JPS61228568A - 医療事務用計算機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （／ｒ）産業上の利用分野 本発明は、病院等の医療機関で使用される医療事務用計
算機において、特に、複数の診療科あるいは保険種別に
おけるデータの管理に関する。

（ロ）従来の技術 一般に、医療事務用計算機は、保険者番号や来院臼等の
患者固有の患者頭薔データを格納する患者頭書ファイル
と、この患者頭書ファイルに対応して設けられ、各患者
の診療行為データを格納する診療行為ファイルとを備え
ており、診療報酬明細書を、診療科あるいは保険種別毎
に提出しなければならないという要求を満たすため、通
常は、同一患者であっても、診療科あるいは保険種別毎
に、別々の患者頭書ファイル及び診療行為ファイルを設
けていた。そして、特願昭５９−５４８９７号に示した
ように、同一患者のデータ管理を行なうため、患者コー
ドを、同一患者に対して不変な患者番号と、診療科ある
いは保険種別を示す識別コードとで構成し、この患者コ
ードを各患者頭書ファイルに書込んでいた。

一方、特公昭５８−４３７７９号公報に開示されている
ように、各患者の複数種別の保険データを一括して記憶
する保険マスタファイルを有し、各保険での診療行為デ
ータを、保険識別記号を付して、唯一の診療行為ファイ
ルに一緒に格納することにより、同一患者のデータ管理
を行なうものもあった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 従来技術の前者の方法においては、例えば、同一患者の
受診診療科を全て知りたい場合、患者頭書ファイルの全
ファイルを検索する必要があり、このため、処理時間が
長くなるという問題があった。

一方、通常、患者頭書ファイル及び診療行為ファイルは
、磁気ディスクで構成され、指定したファイルの全ての
内容を一旦メモリ上に読出さなければならないにもかか
わらず、後者の方法では、同一患者の複数保険でのデー
タを一括して、唯一の保険マスタ７アイル及び診療行為
ファイルに格納しているため、データ処理の際、同一患
者の全ての保険データあるいは全ての診療行為データな
読出さなければならず、このため、ファイルへのアクセ
ス回数が増加して処理時間が長くなると共に、ファイル
内容を一旦記憶するためのメモリの容量が大きくなると
いう欠点があった。

に）問題点を解決するための手段 本発明は、同一の患者に対して診療科あるいは保険種別
毎に各々患者頭書ファイルを備え、且つ、各患者頭書フ
ァイルに対応して診療行為ファイルを有する医療事務用
計算機において、患者が診療を受けた診療科あるいは保
険種別を示す識別データと、該診療科あるいは保険種別
に対応した前記患者頭書ファイルの位置を示すアドレス
情報とを格納する頭書索引データファイルを、各患者毎
に設けたものである。

（ホ）作用 本発明では、患者頭書ファイル及び診療行為ファイルを
、各患者の診療科あるいは保険種別毎に、各々別々に備
え、しかも、頭書索引データファイルを有しているので
、頭書索引データファイルの識別データ及びアドレス情
報に基づき、所望のデータを直接得ることが可能となり
、患者頭書ファイルの検索は不要となる。又、ファイル
をアクセスし、メモリ上へ一旦記憶するデータは、各患
者の診療科毎あるいは保険種別毎の少ないデータで済む
こととなる。

（へ）実施例 第１図は、本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
り、（１）は各種データを入力するためのキーボード、
（２）は各種データを表示するためのＣＲＴディスプレ
イ、（３）は診療報酬明細書や集計結果を印字するため
のプリンタ、（４）は患者頭書ファイル（５）及び診療
行為ファイル（６）そして頭書索引データファイル（力
を有する磁気ディスクより成るファイル装置、（８）は
各ファイルの内容を一時記憶するためのメモ１月９）を
備えた処理部である。

第２図は、各ファイルの対応を示す図であり、図示の如
く、同一患者に対して、診療科及び保険種別毎に、別々
に患者頭書ファイル（５ａ）（５ｂ）（５Ｃ）が設けら
れており、診療行為ファイル（６ａ）（６ｂ）（６ｃ）
は、患者頭書ファイ＃　（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）の各
々に対応して設けられている。即ち、診療行為ファイル
も、診療科及び保険種別毎に別々である。患者頭書ファ
イル（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）の各々は、保険者番号、
記号番号、来院日２合計保険点数等各患者に固有であっ
て、且つ、診療科あるいは保険種別によって変化する可
能のある患者頭書データを記憶し、各ポインタ（１０ａ
）（１０ｂ）（１０ｃ）には、対応する診療行為ファイ
ル（６ａ）（６ｂ）（６ｃ）のアドレス％Ｄ　Ａｏ　　
、Ｄ　Ａ　＋　　、Ｄ　Ａｔを各々記憶している。

頭書索引データファイル（７ａ）は、患者頭書ファイル
（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）を管理するため、各患者毎に
設けられており、本発明では、診療科あるいは保険種別
が異なっても、同一患者であれば同一の患者コードを付
すようにしている。各頭書索引データファイルは、第３
図に示すように、患者コードと、患者が診療を受けた診
療科及び保険種別を示す識別データ、例えば、第２図の
患者Ａの場合は、国保・内科の識別データＤ９国保・外
科の識別データＥ、自賠責保険の識別データＦとを記憶
し、識別データに対応して設けられた各ポインタ（ｌｌ
ａ）（ｌｌｂ）（ｌｌｃ）には、診療を受けた診療科長
　　　　　　　−び保険種別に対応した患者頭書ファイ
ル（５ａ）（５ｂ）（５Ｃ）の各アドレスＨＡｏ　　、
ＨＡ、、ＨＡ、を記憶している。

更に、各頭書索引データファイルには、氏名。

生年月日、性別等診療科あるいは保険種別に関係なく不
変な固有データを、共通データとして患者コードと共に
格納し、又、診療科及び保険種別毎のデータとして、最
終来院年月や未収金額等のその他の情報ＤＡＴＡＯ、Ｄ
ＡＴＡｌ　、ＤＡＴＡ２を格納するようにしている。

そこで、例えば、患者Ａの受診診療科を知りたい場合、
患者Ａの患者コードをキーボード（１）から入力し、処
理部（８）が入力患者コードに対応する頭書索引データ
ファイ゛ル（７ａ）から、識別データＤ。

Ｅ、Ｆを読出すだけでよい。又、患者人の全ての診療科
及び保険種別での合計保険点数を知りたい場合には、頭
書索引データファイル（７ａ）の各ポインタ（ｌｌａ）
（ｌｌｂ）（ｌｌｃ）のアドレス情報に基づき、患者Ａ
の全ての患者頭書ファイル（５ａ）（５ｂ）（５Ｃ）を
直接アドレス指定し、格納されている保険点数を読出せ
ばよく、従って、従東の如く、患者頭書ファイル（５）
の検索を行なう必要がない。

次に、第４図のフローチャート及び第５図（イ）〜（ハ
）の表示例を参照しながら、診療行為データの入力及び
修正について説明する。

先ず、患者Ａの患者コードを入力すると、この患者コー
ドが既に登録されているか否か調べ、登録済みのときは
、対応する頭書索引データファイル（７ａ）の内容を読
出し、患者コード、氏名、生年月日をＣＲＴディスプレ
イ（２）の画面に表示する。

次に、識別データに応じて、診療科及び保険種別を表示
し、対応の最終来院年月も共に表示する。

例えば、患者Ａが国保・内科のみしか診療を受けていな
ければ、画面表示は第５図（イ）のようになり、第３図
に示すように、３種類の診療を受けているときは、第５
図（ロ）に示すような画面表示となる。

そこで、患者Ａが、登録されていない国保・皮膚科での
診療を受ける場合は、「４」の初来院を選択して、頭書
登録処理に移るが、既に登録されている国保・外科での
診療を受ける場合は、「２」を選択する。

すると、処理部（８）は、キー人力に対応するポインタ
（ｏｂ）のアドレス情報ＨＡ、を読出し、この情報に基
づいて、患者頭書ファイル（５ｂ）の内容をメモリ（９
）上に読出す。続いて、患者頭書ファイル（５ｂ）のポ
インタ（１０ｂ）のアドレス情報ＤＡ１に基づき、診療
行為ファイル（６ｂ）の内容をメモリ（９）上に読出す
。そして、既に読出している患者コード、氏名、生年月
日と共に、第５図（ハ）に示すように、保険者番号及び
記号番号を表示する。その後、オペレータがカルテを見
ながら、当日の診療行為データを入力して行くと、この
データは画面に表示されると共に、メモ１月９）に記憶
されて行く。そして、データの入力が終了すると、メモ
リ（９）の内容は診療行為ファイル（６ｂ）へ登録され
る。

診療行為データの修正は、患者コード及び識別データを
キーボード（１）から入力することにより行なう。処理
部（８）は入力されたデータに基づき、患者Ａの対応す
る診療科及び保険種別の診療行為ファイルのみをアドレ
ス指定し、その内容をメモリ（９）上に読出す。従って
、修正データをキーボード（１）より入力すれば、修正
データはメモリ（９）に記憶され、その後、ファイルに
登録される。

又、診療科あるいは保険種別毎の保険点数の算定時も、
指定したファイルのデータのみがメモリ（９）上に読出
され、処理が行なわれる。

ところで、本実施例においては、氏名、生年月日等の患
者固有の不変なデータを、頭書索引データファイルに格
納するようにしたが、必ずしもその必要はなく、これら
のデータを患者頭書ファイルに格納してもよい。

（ト）発明の効果 本発明に依れば、患者頭書ファイルの検索が不要となり
、更には、各患者のデータとして、診療科毎あるいは保
険種別毎の少ないデータを取扱えばよ（なるので、ファ
イルのアクセス時間が減少し、処理速度が速くなると共
に、ファイルの内容を一時記憶するメモリの容量も少な
（て済む。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第２
図は各ファイルの対応を示す説明図、第３図は頭書索引
データファイルの記憶内容を示す説明図、第４図は診療
行為データの入力処理を示すフローチャート、第５図（
イ）〜（ハ）は表示例を示す説明図である。 主な図番の説明 （１）・・・キーボード、（２）・・・ＣＲＴディスプ
レイ、（５）　、　（５ａ）〜（５ｃ）・・・患者頭書
ファイル、（６１＊　（６ａ）〜（６ｃ）・・・診療行
為ファイル、（７）　ｐ　（７ａ）・・・・・・・・・
・・・・・・頭書索引データファイル、（８）・・・処
理部、　（９）・・・メモリ。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　　佐　野　静　夫 第１　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一の患者に対して、診療科あるいは保険種別毎
   に各々患者頭書ファイルを備え、且つ、各患者頭書ファ
   イルに対応して診療行為ファイルを有する医療事務用計
   算機において、患者が診療を受けた診療科あるいは保険
   種別を示す識別データと、該診療科あるいは保険種別に
   対応した前記患者頭書ファイルの位置を示すアドレス情
   報とを格納する頭書索引データファイルを、各患者毎に
   設けたことを特徴とする医療事務用計算機。