JP4613417B2 - 濾過装置及び該濾過装置の使用方法 - Google Patents

濾過装置及び該濾過装置の使用方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は濾過装置及び該濾過装置の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種プラントでは、空気や水等の流体に含まれるごみを除去するために濾過装置が使用されており、従来の濾過装置の一例は図5〜図7に示されている。
【0003】
図中、1a,1bは濾過装置容器、2a,2bは濾過装置容器1a,1b内の高さ方向中途部を上下の内部空間3a,3b、4a,4bに仕切ると共に軸心部に貫通孔5a,5bを有する仕切り板、6a,6bは濾過装置容器1a,1b内に収納されて仕切り板2a,2bに取り付けられた有底円筒形で多孔性の焼結材からなる濾材である。
【0004】
濾材6a,6bの内部中空部7a,7bにおける開口部は、仕切り板2a,2bの貫通孔5a,5b側に位置している。而して、内部中空部7a,7bは貫通孔5a,5bを介し内部空間3a,3bに対向し且つ濾材6a,6bは仕切り板2a,2bの下方において内部空間4a,4b内を垂下している。
【0005】
流体を供給するための管路8の中途部には、管路8から分岐する如くに管路9a,9bが接続されている。該管路9a,9bの先端部は濾過装置容器1a,1bの内部空間4a,4b内と連通するよう、濾過装置容器1a,1bの高さ方向中間部側部に接続され、その中途部には切替弁10a,10bが設けられている。
【0006】
管路8の先端部には、管路8から分岐する如くに管路11a,11bが接続されている。該管路11aの先端部は濾過装置容器1a,1bの内部空間3a,3b内と連通するよう、濾過装置容器1a,1bの上部側側部に接続され、その中途部には切替弁12a,12bが設けられている。
【0007】
濾過装置容器1a,1bの上側部には、中途部に切替弁14a,14bを備えた管路13a,13bが接続され、管路13a,13bは合流して管路15に接続されている。又、濾過装置容器1a,1bの底部には、中途部に切替弁16a,16bが設けられたドレン管路17a,17bが接続されている。
図7中、18は濾材6a,6bに捕集されたごみ、矢印イはごみ18を含む流体の流れ、矢印ロは濾材6a,6bに捕集されたごみ18を洗浄する流体の流れである。又、図5、6の各切替弁中、黒く塗ってあるものは閉止しているものを示し、白抜きのものは開いているものを示している。
【0008】
例えば、濾材6aによりごみ18の濾過を行なう場合には、図5に示す如く、切替弁10a,14aを開き、切替弁12a,16a,10b,12b,14b,16bを閉止させておく。
【0009】
管路8を通って供給された流体は、管路9aを流通して濾過装置容器1aの内部空間4aに導入され、濾材6aの多孔部を通って内部中空部7aに入り、内部中空部7aから、仕切り板2aの貫通孔5aを介して,内部空間3aに導入され、内部空間3aから管路13aへ流出し、管路13aから管路15へ供給されて該管路15内を目的場所へ向けて送給される。
【0010】
この際、流体内に含まれていたごみ18は濾材6aに捕集されるため、内部中空部7a、貫通孔5a、内部空間3a、管路13a,15を流れる流体はごみ18を除去されて清浄化されている。
【0011】
例えば、濾材6aの洗浄を行なう場合には、図6に示す如く、切替弁12a,16aを開き、切替弁10a,14a,10b,12b,14b,16bを閉止させておく。
【0012】
管路8を通って供給された流体は、管路11aを流通して濾過装置容器1aの内部空間3aに導入され、内部空間3aから仕切り板2aの貫通孔5aを経て濾材6aの内部中空部7aに入り、内部中空部7aから濾材6aの多孔部内を通過して、内部空間4aに供給される。
【0013】
而して、流体が濾材6aを通過する際、濾材6aに捕集されていたごみ18は流体により洗い流されるため、濾材6aは洗浄されて汚れが落ち、再生される。
【0014】
濾材6aを通過してごみ18を含有した流体は、内部空間4aからドレン管路17aへ流出する。
【0015】
又、濾材6b側のラインにおいて運転を行なう場合も、濾材6a側のラインにおけると同様にして行なう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、濾材6a,6bは必要に応じ流体内のごみ18を捕集すると共に洗浄される。しかし、濾材6a,6bの洗浄は一定の時間間隔で行なわれるため、完全にごみ18を除去するのは困難であり、所定時間使用すると目詰まりが生じ、使用不可能となる。
【0017】
本発明は、斯かる実情に鑑み、濾材の目詰まりを防止して濾材の寿命を大幅に延ばすことのできる濾過装置及び該濾過装置の使用方法を提供することを目的としてなしたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1における濾過装置は、
濾過装置容器内を二つの内部空間に仕切ると共に、
内部中空部が前記仕切られた内部空間のうちの一方の内部空間に対向するよう、当該一方の内部空間に対し反対側の端部が閉塞された中空筒状の濾材を、他方の内部空間内に設け、
前記二つの内部空間のうち、他方の内部空間と連通するよう、第一の切替弁を備えた第一の管路を他方の内部空間に接続し、
前記一方の内部空間と連通するよう、第二の切替弁を備えた第二の管路を一方の内部空間に接続し、
前記一方の内部空間と連通するよう、第三の切替弁を備えた第三の管路を、一方の内部空間の前記第二の管路の接続位置とは異なる位置に接続し、
前記他方の内部空間と連通するよう、第四の切替弁を備えた第四の管路を、他方の内部空間の前記第一の管路の接続位置とは異なる位置に接続し、
前記第三の管路の第三の切替弁接続部よりも流体の流れ方向下流側と前記第四の管路の第四の切替弁接続部よりも流体の流れ方向上流側とを第五の切替弁を備えた第五の管路により接続し、
前記第三の管路の第三の切替弁接続部よりも流体の流れ方向上流側に第六の切替弁を備えた第六の管路を接続したことを特徴とする濾過装置。
【0019】
本発明の請求項2における濾過装置の使用方法は、
請求項1における濾過装置の第一、第三の切替弁を開き、第二、第四、第五、第六の切替弁を閉止し、流体を第一の管路から濾過装置容器内の他方の内部空間に供給し、他方の内部空間を経た流体を濾材の外周側から当該濾材の内部中空部側へ通すことにより濾材により流体の濾過を行ない、濾過された流体を濾材の内部中空部から一方の内部空間を経て第三の管路へ流出させる工程と、
第二、第四の切替弁を開き、第一、第三、第五、第六の切替弁を閉止し、流体を第二の管路から一方の内部空間に供給して該一方の内部空間に供給した流体を濾材の内部中空部に供給して該内部中空部から濾材の外周側に通し、濾材に捕集されているごみを洗浄することにより濾材を再生し、濾材が洗浄されることによりごみを同伴した流体を、他方の内部空間から第四の管路に流出させる工程と、第二、第五の切替弁を開き、第一、第三、第四、第六の切替弁を閉止し、流体を第二の管路から一方の内部空間に供給して当該一方の内部空間を経た流体を濾材の内部中空部側から外周側へ通すことにより、流体の濾過を行ない、濾過された流体を他方の内部空間から第四、第五の管路を経て第三の管路へ流出させる工程と、
第一、第六の開閉弁を開き、第二、第三、第四、第五の開閉弁を閉止し、流体を第一の管路から他方の内部空間に供給して該内部空間を経た流体を濾材の外周側から内部中空部へ通すことにより、濾材に捕集されているごみを洗浄して濾材を再生し、濾材が洗浄されることによりごみを同伴した流体を、濾材の内部中空部、一方の内部空間、第三の管路を経て第六の管路へ流出させる工程と、
からなるものである。
【0020】
本発明によれば、濾材の外周側に捕集されたごみを流体により洗浄して濾材を再生する場合に、濾材に対しごみを洗浄する場合と同様な方向へ流体を流すことにより、流体中に含まれているごみを濾材により捕集することができるため、濾材を洗浄しつつ、濾材の内部中空部側でごみの捕集を行なうことができ、このため濾材の目詰まりを防止してその寿命の長期化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図5、6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
而して、本図示例においては、濾過装置容器1a,1bの内部空間3a,3b、4a,4bに流体を供給するラインは図5、6に示すラインと全く同一であるが、内部空間3a,3b、4a,4bから流体が流出するラインは図5、6に示すラインとは異なっている。
【0022】
すなわち、濾過装置容器1a,1bの上側部には、内部空間3a,3bと連通するよう、中途部に切替弁19a,19bを設けた管路20a,20bが接続されており、管路20a,20bの切替弁19a,19bよりも流体流れ方向上流側には、中途部に切替弁21a,21bを設けたドレン管22a,22bが接続されている。管路20a,20bの切替弁19a,19b接続部よりも流体流れ方向下流側と、ドレン管路17a,17bの切替弁16a,16b接続部よりも流体流れ方向上流側とは、中途部に切替弁23a,23bを設けた管路24a,24bにより接続されている。
【0023】
なお、図5、6の場合と同様、図1〜図4の各切替弁において黒く塗られたものは閉止しているものを示し、白抜きのものは開いているものを示す。
【0024】
次に、上記図示例の作動を説明する。なお、以下の作動の説明では、説明の簡略化のため、従来の場合と同様、濾材6aを設けたライン側のみ運転を行ない濾材6bを設けたラインは運転を行なわない場合について説明するものとする。
【0025】
I)濾材6aにより通常の濾過を行ない、濾材6bのラインは運転を行なわない場合(図1参照)
濾材6aにより通常の濾過を行なう場合には、図1に示す如く、濾材6aのラインの切替弁10a,19aを開き、切替弁12a,16a,21a,23a及び濾材6bのラインの切替弁10b,12b,16b,19b,21b,23bを全て閉止させ、管路8から流体を供給する。
【0026】
而して、管路8から管路9aへ供給された流体は、濾過装置容器1aの内部空間4aに導入され、内部空間4aから濾材6aの多孔部内を通り内部中空部7a内に入る。この際、流体に含まれているごみ18(図7参照)は濾材6aにより捕集される。
【0027】
又、ごみ18を除去されて清浄になった流体は、内部中空部7a、内部空間3aを経て管路20aへ流出し、目的場所へ送給される。
【0028】
II)濾材6aの通常の洗浄を行ない、濾材6bのラインは運転を行なわない場合(図2参照)
図1に示すように運転を行ない、ごみ18の捕集が行なわれた濾材6aの洗浄を行なう場合には、図2に示す如く、濾材6aのラインの切替弁12a,16aを開き、切替弁10a,19a,21a,23aを閉止し、濾材6bのラインの切替弁10b,12b,16b,19b,21b,23bを全て閉止させ、管路8から流体を供給する。
【0029】
而して、管路8から管路11aへ供給された流体は、濾過装置容器1aの内部空間3aに導入され、内部空間3aから仕切り板2aの貫通孔5aを経て濾材6aの内部中空部7aに入り、内部中空部7aから濾材6aの多孔部内を通過して、内部空間4aに供給される。
【0030】
而して、流体が濾材6aを通過する際、濾材6aに捕集されていたごみ18は流体により洗い流されるため、濾材6aは洗浄されて汚れが落ち、再生される。
【0031】
濾材6aを通過してごみ18を同伴した流体は、内部空間4aからドレン管路17aへ流出する。
【0032】
III)通常とは反対方向へ流体を流して、濾材6aにより濾過を行ない、濾材6bのラインは運転を行なわない場合(図3参照)
濾材6aにより通常とは反対方向へ流体を流して濾材6aにより濾過を行なう場合には、図3に示す如く、濾材6aのラインの切替弁12a,23aを開き、切替弁10a,16a,19a,21aを閉止し、濾材6bのラインの切替弁10b,12b,16b,19b,21b,23bを全て閉止させ、管路8から流体を供給する。
【0033】
而して、管路8から管路11aへ供給された流体は、濾過装置容器1aの内部空間3aに導入され、内部空間3aから仕切り板2aの貫通孔5aを経て濾材6aの内部中空部7aに入り、内部中空部7aから濾材6aの多孔部内を通過して、内部空間4aに供給される。
【0034】
而して、流体が濾材6aを通過する際、流体に含まれていたごみ18は濾材6aにより捕集されるため、流体中のごみ18は除去されて流体は清浄となり、内部空間4aからドレン管路17aを通り、管路24aへ流出し、管路24aから管路20aを経て目的場所へ送給される。
【0035】
このように、濾材6aの内部中空部7a側から外周側へ向けて流体を流し通常の洗浄を行なう場合と同一方向へ流体を流しつつ、流体内に含まれているごみ18を濾材6aにより捕集するようにすると、僅かなごみは使用目的場所へ同伴される虞はあるが、濾材6aに残ったごみは完全に除去され、その結果、濾材6aの長期化を図ることができる。
【0036】
IV)通常とは反対方向へ流体を流して濾過を行ないごみ18を捕集した濾材6aを洗浄し、再生を行ない、濾材6bのラインは運転を行なわない場合(図4参照)
通常とは反対方向へ流体を流して濾過を行ないごみ18を捕集した濾材6aを洗浄し、再生を行なう場合には、図4に示すように、濾材6aのラインの切替弁10a,21aを開き、切替弁12a,16a,19a,23aを閉止し、濾材6bのラインの切替弁10b,12b,16b,19b,21b,23bを全て閉止させ、管路8から流体を供給する。
【0037】
而して、管路8から管路9aへ供給された流体は、濾過装置容器1aの内部空間4aに導入され、内部空間4aから濾材6aの多孔部内を通り内部中空部7a内に入る。この際、濾材6aに捕集されていたごみ18は洗浄されて流体に含まれ、流体に同伴されて内部中空部7aから仕切り板2aの貫通孔5aを通り、内部空間3aを経て管路20aへ排出され、管路20aからドレン管22aへ流出する。
【0038】
上述したごとく、濾材6aの外周側から捕集されたごみ18を内部空間3a側から外周側へ流す流体により洗浄して濾材6aを再生する場合と同様な方向へ流体を流すことにより、流体中に含まれているごみ18を濾材6aにより捕集することができるため、濾材6aを洗浄しつつ、濾材6aの内部中空部7aのごみ18の捕集を行なうことができる。このため、濾材6aの寿命が長期化する。
【0039】
なお、本発明の濾過装置においては、濾材6aを設けたラインのみを運転する場合について説明したが、実際の運転時には、濾材6bを設けたラインも濾材6aを設けたラインとは交互に切り替えられて運転されること、複数ラインにせずに1ラインであっても実施可能なこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の濾過装置及び該濾過装置の使用方法によれば、濾材に捕集されたごみを流体により洗浄して濾材を再生する場合に、濾材に対しごみを洗浄する場合と同様な方向へ流体を流すことにより、流体中に含まれているごみを濾材により捕集することができるため、濾材を洗浄しつつ、濾材でごみの捕集を行なうことができ、このため、濾材の寿命が長期化する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の濾過装置及び該濾過装置の使用方法において、一方の濾過装置の濾材で通常の濾過を行なう場合のフロー図である。
【図2】本発明の濾過装置及び該濾過装置の使用方法において、一方の濾過装置の濾材の通常の洗浄を行なう場合のフロー図である。
【図3】本発明の濾過装置及び該濾過装置の使用方法において、一方の濾過装置の濾材で通常の濾過を行なう場合とは逆方向に流体を流して濾過を行なう場合のフロー図である。
【図4】本発明の濾過装置及び該濾過装置の使用方法において、一方の濾過装置の濾材の通常の洗浄を行なう場合とは逆方向に流体を流して洗浄を行なう場合のフロー図である。
【図5】従来の濾過装置で流体の濾過を行なう一例のフロー図である。
【図6】従来の濾過装置で流体により濾材の洗浄を行なう一例のフロー図である。
【図7】従来及び本発明において用いる濾材の拡大図である。
【符号の説明】
1a,1b 濾過装置容器
3a,3b 内部空間(一方の内部空間)
4a,4b 内部空間(他方の内部空間)
6a,6b 濾材
7a,7b 内部中空部
9a,9b 管路(第一の管路)
10a,10b 切替弁(第一の切替弁)
11a,11b 管路(第二の管路)
12a,12b 切替弁(第二の切替弁)
16a,16b 切替弁(第四の切替弁)
17a,17b ドレン管路(第四の管路)
18 ごみ
19a,19b 切替弁(第三の切替弁)
20a,20b 管路(第三の管路)
21a,21b 切替弁(第六の切替弁)
22a,22b ドレン管(第六の管路)
23a,23b 切替弁(第五の切替弁)
24a,24b 管路(第五の管路)

Claims (2)

  1. 濾過装置容器内を二つの内部空間に仕切ると共に、
    内部中空部が前記仕切られた内部空間のうちの一方の内部空間に対向するよう、当該一方の内部空間に対し反対側の端部が閉塞された中空筒状の濾材を、他方の内部空間内に設け、
    前記二つの内部空間のうち、他方の内部空間と連通するよう、第一の切替弁を備えた第一の管路を他方の内部空間に接続し、
    前記一方の内部空間と連通するよう、第二の切替弁を備えた第二の管路を一方の内部空間に接続し、
    前記一方の内部空間と連通するよう、第三の切替弁を備えた第三の管路を、一方の内部空間の前記第二の管路の接続位置とは異なる位置に接続し、
    前記他方の内部空間と連通するよう、第四の切替弁を備えた第四の管路を、他方の内部空間の前記第一の管路の接続位置とは異なる位置に接続し、
    前記第三の管路の第三の切替弁接続部よりも流体の流れ方向下流側と前記第四の管路の第四の切替弁接続部よりも流体の流れ方向上流側とを第五の切替弁を備えた第五の管路により接続し、
    前記第三の管路の第三の切替弁接続部よりも流体の流れ方向上流側に第六の切替弁を備えた第六の管路を接続したことを特徴とする濾過装置。
  2. 請求項1における濾過装置の第一、第三の切替弁を開き、第二、第四、第五、第六の切替弁を閉止し、流体を第一の管路から濾過装置容器内の他方の内部空間に供給し、他方の内部空間を経た流体を濾材の外周側から当該濾材の内部中空部側へ通すことにより濾材により流体の濾過を行ない、濾過された流体を濾材の内部中空部から一方の内部空間を経て第三の管路へ流出させる工程と、
    第二、第四の切替弁を開き、第一、第三、第五、第六の切替弁を閉止し、流体を第二の管路から一方の内部空間に供給して該一方の内部空間に供給した流体を濾材の内部中空部に供給して該内部中空部から濾材の外周側に通し、濾材に捕集されているごみを洗浄することにより濾材を再生し、濾材が洗浄されることによりごみを同伴した流体を、他方の内部空間から第四の管路に流出させる工程と、
    第二、第五の切替弁を開き、第一、第三、第四、第六の切替弁を閉止し、流体を第二の管路から一方の内部空間に供給して当該一方の内部空間を経た流体を濾材の内部中空部側から外周側へ通すことにより、流体の濾過を行ない、濾過された流体を他方の内部空間から第四、第五の管路を経て第三の管路へ流出させる工程と、
    第一、第六の開閉弁を開き、第二、第三、第四、第五の開閉弁を閉止し、流体を第一の管路から他方の内部空間に供給して該内部空間を経た流体を濾材の外周側から内部中空部へ通すことにより、濾材に捕集されているごみを洗浄して濾材を再生し、濾材が洗浄されることによりごみを同伴した流体を、濾材の内部中空部、一方の内部空間、第三の管路を経て第六の管路へ流出させる工程と、
    からなることを特徴とする濾過装置の使用方法。
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