JPS61225352A - 流体噴射式織機の緯入れ長規制装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯入れ長規制装置

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JPS61225352A
JPS61225352A JP6498885A JP6498885A JPS61225352A JP S61225352 A JPS61225352 A JP S61225352A JP 6498885 A JP6498885 A JP 6498885A JP 6498885 A JP6498885 A JP 6498885A JP S61225352 A JPS61225352 A JP S61225352A
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JP
Japan
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weft
drum
locking body
timing
weft insertion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6498885A
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English (en)
Inventor
修一 小島
省吾 佐々木
梅沢 秀次
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドラム式緯糸貯留装置を備える流体噴射式織機
における緯入れ長規制装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の流体噴射式織機の緯糸貯留装置として、例えば特
開昭57−29640号公報に記載の装置が知られてい
る。
これは、ドラム回りを相対回転する巻付ガイドにより緯
糸をドラムに巻付け、このドラムの緯入れノズル側端部
に配置した係止体を電磁アクチュエータにより駆動して
、ドラム面から抜出すことにより緯入れノズルからの流
体噴射によって緯糸をドラムから巻戻させつつ緯入れさ
せ、ドラム面に突入させることにより緯糸を係止して巻
戻しを中止させ緯入れを終了させるようにしたものであ
り、このものでは緯入れ時にドラムからの巻戻し回数を
検出していて、その回数が所定の値になったときに係止
体をドラム面に突入させ、これにより緯入れ1ピック分
の巻戻し回数したがって緯入れ長を規制している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、係止体を電磁アクチュエータで駆動する場合
には、その作動遅れを考慮して、電磁アクチュエータに
制御信号を発信しなければならず、突入タイミングの直
前の巻戻しを検知してから係止体の突入を制御すること
はほとんど不可能である。
例えば、織機主軸の回転速度が600rpa+の場合、
織機主軸1回転に要する時間は100m5であり、その
中の緯入れ時間は約30m5である。そして、電磁アク
チュエータの作動遅れ時間は約l0m5であるので、係
止体の抜出しから約20m5の間で巻戻しを検知し、こ
れに基づいて係止体を作動させなければならない。
したがって、ドラムから6回巻戻すことにより緯入れ1
ビック分が得られるとすると、第4図を参照し、係止体
は5回目と6回目の巻戻しの間でドラム面に突入させな
ければならないので、遅くとも3回目の巻戻しの検知に
基づいて5回目と6回目の巻戻しのタイミングを推定し
、作動遅れ時間を見込んで電磁アクチュエータに制御信
号(突入信号)を送る必要がある。
しかし、このように突入タイミングよりもかなり前の緯
糸の巻戻しに基づいて係止体の突入を制御すると、例え
ば空気噴射式織機のように緯入れ用の主ノズルと併用し
て補助ノズルを用いるものなどで補助ノズルの調整具合
により、3回目までの巻戻しの時間が短く、3回目〜6
回目の巻戻しの時間が長いような場合は、4回目と5回
目の巻戻しの間で係止体が突入してしまい、緯入れ長が
1巻分短くなってしまうことがあるという問題点があっ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、緯入れ1ビ
ック分の緯入れ長を確実に規制できるようにすることを
目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するため、係止体の突入タ
イミング近傍のドラムからの緯糸の所定回目の巻戻しの
タイミングを検知する検知器と、この検知器の検知タイ
ミングに基づいて次回の緯入れ時の係止体の突入タイミ
ングを制御する制御回路とを設けて、緯入れ長規制装置
を構成するようにしたものである。
〈作用〉 上記の構成においては、前回の緯入れ時の係止体の突入
タイミングの近傍(直前又は直後)の所定回目の緯糸の
巻戻しのタイミングに基づいて、次回の係止体の突入タ
イミングを決定し制御するから、緯糸の巻戻しの実態に
応じて係止体の突入を制御でき、緯入れ長の不足や過多
を招くことがない。
〈実施例〉 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、緯糸貯留装置1は、静止状態に保持さ
れたドラム2と、このドラム2の周囲を旋転してドラム
2に給糸体(図示せず)からの緯糸Wを巻付ける巻付ガ
イド3と、ドラム2の前端部側に設けた穴4に突入しま
た抜出す係止体5とを備える。ここで、巻付ガイド3は
ドラム2に常に1ビック分以上の緯糸Wが貯留されるよ
う回転を制御される。係止体5は電磁アクチュエータ6
のアーマチュアに連結されて抜出し及び突入を制御され
る。この緯糸貯留装置1からの緯糸Wはガイド7を介し
て緯入れ用の主ノズル8に引通しである。
主ノズル8には、圧力空気供給源(図示せず)から、調
圧器9.エアタンク10.1a機の始動準備スイッチの
投入によって開弁され織機の停止によって閉弁される電
磁弁11、及び織機主軸に連動して回転する回転軸12
に固定したカム13によって製織サイクルの所定期間す
なわち緯入れ期間開弁するメカニカル弁14を介して、
圧力空気を供給するようになっている。15は圧力ゲー
ジである。
前記係止体5の電磁アクチュエータ6はマイクロコンピ
ュータ内蔵の制御回路16によって作動される。
制御回路16には、制御入力として、緯糸係止検知器1
7からの信号と、アングルセンサ18からの信号と、プ
リセッタ19からの信号とが入力される。
また、図示しないが織機の運転スイッチなどからの信号
も入力される。
緯糸係止検知器17は、緯糸Wの飛走終了、すなわち最
終(6回目)の巻戻しの終了を検知するものであって、
係止体5の側壁に貼着したストレインゲージを用いてい
る。したがって、このストレインゲージは緯糸Wが係止
体5に係止されたときのたわみを検知できる位置になけ
ればならない。
尚、ストレインゲージの代わりに、緯糸Wが当接した時
の衝撃を検出する圧電タイプのものを用いてもよい。
アングルセンサ18は、織機主軸と連動して回転する回
転軸20に取付けられ周囲に360個の凸部を有する回
転体21に相対させてあり、筬打時をO。
として凸部を検出する毎に1°ずつカウントアツプした
角度信号を出力し、359°の次は0°の角度信号を出
力するようになっている。
プリセッタ19は、制御回路16での制御に必要な情報
を予めプリセットするために設けである。
ここにおいて、制御回路16は、緯糸係止検知器17、
アングルセンサ18及びプリセッタ19からの制御入力
を基に、第2図に示すフローチャートに従って、所定の
処理を行い、電磁アクチュエータ6の励磁・消磁を制御
する。尚、この電磁アクチュエータ6は励磁によりアー
マチュアを吸引してこれと一体の係止体5を穴4から抜
出し、消磁により内蔵のスプリングの働きでアーマチュ
アと一体の係止体5を穴4に突入させるようになってい
る。
次に第2図のフローチャートを参照しつつ作用を説明す
る。尚、ドラム2からの緯糸Wの巻戻し回数が6回にて
緯入れ1ピック分であるとする。
また、予めプリセッタ19により、係止体5の抜出し角
度、初回用の突入角度、余裕角度(6回目の巻戻しの終
了前何度に突入させるかを表すもの)。
電磁アクチュエータ6の遅れ角度(制御信号を受けてか
ら作動位置に動くまでの角度)を設定しであるものとす
る。例えば抜出し角度は100” 、初回用の突入角度
は220°、余裕角度は10°、遅れ角度は35°すあ
る。
織機の運転が開始されると、織機の運転スイッチの判定
(ステップ11図では31)に基づいて、制御に移行し
、アングルセンサ18から筬打時を基点(0°)として
1°毎に発信される角度信号を監視する。
先ず、抜出し角度の100°から遅れ角度の35゜を引
いた65゛になったか否かを判定しくステップ2)、6
5°になったときに電磁アクチュエータ6をON状態に
して励磁する(ステップ3)。これにより、係止体5は
約35°かけて、100°で穴4から抜出す。この10
0°よりも以前の例えば90゜からカム13によりメカ
ニカル弁14が開弁じ、主ノズル8から圧力空気が噴出
しているので、係止体5の抜出しと同時に緯入れ空気流
によって緯糸Wはドラム2から巻戻されつつ引出されて
緯入れされる。この緯入れを緯入れ経路に沿って配設し
た補助ノズルを併用して行うようにしてもよい。
ここで、前回の係止角度の記憶値が無い場合、すなわち
初回の緯入れの場合は、その判定(ステップ4)に基づ
いて、初回用の突入角度の220゜から遅れ角度の35
゛を引いた185°になったか否かを判定しくステップ
5)、185°になったときに電磁アクチュエータ6を
OFF状態にして消磁する(ステップ7)。これにより
、係止体5は約35°かけて、220°で穴4に突入す
る。これは第3囲繞に示すように5回目の巻戻しと6回
目の巻戻しの間になるようにし、6回目の巻戻しのとき
に係止体5に緯糸Wが係止されて緯入れが終了する。
緯糸Wが係止体5に係止されると、係止体5がたわんで
ストレインゲージからなる緯糸係止検知器17から係止
検知信号が出力されるから、この係止検知信号の発生を
検知しくステップ8)、アングルセンサ18からの信号
に基づいてその係止角度(例えば235°)を記憶する
(ステップ9)。
そして、2回目の緯入れ以降は、前回の係止角度が記憶
されているので、その判定(ステップ4)に基づいて、
前回の係止角度の235°から遅れ角度の35°と余裕
角度の10°との和を引いた190”になったか否かを
判定しくステップ6)、その19o。
において電磁アクチュエータ6をOFF状態にして消磁
する(ステップ7)。したがって、第3図■に示すよう
に係止体5は225°において穴4に突入するので、緯
糸Wの巻戻しの実態に合わせた係止体5の突入の制御が
できる。すなわち、緯糸Wの巻戻しの間隔がばらついて
も、突入タイミングの直後の最終の巻戻しを規準として
、突入タイミングを調整するので、突入タイミングが狂
うことがない。
尚、前回の係止角度に基づいて制御する場合は、最新の
複数回の係止角度の平均値を用いるのがより好ましい。
又、この実施例では、緯糸係止検知器17を用いて突入
タイミングの直後の最終の巻戻しを検知するようにした
が、係止体5の近傍に光電式の検知器を配置して巻戻し
による緯糸の通過を検知し、突入タイミングの直前(前
記の例では5回目)の巻戻しを検知し、その検知タイミ
ングを基に次回の突入タイミングを制御するようにして
もよい。
更に、緯糸貯留装置のドラムは複数のローラを総枠状に
配置して構成したものでもよい。又、係止体はドラムの
内側からドラム面に出没するものであってもよい。又、
ドラムを回転させ、巻付ガイドを固定配置して、緯糸を
ドラムに巻付けるようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、係止体の突入タイ
ミングの近傍の緯糸の巻戻しの実態に応じて係止体の突
入タイミングを制御でき、これにより緯入れ長を確実に
規制し得て、緯入れ長の不足や過多を招くことがなくな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は制御
の内容を示すフローチャート、第3図は制御の様子を示
すタイミングチャート、第4図は従来の問題点を示すタ
イミングチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドラム(2)回りを相対回転する巻付ガイド(3)によ
    り緯糸(W)をドラム(2)に巻付け、このドラム(2
    )の緯入れノズル(8)側に配置した係止体(5)を電
    磁アクチュエータ(6)により駆動して、ドラム面から
    抜出すことにより緯入れノズル(8)の流体噴射によっ
    て緯糸(W)をドラム(2)から巻戻しつつ緯入れし、
    ドラム面に突入させることにより緯糸(W)を係止して
    緯入れを終了させるようにした流体噴射式織機において
    、係止体(5)の突入タイミング近傍のドラム(2)か
    らの所定回目の緯糸(W)の巻戻しのタイミングを検知
    する検知器(17)と、この検知器(17)の検知タイ
    ミングに基づいて次回の緯入れ時の係止体(5)の突入
    タイミングを制御する制御回路(16)とを備えてなる
    流体噴射式織機の緯入れ長規制装置。
JP6498885A 1985-03-30 1985-03-30 流体噴射式織機の緯入れ長規制装置 Pending JPS61225352A (ja)

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JP6498885A Pending JPS61225352A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 流体噴射式織機の緯入れ長規制装置

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JP (1) JPS61225352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196744A (ja) * 1987-02-06 1988-08-15 津田駒工業株式会社 ドラム式緯糸測長貯留装置の係止ピン制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196744A (ja) * 1987-02-06 1988-08-15 津田駒工業株式会社 ドラム式緯糸測長貯留装置の係止ピン制御装置

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