JP4757267B2 - 流体濾過システム及びストレーナのエア抜きを行う方法 - Google Patents

流体濾過システム及びストレーナのエア抜きを行う方法 Download PDF

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Description

本発明は、流体濾過システム及びストレーナのエア抜きを行う方法に関する。
従来、工場、火力発電所等のプラントでは、液体薬品、重油等の流体を濾過するストレーナが配管に介設されることによって、スラッジ、小石等の異物が次工程に流入することを防止している。しかし、ストレーナは、時間が経過するにつれて異物が蓄積されて目詰りを起こすため、定期的な洗浄を行う必要がある(特許文献1参照)。このとき、ストレーナを2系統(並列)に分けておくことによって、2つのストレーナのうち一方のストレーナが目詰りをしたとしても、次工程への流体の供給停止を防止できる。すなわち、一方のストレーナを洗浄したとしても、流体を濾過するストレーナを一方のストレーナから他方のストレーナに切り替えることによって、次工程への流体の供給を継続することが可能である。
具体的には、図3に示すような流体濾過システム110において、流体を濾過するストレーナとして通常使用されているストレーナ122が目詰りをした場合、作業者は、流体を濾過するストレーナを、ストレーナ122から予備のストレーナであるストレーナ142に切り替える。すなわち、作業者は、ストレーナ142の入口弁144及び出口弁146を開放した後、ストレーナ122の入口弁124及び出口弁126を閉鎖する。次に、作業者は、濾過網122aを取り出して洗浄を行う。
濾過網122aの洗浄が終了し、濾過網122aを設置した後、作業者は、流体を濾過するストレーナを、ストレーナ142からストレーナ122に切り替える。このとき、ポンプ160によるエア噛みを防止するために、ストレーナ122のエア抜き作業を行う必要がある。具体的には、作業者は、ストレーナ122のエア抜き弁130を開放し、入口弁124を開放し、出口弁126を閉鎖させたまま、中流配管128からストレーナ122に流体を流入させることにより、ストレーナ122内の空気が押し出され、ストレーナ122のエア抜きが行われる。
特開2006−239633号公報
しかしながら、入口弁124とストレーナ122とを連結する中流配管128は、管径が大きく、特に、工場や火力発電所のように扱う流体の量が著しく多いプラントでは、中流配管128の管径は特に大きい。したがって、入口弁124を開放する操作と同時に、多量の流体が急激にストレーナ122に流入するため、エア抜き弁130から流体が噴出しないように、エア抜きが丁度終わる瞬間にエア抜き弁130を閉鎖することは困難であった。
より詳細に説明すれば、通常、小さな配管から緩やかに流入させることにより、安全にかつ確実にエア抜きができるが、上述のようなプラントにおける管径が大きい中流配管128から徐々に流入させることによるエア抜きは難しい。また、ストレーナ122の入口弁124の運用は「全開」及び「全閉」のいずれかであり、入口弁124は流量調整に適さない。また、一般に、流量調整に適した弁としては、流体の流れを常に一定方向に保ち、かつ、逆流を防止する機能を持つ流量調節弁(control valve)があるが、これは高価である。大きい管径を多数用いているプラントにおいて、そのような流量調節弁を入口弁124に適用することは、プラントのコストを増大させる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ストレーナのエア抜きを行う際に、エア抜き弁から流体が流出する可能性を低減することが可能な流体濾過システム及びストレーナのエア抜きを行う方法を提供することを目的とする。
(1) それぞれが、エア抜き弁が設けられた流体を濾過するストレーナ、前記ストレーナの入口側に設けられた入口弁、及び、前記ストレーナの出口側に設けられた出口弁、並びに、前記入口弁、前記ストレーナ、及び、前記出口弁をこの順に連結する中流配管を有する2組の濾過装置を並列にして設けた濾過装置群と、それぞれの上流側の端部は互いに合流し、それぞれの下流側の端部は各入口弁に連結する2本の上流配管と、それぞれの上流側の端部は各出口弁に連結し、それぞれの下流側の端部は互いに合流する2本の下流配管と、前記濾過装置群の上流側に設けられ、前記濾過装置群に連通する送りポンプであって前記ストレーナによって濾過された流体を次工程に送る送りポンプと、前記濾過装置の一方の前記ストレーナと他方の前記ストレーナとを連通する連通配管であって前記中流配管よりも管径が小さい連通配管と、前記連通配管に介設された中間弁と、を備えた流体濾過システム。
(1)の発明によれば、流体濾過システムは、それぞれが、エア抜き弁が設けられた流体を濾過するストレーナ、このストレーナの入口側に設けられた入口弁、及び、ストレーナの出口側に設けられた出口弁、並びに、入口弁、ストレーナ、及び、出口弁をこの順に連結する中流配管を有する2組の濾過装置を並列にして設けた濾過装置群と、濾過装置の一方のストレーナと他方のストレーナとを連通する連通配管であって中流配管よりも管径が小さい連通配管と、連通配管に介設された中間弁と、を備える。作業者は、並列に設けられた濾過装置の一方のストレーナの洗浄が終了してエア抜きを行う際に、濾過装置の一方のストレーナのエア抜き弁を開放した後、中間弁を開放することによって、濾過装置の一方のストレーナと他方のストレーナとを連通する連通配管を介して、流体を濾過装置の他方のストレーナから一方のストレーナに流入させる。このとき、連通配管は、中流配管よりも管径が小さいので、流体が中流配管から濾過装置の一方のストレーナに流入される場合よりも、流体が連通配管から濾過装置の一方のストレーナに流入される場合の方が流体の流入速度を緩やかにすることができる。したがって、本発明によれば、ストレーナの洗浄が終了してエア抜きを行う際に、濾過装置の一方のストレーナのエア抜きが丁度終わる瞬間にエア抜き弁を閉鎖することが容易となるので、ストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性を低減することができる。
(2) 前記中間弁は前記連通配管を通過する流体の流量を調整することが可能な構造を有する(1)記載の流体濾過システム。
(2)の発明によれば、中間弁が連通配管を通過する流体の流量を調整することができるので、さらに、ストレーナへの流体の流入を穏やかにすることができる。したがって、ストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性をより一層低減することができる。
(3) さらに、一端が前記連通配管に連結した合流配管であって前記流体をドレインとして外部に排出可能に外部に解放された開口を前記合流配管の他端に有する合流配管と、前記合流配管に介設されたドレイン弁と、を備えた(1)又は(2)に記載の流体濾過システム。
(3)の発明によれば、連通配管に連結した合流配管と、この合流配管に介設されたドレイン弁と、を備える。したがって、既設のドレイン配管を連結したものを連通配管とし、この連通配管に合流配管を連通させて、さらに、合流配管にドレイン弁を介設させることで、連通配管に排水管の機能を維持させつつ、ストレーナのエア抜きの際に、ストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性を低減することができる。換言すれば、既設のドレイン配管を流用でき、大規模な工事を必要としないため、コストをかけることなく、ストレーナのエア抜きの際に、ストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性を低減することができる。
(4) それぞれが、エア抜き弁が設けられた流体を濾過するストレーナ、前記ストレーナの入口側に設けられた入口弁、及び、前記ストレーナの出口側に設けられた出口弁、並びに、前記入口弁、前記ストレーナ、及び、前記出口弁をこの順に連結する中流配管を有する2組の濾過装置を並列にして設けた濾過装置群と、それぞれの上流側の端部は互いに合流し、それぞれの下流側の端部は各入口弁に連結する2本の上流配管と、それぞれの上流側の端部は各出口弁に連結し、それぞれの下流側の端部は互いに合流する2本の下流配管と、前記濾過装置群の上流側に設けられ、前記濾過装置群に連通する送りポンプであって前記ストレーナによって濾過された流体を次工程に送る送りポンプと、前記濾過装置の一方の前記ストレーナと他方の前記ストレーナとを連通する連通配管であって前記中流配管よりも管径が小さい連通配管と、前記連通配管に介設された中間弁と、を備えた流体濾過システムにおいて、前記濾過装置の一方の前記ストレーナの洗浄を行った後、ストレーナのエア抜きを行う方法であって、前記濾過装置の一方の前記ストレーナの前記エア抜き弁を開放するエア抜き弁開放処理と、前記中間弁を開放する中間弁開放処理と、前記濾過装置の一方の前記ストレーナのエア抜きが終了した後、前記濾過装置の一方の前記ストレーナの前記エア抜き弁を閉鎖するエア抜き弁閉鎖処理と、を含むストレーナのエア抜きを行う方法。
(4)の発明は、(1)の発明をストレーナのエア抜きを行う方法の発明として捉えたものであり、(1)の発明と同じ効果を奏する。
本発明によれば、ストレーナの洗浄が終了してエア抜きを行う際に、ストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性を低減することができる。
以下、本発明の一例を示す実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における流体濾過システムを示す図である。図2は、2つのストレーナのうち、一方のストレーナを洗浄した後に一方のストレーナのエア抜きを行う処理を示すフローである。
図1に示すように、流体濾過システム10は、濾過装置群12と、2本の上流配管14,14と、2本の下流配管16,16と、送りポンプ60と、連通配管70と、連通配管70に介設された中間弁72と、を備える。
また、流体濾過システム10は、合流配管80と、ドレイン弁82と、を備える。さらに、流体濾過システム10は、上流配管14,14に連結する前工程配管92、下流配管16,16に連結する後工程配管94と、を備える。
濾過装置群12は、2組の濾過装置20,40を並列にして設けている。
具体的には、濾過装置20は、流体を濾過するストレーナ22、このストレーナ22の入口側及び出口側に設けられた入口弁24及び出口弁26、並びに、中流配管28を備える。そして、入口弁24、ストレーナ22、及び、出口弁26は、この順に中流配管28によって連結されている。
また、濾過装置40は、流体を濾過するストレーナ42、このストレーナ42の入口側及び出口側に設けられた入口弁44及び出口弁46、並びに、中流配管48を備える。そして、入口弁44、ストレーナ42、出口弁46は、この順に中流配管48によって連結されている。
ストレーナ22は、エア抜き弁30を有し、ストレーナ42は、エア抜き弁50を有する。また、ストレーナ22は濾過網22aが内部に設置されており、ストレーナ42は濾過網42aが内部に設置されている。
2本の上流配管14,14のそれぞれの上流側の端部は互いに合流して前工程配管92に連結している。また、2本の上流配管14,14のそれぞれの下流側の端部は各入口弁24,44に連結する。
2本の下流配管16,16のそれぞれの上流側の端部は各出口弁26,46に連結する。また、2本の下流配管16,16のそれぞれの下流側の端部は互いに合流して後工程配管94に連結している。
送りポンプ60は、濾過装置群12の上流側に設けられ、濾過装置群12に連通する。送りポンプ60は、ストレーナ22,42によって濾過された流体を次工程に送る。
連通配管70は、濾過装置20のストレーナ22と濾過装置40のストレーナ42とを連通する。連通配管70は、中流配管28及び中流配管48よりも管径が小さい。
中間弁72は、連通配管70に介設された弁である。中間弁72は、連通配管70を通過する流体の流量を調整することが可能な構造を有する。
合流配管80は、一端が連通配管70に連結した配管である。合流配管80は、外部に解放された開口(図示せず)を合流配管80の他端(末端)に有し、流体をドレインとして外部に排出することが可能である。
ドレイン弁82は、合流配管80に介設された弁であり、ドレインを排出する際に開放される。
流体濾過システム10は、以上のような構成を採用することにより、以下のような作用・効果を奏する。すなわち、作業者は、ストレーナ22の濾過網22aの洗浄が終了して、ストレーナ22のエア抜きを行う際に、ストレーナ22のエア抜き弁30を開放した後、中間弁72を開放することによって、ストレーナ22とストレーナ42とを連通する連通配管70を介して、流体をストレーナ42からストレーナ22に流入させる。このとき、連通配管70は、中流配管28よりも管径が小さいので、流体が中流配管28からストレーナ22に流入される場合よりも、流体が連通配管70からストレーナ22に流入される場合の方が流体の流入速度を緩やかにすることができる。したがって、ストレーナ22の洗浄が終了してエア抜きを行う際に、ストレーナ22のエア抜きが丁度終わる瞬間にエア抜き弁30を閉鎖することが容易となるので、ストレーナ22のエア抜き弁30から流体が噴出する可能性を低減することができる。これは、ストレーナ42の濾過網42aの洗浄が終了して、ストレーナ42のエア抜きを行う場合も同様な作用・効果である。
また、流体濾過システム10は、連通配管70を通過する流体の流量を調整することができる中間弁72を備えるので、さらに、エア抜きを行うストレーナへの流体の流入を穏やかにすることができる。したがって、エア抜きを行うストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性をより一層低減することができる。
さらに、流体濾過システム10は、連通配管70に連結した合流配管80と、合流配管80に介設されたドレイン弁82と、を備える。したがって、既設のドレイン配管(排水管)を連結したものを連通配管70とし、この連通配管70に合流配管80を連通させて、さらに、ドレイン弁82を設けることで、連通配管70に排水管の機能を維持させつつ、ストレーナのエア抜きの際に、エア抜きを行うストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性を低減することができる。換言すれば、既設のドレイン配管を流用でき、大規模な工事を必要としないため、コストをかけることなく、ストレーナのエア抜きの際に、ストレーナのエア抜き弁から流体が噴出する可能性を低減することができる。
なお、本実施形態において、送りポンプ60は1つしか設けられていないが、これに限定されず、例えば、2つ以上の送りポンプが並列又は直列に設けられていてもよい。
また、本実施形態において、中間弁72は1つしか設けられていないが、これに限定されず、例えば、中間弁は2つ以上あってもよい。そして、中間弁は、ストレーナ毎に1つ設けられるように連通配管に介設されることが好ましい。
[ストレーナの切り替え方法]
次に図2を用いて、本発明におけるストレーナのエア抜き方法を含めたストレーナの切り換え方法について説明する。
図2に示すように、ステップS1では、作業者は、ストレーナ22のエア抜き弁30を開放する処理を行う。この処理により、ストレーナ22内が大気に開放されることになる。この処理が終了した後は、ステップS2に進む。
ステップS2では、作業者は、中間弁72を開放する処理を行う。この処理により、ストレーナ42とストレーナ22とが連通状態となり、ストレーナ42からストレーナ22に流体が流入することになる。このとき、連通配管70は、中流配管28よりも管径が小さいので、流体が中流配管28からストレーナ22に流入される場合よりも、流体が連通配管70からストレーナ22に流入される場合の方が流体の流入速度を緩やかにすることができる。したがって、ストレーナ22内には流体が緩やかに満たされるため、ストレーナ22のエア抜きが丁度終わる瞬間(次のステップS3の処理で「YES」の瞬間)に、エア抜き弁30を閉鎖することが容易となる。したがって、エア抜きが終了したときにエア抜き弁30から流体が噴出する可能性を低減することができる。この処理が終了した後は、ステップS3に進む。
ステップS3では、作業者は、エア抜きが終了したか否か判断する処理を行う。作業者は、ストレーナ22のエア抜き弁30から流体が出ているか否かを判断する。エア抜きが終了したと判断した場合には、ステップS4に進み、エア抜きが終了したと判断しない場合には、ステップS3に戻る。
ステップS4では、作業者は、ストレーナ22のエア抜き弁30を閉鎖する。この処理によって、ストレーナ22内は大気から遮断されて密閉状態となる。また、この処理によって、ストレーナ22のエア抜き処理が終了する。この処理が終了した後は、ステップS5に進む。
ステップS5では、作業者は、中間弁72を閉鎖する。この処理により、ストレーナ42とストレーナ22とは不通状態となり、ストレーナ42からストレーナ22への流体の流入が停止することになる。この処理が終了した後は、ステップS6に進む。
ステップS6では、作業者は、ストレーナ22の入口弁24及び出口弁26を開放する。この処理により、上流配管14から中流配管28を介してストレーナ22に流体が流入することになる。この処理が終了した後は、ステップS7に進む。
ステップS7では、作業者は、ストレーナ42の入口弁44及び出口弁46を閉鎖する。この処理により、上流配管14から中流配管28を介してストレーナ42への流体の流入が停止することになる。この処理が終了した後は、全ての処理を終了する。
以上のように、本発明に係るストレーナの切り替え方法では、作業者は、ストレーナ22の濾過網22aの洗浄が終了して、ストレーナ22のエア抜きを行う際に、ストレーナ22のエア抜き弁30を開放した後、中間弁72を開放することによって、ストレーナ22とストレーナ42とを連通する連通配管70を介して、流体をストレーナ42からストレーナ22に流入させる。このとき、連通配管70は、中流配管28よりも管径が小さいので、流体が中流配管28からストレーナ22に流入される場合よりも、流体が連通配管70からストレーナ22に流入される場合の方が流体の流入速度を緩やかにすることができる。したがって、ストレーナ22の洗浄が終了してエア抜きを行う際に、ストレーナ22のエア抜きが丁度終わる瞬間にエア抜き弁30を閉鎖することが容易となるので、ストレーナ22のエア抜き弁30から流体が噴出する可能性を低減することができる。これは、ストレーナ42の濾過網42aの洗浄が終了して、ストレーナ42のエア抜きを行う場合も同様な作用・効果である。
本発明における流体濾過システムを示す図である。 2つのストレーナのうち、一方のストレーナを洗浄した後に一方のストレーナのエア抜きを行う処理を示すフローである。 従来の流体濾過システムを示す図である。
符号の説明
10 流体濾過システム
12 濾過装置群
14 上流配管
16 下流配管
20,40 濾過装置
22,42 ストレーナ
24,44 入口弁
26,46 出口弁
28,48 中流配管
30,50 エア抜き弁
60 ポンプ
70 連通配管
72 中間弁
80 合流配管
82 ドレイン弁
92 前工程配管
94 後工程配管

Claims (4)

  1. それぞれが、エア抜き弁が設けられた流体を濾過するストレーナ、前記ストレーナの入口側に設けられた入口弁、及び、前記ストレーナの出口側に設けられた出口弁、並びに、前記入口弁、前記ストレーナ、及び、前記出口弁をこの順に連結する中流配管を有する2組の濾過装置を並列にして設けた濾過装置群と、
    それぞれの上流側の端部は互いに合流し、それぞれの下流側の端部は各入口弁に連結する2本の上流配管と、
    それぞれの上流側の端部は各出口弁に連結し、それぞれの下流側の端部は互いに合流する2本の下流配管と、
    前記濾過装置群の上流側に設けられ、前記濾過装置群に連通する送りポンプであって前記ストレーナによって濾過された流体を次工程に送る送りポンプと、
    前記濾過装置の一方の前記ストレーナと他方の前記ストレーナとを連通する連通配管であって前記中流配管よりも管径が小さい連通配管と、
    前記連通配管に介設された中間弁と、を備えた流体濾過システム。
  2. 前記中間弁は前記連通配管を通過する流体の流量を調整することが可能な構造を有する請求項1記載の流体濾過システム。
  3. さらに、一端が前記連通配管に連結した合流配管であって前記流体をドレインとして外部に排出可能に外部に解放された開口を前記合流配管の他端に有する合流配管と、
    前記合流配管に介設されたドレイン弁と、を備えた請求項1又は2記載の流体濾過システム。
  4. それぞれが、エア抜き弁が設けられた流体を濾過するストレーナ、前記ストレーナの入口側に設けられた入口弁、及び、前記ストレーナの出口側に設けられた出口弁、並びに、前記入口弁、前記ストレーナ、及び、前記出口弁をこの順に連結する中流配管を有する2組の濾過装置を並列にして設けた濾過装置群と、
    それぞれの上流側の端部は互いに合流し、それぞれの下流側の端部は各入口弁に連結する2本の上流配管と、
    それぞれの上流側の端部は各出口弁に連結し、それぞれの下流側の端部は互いに合流する2本の下流配管と、
    前記濾過装置群の上流側に設けられ、前記濾過装置群に連通する送りポンプであって前記ストレーナによって濾過された流体を次工程に送る送りポンプと、
    前記濾過装置の一方の前記ストレーナと他方の前記ストレーナとを連通する連通配管であって前記中流配管よりも管径が小さい連通配管と、
    前記連通配管に介設された中間弁と、を備えた流体濾過システムにおいて、前記濾過装置の一方の前記ストレーナの洗浄を行った後、ストレーナのエア抜きを行う方法であって、
    前記濾過装置の一方の前記ストレーナの前記エア抜き弁を開放するエア抜き弁開放処理と、
    前記中間弁を開放する中間弁開放処理と、
    前記濾過装置の一方の前記ストレーナのエア抜きが終了した後、前記濾過装置の一方の前記ストレーナの前記エア抜き弁を閉鎖するエア抜き弁閉鎖処理と、を含むストレーナのエア抜きを行う方法。
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