を提供することで
ある。

発明の概要 本発明は、液体・固形分含有スラリー清液から液体を分
離し、フイルターケ−りをフィルタータンクから排出す
るために濃縮スラリーとして濃縮するための圧力フィル
ター装置およびその操作方法を提供する。このフィルタ
ー装置は、細長い円筒形タンクと、該タンクの上方部分
から懸吊された複数のフィルター素子を備えている。ス
ラリー供給装置は、懸吊フィルター素子の円形配列体の
中央に配置された拡径中央供給管部材から成り、スラリ
ーはこの中央供給管部材の頂部から半径方向外方へ排出
され、圧力下で谷フィルター素子の間を流下し、それに
よってフィルターケークがフィルター素子の外周面に付
着し、ｒ液はフィルター素子の上方のＦ液室へ排出され
る。石灰マッドのケークを排出するためのＰ液の逆流に
よる逆洗は、自動的に、周期的に開始される。逆洗中、
スラリーの供給流量は、フィルター素子からのフィルタ
ーケークの洗い落しを助成するために増大されるか、そ
のままに維持される。フィルター素子の下端と、タンク
の下方領域内に配設された大気脚への人口との間の領域
は、逆洗中はフィルター素子から洗い落されたケークを
供給スラリーに代って受入れる押のけ帯域の役割を果し
、この逆洗工程中は供給スラリーはフィルター素子をバ
イパスし、濾過操作を受けずに大気脚を通してスラリー
供給タンダヘ戻される。大気脚は、濾過サイクルの逆洗
工程を助成する圧力差を設定する。

実施例の説明 第１図を参照すると、本発明の一実施例による圧力フィ
ルター装置１０が示されている。フィルター装置１０は
、ステンレス製の円筒形タンク１１から成っている。タ
ンク１１は、通常の寸法範囲のものであり、直径５　ｆ
ｔ　（９，１ｍ）、高さ約２１ｆｔ（Ｓ３４ｍ）である
。タンク１１は、例えば、再苛性化装置を備えたクラフ
トパルプ工場のような工場建物の床１４に設置されるよ
うになされている。再苛性化装置においては、フィルタ
ー装置は、白液をＦｉｌ’［とじて分離し、石灰マッド
のフィルターケークを排出物として濃縮するのに使用さ
れる。

複数個のフィルター素子１５を円形に配列した円形配列
体が、床１４より上方のタンク１１の上方部分内に配置
された円筒形支持プレート１６から懸吊されている。各
フィルター素子１５は、周知の構造であり、有孔金属管
１８と、その外周に覆設された、例えばニードルフェル
ト材のような適当な材料で形成された透過性筒形Ｆ材１
９（第２図）とから成っている。タンク１１内の、フィ
ルター素子支持プレート１６の上方にはＦ液室２０が画
定されている。タンク１１の頂部にはドーム型カバー２
１が蝶番２２によって取付けられ、解放自在のクランプ
部材（図示せず）のような任意の適当な錠止手段によっ
て錠止されるようになされている。錠止手段を外せば、
カバー２１を蝶番２２の周りに第１図に示さ九る開放位
置へ枢動させることができ、必要に応じてフィルター素
子１５の取出し、またけ点検のためにｐ液室２０に作業
者が出入りすることができる。

先に述べたように、本発明の特徴は、供給スラリーをポ
ンプ２５によりスラリ、−供給タンク２４から供給管２
３を通して高い流量で導入するための新規な供給手段を
提供することである。

この目的のために、タンク１１の壁を貫通してスラリー
供給口２７に接続するエルボ管を有する中央供給管部材
２６がタンク１１内に設けられている。供給管部材２６
は、切頭円錐形または漏斗形下方部分２８と、それから
上方へ延長してフィルター素子支持プレート１６の僅か
に下のところに終端する、直径約２ｆｔ（６，１＝）の
拡径円筒管部分２９とから成っている。

−瑞３２をスラリー供給タンク２４内に配置され、そこ
からタンク２１１の下方部分に丑で延長して漏斗形の端
部分３３に終端する大気脚３１が設けられる。この大気
脚３１には後述するマりに自動的に作動する洗浄弁６４
が配設さｎている。更に、タンク１１の下端には、アン
ダーフロー弁３６によって制御される固形分溜め排出口
６５が設けられる。

第１図に示されるように、ろ液排出管６７がＰ液室２Ｇ
の側壁に設けられた出口に接続さｎ、水頭箱５８に捷で
上方へ延長している。ｐ液室２０かも圧力下でｒ液排出
管３７を通して水頭箱３８へ送給されたＰＭは、水頭箱
６８内に設けられたオーバーフロー堰板３９を越えて後
述するようにＰＭ貯留タンク（図示せず）へ送られる。

Ｆ液室２０には、更に、常閉弁４２にょつ℃制御される
管４１が接続されており、この管を通して、酸供給物が
、フィルター索子１５を通常の態様で周期的に逆洗する
ために必要に応じて供給される。管４１には、弁４４に
よって制御される管４３が接続されており、Ｆａ室２０
を点検のために空にしたい場合にｒａｔ管４６を６して
スラリー供給タンク２４へ排出することができるように
なされている。

例えば製紙工場において白液の清澄化および石灰マッド
の洗浄および濃縮を行うために白液（スラリー）を圧力
濾過するためにフィルター装置１０を操作する場合、弁
４６を開放し供給リッカー（白液）をポンプ２４によっ
て管２３を通してタンク１１へ圧送する。リカー即ちス
ラリーは、供給管部材２６を通って上昇し、管部分２９
の上縁を越えて挾−バーフローする。

涙過すイクル中弁３４，５６，４２．４４は閉じたまま
とし、フィルターケークはフィルター素子１５０Ｆ材１
９の外面に付着する。リカーは、素子１５のｐ材１９を
透過し、管１８の側壁の孔を通ってＰ液としてＥ液室２
０へ圧送さｎｌろ液室から排出管５７を通して水頭箱６
８へ押上げられ、該ｐ液は、オーバーフロー堰板５９を
越えてオーバーフローし、水頭箱３８からＦ液貯留タン
ク（図示せず）へ排出される。

ｐ過すイクル中、室２０内のｐ液の上面と、カバー２１
の下面との間に加圧空気クッションが維持される。この
空気クッションの圧力は、周知の暢様で水頭箱３８の高
さによって決定される。

フィルター素子１５のＰ材１９からのケ−りの除去は、
洗浄弁３４とアンターフロー弁６６を開放することによ
って開始される。即ち、弁６４および６６が開放される
と、タンク１１内に負圧が生じ、Ｆ液がＦ液室２０から
フィルターＸ子１５を通って逆流し、フィルター素子か
らケークを剥離するのを助成し、ケークを溜め排出口３
５全通して排出させる。これと併行して、供給ポンプ２
５は、スラリーＩ濾過サイクルのときと同じ、または増
大された流量でタンク１１へ供給し続け、供給管部材２
６から流出する供給スラリーが、遊離した固形分即ちケ
ークを管部分２９０周りの領域からフィルター素子１５
の下方の領域内へ押しのける作用をする。

従って、この供給スラリーは、順流洗浄を行う。

通常、濾過サイクルは、２０〜３０秒間のｐ過時間から
成り、逆流および順流洗浄時間は４〜８秒であり、従っ
て、両者を合わせた濾過濃縮および逆洗サイクルｉ２４
〜３８秒間である。これらはすべて適当な調時回路によ
って自動的に制御される。

ｐ過すイクル中は、供給スラリーは、帯域Ａ（第１図）
内に維持さｆＬる。固形分がフィルター素子１５から押
のげられると、押のけ帯域Ａ内の供給スラリーは、大気
脚３１全遡して供給タンク２４へ戻される。大気脚６１
は、逆洗サイクル中は減圧助成手段として機能する。フ
ィルター素子１５の下端と、大気脚６１への入口である
漏斗部分６６の下端との間の距離は、５秒間の逆洗工程
中、濾過サイクルが再開されるまでは、フィルター素子
１５からのケークが漏斗部分３３を越えて下降せず、従
って剥離されたケーク即ち固形分が大気脚３１内へ流入
せず、タンク底部の溜めにまで落下するように、予め定
められている。

第４図は、本発明の別の実施例による圧力フィルター装
置を示す。この実施例は、Ｆ液室４９が上下方向に拡大
されたことと、水頭箱が省除された点を除いては、第１
〜３図の装置のものと同じ内部構成部品を有している。

濾過サイクルは、第１〜３図のものと同じであるが、フ
ィルター素子１５の逆洗は、Ｆ液排出管５１に設けられ
た弁５０を開放する二とによってＦ液室４９を大気へ通
気して静水圧により、そして大気脚３１と、溜め排出口
３５のための溜めポンプの助力により室４９内のｒ液を
フィルター素子１５を通して逆流させる。更に、第４図
には酸貯留タンク５２が示３７’しており、適当な弁お
よび管によりタンク５２をＰｉ室４９に接続し、必要に
応じて周期的にフィルター素子１５を酸で洗浄すること
ができるようになされている。

上述の型式の本発明のフィルター装置のパイロットテス
トにおいては、長さ４ｆｔ　（１２，２２７１）、内径
６　ｉｎ　（１５，２４ｃｍ）の円筒殻体をタンク１１
として使用した。フィルター素子の長さは１８ｉｎ（４
ｓ、７２ｃｍ）、内径１ｄ２．５ｉｎ（６゜３５ｃｒｎ
）とした。スラリー（リカー）をタンク内へポンプ送り
した結果、リカーの所要の清澄化を達成し、完全なケー
クの排出を達成した。このパイロットテストのために諸
パラメータの研究結果に基いて下記の値を定めた。

Ｐ液流ｉｉ　：　１１．５　ｇａｔＡｎ（４１５ｔ／ｍ
　）逆流洗浄容量“０．７５〜１．　Ｏｇａｔ　（２，
８３〜３．７８３ｔ）濾過時間　：２２〜２４秒 逆洗流時間　：６秒 順次光時間　ニア秒 最大圧力　：　５０　ｐｓｉ　（３，６５Ｋｇ／’ｕ＋
！　）ケークの厚さ：１２．５〜１６．５筋 テストは、逆洗流を含む苛性化リカーの流れに基いて平
均３０秒の連続サイクルで１０日連続して実施さｔＣた
。テストされた本発明のフィルター装置は、従来の圧力
フィルター装置の１，３８ｇａｔ／ｍ／　ｆ　ｔ”　（
５６１７ｍ／ｍ”　）の濾過速度ニ対シテ、約１６　ｇ
ａｔ／ｍ／　ｒｉｍ　（６５２ｔ／ｍ７ｍ５　）の濾過
速度を達成した。これは、従来の装置の１２倍の速度で
ある。このテスト装置から得られたりカーのｐ液の明澄
度を分析したところ、その明澄度は１６〜１８　ｐｐｍ
の範囲内に許容しうる値であった。

これらのテスト結果を、先に述べた寸法を有するフィル
ター装置１０にあてはめて外挿すると、供給スラリーが
下記の密度を有すると仮定して、濾過サイクル時間を２
５秒間とし、逆洗排出サイクルを５秒間とした場合下記
の処理能力および成績が得らｎる。

比重１．１７　供給スラリー、固形分１０％　９．７６
４＝／ｇａｌ、０．１０２ｇａ７７４比重１，１０　白
液、固形分０チ　９Ａ７４／ｇａｔ、［１，１０９ｇａ
νす比重２．７０　ＣａＣＯ３，固形分１００％　２２
．！４／ｇａ７．　０．０４４ｇａ）比重１．４５　ア
ンターフロー、固形分４０係　１２．５＋／ｇａｔ、０
．０８３ｇａ４／蔓平均生産量 白液　５５０　ｇａｔ／ｍ（２０８２Ｌ／ｍ　）濾過：
２５秒／サイクル 白液、固形分０％　３３０ｇａｔ（１２４９，１ｔ）固
形物、固形分１００％　１１ｇａｔ（４１，６ｔ）供給
流、固形分１０％　３４１ｇａ４（１２９１４）８１８
ｇａｔ／ｍ（５０９６に頒） 排出： 逆洗流、固形分Ｏ％　５５ｇａｔ（２０ａ２ｔ）順次光
、固形分１０％　９９　ｇａｔ（３７４，７ｔ）１１８
８ｇａｔＡｎ（４４９６，９／：７ｍ）押のけ洗浄流合
計　１５４ｇａ７（５８２，９４）１８４８　ｇａｌ／
ｍ（、６９４５，２ｔ／ｍ）アンダーフロー゛ 供給流、固形分１０％　５７５ｇａ７（２１７，７ｔ）
バイパス流（大気脚を通して）： バイパス流、固形分１０％　９６　ｇａｔ（５６５，４
ｔ）１１５７ｇａｔ／ｍ（４５７９，６々頒）アンダー
フローバランス 白液　固形物 供給流５７１５ｇａｔ（２１６３３ｔ）　５０５４　５
６４固形物１２．３ｇａｔ（４６，６ｔ）　２７７４合
　計　５０５＋　’５３５４（固形分４０チ）以上の説
明から理解されるように、本発明の新規な圧力フィルタ
ー装置およびその作動方法は、多くの利点を有している
。七ｎらの利点の１つは、Ｆ液の明澄度を犠牲にするこ
となく高能率の濾過操作が達成されることである。更に
フィルター素子から固形物即ちフィルターケークを除去
する逆洗操作に当って、大気脚が圧力差をａｌｌ生し又
、Ｆ液の逆流全助成するのと併行して、中央供給管から
の順方向供給液流九による押のけ作用がケークの除去を
助成する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の圧力フィルター装置の、一部切欠した
概略立面図、第２図は第１図の線２−２に沿ってみた断
面図、第３図は第１図の線３−６に治ってみた断面図、
第４図は本発明の別の実施例による圧力フィルター装置
の、第１図と同様の図である。 １０・・・圧力フィルター装置、１１・・・円筒形フィ
ルタータンク、１５・・・フィルター素子、１６・・・
支持プレート、１８・・・有孔管、１９・・・筒形戸材
、２０・・・Ｆ液室、２４・・・スラリー供給タンク、
２６・・・中央供給部材、２７・・・スラリー供給口、
２８・・・漏斗形下方部分、２９・・・円筒管部分、６
１・・・大気脚、３４．３６・・弁、３５・・・溜め排
出口。 特許出願人　トルーオリバー　インコーホレイテッド図
面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（自発） 昭和６０年９月　７日 １　事件の表示 特願昭６０−７０７５０号 ２　発明の名称 圧力フィルター装置 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　トルーオリバー　インコーポレイテット４代理人 住所　〒１００東京都千代田区丸の内２丁目４番１号丸
ノ内ビルヂング　７５２区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）液体・固形分含有スラリー溶液から液体を分離し、
   固形分をアンダーフローとして排出するために濃縮する
   ための圧力フィルター装置であって、 ｆａ）　垂直円筒形フィルタータンクと、（ｂ）　該フ
   ィルタータンクの上方部分内に配設された円形支持プレ
   ートの一方の側の而から懸吊され、互いに間隔全おいて
   平行に垂直に配置された複数の筒形フィルター素子と、 （Ｃ）　該フィルター素子からのＦ液を受容するために
   前記支持プレートの反対側に配置さｎたＰ液室と、 （ｄ）　前記フィルター素子から除去３ｎた前記濃縮固
   形分スラリーを排出するために前記タンクの底部に設け
   られた溜め排出口と、 （ｅ）前記フィルタータンクへのスラリー供給口と、 （ｆ）　前記フィルタータンク内に配設されており、前
   記スラリー供給口に接続され、前記支持プレートの下面
   から離隔したところで前記フィルター素子の上端近くに
   位置する出口端を有する供給管を含む供給分配手段とか
   ら成る圧力フィルター装置。 ２）前記フィルター素子は前記支持プレートの下面の円
   周の周りに円形に配列されており、前記供給管は、該フ
   ィルター素子の円形配列体の中心に配置されている特許
   請求の範囲第１項記載の圧力フィルター装置。 ６）前記供給管は、前記フィルタータンクの半径にほぼ
   等しい直径を有し、前記フィルター素子のほぼ全高に亘
   って垂直に延長した円筒形管部分を含むものである特許
   請求の範囲第２項記載の圧力フィルター装置。 リ　前記各フィルター素子は、前記Ｆ液室に開口した一
   端を有し、外周面に覆設された筒形Ｆ材を有する有孔管
   部材から成り、該有孔管部材は、前記フィルタータンク
   の内周壁と前記供給管の外周壁との間に配置されている
   特許請求の範囲第３項記載の圧力フィルター装置。 ５）前記フィルター素子からフィルターケークを押のけ
   るために前記炉液室内のＰ液を逆流さるための手段が設
   けられ、フィルター素子からのフィルターケークの前記
   押のけ操作中供給スラリーをスラリー供給タンクへ戻す
   ための供給スラリー戻し手段が前記タンク内に設けられ
   ている特許請求の範囲第１項記載゛の圧力フィルター装
   置。 ６）前記供給スラリー戻し手段は、前記供給口の下方に
   配置された洗浄管を含むものである特許請求の範囲第５
   項記載の圧力フィルター装置。 ７）前記フィルタータンク内に前記フィルター素子の端
   部と前記洗浄管との間に該フィルター素子から除去され
   たフィルターケークを受容するための押のけ帯域が設け
   られており、該押のけ帯域は、フィルターケークを前記
   洗浄管内に流入させることなく前フィルター素子から排
   出させるように所定の距離だけ延長している特許請求の
   範囲第６項記載の圧力フィルター装置。 ８）前記洗浄管は、フィルター素子の逆洗操作中減圧助
   成を提供するだめの大気脚から成るものである特許請求
   の範囲第７項記載の圧力フィルター装置。 ９）前記大気脚は、一端を前記スラリー供給タンク内に
   浸漬され、他端を前記フィルタータンク内に配置されて
   いる特許請求の範囲第８項記載の圧力フィルター装置。 １０）前記大気脚の他端は、漏斗形端部分を備えている
   特許請求の範囲第９項記載の圧力フィルター装置。 １１）前記洗浄管および溜め排出口には、常態では閉鎖
   きれており、前記フィルター−素子の逆洗操作時に開放
   位置へ作動される弁が設けられている特許請求の範囲第
   ７項記載の圧力フィルター装置。 １２）圧力濾過によつ、て懸濁固形分を連続的に濃縮し
   てｐ液と濃縮されたスラッジアンダーフローを送給する
   とともに、Ｆ材を周期的に逆洗する方法において、 フィルタータンク内に上端を支持プレートに取付けられ
   て懸吊された複数の細長フィルター素子によって画定さ
   れる圧力濾過帯域を設定して該フィルター素子からのろ
   液が該濾過帯域からＰ液室内へ上昇させるようにし、前
   記フィルタータンク内の、前記フィルター素子の下端と
   大気脚との間の区域にフィルターケーク押のけ帯域を設
   定し、Ｅ過工程中供給スラリーが前記押のけ帯域を占め
   るように前記フィルタータンクへ高い流量で所定時間ス
   ラリー溶液を供給り２、前記フィルター素子からフィル
   ターケークを押のけるために前記濾過帯域へ逆洗用ろ液
   を逆流させるとともに、該フィルターケークの押のけを
   助成するために前記スラリー溶液の供給を維持し続け、
   該逆洗工程中前記押のけ帯域内の供給スラリーを排出し
   、該逆洗工程が完了したとき濃縮スラリーを排出溜めへ
   送ることがら成る方法。 １６）大気脚によって前記逆洗工程を助成する減圧を創
   生じ、前記押のけ帯域内の供給スラリーの前記排出を該
   大気を通して行うことを特徴とする特許請求の範囲第１
   ２項記載の方法。 １４）前記濾過・濃縮および逆洗・押のけサイクルは約
   ６０秒間である特許請求の範囲第１２項記載の方法。 １５）前記サイクルの逆洗・押のけ区間は約５秒間であ
   る特許請求の範囲第１４項記載の方法。 １６）前記フィルタータンクへの供給スラリーの供給流
   量を前記逆洗・押のけ区間中増大させることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１５項記載の方法。