JPS61229140A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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Publication number
JPS61229140A
JPS61229140A JP60071367A JP7136785A JPS61229140A JP S61229140 A JPS61229140 A JP S61229140A JP 60071367 A JP60071367 A JP 60071367A JP 7136785 A JP7136785 A JP 7136785A JP S61229140 A JPS61229140 A JP S61229140A
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JP
Japan
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data
bit
address
signal
counter
Prior art date
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Application number
JP60071367A
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English (en)
Inventor
Shigeki Kamimura
神村 茂樹
Juichi Takashima
高島 重一
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61229140A publication Critical patent/JPS61229140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、パラレルにデータがアクセスされるメモリ
に対して、任意長のデータ、例えばランレングス復号さ
れたデータを書き込むのに好適なメモリ制御装置に関す
る。
[発明の技術的背景] 一般に、データを伝送する場合、このデータの中では、
′0”または“1″のビットが続く場合がある。このよ
うなデータをそのまま、伝送しようとすると、データ量
が多いために、伝送時間が長くなってしまう。
このために、“0″または“1”のビット列の長さを符
号化することにより、データを圧縮して伝送するいわゆ
るランレングス伝送方式を用いることがある。
受信側では、ランレングス符号化されたデータを受は取
ると、これを復号化し、メモリに書き込むようになって
いる。つまり、11011または“1”のビット長(レ
ングス)を判別し、判別したビット長の“0″または“
1″のデータをメモリに書き込むようになっている。以
下、このデータ書き込みをランレングス書き込みと称す
る。
メモリにデータを書き込んだり、このメモリからデータ
を読み出す場合、一般に、データをパラレルにアクセス
する方式を採用することが多いが、このような方式の基
で、上記ランレングス書き込みを行う場合は、従来、こ
れをソフトウェアで行うことが多かった。
ソフトウェアによるランレングス書き込みを第10図を
用いて説明する。今、第10図に示すように、データが
例えば4ビツトパラレルにアクセスされるメモリがある
とする。そして、今、110”または“1″が15ビッ
ト続くビット長15のデータを、ビット「2」からビッ
ト「16」まで書き込むとする。
この場合、ビットrOJからビット「3」まで4ビツト
パラレルのデータの書き換えがなされるアドレス「上」
では、まず、このアドレス「上」の4ビツトのデータを
レジスタに格納する。次に、このレジスタの下位2ビツ
トのデータを上記ビット長15のデータの下位2ビツト
のデータで書き換える。そして、このデータ書き換えの
終了した4ビツトのデータを元のアドレス「上」に書き
込む。これにより、ビット長15のデータの下位2ビツ
トのデータの書き込みは終了する。
次に、4ビツト全てのデータをビット長15のデータで
書き換えられるアドレスrlJ、r3J。
「工」では、4ビツトのO″または1″のデータがパラ
レルにメモリに書き込まれる。
最後に、アドレス「上」と同様に4ビツト未満のデータ
書き換えがなされるアドレス「i」では、アドレスr、
l−Jと同じような処理がなされ、ビット「16」だけ
のデータが書き換えられる。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記の如く、ランレングス書き込みをソ
フトウェアで実行しようとすると、データをビット単位
で扱うため、書き込むビットのポインタやメモリのアド
レスを常に監視し・ていなければならず、処理プログラ
ムが非常に複雑になるという問題を有する。その結果、
データ書き込み速度が遅くなり、送信側からのデータ転
送速度が早いと、データ書き込みが間に合わなくなると
いう事態が生じてしまう。
また、ソウトウエアで実行する構成であっても、データ
を一時格納するレジスタが必要であるため、ハードウェ
ア的にもさほどメリットが得られるものでない。
[発明の目的コ この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、任
意長の同一極性のデータ、例えばランレングスデータの
書き込みにおけるデータ書き込み速度の大幅なアップを
図ることが可能なメモリ制御装置を提供することを目的
とする。
[発明の概要] この発明は、メモリにおけるデータのアドレッシング単
位(nビット)に従ったデータ書き込み開始アドレスに
対応するカウント値から17ドレス分ずつカウント値を
更新可能な第1のカウンタ手段と、書き込み開始ビット
に対応したカウント値から1ビツト分ずつカウント値を
更新可能なnビットの第2カウンタ手段を設け、 データをnビット単位で書き込めないアドレス区間(第
1のアドレス区間)に対応して第2のカウンタ手段を駆
動し、nビット単位で書き込めるアドレス区間(第2の
アドレス区間)に対応して第1のカウンタ手段を駆動す
るというように、上記2つのカウンタ手段のカウント動
作を制御し、第1のカウンタ手段のカウント値に従って
データアクセスのためのアドレス指定を行い、第2のカ
ウンタ手段のカウント値に従って、第1のアドレス区間
におけるデータ書き換えのためのビット指定を行うよう
に構成したものである。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
あり、第2図は第1図の具体的構成の一例を示す回路図
である。以下、第1図の構成を第2図を参照しながら説
明する。なお、以下の説明では、この発明を、ビデオテ
ックスシステムにおいてパターンメモリを制御する場合
を例に説明する。
ビデオテックスシステムにおける画面は、例えば第3図
に示す如く、水平方向496ドツト、垂直方向408ド
ツトの画素によって表現される。
そして、各ドツトのパターンデータは1ビツトで表現さ
れる。
このようなパターンデータを格納するためのパターンメ
モリ部10は第2図に示す如く、例えば4つのメモリ1
01〜104を有する。そして、パターンデータは各メ
モリ101〜104に4ビツトずつ分けて格納されてい
る。第4図に1水平走査ライン上の496ビツト分のパ
ターンデータの格納状況を示す。
パターンメモリ部10におけるパターンデータのアクセ
スは、画面上の水平方向Xおよび垂直方向Yの座標に対
応したアドレスデータに従ってなされる。また、パター
ンメモリ10におけるパターンデータのアクセスは4ピ
ット単位で行われる。
すなわち、メモリ101〜104のいずれか1つが択一
的に選択され、この選択されたメモリにパターンデータ
が4ビット単位で書き込まれるか、このRAMから4ビ
ット単位で読み出される。但し、画像表示のために、パ
ターンメモリ10からパターンデータを読み出す場合は
、メモリ101〜104が同時に選択され、パターンデ
ータは16ビツト同時に読み出される。つまり、ある1
6ビツト分のパターンデータを表示する期間の所定のタ
イミングで次に表示すべき16ビツト分のパターンデー
タを同時に読み出し、この16ビツト分のパターンデー
タの表示の準備をするわけである。これにより、表示の
ためにパターンメモリ10をアクセスする時間が短縮さ
れ、このアクセス時間以外の時間を利用して、この発明
の着目しているようなレングス書き込みを行い得るよう
になっている。つまり、第1図及び第2図のパターンメ
モリ10の制御は、画像表示のためのデータ読み出しと
並行してデータ書き込みも行うサイクルスチル方式を採
用している。
ここで、この発明の着目しているレングス書き込みの説
明に入る前に、画像表示のためのパターンデータの読み
出しを説明する。
第1図において、20は画像表示のためのデータ読み出
しアドレスデータを出力するデータ読み出しアドレスデ
ータ発生部である。このアドレスデータ発生部20は第
2図に示すように、水平方向Xのデータ読み出しアドレ
スデータを出力するアドレスカウンタ201と垂直方向
Yのデータ読み出しアドレスデータを出力するアドレス
カウンタ202を有する。カウンタ201は6ビツトの
アップカウンタであり、カウンタ202は9ビツトのダ
ウンカウンタである。
30はメモリ制御のための各種タイミング信号を発生す
るタイミング発生部である。このタイミング発生部30
の分周回路301は、パターンデータを1ピット単位で
表示するための基準タイミングを示す表示クロックCP
を8分周し、さらにこの分周出力をシフトして位相の異
なる8つの分周出力PO〜P8を得る。これら8つの分
周出力PO〜P8を第5図に示す。
上記Xアドレスカウンタ201は各水平方向の表示開始
タイミング以前に出力されるリセット信号HRESによ
ってリセットされた後、上記分周出力POをカウントす
る。したがって、このXアドレスカウンタ201のカウ
ント出力XAO〜XA5は、第6図に示すように、表示
クロックCPが8個出力されるたびに1個出力される分
周力POによってOから1ずつアップしていく。
上記Yアドレスカウンタ202は垂直方向Yの表示開始
タイミング以前に出力されるリセット信号VRESによ
ってセットされた後、水平同期パルス1−IDをカウン
トする。したがって、カウンタ202のカウント出力Y
AO〜YA8は、水平同期パルス)−IDが1個出力さ
れるたびに、第7図に示すように407(110010
111(2))から1ずつダウンする。
このようにして、カウンタ201,202がらはそれぞ
れ表示画面の水平方向Xの座標及び垂直方向Yの座標に
一致するデータ読み出しアドレスデータが出力される。
このうち、水平方向Xのアドレスデータの上位5ビツト
XA1〜XA5と垂直方向Yのアドレスデータの下位3
ビツトYAO〜YA2がそれぞれ下位ビット、上位ビッ
トとして結合され、アドレスバッファ105を介してデ
ータ読み出しのための8ビツトのロウアドレスデータと
してメモリ101〜104に与えられる。
また、垂直方向Yのアドレスデータの上位6ピツトYA
3〜YA9がデータ読み出しのためのコラムアドレスデ
ータとしてアドレスバッファ106を介してメモリ10
1〜104に与えられる。
ここで、Xアドレスカウンタ201の上位5ビツトXA
I〜XA5のカウント値は、表示クロックCPが16個
出力されるたびに1ずつ更新され、メモリ10に格納さ
れているパターンデータは16ビツト単位でアドレス指
定される。
アドレスバッフ?105及びアドレスバッファ106に
てそれぞれロウアドレスデータ及びコラムアドレスデー
タをゲートするためのロウアドレスゲート信号RRC及
びコラムアドレスゲート信号RCCはタイミング発生部
30より第8図に示すように表示クロックCP16個に
1回の割り合いで出力される。
このようにしてアドレス指定を受けた16ビツトのパタ
ーンデータは、第8図に示すように表示クロックCP1
6個に1回の割り合いでタイミング発生部30から出力
されるロードパルスLDに従ってパラレル/シリアル変
換部4oに同時にロードされる。そして、このロードさ
れた16ビツトのパターンデータはタイミング発生部3
0にて表示クロックCPを反転することによって得た読
み出しクロック5−GK(第8図参照)に従って1ビツ
トずつパラレル/シリアル変換部40がら読み出され、
図示しない画像処理回路に与えられる。
なお、パラレル/シリアル変換部40は各メモリ101
〜104に対応する4つのパラレル/シリアル変換器4
01〜404を有し、これらはそれぞれ4ビツトずつパ
ターンデータを保持するようになっている。なお、第1
図及び第2図において、SOはシリアルデータに変換さ
れたパターンデータである。
以上のように、この実施例においては、画像表示のため
のパターンデータの読み出しに際し、パターンメモリ1
0は1つのアドレスに対しデータ16ビツトが対応づけ
られる、16ビツト単位のアドレッシングがなされてい
る。
次にこの発明の特徴とするランレングス書き込みを説明
する。
上述した画像表示のためのデータ読み出しは、第8図に
示すように、各16ビツト分のパターンデータの表示期
間TAの後半TCで実行される。
そして、この発明の着目しているランレングス書き込み
は、画像表示のためのデータ読み出し動作の障害となら
ない各表示期間TAの前半TOに行われる。
今、第4図に示すようにある水平走査ラインのビットr
2Jからビット「16jまで“1″レベルのパターンデ
ータを書き込むレンクズ書き込みを行うものとする。
この場合、ランレングス書き込みは次の2つの処理に分
けられる。
(1)  ビットrOJからビットr3Jまでのアドレ
ス区間rA1J、ビット「16」からビット「19」ま
でのアドレス区間「A5」では、“1″レベルのデータ
の書き込みは1ビツト単位でなされる。
すなわち、アドレス区間「A1」では、メモリ104か
ら4ビツトのデータが読み出され、メモリ選択部50の
双方向データバッファ504を介してデータ合成部60
の読み出しデータラッチ回路60にラッチされる。この
データ合成部60の書き込みデータラッチ回路602に
は、今、書き込もうとする′1”なるデータが4ビツト
のデータとしてラッチされている。
データ合成部60は、ラッチ回路601にラッチされて
いる4ビツトのデータの上位2ビツトを1ビツトずつ順
次、ラッチ回路602にラッチされている“1”なる4
ビツトのデータの上位2ビツトで書き換える。この場合
、4ビツトのデータは、1ビツト分のデータ書き換えが
なされるたびに、双方向データバッファ603.504
を介してメモリ104に書き込まれる。
これは、アドレス区間A5でも同様で、メモリ104か
ら読み出されたアドレス区間A5の4ビツトのデータの
下位1ビツトがラッチ回路602にラッチされているデ
ータの下位1ビツトで書き換えられ、メモリ104に再
度書き込まれる。
(′2J  ビット「4」からビット「7」までのアド
レス区[A2J、ビット「8」からビット「11」まで
のアドレス区間rA3J、ビット「12」からビット「
15」までのアドレス区間「A4」では、4ビツト単位
のデータ書き込みがなされる。
すなわち、これらのアドレス区間「A2」、「A3」、
「A4」では、ラッチ回路602にラッチされている4
ビツトのデータはそのまま、データバッフ7603を通
り、各区間「A2」、「A3」、「A4」に応じてそれ
ぞれ双方向データバッフF503,502.501を介
してメモリ103,102.101に書き込まれる。
以上のように、この実施例においては、パターンデータ
の書き込みに際し、パターンメモリ10は1つのアドレ
スに対しデータ4ビツトが対応づけられる、4ビツト単
位のアドレッシングがなされ、さらに、1ビツト単位で
の書き込みが行なえる構成となっている。
ここで、各アドレス区間A1〜A5のデータ書き込み動
作と表示のためのデータ読み出し動作との関係を説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、4ビツト単位でデータ
書き込み動作を行うアドレス区!!1lrA2J〜「A
4」では、それぞれ16ビツト分のデータ表示期間TA
1回で4ビツト分のデータを書き込むことができる。す
なわち、3つのアドレス区間「A2」〜「A4」のデー
タ書き込みを行うには、データ表示期間TAが3回存在
すればよい。
これに対し、1ビツト単位でデータ書き込みを行うアド
レス区間rA1J、rA5Jでは、1ビツト分のデータ
書き込み動作を行うのに、データ表示期間TAが2つ必
要である。したがって、2ビット分のデータ書き込み動
作を行う必要があるアドレス区間「A1」では、データ
表示期間TAが4回必要であり、1ビツト分のデータ書
き込み動作を行うアドレス区間「A5」では、データ表
示期間TAが2回必要である。
これは次のような理由による。すなわち、第8図に示す
ように、メモリ101〜104に対する信号は16ビツ
ト分のデータ表示期間TAに2回出力される。このうち
、データ表示期間TAの後半の期間TCで出力されるR
AS信号、CAS信号は画像表示のためのデータ読み出
しに使われる。
したがって、16ピツト分のデータ表示期間TAのうち
、レングス書き込みのためのパターンメモリ部10に対
するアドレスデータは、前半の期間TBで出力されるR
AS信号、CAS信号の1回しか有効とされない。この
場合、アドレス区間rA2J、rA3J、rA4Jでは
、ラッチ回路602のデータをそのままパターンメモリ
部10に書き込めばよいから、RAS信号、CAS信号
をパターンメモリ部10からパターンデータを読み出す
ために使う必要がない。したがって、16ビツト分のデ
ータ表示期間TA1回で4ビツト分のデータを1度に書
き込むことができる。これに対し、アドレス区間rA1
J、rA5Jでは、RAS信号、CAS信号をパターン
メモリ部10からのデータの読み出しとパターンメモリ
10に対するデータの書き込みの2つの動作に使う必要
がある。したがって、16ビツト分のデータ表示期間T
A2回分の1回目ではデータ読み出し、2回目ではデー
タ書き込みというように、1ビツト分のデータ書き込み
を行うのにデータ表示期間TAを2回必要とする。
ここで、上述した(11.(2)の処理を実行するため
構成を詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す装置では、上述したランレング
ス書き込みの他に、パターンメモリ部10から読み出さ
れた4ビツトのデータと例えばCPUから与えられる4
ビツトのデータとの論理和を取り、その結果をパターン
メモリ部10に書き込む論理和書き込み、それに、例え
ばCPUから出力される4ビツトのデータをそのままパ
ターンメモリ11に書き込む通常書き込みの3つの書き
込みを実行できるようになっている。
これら3つの書き込みモードの識別は、例えば、CPU
よりモード設定部70のラッチ回路701にラッチされ
るモード識別データに従ってなされる。
CPUは上記3つの書き込みの実行に当って、9ビツト
のデータバスDBの下位2ビツトに上記モード識別デー
タを出力する。このモード識別データはCPLIの制御
の基に出力されるラッチ信号PMODEに従ってラッチ
回路701にラッチされる。
ランレングス書き込みモードにおいては、次表1に示す
ように、2ビツトのモード識別データは“00”としで
ある。
表   1 以下、このランレングス書き込みモードについて説明す
る。
このモードにおいては、表示画面の水平方向Xのデータ
書き込み開始ビットを示す9ビツトのデータがデータバ
スDBに出力される。この開始ビットを示す9ビツトの
データの上位7ビツトのデータはアドレスデータ発生部
80のカウンタ801にロードされ、下位2ビツトのデ
ータはビットデータ発生部90のカウンタ901にロー
ドされる。
カウンタ801はメモ″す101〜104にて、データ
を4ビツト単位でアクセスするためのアドレスデータを
出力する7ピツトのアップカウンタである。このため、
このカウンタ801には、データ書き込み開始ビットを
示す9ビツトのデータのうち、4ビツト単位のデータ書
き込み開始アドレスを示す上位7ビツトのデータがプリ
セットされるわけである。そして、カウンタ801はこ
のプリセット値から1アドレス分ずつカウント値をアッ
プしてゆく。
カウンタ901は、プリセット値から1ビット分ずつカ
ウント値をアップしてゆく4ビツトのアップカウンタで
ある。つまり、このカウンタ901は4ビツト単位の各
アドレスごとに、このアドレス内の4つのビットのいず
れか1つを択一的に指定できるビットアドレスカウンタ
である。
今の場合、データ書き込み開始ビットが「2(10(2
1)Jであるから、カウンタ801には、7ビツトオー
ル“O”のデータがロードされ、カウンタ901には、
上位より“10”の2ビツトのデータがロードされる。
このランレングス書き込みモードにおいては、また、表
示画面の垂直方向Yの座標に従って、垂直方向Yのデー
タ書き込み開始アドレスを示す9ビツトのデータが、C
PUよりデータバスDBに出力され、アドレスデータ発
生部80のラッチ回路802にラッチされる。
このランレングス書き込みモードにおいては、さらに、
ビット長(レングス)を示す9ビツトのデータがCPU
によってデータバスDB上に出力される。この9ビツト
のデータの上位7ビツトのデータはレングスカウント部
100のカウントダウンタイプのレングスカウンタ10
01にロードされ、下位2ビツトのデータはカウントダ
ウンタイプのレングスカウンタ1002にロードされる
今の場合ビット長が15(1111(2))であるから
、レングスカウンタ1001には、上位から“0000
011”の7ビツトのデータがロードされ、カウンタ1
002には、上位から“11″の2ビツトのデータがロ
ードされる。
なお、カウンタ801.901のロード信号PPWx、
カウンタ1001.1002(7)ロード信号LENG
TH、ラッチ回路802のラッチ信号PPWYもラッチ
信号PMODEと同様に、CPUの制御の基に出力され
る。
以上によりランレングス書き込みのための初期設定が終
了し、この後、実際のランレングス書き込みがなされる
。これを第9図を参照しながら説明する。第9図は第2
図の各部の信号のタイミング関係を示すタイムチャート
である。
レングス書き込みの開始に当っては、まず、CPUによ
り“1111 ”なる4ピツトの書き込みデータがデー
タバスDBに出力される。このデータはCPUの制御の
基に第9図のタイミングで出力される信号PPWDに従
ってデータ合成部60のラッチ回路602にラッチされ
る。
また、画像表示のためのデータ読み出しモードにおいて
は、クリア信号CLRが″1″レベルとなっているので
、タイミング発生部30のDフリップフロラフ回路30
2.303の出力Qは信号PPWDに同期して順次“1
”レベルとなる。
Dフリップフロラフ回路303のQ出力が1になると、
ナンド回路304を信号WPCNTが通過する。この信
号WPCNTは第8図に示すように、16ピツト分のデ
ータの表示期間TAに1回の割り合いで出力されるパル
スである。しかも、この信号WPCNTはデータ表示期
間TAの前半TBで出力されるものである。そして、こ
の信号WPCNTはランレングス書き込みにおいて、パ
ターンメモリ部10からデータを読み出したり、パター
ンメモリ部10にデータを書き込むための基準信号とし
て使われる。
この信号WPCNTはDフリップフロラフ回路305で
2分周される。この信号WPCNTの2分周出力とナン
ド回路304を通った信号WPCNTは信号Eのレベル
に応じてノア回路306から択一的に出力される。信号
Eは上記4ビツト単    位でデータ書き込みを行う
アドレス区間A 2.A 3゜A4だけ“1nレベルと
なり、その他では“O″レベルなる。そして、信号Eが
“O″レベルときは、ノア回路306から信号WPCN
Tの2分周出力が得られ、“1”レベルのときは、信号
WPCNTが得られる。このノア回路306の出力信号
Fはパターンメモリ部10の書き込みパルス及びカウン
タ801.901.1001.1002の計数クロック
を作るのに使われる。
この場合、パターンメモリ部10に対するデータの書き
込みは、詳細は後述するが、信号Fの立ち上がりのタイ
ミングでなされる。カウンタ801゜901.1001
.1002の計数クロックは、信号Fを基に、それぞれ
信号J、に、1.Hとして与えられる。
カウンタ801,901は計数クロックの立ち上がりの
タイミングでカウントアツプし、カウンタ1001.1
002は計数クロックの立ち上がりのタイミングでカウ
ントダウンする。
ここで、信号Fの各パルス毎に動作を追って説明すると
、信号Eの一番最初のパルスの立ち上がりのタイミング
では、ビット「2」のデータ書き換えがなされた4ビツ
トのデータがメモリ104に書き込まれる。また、この
パルスは信号1−1.I。
J、Kをみるとわかる通り、カウンタ901゜1002
だけ駆動し、カウンタ801.1001は駆動しない。
これにより、この一番最初のパルスに、Hの立ち下がり
のタイミングでは、カウンタ901は1だけカウントア
ツプし、カウンタ1002は1だけカウントダウンする
。その結果、アドレス用のカウンタ801.901の総
合カウント値は10進で「3」となり、レングス用のカ
ウンタ1001.1002の総合カウント値は10進で
「14」となる。
このとき、カウンタ901の出力“QAQB”は11”
となる。したがって、ナンド回路902が開き、信号F
の2番目のパルスは、ナンド回路902を通ってアンド
回路803よりカウンタ801に与えられるようになる
。したがって、この2番目のパルスの立ち下がりのタイ
ミングでは、アドレス用のカウンタ801.901のう
ち、カウンタ901のみならず、カウンタ801もカウ
ントアツプする。そして、このパルスの立ち上がりのタ
イミングでは、ビット「3」のデータ書き換えのなされ
た4ビツトのデータがメモリ 104に書き込まれる。
さらに、このパルスの立ち下がりのタイミングでは、レ
ングス用のカウンタ1002がカウントダウンする。
したがって、アドレス用のカウンタ801゜901の総
合カウント値は10進で「4」となり、レングス用のカ
ウンタ1001.1002の総合カウント値は10進で
「13」となる。
カウンタ801.901のカウント値が「4」となるこ
とにより、カウンタ901の2ビツト出力”QAQa”
がOとなり、ノア回路702の出力信号Gが立ち下がる
。(このとき、オア回路1005の出力信号Bは“1″
レベルのままである)。これにより、ナンド回路903
.ノア回路1003の各出力信号に、Hが“1′ルベル
に固定され、カウンタ901.1002のクロック入力
端子には、計数用クロックが入力されず、カウンタ80
1,1001のクロック入力端子にだけ、アンド回路8
03、ノア回路1004をそれぞれ介して計数用クロッ
クが入力される。また、カウンタ901の2ビツト出力
”QAQB”がOとなることになり、ナンド回路904
の出力信号である上記信号Eが“1″レベルとなる。こ
れにより、ノア回路306から出力される信号Fは信@
WPCNTとなる。
また、信号りは上記信号F、GからDフリップフロラプ
回路305をクリアするために作られる信号で、4ビッ
ト一度に書き込む場合にメモリ101〜104からのデ
ータを読み出す期間をクリアする。
このような信号Fの3番目のパルスの立ち上がりのタイ
ミングでは、ビット「4」からビット「7」までの4ビ
ツト分のデータがメモリ103にパラレルに書き込まれ
る。そして、この3番目のパルスの立ち下がりのタイミ
ングで、カウンタ801は1カウントアツプし、カウン
タ1001は1カウントダウンされる。これにより、ア
ドレス用のカウンタ801.901の総合カウント値は
8となり、レングス用のカウンタ1001゜1002の
総合カウント値は9となる。
次に、信号Fの4番目のパルスの立ち上がりのタイミン
グでは、ビット「8」からビット「11」までの4ビツ
ト分のデータがメモリ102にパラレルに書き込まれる
。また、立ち下がりのタイミングでは、カウンタ801
は1カウントアツプし、カンタ1001は1カウレント
ダウンする。したがって、アドレス用のカウンタ801
.901の総合カウント値は「12」となり、レングス
用のカウンタ1001,1002の総合カウント値はr
5Jとなる。
次に、信号Fの5番目のパルスの立ち上がりのタイミン
グで°は、ビット「12」からビット[15」までの4
ビツト分のデータがメモリ 101にパラレルに書き込
まれる。また、立ち下がりのタイミングでは、カウンタ
801は1カウントアツプし、カウンタ1001は1カ
ウントダウンする。したがって、アドレス用のカウンタ
801゜901の総合カウント値は「16」となり、レ
ングス用のカウンタ1001,1002の総合カウント
値は「1」となる。すると、カウンタ1001の7ビツ
ト出力“Q A ” Q (3′がオールOとなり、オ
ア回路1005の出力信号Bが“0”レベルとなる。こ
れにより、ノア回路702の出力信号Gが゛1″レベル
に復帰する。その結果、カウンタ901.1002に対
する計数用クロックの供給が再開され、カウンタ801
.1001に対する計数クロックの供給は再度停止され
る。
また、オア回路1005の出力信号Bが10 Nレベル
になると、ナンド回路904の出力信号Eが“10 n
レベルとなり、出力信号Fの周期は、再び信号WPCN
Tの2倍の周期となる。
このような信号Fの第6番目のパルスの立ち上がりのタ
イミングでは、ビット「16」のデータ書き換えがなさ
れた4ビツトのデータがメモリ104に書き込まれる。
また、このパルスの立ち下がりのタイミングでは、カウ
ンタ901が1カウントアツプするとともに、カウンタ
1002が1カウントダウンする。したがって、アドレ
ス用のカウンタ801.901の総合カウント値は「1
7」、レングス用のカウンタ1001.1002の総合
カウント値はOとなる。これにより、カウンタ1002
の2ビツト出力“”QAQa”が“00”となり、ノア
回路1006の出力信号Aは“1″レベルとなる。その
結果、Dフリップフロラフ回路302,303がクリア
され、信号Fが“0″レベルに固定される。これにより
、ランレングス書き込みが終了する。
このように、ランレングス書き込みにおいては、アドレ
ス指定用のカウンタ801は、4ビツト単位でデータを
書き込むアドレス区間「A2」〜「A4」に対応してカ
ウント値が更新され、ビット指定用のカウンタ901は
1ビット単位でデータを書き込むアドレス区間rA1J
、rA5Jに対応してカウント値が更新される。そして
、カウンタ1001はカウンタ901のカウント値の更
新に対応してレングスを示すカウンタ値が更新され、カ
ウンタ1002はカウンタ801のカウント値の更新に
対応してレングスを示すカウント値が更新される。
次に、データ合成部60の動作を説明する。
ランレングス書き込みの開始時にあっては、ビットアド
レスカウンタ901の2ビツト出力“QA08′、つま
り信号0.Pがそれぞれ“0”。
“1″レベルにある。この場合、デコーダ回路703の
主力YO〜Y3のうち、出力Y2だけが“0″レベルと
なり、その他は“1′ルベルとなる。このとき、信号G
が゛1°ルベルにあるので、ナンド回路703〜706
のうち、ナンド回路704の出力だけが“1″レベルと
なり、残りの出力は゛0″レベルとなる。
ナンド回路703〜706の出力信号はそれぞれアンド
回路605,607,609.611の一方の入力端子
に入力されている。これらアンド回路605,607,
609.611の他方の入力端子には、ラッチ回路60
2にラッチされている“1111″なる書き込みデータ
がビット単位で与えられている。したがって、この場合
、ナンド回路704に対応するアンド回路607の出力
だけが“1″となり、残りのアンド回路605゜609
.611の出力は“0”となる。これにより、オア回路
612〜615のうち、オア回路613の出力だけは必
ず1″となる。
ところで、ナンド回路703〜706の出力はそれぞれ
ナンド回路707〜710の一方の入力端子にも与えら
れている。これらナンド回路707〜710の他方の入
端子には、モード識別データをラッチするラッチ回路7
01の20出力である信号Mが与えられている。今の場
合、先の表1からも明らかなように、信号Mが′1”な
ので、ナンド回路707〜710のうち、ナンド回路7
08の出力だけが“0″レベルとなり、残りは1″とな
る。
ナンド回路707〜710の出力信号はそれぞれアンド
回路604,606,608.610の一方の入力端子
に与えられている。これらアンド回路604,606,
608.610の他方の入力端子には、読み出しデータ
のラッチ回路601にラッチされている読み出しデータ
がビット単位で与えられる。今の場合、ナンド回路70
8の出力が“O”レベルなので、アンド回路606の出
力は常に゛0″レベルに固定されるが、アンド回路60
4,608.610の出力は読み出しデータによって決
定される。したがって、先のオア回路612〜615で
論理和を取ると、オア回路613からは書き込みデータ
である“1”が出力され、オア回路612,614.6
15からは読み出しデータが出力される。つまり、第4
図のビット「2」に1ビツトのデータ“1″を書き込む
ことができる。
信号Fの2番目のパルスのときは、信号o、Pはいずれ
も゛1″レベルなので、デコーダ回路712においては
、出力Y3だけが“0”になり、残りは“1nとなる。
したがって、この場合は、オア回路612の出力にだけ
に書き込みデータが現れ、他のオア回路613,614
,615の出力には読み出しデータが現れる。つまり、
第4図のビット「3」に1ビツトのデータ“1”を書き
込むことになる。
信号Fの3番目〜5番目のパルスのときは、信号Gが“
O”レベルにあるので、ナンド回路103〜706の出
力はすべて“1″レベルとなる。これにより、ナンド回
路707〜710の出力はすべて“0″レベルとなる。
これにより、アンド回路605,607,609.61
1が’7”−ト1flき、アンド回路604,606,
608.610はゲートを閉じる。これにより、オア回
路612〜615の出力には書き込みデータだけが現れ
、ビット「4」〜「7」、ビット「8」〜r11J。
ビット「12」〜「15」にそれぞれ4ビツトのデータ
“1″が書き込まれる。
信号Fの6番目のパルスのときは、信号Gは“1″レベ
ルにある。また、信号O9Pはいずれ゛o″レベルにあ
るので、デコーダ回路712の出力のうちYOだけが°
“O“ルベルとなる。したがって、この場合は、ビット
r2J、r3Jの書き込みと同じように考えて、オア回
路612の出力にだけ書き込みデータが現れ、オア回路
613゜614.615の出力には読み出しデータが現
れる。これにより、ビット「16」に1ビツトのデータ
“1″が書き込まれることになる。
以上のようにして、ランレングス書き込みにおける書き
込みデータの処理がなされるが、ここで、このデータ処
理のために、ラッチ回路601に読み出しデータをラッ
チするタイミングを説明する。
この場合のラッチ信号としては、先の信号WPCNTを
インバータ回路307にて反転することによって得られ
る信号WPCNTが使われ、この信号WPCNTの立ち
上がりのタイミングでその入力データ゛’10〜4D″
がラッチされる。つまり、入力データ“10〜4D”は
信号WPCNTの立ち下がりのタイミングでラッチ回路
601にラッチされる。
次にランレングス書き込みのためのアドレス指定につい
て説明する。
この場合の水平方向Xのアドレスデータはカウンタ80
1から出力され、垂直方向のアドレスデータはラッチ回
路802から出力される。そして、カウンタ801から
出力される7ビツトのアドレスデータの上位5ビツトと
ラッチ回路802から出力され9ビツトのアドレスデー
タの下位3ビツトがそれぞれ下位ビット、上位ビットと
して結合され、Oウアドレスデータとされる。このロウ
アドレスデータは、第8図に示すデータ表示期間TAの
前半TBで出力されるロウアドレスゲート信号WRCに
従ってアドレスバッファ107を通り、メモリ101〜
104に与えられる。また1、ラッチ回路802から出
力されるアドレスデータの上位6ビツトは、第8図に示
す前半TBで出力されるコラムアドレスゲート信号wc
c’に従ってアドレスバッファ108を通り、コラムア
ドレスデータとしてメモリ101〜104に与えられる
この場合、カウンタ801の上位5ビツトは、16ビツ
ト単位でアドレス指定を行うアドレスデータであるから
、データのアクセスにあたっては、メモリ101〜10
4のいずれか1つを択一的に選択し、選択されたメモリ
に対するアドレス指定だけを有効とする必要がある。
このメモリの選択は次のようにしてなされる。
アドレスカウンタ801の下位2ビツトの出力はデコー
ダ回路505に与えられる。アドレスカウンタ801は
4ビットパラレル単位にアドレスデータを出力している
ので、このカウンタ801の下位2ビツトの出力により
、4つのメモリ 101〜104を択一的に選択するこ
とができる。
信号Fの1番目のパルスの立ち下がりタイミング以前で
は、カウンタ801の下位2ビツト14 Q AQ8″
は“00″にある。このとき、デコーダ回路505は、
その出力YOだけが“0″レベルになり、出力Y1〜Y
3は“1”レベルとなる。
また、このとき、クリア信号CLRが゛1゛レベルにあ
るので、アンド回路506〜509のうち、アンド回路
509の出力だけが“0”レベルになり、残りのアンド
回路506〜508の出力は“1”レベルとなる。
アンド回路506〜509の出力はそれぞれオア回路5
10〜513の一方の入力端子及びノア回路514〜5
17の一方の入力端子に与えられている。オア回路51
0〜513の他方の入力端子には、信号Fをインバータ
回路518で反転した信号が与えられる。したがって、
オア回路510〜513の出力端子には、信号Fの“1
″レベルのときだけ、対応するアンド回路506〜50
9の出力が現れる。また、ノア回路514〜517の他
方の入力端子には信号Fが与えられている。
したがって、ノア回路514〜517の出力端子には、
信号Fが″1″レベルのときだけ、対応するアンド回路
506〜509の出力が現れる。
以上から信号Fの最初のパルスのときは、オア回路51
3、ノア回路517の出力信号にだけ、負極性のパルス
が得られる。ここで、オア回路513の出力信号Qは第
9図に示す。この出力信号Qのパルスはメモリ104に
書き込みパルスとして与えられる。また、このパルスと
ノア回路517の出力信号に現れる負極性のパルス(オ
ア回路513の出力信号に現れるパルスと同タイミング
で現れる)は、4つの双方向データバッファ501〜5
04のうちの双方向でデータバッフ?504のゲート端
子GAB、GBAにそれぞれ与えられる。双方向データ
バッファ501〜504は、次の表2に示すように、ゲ
ート端子GAB。
GBAがともに“ONレベルのとき、信号の向きがAか
らBとなり、ともに″′1″レベルのときは、BからA
となる。ゲート端子GAB、GASがそれぞれ“1” 
 11 Q 11レベルのときは、ゲートを閉じる。
表   2 したがって、信号Fの最初のパルスでは、双方向データ
バッファ501〜503はゲートを閉じ、双方向データ
バッファ504だけがA→B方向にゲートを開く。した
がって、ビット「2」のデータ書き換えが終了した4ビ
ツトのデータがメモリ104に書き込まれる。
信号Fの2番目のパルスのときも、デコーダ回路505
の出力が変らないので、上記と同じように、ビット「3
」のデータ書き換えがなされた4ビツトのデータがメモ
リ104に書き込まれる。
これにより、ビット「0」からビット「3」までの4ビ
ツトのデータは、ビット「2」及びビット「3」のデー
タ書き換えがなされた状態でメモリ104に格納される
信号Fの3番目のパルスのときにおいては、アドレスカ
ウンタ801は2番目のパルスのときすでにカウントア
ツプされているので、デコーダ回路505の出力は、Y
lだけが“0”レベルとなり、YO、Y2 、Y3は″
″1″1″レベル。したがって、この信号Fの3番目の
パルスのときは、オア回路510〜513においては、
オア回路512だけの出力が“O″レベルなり、ノア回
路514〜517においては、全ての出力が“O″レベ
ルなる。これにより、4ビツトの1”なるデータが双方
向データバッファ503を介してメモリ103に書き込
まれる。
以下同様に、信号Fの4番目から6番目のパルスのとき
は、それぞれ双方向データバッファ502゜501.5
04が順次、A−8方向にゲートを開くとともに、メモ
リ102,101.104が順次選択され、データ書き
込みがなされる。なお、この場合におけるオア回路51
0〜512の出力信号R,S、T及びオア回路513の
出力信号Qは第9図に示す通りである。
ところで、ランレングス書き込みにおいて、メモリ10
から読み出されたデータをラッチ回路601にラッチす
るタイミングは、信号WPCN王に従うことは前述した
通りであるが、ここで、このデータの読み出し動作をさ
らに詳細に説明する。
メモリ101.104は、その端子Wが“OIIレベル
のとき書き込みモードにあり、“1″レベルのときは読
み出しモードにある。したがって、メモリ101〜10
4は信号Fのパルスの期間、書き込みモードになり、そ
の他の期間は読み出しモードになる。また、メモリ10
1〜104は第8図のRAS信号、CAS信号から明ら
かなように、16ビツト分のパターンデータの表示期間
TAに1回だけランレングス書き込みのためのアドレス
指定を受ける。さらに、メモリ101〜104から読み
出されたデータが読み出しデータのラッチ回路601に
ラッチされるのは、信号WPCNTを反転して得た信号
WPCNTの立ち上がりのタイミングである。
以上から、メモリ101〜104から読み出されたデー
タがラッチ回路601にラッチされるのは、信号Fのパ
ルス以外の期間で、かつ信号WPCNTの立ち下がりの
タイミングである。例えば、ビット「3」に1ビツトの
“1”なるデータを書き込むために、メモリ104から
4ビツトのデータを読み出し、これをラッチ回路601
にラッチする動作を説明すると、これは、信号Fの最初
のパルスと2番目のパルスの間に出力される信号WPC
NTのパルスの立ち下がりのタイミングでなされる。す
なわち、信号Fの1番目のパルスと2番目のパルスの間
では、オア回路510〜513の出力信号T、S、R,
Qが全て“1″レベルにあるから、メモリ101〜10
4は全て読み出しモードにある。しかし、このとき、デ
コーダ回路505はその出力Yaだけが“0”レベルに
あるから、ノア回路514〜517のうち、ノア回路5
17の出力だけが“1″レベルにある。したがって、双
方向データバッファ501〜504についてみると、こ
のとき、双方向データバッファ504だけがB−A方向
にゲートを開き、他の双方向データバッファ501〜5
03はオフ状態にある。これにより、メモリ104がら
読み出されたデータだけが対応する双方向データバッフ
ァ504を介してラッチ回路601に与えられ、信号W
PCNTの立ち下がりのタイミングでこのうッチ回路6
01にラッチされる。この後に、出力される信号Fの2
番目のパルスのときは、メモリ104が書き込みモード
に設定され、かつ双方向データバッファ504がA−+
B力方向ゲートを開くので、読み出しデータのラッチ信
号である信号WPCNTが出力されるものの、メモリ1
04の読み出しデータがラッチ回路にラッチされること
はなく、代りに、ビット「3」のデータ書き換えがなさ
れた4ビツトのデータがメモリ104に書き込まれる。
このように、ランレングス書き込みにおけるデータ読み
出しは、第4図に示すアドレス区間A1゜A5のように
1ビット単位でデータ書き込みを行う区間ではなされる
ものの、アドレス区間A2〜A4のように、4ビット単
位でデータ書き込みを行う区間では行われないものであ
る。
以上はランレングス書き込みを説明したが、前述の如く
、第2図の回路は論理和書き込み及び通常書き込みも行
えるものであり、次にこれらについて説明する。
まず、論理和書き込みについて説明すると、この論理和
書き込みは、アドレスカウンタ801のカウント値とア
ドレスラッチ回路802の出力に従って指定されるメモ
リ部10のアドレスから読み出した4ビツトのデータと
ラッチ回路602に     。
ラッチされている4ビツトのデータとの論理和をとり、
これを再度、メモリ部1oに書き込む処理である。した
がって、この論理和書き込みは先のレングス書き込みで
説明したアドレス区間A1゜A5の処理と同じように、
メモリ部10からのデータの読み出しとメモリ部10に
対するデータの書き込みの2つの処理がなされる。
まず、この論理和書き込みにおいては、先の表から明ら
かなように、“’1D2D”が“01″なるモード識別
データがラッチ回路701にラッチされる。これにより
、このラッチ回路701の出力2Qである信号Mが“0
″レベルとなり、ナンド回1707〜710の出力は全
て“1″レベルとなる。また、ラッチ回路701の出力
2Qである信号Nが“1”レベルとなるから、ノア回路
702の出力信号Gが“′0″レベルとなる。これによ
り、−ナンド回路703〜706の出力も全て“1′ル
ベルとなる。
以上から、アンド回路605,607,609゜611
の出力は、ラッチ回路602にラッチされている書き込
みデータによって決定され、アンド回路604,606
,608.610の出力はラッチ回路601にラッチさ
れている読み出しデータによって決定される。したがっ
て、オア回路612〜615からは読み出しデータと書
き込みデータの論理和を取った4ビツトのデータが出力
される。
また、この論理和書き込みモードにおいては、ナンド回
路711の出力信号Cが゛1nレベルとなるから、オア
回路1005の出力信号Bが゛1ルベルとなる。また、
ビットアドレスカウンタ901の、2ピット出力QAQ
日がOO”であるから、ノア回路905の出力が゛1″
レベルとなる。これにより、ナンド回路905の出力が
“0″レベルとなり、その結果、ナンド回路904の出
力信号Eが“ONレベルとなる。したがって、ノア回路
306の出力Fは先のアドレス6間AI。
A5のように信号WPCNTと同じ周期をもつことにな
る。これにより、メモリ部10からのデータ読み出しと
、メモリ部10へのデータ書き込みが16ビツト分のパ
ターンデータの表示期間TAの繰り返し周期で交互にな
される。
次に、通常のデータ書き込みについて説明する。
この通常書き込みは、書き込みデータのラッチ回路60
2にラッチされている4ビツトのデータを、アドレスカ
ウンタ8o1のカウント値とアドレスラッチ回1802
にラッチされているデータによって指定されるアドレス
に書き込む動作である。
この場合、モード識別データのラッチ回路701には、
先の表からも明らかなように、“I D 2 D ”が
“10″なるモード識別データがラッチされる。
これにより、ノア回路702の出力信号Gが“0゛。
レベルとなり、ナンド回路703〜706の出力信号が
全て1”レベルとなる。これにより、アンド回路605
,607,609.611の出力は、書き込みデータの
ラッチ回路602にラッチされている書き込みデータに
よって決定される。
一方、この場合、信号Mが“10 nレベルであるので
、ナンド回路707〜710の出力は先のランレングス
書き込みにおけるアドレス区間A2゜A3.A4と同様
に、全て“0”レベルとなる。
したがって、アンド回路604,606,608゜61
0の出力は全て“O”レベルとなり、オア回路612〜
615の出力にはラッチ回路602にラッチされている
書き込みデータがそのまま現れる。
また、この場合、ナンド回路906の出力は先の論理和
書き込みの場合と同様に、“1”レベルとなるが、ラッ
チ回路701の出力1Qである信号りが“0″レベルな
ので、ナンド回路904の出力信号Eは“1゛ルベルと
なる。これにより、ノア回路306の出力信号Fの周期
は信号WPCNTと同じとなり、各データ表示期間TA
ごとにデータ書き込みがなされる。
以上詳述したこの実施例によれば、CPUのソフトウェ
アによる処理は、カウンタ801,901゜1001.
1002やラッチ回路701,602゜802にデータ
をセットするだけであり、はとんどの処理がハードウェ
アによってなされるので、従来のようにレングス書き込
みをほとんどソフトウェアで処理する場合に比べ、デー
タ書き込み速度の大幅なアップを図ることができる。
なお、この発明は任意長の同一極性データ、例えばラン
レングスデータの書き込みの処理をハードウェアで実現
し易く、しかもハードウェアで実現した場合、データ書
き込み速度を大幅に向上できるというものであり、常に
ハードウェア化されるものではない。
また、この実施例では、4ビット単位にデータがアドレ
ッシングされたメモリ101〜104に対して、1ピッ
ト単位にデータを書き込むため、論理和書き込みを一部
利用していたが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、メモリ101〜104を夫々1ビット単位
にデータがアドレッシングされたRAMを4個並列に接
続して構成し、1ビット単位のデータ書き込みは各々の
書き込みパルスによって制御してもよい。
さらにまた、この実施例では任意長の同一極性データと
してランレングスデータについて説明したが、これに限
定されるものでもない、。
[発明の効果] このようにこの発明によれば、任意長の同一極性データ
書き込みにおけるデータ書き込み速度の大幅なアップを
図ることが可能なメモリ制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は第1図の具体的構成の一列を示す回路図、第3
図は文字放送システムにおける表示画面の構成を説明す
るための図、第4図は第2図中に示す4つのメモリにお
けるある水平走査ラインのパターンデータの格納状態を
説明するための図、第5図乃至第9図は第1図及び第2
図の動作を説明するためのタイミングチャート、第10
図は従来のレングス書き込みを説明するための図である
。 10・・・パターンメモリ部、20・・・データ読み出
しアドレスデータ発生部、30・・・タイミング発生部
、40・・・パラレル/シリアル変換部、50・・・メ
モリ選択部、60・・・データ合成部、70・・・モー
ド設定部、80・・・アドレスデータ発生部、90・・
・ビットデータ発生部、100・・・レングスカウント
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  nビットパラレルにデータがアドレッシングされ、1
    ビット単位でデータがアクセス可能なメモリに対して、
    同一極性のmビット長のデータを書き込むためのメモリ
    制御装置において、 上記mビット長のデータの書き込み開始アドレスに対応
    するカウント値から1アドレス分ずつカウント値を更新
    可能な第1のカウンタ手段と、上記mビット長のデータ
    の書き込み開始ビットに対応するカウント値から1ビッ
    ト分ずつカウント値を更新可能なnビットの第2のカウ
    ンタ手段と、 上記mビットのデータを上記メモリに書き込むアドレス
    区間において、該mビットの書き込みデータをnビット
    単位で書き込めない第1のアドレス区間に対応して上記
    第1のカウンタ手段のカウント動作を停止し、上記第2
    のカウンタ手段のカウント値を1ビット分ずつ更新し、
    nビット単位で書き込める第2のアドレス区間に対応し
    て上記第2のカウンタ手段のカウント動作を停止し、上
    記第1のカウンタ手段のカウント値を1アドレス分ずつ
    更新するカウンタ制御手段と、 上記書き込みデータをnビットのデータとして保持する
    データ保持手段と、 上記第1のアドレス区間に、上記データ保持手段に保持
    されているデータを、上記第1のカウント手段のカウン
    ト値によつて指定される上記メモリのアドレスであつて
    、上記第2のカウンタ手段のカウント値によって指定さ
    れるビットに書き込む第1のデータ書き込み手段と、 上記第2のアドレス区間に、上記データ保持手段に保持
    されているnビットのデータを上記第1のカウンタ手段
    のカウント値にて指定される上記メモリのアドレスに書
    き込む第2のデータ書き込み手段と、 上記第1、第2のデータ書き込み手段にて上記mビット
    の書き込みデータの書き込みが終了したら、データ書き
    込み動作を停止させるデータ書き込み動作停止手段とを
    具備したメモリ制御装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970876U (ja) * 1982-11-05 1984-05-14 自動車機器株式会社 パワ−ステアリング装置

Patent Citations (1)

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JPS5970876U (ja) * 1982-11-05 1984-05-14 自動車機器株式会社 パワ−ステアリング装置

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